33歳ランナーの突然死ニュースを聞いて思い出す過去の記憶

岡山県井原市で29日に開かれたマラソン大会で、10キロのコースを完走した男性(33)が死亡したと、大会実行委員会事務局の市教委が30日、発表した。男性が倒れていたのは参加者が自由に出入りできる休憩スペースで、参加者がいなくなった後の最後の見回り中に見つかった。男性のゴールから1時間以上がたっていたが、男性についての通報は誰からもなかったという。「第35回星の郷(さと)ふれあい健康マラソン大会」で、10キロ▽5キロ▽3キロ--の3コースで開かれ、市教委によると県内外から男女957人が参加した。男性は午前10時20分にスタートし、同11時38分にゴール。その後、参加者が着替えや荷物置き場として使える休憩スペースになっていた「B&G美星海洋センター」体育館内に移動したとみられる。男性のゴールから約1時間15分後の午後0時55分ごろ、見回りをしていた同センター職員が、体育館の壁際で荷物を枕にして横になっている男性を発見。既に心肺停止状態で、運ばれた病院で死亡が確認された。体育館内に仕切りなどはなかった。他の参加者は帰った後だったという。男性に目立った外傷はなく、岡山県警が死因を調べている。

引用は、YAHOO!ニュースより

 

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ゴール後に休憩スペースで休もうとして、そのまま亡くなってしまったのでしょうか。ご冥福をお祈りいたします。

この記事を読んで2009年11月8日の湘南国際マラソンのことを思い出しました。

2007年の初フルは4時間57分で、2008年の2回目のフルで初めてサブ4(3時間47分)をして、その秋にはサブ3.5(3時間26分)をして、2009年春に3時間15分、秋にはサブ3を狙いたいと、かなり順調にタイムが伸びている頃のレースでした。

当時のブログを抜粋して掲載します。

秋のフルマラソンは田沢湖が緒戦でしたが、田沢湖ではサブスリーは狙って走っていなかったので、初めて狙って走りました。そもそも自己ベストが今年の4月の霞ヶ浦で出した3時間14分台なので、15分短縮するって結構無理がありますが、可能性はあると思ってました。ただし自身の体と天候等のコンディションがすべて良いという前提条件がなければ難しいと感じていました。

当日は季節はずれの暑さで走る前から終盤はきつくなると感じましたが、体調は悪くはないので予定通りギリギリサブスリーを狙えるペースで走ることにしました。

設定は最初の5キロから22分、21分30秒、以後21分。 これだと1分余裕があります。

実際のラップは下に記載しますが最初混んでいて23分近くかかった以外はだいたいペースに乗って走りました。

14キロ(レースの1/3)で1時間1分

28キロ(レースの2/3)で2時間1分

だったの覚えてます。

28キロ過ぎて余裕はないけど少しペースを切り替えようとした時に急にペースが落ちました・・・。

ガス欠かと思ってジェルをとってペースダウンを抑えたけど25キロから30キロの5キロが22分半かかり、この時点でサブスリーはかなりきつくなった。ただモチベーションを下げず、いい感じのペースで走ってるランナーについて走りましたが35キロの表示をみた時に、『ドックン。』という感じの嫌な鼓動を感じました。東京マラソンでも終盤感じた嫌な感じです。倒れるのではないかと怖くなりペースを落としました。この時点では少々ペースを落としても3時間5分でゴールできる感じでした。

それでも自己ベストを10分更新だから暑さを考えれば合格点と自分を奮い立たせました。

しかしゴール地点を一旦超えてからの、第二折り返しまでの道のりが長くいっこうに近づいてきません。ホント走っても走っても・・・永遠に届かないのではないかと感じるほど遠い道のりでした。

折り返しの手前で声をかけられました。一瞬誰だか分りませんでした。

今日のレースにはサブスリーペースで走る友人は出ていないはず・・・。サブスリー狙いでない友人が調子良くこの位置を走っているのか??みんな調子良いのではないか・・・。私だけダメダメ・・・。なんて考えたらますますペースが落ちてきました。

