リタイアについて 〜極寒の2013チャレンジ富士五湖を思い出して〜

 

極寒のレース翌日に書いた記事です。少し言葉をなおすだけで文脈は変えずに当時の投稿を掲載します。

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昨日の極寒の中、チャレンジ富士五湖や、霞ヶ浦、長野を走られた方お疲れ様でした。

私は100キロ初挑戦から10時間以内で走るという連続記録は6回で途切れてしまいましたが、短いレース含めての完走記録は継続中です。

昨日は厳しいレースでしたが、一瞬たりともリタイアしようと考えなかったと書きましたが、過去リタイアを考えたレースはあります。

それはウルトラマラソンでも、UTMFでもなく初めてフルマラソンを走った掛川マラソンです。

レースのことを何も知らないで走った2007年の掛川マラソンではハーフ手前で両足が攣りました。対処の仕方もまったく分からない。ゆっくり走ると攣るので残り半分以上早歩きをして一歩一歩ゴールを目指しました。制限時間が5時間と厳しいレースでしたので歩いたら間に合わないことは計算してすぐに分かりましたが、その場で出来ることは歩くことだけ。

途中に収容バスがありリタイアしようか、かなり心が揺れました。ただまだ歩けるのだから前に進もうと必死に歩きました。あの時にバスに乗っていたら、もうマラソンはしてないかもしれません。なぜならまだ先に進む力があるのに諦めてしまった自分に後悔したと思うのです。限界まで頑張ってリタイアしたなら次はしっかり準備してチャレンジしようと思うでしょう。

ウルトラマラソンは復活が出来ます。

まったく走れず、もう限界と思ったあとにしばらく休むと走れるようになることがあります。だからウルトラランナーは簡単には諦めません。

ただ昨日の富士五湖でリタイアした方はリタイア理由によりますが懸命な判断だと思います。

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リタイアしようと思う時って、リタイアせざるを得ない原因があります。

その原因を取り除けない限り復活は出来ません。

私は復活したことは何回もありますが、一番多いのは脱水とガス欠です。暑い時期のウルトラマラソンでは水分をとりすぎて胃に吸収されずに大量の水分が胃に溜まることがあります。この状態で固形物やジェルを摂取しても水に溶けるだけで胃に吸収されません。その時は気持ちが悪いのだから私は胃に溜まった水分を吐きます。そのあと少しづつエネルギーを補給することで復活します。誰にでも同じことが有効かどうかは分かりませんが私には有効でした。

あとエイドで少し寝ることで復活することもあります。

ただ昨日の低体温症になった方がその原因を取り除くのは難しいことだったと思います。エイドにストーブがあれば低体温症になる前に身体を暖めることも出来たでしょうが毛布にくるまるくらいですからね。またスタート時は寒くてもだんだん気温が上がるならまだしも昨日は一日気温は上がらなかった。ウェアも濡れてるし生命に関することだからリタイアは懸命な判断だと思います。

レース中にリタイアをしようか浮かんだ時には、何が原因か?もう可能性はないのか?を自問自答したら良いと思います。

制限時間に余裕があるなら自問自答しながらしっかり休むことで復活することもあります。

また、タイムや順位を狙って走っている方は、その結果が得られなくなったら走る価値がないと思われる方もいると思います。それは人それぞれの価値観ですから良いとか悪いとかではありません。

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昨日走っていて自分自身、目標にしていたサブナインはおろか、富士五湖の自己ベスト(9時間29分)も序盤で厳しい状況になり、最低でもサブテンはしようと思ったけど三度目(小をいれると五度目)のトイレで絶望的になった。悔しかったし、体調もかなり悪いからまたトイレに行くことになると思った。。でもスタートしたら無事にゴールするのが私のポリシーだから止めるって選択肢はなかったです。

ゴールしてからホテルに戻って風呂で富士五湖走った方と話をしたけど、その方はUTMFも完走するくらい走力はあるのに70キロくらいでリタイアしたとのこと。

その時は止めない選択肢はないくらい疲弊していたので躊躇わずにリタイアしたとのこと。ただ収容バスに乗りスタート地点に戻る途中で苦しみながら頑張ってるランナーを見て、「私はまだ走れたのではないか?」 と後悔したと話していました。

リタイアは本人にとって辛い選択だと思います。でも止めて本当に後悔しないかを時間のある限り考えたら良いと思います。

でもその時に合わせて考えて欲しいのはリタイアしないことで、身体に大きなダメージが残らないかと、周りに迷惑がかからないかです。

特にトレイルレースは無理して続行することで主催者等に多大な迷惑をかけることもあり得るので勇気ある撤退を・・。



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