富士登山競走-攻略法⑤〜五合目コースで1時間50分切るために

<スポンサーリンク>


富士登山競走 攻略法①〜ブロック別完走率〜では、Aブロック、Bブロック、Cブロックなどの決まり方や、そのブロックごとの完走率などについて紹介しました。

富士登山競走 攻略法② 〜制限時間4時間30分の境界線ランナーの歩み〜では、制限時間4時間30分の山頂コースで制限時間5分前からギリギリ完走した選手について、どのようなペースで走ったのかについて分析しました。

富士登山競走-攻略法③-〜上位100人の走り 3時間28分39秒まで〜では、2015年の上位100人の走りを分析しまし、区間タイムについて調べてみました。
富士登山競走-攻略法④〜馬返し通過タイムとゴールタイム・完走率の比較〜では、スタートしてロード区間が終わる馬返しまでのタイムを調べて、フィニッシュタイムや完走率などを分析してみました。これは馬返しまでどのくらいのタイムで走れば完走できるのか?などの目安にもなります。

<スポンサーリンク>


上記リンクの通り、①から④まで山頂コースについて書きましたが、今回は五合目コースについて書きます。

まず2015年の五合目コースには1198人が参加して1175人が制限時間内完走しました。制限時間が異常に高いのは制限時間が3時間30分とかなり甘いからです。

しかし、山頂コースへのエントリー資格は毎年厳しくなっていますが、現在は五合目まで2時間20分以内です。

このタイムをクリアした人数は、533人と参加者の半分以下です。

さらに山頂コースのAブロックスタートで走るためのタイムは現在は1時間50分以内と言われていますが、2015年の五合目コースでこのタイムをクリアしたのは83人とかなり選ばれたランナーになります。

次に五合目コースの計測地点は、馬返しと五合目ゴールの2箇所ですが、その通過タイムを分析すると面白いことが分かりました。

ゴールタイムに占める馬返しまでのタイム比率

〜1時間50分以内    54.2%

〜2時間10分以内    53.4%

〜2時間20分以内    53.0%

〜3時間30分以内    52.2%

完走者平均    52.7%

加重平均値ではありますが、トップランナーも制限時間ギリギリのランナーもほぼ馬返しまでは半分少しで走り、馬返しからは半分弱で走っています。

1時間50分以内で走るには、平均で54.2%かかっているので、計算すると馬返しまで59分37秒でした。

馬返しで1時間超えて、五合目で1時間50分切ったのは83人中5人で、もっとも遅いランナーは、1時間03分13秒で3人は1時間00分台です。

Aブロックを狙うなら1時間は切りたいところです。

<スポンサーリンク>


スタートから馬返しまでは10.8キロの舗装路ですが、標高差が680mあります。

ハセツネ30kの最初のロード10キロは標高差345mでしたが、優勝した上田瑠偉選手は36’32で走りました。

img_7014.jpg

これより距離が長く、標高差が2倍近くあるのだからかなりキツイコースです。2015年に優勝したランナーでさえ馬返し通過は45’45秒です。

かなり感覚的な話になりますが、このくらいの距離であれば、標高差に40%掛けて、その数値100mあたり、距離が1km伸びると考えたらロードの力により狙えるタイムが見えてくると思います。

こんな計算式になります。

10.8km+(680×0.4÷100)=13.5

フラットなコースなら13.5km走るのと同じくらい時間がかかるという仮定です。

1位の選手の45’45は、10キロ33’58で余裕を持って馬返しを通過できるくらいの力が必要と仮定しました。馬返しでレースが終わるならこの90%くらいで走れるのでしょう。

そのように仮定すると1時間50分で五合目を走るには馬返しを59分30秒程度で通過。この59分30秒のスピードが90%の力とするなら、10キロ39分台の力が必要ということになります。

適当な数値で仮定していますが、仲間のタイムなどを見る限り10キロ39分台の力は必要と感じました。

同様に五合目を2時間20分以内でゴールするには、馬返しまで1時間14分12秒です。このタイムで余裕を持って通過するには、10キロ49分台の力が必要と出ましたが、これも感覚的には大きくは狂っていません。

自分の10キロタイム×1.1倍 ×1.35=馬返しまでのタイム

馬返しまでのタイムを53%で割り戻すと五合目コースのタイムに近い数値が出るような気がします。

例えば私が今10kmを走ると39分くらいだと思いますが、その数値で計算すると

39×1.1×1.35=57’55

57’55÷53%=1時間49分14秒

ギリギリAブロックの資格が取れるかどうかの苦しいレースになりそうです。もちろん馬返しからのトレイル区間の適性や標高への適性も影響してきますが、大きくは狂っていないと思います。

例えば10km29分のランナーなら

29×1.1×1.35=43’03

43’03÷53%=1時間21分15秒

更に10km28分のランナーなら

28×1.1×1.35=41’34

41’34÷53%=1時間18分27秒

トレイル区間の適性がないとして計算してますが、あるなら5分くらいは短縮できるでしょう。

 

*上記数値は私の手計算ですので多少誤りがあるかもしれませんので、参考程度に考えてください。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA