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男女のタイム差についての考察  〜男女差は1.1倍〜

ランナー同士の会話の中で、「女性のそのタイムは、男性の○時間に相当するよ。」など男性が女性に話しているのをたまに耳にします。実際は性別だけではなく年齢など様々な要素があるのでナンセンスな話ではありますが、少し考察してました。

男女差についても諸説あって、差は15分くらいだ。という人もいれば、30分くらいだ。という人もいます。

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福岡国際マラソンと大阪国際マラソンの資格タイムで考えると35分違います。

福岡国際マラソン    2時間35分以内

(参考)福岡国際マラソンBグループ資格タイム切り上げ   

大阪国際女子マラソン    3時間10分以内
(参考)大阪国際女子マラソン参加資格変更  

また東京マラソンのエリートの基準タイムは、男子2時間21分以内、女子2時間52分以内と31分違います。

いわゆる日本代表選考会を兼ねるエリートレースに出場することを基準に考えるなら、30分違うと考えることは正しいと思います。

ただ大半のランナーには縁のないエリートレースの参加資格タイムを基準に考えて、3時間で走る男性より、3時間29分で走る女性の方が難易度が高いと考えるのはどうかと思います。

そもそもエリートレースの参加資格タイムは、参加が予定される人数により推移しています。参加するランナーが増えれば大会運営上の理由から資格タイムを引き上げます。

フルマラソンを完走した人数を比較すると、男女比は概ね8:2と男子が圧倒的に多いです。

全日本マラソンランキング  2017年集計結果

総完走者数    36万3807人

男子    28万7849人    女子    7万5958人

そして、直近の福岡国際マラソンと大阪国際女子マラソンの出走者数は同じくらいです。

福岡国際マラソン    373人

大阪国際女子マラソン    412人

男性ランナーが福岡国際マラソンの舞台に立てる割合は

373人÷287,849人≒0.13%

周りにたくさんいるから麻痺しちゃっていますが、極めて狭き門です。

女性ランナーが大阪国際女子マラソンの舞台に立てる割合は

412人÷75,958人≒0.54%

こちらもかなり狭き門ですが、男性に比べると4倍広がります。

参加資格には10kmやハーフマラソンなどもあり、また参加資格を持つランナー全員が走ることはないので目安です。

現時点では福岡国際マラソンの舞台に立つことは、大阪国際女子マラソンの舞台に立つことより難易度が高いといえるでしょう。

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両大会参加者のフィニッシュタイムを分析してみました。

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黄色のラインは上位1/4、100位のランナーが属するタイム区分です。

着目していただきたいのは、トップランナーとの差です。

福岡国際マラソンの上位1/4はトップから20分程度の遅れですが、大阪国際女子マラソンは35分程度の遅れになります。何を言いたいかと言うと、男子は日本代表を狙うタイムから20分差くらいの2時間30分前後のランナーはかなりいるけど、女子は2時間40分台のランナーが極めて少ないのです。

この辺りについての考察は別に書きます。

また、この辺りのランナーが少ないことが、100kmでサブ7.5ランナーが10年あらわれていないことにも繋がります。

100KM8時間以内で走る女性ランナー 〜8時間以内の日本の女性ウルトラランナー一覧〜

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タイトルから少し離れたので、私が思う難易度の観点から男女のタイム差を考えると○分という定数ではなくて1割です。

例えば、男子が3時間で走る難易度を女子に当てはめるなら3時間18分です。

大阪国際女子マラソンの資格タイムである3時間10分と同じ難易度の男性のタイムは2時間52分台です。

その根拠にした数値は以下の表です。

mw

これは世界記録と日本記録の男女差を出した表です。(数値の単位は10000mまでは秒で、ハーフマラソンからは分です。)

短距離から長距離まで、世界記録も日本記録も女子の記録は男子の記録の1.1倍なのです。

この記録は才能あるアスリートが本気で練習、努力して達成したいわば人間の限界ですが、その数値が種目問わずほぼ1.1倍というのは面白いと感じました。



100km8時間以内で走る女性ランナー 〜8時間以内の日本の女性ウルトラランナー一覧〜

img_9896-1.jpg

先日、男女問わず6時間40分以内で走るランナーについて以下のように投稿しました。

キロ4より速く100KM走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜

続いて、女性ランナーについて100kmの日本歴代ランキングをまとめてみました。

男子同様20人程度にしようと調べたところ、8時間以内で走ったランナーが22人いたのと、男子同様、世界選手権の日本代表に選出されるタイムの目安が近年は8時間のためこの基準で一覧表を作成しました。

