モルテンドリンクを300名に合計900袋プレゼント〜ケッズトレーナー創業25周年記念企画〜

画像提供 MAURTEN JAPAN

株式会社ケッズトレーナーの創業25周年を記念して、いま話題のMAURTENDRINK(モルテンドリンク)を300名に3袋づつ合計900袋プレゼントします。

MAURTENDRINK2時間139秒の世界新記録を樹立したエリウド・キプチョゲ選手や、ヨーロッパ記録を樹立したモハメド・ファラー選手など世界のトップアスリートの走りを支えています。

画像提供 MAURTEN JAPAN

エリウド・キプチョゲ 2時間1分39秒世界新記録とMAURTEN DRINK MIX


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画像提供 MAURTEN JAPAN

モハメド・ファラーヨーロッパ新、大迫傑はアジア新〜シカゴマラソン〜


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またMAURTENDRINKはキプチョゲ選手のようなトップアスリートだけではなく、市民ランナーにもジワリ浸透しています。

こちらは11月に市民ランナーを対象に行ったアンケート結果をまとめたものです。

MAURTEN DRINKを使って感じたランナーのアンケート結果

今回プレゼントするMAURTEN DRINKMIX 160はしっかりと水分を補給し、エネルギーも同時に補うことが可能にしたドリンクで500ccで160kcal摂取できます。

【栄養成分表示】

(一袋あたり)
・エネルギー:160kcal
・脂質:0g
・炭水化物:39g
・タンパク質:0g
・食塩相当量:0.001g

【原材料】

マルトデキストリン、フルクトース、ペクチン、アルギン酸ナトリウム、塩化ナトリウム

【原産国】

スウェーデン

【価格】

756円(税込)

 

MAURTEN プレゼントキャンペーン

合計300名の方へ、7日間限定でMAURTEN160をプレゼント(先着100名・抽選200名)

先着100名に達したら、その後は期間内にご応募いただいた方の中から抽選で200名の方へMAURTEN160を3袋プレゼントさせて頂きます。

【募集期間】

2019年1月1日(火)〜2019年1月7日(月)

※当選者は商品の発送をもってかえさせていただきます。

【発送方法】

送料は着払いで、応募者の方へご負担いただきます。

[送料 全国均一で321円]

【応募資格】

以下の全てに該当する方

・日本国内にお住いの方
・トレーニングやレースでモルテンを試してみたい方
・送料をご負担して頂ける方

【注意事項】

・当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせて頂きます。
・ご応募はお一人様1回までとさせていただきます。
・賞品の転売は固くお断りさせていただきます。
・キャンペーンは予告なく終了することがあります。
・商品の発送は日本国内のみとさせていただきます。
・今回お送りさせていただくMAURTEN DRINK MIX160の賞味期限は2019年2月12日迄となっております。
・今回のキャンペーンにご応募頂いた方へは、ケッズ トレーナーから、新商品情報を登録メールアドレスへ配信させて頂きます。

*ケッズトレーナーのプライバシーポリシーはこちらです。

ご応募はこちらです。

⬜︎ MAURTENプレゼントキャンペーン

MAURTEN DRINK のご購入はこちらです。

⬜︎ ケッズオンラインショップ

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探し物は既に自分の中に。

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24日から25日にかけて伊豆に行ってきました。直前に宿をとったので直前割引で泊まることが出来ました。

日頃から高い旅館などに宿泊しないので、毎回ちょっとしたことが気になり改善したら良いのに。なんて思ってますが、今回は細かいところまで気配りがきいている宿でした。

さてタイトルの「探し物は既に自分の中に」はなにかというと旅館でみた夢です。

どんな夢だったかというと、今は亡き父が出演し、実家付近の光景の中だったと思いますが、 その辺りは少し記憶が曖昧になったので肝心なことだけ書きます。

気付くと履いていた靴がなく、あたりを見渡すと交差点を渡った先に片足、逆の渡った先にもう片足がありました。

まず片足を取りにいき無事拾いました。そしてもう片足を取りに行くとあったはずの場所にないのです。探すも見つからない。

そんな時、もう片方は既に自分が履いていることに気づいたのです。

夢にはいろいろヒントがあると言われていますが、私は夢から醒めた時に、夢を覚えていたなら、なぜこの夢を見たのかを考えるようにしています。

いろいろな解釈はありますが、この夢(潜在意識)が今の私にアドバイスしてくれたのは、欲しいと思うモノや技術などは既に自分自身持っているかもしれないということです。

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5年前に損保ジャパンを早期退職してから、自分のやりたいことを形にするために足りないことを勉強してきました。

web構築技術、コピーライティング技術、スポーツプログラマー、陸連ジュニアコーチ、健康運動指導士、編集・ライティング技術など。

編集・ライター講座を一緒に受けた年代の近い方が、「次は何を勉強しますか?」と懇親会で話しているのを聞いて違和感を感じました。なぜなら私はカルチャースクール的な勉強のための講座を受けているのではなく、やりたいことをするために足りない技術があり、それを補うために講座を受けている(勉強している)からです。

そんなことを考えると、既にいろいろなことが自分の中にあるのです。

例えば健康運動指導士資格を取得する中で学んだことをアウトプットしているかと言えばほとんどしていません。

これもあれも足りないとインプットばかりしている自分に対して、自分の潜在意識が、自分自身の中にあることをもっとアウトプットした方がいいよ。って気付かせてくれたのでしょう。

もしかしたら、もっと単純に、ランニングシューズはもう履き切らないくらいあるから買う必要ないでしょう!と潜在意識が呼びかけたのかもしれません。昨日痛んだシューズは捨てましたが、下駄箱にあるランニングシューズを数えたら50足以上ありました。。笑

この画像はこの夢をみた翌日にスマフォで撮影しました。ちょうどその前週にプロカメラマンから撮影テクニックに関するアドバイスを受けた時に、写真を撮ることで何を伝えたいかを考えることが一番大事だという言葉が一番残っています。

