HOKA oneone カーボンX(CARBON X)の重量など

5月15日にオフィシャルサイトで先行販売し、6月1日からHOKA取扱店で発売されるHOKA oneone カーボンXはウルトラマラソンを走るランナーを中心に話題になっています。

先行販売にさきがけて、世界選手権2連覇の山内選手らがカーボンXを履いて100Kmマラソン世界記録に挑戦するというプロジェクトが開催されました。

参加した高田選手に聞くと後半は非常に暑くなり厳しいコンディションだったとのこと。その中で優勝した山内選手のタイム6:19:55は、2016年IAU100km世界選手権で優勝した時のタイム 6:18:22につぐセカンドベストでした。

それほど履き慣らしていないシューズで自己ベストに近いタイムが出せたのだから癖のないシューズなんだろうと思いました。

昨日、そのカーボンXを試してきましたが、まずは重量など紹介します。

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□価格

25,920円(税込)

□オフセット

5mm

□重量

私が履いた25.5cmの重量は224gでしたが、重量バランスが良いからか手に持った感じも、履いた感じも、そこまでの重量感はありません。もちろん40g以上軽いヴェイパーフライ4%と比べたらもちろん重たいです。

□サイズ感

サイズ感に関しては足の長さだけではなく、幅や高さなどによっても変わるので参考程度に読み取ってください。他のシューズとの比較が分かりやすいので、私が履いてるシューズを掲載します。

  • HOKA oneone カーボンロケット 25.5cm
  • HOKA oneone TRACER 25.5cm
  • ヴェイパーフライ4% 25.0cm
  • ヴェイパーフライ4%フライニット  25.5cm
  • ズームフライ 25.5cm
  • ズームフライSP 26.0cm
  • アディゼロsub2 25.0cm
  • アディゼロ匠senブースト 25.5cm
  • アディゼロジャパンブースト3 25.5cm

その私が今回選んだのは25.5cmですが、理想は25.25cmです。指先が狭くなくアッパー素材が柔らかいので25cmでも薄めのソックスなら問題ないように感じます。ただウルトラマラソンでの使用を考えているので、少し生地が厚めのアールエル 5本指メリノウールソックスを履くことを前提に考え25.5cmにしました。

また、このシューズに関してはサイズに迷ったら大きい方を選んだ方が良いと思います。理由はインソールが非常に薄いので、これを普段履いてる他のシューズのインソールに変えたら多少サイズ感を調整することが出来るからです。小さいのを買ったらソックスを薄くする以外の調整は難しくなります。

□サイズ設定

メンズ 25.0cmから30.0cmまで0.5mm刻み

ウイメンズ 22.0cmから25.5cmまで0.5mm刻み

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□外観

形状はHOKAと書いてなくてもHOKAと分かる独特のデザインです。

ソール形状もまさにHOKAです。

当初はこの厚底に違和感を感じましたが、近年のナイキ製品の厚底化から、全く違和感を感じなくなりました。

□フィット感

私はHOKAのシューズをそれほどたくさん試したわけではなくこのシューズで6足目です。

その少ない中での比較になりますが、フィット感は良かったです。ソックスを履くような包み込まれるフィット感を感じると思います。

また、トレイサーやカーボンロケットは踵が浅く、脱げそうな感覚があったため靴紐をキツく締めましたが、カーボンXの踵のホールド感は中々良かったです。

踵の深いシューズ、浅いシューズの好みは分かれますが、私は浅いシューズは苦手です。

こちらで比べてみてください。

カーボンロケットとカーボンXを履いた時のくるぶしの位置に赤丸を付けました。

こんなに高さが違うのです。実際はソックスを履くので、もう少し上に上がります。昨日走った際にこの部位がくるぶしに当たる感じはしませんでした。

アッパー生地は薄いので摩擦には弱そうです。

靴の内側から指で生地を押すと透けて見えるくらいです。またこの画像で素材の柔らかさが伝わるでしょう。

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□アウトソール

白いアウトソールを見て、グリップ大丈夫かな?とちょっと不安になりましたが、昨夜、雨の中で皇居前広場を走りましたが、滑りやすい鉄板や舗道上のマーキングの上に乗っても安心して走れました。ズームフライやヴェイパーフライ4%などを普段履いてる方からしたら、濡れた路面での安心感は高いでしょう。

アウトソールの内側にカーボン素材が見えます。

また、こちらの画像は止まった状態でソールを曲げてみました。

画像でも分かると思いますが、けっこう硬いシューズです。

ただ、同様に硬いカーボンロケットとの違いは、カーボンXはカーボン素材以外のミッドソールは柔らかく、しかも厚いので、接地時に硬いとは感じませんが、カーボンロケットはミッドソールも硬めで薄いので、接地時に感じる硬さはかなり違います。またカーボンロケットはドロップが1mmですが、カーボンXは5mmあるのも大きな違いです。

HOKAの従来モデルなどソールが厚く柔らかいシューズにありがちな沈み込む感覚や、反発するタイミングがズレる感覚は、カーボンが入ったことで払拭されたように感じました。これは私の好みではありますが、メーカーがマシュマロのようなと伝えている柔らかさが好きな方は硬いと感じるでしょう。

車好きな方に伝えるなら、マシュマロ的な柔らかさのHOKAは乗り心地のソフトな高級セダンで、カーボンXはその高級セダンの足回りをサーキットでも走れるように固めたスポーツバージョン。カーボンロケットは高速でサーキットなど走るために専用設計されたスポーツカーみたいな感じでしょうか。

