後傾してるよ、気をつけて。だけでは動けない。〜肩甲骨と骨盤連動や膝を前に出す意識など〜

尾瀬岩鞍バーチカルのレース後に15分ほどの短時間ですがフォームに悩んでいるYさんへアドバイスしました。

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Yさんは後傾してるよ。とか、腰が落ちてるよ。とアドバイスもらうことはあるようですが、具体的にどこを気をつけたら良いのか分からない様子でした。

どうしたらよいか分からなければ動きは変わりません。

まず走ってもらいました。

Yさんはトレランがメインですが、今年のチャレンジ富士五湖100kmや、ONTAKE100kmを完走しているランナーです。またフルマラソンはサブ4をしていますが、今は出来るか微妙と話していました。

これは動画をカットした画像ですが、動画撮影した直後に一緒に見てコマ送りでポイントを説明しながら自分がどう走っているかイメージしてもらいました。

後傾してる、腰が落ちてる。と言われている多くのランナーは後傾して走ろうと思っていないし、腰が落として走っているわけではありませんし、中にはそのように走っている認識もないランナーも多いのです。

Yさんは自分の画像など見て後傾している認識は持っていて、また治すためのアドバイスもいろいろもらっているようですが、実際どう動いたらよいかイメージが湧かなかったようです。

また後傾と言っても身体の軸はしっかりしているけど全体的に重心が後ろにあるランナーと、軸が崩れて腰が落ちているランナー、目線が高く顔が上がっているランナーなど様々です。

後傾してるよ。と言う側と、言われた側で別の後傾状態をイメージすることもあるのです。

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Yさんは、脚を前に投げ出すような走りになっているので、接地時に上体が追いついていません。

その結果、ブレーキがかかる状態になり、身体が沈み込みます。沈んだらまた持ち上げねばなりません。大会の画像などで、この状態の写真を見たら腰が落ちてると思うでしょう。

そこで2枚目、3枚目の画像のように腰高な走りをイメージして胸を張って走っているのです。これは良いことです。

この状態を認識してもらい、私と共通認識になってもらってからアドバイスしました。

Yさんは骨盤が上手に使えていないので、ここを上手く動かすイメージが持てれば改善すると思い、何点か動き作りをしました。

もちろん骨盤を前傾させて。なんてアドバイスはしません。骨盤を前傾させてと言われて、正しくイメージできる方は少ないと私は感じています。

また走るとは前後のバランスを崩すことだというイメージしてもらい、そのために膝を前に出す意識を持つトレーニングをしました。

短い時間で、たくさんの情報をインプットしたので、いつものパーソナルと違い情報を定着させるために考えてもらったり、言葉にしてもらったりという時間は非常に短かったのですが、このように変わりました。

腕振りのアドバイスもしましたが、肩甲骨と骨盤が連動してしっかり動いています。

上体の真下で接地できるようになったので、沈み込みは小さくしっかり地面を押せる体勢です。

地面を押しやすいからグイッと身体が前に出ます。

骨盤が前後するからストライドを伸ばす意識をしなくてもストライドが伸びます。

リズムよくピッチを保ち、ストライドが伸びるなら、結果としてスピードは上がります。

本人も動画や画像を見て自分の走りの変化に驚いていました。

Yさんは体幹が強いのでこの体勢をキープできると思うのでこのイメージで走ればフルマラソンのタイムはかなり伸びます。

また体幹の弱い方は、この体勢をキープして走ると体幹部が疲れてくるのが分かると思います。普段いかに腹筋など使っていないかを認識できるでしょう。

体幹の弱さを認識できればトレーニングの必要性が分かります。

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Yさんの感想です。

(レース後にアスリチューンブース前にて撮影)

悩んでいたのは、トレイルやってるうちに、ロードの走り方を忘れてしまって今までどうやって走ってたかわからなかくなったです。

今回、動画をとってもらって、新澤さんに、足が前に出てるって言われたことが大きかったです。膝を出したらすぐ下げるって表現がわかりやすかったです。

私は 1.2.3.1.2.3.と足上げる、伸ばす、着地というリズムになっていたのを、膝前にだす→下ろすと、1.2.1.2というリズムに変えようというアドバイスはわかりやすかったです。

この記事の画像を見ると全然フォームちがいますね!感覚を忘れないうちに実践たくさんしてみます!ありがとうございました。

 

このアドバイスはYさんだからこのように伝えていますが、もちろん後傾に悩んでいる全てのランナーに有効なアドバイスではないと思います。また言葉の受け取り方は様々なので、相手が理解しやすい言葉を考えて伝えるようにしています。

自分は正しいことを言っているのだから、理解できない相手が悪いという考えではなく、相手が理解できないのは自分の伝え方が悪いと私は反省して、このメンバーにはどのように伝えたら良いだろうと結構考えていることあります。そのようなことを考えながら走っていると結構良い伝え方が浮かぶものです。私自身、走り方だけではなく伝え方を日々勉強しています。

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