8時間以内というタイムはかなり速く、平均4’48/km(5km24分)で走り続けることで達成できるペースです。参考までに女性でサブ8を達成するランナーのフルマラソンタイムは2時間55分前後です。

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今回の集計も前回までと同様、100kmマラソンの公認記録についてDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)の歴代ランキングと年度別ランキングに掲載されている公認記録のみ掲載させていただきました。

ウルトラマラソンをしている方は、DUVサイトで自分の記録を調べてみてください。サロマ湖など走った方であれば、自分は世界ランキング何位なのか分かりモチベーションが高まります。

ちなみに私は2015年は386位で、今年は現時点369位です。また2016年の24時間走では175位でした。

*以下出典はDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)やサロマ湖100kmウルトラマラソン公式ページです。

歴代順位-記録-名前-開催年-(8時間以内の回数)敬称略

  1. 6:33:11 安部 友恵 2000
  2. 7:00:28 櫻井 教美 2007(5)
  3. 7:11:42 川口 紀子 1996
  4. 7:23:56 翔 ひろ子 2007(7)
  5. 7:30:23 堀田 麻樹子 2002(3)
  6. 7:33:36 片山 志保 2012(4)
  7. 7:36:39 望月 千幸 2015(4)
  8. 7:37:21 加納 由理 2017
  9. 7:38:03 関谷彰子  2002(3)
  10. 7:39:51 松本 久昌 2016(2)
  11. 7:42:48 藤澤 舞 2012(8)
  12. 7:46:04 兼松 藍子 2017(3)
  13. 7:47:38 太田 美紀子 2016(5)
  14. 7:48:05 工藤真美  2012(2)
  15. 7:48:08 松下 栄美 2006(3)
  16. 7:49:53 井筒一穂 2004(3)
  17. 7:54:08 落合 尚美 2011
  18. 7:54:24 小田 有希子 2012
  19. 7:55:02 野口寛子  2000
  20. 7:57:19 伊藤 夕子 2012(2)
  21. 7:58:08 山澤洋子 2008
  22. 7:59:14 太田尚子 2008

男子を含めて11位にランクされた安部友恵選手の6:33:11は世界最高記録で群を抜いていますが、櫻井教美選手の7:00:28も世界歴代2位の素晴らしい記録です。

また7時間30分以内の記録を持つランナーは過去4人のみであり、2007年を最後に10年間現れていません。

ただ男子も昨年から急激にタイムが伸びたように、女子もきっかけ一つでタイムはまた伸びて行くでしょう。

最近でも上位に入っている片山選手、望月選手、加納選手、松本選手、藤澤選手、兼松選手、太田選手、そして新たにウルトラマラソンにチャレンジするランナーが一気にサブ7.5を切るレベルで競い合う時代がくると思います。

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11番目にランクされている藤澤選手は私が調べた公認大会だけでも8時間以内を8回達成していますが、ベストタイムが7時間42分であることを考えると極めて安定したランナーです。

また、14位にランクされている工藤選手は日本で唯一24時間走で250kmを超えている女子ランナーで、男子含め歴代15位で世界最高記録(24時間走トラック)保持者です。

24時間走 250KMオーバーの日本のウルトラランナー一覧

近年は、ウルトラマラソンを走るランナーが増えてきました。また今年のサロマ湖で板垣選手が世界記録に迫る走りをしたことや、24時間走世界選手権で石川選手が優勝したことからマスメディアに取り上げられる機会も増えてきました。そのような時だからこそ、その礎を作ったランナーのことをもっと知って欲しいと思います。

ちょうどこのような記事を書いていたところ、某主要メディアからある選手のことを紹介してほしいとの連絡が入りました。本人に連絡をとり繋ぎましたが、ウルトラマラソンが徐々に認知されているのを感じます。

世界で戦いたい。日本代表になりたい。という夢はオリンピック種目を目指すアスリートだけのものではなく、ウルトラマラソンやトレイルランニングで頂点を目指すアスリートにとっても同じです。

そのような夢に向かって一生懸命頑張っているアスリートのことを多くの方々に知ってもらうことも、一つの応援の方法だと思っています。

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話は変わって、昨日投稿したキロ4より速く100KM走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜をFacebookページに掲載したところ、ベストタイムが6:36:34の小島成久選手からこのようなコメントをいただきました。