カーボンロケットを履きこなせるランナーは少ないと以前書きましたが、カーボンXはそんなことはないように感じました。

まだ10km程度しか走ってないので、これからいろいろ気付くことはあると思うので、感じたことを都度記事にしていきます。

こちらはカーボンロケットについて書いた記事です。

HOKA ONEONE EVOカーボンロケットの重量など〜カーボンプレート内臓シューズ〜

製品の詳細につきましては公式ページをご覧ください。



男性のsub3は3.1%だが、50代は1.2%

先日発売した月間ランナーズ別冊付録の全日本マラソンランキングは各年齢の100位までの名前やタイムが掲載されていますが、101位以降であってもwebで自分の順位を確認できます。

□全日本マラソンランキング

発表日からしばらくは、私のFacebook画面は友人の投稿で溢れかえりましたが、そのくらいランナーにとって興味ある話題なのです。

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私は昨年51歳で初めて100位にランクインしましたが、今年はタイムが少し伸びたこともあり82位にアップしました。

52歳の1位、2位は2時間35分以内の福岡国際ランナーなので圧倒的な差がありますが、毎年少しづつでもタイムを伸ばしていきたいと思います。

さて、この別冊付録には全体像が見える資料が掲載されており、その数値をもとに再集計してみました。

こちらは男子の年代別sub3率です。

男子のsub3は3%前後と言われ、今回の結果は3.1%ですから、ヴェイパーフライ4%などカーボンプレート入りのシューズに話題が集まった1年でしたが、この結果を見る限り、メリットを享受した人はいるにしても、全体にはさほど大きな影響は与えていないと言えるでしょう。

今回この集計をして感じたのは、やはり年をとるごとにsub3は厳しくなるということです。

20代ではフルマラソン完走者の5.2%もsub3ランナーがいるのに、50代は1.2%と20代の達成率より▲77%も減少しているのです。さらに60代以上では0.1%と1,000人に1人しかいないのです。

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次に、1歳きざみでsub3率を折れ線グラフにしてみました。

多少デコボコはありますが、60歳にかけて右下がりで落ち続けています。

1歳刻みで見ていくと、sub3率は40代後半から3%を下回るようになり、50歳を過ぎると2%程度になり、50代中盤で1%になります。このように年齢とともにsub3のハードルは高くなることは数値が示しています。

ただ、50歳になってからsub3ランナーを目指すのは無理かと言えばそんなことはありません。ウルプロにもランニング歴10年ほどのメンバーが50歳になって初めてsub3したケースはありますし、知り合いのランナーにも50歳を超えてから自己ベストを出す方は少なくありません。

ただ、ランニング歴が短いランナーを除けば、毎年同じことをしていれば、加齢とともにほとんどのランナーはタイムはジリジリと落としていくでしょう。

加齢に負けずにタイムを伸ばしていくためには、毎年同じことをしていてはダメだということです。

さまざなアプローチがあるので、一つ一つ試して行ったら良いと思います。

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私自身、現在53歳ですが、この1年間で5km、10km、ハーフマラソン、フルマラソンで自己ベストを出しました。1年少し前ですが1500mの自己ベストも出しましたし、過去最長距離のウルトラマラソンも完走しました。

それは、自分の強みや弱みなどを考えて、何をしたらよくなるかを考え実行しているからです。

今でも様々な点で改善の余地はあるし、現時点試してないこともたくさんあります。まだまだ伸びる余地はたっぷり残っているのです。

ただ、そのいわゆる、「伸びしろ」の中で、当面というか、ずっと使いたくないと思うのが、走行距離や練習時間を増やすことです。

短期的には大きな効果があると思いますが、故障リスクの増大だけではなく、それで出した自己ベストを更新するには、さらに練習時間を増やさねばならないという状況になると感じてます。

今年フルマラソンで自己ベストを出した直前3ヶ月の月間走行距離は200km程度ですが、この練習量のままで、いかに走力を上げていくかを当面は追求していきます。

今の私は練習時間を作りやすい環境にありますが、同世代のビジネスマンが捻出可能な時間に効率よく練習することを意識しています。

こちらは3月にフルマラソンで自己ベストを出した時に書いた記事です。

今回の自己ベストは神宮外苑24時間走のラスト30分から始まった。前編〜50代・7年4ヶ月ぶりの自己ベスト①〜



安曇樹香 長良川ミドルトライスアロン102 優勝

(画像提供:安曇樹香)

アスリチューンおよびアグレッシブデザイン サポートランナーの安曇樹香が長良川ミドルトライスアロン102で優勝しました。

このレースはSwim 2km、Bike 80km、Run 20kmのTotal 102kmのレースで、コースは河川敷のため日陰はほぼなく、最高気温34℃の予報のもと開催されました。

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4時間31分42秒 優勝

 

パート別タイムと順位(男子含む)

パート 距離 タイム 順位
Swim 2km 0:41:24 88位
Bike 80km 2:30:12 140位
Run 20km 1:20:06 7位
総合 102km 4:31:42  34位

 

女子2位に10分以上差をつけての優勝も凄いことだが、それ以上にランパートで男子含めて7位に入ったのは驚きです。

公式記録はこちらをご参照ください。

 

