CHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018③〜板垣辰矢果敢に世界記録を狙う〜

长安福特ultra-challenge(Changan Ford Ultra-Challenge)で二連覇を狙った板垣選手は6時間58分14秒の2位に終わった。

(画像提供:石井憲さん)
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レース後、板垣選手はこう話した。

残念ながら2連覇できませんでした。今年は開催地が変わりフラットで当日が雨予報だったので記録狙いで挑みました。しかし天気が変わってしまい朝から晴れ、走り出したらアップダウンも多くタフなレースになりました。

それでも序盤の山道は積極的に3’30〜35で50kmの部の選手と走り、周回コースに入る28kmからは50kmの部トップ選手が離れ1人旅になりました。40kmからペースが一気に落ちるも50km通過は50kmの部も含めてトップの3時間8分台。70kmからはフラフラになり立て直せず80kmで抜かれて2位でゴール。

途中で倒れるかもと思ったのでとりあえず完走できてよかったです。順位を落として賞金が減った事は残念だけど攻めの走りをした事への悔いはないです。

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私も事前情報として気温が低く昨年ほどアップダウンがないコースと聞いており、板垣選手にレース前日にどのくらいのペースで走るか聞くと、3’35/kmペースで50kmまで走り世界記録を狙うと話していた。

100kmの世界記録は1998年に砂田選手が出した6時間13分33秒が長らく破られなかったが、2017年6月のサロマで板垣選手が45秒差に迫る6時間14分18秒を出し、分厚い壁にヒビをいれた。

板垣辰矢(アスリチューンサポートランナー)100km世界記録まであと45秒に迫る

しかし、世界記録を破ったのは板垣選手ではなく、風見選手であった。今年のサロマで6時間09分14秒と一気に4分以上更新したのである。

ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100kmウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その1

今年のサロマは世界選手権の日本代表選考会であり4位までの選手が代表選考されることから、スピードレースにはならず後半勝負になると事前予想されていたが、序盤から世界記録を狙うハイペースな展開となり板垣選手は集団から落ち7位に終わり、日本代表も逃した。

レース後、板垣選手はこう語っていた。

6時間20分くらいで勝てるだろうと思い臨んでしまい、どうせ先頭はペースが落ちるだろうからと守りに入って、徐々に焦りが出て大崩れしてしまった。

今回、この記録を超えようと板垣選手はチャレンジしたのだ。

(画像提供:石井憲さん)

以下の記事で書いたが、予想外の暑さに多くの選手は苦しめられた。

CHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018①〜歩道を走らないウルトラマラソン〜

5kmごとラップは以下の通り

17:45-18:11-17:39-17:31-18:11

19:06-18:34-19:06-21:00-21:17

20:52-20:51-20:33-22:01-25:00

23:59-23:23-24:39-25:56-22:40

 

40km通過が2時間26分03秒で、そこからキロ4に落ちたので、フルマラソン通過は2時間34分くらいだろう。終盤フラフラになったと語っているが、それでもこのペースで走っているのだからトップ選手の強さが分かる数字だ。

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板垣選手に世界記録を狙える条件を聞くと、こう話した。

6時間8分台を狙うには、自分の走りの特性上10kmを35分台で50kmまでは走らなくてはなりません。今回その設定通り入りましたが、今までで一番早い40kmできつくなりました。世界記録を狙うにはサロマで西風の微風、気温10〜15度、小雨なら挑戦できるかもしれないです。

 

10km35分台で走ると、フルマラソン通過は2時間30分以内、50km通過は3時間以内だ。フルマラソンのベストタイムが2時間17分台の板垣選手にとってはギリギリのペースだろう。

補給について聞くと、アスリチューン・ポケットエナジーを15、40、90kmで使ったが、今回は5kmごとにスペシャルドリンクがおけるレースなのでいつもより少なめだ。アスリチューンはスタート前に腰バンドに付けるとともに、スペシャルドリンクにもいくつか巻いていた。

スポーツドリンクを主としたスペシャルドリンクは、サロマ湖の79kmでは濃くて身体が受け付けなかったので、今回は後半を薄めに作ったことで取ることができ、その辺りはしっかりとした準備ができたと語った。

(画像提供:石井憲さん)

最後に優勝した中国人選手について聞くと、「優勝した選手は80kmの給水でも少しとっただけで暑さに強い印象を受けました。しかし全般的に日本人ランナーの方がレベルが上なので意識はないです。でも来年また出場する機会があれば確実に勝ちにいく走りをします!」と力強く話した。

女子2位入賞の藤澤選手のレース展開はこちら

CHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018④〜藤澤舞2位入賞。この1年のPB連発について 前編〜

 



CHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018②〜望月千幸3位入賞〜

CHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018①〜歩道を走らないウルトラマラソン〜

その①から続く

アスリチューン・サポートランナーの望月千幸選手が、长安福特ultra-challenge(Changan Ford Ultra-Challenge)を8時間13分20秒で走り3位入賞しました。

(画像提供:石井憲さん)

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いくつか質問しましたので紹介します。

⬜︎レース前に考えてたこと

得意のアップダウンがあるコースだから自分のペースとリズムを崩さず走ろう。そして何があっても宴会の為に完走は必ずする!

⬜︎レース展開


(画像提供:石井憲さん)4’40くらいのペースで走る予定だったけど舞さん(藤澤舞選手)のペースにはまり自分のリズムがしっかり刻めました。35㎞あたりから、舞さんがペースをもう一段あげたので私は私のペースを守り後半尻上がりになる事だけを考え走ったらそれが今回成功しました。前半は、舞さん、うっちー(内田夏苗選手)、新澤さんの4人で集団走の様な感覚で走れたので気持ちも楽でした。

 

主催者から提供されたデータによるとラップは以下の通りです。

22:41-22:46-22:17-22:33-22:27

22:57-22:22-23:49-25:28-24:57

25:39-25:46-25:58-26:56-25:57

25:55-25:52-26:22-27:09-25:29

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⬜︎補給について

(他の選手のように何キロごとに取ろうとか)特に決めてませんでした。今回ジェルはアスリチューン・ポケットエナジーを3つ取りました。また、ファストウォーター(メダリスト)を2つと、スペシャルドリンクはレモンティーをとりました。

 

レース前に聞いた話では、実業団時代は補給なしで走るのが当たり前だったので体脂肪をうまく使えるような身体になったようです。したがってレース後は顔などもげっそりしてしまうと話していました。

アスリチューン・ポケットエナジーには体脂肪を燃やしやすいと言われている中鎖脂肪酸が配合されているのも製品の特長です。

⬜︎日差し対策

今回、ホテルからバスで移動する前、同部屋だった能勢さんから『暑くなるよー』て言われたので帽子を被り、Aggressive Designの日焼け止めを二度塗りしました。走ってる最中の日焼けによる肌のジリジリ感はなく走り終わってからも肌の痛みはなかったので二度塗り効果あり!と思いました。日焼け止めも最後まで落ちてなかったです。

