ウルトラ始めてフルマラソンが伸びた〜川内鮮輝選手 福岡国際マラソンで自己ベスト更新〜

今年の福岡国際マラソンでは、ノルウェーのモーエン選手が2時間05分48秒で優勝し、日本人では大迫選手が日本歴代5位となる2時間07分19秒で3位になったことが大きく取り上げられています。

また4位までが話題のナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%を履いていたことも注目を集めました。

私自身、東京オリンピック日本代表選考の行方や、世界レベルから置いていかれている現状を破るであろう大迫選手や神野選手の走りには注目していましたが、もう一つ注目していたのは、日本トップクラスのウルトラランナー、トレイルランナーの活躍です。

投稿記事はこちらです。

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その中でも、今年の東京柴又100Kや四万十川ウルトラで優勝した川内鮮輝選手(以下 鮮輝選手)がどのくらいで走るだろうか?と注目していました。

四万十川ウルトラ後のインタビュー記事はこちらです。

四万十川ウルトラで川内鮮輝選手が優勝!と、10月21-22日開催のウルトラアカデミーについて 

鮮輝選手はコースは違えど、東京柴又100kを7時間15分29秒で走ってから、4ヶ月後の四万十川ウルトラマラソンを6時間42分06秒と33分以上更新したことで、来年のサロマ湖ウルトラマラソンで勝ち日本代表として世界で戦うという最大の目標が現実味を帯びてきました。

しかし、その行く手を阻む強敵はたくさんいます。

2017年サロマ湖ウルトラマラソンでは板垣選手が世界記録に45秒差に迫る6時間14分18秒で優勝しました。

板垣辰矢(アスリチューンサポートランナー)100km世界記録まであと45秒に迫る

板垣選手はハーフマラソンを64分前半で走るスピードを持っており、今年の千歳JAL国際マラソンで、鮮輝選手の兄である川内優輝選手の持つ大会記録を破る2時間17分19秒で優勝しました。

板垣辰矢選手  川内優輝選手の大会記録を破って千歳JAL国際マラソン優勝

また2016年IAU100km世界選手権では山内英昭選手が6時間18分22秒で優勝しました。

(速報)IAU100キロ世界選手権(男子)山内選手優勝 団体女子金メダル!!

その山内選手も今年の大阪マラソンで2時間20分45秒の自己ベストをだしています。

他にもフルマラソンで2時間20分以内の記録をもつ選手が日本代表争いをするサロマ湖ウルトラマラソンで勝つには2時間20分は切らないと厳しいと感じていました。

鮮輝選手の福岡国際マラソンを走るまでの自己ベストは2013年に古河はなももマラソンで出した2時間22分54秒でした。

そして、鮮輝選手は、2013年以来記録が止まっていたタイムを4年7ヶ月ぶりに更新する2時間18分47秒で29位に入りました。

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ラップ

16:05
16:08
16:05
16:14
16:10
16:23
16:41
17:28
7:33

ハーフ通過 1:08:07

レース後、鮮輝選手にウルトラマラソンを始めたことが今回の自己ベストに繋がったかどうかを質問しました。

今回フルマラソンのタイムが伸びたことについて、ウルトラマラソンを始めたことは大いに関係しています。

大きく分けて、以下の2点が、フルマラソンのタイム短縮に貢献しました。

①超ロング走による脚づくりによる距離耐性

試合での100km、練習での100kmを重ねて行ったことで、距離耐性がつきました。

そのため、普段のジョギング20km程度(4’45″/km)であれば、心身共に負担はなく、ジョギング=動きを整える活動になりました。動きが整うので、心身共により元気になり、ジョギングの時間は至福のひとときとなりました。

私はスピード練習は週に2回のため、残りの週5日の練習は至福の時間です。

今回の福岡は、前戦の神戸マラソンから2週間の間隔でしたが、週5日は負担のかからない動きを整える活動だったため、神戸マラソンでの走り込みを100%福岡国際へ生かすことが可能となりました。

神戸マラソンの1週間後には、実感としてはほぼフレッシュな状態でした。

②ペースを刻みながらも力を抜くコツを覚えた

ウルトラマラソンは力んでいると、最後まで保ちません。そのため、トレーニングの段階から力まないで走ることを徹底して意識してきました。その意識は、フルマラソンやトラックレース時でも、割合を変えて、生き続けるようになりました。(ウルトラマラソンなら脱力5:出力5、フルマラソンなら脱力3:出力7、トラックレースなら脱力1:出力9といった具合です)

今回の福岡は前半ハーフを68分で入り、現状の私には少し速いペースでした。しかし、この力を抜く意識を持っていたため、必要以上に体力を消耗することなく、最後まで大崩れなく走り切ることが出来ました。

 
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ウルトラマラソンを始めることで、フルマラソンのタイムが伸びてるランナーは、トップランナーだけではなく一般ランナーでもたくさんいます。またウルトラマラソンのタイムを伸ばすためにはフルマラソンのタイムを伸ばす必要があり、相互に連動しています。

鮮輝選手はフルマラソンを2時間15分まで伸ばせば100km世界記録の6時間13分33秒更新も可能だと考えていますが、サロマ湖ウルトラマラソンで上位に入る男子選手は概ねフルマラソンの2.75倍前後で走っています。2時間15分の2.75倍は6時間11分ですから夢は膨らみます。

また鮮輝選手は、現在Bluetoothワイヤレスヘッドホン「Jaybird」のサポートを受けています。

「Jaybird」はこのような商品です。ウエブページより抜粋します。

『どんなに激しく走っても、Jaybird RUNヘッドホンは、セキュアで快適なフィット感、防汗性と耐水性、4時間以上のバッテリー持続時間と持ち運べる充電ケースで、真のワイヤレス・ミュージックをお届けします。 Jaybird RUNで、ワイヤーに邪魔されずに自由気ままなランを。』

詳細はこちらをご参照ください。



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