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レース後、安曇にいくつか質問しました。

レースについて

暑さが心配でしたが、最後までバテずにいけてよかったです。

しかもランの後半はラストスパートをかける仲間に並走したことで、キロ4までペースアップできました。

久しぶりのミドルでしたが、ロングに向けたよい刺激になりました。いろいろ反省点が見つかったので次また頑張ります。

アグレッシブデザインについて

今回、アグレッシブデザインの日焼け止めを顔と首の後ろには塗りましたが、他は塗らなかったところ、思った以上に肩、背中が焼けてしまってヒリヒリしてます。

塗った、顔と首は炎症がほとんどありませんでした。汗や水で流れた感じもありません。今回は重ね塗りをしてませんが、重ね塗りをすればもっと効果を感じられたかもしれません。

次のトライアスロンは皆生で毎年灼熱です。もっとしっかり塗ってパフォーマンスの向上につなげたいと思います。

アスリチューンについて

アスリチューンはバイクのボトルに入れて意識的にこまめに摂取しました。

暑さが心配でしたが、足が痙攣したりすることもなく走りきれました。ミネラル成分も摂れるのでありがたかったです。

あと、バイク中に十分エネルギーを蓄えられたので、ランはエネルギー切れになることなく走れました。

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最後に

安曇は、3月に開催された茨城100Kでは強烈な向かい風に負けることなく7時間49分24秒という好タイムで2位に1時間以上の差をつけて優勝(男子を含めても7位)しました。

安曇樹香 茨城100K優勝〜不安の波に怯むことなく前を向き走り切った〜

また、昨年12月に開催されたアップダウンの厳しい沖縄100Kを7時間55分52秒で優勝しましたが、こちらは男子含めて3位です。

強風にも、アップダウンにも強い安曇が、暑さにも強いことを本大会で示したことから、6月開催のサロマ湖100kmウルトラマラソンが楽しみになってきました。

こちらに安曇の昨年のレース結果など掲載しております。

安曇 樹香 アスリチューン・アグレッシブデザインのサポートアスリートへ

今回、安曇は日焼け止めを全身に塗らなかったことで、アグレッシブデザインの効果を肌で感じました。

ウルトラマラソンでも強い日差しが予想される時は、ウェアで覆われた肩や背中も日焼けするので、日焼け止めを塗ることをおススメします。

また、バイクパートで積極的にアスリチューンを摂取することでエネルギーを貯めたとありますが、それはこの暑い中でもストレスなく飲めるエナジージェルだということです。

アスリチューン・ポケットエナジーに、カフェイン入りが発売しましたが、コーヒーゼリー味で飲みやすさにこだわりました。

運動してない時に美味しいと感じても、過酷な状況で飲めなくなるようなエナジージェルは使えません。その感じ方は一人一人違うので、ぜひ練習で試してください。

今回発売したポケットエナジー ブーストは昨年秋に開発者に製作をお願いし、販売までこれほど時間がかかったのは、飲みやすいということに妥協しなかったからです。

日本の100kmマラソンは世界的にもレベルが高く2018年IAU100km世界選手権に出場した女子選手4人は、3位、4位、5位、6位と全員入賞し、団体優勝しました。

その4人のフルマラソンのタイムは安曇より速く、100kmマラソンの経験も豊富です。そのようなハイレベルな中で勝ち抜くには、実力だけではなく、いかにストレスを極小化できるかが重要なポイントになります。

アスリチューンはこちらのページで購入できます。



サロマ(佐呂間町)39.5℃ もしレースだったら準備すること、レース中にすること

昨日このような投稿をあげましたが、予報よりさらに上がり北海道の観測史上最高気温となったようです。

こちらの記事をご参照ください。

https://tenki.jp/lite/forecaster/okamoto/2019/05/26/4741.html

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記事には、「北海道のこれまでの最高気温は、5月の記録が33.9度(1996年5月30日北見)で、年間記録が37.8度(2014年6月3日音更町駒場・1924年7月12日帯広)」とあるが、真夏を含めての最高気温をこの時期に大きく更新したのだから異常気象です。

6月最終日曜日開催のサロマ湖ウルトラマラソンには7年前から参加していますが、一番暑かったのは2014年の28.1℃。それでも日差しが非常に強く体感的には+10℃くらいに感じました。その時の完走率は55.8%。

こちらには2017年、2018年は追加してませんが、2015年からは気温が低くく走りやすかったが、今年はどうなることか。。

この表は2000年から2016年までの100kmの部の完走率と気温の関係を整理していますが、最高気温は完走率に極めて密接な関連性があります。

気温は低い方が良いタイムが出やすいですが、最高気温が5、6℃程度の低温で雨になれば完走率はもちろん下がるでしょう。ただ暑さより低温や雨の方が事前の準備である程度カバーしやすいです。。

昨日のような暑さだと、そもそも大会が開催されるか分かりませんが、私が走るなら前日から食事の内容・量に気を使い胃腸に負担をかけないようにし、スマッシュウォーターでウォーターローディングします。また睡眠時間もしっかり確保します。