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⬜︎大会全体について感じたこと

(画像提供:石井憲さん)

中国でのレースは初めてでしたが、警官の多さと片側2車線を潰してまで走れる大会にはビックリしました。そして沿道の応援も小さい子から大人まで皆が応援してくれて頑張らなきゃ!という気持ちにさせられました。

また、今回の大会でご一緒した日本の選手の皆の走りにパワーをもらいました!50㎞を走り切ったメンバーがホテルの前で声をかけてくれて『きついなー。』と思ってる時にも応援で背中を押してくれました。

最後は走る前に『宴会の為に何があっても完走!』という目標が達成できたーー!飲めるぞ~!!という気持ちと、お小遣いゲット!!バンザーイ♪の気持ちがMAXになり笑ってゴールができました。そして、今はまた来年も出たいなーという気持ちでいっぱいです。

 

実業団時代は別府大分毎日マラソンで4回優勝し、サロマ湖ウルトラマラソンの50kmおよび100kmで3回連続優勝した望月選手は現在はウルトラトレイルや、200kmを超えるウルトラマラソンに軸足を移し、今後はサハラ砂漠マラソンなどのステージレースにチャレンジしたいと話していました。

その3へ続く

CHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018③〜板垣辰矢果敢に世界記録を狙う〜



日本一過酷な100kmマラソン?〜津南ウルトラマラソン〜

9月30日、台風接近により松本マラソンなどが中止を決めた同じ日に、NPO法人スポーツエイドジャパン(以下SAJ)主催の津南ウルトラマラソンは開催されました。

(画像は全て主催者からお借りしました。)

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この大会は1周15.9kmの周回コースを6周し+4.6kmする100kmと、周回コース4周する64kmがあります。

制限時間は100kmが16 時間と100kmマラソンの中では緩めですが、累積標高が2,846mもあるのです。

過酷な野辺山ウルトラマラソンが2000m少しであることを考えると、どれだけアップダウンが続くか想像できると思います。

こちらは大会ページに掲載された高低図ですが、これがあと5つ以上横に繋がっているのです。エイド4の手前は約480mで、そこから約680mのエイド1まで200m登りますが、これだけでも×6で1,200mです。他にも100m単位の登りや短いけどかなり尖った登りなど走りごたえのあるコースであることが高低図からだけでも分かります。

厳しければ厳しいほどチャレンジしがいがあると感じるウルトラランナーなら、走ってみたいと思わせるコースレイアウトですが、この大会の魅力はそれだけではありません。

15.9kmの周回上に4 ヶ所設置されたエイドステーションのうち、大会本部前エイドステーションでは地元産食材を使ってプロの料理人が腕をふるった料理が並びました。

エイドというよりまさにホテルのビッフェです。

これで今年の大会は記念大会ということで参加費は6,000円(64kmは4,500円)と聞いて驚きました。

来年からは本来の参加費の12,000円とのことですが、最近はフルマラソンでさえ15,000円という大会が増えてることを考えるとコストパフォーマンスの良い大会といえるでしょう。

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大会当日、参加したランナーは大会の中止が相次ぐ中で、走れることの素晴らしさを噛み締めながら走ったことでしょう。

また、参加したランナーが「主催者は首都圏は電車が止まるという情報を早めに流してくれたので助かりました。」と投稿していましたが、その情報を得た上で、レースを途中でやめて帰る決断をするかどうか判断できます。

SAJのFacebookページにはこのような投稿がありました。

 

優勝者した石島 丈晴さんのタイム8時間46分02秒は素晴らしいタイムです。

大会結果はこちらです。

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主催者のSAJ館山代表にこの大会を開催した理由をこう話しました。

私たちが主催している大会のひとつに日本横断「川の道」フットレースというのがあります。新潟県津南町はその大会の中継点として重要な地であり、長年、よきおつき合いをさせていただいております。

2013年、その津南町から「町の活性化のために、ぜひランニング大会を」という要請がありました。

NPO法人スポーツエイド・ジャパンの活動目的のひとつに「地域振興への貢献」を掲げており、また「川の道」フットレースでお世話になっている津南町の活性化に貢献したいという思いもあってこの大会を立ち上げました。

本大会の売りは、大自然のなかに設定したダイナミックなコースとエイドステーションでのおもてなし。それらを多くの人たちに楽しんでいただくことも重要な大会開催目的であります。

しかしながら、その思いは届かず、なかなかこの地に足を運んでくれる人が増えません。そこでフルマラソンを今年からウルトラマラソンに変え、エイドステーションをさらに充実させることにしました。

 

主催者として大事にしていることについてこう続けました。

NPO法人スポーツエイド・ジャパンの活動理念は、「無私利他」の精神で「良品安価」なもの(イベント)を提供し、年齢、性別、障がいの有無を問わず、あらゆる人たちにそれを楽しんでいただくことです。そのための努力は惜しみません。

たとえば、悪天候の予報が出ても、安全を最優先したうえで「楽しんでいただく」ためにはどうしたら良いのか最後の最後まで考え、最良の道を見出す努力をしています。

台風24号の影響が懸念された今大会は、常に天気予報とにらめっこをし、状況に応じてはレース途中でのコース変更、制限時間短縮も視野に入れてスタートさせました。

私が、イベント開催にあたって最も大切にしているものは情熱です。ことなかれ的に無難な選択をするのではなく、たとえリスクを伴っているように思われることでも情熱をもってその突破口を徹底的に探り、またその対策を講じ、ことにあたりたいと思っています。これもまた、主催者としての誠意だと考えています。

 

この大会は周回コースです。周回は嫌いだ。という方もいますが、周回コースであることから、ボランティアスタッフ数を抑えることができるし、ランナーの安全管理などしやすくなります。その結果、悪天候でも開催判断をしやすくなります。

ここ数年ロード、トレイル問わず様々な大会が中止になっています。このような状況が続くなら、中止になりにくい大会を選択するという視点も、大会選びの大事なポイントになってくると感じています。

個性的で魅力的な数多くの大会がSAJにはあります。今年私は3大会走りましたが、どれも過酷ながら良い思い出になっています。

大半の大会は初心者向きではありませんが、自分でいろいろ判断できる方ならきっと楽しめます。

2018年開催大会一覧はこちらです。

 



CHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018①〜歩道を走らないウルトラマラソン〜

金曜日に中国で開催されたCHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018に招待していただきましたが、いろいろと素晴らしい経験をさせていただきました。

少しづつ書いていきますが、こちらはスタート前に日本人選手全員で撮影した画像です。

(画像は私が撮影したものと、参加メンバーが撮影したものをお借りしてます。)