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今思うと『自分を信じられない弱いランナー』でした。そして折り返したあたりから、まっすぐ走れなくなってきました。脱水のようですがその時は脱水だと考える余裕もありませんでした。ただ時計をみて3時間10分は切りたい・・・と一歩一歩進むがキロ5分でも走れない。その辺から意識が朦朧としてきました。ただ私の名前を呼んで応援してくれる声に誘導されるかのように走りました。

最後どんな風にゴールしたか記憶が抜けています。ただゴール後に一瞬座り込んでいたら、係員から先に行きなさいと言われ、よろよろとドリンクをもらってから、チップを外してくれる手前で座り込んだあと大の字にしばらく寝てしまったことは覚えてます・・・。

かなり長い時間眠ってしまったと思って時計を見るとまだスタートしてから3時間30分。自分がどのくらいのタイムでゴールできたのかも分からなかったので自動ラップ設定にしたガーミンを確認すると3時間16分13秒。10分少々意識を失っていたようです。

友人の日記を読むとかなり蛇行していて危険な感じだっとのことです。また第二折り返し地点で声をかけていただいたのは友人のサブスリーランナーでした・・・。友人の顔や走りをみて声を聞いても分からないくらい意識が朦朧としていたのです。

5キロごとのラップタイムはこんな感じです。

22’38-21’35

21’09-21’12

22’06-22’24

23’29-26’49

16’00

3時間17分42秒

ラスト2.195kmは16分かかっています。

脱水になったのは最後の給水で十分とれなかったのが原因と思っていましたが、思考能力が回復してから記憶をたどったところ、ゴール後にへたり込んで回復を待っている時に、水が飲みたかったのですがないので・・・ゲータレードを飲んだら気持ち悪くなりあり得ない量の水分を吐いてしまいました。水分の摂りすぎで胃に吸収されずに脱水になり、かつ胃の吸収が悪くなりガス欠なったのでしょう。

ゴール後に係員の近くで寝ているランナーをそのままにしておくの危険でないかと思います。疲れて寝てるのか倒れてるのか分かりませんからね・・・。
いろいろなサプリメントをとりましたが、少し取り過ぎなのも胃が水分を吸収できなかった理由と感じました・・・。
走り終わって完全に体が参ってしまい、二週間後のつくばマラソンは走ることも無理かなって感じました・・・。またその時はマラソンを走ることが怖くなりました。

抜粋および一部修正終了

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ラスト2.195kmを蛇行しながら16分もかかってフィニッシュした後に大量の水分を吐き、ゲート15mくらい先のフィニッシュエリアで大の字に倒れていましたが、スタッフから声はかけられませんでした。寝ているのか倒れているのか分からないのだから今考えても非常に危険だったと思います。

実際、当時の私は座っていられなくなり、大の字に横たわったのですが、ほぼ倒れた状態です。周りにたくさんスタッフがいたのに救護室に運ぶとかの対応が全くなく、冷静な判断が出来るようになった時には、運営に対して怒りを感じました。今ではこんなことはないとは思いますが。。

あの時は暑さによる熱中症だったのでしょう。

今回の事故はランナーなら誰しもがおこりうるリスクです。

また、レース後はしばらく走るのが怖くなりました。この年の東京マラソンでも嫌な鼓動を感じ、湘南国際は2回目だったので、もう走るの止めようかと真剣に考えたのを覚えてます。その怖さに打ち勝ったから今も私は走っていますが、そんな状態にならないように慎重になったと思います。

当時の私にアドバイスするなら、

細胞内に水分を貯め込んで、熱中症や脱水、足攣りを防ぐスマッシュウォーターを前日から当日朝まで飲み、レース中は飲みやすいアスリチューンで補給しつつ、スマッシュウォーターの携行サイズの、ONE-SHOTを飲みなさい。

だと思います。

気温の低い時期でも脱水になりますし、2月、3月のレースはかなり気温が高くなることもあります。
『レースで無理をしない。』
『自分の体調を把握しながら走る』

ことは非常に大事ですが、レース前にできる準備をしっかりしておくことで防げる事故はあります。

健康のためにはじめたランニングで、生命の危機に陥らないよう気をつけていきましょう。

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