これらの画像はそれを考えて撮影しました。

私の好きな画像は奥行きのある立体感のある画像です。先の見えない曲がりくねった道も好きですが、このように真っ直ぐ続き、先がほとんど見えないような狭い道も好きです。

なんで狭い道や曲がりくねった道が好きなんだろうと思ったら、それは先が見えないからです。

考えたら5年前に損保ジャパンを辞めたのも、60歳の自分が見えてしまったからです。

そんなことを夢が思い出させてくれました。

今年もいろいろありましたが、ランニングに関して目標にしている、毎年自己ベストも達成しました。

毎年自己ベストはフルマラソンなど距離に限らず、過去の自分を超えることです。その他もありますが、2015年は100kmで、2016年は24時間走、2017年も24時間走で自己ベストを出しました。

2018年は、悩まされた肩の痛みを解消したことから、自己ベストではないけど3年ぶりにサブ3復帰し、10kmで2回、そして1500mで自己ベストを出しました。短い距離でタイムが伸びたのは嬉しいです。また過去最長距離(254km)のレースを完走することが出来ました。

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それ以上にウルプロメンバーが、それぞれの環境下で過去の自分をライバルにして超えていくのをいつも楽しみにしてます。最近は自分のことよりメンバーのレースのことばかり考えています。自己ベストを更新したメンバーだけではなく、故障に悩まされているメンバーや思うように記録の伸びないメンバー、走ることがストレスになっているように感じるメンバーなど、それぞれどうアドバイスをしたらよいかなーと考える時間が増えています。

またパーソナルでは「初めまして」の方と対峙し短時間でその方のなりたい自分に近づけるよう取り組んでますが、変わっていく姿をまじかにするのはとても楽しいです。

昭和最後の年は就職の決まった大学4年生でしたが、30年後にこんな人生を歩んでいるとは想像も出来ませんでした。

ワクワクが止まらない。

何歳になってもそんな人生を送っていきたいです。

来年も引き続きよろしくお願いします。



寒い時期にもアグレッシブデザイン〜アスリート用リップクリーム プレゼント企画

ここのところ急激に冷え込みましたが、冷たい風を吹き付けられながら走り終えると唇もカサカサになってきます。

女性にとってリップクリームは必需品ですが、この時期は男性ランナーにも必需品でしょう。唇がひび割れたり皮が向けるのは紫外線や乾燥などが原因ですが悪化する前に対応すれば防止できるのです。

私は冬に限らず日差しが強い時期のウルトラマラソン前には、アグレッシブデザインTop Athlete Lip Protect Cream “Hemereエメレ”を使っていますが、この時期は必携品として持ち歩いています。

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UVバリアコート(SPF32/PA+++)で紫外線から唇を保護し、デリケートなくちびるのキメを整えるための保湿成分も配合されています。

ベたつきにくく、なめらかな伸びがあり、色剤・香料不使用で無色透明なので男性も違和感なく使えます。特にグロス感がないのが気に入っています。

折れにくくするために斜めにカットしています。

またケースにも様々な工夫がされています。例えば、キャップをしめている時に勝手にくり出されず、キャップを外すときにも折れにくい形状にし、また高温でも溶けにくく頑丈な容器を採用することで、過酷なアウトドアスポーツへの携行性を高めています。

価格は2,800(税抜) です。

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そのTop Athlete Lip Protect Cream “Hemereエメレ”が抽選で10名にプレゼントされます。

隼ネットショップで6,300円以上(アスリチューン30本以上)購入時に「エメレ企画対象希望」と記載してください。

2018年12月28日11時以降から1月31日11時までの購入者が対象になります。

詳細はこちらをお読みください。

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アスリチューンは4種類ありますが、その違いなどについては以前こちらにまとめましたので参考にしてください。

ATHLETUNE(アスリチューン)について



現状把握のための10km走のご提案

今日のウルプロ午後練はフォーム作りのあと10km走をする予定です。もちろんレーススケジュールや疲労具合に合わせて20分間走×2本などへのアレンジも可能だとメンバーに伝えています。

10km走をする1番の目的は現状把握のためです。

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11月・12月にフルマラソンを走ったメンバーの次のメインレースは1月末から再び始まります。

そのレースで目標達成するために必要なことは現時点の自分の力を把握することです。11月、12月のレースを振り返り、浮き彫りになった課題にどう向き合うかで結果は変わってきます。

目標達成に向けて自分に足りない能力は何か?を把握しないで練習していては中々結果に結びつかないと思います。

例えばレース終盤に失速するのは筋持久力や根性がないから、それを鍛えるために30km走をたくさん入れる。という計画を立てた方がいるとします。もちろん間違ってはいないと思いますが、終盤失速の原因はそもそも現時点のスピードでは目標を達成するペースへの余裕度が足りないのかもしれません。

例えばsub3狙うも、前半ハーフを1時間30分近くのペースで心肺に全く余裕なく通過したのでは、後半失速するのは筋持久力とか根性が足りないとかの問題ではないでしょう。

同じ通過タイムでも余裕を残しているランナーとは大きな違いです。

この二人は何が違うのかと言えば、まずスピードに対しての余裕度が違います。その余裕度を決める一つが心配能力です。

前半ハーフを1時間30分ギリギリ通過で全く余裕がないなら、そもそも心肺能力においてその時点ではsub3を狙う力はないのでしょう。

ただsub3を狙うのに必要十分な筋持久力はもっているかもしれません。

それなのに後半失速したのは筋持久力が弱い、根性がないと、本来なら真っ先に鍛えるべき心肺能力向上のための練習をしないのはもったいないと思います。

sub3.5でも、sub4でも一緒です。

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そこで10kmを全力で走って自分の心肺能力を客観視して欲しいのです。

10kmのタイムが分かれば、例えばインターバル走やテンポ走をする際の目安になるペースが分かってきます。

ありがちなのは、自分の目標はsub◯だから、インターバルはこのペースでしなくてはならないと、その時点で無理なペースのグループに入り、7本するところを2本しか出来なくてガッカリしたり、無駄な力が入ることでフォームを崩したり、故障したりしたら、走ることが嫌になってくるかもしれません。