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今回50kmと100km合わせ、招待選手と中国の一般参加者を含めて179名(100km82名、50km97名)の大会ですが、驚くことに100kmマラソンなのに、片側3車線の幹線道路などを交通規制し、警察官や警備員、ボランティアなどは数千人単位で動員されたと思われます。

国営テレビで生中継され、上空をヘリコプターが飛び、車やオートバイに乗ったクルーが選手の走りを撮影します。

とにかくスケールの大きな大会です。

選手村からスタート地点までバスで向かいましたが、バスはゼッケン番号順に割り当てられ、私は1号車に乗りました。

バスに乗ると屈強な外国人選手が後方に陣取っていました。

拡大すると

かなり威圧感あります。。

会場には相当数の警官がいましたが、筋骨隆々で姿勢がよく日本なら機動隊や自衛官のような印象がありました。

ゲートをくぐると招待選手のみウォーミングアップ出来る箇所やトイレなどあります。

アップ後、近くにいたメンバーと写真を撮りスタート地点に向かいます。

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日本のウルトラマラソンはだいたい早朝スタートですが、テレビ中継の関係で9時スタートと少し遅めです。制限時間は12時間ですが9時間経過したら暗くなります。

前日は涼しくて走りやすそうと思いましたが、レース当日はスタート時点で既に日差しが強く汗が出てきたので厳しくなると感じました。

号砲とともに板垣選手はじめトップ選手が凄いスピードで駆け出しました。

私はこの大会に出ることを決めた時点で、2週間後の神宮外苑24時間チャレンジのことは忘れて走ることにしました。

Changan Ford Ultra-Challenge 2018(中国)走ってきます。

予想に反して気温が高くなりましたが、2015年にサロマで出した8時間26分のPB更新を狙える位置で走ることにしました。

夏なら暑さに身体が慣れているから大丈夫ですが、一気に気温が下がり風邪ひきそうになるような日本からきてこの暑さは厳しい。ただ日が陰れば体感温度は下がります。

後半ペースが落ちることを想定して5km23分くらいで入りました。

スタートして1kmいかないくらいで、今年の100km世界選手権個人銅メダルの藤澤さんと、過去の世界選手権で個人銀メダルの望月さん、そしてやはり日本代表経験のある内田さんが横に来たので、走りやすいペースなのでそのまま並走しました。だいたい4’30/kmくらいです。

序盤ダラダラ登りが続くけど、身体の動きは悪くない。

10kmのスペシャルドリンクが見つからず、その集団に置いていかれましたが、50mくらい後方から無理に追いつこうとせずペースをキープして走りました。

片側3車線の道路のどこを走れば良いのか迷うくらい広い道ですから、コース取りでだいぶ距離は変わってきます。

淡々と走っていましたが、20kmくらいで右足底に違和感・痛みが出てきました。

なぜ?とその時は分かりませんでしたが、レース後メンバーが口々に路面が硬かった。と話しているので硬さによりダメージが出たのでしょう。今まで路面が硬いという感覚を持ったことはなかったので今回学びました。

痛みが出ないよう接地位置など丁寧に調整しつつペースも少し落としました。

PB出した時のフルマラソン通過は3時間18分台でしたが、遅くとも3時間20分くらいで通過したいと思っていましたが、今度は40km手前でビクッと右脹脛に足攣りの予兆が出てきました。脚が攣ったら完走が厳しくなるだけではなくダメージが尾を引きます。

原因は路面の硬さだけではなく、暑さで体外に出てしまった電解質の補給が足りなかったのでしょう。日本を出るときにはかなり寒くなると聞いていたのでダウンジャケットやホットクリームなど持参しましたが、暑さ対策は不十分でした。念のために持参した経口補水液パウダーを20kmくらいでとりましたがこれでは足りません。

エイドに何かないかと見ると、3cm四方くらいの小さなパッケージがあり、文字を読むとどうやら塩分補給のサプリメントのようでした。開けると錠剤が2錠入っていました。しょっぱくないので飲むのはストレスになりません。

ただ膝下に負担がかかっているのは間違いないので、40kmからは膝下を使わずに走るようにしました。ペースは落ちるけど仕方がない。

50km通過は4時間13分23秒

PB出した時より20分近く遅れました。

気温はさらに暑くなり熱中症にならないよう水をかぶりながら走りましたが、あと25kmの周回を2周回らねばならないと思うとかなりキツイ。

そこからは、脚に負担がかからないよう、腰の位置を高くして腹と胸を前に出して少しでも推進力を生むようにし、また骨盤が動かしやすいようにしました。

50kmでリタイアが相次ぎ、もともと少ないランナーがさらに減りました。

2周目を終わる直前の73kmあたりでヘリコプターや車の音がしたので、ゴール間近のトップランナーが近づいてくるのを知りました。板垣選手かと思ったら中国人選手でした。

フォームが凄く綺麗だと思いました。板垣選手は私が3周目に入った直後にすれ違いましたが、かなりキツそうでした。本人から詳しいレース展開を教えてもらいますが、この暑さの中を50km3時間で通過したようです。

ちなみにこのタイムは同時スタートの50kmの優勝選手より速いタイムです。

3周目に入ると真っ直ぐ伸びた、だだっ広い道路の前に全くランナーがいないことが増えてきました。

かなり贅沢だなーなんて思いながら景色を楽しみながら走りました。

海外レースではトラブル発生時に言葉の壁もあるので、まずはトラブルを起こしたくない。1分1秒速くゴールするより、確実にゴールするにはどうしたら良いか考えてゴールを目指しました。

終盤は日本人選手と話しながら走ったりもしましたが、夕焼けがとても綺麗でした。

これはレース後に撮影したゲートですが、気持ちよくフィニッシュしました。

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タイムは9時間51分13秒と何とかsub10は死守する展開のレースになりましたが、今回は走り切れただけで満足です。

レース後は日本を代表するウルトラランナーと部屋飲みしながらいろいろ話しができました。

今回、走りだけではなく、さまざまな気づきがありました。参加するか熟慮しましたが参加して良かったです。

神宮外苑24時間チャレンジのスタートまで2週間足らずになりましたが、回復の遅い私がどこまで回復するか、その過程を楽しみたいと思ってます。

また、上位選手の走りなどは別に紹介します。

結果

順位 男子19位(出走者 62人)

男女合計完走率60.9%(完走者50人/出走者82人)

男子

  1. 斯国松(中国)6:46:45
  2. 板垣 辰矢(日本)6:58:14
  3. Aleksandr Sorokin(ラトビア)7:11:46
  4. 小野 喜之(日本)7:21:15
  5. Serhii Popov(ウクライナ)7:24:46
  6. Giorgio Calcaterra(イタリア)7:30:55

