6人とのパーソナルレッスン

昨年もゴールデンウィークに普段は参加できない方に向けたパーソナルレッスンを行いました。

2日半で8人のパーソナル前編〜もっと楽に走りましょう!!〜

上記記事は昨年書いたものですが昨年は2日半で8人の方と行いました。今年は5日の6人含めて、連休中に11人の方とパーソナルレッスンをしました。今回は5日について紹介します。

<スポンサーリンク>


5日は朝から日差しが強く、長時間日差しにさらされるので、アグレッシブデザインの日焼け止めをしっかり塗り、普段のレッスンではかぶらない帽子をかぶり、さらにスマッシュウォーターを飲んで脱水予防を心がけました。

遠方から来ていただいている方もいるので、普段以上に万全な体調でのぞめるよう気をつけました。

今回はペアレッスンを2組含む4枠6人。時間にして8時間弱に及ぶレッスンでした。

私はレッスン中は、さほど走らないので身体はさほど疲れませんが、とにかく頭が疲れます。

6人は全て初対面の方であり、走力も違えば、さまざまな感覚も違います。例えば同じアドバイスをしても6人それぞれ受け取り方は変わります。伝わっていないと思えば、伝え方を変えて、それでも伝わらなければ、別の伝え方を考えます。

一人一人が、ランニングフォームに関して悩みがあり改善したいから貴重な時間とお金を使ってパーソナルレッスンを受けていただくわけですから、その期待に応えるよう、かなり集中した時間になります。

ランニングフォームを見て、悪い動きを指摘して、その動きをしてもらうだけのレッスンだと、その場では動けるようになっても、なぜ動けたのかを理解できず再現できないケースが多いでしょう。

そのようなレッスンだと中々定着できず、繰り返しパーソナルレッスンを受けざるを得ません。

私のレッスンには北海道から九州、海外居住者など遠方の方も多く、頻繁にパーソナルレッスンを受けていただくことは物理的に難しいし、そもそも私が多くの方と頻繁にレッスンをする時間も作れません。

そこで私は単にフォームをアドバイスするのではなく、なぜそのようなフォームになっているのか?身体の使い方だけではなく、それぞれの方の記憶の底にある意識や記憶から問題点を探り認識してもらいます。

その上で、悪い動きをなおしたり、そもそも出ないような動きを作っていきます。

そして、気持ちよく走れるようになったなら、なぜそう走れたのかを考えてもらいます。

教えるのではなく気づいてもらうようなレッスンを心がけていますが、それは教わったことより、気づいたことの方が定着するからです。

また、私自身、なぜこの方はこのような動きになるのだろう?とか、こう伝えてダメならこう伝えたら理解しやすいとか、パーソナルレッスンをするといろいろ勉強になります。

パーソナルレッスンの良い点は、その方と対話しながら理解度を確認しながら進めていけることです。私がその方にとって良いと思うランニングフォームを押し付けるようなことはしません。押し付けたフォームをなかなか定着しません。

また、アドバイスしても中々伝わらないのは、相手の理解力や運動神経の問題ではなく、伝える側の問題だと思ってます。

そのような点からも、初めて会った方のランニングフォームや意識を短時間で変化させるには大きなパワーが必要になるのです。

こちらは6人の方のビフォーアフターです。カット画像と動画を見ると違いが分かると思います。また画像などでは分かりにくい微妙な変化も本人はかなり感じています。

例えば上体の位置が1cm前に移動したとして、画像ではほとんど違いは分かりませんが、前方への推進力はかなり変わります。

<スポンサーリンク>


Oさん

Oさんは2014年に3時間12分を出してからブランクもあり、現在は3時間20分台後半とのこと。

ストライドが伸びない、接地が前になり沈み込む、脇が開くという自覚はありましたが、骨盤が動くように腕を動かすことで多くは改善すると思い、フォームを作っていきました。

フルマラソン走れる心肺的なきつさのペースは最初は4’55/kmくらいでしたが、最後は4’33/kmくらいに上がりました。

□ビフォー

□アフター

Oさん

OさんのPBは2014年に出した2時間52分ですが、現在2時間50分切り目指して練習してます。

身体が後傾し目線が上に行ってしまっていることは本人も自覚しています。また腕振りに課題があると話していましたが、今回見た感じでは骨盤も動いているし気にすることはないと思いましたが、ペアレッスンで奥さんは腕振りの改善が必要だったので合わせてアドバイスをしたところ、今回のレッスンで一番しっくり腑に落ちたようです。

上体は後傾ではありませんが、ほぼ直立です。この状態で顔が上がっていることから、かなりの後傾に見えてしまうのです。また、顔が上がってしまうことから、上体の真下の感覚が前気味になってしまうようにも感じました。

□ビフォー

□アフター

Sさん

申込書に書かれたハーフマラソン1時間39分、フルマラソン3時間59分というタイムを見てある程度フォームは想像できました。アドバイス前のSさんのフォームを見ると、バネがあるし改善するのが大変そうな癖がないから少しのアドバイスで相当変わると思いました。

本人は接地が前になりブレーキがかかりスムーズに進まない。とレッスン最初に話していましたが、まずは接地位置を変える動き作りをする前に、腕の使い方・上体の使い方からアドバイスしていきました。ほとんど動いていない骨盤が動くようになれば接地位置も変わってきます。

動画の真ん中に挟んだ芝生での走りは、身体が勝手に前に進む感覚を感じてもらった時のものです。

レッスン後にS夫妻は走ることがもっと楽しくなりそうだ。と話していましたが、そのお手伝いが出来て良かったです。

□ビフォー

□アフター

<スポンサーリンク>


Sさん

Sさんはフルマラソン3時間39分で目標サブ3.5です。

アドバイス前はかなり膝下を使った上下動の大きなフォームでした。それでもフルマラソン終盤にペースダウンせずに走れるならよいですが、10kmやハーフマラソンのタイムに比べてフルマラソンのタイムが遅い点について話を聞くと、やはり後半失速しているようです。

アドバイス前は上に向かっていたベクトルが、アドバイス後は、前に変わり、楽にスピードが出せるようになりました。

アドバイス後の動画を見ると骨盤の動きもよく、上半身と下半身がスムーズに連動するようになりました。

□ビフォー

□アフター

Tさん

Tさんのフルマラソンベストは3時間36分です。

効率よく進むフォームに変わると、普段よりスピードが上がることから心肺機能が追いつかなくなるケースはありますが、Tさんはかなりスピードが上がったのに余裕そうでした。話を聞くと自転車のヒルクライムをやっていたので心肺能力には自信があるとのこと。そして運動神経は良くないけど、繰り返し同じ動作をするのは得意とのことであり、長距離向きのランナーでかなり伸びると感じました。

□ビフォー

□アフター

Kさん

最近のフルマラソンタイムは4時間20分で目標はサブ4のランナーです。

後傾が改善すればかなり楽に走れるようになりますが、その原因は骨盤がうまく使えないからストライドが伸びず、それをカバーするために脚を前に投げ出すように走っていることです。そこを改善するために骨盤を動かす感覚を感じる動き作りをしていきました。Kさんは脚力が強いので、楽に進むフォームを定着できたら、かなりタイムは伸びます。

□ビフォー

□アフター

現在、気持ちよく走れていると思う方は、パーソナルレッスンを受ける必要はないと思います。故障を繰り返したり、以前と比べて体が前に進まなくなったとか、タイムが停滞しているとか、課題を抱えている方は是非お越しください。

*それぞれの方の改善点など、後ほど追記いたします。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA