ヴェイパーフライエリート フライプリントのスペック〜81,000円 限定31足〜

東京マラソン翌日にナイキ原宿店で31足販売されたヴェイパーフライエリート フライプリントは81,000円というランニングシューズとしては突出した価格設定と、購入希望者の中からマラソンタイムの速い順に販売するという販売手法、そして転売防止のために箱に購入者の名前を印字し、購入者の名前を公表するなど、いくつか新しい試みでランナーを驚かせた。

販売前のナイキ社の発表はこのような記事にしました。合わせてお読みください。

81,000円のシューズ登場。どこまでシューズは高くなるのか?〜ヴェイパーフライエリート フライプリント〜

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まず購入するためにはフルマラソンで男性3時間以内、女性3時間30分以内のタイムを証明できるものがないと応募も出来ません。

その上で、希望するサイズ順にタイムを並べて、用意された数量を割り振るのです。

私も応募資格はありましたが、仮に行っても購入権を得ることはできませんでした。

このシューズは1cm刻みなので、私が購入するなら25cmになりますが、そのサイズを買うには実業団選手レベルのタイムが必要だったのです。

(画像提供:植村雄一郎さん)

なんと25cmは3足しかなくて、女性に1足割り当てられたので残る2足を購入出来たのは、2時間14分台と15分台のランナーでした。

今回女性が3人購入していますが、どのように割り当てられたのかは分かりません。応募資格が男性より30分遅いので、30分のハンデキャップを付けると予想していましたが、タイムを見ると女性枠があったように思います。

サイズ別の数量と購入できたタイムはこちらです。

サイズ 数量 男性タイム 女性タイム
24cm 1 3:06:22
25cm 3 2:15:57 3:03:46
26cm 6 2:24:03 3:02:33
27cm 8 2:35:28
28cm 7 2:42:41
29cm 4 2:42:59
30cm 2 2:49:01

 

25cmほどではないけど、26cmも男性なら2時間24分03秒の持ちタイムが必要でした。

(画像提供:植村雄一郎さん)

アクリルの箱はかなり重量感があるもので、箱にローマ字表記で購入者の名前が印字されています。この名前の印字は転売防止対策のようですが、この印字がどの程度の抑止になったかは分かりません。

また、タイムの速い順に販売するなど、販売する側がユーザーを選別するような方法に違和感を感じている方も少なからずいると思います。ただそれを含めてメーカーの戦略であり、そのような販売方法に違和感を感じるなら買わなければよいのです。ランニングシューズメーカーはたくさんあります。

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さて、フライプリントを手にしてまず驚いたのは想像を超える軽さです。今回のシューズは29cmの大きいサイズですが、ペーパー製か?と思うくらい軽く感じました。

29cmは190gですが、私の履く25cmは147gという未確認情報があります。

サイズによりますが、ヴェイパーフライ4%フライニットより10g以上軽量化されています。

また、アッパーに水を吸わない素材を使うことで雨天時に重くなることを防いでいるようです。東京マラソンでヴェイパーフライ4%フライニットを履いたランナーはシューズが重たくなったと話していますが、重量が変わると走りの感覚も変わります。

踵の形状はエアロダイナミクスを追求しているのかかなり尖っています。

アッパー素材は光の当たり方で玉虫色のように変わります。個人的には綺麗だと感じましたが強度はないように感じました。

そもそもフルマラソン2回でダメになると言われているので耐久性を求めていないシューズです。

ソールはヴェイパーフライエリートと同じだと思いますが、踵を着くランナーを拒絶するかのような作りになっています。

この分厚いソールを初めて見た時はカッコ悪いと思っていましたが、最近見慣れてきたのか違和感はなくなりました。

購入した何人かが話すには、指先辺りはかなりタイトな作り(キツイ作り)になっているようです。

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今回81,000円という価格が話題になりましたが高いか安いかは人それぞれです。

私はランニングシューズに81,000円は高いと思いますが、世界記録を出した選手と同じスペックのシューズが81,000円で手に入るなら安いと感じる方もいるでしょうし、MGCに出る選手レベルになればタイムにも影響するのかもしれません。

仮に私が81,000円という値札に驚かないような財力を有し、購入権を得ることができる走力があり、手に入れたとして、どのタイミングでこのシューズを使うかというと中々使えないような気がします。財力があれば何足でも購入できるシューズであれば、練習で慣らして、様々なレースで使いますが、シューズがダメになったらもう手に入らないわけですから・・・。

今年の東京マラソンを2時間30分、40分で走るレベルの大半のランナーが履いていたヴェイパーフライ4%は、年内にヴェイパーフライ5%にバージョンアップされ発売されるという情報があります。

どのような点が変わるのか情報が入り次第、こちらの記事でも紹介します。

こちらは東京マラソンの上位入賞者が履いていたシューズです。

東京マラソン2019上位選手のシューズ

また、シューズについての記事はこちらにまとめています。合わせてお読みください。

話題のシューズのスペックや感想〜sub2やヴェイパーフライ4%など〜



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