100キロタイムから24時間走の距離を探る①

100キロマラソンのタイムをフルマラソンのタイムから予測することは一般的になっています。

もちろん持久力や距離への耐性などの要素はありますが、比較的フラットなサロマ湖であれば2.85倍前後、チャレンジ富士五湖であれば3倍前後、野辺山ウルトラであれば3.3倍前後です。コースにより異なるのは、累積標高がサロマ湖は300m程度であるのに対し、野辺山ウルトラは2000mを超えるからです。

また、東京柴又100kはフラットなコースですが、非常に気温が上がるために、タイムはでにくいコースになります。

このあたりはウルトラセミナーでも紹介しています。

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私は、初めて走るコースであっても目標タイムをしっかり決めて走りますが、4つ、5つくらいの視点から目標タイムを予測してそれらから目標タイムを導きだします。

その結果、だいたいそのタイムと大きく狂わないでゴールしています。

今回は、非常に難しいのですが、現在連載中の2016年神宮外苑24時間チャレンジに挑戦するランナーのインタビュー記事を作成している中で、準備を進めていた記事です。

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というのも、今回初めて24時間走にチャレンジする志の高いランナーに目安的なモノが示せないかと思ったからです。

今回神宮外苑は走りませんが、260キロを超えている日本を代表するウルトラランナーの原選手、井上選手、重見選手の数値も加えました。

また、一般ランナーの目安として、私の数値も比較として掲載しました。

作った資料は以下の通りです。

24h

マラソンのタイムも掲載していますが、今回は100キロのタイムから24時間走の距離を予測するモノです。

まず、フルマラソンも、100キロも、決まった距離を走る競技であるのに対して、24時間走は距離が決まっていないので、どう計算したら分かりやすいか少し考えました。

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まず、100キロのタイムの平均ペースを出しました。

これを③とします。

私の場合は5’03/kmです。

次にそのペースで24時間走り続けた場合に到達する距離を算出しました。

これを④とします。

私の場合は285キロです。

これは24時間=60秒×60×24=86400秒を1キロペースの303秒で割ったのです。

当然ながら、100キロのペースのまま、3倍前後の時間を走ることは出来ませんが、走り続けたらそこまでは行くという数値です。

次に実際に私が走った205キロをその285キロで割ったところ、71.9%という数値が出ました。

ちなみに、250キロを超えているウルトラランナーの数値は80%前後です。

80%を下回っている選手にしても、100キロのタイムは随分昔のタイムで、24時間走のベストを出した時のタイムはもう少し遅いケースもあります。

今回計算した中で一番比率が良いのはカーネル開発者の小谷選手でほぼ83%ですが、後ほど女子の稲垣さんや工藤さんの記録も計算してみますが、もっと高い数値が確実に出るでしょう。

ただ男子に関しては80%が一つの目安になると思います。

次に、④に80%を掛けたのが⑥で、83%を掛けたのが⑦です。

ちなみに私の80%の距離は228キロです。

感覚的には気力・体力・気象条件が良ければギリギリ狙える距離のように感じます。

現在の205キロとの差は何かと言えば、1キロでも先に進もうとする断固たる決意と、そもそも24時間動き続けることを可能にする練習量です。

100キロと24時間走はかなり違います。

イメージとして・・・

100キロタイムから24時間走の距離を探る② に続く



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IAU100キロ世界選手権ラップタイムから考察 その2

IAU100キロ世界選手権ラップタイムから考察 その1

から続く

 

IAU100キロ世界選手権女子団体優勝!で紹介しましたが、女子4人のゴールタイムは100キロも走ったのに非常に僅差でした。

 

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その4人の10キロごとラップについて大会ホームページ掲載のリザルトの数値をもとに見てみます。

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女子

2016iau100kw

その1で書きましたが、キロ5で走ると8時間20分です。

私のベストタイムは8時間26分と平均キロ5を数秒超えています。8時間を切るには5キロ24分、キロ4’48で走らねばなりません。

今回の女子日本代表の4人の平均ペースはほぼキロ4’40です。

10キロごとラップを見てお分かりになると思いますが、集団走をしているわけではないのです。集団走であれば4人のラップが同じようになるはずです。ただ望月選手らが話していましたが、ほぼサンライズレッドのユニフォームが見える位置で走っていたとのことです。

日本代表合宿で一緒に練習し、団体金メダルを取ろうと誓い合ったメンバ−4人がそれぞれの走りを見ながら走っていたのです。

しかし男子4人のラップと比較すると上げ下げが非常に小さい安定したラップです。

パッと見て45分、46分という数字がたくさん目に入るでしょう。

また4人合わせて、10キロラップは40回ありますが、50分を超えたのは3回だけです。一番遅いラップは50’47なのです。逆に44分台は2回しかありません。それもほぼ45分です。

4人の選手が見えない紐で繋がっているように感じました。

金メダルおめでとうございます!!