「ウルトラやってフルが遅くなるは間違い。遅くなる練習しかしなくなるから(遅くなる)ボクらは100kmの直前のトラックレースでもガンガン走ってましたし、短い距離でも自己ベスト出せるくらいの練習をしていた。要はウルトラに対する考え方と練習のやり方次第。」

小島成久選手は1991年から2000年にかけて8回100kmを完走し全て6時間台という伝説のランナーですから嬉しかったです。

そして小島選手も、ウルトラマラソン走るとフルマラソンが遅くなる??は間違っていると話しているのです。

小島選手が最後に6時間台で走った2000年のサロマ湖は男子3位総合4位でしたが、その時は女子の安部選手が男性含めて総合2位に入りました。そしてその時に初めて100kmにチャレンジし7時間15分で6位に入ったのが能城選手で、能城選手はその翌年2001年に初めて6時間台で走り、今年2017年にも6時間台で走ったのです。

小島選手も能城選手も長い間、第一線での活躍は凄いことだと思います。

さて、10月21−22日開催のウルトラアカデミー荒川には、その能城選手や2010年IAU100km世界選手権で優勝した中台選手、今年の東京柴又100kなどで優勝した川内鮮輝選手などフルマラソンも速いランナーが講師として、フルマラソンとウルトラマラソン両方で速くなる方法についてセミナーを開催します。
 

【タイムテーブル】

10月21日(土) オレンジキューブ会議室(JR埼京線・戸田公園駅徒歩5分)

①9:30~10:50 『フル/100kmに共通する伸び悩みの根本』(井上真悟)
②11:00~12:20 『フル/100kmで成果を出すためのプランニング』(新澤英典)
③13:00~14:20 『故障なく走り続けるための身体づくり』(小谷修平)
④14:30~15:50 『フル/100kmで成果を出すための実例トーク』(川内鮮輝)
⑤16:00~18:00 『動きづくりとスピード持久力アップ練習会』 (能城秀雄)

★19:30~21:00 『各講師との夕食懇談会』 ※食事代のみで参加できます

10月22日(日) 板橋区立企業活性化センター(JR埼京線・浮間舟渡駅徒歩5分)

⑥9:30~10:50 『フル/100㎞に共通するトレーニング概要』(中台慎二)
⑦11:00~12:20 『後半失速を抑えるための補給学』(サプライズ講師)
⑧13:00~14:20 『シューズトラブルと当日準備のQ&A』(北川司)
⑨14:30~18:30 『走力向上15㎞LT走』(井上真悟、新澤英典、小谷修平ふくむ講師陣)

申し込みはこちらです。

 

自分とはレベルが違いすぎるから、話を聞いても分からないとか思わないでください。講師はそれぞれのランニングクラブでコーチなどしていますので、様々なレベルのランナーと接しているので、悩みなども知っているし、問題解決もしています。またセミナー後に希望者は講師との食事会にも参加できますので、セミナーで聞けなかった話など質問することもできます。

今回も、全ての参加者に理解して欲しいとの思いから、比較的小さな会議室で行いますので、興味のある方は早めに申し込みください。



8/16 ウルプロ午後練 〜接地時に上体が乗ればストライドは伸びる〜

昨日の定期練習会は、3.3km変化走を2セットしました。練習会の様子はこちらをお読みください。

8/16 ウルプロ練習会3.3KM変化走×2セット 〜上りはダッシュ〜

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その前に午後練を織田フィールドで開催しました。今回は珍しく男性のみです。

初めて午後練に参加したメンバーもいるので、いつも通りの動き作りをしてから、坂道に移動しました。

坂道で身体のバランスをとりながらゆっくり動くトレーニングもしました。身体の真下で接地して体重が乗る感覚が身につきます。

坂を早く歩いてもらいました。肩甲骨と骨盤が連動していることが分かるまで繰り返してもらいました。

その後、上体の下で接地することだけを意識して走ってもらいました。これもその感覚を掴むまで繰り返しました。

気持ちよいスピードで走ってもらいました。

ストライドを伸ばす意識は全く持たずに、身体の真下で接地をして地面を押すイメージだけ持つと、こんなにストライドは伸びます。

しっかり骨盤が動いています。

動きをイメージしにくかったTさんも少しづつ掴んできました。

接地で地面を押せれば、身体はグィッと前に進みます。

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トラックに戻る前に少し傾斜のキツイ斜面に立ってもらいました。