水を被ったり激しい汗でも落ちにくいアグレッシブデザインの日焼け止めを顔や腕、脚だけではなく、ウェアで覆われた肩や背中にも塗ります。顔や首には最低2度塗りします。

帽子やサングラスは当然ながら、水を含むと冷たくなるアイテムなども用意します。

そして大事なのは、ソックスで濡れても擦れにくいアールエルのメリノウールソックスか、紙製のソックスを履きます。

こちらは新製品の紙素材の五本指ソックス、『WILD PAPER 5』です。

昨日履いたところ、足を入れた時は普段少し厚めの柔らかいメリノウールソックスを履いているので、少し硬いと感じましたが、気持ち良い履き心地でした。

私にとって暑いレースでは水かぶりは必須なので、ソックスが濡れないように気をつけても濡れます。したがって濡れることを前提にしたソックス選びが必要になります。

水を被るにも水の掛け方でソックスやシューズの濡れ方は大きく変わります。

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また、足や股や脇などにはスレ防止クリームを塗りますが、途中で落ちることが想定されるので、ビニール袋に入れてポーチに入れるかゼッケンに貼っておきます。

また、脱水予防として、モストバスキューラのサンプルや、経口補水パウダーをゼッケンに貼るか、ポーチに入れます。そして空のソフトフラスク、ジップロックかコンビニ袋を持ちます。

その他、アスリチューンなど気温に関係なく必要なアイテムを持ちスタートします。

今回のように朝8時で既に30℃を超えているような状況だと、スタート時から暑いと思います。その場合はスタート前から身体を濡らしておきます。もちろんスタート時は涼しければ被り水はしません。

被り水は暑いと感じてからでは遅いので、暑くなりそうな気配を感じたらエイドで水を被ります。サロマ湖の場合はエイドは5kmごとですが、その中間あたりに水かぶり用のバケツが置かれてます。

序盤からモストバスキューラや経口補水パウダーを定期的に摂取していきます。

また、エイドステーションでは水ではなく、スポーツドリンクを飲み、また塩分がとれるモノを意識して食べます。

水分補給は一箇所でたくさんとろうと思わないで、全箇所で適量づつとるようにし、飲み過ぎは防ぎます。5kmごとでは足りないと思ったらソフトフラスクに水を入れて、身体にかけつつ、水を口に含んで口の中を湿らせておきます。

たまに首筋や頰を触り、塩を吹いてないか確認してザラザラし始めたら、経口補水パウダーを飲む感覚を短くします。

暑いレースでは水分補給はもちろん大事だけど、それ以上に塩分補給を意識した方が良いです。また喉が渇いたらたくさん水分を飲みたくなり、それが様々な悪影響に繋がるので、身体を冷やす努力をします。

また、エイドなどに氷があったら、帽子に入れたり、用意したジップロックやコンビニ袋に入れて身体を冷やしながら進みます。

相当暑い時ならジップロックよりコンビニ袋が良いです。理由は冷え方が全く違うのです。コンビニ袋は小さな穴が空いているので解けた冷水が流れてきて身体を冷やしてくれます。

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その他、身体の状況を冷静にチェックし、どうすればゴールまで辿り着くか考え行動します。

そのような話も明日開催のウルトラセミナーで一緒に考えていきます。

ウルトラマラソンは走る時間が長いので、暑さだけではなく、強い日差し、厳しい寒さ、冷たい雨、など様々な気象条件に対処する必要があります。同一レースでも熱中症と低体温症両方のリスクを感じることもあります。

どんなに準備をしても、全てのリスクを想定し準備できるなんてことはありませんが、事前に考えておくことが多ければ多いだけ対処できる事態は増えます。

明日のセミナーはあと1、2名は入れます。Facebookページのメッセージにてお問い合わせください。

5/28開催 第38回ウルトラセミナー〜100kmマラソンプランニング講座〜(ウルプロ練習会体験参加付)



第三回 阿蘇ラウンドトレイル ART Aso Round Trail 完走記

阿蘇ラウンドトレイルについて書いた記事をまとめておきます。

大会ページはこちらです。

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阿蘇ラウンドトレイル 走ってきます。

阿蘇ラウンドトレイル①〜素晴らしい景観だった〜

阿蘇ラウンドトレイル②〜公開データと実際のデータ〜

阿蘇ラウンドトレイル③〜100km残して脚が終わっても出来ることはある〜

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阿蘇ラウンドトレイル④〜暑さとの戦いには負けなかった〜

阿蘇ラウンドトレイル⑤〜先々のキツさを想像しないで一歩一歩進んだ〜

阿蘇ラウンドトレイル⑥〜睡魔との戦いにも競り勝った〜

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阿蘇ラウンドトレイル⑦〜2日連続の強い日差し〜

阿蘇ラウンドトレイル⑧〜マーキングテープとコースロスト〜

阿蘇ラウンドトレイル⑨〜フィニッシュ〜

 



阿蘇ラウンドトレイル⑨〜フィニッシュ〜

阿蘇ラウンドトレイル⑧〜マーキングテープとコースロスト〜

阿蘇ラウンドトレイル⑧〜マーキングテープとコースロスト〜 から続く

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AS7出ノ口で少し休んでから最後のピークを目指して一歩踏み出した。いまはこの辺り。

大会ページ掲載のAS7(出ノ口)は標高700m辺りを記しているが、実際は600mほどで、また登り返しの距離は2kmほどだったので、矢印の辺りだった。

 

大会の高低図だとAS7からピークまでは400mくらいだが、実際は500m少し登ることになる。

AS7前後はこんな感じの舗装路で日差しを遮る木々がないので非常に暑かった。

また先が見えるだけに結構キツい。ここからフィニッシュにかけて見通しの良い箇所が多く、肉眼で見えるギリギリのところに、ランナーが見えると、あそこまで行くのか。。と精神的にキツくなった。