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今回の、代表選手の結果もそうですが、一般に男性より女性の方が持久力が高く後半の落ち込みが小さいと言われています。それは本当に正しいのかと疑問を持った私は2015年サロマ湖ウルトラマラソンの全出走者データを分析したところ、その通りの結果がでました。

その点については今回は触れませんが、皆さんの周りをみても、フルマラソンのタイムが同じような男女がいれば、ハーフは男性の方が速いでしょう。また100キロのタイムが同じような男女がいれば、フルマラソンは男性の方が速いケースが大半だと思います。

もちろんそれらの数値は平均なので、すべての方が当てはまるわけではありません。

大事なことは、自分自身はどのようなタイプなのかを知り、そのタイプにあった走りをすることが一番ストレスなく効率的に走るのに必要な事だということです。

11月26日と28日に開催した

ウルトラセミナー  〜チャレンジ富士五湖セミナー

でも、そのことはお伝えしました。平均値や、一般的な数値を把握することは大事なことです。ただそこで終わらずに、自分自身は平均より後半型だから、もしくは後半弱いからとレースプランを組み立てることが大事なのです。

12月27日に同様のセミナーを開催します。また、別途野辺山ウルトラ対策セミナーも開催しますので参加希望の方はご連絡ください。

11月のセミナーには8時間切り寸前のランナーや、ウルトラマラソンで総合入賞している女性ランナーから、初めて100キロを走るランナー、制限時間内完走を目指すランナーまで走力も経験も様々な参加者が集まりましたが、皆さんセミナーの内容をしっかり掴んでいただきました。

それは、すべて自分ごととして考えてもらったからです。自分はどのくらいで走れるのか、どのようなペースで走ったら良いのかを計算してもらったのです。より具体的にコースをイメージし、どのように走れば良いか考えていけば、いろいろ気づいてきます。

100キロマラソンに初めてチャレンジする参加者は、

どんなことが分からないかが分からない状態です。

とセミナー前に話していました。

それがセミナー中に、いろいろ理解できてくると、今まで考えてもいなかった様々な疑問が浮かんできたようです。そのような状態になることが大事なのです。

分からないことが分かる。

自分ができていないことが分かる。

まず、そのスタート地点に立つことです。

100キロマラソンにエントリーしたけど、どう走れば良いか、どんな練習をすれば良いか全く分からないけど、なんとかなる。結局最後は根性だから。と、なんの準備もしなければレース中にしっかり準備をしておけばよかったと後悔するでしょう。もしくは努力もしていないから悔しいとも思わないかもしれません。

根性や精神力、自分に負けない気持ちなどはもちろん必要ですが、それはしっかり準備してレースに挑むことが前提です。なんの準備もしないで半分も行かないうちにボロボロになり絶望的な状況に歯を食いしばり脚をひきづりながらゴールを目指すのと、半分くらいまでは笑顔で周囲の応援にこたえたり、綺麗な景色を見ながら軽快に走り、そこから徐々にきつくなるのだったりどちらがよいですか?

また、終盤のキツイ時に踏ん張れるかどうかは、結局そのレースのためにどれだけ準備をし、その目標達成のために努力をしたかです。ほとんど努力をしていなければ早く諦めます。

せっかく走るのですから、しっかり準備をして自分の力を試し、自分の可能性を広げたら楽しいと思います。


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IAU100キロ世界選手権ラップタイムから考察 その1


IAU100キロ世界選手権で日本代表選手が素晴らしい走りをしたことは、何回かに分けてお伝えしました。

(速報)IAU100キロ世界選手権(男子)山内選手優勝 団体女子金メダル!!

IAU100キロ世界選手権女子団体優勝!

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しかし、昨今ウルトラマラソンをするランナーが増えてきたとは言え、100キロ走ったことがないランナーにしてみれば、山内選手の6時間18分がどれだけ凄いのかとか、どのくらいのペースで走れば、そのタイムになるのか全くイメージがつかないと思います。

そもそもタイムは別にしても100キロ走ること自体が凄いことですから。

まず、チャリティー番組でタレントが24時間かけて100キロ走ります。

山内選手はその1/4を少し越える時間で100キロ走ります。

実際、タレントでもフルマラソンを2時間30分で走るランナーはいますから、トレーニングすれば100キロ7時間台で走れるタレントは結構います・・・。

話が完全に逸れるのでやめます。

また、100キロ走ったことがあるランナーなら、タイムだけではなく、どのようなペースで走ったのか?どのような展開だったのか気になるでしょう。

大会ホームページにリザルトが掲載されていたので、そのデータをもとに10キロごとラップなど出してみました。

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男子

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名前・国のあとの数値は平均ペースです。

ちなみにキロ4で走ると6時間40分

キロ5で走ると8時間20分

キロ6で走ると10時間です。

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優勝した山内選手はすべての10キロラップで一度も40分を越えることなく走りきりました。スタートは39分台と比較的ゆっくり(?)入り、38分台、37分台、36分台とビルドアップし、50から60キロがもっとも早く35分台。60キロからも粘り、36分台、38分台、39分台でフィニッシュしました。