それより、自分の心肺能力を鍛えるためにはインターバルならこのくらいのペースが目安になると分かっていたらやりようも変わってくるでしょう。その目安を基準に絶対に◯本やり切る練習と、やり切れるかどうかギリギリの練習を分けたら効果は変わってきますし、何よりモチベーションも違います。

私はVDOTを活用しています。

もともと10kmは38分20秒くらいだったので、その数値からテンポ走は3’58/km、インターバルは3’39/kmを目安にしていました。特にキロ4で粘る練習を大事にしています。

神宮24時間やつくばマラソンが終わった後の練習で、以前よりキロ4が楽に感じるようになったと思ったら、さのマラソン10kmで37分03秒が出ました。レース前にも38分は切れる感覚はありましたが、それ以上に走れるようになっていたのです。

このタイムでVDOTで再計算するとテンポ走は3’50/km、インターバル走は3’32/kmとなります。ちょっとキツイかなと思うけどギリギリ出来そうな気もします。まずは以前のペースとこのペースの中間くらいから始めてみようと思ってます。

またVDOTを使わなくても10kmのタイムを知ることで、そのペースなら2000m5本なら出来るだろう。1000m7本ならもう少し速いペースで走れるだろう。テンポ走ならこのペースより少し落とした方がよいだろう。と自分自身の目安になる水準が分かってきます。

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それ以外にも定期的にタイムを計ることで、自分の状態も把握できます。タイムが上がっていても、落ちていても、それらには理由があります。特に落ちているなら何が原因かを見つけることで早めに対処できます。

疲労が溜まっているのか、体調不良なのか、もしかしたらフォームが崩れているのかもしれません。

さほど時間もかからないので、実際に計測してみてください。それ自体もかなり良い練習になります。大会を活用しても良いと思いますが、定点観測的に活用するなら同じコースを走るのがオススメです。

5kmや10kmのタイムなんてしばらく測ったことない。という方はまずはやってみてください。

スピードが上がって故障が怖いなら、最初からスピードを上げないで、またフォームが崩れないことを最優先にして徐々にペースを上げて行っても良いと思います。

1月のウルプロ練習会日程は既に日程は決まっていますので、後ほどアップします。練習会参加ご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。



980円シューズは驚きの超軽量シューズだった。〜ワークマン Find-Out〜

ナイキヴェイパーフライの4%の価格と一部のランナーの間で話題になっているワークマンの980円シューズ。

実は4%どころか、ヴェイパーフライ4%フライニット(28,080円)の3.5%の価格です。

今日たまたま通りがかったワークマンで購入しました。

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□重量

まず驚いたのが軽さです。

26cmで約150gと表示されていたので、私の買った24.5cmは140g程度かと思ったら、なんと129gでした。

アディゼロsub2(25cm)は142gで、ヴェイパーフライ4%フライニット(25cm)165gですから、これらより軽いのです。

フィット感などさておき、見た感じソールは厚いし、何で980円で販売しているシューズをここまで軽量化出来るのか不思議でした。

□フィット感

このシューズはかなり幅広です。アディゼロジャパンブーストなどのワイドモデルよりさらに幅広と思ってください。

私はアディゼロジャパンブーストやナイキズームフライだと25.5cmですが、このシューズの25.5cmは緩すぎて、25cmも緩く、店頭にあった一番小さなサイズの24.5cmを購入しました。

ただこのサイズでも、走る前にはこの画像よりさらに締めねばなりません。

近所を走ってみて少し硬いと感じましたが、嫌な硬さではありません。ただ指が少し当たるのが気になりました。やはり24.5cmでは小さいのでしょう。

指先はキツキツなのに足底のフィット感はよくないので、自宅の余っているインソールを切って交換しました。

トレランシューズの少し厚めのインソールなので重量は増加しましたが、それでもアディゼロsub2とほぼ同じです。

このインソールに変えたらだいぶフィット感は良くなりました。

踵のホールド感は私の感覚では少し緩いけど、このくらいのホールド感のシューズは結構あります。

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□ソール

グリップや耐久性は悪そうですが、このソールが超軽量化に寄与しているのでしょう。

反発力はそもそも期待してませんが、近所を走った感じではキックポイントに違和感は感じませんでした。

□デザイン

ベーシックなデザインでチープさは感じませんでした。

□率先して履くシューズか?

24.5cmだと爪先が当たるから25cmにして、厚めのソックスなど履いたり、紐をキャタピランに変えてフィット感を工夫出来れば履くか?と問われたら、答えは「NO」です。

理由は、現時点では履く理由がないからです。

私にとって軽さはシューズ選びの中で大事なことですが、フィット感が良くないことから走っていてそこまで軽くは感じませんでした。

また私がシューズを選ぶ時に一番大事にしていることはフィット感です。履いた時に包み込まれるような気持ち良さを提供してくれて、ずっと履いていたいと思うシューズです。気持ちよいシューズはたくさんあるのだから、合わないシューズを無理に調整して履く必要はありません。

もちろんこのシューズしかないなら何とか工夫して履きます。

ただ、このシューズが、安かろう悪かろうといった類いかと言えば違うように感じました。

このシューズが合う方もいるはずです。

それは幅広な足型の方です。普段ワイドモデルを履いているがそれでもキツイと感じた方は合うかもしれません。

980円という価格に面食らってしまっていますが、例えばたくさんのシューズが並んでいるシューズトライアルに、このシューズが9,800円の超軽量・超ワイドシューズとして並んでいたら、これは良い!と思う方がいるような気がします。

長い距離を走ったら故障しちゃうと思う方もいるでしょうが、それは試してないから分かりません。ただ高い安い関係なく合わないシューズ履いたら同じことだと思います。

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□最後に

このシューズを手に取り購入した後、すぐに履きたいとワクワクしました。このワクワク感は価格が20倍、30倍するシューズより大きかったと言っても大袈裟ではありませんでした。