立ちシ○ンしてるわけではありません。


斜面に負けることなく重力に対して垂直にたった状態で骨盤を回してもらいました。しっかり回ります。

次によくありがちな腰が落ちた状態になってもらいました。


立ちシ○ンしてるわけではありません   笑

この状態で骨盤を回そうとしても回らないことを体感してもらったのです。

骨盤が回らなければ、ストライドは非常に狭くなります。だから登りでは腰を落としてはいけないのです。

腰を落とさないようにするには、ストライドを伸ばそうとしないで、狭くなっても構わないので、常に上体の真下で接地し続けることです。結果的にストライドは保てます。

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トラックに移動して、

400mを上体の真下に接地するイメージだけ持って走ってもらいました。スピードを上げる必要はありません。


Fさんは82秒で戻ってきました。

接地で上体が乗る感覚を掴んだようです。

残りの二人もかなり速い。。

霧雨で走りやすいので5000mをAT値より楽なペースで走ってもらいました。このペースなら10kmやハーフは走り続けることができる感覚です。

Fさんは21’15のサブ3ペースが楽に走れたようです。


Iさんもしっかり乗れるようになり、ストライドがかなり伸びてきました。22分台で戻ってきました。

Tさんは500km以上の川の道フットレース完走者ですが、効率よく走れるフォームを身につければ、チャレンジの幅が広がるでしょう。

各メンバーのペースを乱してはいけないので私は、フォームチェックをしたり、後ろを走ったり、アドバイスしたりしました。

途中で、私も400mを接地だけ考えて走ったら81秒でした。気持ちよく走れました。最近スピードがついてきたように感じます。

少し休んで、高校生男子が400m+200mのショートインターバルをしていたので、邪魔にならないように十分離れて後ろからリズムより走りました。300mくらいで呼吸は多少苦しくなりましたが、誰もいないアウトレーンに流れながらも71秒で走れました。このペースはリカバリーが短いとキツイけど、リカバリー長めなら結構出来そうだと感じました。



スクワット30回と、ハイニー10秒インターバル8回して終了です。

アスリチューン・スピードキュアを飲んで素早いリカバリーに繋げます。

メンバーに話を聞くと、今まで漠然と分かっているような分かっていないようなことが、線になり面になり理解できたと話していました。

定期練習会と比べると参加者は少ないので、一人一人の動きをしっかり見ることができるのが午後練です。

体験参加も可能ですので、facebookページのメッセージにてご連絡ください。



8/16    ウルプロ練習会3.3km変化走×2セット  〜上りはダッシュ〜

今日のウルプロ練習会は神宮球場でプロ野球が開催されているため、久々に赤坂御所を走りました。

このコースはアップダウンがある良いコースですが、ブラインドコーナーが多いので、十分に減速して通過するようにしました。また暗い箇所があるので、ペーサーはライトを付けて足もとを照らしました。

以前このような安全に走るためのマップを作りました。

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東宮御所(赤坂御所)コースマップ 〜安全に走ろう〜

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メニューは1周3.3kmを2本の変化走です。

交番のある外苑よりの交差点からスタートして青山一丁目〜迎賓館正門前を通り、坂を下り、上りに入るあたりからフリーにしました。2本目は全員揃ってからスタートです。

その後、最後の坂を2本ダッシュしました。

グループを4つに分けて、フリーになる前のペースは以下を目安にしました。

A    4’15-20/km

B    4’35-40/km

C    5’00-10/km

D    5’30/km

私は6人のメンバーとBを走りました。

1本目

今日は霧雨で気温が低めだから身体がよく動きます。そこでペースが上がりすぎないように気をつけながら走りました。久々に走る赤坂御所はやはりブラインドコーナーが多くそこは減速して止まるくらいのスピードに落としながら走りました。

今日は上りを頑張ってもらい、下りは滑って転倒しないように抑えて走ることにしていましたから、最初の上りは少しペースアップ。メンバーの呼吸音が辺りに響きます。登り切ったらペースを落ち着かせて、呼吸も戻してもらう。そして下り切ってフリーにしました。