途中までは砂田さんの世界記録である6時間13分33秒より速いペースで果敢に攻め、その後も粘って6時間18分台で走ったのは驚きです。

日本人男子で2番目にゴールした外池選手は自己ベストに2分ほど及ばないタイムでしたが、慣れない海外レースで素晴らしい走りをしました。

ラップを見ても、序盤から38分台、39分台でまとめて、きつくなってきた60キロ以降もサブ3ペースで走りきったのです。

レース直後に外池選手から以下のメッセージをいただきました。

『コースが 非常にテクニカルだったので、ベストは出せないかと思ってましたが、惜しかったので残念です。でも今出せるものは出し切りました。今の私には、どんながんばっても6時間20分切るスピードはないので、まずはまたフルの練習です!』
男子団体銀メダル、女子団体金メダルについて

『チームJAPANとしての快挙です。 諸先輩方に胸の張れる結果を残そう、と臨んだのでよかったです。 』
山内選手の走りについて、そして今回の遠征について

『合宿時にトラック練習もしましたが、ストライドの大きいスピードランナーです。ウルトラも同じようなフォームで走られます。 早い段階で突っ込んだのは板垣さんで、その少し後ろでアフリカ勢の様子を伺いながら、いいタイミングで仕掛けた感じですね。直線や折り返しで前の様子が分かったので 追いかける側としてもエキサイティングでした。
また、今回の結果もそうですが、高田さんや板垣くん、同室で1週間過ごした山内くんらの意識や身体のケアなども学ぶところが多く、非常に実りある遠征でした。』

日本人男子3番目にゴールした高田選手は、世界選手権日本代表の常連選手であり、今回メンバーに声をかけて強化合宿を開催したりとチームJAPANの快挙の立役者となりました。

レース展開とすると50キロまではキロ4を切って走り、50キロからは急激に落ちないよう必死に粘っているのがラップタイムをみると伝わってきます。

今回、自己ベストより1時間ほど遅れた板垣選手は早い段階からアフリカ勢と真っ向勝負し、世界記録更新ペースで中盤まで走りました。30キロから40キロで一気に35分台にペースアップし、50キロから一気に失速し60−80キロはキロ6を越えるほど厳しいレースになりましたが、ラスト20キロは立て直しました。諦めることなく最後まで走りきりました。

板垣選手はレース展開についてこう話しています。

『南アフリカの選手が最初から36分〜37分くらいで行っていたと思います。 それを追って30〜40キロを35分台で追いつき、次の10キロを南アフリカと一緒に36分台で走り潰れました。 山内選手は自分を追いかけてそのまま最後まで行った感じです。』

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近年のサロマ湖ウルトラマラソンやIAU100キロ世界選手権の日本人選手トップのタイムはずっと6時間30分後半でした。

6時間30分台では世界と勝負できないと、2015年のサロマ湖ウルトラマラソンで能城選手が6時間30分を切ることを目標に積極的な走りをしリタイアしましたが、今回の板垣選手の走りも世界一になってやろう。自分にはその力はある。行くしかないと南アフリカ選手に追いついたのです。

その板垣選手の走りが、山内選手の快走に繋がり、団体銀メダルに繋がったのでしょう。

今回、山内選手が6時間18分台という驚くべきタイムを出したことで、特に日本代表クラスのウルトラランナーにはこれからの走りに変化がでてくると思います。

砂田さんの6時間13分33秒の世界記録を破るには2時間10分前後の日本トップクラスのランナーが走らねば無理と思っていましたが、今回2時間22分台の山内選手が今回のタイムを出したことで、積極的なレースをする選手が増えてくるでしょう。

ただし、一般のランナーがフルマラソンを走るようなペースで序盤から走れば、まず目標タイムを出すのは困難です。多くのランナーはどのように走って良いか分からず、速すぎたり遅すぎたりして後半失速します。そのため昨年12月から定期的に、一般のランナーがサブ9、サブ10、完走など、それぞれの目標達成に向けて効率よく走るためのウルトラセミナーを開催しています。

ウルトラセミナー  〜チャレンジ富士五湖セミナー

11月に2日開催しましたが、12月27日に同様のセミナーを開催します。別途野辺山ウルトラ対策セミナーも開催しますので参加希望の方ご連絡ください。

IAU100キロ世界選手権ラップタイムから考察 その2

に続く。



ウルトラセミナー  〜チャレンジ富士五湖セミナー〜 その1

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今日の夜中は、IAU100キロ世界選手権で日本代表が大活躍したこともあり深夜まで記事を書いていました。

ウルトラマラソンは大手マスメディアに取り上げられることはほとんどなく、今回の快挙もほとんどの国民、またランナーも知らないで終わってしまうでしょう。

私が届けられる人数は微々たるものですが、選手の活躍を伝えたい。という気持ちがあれば一人でも多くの方に伝えることは出来ます。

IAU100キロ世界選手権女子団体優勝!

