トラック練習でのGPSウォッチのセッティング〜オートラップは外そう〜

GPSウォッチも機種によってセッティングできる表示項目は変わりますが、私はこのSUUNTO9に限らず、トラックを走る際はこのような設定にしてます。

心拍数-ラップ数-ラップタイム-タイムです。

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画像を見れば分かりますが、距離やペースは表示していません。

なぜなら、距離は周回数で分かりますし、ラップタイムからペースは分かるからです。

そして、オートラップ設定はしていません。

よく1000m通過する前後30mくらいでピッと音を鳴らすランナーがいますが、これはオートラップ設定にしているのでしょう。

トラックを走るときは、このオートラップ設定では正確なラップなど取れなくなるので外すことをオススメします。

なぜなら、1kmなどオートラップ設定しても、そもそもGPSウォッチでは、カーブの多いトラックを速いスピードで走る場面では正確な距離は測れません。

仮に正確に測れたとしても、追い抜きの際に2レーン、3レーンに膨らめば距離は変わります。(2レーン走行だと1周約408mになります。)

正確に距離が測れないのだから当然ペースも狂ってきます。

例えばトラック1周96秒(1分36秒)で走ると4’00/kmペースですが、この時GPSウォッチの距離が狂っていたらこんなペースになります。

380mだったら4’13/kmペース

420mだったら3’49/kmペース

20mくらいは平気で変わります。

もし、5000m走って20分前半だったとして、「時計の平均ペースは3’49/kmだから19分前半のはずだ。距離がおかしい!」って話している人がいたらどう思いますか?

ロードレースでは、よくある話ですから笑えない話です。

また、1000mなどインターバル走する時も、オートラップにしてると、ラップは上手く取れません。

そもそもトラックではGPSは不要と思いますが、GPSウォッチを持っているのに、あえてGPSなしの時計を買う必要はないでしょう。

まずはオートラップの設定を外して、周回ごと、もしくは1000m(2周半)ごとにラップをとる習慣を付けてください。

例えば5000mでも、1周(もしくは1000m)ごとにラップをとれば、どの辺りからキツくなったとか、タイムが落ち始めた時の心拍数はどうだったとか、自分の課題が見えてきます。

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また、走行中に見る表示画面は余計な情報はない方がよいです。なぜなら必要な情報のサイズが小さくなるという弊害だけではなく、余計な数値を意識することで走りが乱れることもあるからです。

画像の表示はトラック練習で使ってますが、5000m走なら心拍数も外します。なぜなら粘れている心拍数なのに、高い数値を見た瞬間に急にキツくなったりするからです。

心拍数に誤作動はつきものですから、こんな心拍数のはずはないと思っても、その瞬間に心は乱されます。もともと身体にとって危険な心拍数なら相当苦しいはずですから心拍計はなくても分かります。

タイムを見ればラップ数を間違えることもないので、5000mならこれも要らないでしょう。

ここからは余談ですが、24時間走など時間走ではラップ数が非常に大事になるなど走る場面で表示項目は変わってきます。

あと注意しないといけないのは、最近の機種にはスマホとBluetoothを接続して、メッセージなどが画面に表示される機能も付いていますが、ポイント練習やレース中などは切った方が良いと思います。

ラップを見た瞬間に画面にメッセージが表示されて見えないと結構ストレスだし、走りに集中できなくなることもあります。これはトラックに限りません。またBluetoothはバッテリーも結構使います。

たまに通知機能をオフにしてないLINEグループで盛り上がっているのか投稿やスタンプの連投がされると、普段でも邪魔ですが、練習中などはホント困ります。

もちろん緊急の連絡が入る場合などはその限りではありません。

便利なGPSウォッチの機能を上手に使ってパフォーマンスアップに繋げるか、GPSなしの時計の方が良かったなんてことになるかはセッティング次第です。

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また、GPSウォッチのバッテリー稼働時間が気にならない方はいないと思いますが、バッテリー稼働時間を阻害する設定として大きいのは、画面のGPSの精度は別にして、バックライト、バイブレーション機能、タッチパネル、Bluetooth、通知機能などです。特に私は安全面からも夜間は常時ONにして走りたいのでバッテリー消費は激しくなります。

常時ONでも照度によりバッテリー消費は変わってきますが、照度を落とせば数値を読み取るために画面を注視する時間が伸びて、その分足元や前方への注意不足の時間が長くなりリスクは増大します。また明るければ明るいほど、自転車や自動車などからの視認性を高めることができます。

そんな意味でバッテリー稼働時間が長いGPSウォッチは有効です。

SUUNTO9はGPS精度を最高にしても25時間稼働とカタログにありますが、バックライトを常時ONにしたらもちろん25時間はもちませんし相当落ちると思います。

そんな観点からも自分は25時間も走るレースには出ないし、練習もしないから、それほど長いバッテリー稼働時間は不要と言う方にとっても無関係ではないのです。少なくとも夜間パートのある半日以上かかるレースではカタログデータ上15時間や18時間稼働のGPSだと個体差やバッテリーの劣化などにもよるけど最後バッテリーが落ちることもあります。

SUUNTO9は、バックライト常時ONでどのくらいバッテリーが稼働するのか、今度画面照度を何通りか変えて試してみます。

(参考記事)

「SUUNTO 9」とスパルタンシリーズの比較



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