今回かなり話題になったので、次はスリムタイプが出てきてもおかしくないと思います。

スリムタイプになれば、さらに重量は軽くなります。そしてフィット感が良くなれば私の評価も変わってくるでしょう。

そもそも、アッパー素材もしっかりしてるのに、この超軽量化、超低コストを実現したワークマンには驚きました。

IKEAやニトリが家具の価格破壊をおこし、ユニクロが当時高価格商品だったフリースやダウンジャケットを安価なウェアにしたのと同じように、既存シューズメーカーにとっても脅威の存在になるかもしれません。

少し前までは1万5000円が高価格帯であったランニングシューズが、ナイキヴェイパーフライ4%の登場で一気に3万円近くまで跳ね上がりました。

そのようなランニングシューズ市場に980円という価格で切り込んできたワークマンの今後の展開に注目したいと思います。

こちらはナイキ ズームヴェイパーフライ4%やアディゼロsub2などのスペックなどについて書いた記事です。

話題のシューズのスペックや感想〜sub2やヴェイパーフライ4%など〜



楠瀬祐子 神宮外苑24時間チャレンジ優勝〜キツイ時間帯をどう乗り切ったか?〜

神宮外苑24時間チャレンジから1ヶ月が経過しました。レース中やレース後には24時間走はもういいかな。と思ったことのある参加選手は少なくないでしょう。私自身も24時間走はもういいかな。と走った直後はそのように思います。

でも、そのキツかった記憶も徐々に薄れてきて、来年はどのように走ろうかなんて気持ちになっていくのです。

ウルトラマラソンの人気上昇にともないエントリーが難しくなっている大会もありますが、レース直後に来年のエントリーが始まったならクリック競争にはならないような気がします。

苦しくても最終的に完走できたレースなら、苦しい、キツイ、耐え難い記憶が徐々に薄れ、達成感や、充実感などの記憶が残るから、またエントリーしちゃうのでしょう。

だからそのレースや距離を嫌いにならないためには、しっかり準備をして、またキツイ時間帯をいかに耐え、乗り越えることが大事です。

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今回紹介する神宮外苑の優勝者 楠瀬祐子さんに一番聞きたかったのは、キツイ時間帯をどう耐えたのかです。

■キツイ時間帯には、どんなことを考え耐えましたか?

感情を爆発させていました。

「つらいー!」「苦しいー!」「痛いー!」「もういやだー!」

マイナスな言葉を発するのは、気持ちが内向きになるので良くないという意見も聞きますが、私の場合、思いっきり声に出し、大泣きしたりすることで発散でき、何を言っても突き進むしか道は無いんだから〜、と前を向くことができます。

そして、後ろ向きな言葉を発した後は切り替えて、「やめるわけないじゃん!」「絶対世界に行く!」と、これまた大声で言ってました。

24時間走は苦手で、どうしても冷静さを欠いて感情的になってしまうので、コントロールできるようになりたいと思っています。

ランニングネックレスKernelを使用しています。)

24時間走は深夜も走るので、単調になると睡魔に襲われどうしようもなくなるので、楠瀬さんのように声を出して発散していくのも一つのレースマネジメントだと思ってます。

またネガティブな言葉を発し続けると負のスパイラルに巻き込まれますが、ネガティブな言葉を発した直後にポジティブな言葉を発することで気持ちをポジティブな方向に向かわせているのが楠瀬さんのコメントから分かります。

逆にポジティブな言葉で気持ちを奮い立たせた直後に、ネガティブな言葉を発したら、気持ちは上げた分以上に落ちるような気がします。

ネガティブな言葉→ポジティブな言葉  ⭕️

ポジティブな言葉→ネガティブな言葉  ❌

また、今回苦しい時間帯に耐えることが出来たのは絶対に達成したい明確な目標があったからです。明確な目標は時間が長くなればなるほど大事になってきます。

そのあたりについて聞きました。

目標について

今回、優勝は特に考えておらず、世界選手権に向けたポイント獲得と自分の目標距離を追って走りました。

後半まで2番手を走っていましたが、それほど差は開いていなかったため、このままトラブルなく走り切れれば、2番でも累計ポイントでは世界に行ける。だから大丈夫と気持ちに余裕がありました。

今回は強い選手が欠場、体調不良、故障からの復帰と言うことで、私はたまたま優勝できただけです。

この3選手や世界の強豪選手と比べたら私はまだまだ力不足なので、優勝して嬉しいという思いはあまりなく、目標距離に到達できず、もっと頑張らなきゃと言う思いの方が強く感じました。

また、後半までトップを走っていた土居綾さんの走りを間近で見ていて、ここまで強くなっていただなんて!と焦りとともに、私も強くならなきゃと感じました。

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準備が大事だと書きましたが、それは目標達成に向けた継続的な練習をするのは当然ですが、レース中の補給計画や、気象変化へ対応することも大事な要素です。特に今回は序盤は日差しが強く、途中から雨が降ったり急激に冷え込み選手を苦しませました。

この点についてはこう答えてくれました。

補給

アスリチューン・ポケットエナジーが握られています。)

スタートから8時間くらいまで、ハンドラーが仕事の都合で来れず、一人で走っていたため、アスリチューン・ポケットエナジーをポケットにいっぱい入れて、1時間〜1時間半に1度取っていました。

それ以降は、ハンドラーにモルテンドリンクを出してもらって飲んでいたので、アスリチューンは力が入らなくなった時に摂取していました。

日差し対策

暑さ対策には日焼け止めは必須ですが、レース中に塗り直す余裕はありません。24時間の間で2回、日差しの強い日中があり、今回は夜に雨が降る(暑かったので上着着ずに半袖で走ってました)と言う環境の中でアグレッシブデザインの落ちない日焼け止めは強い味方でした。

また、最近のレースで帽子をかぶらず暑さにやられたことが多かったので、頭を守るには帽子が必須と感じました。

 

夜はかなり冷えたと多くの選手が話す中で楠瀬さんは暑かったと話しているのには驚きました。これは一定のペースで止まらずに走れていたからです。それは大きなトラブルを起こさないようしっかり準備できていたからです。

楠瀬さんに自分自身の強みを聞きました。

私の強み

いっぱいあります!