舗装路からトレイルに入ると前話で書いたマーキングテープの分かりにくいところがあるが、森林の中であれば日差しを遮ってくれるが、大半はこのような場所で遮るものはない。

この画像では分からないが、遠くの道に豆粒ほどのランナーが登っているのが見えていた。

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そしてピークと思われる最後の急登は、足首の可動域が狭い私が踵をつけて登るとふくらはぎへの負担が大きいので、50mほど踵を付かずに一気に走って登ったが、歩くより楽だった。

登り切るとスタッフがいて、ピークだと教えてくれたので、ここから一気に下るのか?と聞くとまだ下りは先とのこと。

ここから下りに入るまでは長く、何度も登り返しがあり、かなり時間を要した。

高低図を見ても、SUUNTO9のデータを見ても尖ったピークになっているのが不思議だ。

下りに入ると800mほど一気に下るので、脚が完全に終わっていたらかなりキツイが、今回はAS6でのセルフマッサージによりある程度戻っていたのでなんとかなると思っていた。

ようやく本格的な下りに入ると、最初は多少スリッピーな路面になったがズルズル滑り落ちるほどではない。それよりこの辺りもマーキングテープが見つけられず、路面のランナーが滑った跡を頼りに進む。

制限時間に余裕があると言っても、激しくロストしたら間に合わなくなる。

後方からランナーの足音が聞こえるとホッとした。

終盤はこのような景色を見ながら遥か遠くに見える麓を目指す。

AS7の関門まで関門閉鎖時間ギリギリと思って、下り傾斜で痛みを無視して走ったことから、ここからフィニッシュまでの下りは前腿が痛かった。

1分1秒を削らねばならない展開でもないので、景色を見ながら、そしてここまでの道のりを思い出しながら、ダメージが大きくならないように早歩きで下った。この下りにも高低図に現れない登り返しがあったが、もう気にならない。

草原の中に道はあるが、時折、岩場などあるので、ここまできたらとにかく安全・確実にゴールすることだけを考えた。

最後の200mほどは走ってゴール。

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特に大きな感動はなかったが、 スタートから20kmくらいで思うように走れなくなりながらも、よくここまで辿り着いた。という大きな安堵感はあった。

そして厳しい状態に陥った中でどうすればゴールできるかを常に考え、刻々と変わる状況に応じて前に進み続けたことは経験にもなった。

しかし、序盤のいくつかのトラブルはそもそもの準備不足が原因。十分に試してないアイテムを使うなどロードではやらない。そこは反省だが、逆にこのようなことをすると、どのような結果になるかがよく分かった。

また、通常はエイドでの滞在時間は極めて短く、手早く水を補給したら、先に進むが、今回はゆっくりさせていただいた。エイドスタッフの親切さにも何度も救われた。

走っている時、そしてゴール後は、もう阿蘇はいいかな。って思ったが、今は、しっかり準備をして自分自身納得できる走りをしたい。と気持ちは変わってきている。

これが今回走ってきたルートだが、フィニッシュ地点からスタート地点に戻ればほぼ100マイルになるように見える。実際は地権者からの同意などさまざまな課題があるだろうが、グルリ1周を期待してます。



ウルプロ練習会 5分間走×7本〜アスリチューン カフェイン入り発売開始〜

今日の織田フィールドは混んでて19時に着いたらロッカーの空きがないので、競技場の外にあるコインロッカーを使いました。ただ練習会が始まった頃には学生が練習を終えたので、いつもとさほど変わらないくらいの混雑でした。

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さて、今日参加したメンバーの半分以上は4月下旬以降のウルトラマラソンやウルトラトレイルを走ったことで疲労が抜けてないメンバーもいるので、無理してスピードを上げないように伝えました。

疲労が溜まっていても完走などの達成感から疲労を感じにくいことはあり、そのような時に無理すると故障や体調不良に陥ることがあるからです。

メニューは5分間走をリカバリー2分で7本しました。

ペースの目安は10kmからハーフマラソンの平均ペースで体調に応じて決めてもらいました。調子の良いメンバーは5kmPBペースで走ってもらいました。

キロ4だと1250mですから、1250m×7本になるし、キロ5だと1000m×7本になります。

練習前に動き作りをしてから走りましたが、みな気持ちよくスピードに乗っていました。

私は昨日のポイント練習を回避したので、今日は少し走りたかったのですが、メンバーへのアドバイスや動画撮影の合間に数本走りました。

800m 2’50
400m 1’19
400m 1’14
400m 1’14
200m 0’44
200m 0’35

無理にスピードアップするのではなく、身体の力を抜いた状態でスピードに乗せるにはどう動いたら良いかを確かめながら走りました。

阿蘇ラウンドトレイルの序盤に何度か足首を捻ったダメージは心配ないレベルになりましたが、疲労は残っていて250mくらいまではキロ3分ペースでも楽に身体は進むのに、250m以降から脚が重くなってきました。

ラス前の200mは感覚的にはジョグのように走りましたが、身体が勝手に進み、44秒と思ったより速かったのには驚きました。

フルマラソンシーズンが終わってから既に100km超のレースを3本走り、これからもウルトラマラソンが続きますが、レースの合間には今回のように脚を使わないショートインターバルで走りのリズムを整えていきます。

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今回5本目を終えてから、疲労の残るメンバーを中心に練習開始時に行った動き作りを再度説明を行いながらしました。