今回、女子団体は金メダルをとりました。その中で四人が集団走を行い終盤の厳しい場面もペースダウンせずに乗り切り、5位、6位、7位、8位でゴールしました。

個々の力では日本より強い国はあったと聞いていますが、メンバーそれぞれが、仲間を信じ、仲間と一緒に金メダルをとりたいと走ったのです。

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そんな記事を書きつつ、今晩はウルトラセミナーを開催してきました。

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今日の参加者は8人でした。

100キロ、8時間数分の方から、まだ完走出来ていない方まで様々なレベルのランナーが集まりました。

ただ参加者に共通しているのは、たくさん吸収してやろうという知識欲です。

結構、私のセミナーでは、私なりに考えたことは、その根拠を含めて話すのですが、根拠については、さほど細かく話す必要もないとは考えながらも、そこを理解しないと、他の大会用には活用できないので、基本的な考え方を理解してもらうために時間をかけて数字が苦手な方でも分かるように話しています。ただ、昨日参加した方はみなさんは1回の説明でスッーと理解できたようです。

 

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例えば、チャレンジ富士五湖における目標タイム設定についても、過去に走った優勝者や上位選手、そして私自身が◯倍だからそうなんだ。なんて乱暴なことではなく、持久係数的な考え方や、累積標高や信号有無などコース形態により計算した数値など、いくつかの違った角度から検証した数値を使用しています。

ここが理解できれば、初めて走る100キロマラソンであっても自分でこのコースであれば自分はこのくらいのタイムで走れそうと大体の目安をつけることができます。

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昨年までは100キロ中心に話していて、71キロなどについては数値は追って本人にお知らせしていましたが、土曜日開催を含めて今回は71キロ参加者が複数いたので、こちらも作りました。こちらは苦労しましたが、100キロ同様の観点から考察し作りました。

100km

先日アップした記事のこの検証図自体は、71キロの資料を作るための自分自身の整理のために作ったものです。

もちろんこれらは理論値であり、コースにより高低差が異なり、開催時期が違うことから気象条件も異なり、信号待ちや踏切などの要素を織り込み調整する必要があります。

昨年71キロに参加し、今年100キロに参加する2人の女性は100キロを計算後に71キロで計算したところ、ぴったりであったと話していました。資料にする前に、その数値を検証するためにフルマラソンのタイムなど走力が分かっている上位選手などで検証していますが、走力に差はあっても使える指標です。

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目標タイムが算出したあとに、その目標タイムを目指して、どのようなペースで入れば良いのかを算出してもらいました。

10キロごとの区間タイムはすべてイーブンペースで走ればゴールタイムの10%になりましたが、アップダウンや後半の落ち込みなどから凸凹が出てきます。それを把握するために数千人単位の参加者データを分析し、大きく潰れているランナーを除外し、比較的上手に走っているランナーの目安になる指標を提示し、参加者に計算してもらいます。

一般論ではなく、自分ごとですから、理解は深まります。

もちろんランナーにより前半は抑え気味に行きたい方もいれば、後半に余裕を持って走りたいなどスタイルがありますので、それは修正すれば良いのです。修正するにしても何もないところからでは修正もできません。

この計算をしていれば例えば11時間の目標タイムで走るには、自分は最初の10キロを65分で行けば良いのか。など目安が分かってきます。

そして参加者のほとんどは、その10キロごとラップをみて、これなら行けそうと感じていると思います。

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100-3

速いランナーは関門など気にならずに見ることもないと思いますが、心配な方は関門時間はチェックしています。

ただし、大会ページやパンフレットに掲載しているのは、関門地点の距離と関門閉鎖時間です。

関門間のペースを確認しておかないと、いきなり次の関門がきつくなったりします。

2015年のチャレンジ富士五湖100キロでは、648人がリタイアしました。

そのリタイア地点を分析すると、30キロを通過したが40キロを通過できなかったランナーが266人いました。なんと41%です。全出走者が1902人でしたから、その14%ものランナーです。

ちなみに38.7キロ地点の関門時間はスタートから4時間45分ですからフルマラソンを5時間以上かけても突破できるさほど厳しい設定ではありません。

100キロマラソンにエントリーする方の中にも、フルマラソンのタイムが5時間を超えている方がいるとは思いますが、7人に1人もいるとは思えません。

それなのに第2関門に捕まった理由は上記の画像を見れば分かります。

本来キロ7’21ペースで走れば第2関門は通過できますが、第1関門をギリギリ通過するくらいゆっくり走ってしますと、そこからキツイ登りがある区間をキロ7’06ペースに上げねばならないのです。

これはチャレンジ富士五湖に限らず、制限時間や、関門が気になるタイムのランナーは必ず確認すべきことです。

ウルトラセミナー  〜チャレンジ富士五湖セミナー〜 その2

に続く



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ウルトラセミナー  〜チャレンジ富士五湖セミナー〜 その2

ウルトラセミナー  〜チャレンジ富士五湖セミナー〜 その1

から続く

本来キロ7’21ペースで走れば第2関門は通過できますが、第1関門をギリギリ通過するくらいゆっくり走ってしますと、そこからキツイ登りがある区間をキロ7’06ペースに上げねばならないのです。

これはチャレンジ富士五湖に限らず、制限時間や、関門が気になるタイムのランナーは必ず確認すべきことです。

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また、これらのパートに入る前に、30分くらいかけて大型モニターにコース画像を映し出して、手元資料の高低図などと合わせてコースイメージや注意点などを話しています。

