ウルプロメンバー 植村雄一郎さん サブ3達成  目標達成に大事なこと③〜試行錯誤の時期〜

 

植村さんは大阪マラソンの感想として前話にこのようなことも書いていました。

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・・・PBを出した後は、体は疲れているのですが気持ちが乗っているので負荷の高い練習も出来てしまいます。実際、私も気持ちが乗っていたので大阪マラソン直後に負荷の高い練習をしたところ体は正直で調子を大きく崩してしまいました。フルマラソン直後は休むことがとても重要であると認識した大会です。

大阪マラソン以降、たくさんのランニング仲間ができました。類は友を呼び、頑張っている市民ランナーは頑張っている市民ランナーを引き寄せるんだと思いました。

 

大阪マラソン直後から他の練習会に参加したりするなど負荷の高い練習をしていて、練習会で顔を見ると明らかに疲労困憊という感じでした。男性でも貧血になるし慢性疲労のような状態になりかねないと注意した記憶もあります。実際自己ベストを出した時はテンションが上がっているので疲労を感じていませんが、自分史上最高に頑張ったわけですから疲労がないわけがありません。

以前そんなことを記事に書いたな。と思って検索したら以下の記事が見つかりました。

自己ベストを出した直後の方はご注意を。

まさしく植村さんのことを書いていました。

少し抜粋すると、

『大阪マラソン3日後のウルトラプロジェクト練習会にも元気に参加していつものグループで走っていたので、少し心配になり上に書いたことを伝えました。

が、その翌々日の金曜日に単発参加の強度が高い練習会に参加したことが彼のFacebookにアップされていました。

それも過去走ったことがないペースのインターバルだったので、順調に来ているのに故障したら勿体無いと凄く心配になりました。

翌日の練習会に参加した彼はいつもの元気さはありませんでしたが、故障している気配はないので少し安心しました。

元気のないのは、前日に過去最高強度のインターバル走をしたので当然です。レース直後でなくても疲労困ぱいな状態になるような練習を、自己ベストを出したフルマラソンの5日後に行ったのですから。』

そんなこともあり、ここまで順調にタイムは伸びましたが、この後、つくば、青島太平洋、別府大分、長野と4レース続けてこのタイムを超えることはできませんでした。

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2016年11月20日 つくばマラソン

3:07’40”(3:06’58”)

関東の人気大会なので走ってみたいと思いエントリーした大会です。

大阪マラソンから3週間後で、疲労も抜け切れていません。スタートから非常に足が重く、ベストコンディションでは臨めませんでした。自己ベストを出したフルマラソンの3週間後では、疲労回復が間に合わないということを身を以て経験しました。

この大会はアップダウンが少なく走りやすいコースなのですが、私は北海道マラソンや大阪マラソンのように応援が途切れることなく続くような大きな大会の方がやる気が出て力を発揮できるタイプだと思いました。

疲労のある中、PBから遅れること3分弱で走れたことには満足できましたが、初めてPBを更新できなかった大会になりました。

 

つくばマラソン直後に植村さんから以下のメッセージが届きました。抜粋して紹介します。

 ウルプロに入ってからスピードもついてきました。 走行距離とタイムは必ずしも比例しませんが、ウルプロに入った7月からの走行距離は 7月:270km 8月:200km 9月:350km 10月:270km 11月:250km予定 と距離を走れる足もできてきたと思います。 お陰様でフルマラソン後半に粘れるようにもなってきました。

順調にタイムも伸びてきていますが、このままだと別府大分毎日マラソンでの目標である2時間50分には届きそうにありません。 残り2ヶ月半で今のタイムから15分縮めることが無茶なのかもしれませんが、諦めずに頑張りたいと考えています。 つくばマラソン終了後からの練習メニューを考えたので見てもらえませんか。