腕振りなど上体を使う意識が強過ぎることで、力が入ってしまうメンバーだけではなく、腕の力をほぼ抜くことで、上体が自然な前傾姿勢が取れて、身体が勝手に前に進む感覚など感じてもらいました。さらにその状態から肘の角度を鋭角にしていくと、振ろうとしなくても、勝手に腕は揺れ、推進力がうまれることなど体感してもらいました。

フィールド半分まで手をぶらぶらな状態にして、半分から肘の角度だけ付ける。

何度か体感してもらってから、トラックで確かめてもらいました。最初の50-100mは腕を使わずに走り、それから腕や肘を意識して振るのではなく、肘の角度を付けていくだけです。その走りはリラックスして走れたのに思いのほかスピードが出たと多くのメンバーが感じました。

時間はなかったけど、初対面のメンバーもいるので、名前と一言だけ練習での気づきを話してもらいました。

またアスリチューン・スピードキュアを飲んで素早いリカバリーを狙いました。

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今日から発売のアスリチューン・ポケットエナジー ブーストを少量づつメンバーに試してもらいました。

私も試したところ、試作品より少し柔らかくなり飲みやすさなど完成度が高くなったのを感じました。

パッケージも今回からシワが寄りにくい素材に変わりました。変更理由はポケットなどに折り曲げた状態でたくさん詰めたらパッケージに穴があいたなど利用者からメーカーへの意見があったので、変更したようです。

味覚の好みは様々ですが、コーヒーゼリー味や、カフェイン入りのエナジージェルの中ではかなり飲みやすいジェルに仕上がったと感じました。また価格的にも10個2,600円と購入しやすい水準になりました。

こちらの メーカー公式ページ で購入できます。

 

柴又100Kで2位に入った長江選手の使用感はこちらです。合わせてお読みください。

柴又100K(登録の部)で長江隆行が総合2位〜アスリチューンの使用感〜

ウルプロ練習会への参加ご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。



柴又100K(登録の部)で長江隆行が総合2位〜アスリチューンの使用感〜

週末に開催された柴又100Kの完走率は69.2%だった。

これは奇しくも同日に開催された野辺山ウルトラマラソンとほぼ同じ完走率だ。

野辺山ウルトラ100km完走率100%〜ウルプロメンバーが意識したこと〜その1

出走者数 完走者数 完走率
登録 男子 341 266 78%
登録 女子 28 24 85%
登録の部 369 290 78%
一般 男子 1,443 986 68%
一般 女子 178 102 57%
一般の部 1,621 1,088 67%
100km合計 1,990 1,378 69%

 

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柴又100Kは野辺山ほどのアップダウンはないが、日差しを遮るものがない河川敷コースなので、強い日差しや暑さの他、風がランナーを苦しめた。

そのレースで、100kmレース2回目の長江隆行選手が、総合2位入賞を果たした。

タイム 7:28:42

5kmごとラップタイム

19:58-19:59-20:11-20:33
20:26-20:19-20:51-20:37
21:45-23:51-22:57-23:47
23:15-24:25-23:19-24:38
24:26-24:01-24:39-24:45

長江隆行は、フルマラソン年齢別ランキングで3年連続1位のランナーで自己ベストは2時間23分台のスピードランナーだ。

昨年のサロマ湖は一緒に行き、寝食をともにしたが、色々勉強させていただいた。長江が100kmにチャレンジした理由は昨年掲載したがマラソン後半の失速対策だった。

マラソン後半の失速対策としての100kmチャレンジ

(画像提供 長江隆行)

今回のレース展開だけではなく、アスリチューンの使用感や、100kmの面白さと難しさについてこう話している。

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レース展開

レース当日の朝は曇りで比較的涼しかったので、キャップ等暑さ対策は消極的に考えていましたが、やはり昨年のサロマのように長時間のレースで天候が変わる可能性があるので、しっかり暑さ対策をしてレースに臨みました。(※結果的に前回の経験が役に立ちました。)

序盤はキロ4で進み、できればこれを50kmあたりまで続けて行く作戦でした。

スタートして、一人(優勝者)が飛び出しかなりのハイペースで進んでいったので、追わずにひたすら自分で決めたペースで進んで行きました。そして、10km過ぎから暫く僕の後ろに付いていたランナーが抜けだし1位の選手を追うようにハイペースに切り替えて進んで行きました。僕は、あまり回りは気にせずに自分のペースを守り(※マラソンと100kmとの違い)、勝負は後半の50km以降と決めて行きました。

(画像提供 長江隆行)

30kmあたりからは前のランナーも見えなくなり、単独走になりましたが、ペースを極力維持し30~40分ごとにポケットに入れたアスリチューンを補給し走りました。

途中二度誘導ミスがあり、ロスタイムがありましたが、何とか3位で復路に入りました。

復路に入ると向かい風で苦しい場面もありましたが、逆に扇風機の風を浴びているようで、直射日光からの暑さを紛らわすことができ、気分的にも悪くは感じなかった。

復路はペースは4:45/kmあたりで行ったが、同時並行して行なわれている小学生1km×100人リレーの選手とほぼ併走しながら走ることができ、ペースを大幅に落とすことなく走ることができた。
やがて、70kmあたりで2位の選手が見えてきたので抜いた。

やがて、S字に曲がる土手で後ろ(3位)の選手が近づいてきたのが分かり、60km出場の選手と併走(※60kmは100kmスタートの2時間半後にスタートし30kmで折り返すので合流します)するなど、ペースの落込みを避ける手段をいろいろ考えながら走りました(※マラソンと違い、現場でいろいろ考えることができ、場合によっては事前の対策を変更することができます)