強靭な肉体と健康な身体。

前向きで苦しさもすぐ忘れられる単細胞な脳みそ。

練習の継続は強さにつながります。走れない日が長く続くほどの故障はほとんどしたことがありません。健康な身体に産み育ててくれた両親には、本当に感謝しています。

加圧トレーニングでの肉体強化や、定期的に堀口クリニックで検査とアドバイスを受けていることも、今の健康な私を作り上げる上での必要な要素になっています。

また、苦しさをすぐに忘れられるからこそ、苦しいウルトラマラソンという競技内で、辛さに負けずに頑張り続けられると思うので、前向きで楽観的な性格も強みだと思っています

 

最初に私が書いた苦しいことはすぐに忘れることができる。これはウルトラマラソンを走り続けるためには大事な要素だと思います。苦しんでもまたエントリーするランナーはこの要素が強いのだと思います。

また、楠瀬さんも自身のブログで振り返りをしていますが、その時の記憶と記録にしっかり残しておくことはとても大事なことです。苦しさと一緒に大事な気づきも忘れてしまっては同じ失敗を繰り返します。

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神宮外苑24時間走の女子選手の結果はこちらです。

  1. 楠瀬祐子 221.993km
  2. 松本ゆり 217.974km
  3. 土居 綾 216.528km

また、JUA 日本ウルトラランナーズ協会の公式ページに掲載されていますが、2018年12月3日現在の、2019 IAU 24時間走世界選手権代表選考ポイント獲得状況は以下の通りです。抜粋して掲載します。

【男子】

  1. 96 pt (36 + 60) 高橋 伸幸(東京陸協)
  2. 57 pt (16 + 41) 井上 真悟(東京陸協)
  3. 55 pt (30 + 25) 石川 佳彦(日亜化学)
  4. 30 pt (21 + 9) 楢木 十士郎(糟屋郡陸協)
  5. 21 pt (7 + 14) 安孫子 亮(SONY Atsugi RC)
  6. 19 pt (0 + 19) 高橋 健吾(東京陸協)

【女子】

  1. 55 pt (24 + 31) 松本 ゆり(クラブR2東日本)
  2. 55 pt (15 + 40) 楠瀬 祐子(東京陸協)
  3. 39 pt (27 + 12) 兼松 藍子(TEAM R x L)
  4. 29 pt (18 + 11) 青谷 瑞紀(24時間走チームJAPAN)
  5. 25 pt(0 + 25) 土居 綾(東京陸協)
  6. 9 pt (9 + 0) 青木 奈和子(埼玉陸協)

まだ正式決定されていませんが基本的に男女各4名が選考されるが、記録によっては少なくなることも、最大6名になりこともあると要項には書かれていましたが、要項の補足事項に以下の一文があります。

2018年の選考指定競技会において男子250km、女子230km以上の記録を出しながら総合ポイントで4名の基本代表枠に入らなかった場合は追加選出の検討を行うが、必ずしも選出を前提とすることは意味しない。

2018年の神宮外苑24時間チャレンジで男子250km以上、女子230km以上の記録を出したけど、4人目までに入れなかった選手は+2名づつ追加するかもしれない。でもこれはあてにしないでください。ということです。

これは5-6名になる場合の説明ですが、要項だけでは分からないのが3名になる場合です。もしかすると2017年代表選考には、男子はS標準(240km) 女子はB標準(200km)突破が前提でしたが、2019年代表選考もこの基準は最低条件なのだと思います。

その要項から判断すると、今回は基本代表枠の男女4名づつが順当に選出されるでしょう。

そうなると、2018年12月に開催され男女とも個人・団体とも優勝したIAU24時間走アジア・オセアニア選手権の代表メンバーに、神宮2位で元世界選手権優勝者の井上真悟選手と、楠瀬祐子選手が加わることになります。

正式に発表されましたら、また紹介させていただきます。

(画像提供:楠瀬祐子さん)



ランナーズハイは意図的におこせるのか?〜脳科学とウルトラマラソンからのアプローチ〜後編

ランナーズハイは意図的におこせるのか?〜脳科学とウルトラマラソンからのアプローチ〜中編

ランナーズハイは意図的におこせるのか?〜脳科学とウルトラマラソンからのアプローチ〜中編 から続く

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ランナーズハイを意図的に起こすための10のヒント

ランナーズハイは最初から最後まで気持ちよく走れていれば発生しない。目標に向けてしっかりと準備ができていればランナーズハイなど必要ないのだ。

ただ準備をしていても予期せぬトラブルに襲われることはある。何らかの理由により思うように走れなくなった時にはこれから紹介することを思い出してほしい。

①復活を信じて諦めない

苦しい状況でも必ず復活はあると信じて決して諦めない。これはランナーズハイの入り口だと自分を奮い立たせる。

②苦しい理由を分析する

なぜ苦しいのか、客観的に今の状況を分析する。呼吸が苦しいのか、脚が痛いのか?など阻害要因を明らかにし改善・回復を試みる。

③抜かれたランナーを追う

ペースが落ち続けた時は自分を抜いたランナーを追ってほしい。短い距離でも効果的だ。なぜならペースが落ち続けている時は腰が落ちるなど効率の悪いフォームになっている可能性が高い。ペースを上げることで改善することがある。

④言い訳は考えない

目標を達成できない言い訳を考え始めると気持ちはネガティブな方向に進むので、その場をどう楽しむかを考える。

⑤誰かのために頑張る

自分を支えてくれる人・応援してくれる人のことを考える。また苦しくなったランナーをなんとかしてゴールまで導こうと引っ張ることで自己陶酔しランナーズハイになることもある。