女子

  1. Radka Churanova(チェコ)8:07:05
  2. 藤澤舞(日本)8:09:26
  3. 望月 千幸(日本)8:13:20
  4. Yuliia Tarasova(ウクライナ)8:16:21
  5. Olena Shevchenko(ウクライナ)8:30:49
  6. Valeria Sesto(アルゼンチン)8:36:29

その②へ続く

CHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018②〜望月千幸3位入賞〜



ウルプロメンバーPBラッシュ再び〜良くも悪くも振り返りで強くなる〜

この土日は各地で大会が開催されましたが、気温が高いコンディションながら、ウルプロメンバーは頑張りました。詳細は別に書きますが、把握している自己ベストは以下の通りです。

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⬜︎水戸黄門漫遊マラソン

Iさん 3:09:38

1年前にパーソナル→入会したIさんは、フル2戦目で大阪国際女子資格獲得しました。昨年5月頃は10km75分くらいかかっていたのに急成長中です。かなり努力しています。

Kさん 3:20:56

50歳で初フル3時間20分は素晴らしいです。まだまだ伸びしろたっぷりなメンバーです。

Hさん 3:59:42

マラソン歴18年、56歳にして初のsub4。3月には61歳のメンバーが初sub4してますが、走歴が長い50代、60代でも効率性を求めたらまだまだいけます。

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⬜︎富山マラソン

Sさん 3:29:30

4年前に出したタイムを約30分短縮したPBです。終盤は脚が終わったけどパーソナルでやったピッチの意識を忘れずに走ったら保てたとのこと。

Yさん 4:35:59←5:18:06

自己ベスト対策セミナー→体験参加→入会およびパーソナルで短期間にいろいろ掴んでもらいましたが、今シーズンsub4行けそうです。

Hさん 4:25:17←5:45:40

パーソナル→自己ベスト対策セミナー→体験参加→11月入会のHさんもYさん同様伸びしろたっぷりです。自己ベスト1時間20分更新は凄い。

⬜︎金沢マラソン

Sさん 3:53:07

パーソナル→入会のSさんは5年ぶりにPBそして、久々のsub4達成です。フォームが馴染めばまだまだいけます。

⬜︎手賀沼ハーフ

Hさん 1:37:22

初の1時間40分切りどころか、一気に突き抜けました。今回はフォームだけ意識して丁寧に走ったようです。

⬜︎東京トライアルハーフ

Kさん 1:39:28

目標にしていた1時間40分切り達成しました。Hさん同様11月にsub3.5を狙います。

Tさん 1:43:14

60代のTさんはパーソナル→入会→自己ベスト対策セミナーなどを通じて色々考え実行してもらっています。目標にしていた100kmも完走し、次の目標であるsub4も視野に入ってきました。60代になってもまだまだ伸びます。

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もちろんPBではないけど快心のレースだったメンバーもいるし、思うような結果が出なかったメンバーもいます。

ただ、みんな一喜一憂しないで次のレースを見据えています。

何が出来たのか?何が出来なかったのだろうか?なぜ出来たのだろうか?なぜ出来なかったのだろうか?など、レース前、レース中のことを一生懸命振り返り自問自答したらいろいろ見えてきます。

根性がなかった。練習不足だった。で終わらせてはいけないのです。

練習不足だったのなら、なぜ練習不足になったのか?どのような練習が足りなかったのか?そもそも自分に足りないモノはなんなのか?だったらどうしたらよいのか?と考えたら、落ち込んでる暇はありません。まだシーズンに入ったばかりです。

また、今回PBを出したメンバーだけではなく、ウルプロには50代、60代になってからPB出すメンバーは少なくありません。

そしてウルプロは速い人ばかりだと思われている方もいますが、入会前は5時間台だった方はたくさんいます。

何をすれば良いのか明確にして、取り組めば伸びます。

また一定の走行距離は必要だと思いますが、入会して走行距離が減ったメンバーもたくさんいます。なんのための練習かを明確にしていけばやみくもに走行距離を追うこともなくなります。走行距離を増やすのは効率よく走れるフォームを身につけてからの方が故障リスクも減ります。

私のレースについてもいま書いてますので少しお待ちください。

11月のウルプロ練習会日程はこれからアップしますが、基本水曜日の午後と夜、金曜日の夜、週末は月2回です。今月までのメニューなどはこちらに掲載しています。参加ご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。



プリンセス駅伝の事故を再発させてはいけない。

今回のプリンセス駅伝で岩谷産業の選手が中継地点のはるか手前から這いつくばい膝を擦りむきながらタスキを繋いだことが話題になっています。

私自身、タスキを繋げたいと一心不乱に前に進む姿に心をうたれ目頭が熱くなりました。同時になぜ監督は止めないのか?主催者はドクターストップかけないのか?このままでは選手生命が終わってしまうかもしれない。早く止めて欲しいという気持ちになりました。

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日刊スポーツの記事には、監督はいち早く止めるよう運営に連絡するも伝達が悪かったと書かれています。

四つんばいリレーで監督「やめてくれ」走者は骨折

指導者なら一生懸命育てた選手が潰れるようなことはさせたくないでしょう。

今回の件は立場や目線により捉え方はさまざまです。

例えば、私自身が選手でウルトラマラソンのゴール手前で同じ状況になり、『走れない』『歩けない』状態なら這ってでもゴールしたいと思うでしょうし、指導者としてメンバーが同じ状況になったら絶対に止めます。

このように、選手が先に進みたい、ゴールしたいと思う気持ちを、冷静に判断し危ないと思えば止めるのが指導者や主催者の役目だと思います。

いろいろ書きたいことはあるけど、さまざまなメディアに掲載されている内容とは違う観点で書きます。ただ今回の件を美談や感動的な場面にしてはいけないと書いている記事とは同じ考えです。

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今朝、ウルプロメンバーで様々な大会で医療支援活動をしている犬尾医師と本件についてメッセージでやりとりしたところ、このような言葉がありました。

ラグビーなどは「脳震盪(のうしんとう)」おこしたら、一旦グラウンドから離れドクターの診察を受ける、検査をする、試合に出場させてはならない等、選手を守るルールを作っています。陸上もそうしなければダメだと思います。

 

今回は選手の周りにいる競技役員は止めるか止めないか凄く迷っているのがテレビにも映っています。

中継点にいるチームメイトに向けて脇目も振らずに進んでいく選手が醸し出す『絶対に襷を繋ぐ』という気迫を間近で見たら、止めるかどうか迷っても仕方がないでしょう。

今回は、熱中症などで昏睡状態になっている状況とは違い、意識はしっかりし、リズミカルに手脚が動いている状況だったのです。その時点で(医療関係者でないと思われる)競技役員が骨折していると判断するのは困難だと思います。

日頃選手を指導し、故障明けであることを把握している監督であればすぐに止める判断に至るかもしれませんが、箱根駅伝などとは違い監督が選手のすぐ近くを自動車で移動する仕組みの大会ではないのです。