90kmに入り60km出場の知り合いも確認できたので、檄を入れて暫く併走し、その後95km位で1位の選手を遠くに確認することができました。残り5kmもない位置でしたので、逆転は厳しいかと思いましたが、ひたすら前を追いました。

(画像提供 長江隆行)

結果中盤までは1位と約18分差がありましたが、1位と90秒差まで詰めて2位でfinishしました。

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アスリチューンの使用感

アスリチューン・ポケットエナジーは、スタート時にオレンジ味を5個、スペシャルバッグにオレンジ味を2個と試作品のカフェイン入りコーヒーゼリー味を2個入れて走りました。

当初は10kmに1個取る予定でしたが、暑さから来る体力の消耗が原因で早めに摂取したので、結果的に80kmで全て取り切ってしまいました。

アスリチューンは、とても美味しく、そして取りやすく、カロリーも取れるので他のジェルよりは自分には合っていると思っています。

また、サロマの時と同様にしっかり取っていればガス欠にならなくて、特にレース後半に役立ちました。

今回カフェイン入りは、70km、80kmで取りましたが、結果的にペースが落ちることはなく90km以降もイーブンで行けました。

100kmの面白さと難しさ

(画像提供 長江隆行)

マラソンは、例えば集団に付いたり、入りの5kmをどれくらいで行かなければいけない、とか前半でその後が大きく左右されますが、100kmは、前半のペースをあまり気にせずに行けて、仮に大幅に予定よりも通過タイムが遅くなっていても、後半巻き返す気持ちを持つことができます。

長時間のレースなので、ペース、補給食、前後半の展開など、いろいろ対策を考えることができる面白さがあります。

反面、マラソンのような集団走を期待することができず、常に自分との戦いという厳しさもあります。

マラソンは少なくとも2時間以上身体を動かさなくてはいけない競技なので、マラソンのメンタル強化の訓練の位置づけとしても大きいと思っています。

僕のメインはあくまでもマラソンですが、特にメンタルで大きく左右されるマラソンに対しての練習の一貫としての100kmマラソンはとても重要な位置づけになっています。

今週発表された全日本マラソンランキングで3年連続1位になることができましたが、これもウルトラの練習の成果かもしれません。

また来年以降も自己の可能性に挑戦し続ける予定です。人生は何事も挑戦することが大事です。

 

こちらはカフェイン入りアスリチューンの使用感についてまとめたものです。

カフェイン入りアスリチューン試作品の使用感〜コーヒーゼリー味〜

また、いよいよ今月発売開始です。現在予約受付中です。

商品購入はこちらです。

 



阿蘇ラウンドトレイル⑧〜マーキングテープとコースロスト〜

阿蘇ラウンドトレイル⑦〜2日連続の強い日差し〜

阿蘇ラウンドトレイル⑦〜2日連続の強い日差し〜 から続く

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前話で最終エイドに到着したことまで書き、今回で最後まで書こうと思ったが、大事なことを忘れていた。それは先頭集団を走る選手だけではなく、多くの選手が経験したコースロストについてだ。

私は2回ロストしたが、両方合わせても20分ほどのロスで正しいコースに戻れた。

まず、初日のまだ明るい時間帯にロストしたのはこの赤で囲んだところ。

ルートは上から下に向かう。

マーキングテープを見落として道なりに進んだと思うが、だんだんコースが獣道のようになりおかしいと思い始めたら、後ろからついてきた選手がロストだと声をあげた。私もその方も進む方向は間違っていないが、入る箇所を間違えて平行に進んだのだと思い、あたりを少しウロついたが、間違えたコースを戻ることで復帰出来た。

やはり、迷った時は、来た道を戻るのが鉄則かつ最短ルートだ。

また、SUUNTO9にルートをインポートしていたので、間違えたと思ったらすぐに確認すべきだった。

二箇所目は、WS2を出た直後

エイドステーションを出て舗装路が二股に分かれる箇所で、右に下る方に何組かのランナーが向かっているのでマーキングを確認しないで下っていくと、マーキングが全くないことで気づき、みんなで登り返した。

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どちらも時間的なロスが小さいだけではなく、危険な箇所に迷い込むことがなかったから良かったけど、夜間にトレイル区間でロストしたら滑落リスクなどが高まるため非常に危険だ。

この2回目のロストで慎重になり、前のランナーをあてにするのではなく、自分自身でマーキングテープを探しながら先に進んだ。

しかし、マーキングテープを探しても発見できない箇所が頻繁にあり、その時はSUUNTO9で方向を確認するだけではなく、路面状況をチェックしながら進んだ。

コーステープは約150mおきに設置し、分かりづらい箇所や分岐には複数設置してると大会案内に書かれているが、終盤に行くほど分かりにくくなった。

大会前に熊本県のランナーからマーキングが少なく間違えやすいから気をつけてとアドバイスをいただいていたが、特に最終エイドを出て林道からトレイルに入る箇所は分かりにくかった。

この箇所ではハーフの部のランナーが大勢ロストしたようだ。

私がインポートした地図データは昨年大会のデータであり、終盤のコースが変わっており参考に出来ないので、マーキングを見つけられない時は、路面をチェックして足跡を頼りに進んだ。