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⑥苦しい時ほど笑顔で声を出す

調子が悪くなった時こそ、沿道の応援に大きな声で応える。そうすれば大きな声援が自分に届く。その声援が大きければ大きいほど元気になれる。

⑦音楽の高揚感・リズムを利用する

選手を応援する和太鼓やブラスバンド演奏を積極的に利用し、気持ちを高め、リズムを作り出していく。

⑧ライバルのことを考える

負けたくないライバルがいるなら、今の自分の状況をどう思うだろうと奮起させる。

⑨小さな成功を積み上げる

次の角まで頑張って走ろうとか、その時できる小さな成功を積み上げていく。そして小さな成功をした自分を褒めて気持ちを高めていく。

⑩自分を信じる

達成できると信じられる根拠を事前に頭に叩き込んでおき、苦しくなった時にできないはずがないと強気になる(小谷)

 

ランナーズハイをおこすための10個のヒントを書いたが、大事なことは諦めないこと。そして打開策を考えることだ。これがランナーズハイをおこす前提条件になる。ネガティブな感情をポジティブな感情に変えた瞬間に大きく状況は変わる。

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エピローグ

2018年11月11日11時直前、神宮外苑24時間チャレンジの応援に集まった方々の「速い!」「凄い!」という驚きの声が耳に入り始めると、私は徐々に集中力の高まりを感じた。すると少し前まであれほど走れなかったのが嘘のように身体が動きはじめた。ペースが上がるたびに歓声は大きくなり、その歓声に応えようとさらにペースを上げた。完全にトランス状態になり、ラスト30分以上、自分でもありえないペースで走った。最後の1周(1325メートル)は5分18秒で走りきった。いわゆるキロ4だ。

内臓の不調で走れない時間が長かったとはいえここまで170キロ以上走っているのに身体がぐんぐん前に進む。その時の私は誰かに勝ちたいとか、何キロ走りたいとかそんな気持ちはまるでなかった。ただ声援を受けて走ることが気持ちよかったのだ。

以上

こちらは神宮外苑24時間チャレンジを走ったあと書いた記事です。

2018神宮外苑24時間チャレンジの感想や気づき①〜記録は悪いが記憶に残るレース〜



ランナーズハイは意図的におこせるのか?〜脳科学とウルトラマラソンからのアプローチ〜中編

ランナーズハイは意図的におこせるのか?〜脳科学とウルトラマラソンからのアプローチ〜前編

前話はこのように終わった。

また自分の中でどのようなことを考えるかというのも大きいと思います。自分がゴールする瞬間や優勝して表彰台に立つ姿など、嬉しく楽しいシーンを想像することも役立つ可能性が大きいと思います。つまり、いかに報酬系を活性化させるかが鍵になると思われます。

 

本田の話の中に興味深い一文があった。それは肉体的苦痛の存在が必要だということだ。そもそも終始調子良く走れているならランナーズハイは発生しない。私が経験したのも全て苦しんだ後だ。

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□東大卒のウルトラマラソン日本代表

次に24時間走世界選手権日本代表経験のある小谷修平氏にインタビューを行った。

ランナーの学歴は高いと言われているが、小谷もその例外ではない。小谷は東京大学工学部卒業後、修士課程を修了した。現在はランナー向けの商品を販売する会社を経営している。

まずウルトラマラソンを始めたきっかけを聞いた。

私は高校までは勉強して真面目に過ごし良い学校に入れば人生は成功すると思っていた。それが東大に入ったら勉強ができるのは当たり前で、何か抜き出た部分がないと埋もれてしまい、周りから評価されないと感じ始めた。

当たり前のことだが気づくのが遅かった。自分がどんな人間なのか見つけることができず苦しんでいた時に出会ったのがウルトラマラソンだった。頑張れば何かを与えてくれると思い一心不乱に走り続け、目標にしていた日本代表になることができた。

 

□神宮外苑を24時間走る大会

小谷に以前から聞きたいことがあった。それは私も出場した2016年12月開催の神宮外苑24時間チャレンジのことだ。

その大会は翌年の世界選手権日本代表選考会であり強い選手が集まる。24時間走にはゴールテープはない。当たり前だが10キロの大会なら10キロ先にゴールがあり、100キロの大会なら100キロ先にゴールがあるが、この大会のゴールはスタートから24時間後だ。1周約1325メートルの周回コースをどれだけ走ったかを競う競技だ。

上位争いに絡まない私も常に上位選手の走りを見ながら走る。通常の大会であれば折り返しがない限り、スタート後に上位選手の走りを見ることはできないが、この大会はその一部始終をコース上にいる選手が共有する。上位選手であっても苦しい場面では、数十キロ後ろを走る選手に何回も抜かれる。この大会で小谷は倒れるのではないかという状態で走り続け3位に入り日本代表に選出された。

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□ライバルがいたから走り続けることができた

この時のことを小谷はこう話した。

18時間経過時点で上位4人に入っていたので、このまま順位を守れば代表になれるという気持ちがある反面、このまま24時間持つのか?後ろに抜かれないか?と不安で仕方がなかった。また単調なペースのためボーとし集中力も落ちてきた。さらに全身が鉛のように重く順位を守ることだけを考えていた辛い時間帯だった。

 

多くの人間は常に不安を作り出す。この時の小谷の不安はいつ後続選手に抜かれるかであった。意識は自分の後ろにあったのだ。

その小谷に変化が起こったのは、日本代表の楢木十士郎選手に抜かれた時だった。何度も死力を尽くし競い合った、絶対に負けたくないライバルが、小谷の前に出た直後に、「負けてたまるか!」とペースを上げた。そこから二人は24時間経過するまでお互いずっと見える範囲で走っていたという。

小谷はこう振り返った。

それまでは4位のラインばかり気にしていたが、楢木さんを追いかけてからはそのことは頭から消えた。とにかく彼だけには負けたくなかった。もう一度再現しようと思ってもできない、心身ともに極限状態の中でも身体を動かすことができた記憶に残るレースだ。

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誰かのためにという気持ちが限界を超えて走らせてくれる

楢木選手だけには負けたくないと話す理由について小谷はこう話した。

レース前に、私を24時間サポートしてくれる専属ハンドラーから楢木選手に勝ってほしいと言われたので、何とかその期待に応えて喜びを共有したかった。また2015年大会のラスト1時間は楢木さんとデットヒートを繰り広げ、会場に集まった応援の方々は興奮しお祭り騒ぎになった。真剣に走れば人の心を動かせるという陶酔感のようなものを感じた。そのようなことが重なり2016年神宮でも応援してくれる方の期待に応えたいと思っていた。