そのような観点から選手の近くにいた競技役員になぜ止めないのかと責めることはできないでしょう。

今後、同じような事故を起こさないためには、犬尾さんが話すような仕組みを早急に作るべきです。

例えば「フラついている」「立てない」など、競技中止にする事例や基準を明確にし、この状態になったら、選手やチームの意思に関係なく、競技役員はすぐに止めなければならないといった決まりを作れば、競技役員は躊躇なく止めることができます。

止めるのが正解だったのか?止めなくて正解だったか?監督は止めるよう要請していたのに、なぜすぐに現場に伝わらなかったのかなどの議論・持論・憶測が展開されていますが、私がこの記事でお伝えしたいことがあります。

それは市民ランナーも把握しておかないとマズイことです。医学的なことになるので、専門家である整形外科医の諏訪医師にも書いたことを読んでいただき、アドバイスをいただきました。

今回、私が記事を書き始めた段階では脛骨を骨折したことや、転倒したことは報道されていますが、明らかになっていなかったことに『疲労骨折により転倒したのか?』『転倒した際に脛骨を打ち付けて骨折したのか?』があります。これは凄く大事なことです。

テレビで見る限り、転倒した時の映像は小さくてよく分かりませんが、崩れ落ちるように見えたので疲労骨折によって転倒した可能性もあると思いました。今後のニュースの続報などで明らかになるかもしれません。

疲労骨折は練習のし過ぎが原因とされていますが、それを加重するのは栄養不足による骨粗鬆症です。女性の長距離ランナーにはかなり多いと聞いています。

体重落とせば軽くなり短期的な視点では速く走れるかもしれませんが、身体は蝕まれていきます。

今回の骨折理由が疲労骨折かどうかは分かりませんが、体重が軽ければ軽いほど良いという風潮へのアンチテーゼに感じました。

女子実業団チームに関わりの多い方に聞くと、生理が止まっている選手は当たり前のようにいるとのこと。ホルモンバランスの崩れは身体だけではなく精神のバランスも崩します。

速くなりたいから、必要な食事を減らしてでも体重を落としたい。

という気持ちは分からないでもありませんが、無理な減量は絶対にダメです。

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諏訪医師のアドバイスはこちらです。( )内は補足しました。

私も見ましたが、疲労骨折の好発部位(発生しやすい部位)である脛骨ですので、不全骨折(ヒビが入っている状態など)でレースに臨み、ロードの過負荷で完全骨折に至ったと推測しています。

新澤さんの仰る通りで医療的な視点からも辞めさせるが正解だと思います。

ただ、全日本実業団対抗の予選を兼ねている大会であることや駅伝というチームスポーツであること、日々頑張ってきた監督・コーチ・選手・スタッフ・家族のことを考えるととても難しい判断になると思います。

マラソンなどの個人種目でトップ選手が簡単にDNFするのも難しい問題ですね。

特に思春期の女性では理想の体型に近づきたい気持ちや増量に対する不安で無理なダイエットで体調を崩したりする方がたくさんいます。

さらに陸上アスリートレベルになるとそこに記録にこだわり過ぎた減量や無理なトレーニングにより拒食、貧血、月経障害が著名になる傾向があります。

中高年女性では閉経に伴う骨粗鬆症が基盤にあるためにリスクが増します。

“適度な”運動は骨密度改善効果がありますが、衝撃の強いロードばかりを走ったりせず、クロカン走や芝生走などを間に挟むのがオススメです。

またチームドクターをするようになり、栄養バランスの大切さを再認識しています。

しっかり食べられる子は強いですし、実際記録も伸びています‼︎

生きていくために必要な炭水化物をしっかり摂ること、朝食をしっかり摂ること、練習やレース直後の補食をしっかり摂ることの3点を徹底して習慣化させています

 

今後同様の事故を絶対に起こさないよう防止することは出来ませんが、発生後に症状を軽減させることは出来ます。そのための仕組み作りは是非考えて欲しいのと、市民ランナーもタイムのために無理な減量はしないで欲しいことを伝えたくてこの記事を書きました。

最後に、岩谷産業の選手の早い回復と再起を願います。



Changan Ford Ultra-Challenge 2018(中国)走ってきます。

10月27日に中国湖南省で開催されるIAU世界ウルトラマラソン協会公認大会のChangan Ford Ultra-Challenge 2018(100km)を走ってきます。

2016年ゴビ砂漠を舞台に開催された時のスタート会場(主催者提供)

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以前も記事に書いたように、中国では最近ウルトラマラソンやトレイルレースの人気やレベルアップが凄い勢いで進んでいると聞きました。

抗州ウルトラマラソンで井上真悟選手が3位入賞〜中国選手の躍進と今後のウルトラマラソンで思うこと〜

ただそれは人づてに聞いた話であり、自分自身の目で見て、身体で感じたいという気持ちが湧き出てきた頃に、知人から、このレースに私を招待選手として推薦したので、ぜひ参加して中国の勢いを感じてきてほしいと連絡がありました。

もともと中国のレースに興味を持っていたので、またとないチャンスです。

ただ即決はできませんでした。

理由は大会日程で、その大会開催日は、神宮外苑24時間チャレンジの2週間前なのです。

神宮外苑24時間チャレンジは2016年、2017年と50代になってから連続して自己ベストを出している大会ですごく楽しみにしているレースなのです。

私は回復が遅いので、100km走ると2週間ではコンディションを戻すのは困難であり結構迷いました。

ただ、子どもの頃も大人になっても、たまに思い出すのは、やらなかった後悔です。特に中学時代に陸上部の幼馴染から市内駅伝大会のメンバーとして走ってほしいと言われたのに、Cチームで走るのなんて嫌だと変な見栄から断ったことは今でも思い出します。ほんとはその駅伝走りたかったのです。

冷静に今後の自分について考えると、世界トップレベルの選手と一緒に行動し、ウルトラマラソンに限らず様々な分野でエネルギッシュに急成長している中国の大会を肌で感じることは様々な面で大きい。

そもそも自分自身、この100kmレースを走りたいのかどうか自問自答すると、『走りたい!!』のです。

で、あれば出ない選択はありません。

神宮外苑のことは、このレースが終わるまでいったん忘れようと招待をお受けすることを決めました。

楽観的に考えるなら24時間走→100kmよりは、100km→24時間走の方がまだコンディショニングしやすいように感じます。

4月のチャレンジ富士五湖100kmから10日後スタートの川の道フットレース254kmは、途中抜けきっていない疲労から膝裏に痛みが出ましたが完走しました。

逆にどのくらい回復できるのか楽しみです。

2016年ゴビ砂漠を舞台に開催された時のフィニッシュ地点(主催者提供)

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さて、この大会について主催者サイドの方からいろいろ教えていただきました。

大会の目指す方向性

2016年ゴビ砂漠を舞台に開催された時の石川選手のフィニッシュ(主催者提供)