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画像枚数は数えていませんが100枚以上です。

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この段階で、参加者はコースイメージができて、そのコースを自分はどのくらいで走れるのかを理解することができます。

その上で、レース中の注意点に限らず、レース前からの準備などを時間をかけてお伝えしています。そこには補給計画があり、トラブル対応があり、レース中の走り方や注意点があります。その他、さまざまなことをお伝えし、一緒に考えてもらっていますが、一番基本になる考え方は、

どうしたら、一番楽にストレスなく目標達成できるだろう。

です。

私自身、苦しいことや、痛いことは嫌いなので、常にどうすればそれらを緩和することができるだろうかと考えています。

そのための走り方や、レース展開、アイテム選び、エネルギー補給、塩分補給などお伝えしたいことはたくさんあります。

今回の8人の参加者には8時間切りして入賞を狙っている方、女子でサブ10狙って入賞を狙っている方、12時間切って自己ベストを狙う方、100キロ完走を目指している方まで、さまざまなレベルのランナーがいます。

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これほど様々なレベルのランナーが同じセミナーを受けて納得してくれるには理由があります。

それは、参加者が私の話を一方的に聞きにきているのではなく、自分ごととして考えているからです。

今年のウルトラマラソンでは多くのセミナー参加者が目標達成しました。

それは、セミナーで聞いた話を自分ごとにして、自分なりにアレンジして走ったからでしょう。

12月は27日ともう1日くらい開催する予定です。27日も会場の都合がつけばです。

ご希望の日程があればFacebookページのメッセージにてご連絡ください。多くの人を集めての講演会ではなく、参加者全員が理解していただけるワークショップ形式が私の理想なので、ある程度の人数が集まりそうであれば開催します。



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IAU100キロ世界選手権女子団体優勝!

日本陸連から、IAU100キロ世界選手権に派遣された8人の日本選手の活躍に関しては下記2つの記事で紹介しております。

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(高田選手から提供いただきました。)

(速報)IAU100キロ世界選手権(男子)山内選手優勝 団体女子金メダル!!

100キロはフルマラソンの何倍まで可能か?

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2014年大会では望月選手が個人銀メダルをとりました。



今回は女子選手の個人メダルはありませんが、5位から8位でゴールしました。

5位 太田美紀子 7時間47分38秒

6位 兼松 藍子 7時間47分41秒

7位 望月 千幸 7時間47分55秒

8位 藤澤 舞 7時間48分27秒

団体戦は上位3人の合計タイムで競われますので、仮に1位、2位を独占した国でも3人目のランナーがいなければ団体のメダルはとれません。

今回、途中経過をIAUのウェブサイトで見ていましたが、4人の選手は近い場所を走っていましたし、ゴールタイムは49秒間に4人が入っているのです。

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(高田選手から提供いただきました。)

これを見て、代表メンバーが自主的に日本代表合宿を開催し、そこで一緒に練習し、一緒に食事をし、

チームJAPAN

として団体金メダルを目指していたから、その作戦として、箱根駅伝予選会で、よく見るような集団走をしたのかと、望月さんに聞いたところ

自然的にこうなりました  笑

と回答がありました。

文法的には、 は要らないと思いましたが、よく分かりました。。

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おそらく、レース前から一緒に走ろうと決めていたのではなく、それぞれの選手のペースが近かったので、一人より二人、二人より三人、三人より四人で走った方が走りやすいから自然に集団走になったのでしょう。

四人の100キロのタイムは比較的近く、同じようなタイムを狙うとしても、序盤速めに入った方が走りやすい選手もいれば、ゆっくり入った方が走りやすい選手もいます。

だから、最初から集団走をすると決めて走るとストレスになりかねませんが、結果的に集団走になったのから走りやすいでしょう。

そんな走りが出来るのも、合宿からずっと、団体金メダルをとろうと語り合っていたから、目指すところが一緒だったのでしょう。

集団走のメリットはいろいろありますが、一番はペースメイクをしやすいことでしょう。マラソンでもちょうど良いペースメーカーがいれば非常に走りやすいです。

今回、交代で引きあったかどうかは分かりませんが、お互いの信頼感がなければ出来ません。

また、自分が苦しくなった時に、周りに仲間がいることは心強いし、自分だけ落ちるわけにはいかない。という気持ちになったでしょう。

100キロマラソンは駅伝やリレーとは違い個人競技ですが、団体金メダルを絶対に取りたいという気持ちが凄く強かったのでしょう。

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高田選手から提供いただきました。

チームJAPAN  優勝おめでとう!!

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高田選手から提供いただきました。

団体銀メダルの男子も素晴らしい活躍でした!!

また日本代表選手からいろいろ聞きますので、別にアップします。



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100キロはフルマラソンの何倍まで可能か?

