81,000円のシューズ登場。どこまでシューズは高くなるのか?〜ヴェイパーフライエリート フライプリント〜

昨日、facebookページに投稿しましたが、今回の発売のニュースを見ていくつか驚くことがありました。

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まず、公開された概要をまとめるとこのような内容になります。

概要

  • 2018年4月ロンドンマラソンで世界記録を出したエリウド・キプチョゲの走りを支えるために作られたナイキ ヴェイパーフライエリート フライプリント(以下 フライプリント)を2019年3月4日にNIKE HARAJUKUで限定販売する。
  • 販売価格は81,000円で、サイズは24cm、25cm、26cm、27cm、28cm、29cm、30cmでサイズごとの在庫数は異なる。
  • 応募者の条件として2017年3月3日以降のフルマラソンで男性は 3時間00分00秒以下、女性は3時間30分00秒以下の記録を出し証明できること。
  • 応募した方の全員の申請タイムを集計し、商品のサイズごとにタイムの速い順から優先購入権が与えられる。
  • 商品の箱には必ずお客様の名前を印字する。

驚いたこと その1

81,000円という金額

現在、多くのトップランナーが履くヴェイパーフライ4%フライニット(以下 4%フライニット)は28,080円ですが、その3倍近い価格で、昨年、争奪イベントにより購入する権利が与えられたヴェイパーフライエリート(以下 エリート)の価格59,400円より税抜き価格で2万円高い価格にまず驚きました。

28cmサイズで比較したところ、いくつかのページに掲載された情報をそのまま書くと、4%フライニットの重量は200g、エリートは180g 、そしてフライプリントは169gで、4%フライニットより約15%軽量化されています。私が履く場合は25cmか26cmになりますが140gほどの重量になりそうです。ただ重量に関してはアディゼロsub2(25cm)が142g、アシックスターサージール6(25.5cm)が153gなので衝撃的に軽いわけではありません。

もともと凄く高いと感じている28,080円の4%フライニットが安く感じる効果は大きいと感じました。

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驚いたこと その2

マラソンのタイムで購入者希望者を制限

直近2年間のフルマラソンで男性は3時間以内、女性は3時間30分以内の記録を出したことがあるランナーしか応募できず、さらに用意された商品は、そのタイムの速い順に購入権を与えるという方式にも驚きました。

実際に、81,000円という高価格帯のシューズを購入できる財力のあるランナーがどれだけいるのかは分かりませんが、今回はさらに走力も必要とされているのです。ただ私の周りを見回しても購入しそうなランナーは少なからずいます。

またどの程度のタイムのランナーまで行き渡るのか分かりませんが、率直な感想として、4%フライニットでさえ男性で3時間、女性で3時間30分のランナーだと武器にできるランナーは限られていると思います。エリートを手に取りましたが、踵は付かない前提のアウトソールになっています。

ソールは全く違います。

ヴェイパーフライ4%フライニット

ヴェイパーフライエリート

しかも、軽量化を図ったことから耐久性はほとんど考えていないシューズです。

4%フライニットはフルマラソン4本、エリートはフルマラソン2本と言われていますが、仮にフルマラソン2本でダメになるのであれば、1回あたり40,000円以上になるのだから購入したあと、実際にレースで使える方はホント限られたランナーになるでしょう。

*実際の消耗にキロ3分切って走るランナーとキロ4分より遅いランナーではカーボンプレートの消耗は異なるので、3時間のランナーならもう少し持つと思います。

ナイキが用意した数量が余ることはないと思いますが、実際に練習やレースで使用する購入者は少ないと思います。その理由として何足か購入できるのであれば金銭的に余裕のあるランナーなら使えますが、今回購入できたとしても次回いつ入手できるか分からないとなるとちょっと使えません。

その意味では、今回の販売は速いランナーしか所有することができないシューズを購入できるという勲章のような意味合いが大きいように感じています。

フライプリント持っている○○さん みたいな。

驚いたこと その3

(転売防止対策?のための)箱への名前刻印

世界記録を出したエリウド・キプチョゲが履くのと同じスペックのシューズで入手が極めて困難なシューズですから、ナイキマニアなどシューズコレクターにとってはコレクションに加えたいシューズでしょう。そのため転売防止のために箱に名前を入れて渡すことになりましたが、シューズに名前を入れるのではないのでやはりメルカリやヤフオクには出ると思います。

実際、エリート43足争奪戦イベントの後にもたくさんのシューズがメルカリなどに出品されていました。

NIKE ZOOM ヴェイパーフライ エリート 43足争奪イベント 前編

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疑問点

私はギリギリ応募資格があります。ただ仮に購入権を得ることができたとしても、81,000円のシューズを購入するつもりはありません。その前提でどのような運用にするのか気になるのは、応募資格は男性と女性で基準を別にしていますが、購入権を決める順番を付ける際にはこのあたりを考慮するかです。

具体的に書くと、例えばラスト1足の購入権付与者を決める時に、2時間59分の男性と、3時間00分の女性のどちらにいくかです。

『商品のサイズごとにタイムの速い順から優先購入権を付与』と書かれているから、そのまま読み取ると男女問わず並べるのでしょう。

しかし、エリウド・キプチョゲが世界記録を出す数年前に世界記録を出したシューズであるアディゼロジャパンブーストシリーズが、メーカーオフィシャルサイトのセールで5,454円で販売されていましたが、今回のフライプリントの価格で約15足購入できます。

ヴェイパーフライ4%の19.4%で買えたシューズ

シューズの名前をどんどん長くなっていますが、昔スポーツカーの名称に、排気量、DOHC、ツインターボ、スーパーチャージャー、4WDなど性能を誇示するフレーズを加えたことでどんどん長くなったことを思い出しました。

また、私が初めて自動車を所有した32年前は国産自動車は400万円を超えるとかなりの高級車でしたが、最近では2000万円を超えるモデルもあります。シューズもどこまで高くなるのでしょうか?



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