私が通過する前にはたくさんのランナーが通過しているので、路面状況である程度分かったが、先に通過したミドルのトップ集団は足跡もなく、夜間だとちょっと分からないと感じた。

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今回、このマーキング以外に、木に赤だかピンクのテープが巻きつけたのがあったが、この道であっているのだろうか?と思い始めた時にこのマーキングテープを見つけるとホッとした。

私は今までUTMF、信越五岳(短縮100マイル含む)、ONTAKE、上州武尊、ハセツネなど走ったが、今回の阿蘇が一番分かりにくかった。

しかし、それは地図をしっかり見て進みなさい。という主催者からのメッセージなのかもしれない。

こちらは以前書いた記事だがSUUNTO9のナビゲーションは大きな武器になった。

うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122KM完走④〜 SUUNTO9のルート機能の精度とバッテリー稼働時間〜

 

阿蘇ラウンドトレイル⑨ に続く

阿蘇ラウンドトレイル⑨〜フィニッシュ〜



阿蘇ラウンドトレイル⑦〜2日連続の強い日差し〜

阿蘇ラウンドトレイル⑥〜睡魔との戦いにも競り勝った〜

阿蘇ラウンドトレイル⑥〜睡魔との戦いにも競り勝った〜 から続く

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小刻みなジャブのようなアップダウンの後に、長く神経を擦り減らす急坂を下りきって辿り着いたAS6 アスペクタはここで、フィニッシュまでに、いわゆるラスボスが二つ待ち構えている。

この区間は16.1kmで、1,098m登って、918m下る。

アスペクタをスタートしてしばらく経つと24時間が経過した。長い上り坂を一歩一歩進んでいると再び日差しが強くなってきた。

ドロップバッグ地点で半袖Tシャツを脱いで、ファイントラックのアンダーシャツと、長袖Tシャツを着たので、日差しが出ると暑い。

再び日中を走ることになると思わず、長袖を着たのはミスだが仕方がない。まずアンダーシャツは熱がこもるので早々に脱いで、長袖の袖を捲ったりもしたが、捲った箇所が暑いのでそのままにした。日差しを遮ってくれると思えばいい。

水を被ってウェアを濡らせば身体を冷やせるが、ピークまでにどれだけ飲み水が必要になるか分からないので、安易に被り水には使えない。

景色はどこに行っても素晴らしい。見渡しの良い場所に出ると少し立ち止まって画像を撮った。

実はアスペクタをスタートしてから暑さ以外に、身体に変化が生じていた。

それはネガティブなことではなくポジティブなこと。歓迎すべきこと。

レース序盤からエイドごとに強く張ってしまった前腿を中心にセルフマッサージをしていたが、アスペクタでは行ったマッサージがツボにハマったのか奇跡的に脚の状態が良くなってきたのだ。

ただ一時的なモノかもしれないので、無理してスピードを上げることなく余裕度が高まったくらいに思うことにした。

この区間は標高500mから一気に1,100mまで600m登るが、予想より余裕をもって登りきれた。この辺りでは同じような位置のランナーと話をしながら登ったので気持ちが紛れたのかもしれない。

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SUUNTO9が示す標高を見ながら登り、ピークに辿り着いた時には、これであとは下って、登って、下ればお終いだと思った。

次のエイドまでの関門時間も頭に入っていたが、あと下るだけだから全く問題がないと思い、もう完走した気分になりかけていた。

しかし、この時大きな勘違いをしていた。それも2つも・・・。

一つ目はピークに達したらあとは尾根を走ったら一気に下るのみ。と思っていたが、この尾根の小刻みなアップダウンが非常に厳しく中々標高を下げることができなかったこと。

もう一つは、AS7出の口は下りきった場所にあると思い込んでいたが、高低図をよく見ると下りきってから300mほど登った箇所にある。一気下りで脚に大きな負担をかけてからの300mの登りはどのくらい時間がかかるのか考えるとさほど余裕はない。

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そして、下り傾斜に入ると脚に負担がかかるのでゆっくり下りていたが、下りぱなしと思っていたら中々キツイ登り返しが現れた。

この高低図を見ると2つの険しい登り返しがあるのは分かるが、実際持っていた紙はこの画像より小さいのでほとんど分からないような登り返しだった。

何とかクリアすると、先にまたキツそうな登りが見えてきたので、まさかこれも登るのか?と先を見るとランナーが登っているのが見えた。これを見た瞬間にこれはのんびりなんてしていられない。下りきってからの登りも厳しいコースかもしれない。ここまできて関門アウトにはなりたくないとスイッチが入り、そこから痛みを気にせず一気にペースアップした。激痛が走ると思いきやアドレナリンが出ているのか、さほど痛みを感じない。

歩いていると中々標高は落ちないが、走ると一気に標高は落ちる。おそらく底と思われる450m付近について時計を見ると関門までかなり余裕があった。誘導スタッフに残り距離を聞くと、1.8kmとのこと。高低図を見ると下りきってから3kmほどあったので、間違いではないかと思い聞き返すと1.8kmで間違いないようだ。

非常に日差しが強くなってきたが、残り距離が見えてきたので、残った水を頭からかけて冷やしながらAS7を目指し到着した。標高を確認すると600mほどだったので、エイドステーションの位置が変更になったのかもしれない。

ようやく最終エイドまで来た。

フィニッシュまで残り8.4km

阿蘇ラウンドトレイル⑧ に続く

阿蘇ラウンドトレイル⑧〜マーキングテープとコースロスト〜