ウルプロメンバー門脇さんが51歳初フルでsub3.5達成

ウルトラプロジェクトには20代から60代まで幅広い年代のメンバーが所属していますが、若いメンバーが入会後にグイグイ伸びていくのと遜色ないくらい50代、60代のメンバーも伸びています。

それも20年、30年のランニング歴でsub4できなかった60代の男女メンバーがsub4達成、50代で初めてsub3したメンバー、自己ベストを大幅に更新した50代のメンバーなど、みんな昨日まで出来なかったことが出来るようになる嬉しさや、成長を楽しんでいます。

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今回紹介する門脇さんは50歳になってからランニングを始め、その数ヶ月後にウルプロに入会しました。入会後は効率良いフォームを試行錯誤しながら力をつけてきました。

そして、10月末の水戸黄門漫遊マラソンで門脇さんは目標にしていた初フルマラソンsub3.5どころか、もう少しで3時間20分を切りとなる3時間20分56秒でゴールしました。

ラップは以下の通りです。

(0:33)-22:33-22:15-22:28-22:46-22:45-22:36-25:39-27:23-11:58

30kmを過ぎてからは厳しいレースになったようですが、次のレースに向けての課題は明確になったでしょう。

門脇さんにいくつか質問しました。

□レース前に考えていたこと

最初はサブ3.5を確実に達成しようと4:50/kmイーブンでいこうと思っていましたが、レース前の3週間くらいのスピード練習と30キロ走で、徐々にペースに余裕が出てきて4:40/kmでいける自信が持てるようになりました。そこで、このペースで行けるところまでいくことにしました。

□レース展開

ペース感覚は身についていましたが、Aブロックスタートだったこともあり4:30/km前後と予定より速いペースになりましたが、気持ちよいペースに感じたので、このままいけるところまでと思っていたら30キロくらいまで、そのまま走れました。

(撮影:ウルプロメンバー)

しかし、その後、sub3.5達成が見えてしまったこともあり、踏ん張りがきかず、グダグダになりました。ただゴール前2キロ位で頑張れば3:20を切れることが分かり踏ん張るも最後の激坂でやられました。

□レース中の精神状態の推移を振り返る

序盤気持ちよく走っていた時の状態や精神状態は、初レースの高揚感やAブロックからのスタートで渋滞なくすいすい進むので、何も考えず体が自然と動く感じがあったように思います。とにかく走ることが楽しかったです。

(撮影:ウルプロメンバー)

キツくなり始めた30km地点では、だんだんと足が重くなってきて、右膝の痛みも徐々に気になりだし、思うように足運びができなくなってしまいました。はじめのうちは沿道の応援に答えたり、声を出して自分を励ましたりして乗り切っていましたが、千波湖の周回・折り返しの当たりで足・呼吸・心のすべてがとてもキツかったです。あとで確認したところ心拍はまったく上がっておらず、なぜ呼吸が苦しかったのか不思議です。

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□ゴールした時の気持ち

サブ3.5は早い段階でクリアが見えてましたので、その達成の喜びよりも、後半のグダグダがなければ20分切れたと悔しい想いの方が強かったです。

□フルマラソンはどうだったか?

1人で42キロ走を2回やりましたが、それはまさに修行でした。今回はそれとはまったく違いました。みんなで走ることの楽しさ、沿道の応援がすごい力になることなど、フルマラソンの魅力が分かりました。

□レースで気付いた課題と対策

課題は後半を走りきるための足の持久力と、レース経験の不足だと思います。今後のレースなどを通じてもっと経験値をあげていくこと、今後も練習会と自主練を通じて、エンジンを大きくし余裕度を高めていきたいと思っています。

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□入会前と入会後で変わったこと

入会前は1人黙々と練習本を参考にして甘えずに走ってたのでそれなりに力はついていたと思いますが、ウルプロに入会して、仲間と走ることで刺激をもらい、励みになることが、本当に良かったと思っています。

 

また今回のレースで、門脇さんは、ウルプロメンバーの井上明美さん(大阪国際女子マラソンの参加資格獲得)とすれ違った時のことをこんな風に振り返りました。

(ウルプロ練習会の画像)

「井上さんとは何度かすれ違いました。10キロすぎと20キロすぎの折り返しはお互い元気で、大きな声で励まし合いましたが、35キロすぎの折り返しで、私は一杯一杯の状態でした。井上さんもこれまでと違って苦しそうでしたが、頑張っている状態が見て取れましたので、私ももうひとがんばりと気合を入れ直したのを覚えています。」

 

レース中に声を掛け合うことで、キツくてネガティブになっていく気持ちをポジィティブな方向に戻せることもあります。

また、一緒に練習しているメンバーの頑張りはいろんな意味で刺激になりますし、辛い場面では大きな力になります。

私からみても門脇さんの伸びしろはたっぷりあるし本人もそう感じているでしょう。ランニングフォームもよくなってきました。50歳になってからそんな風に自分の成長を感じることができるのは楽しいことです。

また、今シーズン中に3時間10分間切りしたいですね。と話すと「いやいや、じんわりと攻めていきたいと思います!」と返ってくる門脇さんははこれからも伸びていくと感じました。

自己ベストを出すと、その高揚感から次はsub◯と自分に高い目標を宣言する方は多いですが、タイムは自然と上がるものではありません。そしてsub◯するには、このくらいの負荷の練習が必要と、その時点で自分の身体が耐えられる負荷を超えた無理な設定や頻度の練習をしてしまったらかなりの確率で故障や不調に陥ります。また決めたことができないと大きなストレスになり、それまで楽しかったランニングが苦痛になってくることもあります。

自己ベストを出したら、まずは頑張った自分を褒めて労ってください。しばらく余韻に浸ることも心身のリカバリーのためには良いことです。

レースでダメージは蓄積しているはずなのにハイな心理状態が疲労感を覆ってしまい、高負荷の練習をしてしまうのことはやめてください。そのようなことから不調に陥るランナーを何人も見てきています。

こちらは、記事内に出てきた、井上明美さんのレース展開について書いた記事です。合わせてお読みください。

井上明美 ウルプロ入会1年で国際ランナーへ①〜フルマラソン2戦目での快挙〜

 

ウルプロメンバーの活躍はこちらにまとめています。多くのメンバーが自己ベスト更新したり、未知の距離のレースを完走しているのでほんの一部です。

ウルプロメンバーの活躍



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