 

苦しい状態からスイッチが入り、心地よくどこまでも走れるようになるのが一般に言われているランナーズハイであるが、2016年の小谷は通常であれば動くこともできない疲弊しきった身体で最後まで走り続けた。小谷も一種のランナーズハイ状態だったと話している。

この時の記録は248キロで同年の世界ランキング15位。これは東京駅から浜松駅の距離を超える。浜松町ではない。

ランナーズハイを意図的に起こすための10のヒント

ランナーズハイは最初から最後まで気持ちよく走れていれば・・・

ランナーズハイは意図的におこせるのか?〜脳科学とウルトラマラソンからのアプローチ〜後編に続く

ランナーズハイは意図的におこせるのか?〜脳科学とウルトラマラソンからのアプローチ〜後編

ランナーズハイは意図的におこせるのか?〜脳科学とウルトラマラソンからのアプローチ〜前編

この文章は、私が半年間通った、宣伝会議 編集者・ライター養成講座の卒業制作です。これから編集者やライターになりたい方だけではなく、現在出版社で仕事をしていたり、フリーライターをしていたりと、とにかく書くことが好きな方々が100人以上集り講義で学んだことを生かして卒業制作にチャレンジしました。

まだ全部は読んでいませんが、非常にレベルの高い記事もありますし、私が全く知らない、興味のない分野の記事を読むことで、こんなことがあるのか!など新たな気づきもありました。

その提出された卒業制作を、この業界で著名な方々が選考委員となり最優秀作品2点、優秀作品8点を選考しますが、私のこの記事も優秀作品に選ばれました。

最優秀作品になると、宣伝会議や他のメディアに掲載されることから、このページで掲載することができなかったかもしれませんが、優秀作品はその限りではないので紹介します。

提出物は雑誌に掲載するような縦書き3段でしたが、WEBページは横書きなので、少しイメージが変わるかもしれません。またWEB用に少し修正します。

優秀作品に選ばれた時に書いた記事はこちらです。ぜひこちらを読んでからお読みください。

10本目の金の鉛筆〜3年前の忘れ物が私の手元へ〜

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ランナーズハイは意図的におこせるのか?

〜脳科学とウルトラマラソンからのアプローチ〜

プロローグ

2013年6月、私は北海道で開催されたサロマ湖100キロウルトラマラソンの65キロ地点を走っていた。

自己ベスト(8時間56分)更新を目指しスタートしたが、中間点を過ぎると徐々にペースは落ちはじめ、自己ベストどころか9時間を切ることも難しくなった。激しい疲労感から気持ちはネガティブになり、言い訳ばかり考えていた。

「練習できてないから9時間半でも十分」と脳裏に浮かんだが、「それで良いわけない!」とすぐに打ち消した。弱すぎる自分に腹が立った。その怒りがバネになり、私を抜いていったランナーを追いかけ追いつくと、さらに前のランナーを追いかけた。速いペースなのになぜか苦しさは消え、力が漲ってくる不思議な感覚だった。ランナーを抜き続けることでその高ぶりは加速していき、気づくと絶望的だった自己ベストも見えてきた。

その時は記録より元気に走れていることが嬉しく、この瞬間をできるだけ長く感じていたかった。中盤まで感じていた身体の痛みや疲労感も消え去った。このままゴールまで、いやゴールを突き抜けてどこまでも走ることができる。自分が鉄人にでもなったかのような高揚感に包まれていた。

残念ながら、それは89キロ付近でスイッチが切れたように終わってしまった。それは折り返し場所を間違えそれに気付いて引き返した瞬間だった。そこからは痛みと苦しさに耐え8時間53分でゴールしたが、自己ベストを更新した嬉しさより、あの感覚をまた味わいたいという気持ちに駆られた。

□フルマラソン完走者は人口の0.5%

2007年にスタートした東京マラソンがキッカケになりランニング人口は増加しフルマラソンを走るランナーも増加した。2017年4月から2018年3月にフルマラソンを完走したランナー数は約37万人(ランナーズ2018年7月号別冊付録 第14回全日本マラソンランキング)であり、10年前と比べると3倍になった。

ただ、その対象を20歳から64歳にしぼりこむと約36万人になるが、これは直近の総務省統計局発行の人口推計(平成30年10月22日発行の平成30年5月1日確定値)の同じ年齢区分の人口約7千万人と比較すると0.5%程度。人口200人あたり1人にしかいない計算になる。

それでもこのテーマを選んだ理由は、ランナーであれば少なからずランナーズハイに興味を持っているが、言葉だけが一人歩きしていると感じることがあり科学的なアプローチによって突き詰めたかった。そして何よりあの感覚をまた味わいたいと思ったからだ。

私は何度かランナーズハイを経験しているので、どのような時に発生しやすいのか私なりの仮説はある。そこに脳科学者の本田学氏の科学的見解と、ウルトラマラソンで日本代表経験のある小谷修平氏の経験を加えることにした。

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□脳科学者の本田学は208キロレース完走者

まず、国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 部長の本田学氏にインタビューを行った。本田氏の専門は神経科学、神経内科学、感性情報学で、脳の情報処理の側面から心の病に迫る「情報医療」の開発に取り組んでいる。そして200キロを超えるウルトラマラソンを完走している。

ランナーズハイのメカニズムとは。

ランナーズハイについて本田はこう話した。

ランナーズハイは、厳しい身体的条件で走っている時に、気分が高揚し、普段では出せないような力が出たり、本当なら辛くて仕方ないはずのことがありえないくらい楽しく感じられたり、幻覚が見えたりするような現象のことだと思います。こうした現象は、精神変容物質(覚醒剤や麻薬、脱法ドラッグなどを含むいわゆるドラッグ)に非常に近いと考えられます。おそらく、厳しい身体条件についての感覚を和らげるために、脳のなかに脳内麻薬という快感を発生させる物質が大量に放出されるために起こると考えられます。

