71kmのはずが89kmに・・・。〜諦めなかったことで得たこと〜

チャレンジ富士五湖が終わってまだ2週間余りですが、UTMFを挟んだことで遠い記憶になっている方も多いでしょう。

ウルプロメンバーや友人にはチャレンジ富士五湖とUTMFの両方を完走したランナーがいますが、100kmや118km走って中4日でトレイルの100マイルを走れるのは凄いことです。

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さて、チャレンジ富士五湖、UTMF(STY)を走ったウルプロメンバーの完走率はかなり高い数値ですが、71kmの部に出たsub3.5メンバーのあけみさんのレースを少し紹介します。

あけみさんは3月の古河はなももマラソンが初フルマラソンで、20ブロック中18番目のブロックからスタートしながらグロスで3時間26分11秒でサブ3.5を達成しました。

初フル・18ブロック目からのsub3.5達成〜チャレンジsub3.5メンバーのあけみさん〜前編

こちらでも書いていますが、あけみさんはパーソナルレッスンを通じて11月に入会しましたが、その時は最長距離が10kmでそのタイムも56分台のある意味普通のランナーでした。

どのように走れば良いか練習の度に掴んで行き、グングン伸びて初フルマラソンでサブ3.5をしましたが、まだまだ伸び盛りです。

あけみさんが走るチャレンジ富士五湖の71kmはもちろん最長距離です。ウルトラセミナーに参加し、また練習会などでペース設定や補給などの質問があれば伝えて可能な限りレースをイメージ出来るようにはしました。

また、チャレンジ富士五湖のコースの一部の試走もしました。

チャレンジ富士五湖試走

未知の距離ながら、あけみさんは入賞できると私は考えていましたし、本人も内心狙っていたと思います。

大会当日、私が河口湖大橋を渡り50km(71kmの21.1km地点)に到達した辺りであけみさんに抜かれました。かなりリズムが良いなーと思っていました。私が内臓をおかしくして苦しんでる区間でしたから、追いつき一緒に走る余裕など全くなく、あっという間に見えなくなりました。

このペースなら入賞出来ると思っていました。

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しかし、私が精進湖を一周し野鳥の森エイドに向かう青木ヶ原樹海辺りの長い登りを走っていると、なぜかあけみさんが上から走ってきたのです。その時は河口湖で私を抜いたあと体調壊してエイドで休んでいたのかな??と思いました。ただいつもの笑顔で長時間潰れていた風には見えませんでした。

この辺りではたくさんのウルプロメンバーとすれ違っていたので、とにかくあけみさんにも最後まで頑張って欲しいと思っていました。

実はこの時、私の後ろには同じくsub3.5メンバーのひろのさんが走っていたのですが、ひろのさんは途中まであけみさんと一緒に走っていたので、なぜここであけみさんが前から来るのか頭が混乱した。とレース後に話していました。

じつはあけみさんは、その先にある西湖野鳥の森エイドで補給した後、走ってきた道を戻ってしまったのです。

あけみさんの走行データです。(クリックしてみてください。)

このエイドは往復とも使うためそれぞれのランナーが混在します。あけみさんが復路で到着した時には大半のランナーが往路のランナーであり、河口湖に向かっていくランナーがほとんどいないことから、あけみさんは方向が分からなくなり何人かスタッフに聞いたら精進湖方面に行けと指示されたようです。実際その場にいるほとんどのランナーは往路のランナーですからスタッフがそう思ったのは仕方がありません。コースをしっかり把握していないあけみさんのミスです。

しかし来た道を何故戻る。。

あけみさんはその後、一回走った道を行くわけですが、さすがに見覚えがある景色と、周りのランナーが明らかに自分より遅いランナーになったことから不安になり何度もスタッフやランナーに聞いたようですが、間違っていないと言われ、そのまま精進湖を一周して、再び西湖野鳥の森エイドに着きました。ここでまた少し戻ってしまっているのだから、相当混乱していたようです。

戻った時には途中の距離表示が一気に減るわけですから気付きそうなものですが、あけみさんに聞くと「フルの時点で全然疲れていませんでした。あと30kmなら大丈夫と思いましたが、その後標識が50km行かず、ずっと40km台を示していたので、この標識間違ってる。大会なのに、間違った標識を出して迷惑だ。」と思っていたようです。

道を間違えたことに気付いた時にはいろいろな思いはあったようですが、ラスト20kmはやる気を失いつつも、ゴールを目指したのです。

同じ状況に陥った時にどれだけのランナーが諦めずにゴールを目指すでしょう!?

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それも初ウルトラのランナーなのです。

10kmごとラップはこんな感じです。

1:02:05
0:54:03
0:56:46
0:54:20
3:18:39
1:53:09
1:42:36
0:11:43

10:54:19

アドバイスした通り、最初は楽に入り、40km通過まで徐々に上げて行っています。本人も40km通過時点では全く疲れてなかったと話してます。

今回の入賞者のラップなどを調べると、30-40km区間の54:20は、優勝した兼松選手のラップタイムには及びませんが、今回2位に入った選手と同じラップタイムです。

ホント勿体ないと思いますが、それ以上にこれだけロストしても諦めないでゴールしたあけみさんは本当に強いランナーだと思います。この悔しさと諦めずにゴールした時の気持ちを忘れずに次のレースに繋げて欲しい。

後日談になりますが、チャレンジ富士五湖翌週に奥武蔵グリーンランドを40km走った翌日にチャレンジ富士五湖71kmのコースを走りに行き、余裕を持って8時間で走りきったとのことです。従来の最長距離の2倍以上の89km走った翌週に2日間で111km走ったわけです。

今年は自己ベストを2時間以上更新して100km女子でウルプロメンバーが4位入賞しましたが、来年はウルプロメンバー同士で入賞争いをするような展開になるような気がします。

メンバーの成長はホント楽しみです。

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