中国内における、ウルトラマラソン大会の先駆者となるべく、IAU(世界ウルトラランナーズ協会)を筆頭に海外の各協会と連絡を取り、正規な形で世界に発信できる大会を目指しています。

理由として、中国内にも多くのウルトラマラソンの大会はありますが、IAU,CAA中国田経協会(陸連に当たります。)の大会承認を得ている大会はありません。

その中で、本大会は、唯一IAU、CAA、両協会より承認されている大会です。またCAAがまだ諸事情により、IAUに加盟していない中、両協会の橋渡しにもなっている大会です。

大会そのものは、世界各国より、世界トップランナーを送って頂き、中国のランナーにウルトラマラソンを理解してもらえる様、また、一般ランナーも体験できる大会です。

また、本大会は2015年より2018年までの3年間この様な大会を行なっております。2015年からIAUと連絡を密に取り、中国におけるウルトラマラソンの世界選手権開催を目指しています。

大会の魅力

2016年ゴビ砂漠を舞台に開催された時のコース画像(主催者提供)

2015年(50Km)、2016年(50Km,100Km)は、ゴビ砂漠を走るウルトラマラソンを開催しました。2017年(50Km,100Km)は、プレ世界選手権として、雲南省撫仙湖にてロードレースを開催しました。この様に、中国各地にて、中国の魅力を活かせた大会作りを行っています。

コース

画像は主催者からの案内に掲載のキャプチャーです。

コースはスタート・ゴールは違いますが、中盤から周回コースになります。高低図を見るとさほど大きなアップダウンはなく走りやすそうなコースです。

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しかし、今年は本数は絞っていますが、4月からウルトラマラソンを平均月1本走っています。

  • 4/22 チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン100km 9年連続完走
  • 5/3-5 川の道フットレース(254km)
  • 6/2 ゆめのしま6時間走(61.3km)3位
  • 6/24 サロマ湖100kmウルトラマラソン 7年連続完走(うち5回sub9)
  • 7/15-16 みちのく津軽ジャーニーラン(188km)
  • 9/15-16 うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン(122km) 4位
  • 10/26 Changan Ford Ultra-Challenge 2018(100km)
  • 11/10-11 神宮外苑24時間チャレンジ

38歳の時に初めて走った10kmレースは当時の私にとって途方もない長距離でした。その私が100kmを超えるレースを走っているなんて当時の私は想像もしていませんでした。

また5年前に安定・安全に目的地に向かう謂わば大型客船から強風が吹いたら転覆してしまうような小型ボートに乗り換え、自分の好きな方向に漕ぎだすような人生を選んだわけですが、そんなことも38歳の私は想像できなかったでしょう。

同じようにこれから10年後どころか3年後にどう変わっているかも分かりません。でも今までがそうであったように、自分が進みたいと思う方向に進んでいくつもりです。自分が進みたいと思えば、色々繋がっていきます。困難なことがあればどう乗り越えるか考え行動すれば良い。今回の中国遠征もきっと何かに繋がっていくことでしょう。

今回日本から16人のランナーが行くと聞きましたが、志の高い方々との出会いは非常に楽しみです。



チャレンジ自己ベスト対策セミナー参加者の気づき

10月16日開催 チャレンジ自己ベスト対策セミナー(ウルプロ練習会体験参加付き)

火曜日に開催したチャレンジ自己ベスト対策セミナーは17人の方が参加していただき月島のカフェ Vita@stile で開催しました。

2時間半の座学セミナーは長いと感じた方が大半だと思いますが、一緒に考えていくことは多岐にわたり実際はこれでは時間が足りません。

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どのような内容なのかざっくり紹介するとこのようになります。

参加者それぞれが掲げている目標タイムはどのような難易度かを把握し、その目標を達成するためにどのような能力を高める必要があるかを明確にし、その能力向上のためにはどのような練習をしたら良いのか考えてもらいました。また効率よく走るために意識することや、レース前、レース中に気をつけることなど、参加者一人一人が自分ごととして考え、言語化してもらいました。

(今回セミナー風景を撮影しなかったので、これは以前の画像です。)

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参加者の振り返りの一部を抜粋して紹介します。

Nさん(3時間26分)

自分の走力も把握していないのに具体的な目標を立てず、周りから言われるがままの目標を立ててしまっていました。最近、やっと現状把握ができたので今日のセミナーで教えていただいた様にまずは数値で視覚化して目標までの道筋を立ててみます。

Hさん(3時間40分)

距離が長くなるとキツくないペースでも足がもたなくなります。 練習の量も質も足りてないと漠然と思っていたが、どのようにそれを高めることが出来るかわからない状態でしたが、今回のセミナーで目標達成に対してどんな練習をすればよいかのイメージが掴めました。

Fさん(3時間26分)

自分の課題はランニングフォームの改善と筋持久力向上だと分かりました。「走りやすいフォームが故障しない走りなのか?」を振り返りながら練習し、自分に合ったフォームを見つけることと、「何のためにこの練習をするのか?」を自分に問い、練習目的を明確にし、さらに「今日の体調や疲労度はどうか?」を把握し、無理しすぎない程度に練習メニューをこなしていきます。

Yさん(5時間18分)

練習が足りておらず、今一度練習時間を捻出する必要性を感じましたので、今後、練習会に参加したいと考えています。その中で経験豊富な方に会う機会を増やしたいと思いました。今回の講習会も大変よい経験になりました。

Hさん(3時間38分)

今回は数年前にハーフやフルの自己ベストを出してから全く更新できないのは、歳なのか?練習すればまだいけるのか?見極めるために参加しましたが、自分の課題はスピード!だと気づきました。今まで速く走ることをやってないのだから、速く走れるわけがありません。800などの距離をゼエハアしながら走る練習は嫌いですが、嫌いなことを避けてたら前には進めません。ジョグやLSDだけではタイムは縮められないと改めて実感しました。 年齢のせいにせず、1分でも1秒でも縮めたい気持ちがあるなら、やるべきことを、やるだけだと実感しました。

Oさん(3時間30分)

自分の課題はスピードが足りないことです。ここ数ヶ月は山中心でスピード練習はあまりしていなかったので、スピードを取り戻していかないといけないとあらためて感じました。まずはスピードになれる事、思い出すことからはじめようと思います。練習会でおそれず積極的にスピード練習に挑戦していこうと思いました。また前傾、ピッチ、腕振り、といったフォームを意識してスピードアップを図りたいと思います。今回のセミナーでは具体的な数値目標を設定でき、目標が明確にできました。 富士登山競走、信越五岳、ハセツネの3レースが終わってしまい、何だか少し気が抜けたような感じだったのですが、半年しっかり頑張ろうとやる気が出てきました。

Kさん(3時間37分)