 

そしてこう続けた。

ドラッグと同じと聞くと危険な気がしますが、実はそうではありません。快感を感じる神経回路は、脳の中に〈報酬系神経回路〉として元々インストールされており、そこに働きかける脳内麻薬は自分で生産する化学物質なので、神経に作用して快感を発生させると、即座に分解されたり再吸収されたりして副作用を発生しません。

この神経回路を脳内麻薬とは似て非なる人工的な化学物質で強制的に興奮させるのがドラッグです。脳内麻薬とドラッグの関係は、いわば鍵と偽の合い鍵のようなものです。鍵のようにはまるが、偽の合い鍵なのでうまく外れず、そのことによって深刻な副作用や常習性が発生してしまう、というように理解していただければよろしいかと思います。

言い換えると、ドラッグによって得られる快感自体は、人間は自ら作り出すことができるものであり、快感自体は決して悪いものではない。例えば、お祭りの中で演者やそれを観る人がトランス状態になって、すごい快感を感じるような現象が地球上のさまざまな文化で広く観察されます。彼らの多くは、ドラッグはもとよりアルコールすら使いません。

ランナーズハイも基本的にはそれらと同じ現象で、厳しいランニングという身体条件によって脳の中で生産された脳内麻薬が、報酬系神経回路に働きかけることによって発生する現象だと思います。

こうした快感を自力で作り出せなくなった人が、努力をせずに化学物質で安直に快感を得ようとするのがドラッグと言って良いと思います。そういう意味では、ランナーズハイは、脳の快感をつかさどる神経回路を、化学物質を使うことなく、〈運動情報〉という人類本来の方法を使って、人類本来の快感を発生させる手段の一つと言うことができるかもしれません。

 

ランナーズハイを調べると脳内麻薬、エンドルフィンといった言葉が出てくるので、心身に悪影響が起こらないか不安であったが、本田の説明を聞いて安心した。

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□ランナーズハイはモルヒネの30倍以上効く

 ランナーズハイは、どのような時に発生するか質問した。

ランナーズハイの発生にはさまざまな条件が関与するので一概に言えませんが、一つ大きいのは肉体的苦痛の存在です。たとえば出産のような大きな痛みが身体に加わるとき、その苦しみによって脳が壊れてしまわないように、脳は快感物質を放出することで自覚的に感じる痛みを軽減しています。

そのときに産生される物質はエンドルフィンと呼ばれる物質ですが、これはモルヒネと同じ神経回路に働きかけて鎮痛効果を発揮しモルヒネの30倍以上もよく効くのです。したがってランナーズハイは、極めて強い肉体的な負荷(疲労や眠気なども含む)が長時間続いているときに起こりやすいことは確かです。

またランナーズハイを引き起こす脳内のメカニズムが報酬系神経回路の活性化であることを考えると、報酬系神経回路を発生させ易い条件で起こりやすいだろうと予想されます。それには音や光などの視聴覚情報も関係します。例えばお祭りでトランス状態になりやすいときに使われる視聴覚情報としては、重低音や衝撃音、16ビート、ミラーボールのような目を射る光、薪のようなゆらぎをもった光などがあります。実は私が研究している人間の耳に聞こえない高い周波数の音の存在もそのうちの一つです。虫の声や自然環境音に豊富に含まれます。

また自分の中でどのようなことを考えるかというのも大きいと思います。自分がゴールする瞬間や優勝して表彰台に立つ姿など、嬉しく楽しいシーンを想像することも役立つ可能性が大きいと思います。つまり、いかに報酬系を活性化させるかが鍵になると思われます。

 

本田の話の中に興味深い一文があった。それは肉体的苦痛の存在が必要だということだ。そもそも終始調子良く走れているならランナーズハイは発生しない。私が経験したのも全て苦しんだ後だ。

ランナーズハイは意図的におこせるのか?〜脳科学とウルトラマラソンからのアプローチ〜中編に続く

ランナーズハイは意図的におこせるのか?〜脳科学とウルトラマラソンからのアプローチ〜中編



ラボ デ ケンショウ ズミ、ケッカ デ ジッショウ ズミ。〜ヴェイパーフライ4%フライニット EKIDEN PACK〜

本日NIKEから発売されたヴェイパーフライ4%フライニット EKIDEN PACK 購入しました。

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もうメルカリなどに出ていますが、以前ほどの過熱感はなく、昼に行ったら展示してありました。

EKIDEN PACKという名称が付いていますが、機能面では全く変更のないヴェイパーフライ4%の新色です。画像より実物を手に取ると良いカラーだと感じました。

機能面は変わらないので、こちらをご参照ください。

話題のシューズのスペックや感想〜sub2やヴェイパーフライ4%など〜

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画像を少しアップします。

真っ白というよりパールです。

アウトソール内側に何か書いてあると思ったらこんな感じでした。

ラ ボ デ ケンショウ ズミ、

ケッカ デ ジッショウ ズミ。

と書いてあります。

確かに世界記録に日本記録と結果で実証済ですね。

インソール書かれたイラストは箱根への道のりをイメージしたものでしょう。

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前回発売したオレンジ色のヴェイパーフライ4%フライニットは25cmを買いましたが、薄いソックスを履いてもややキツく10kmでも少し指先があたる感じがしたので、こちらは25.5cmにしました。

ズームフライフライニットも25.5cmを履いているので同じようなサイズ感だと思います。

これで、薄手のソックスではなく、履き慣れたアールエルのメリノウール五本指ソックスを履くことができます。

メリノウールソックスは、多少濡れても擦れにくいだけではなく、クッション性や保温性も高く、特に雨のレースや寒い時期のレースには手放せないソックスです。私は年間を通して使っています。

12分間走×8セット全員やりきった!雨にはやはりアールエルメリノウール。

また、靴擦れする方はこちらの記事を参考にしてください。

靴擦れする方、これらに心当たりありませんか?

追加情報が入ったらアップしますが、来年ヴェイパーフライ5%が出ると言う噂を聞きました。ヴェイパーフライエリートの進化版のようです。