IAU100キロ世界選手権で、山内英明選手が6時間18分22秒で優勝しました。

また女子のタイムを見ていただければ分かると思いますが、チームJAPANとして集団走をしたのでしょうか。

チームワークで団体金メダルを獲得しました。

男子は惜しくもロシアに次いで銀メダルです。

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結果(敬称略)

男子
1位 山内 英昭 6時間18分22秒
8位 外池快太郎 6時間42分30秒
23位 高田 由基 6時間54分54秒
54位 板垣 辰矢 7時間37分41秒

《女子》
5位 太田美紀子 7時間47分38秒
6位 兼松 藍子 7時間47分41秒
7位 望月 千幸 7時間47分55秒
8位 藤澤 舞 7時間48分27秒

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驚くべくは男子優勝の山内選手のタイムです。

砂田さんが1998年に出した世界記録は6時間13分33秒で、その後20年近く破られていない大記録です。

当時の砂田さんはフルマラソン 2時間12分01秒(100キロ世界記録樹立後に2時間10分08秒まで更新)。また10000mは28分前半、5000mは13分台と実業団で活躍していた時期です。

ちなみに砂田さんの当時のフルマラソンのタイムで割ると2.84倍です。

最近のサロマ湖上位選手の中には2.7倍を切る選手も稀にいますが、男子選手であれば2.7倍をギリギリ切るのが限界と思われていました。

今回その砂田選手の世界記録まで5分以内に迫った山内選手のフルマラソンのタイムは2時間22分です。

従来のベストタイムは今年のサロマ湖で出した6時間39分24秒ですから2.81倍でした。

それが今回のタイムで計算すると2.66倍です。

100km

ちょうどウルトラセミナーで使う資料を作る過程でこんなのを作っていました。

理数系の学部を出ていないので計算式など分からないので、自分自身のイメージを作るために作成したものです。

小さいので数字は見えないと思いますが、これは何かと言えば、黄色の線に打たれた青の点は、左から10キロ、21キロ、42キロ、71キロ、100キロをイメージしています。

そしてその上にある青い点は、ダニエルズ係数を用いて、フルマラソンを3時間で走るランナーの10キロ、ハーフ、そしてフルマラソンの平均ペースを打ち込んだのです。

下はカットしていますが、10キロは234秒、ハーフは244秒、フルは256秒です。

100キロはフルマラソンの2.7倍で計算すると4’51/kmとなるので292秒です。

この資料は71キロの目安を知るために作成しました。

しかし青い点を打ってみるとカーブが明らかにおかしいと感じました。そこでカーブを修正したのが赤の点です。

すると、100キロ上の赤い点の280秒の位置に来ました。

280秒=4’40/km

そのペースで100キロ走ると7時間46分40秒

フルマラソン3時間の2.6倍です。

さすがにこれは無理だろうと思っていましたが、今回の山内選手のタイムはこの数値にかなり近い値となりましたがそれも何かの偶然でしょうか・・・。

今回のコースは1周10キロで累積標高は1周あたり30m弱ですから10周走ると累積標高は300m弱になりサロマ湖とさほど変わりません。さらにカーブが多く、8位に入った外池かいたろう選手は『コースが非常にテクニカルだった。』と話しています。

ウルトラセミナーでも話していますが、100キロはフルの何倍というのはそもそも累積標高が様々なコースがある中で、それを語るのはおかしな話ですが、コースやコンディション、そして選手の特性により、2.6倍程度のタイムも可能だということです。

さて、本日は土曜日に続きウルトラセミナーです。

100キロマラソンなどにチャレンジする方のそれぞれの目標達成に向けて可能な限り、どのような準備をし、どのように走れば良いかお伝えしてきます。



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(速報)IAU100キロ世界選手権(男子)山内選手優勝 団体女子金メダル!!

現時点の速報です。
順次追加します。

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1 HIDEAKI YAMAUCHI JPN  06:18:22
2 BONGMUSA MTHEMBU RSA  06:24:05
3 PATRICK REAGAN USA  06:35:42
4 TOMASZ WALEROWICZ POL  06:37:23
5 GEOFF BURNS USA  06:38:33
6 JOSE ANTONIO REQUEJO ESP 06:41:08
7 GIORGIO CALCATERRA ITA 06:41:16
8 KAITARO TOIKE JPN 06:42:30
9 GIFT KELEHE RSA 06:43:00
10 BRENDAN DAVIES AUS 06:44:20

11 ELOV OLSSON SWE 06:44:24
12 DAVID GATEBE RSA 06:44:34
13 ANDRÉ COLLET GER 06:44:53
14 FRITJOF FAGERLUND SWE 06:45:27
15 DIDRIK HERMANSEN NOR 06:45:43
16 HENRI ANSIO FIN 06:46:16
17 RANNO ERALA EST 06:47:40
18 CHIKARA OMINE USA 06:48:48
19 RUFUS PHOTO RSA 06:52:43
20 ZACH BITTER USA 06:52:50

21 JARLE RISA NOR 06:54:34
22 KARSTEN FISCHER GER 06:54:52
23 YOSHIKI TAKADA JPN 06:54:54

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男子団体上位3国

RSA  19:51:39
6:24:05
6:43:00
6:44:34

JPN  19:55:46
6:18:22
6:42:30
6:54:54

USA  20:03:03
6:35:42
6:38:33
6:48:48

女子途中経過

1 KIRSTIN BULL AUS
2 NIKOLINA  CRO
3 JOASIA ZAKRZEWSKI  GBR
4 KARIN FREITAG AUT
5 MIKIKO OTA JPN
6 MAI FUJISAWA JPN
7 AIKO KANEMATSU JPN
8 KIM MULDER NED
9 CHIYUKI MOCHIZUKI JPN
10 FRIDA SÖDERMARK SWE

(追記)

現地情報により、女子団体優勝!!