目標とするタイムに対して練習の設定ペースが遅いく、練習時間や回数が少ないと感じました。今後は練習時間、回数の確保  練習の質を高めるとともに、練習の意図、目的を意識して、それぞれ適正な負荷、ペースで練習で取り組むようにします。前シーズンの状態が良いイメージが残りすぎているのか  今シーズンの秋にサブ3.5をと考えていましたが、現状5月~9月までの5カ月は毎月月間60~70kmと怠けた分、残り3か月で前シーズン程度に可能な限り戻したいです。

Hさん(5時間45分)

セミナーに参加する時点で、何が課題かもよくわからない状態でした。とにかく課題は最後まで足が痛くならないことかな、くらいでした。大事なことはいろいろあるけど、いつも前日当日に時間に追われてる気がするので、タイムスケジュールを考えて行動しようと思いました。 練習方法やペースもだんだんわかってきました。また 皆さんがサーっと理想のフォームについて話されるのを聞いて改めてフォームの大切さもわかりました。

Hさん(4時間30分)

昨年12月のPB時から、体力の衰え、練習量(走行距離)が激減してしまい、体調の変調もあり従前は出来ていた距離を熟す事に自信が持て無くなっている事や実際にフルマラソンの大会に出ても、ハーフが脚力の限界になってしまっている事などから結果を得られずに心身共に疲労して回復がままならず引きずってしまっっていました。平日の午後練では、フォームの安定と共に、スピード練習のパートは、断続的ではあるが以前よりは、VDOTデータ等から導き出した数値に近い設定タイムで実践出来つつあるので、頻度を安定させて継続することと、絶対的な走行距離が足りないので、筋持久力の向上に繋がる練習を週末や大会への参加を増やして克服します。

Kさん(3時間59分)

いつも練習メニューは行き当たりばったりでこなしていたので、きちんと計画してメニューを作れるようになりたいと参加しました。セミナーを受けて自分の好きな短い距離のインターバルばかりしていたのではダメで不足している筋持久力を向上させるメニューをしなくてはと思いました。

Sさん(10数年ぶりにフルマラソン挑戦)

自分のレベルがいかに把握できていないかひしひしと感じました。とりあえず週末走ってレベルチェックをします。

Yさん(3時間48分)

サロマ湖の後、「フルのタイムが伸びれば違った景色が見える」とコメントを頂きましたが、まずフルの実力を上げることがウルトラなど他のレースの基本になると私も感じており、今回のセミナーに申し込みました。自分の課題は、そのためには何が自分に足りなくて、どのような練習をすればいいか具体的なイメージができていないことが課題だと思いました。まず課題の切り分けが出来るようになること、課題解決のための練習方法を理解することです。VDOTを使った練習ペースや、具体的な練習方法が掴めました。またフォームは普段から意識していますがまだ改善余地が色々ありそうだと感じました。ピッチやストライドももっと意識していきたいと思います。

Uさん(3時間28分)

今回のセミナーで、他の人に対して自分の考えを伝える機会や、人の考えを聞く機会が不足していたことに気付かされました。 おかげで自分の考えを整理することができ、自分にはない新しい考え方を知るきっかけにもなりました。

 

Nさん(4時間30分)

前回走ったフルマラソンの練習は長距離走しかしていなかった。5月にウルプロに入会しスピード練習を始めたことでスピードが少しづつ上げられるようになってきたのでこれからも続けてそのスピードに耐えられる心肺機能を強化したい。 また今回のセミナーで過去のフルマラソンを振り返ってみたらペースやら戦略やら何も考えずに走っていたことがわかりました。 サロマ湖と同様、マラソンは事前に戦略をたてて走る必要があると再認識しました。

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今回のセミナーに限らず練習会やパーソナルレッスンでも、終わった後すぐに振り返りをしている方と、振り返りをしていない方では差がついているように感じます。

私自身、ランニングに限らず気づきがあった時にはメモしておかないとすぐに忘れます。せっかく時間やお金をかけて掴んだことも時間の経過とともに次から次へと消えて行きます。

フォーム撮影をするウルプロの練習会では振り返りをしてもらっていますが、主観と客観の乖離がなぜ発生するのかを把握し、次は何をしていくべきか、今回意識したことでフォームがどのように変わったか、など気づきを積み重ねていくことでメンバーは伸びています。

ウルプロ練習会日程はこちらです。水曜日午後と夜、金曜日夜、月2回の週末に練習会を開催しています。

参加希望の方は、Facebookページのメッセージにてお問い合わせください。



なりたい自分をイメージし言語化する〜パーソナルレッスン〜

今週はパーソナルレッスンで5人の方の悩みを聞き、アドバイスをさせていただきました。

もともとパーソナルレッスンに参加する方は、何かしらランニングフォームに迷っているわけですから、その悩みや迷いを解きほぐし、具体的に何をすれば良いか明確にするのが私の役割だと思っています。

5人の参加者から、「いろいろ繋がった。」「スッキリした。」「具体的にやるべきことが分かった。」などの言葉を笑顔でいただけると素直に嬉しいです。

アドバイスする際に意識しているのはその方にとっての最適な完成形をイメージすることです。(*以下ウルプロメンバー以外のレッスン受講者もいますがメンバーと記載します。)

最適な完成形と言っても私の独りよがりではなく、メンバーが整理できていないことを含めて質問し自分自身の中にある言葉を引き出します。その言葉からそのメンバーがなりたいフォームを私が思い浮かべ、そのイメージを言語化して伝えます。その言葉が伝わっていないと思えば言葉や伝達方法を変えていきます。

どのようなフォームを目指すのかメンバーと共有できなければ良いレッスンにはなりません。

また、メンバーが問題ありと思っているが、なかなか改善できない動きについては、意識しても変えることができないのだから、結果的にその問題点が出ないような動きに変えるようにしています。

なぜ悪い動作が発生するのか、その過程を説明し、例えば接地を修正するために接地を意識するのではなく、上体の動きをアドバイスすることで変えていきます。

動きは連動しているのです。

Facebookページで紹介した参加者のビフォーアフター動画はこちらです。

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Uさん

Uさんは脚が上がってないなど躍動感のないフォームを変えたいとレッスン開始後のカウンセリングで話していました。

フォームチェックをすると確かに脚は上がらずに倒れ込むかのようなフォームでしたが、脚をほとんど使わないから疲れにくいフォームに感じましたし、Uさんにレース終盤の脚の状態を聞くと脚が終わるようなことはほぼないと話していました。

そこで現在の自然に前傾できる点は変えずに、現在ほとんど動いていない骨盤がスムーズに動き自然にストライドが伸びるようにすることと、尻が落ちて骨盤の動きがロックしないように腹回りを意識すること、そして接地の沈み込みを減らすために意識することを動き作りを通じて体感してもらいました。