ウルプロの土日練習会の予定が決まれば金土日の練習は変更します。 予定通りの練習をこなせるのが1番いいのですが、必ずしも練習メニューをこなさないといけないとは考えていません。 自分の体と相談しながら練習していきます。 12月、1月の走行距離は 12月:400km〜450km 1月:250km を予定していて、 スピードポイント練習が2回/週 水曜日 and 金曜日 ロング走ポイント練習が1回/週 土曜日 or 日曜日 です。 ご意見いただけますと幸いです。

 

メッセージを見て、植村さんの焦りを感じました。このまま距離を求め続けると故障リスクも高まると思い、このようにメッセージを返しました。

「・・・走行距離を求めるのではなく、自分が必要と思う練習を足した結果400キロになったのなら良いと思います。 ただ土曜日にロング走をする時は・・・。それと練習負荷を高めるなら高めただけ、身体のダメージに慎重になるとともに、週1回はケアに行ってください。 故障したら台無しです。 また、計画通りに行かなくても過度に焦ったり、ストレスを溜めないでください。・・・」

ただその後も会うたびに疲労困憊し、眠くて仕方がないという言葉を聞くと、仕事に支障が出るまで練習することはない。と伝えたこともあります。

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2016年12月11日 青島太平洋マラソン

3:22’01”(3:21’51”)

私がよく閲覧して参考にしているランニングブログの著者が宮崎県に住んでいるため、その人に会うためにエントリーした大会です。

その青島太平洋マラソンの1週間前に湘南国際マラソンのハーフマラソンを走りました。

湘南国際ハーフは制限時間が1:30’00”の大会で、エントリー当初はハーフマラソンを1:30’00”で走る力がありませんでした。そのため、そこまでの力をつけるという意味でエントリーしました。湘南国際当日は制限時間内に走る力は十分にあり、余裕を持って走ることができました。

青島太平洋マラソンはつくばマラソンから3週間、湘南国際ハーフから1週間の日程で開催されました。

距離は走れているので大きく崩れることはなかったのですが、大阪マラソンからの連戦で疲労が溜まりすぎてスピードが全然出ませんでした。この大会では距離をしっかり詰めていると、スピードは出ないが無理さえしなければ大きく崩れることはないということを学びました。

また、大会以降も連絡を取り合い、一緒に練習するランニング仲間もたくさん出来、非常に有意義な大会でした。

 

つくばマラソンの疲労が抜けない状態で湘南国際マラソンのハーフを1時間25分の自己ベストで走ったのだから力はついていますが、本人はこの状態では別府大分毎日マラソンで2時間50分は出せないと焦りは強くなっていきました。

その頃だったか、1月に入ってからかつくばマラソン後に相談を受けた練習メニュー以外に、その他負荷の高いトレーニングを組み入れるようになりました。必要だと思うトレーニングを組み入れるのは良いことですが、練習会後に100km日本代表の外池さんらと食事に行った時に、植村さんのポイント練習が実質的に週5回であることをみんなが知り唖然としたことがあります。

そんな疲れた状態でポイント練習しても追い込みきれないし意味がない。疲労ばかりが蓄積するからメニューを見直した方が良いと私だけではなくその場にいた小野塚コーチも伝えましたが、「まずは色々試行錯誤する。」と本人が話すのでそれ以上は本人が決める事とそれ以上は伝えませんでした。

ただ当時まずいなーと感じたのは、色々試すのは良いのですが、様々な場所や仲間から仕入れるインプットが多すぎて消化できていないことが多々ありました。

例えば「○○を意識して走ると良いと△△で聞きましたが、ホントよかったです。」と練習会後にメンバーと食事に行った時に話していましたが、それは練習会で以前から伝えていることで、植村さんもいつも行なっていることだったので、他のメンバーも何を今更??という顔をしていることも何回かありました。

たくさんのインプットが消化できないというより、繋がっていなかったのかもしれません。

一生懸命速くなりたいという気持ちは分かるので色々アドバイスをしたいと思いつつも、その頃の植村さんは何かを足すアドバイスはすぐに取り入れるけど、何かを引く・止めるアドバイスは受け付けないという感じでした。

そして植村さんが目標にしていた別府大分毎日マラソンを迎えることになりました。

 



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