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【ウルトラプロジェクト練習会】赤坂御所で10キロビルドアップ走とチャレンジ富士五湖対策セミナー

昨日は神宮外苑でビルドアップ走の予定でしたが、混雑していたので赤坂御所に変更しました。

つくばマラソン、大田原マラソン、トレランレースなど走ったメンバーや、レースが近いメンバーも多いので、疲労が大きいならビルドアップせずにそのままイーブンペースで走ってもらうなど調整してもらいました。

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赤坂御所は上りがきついのと、混雑している箇所があるので、余裕を持って走れるように、5’10/kmを目安にスタートするグループと、5’40/km目安のグループに分けました。

私は5’40/kmグループで走りました。

コースは枝の剪定作業などをしている箇所があり、混雑している箇所あり、狭い箇所で前のランナーに詰まったりとペースは落ち着きませんが、1周目は少しゆっくり目に入りました。



5’54-5’46-5’45-1’38    19’05(5’47/km)

二周目は混雑具合など状況が分かったので少し上げました。

5’16-5’34-5’15-1’30    17’36(5’20/km)

三周目も少し上げました。つくばマラソンで自己ベストを出したメンバーらも気持ちよく走れたようです。

5’15-5’19-5’08-1’27    17’11(5’12/km)

その後、残って何周か走るメンバーが数人いましたが、身体が冷えるので終わったメンバーで写真を撮って終了です。

今日もみんなで練習後に、アスリチューン・スピードキュアを飲みました。

ランチはいつもの定食屋に行きましたが、混んでいたので、具沢山のサンドイッチを食べに行きました。


美味しかったけど、運動後に一つでは足りませんでした。野菜たっぷりのヘルシーメニューです。

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夕方は月島のカフェ Vita@stile (東京都中央区月島1−14−7 旭倉庫内)でウルトラセミナーを開催しました。


ウルトラセミナーはワークショップ的に開催するので、今回くらいの人数だと参加者との距離感が良い感じだな。とも感じました。

ウルトラプロジェクトメンバーだけではなく、宮城県や三重県の方がご参加いただきました。

チャレンジ富士五湖対策セミナーとしていますが、ウルトラマラソンにチャレンジする際に知っておいた方が良いことは一通り話し、一緒に考え、計算してもらいました。

次は明日、月曜日に開催します。まだ数人は大丈夫です。

時期的に、開催はまだずっと先のことですが、ウルトラマラソンにエントリーしたけど、漠然とどんな準備をしなくてはいけないかと悩まないように11月のこの時期に開催しました。

するべきことが明確になれば、準備も計画的に行えますから。

12月以降も開催しますので、参加希望の方には日程が決まり次第お伝えしますのでメッセージください。

ウルトラセミナー〜チャレンジ富士五湖対策〜

これは関門地点と関門閉鎖時間を元に作った資料です。

この数値を見ると、チャレンジ富士五湖の序盤の関門を通過できなかったランナーは力がなかったというより、関門間のペースなどを調べていなくて通過できなかった方が少なからずいただろうなんて思います。

例えば16.9キロの山中湖駐車場の関門閉鎖時間はスタート後2時間10分ですが、関門閉鎖スレスレに通過するくらいゆっくり入ったら、次の富士北麓公園上の第二関門通過はかなり厳しいのです。

昨年、今年と第二関門を通過出来なかった方の多くは、第二関門はスタートから38.7キロとフルマラソンより短い距離を4時間45分で走れば良いのだから楽に通過出来ると考えて区間ペースは調べていなかったと思います。

表を見れば分かりますが、第一関門をギリギリ通過すると、そこから第二関門までは7’06/kmで走らねばならないのです。第一関門まで7’41/kmで走っていたのを、キツイ上りがある区間で上げないといけないのです。

最初から第二関門通過のために必要なペースを考えて走れば、フルマラソン5時間以上のペースでも第二関門は通過できるのです。

上記はセミナーの重要なポイントではなく余談的な話です。

セミナーで主にお伝えすることは下記のような内容です。

・自分自身がどのくらいでチャレンジ富士五湖を走れるのかを客観的に把握してもらいます。また他のウルトラマラソンを初めて走る場合のタイム目安の考え方もお伝えします。

・そのタイムで走るために、どのようなペースで走ったら良いのか、自分ごととして考えてもらいます。

・そのペースで走るためには、水分補給、エネルギー補給、塩分補給など様々な補給が必要ですが、そのイメージを掴んでもらいます。

・長時間走るレースでは様々なトラブルが発生しますが、事前にアイテムなどを準備し、気をつけることで防げるトラブルはたくさんあります。ストレスなく走るためにはどのようなアイテムを用意すべきかをお伝えします。