その結果、力を抜いて走るもトラック1周83秒と、今まで全力で走ったのと同じようなタイムで走れるようになりました。

さすがにこのペースでは呼吸が乱れるので、より身体に近い箇所で接地するようアドバイスし楽に1000m走ってもらったところ、体感ペースより15秒程速い4’10/kmでした。

Iさん

動画は以下のように切り替わります。①レッスン前→②接地位置や上体の使い方をアドバイス後→③ペースを落として1000m→④レッスン終了間際→⑤(スロー動画)ペースを落として1000m→⑥(スロー動画)レッスン終了後 の順です

最初のカウンセリングで、「沈み込みにより後ろに引っ張られてるかのような進まなさと、接地時のブレが気になる。」と話していましたが、いくつかのアドバイスと意識するポイントを変えてもらうことで楽に走れるようになったようです。

動画①は400m93秒で動画②は83秒です。

また、マラソン走れる呼吸のペースをイメージして1000mを走ってもらったところ、ストライドの感覚を変えるのではなくピッチを落としてしまったことから沈み込みが発生しエネルギーロスが大きいと感じていたので、その点をアドバイスするとまた効率良い走りに変わりました。タイムは4’19→4’07と上がるも後の方が楽に走れたようです。

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Sさん

SさんのフルマラソンPBは4年前に出した3時間57分です。仕事の時間の関係からウルプロ練習会への参加は日程のあう週末に限られるため、2ヶ月に1回くらいパーソナルレッスンを行なっています。

4月のフォームは下半身に頼った走りでしたが、その後順調にフォーム改善が進みましたが、今回のレッスンでもいろいろ掴んでもらいました。

フォームを意識し楽な呼吸で走ってもキロ4だったので、これからのレースが楽しみです。来週のレースは時計表示は心拍のみにしタイムを気にしないでフォームのみ意識して走ってもらいます。

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Yさん

火曜日に17人の自己ベスト更新を目指しているランナーと2時間30分以上にわたり、自分は何が足りなくて何をすべきなのかを一緒に考えるセミナーを開催しました。

一人一人走力も違えば、環境も違い、課題も違いますが、自分の考えたことを言語化し、周りに伝えることで整理しやすくなります。

その前にYさんとパーソナルレッスンをしました。YさんのPBは6年前に出した4時間27分で、目標はsub4と100km完走です。

動画は①練習スタート時 呼吸の乱れないペース→②練習終盤 呼吸の乱れないペース→③練習終盤 呼吸は気にせずフォーム優先 と画面が切り替わります。

Yさんは、ランニングコーチからアドバイスされた「地面を蹴る」とか、「蹴ってはいけない」など、コーチにより全く違うアドバイスをするのに混乱し、また「腰が落ちてる」「骨盤立てて」「足を高く上げて」などのアドバイスは意味が分からないと話していました。そこでどのような理由からコーチはそう伝えたのかの意味を説明し、体感してもらうことでYさんは具体的に何を意識すべきかを整理してもらいました。

最終的には、こんなに脚への負担をかけず、力を使わなくても楽に速く走れることに驚いていました。

どのような視点からアドバイスをしたかは別に書きますが、Yさんの最初の腕振りはこのような感じでした。

この腕振りがフォームを乱す原因の一つになっていました。

この力の入った腕振りがこのように変わりました。すごく楽になったと話しています。

肘を引け!腕を引け!腕を振れ!肩甲骨を寄せて!などのアドバイスは、意識して欲しいランナーもいれば、意識してはいけないランナーもいるのです。

来週から中国に行くのと、月末を跨いで何人かの申込みをいただいているので多くの方のご依頼はお受けできませんが、水曜日開催の午後練前後は比較的お受けしやすい時間帯です。その他の日時についてはFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。

パーソナルレッスンについて過去書いた記事です。

 



マラソンシーズン突入企画〜アスリチューン・エナゲインプレゼント〜

少し前まで、危ない暑さや日差しで熱中症にならないよう色々対策をしながらウルプロ練習会を開催していましたのが、もう10月後半になってしまいました。

既にいくつかのフルマラソンが開催され、自己ベスト更新したウルプロメンバーもいますが、来週末は水戸黄門漫遊マラソンや富山マラソンなど、いよいよ本格化します。

レース中のエネルギー補給は必要ないというランナーもいますが、世界記録を出すエリートランナーでもレース中にエネルギー補給をしています。おそらく彼らは補給なくても走れると思いますが、補給した方がパフォーマンスアップに繋がると考えているのでしょう。

フルマラソンなら補給が必要ないと考えている方は、補給することによるメリット・デメリットを考えたら良いと思います。

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さて、アスリチューン・サポートランナーの活躍については、このページで紹介しておりますが、世界レベル・国内トップレベルのレースで先頭争いをする彼らはなぜアスリチューンを使っているのでしょうか?

アスリチューン・サポートランナーの活躍が続く

物品提供をしてもらっているから使うなんてサポートランナーはいません。サポートしてもらっていても自分自身の競技力を落とすかもしれないモノなど使いたくないはずです。

アスリチューンが武器になると思うから選んでいるのです。

今月サポートランナーに加わった大林選手も同様です。

ウルトラランナー大林僚選手がアスリチューンサポートランナーへ

アスリチューンの最大の強みは飲みやすさだとサポートランナーだけではなく、多くのランナーが口にします。

もちろん、味覚など好みは様々ですから全てのランナーに美味しいなんてエナジージェルはありませんが、今までエナジージェルは甘ったるくて飲みにくいと感じている方はぜひ試してみてください。

今回はこれから12月までにフルマラソンを走るランナーに向けて期間限定でアスリチューンを少しお得に購入できる企画を本ページ読者に向けて実施します。

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企画内容

□期間

2018年10月20日00:00〜2018年11月11日 23:59

□対象者

10-12月開催のフルマラソン大会にエントリーしている本ページの読者

□特典

購入セット数によりエナゲイン(通称 赤)がプレゼントされます。

10本セット(2,400円)→1本プレゼント

20本セット(4,800円)→2本プレゼント

30本セット(6,300円)→3本プレゼント

50本セット(10,000円)→5本プレゼント

購入する商品はエナゲインだけではなく、ポケットエナジーやエナジージェルなど組み合わせたセット商品から選ぶことができます。

アスリチューンについてはこちらをご参照ください。

ATHLETUNE(アスリチューン)について

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□特典を受けるため

注文画面の自由記入欄に下記事項を記載ください。

『“ウルトラランナーへの道”を見た。そしてエントリーしている大会名とゼッケン番号を記載ください。(ゼッケン番号がまだ決まっていない時は未定と記入ください。)複数の大会にエントリーしている方は一つで構いません。』

メーカー公式販売サイトはこちらです。

アスリチューン販売サイト

この機会にまとめ買い、もしくは友人とシェアして使ってください。

注意事項

継続サポートなどその他の特典との併用はできません。