・まだ5ヶ月近くありますが、初めてチャレンジするのであればどのような練習をすべきか根拠や意味を含めてお話しします。

・チャレンジ富士五湖特有の信号対策などもお伝えします。

・その他

12月以降も不定期に開催しますが、まずは明日が2回目です。

ウルトラセミナー〜チャレンジ富士五湖対策〜

ご興味がございましたら、Facebookページ ウルトラランナーへの道のメッセージにてご連絡ください。

来年も今年同様たくさんの方が、100キロ完走やサブ10など目標達成をするお手伝いをしていきます。

春先にはコースの試走会も行います。



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小川壮太さんのエクストリームシリーズ報告会に行ってきました。②

小川壮太さんのエクストリームシリーズ報告会に行ってきました。①から続く

 

それは生への強い執着がなしえる凄まじく集中した状態だったと思います。大袈裟にいうなら身体の細胞一つ一つが生き残るために必死に活動している。

小川壮太さんはレース中の危険な箇所では常にそのような集中した状態なのでしょう。

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また、普段の練習に関して、プロランナーになったことで、教員をしていた時より、練習する時間を確保できなくなったと話しています。ただし長い距離、長い時間を走れば良いものではなく工夫次第だと話していました。

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このあたりは、私が毎週書いている

週2時間、週25キロで目標達成する練習

に通じる話だと思います。

例えば長い時間走れないときは、まず全力で走ることでヘロヘロの状態を作り出してから本練習のロングジョグをしたりして高負荷な状態を作り出す努力をしていると話していました。

また、参加者から補給についての質問があり、こう答えていました。

もともとは、本に書いてあるような一般的な情報を鵜呑みにしていたが、何度も失敗をして、今ではそれは本当に自分に合うのか?を考え試すようになったと話していました。

なぜ必要かを考える。何となく続けてることは止めた方が良いかも。

で書きましたが、本当にそれは必要なのか?自分に合っているのか?を考えて試すことは大事です。実際は効果があることでも、止めることで、効果を感じることもある。と私も考えているので、壮太さんの話は腑に落ちました。

また、この方は、何度も失敗しているな〜。と思いました。だからこそ伝えることができるのです。

人間失敗して苦労することで、たくさんのことに気付いたり、感じたり、身につけたりするチャンスがもらえると思ってます。それを生かすも殺すも本人次第ですが、小川壮太さんは、それを生かしてきたのでしょう。

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補給に関しては、レース前にグリセリンローディングをすることで、保水力が高まり、また胃が揺れなくなったと話していました。

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おそらくスカイランナーの多くが使っているスマッシュウォーターを使っているのでしょう。

私も最近使いはじめましたが、もう少し使ったらその使用感や適している場面など感じていることを記事にしようと思います。

また、小川壮太さんは、

『レース中の補給に関して、ガツンと効くやつと、繋ぎを使い分けるようになった。』

と話していました。

ガツンと効かせたい時はパワージェル。

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そして、繋ぎではアスリチューンを使っている。と話していました。

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そして、レース中に塩分サプリをとるのをやめたとのこと。理由は、そもそもパワージェルに大量の塩分が入っているから塩分サプリを取ることで、塩分過剰になり、それが原因で気持ち悪くなっていたようです。

しばらく、パワージェルは使っていないので、パッケージを見て驚きました。

なんとナトリウムが200mgも入っているのです。(画像参照)

参考までに最近人気のある下記3銘柄のナトリウム量を調べたら以下の通りでした。

Mag-on ウメやグレープフルーツ 55mg

メダリストジェル アップル 81.9mg

アスリチューン ポケットエナジー 61.1mg(画像参照)

2倍どころか4倍近いナトリウムが入っているのです。

ナトリウムの必要量は暑さなどによる発汗量や、体質や体重などにもよりますが、取る必要がないものを止めれば摂取の手間も省けるのです。

もちろん塩分タブレットを併用しないと足りない方もいるでしょう。

だから、それは本当に自分に合うのか?を考え試す必要があるのです。

塩分補給の必要性については下記にまとめていますが、摂りすぎると間違いなく気持ち悪くなります。

『喉が乾く前に水を飲め』は危ない 〜運動関連低ナトリウム血症にご注意を〜

エナジージェルに関しても、使い分けが有効な場面は多々あります。実際に使い分けをしている方もいるでしょう。

ベースはカフェインの入っていないアスリチューン ポケットエナジーなどのジェルを使い、終盤にカフェイン入りのジェルを使う方は結構います。カフェインは胃に負担をかけるので飲み過ぎることなく、ここ一番で使った方がいいです。また気分を変えるために、味をいろいろ変えてみるとか、自分に合うパターンを見つけたら良いと思います。

答えはひとつではないのです。
そして、答えを見つけるのはあなた自身です。

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40歳でマラソンにチャレンジした頃はランニング仲間なんてほとんどいませんでしたが、今回、一人で参加しましたが、会場に行けばたくさんの知り合いの方とお会い出来るようになりました。

素晴らしい出会いにも感謝です。

主催者の方、お世話になりました。



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