12’46(2.75km)4’38/kmペース

男性メンバーと女性メンバーがグィッと出たので、私は上げずに後続を引っ張り上げてフィニッシュです。

2’25(0.55km)4’21/kmペース

トータル    15’11(3.3km)4’36/kmペース

先頭は80-100mくらい前にいたから、かなり上げました。一番遅いメンバーも10秒遅れくらいで来ました。

2本目

1本目で出し切ったメンバーもいますが、そこからが練習です。2本目は少し速めに入りました。上りも速めに上がるとメンバーの呼吸音は辺りに響きわたる。登り切ったら呼吸を整えようと伝える。少し遅れたメンバーも一定の距離で付いてきました。

12’18(2.75km)4’28/kmペース

フリーになり、1本目とは別の男性メンバーと、同じ女性メンバーが飛び出したので、今度はその二人に付いていった。男性メンバーが疲れペースダウンしたところで、女性メンバーがスパートをかけて抜いて差を広げる。私も男性メンバーを抜きつつ接地時に乗ってと檄を飛ばして抜くと、頑張って私に付いてきた。坂を登りきると女性メンバーがスパートが早すぎたのかペースダウンしたので男性メンバーを引いて一気に追いつきました。

上り坂なのに結構上がりました。二人とも頑張りました。

2’03(0.55km)3’44/kmペース

トータル    14’21(3.3km)4’21/kmペース

このコースで平均4’21/kmはかなりの負荷です。最後尾もトータル15分ちょうどくらいで走りました。

その後、坂の下まで戻って坂道インターバルを2本やって終了です。

他のグループもかなり追い込めたようです。

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いったん、アスリチューン・スピードキュアを飲んでから集合写真を撮りました。

素早いリカバリーは、次の練習へのスタートです。

いつもはスクワット、ハイニーですが、歩道では出来ないので、神宮外苑の広場に戻りました。

スクワット30回

それからハイニー10秒を8セットして終了です。

ゆっくりジワリと動くスクワットと、速く四肢の連動で動くハイニーを行うことで、尻、ハムストリング、前腿、腸腰筋、腹筋、背筋などのトレーニングになります。

フォームの安定してきたメンバーに聞くと、毎日やろうと伝えたレッグレイズなどいくつかのトレーニングを継続しています。1日数分で出来るのだからやるかやらないかは、時間があるか否かではなく、必要性を感じているか否かです。

効率よく走るためのフォームは腹筋などの体幹部が強くないと長い時間は保てません。それに気づくからトレーニングをするモチベーションに繋がります。逆に腹筋を使わないフォームなら腹筋が疲れないのだから体幹トレーニングの必要性を感じないでしょう。

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土曜日は奥武蔵練習会ですが、終わってから深夜に都内から高尾山まで50kmくらいのオーバーナイトランをすることにしました。

私は鎌北湖から自宅に車で戻ってから数時間寝てから都内に向かう感じです。かなり疲れそうだけど信越五岳100マイルにエントリーした以上、せめて長時間動く走力を高めていきます。ウルプロメンバーも何人か一緒に行く予定です。

今月のウルトラプロジェクト練習会はこちらです

体験参加も可能ですので、ご興味のある方はfacebookページのメッセージにてご連絡ください。



オーバーナイトランの装備や注意点  〜準備でトラブルを極小化〜

ゴールが茅ヶ崎海岸のウルプロオーバーナイトラン

オーバーナイトランの提案 〜なぜするのか? 10の理由〜  

に続いて、実際に行う際の装備や注意点などまとめて行きます。

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まずオーバーナイトランは切り口により分け方はいくつもあります。

・ロードで行うオーバーナイトランと、トレイルで行うオーバーナイトランのように路面サーフェスによる区分

・スタートとゴールが同じラウンドコース(何周回かする周回コースも含む)と、スタートとゴールが違うワンウェイコースという区分

・単独走や集団走という区分や、ほぼ休憩なしでレースのような走るか、何回も休憩をしながら走るような区分

他にもいろいろありますが、これら区分が変われば装備や注意点も変わってきます。

例えば前回の山手線+αオーバーナイトランはスタートも中間点もゴールも新宿駅というラウンドコースですから、着替えは駅のロッカーなどに預けることができるので背負って走る必要はありませんが、今回の新宿駅〜茅ヶ崎海岸オーバーナイトランは、着替えを背負って走らねばなりません。(もちろんゴールで宿泊するなら前もって宅急便で送ることは出来ます。)

ここでは、ロードで行うワンウェイコースについて書きます。

トレイルならトレイルに必要な熊鈴や地図、コンパスなど加えてください。また自販機やコンビニがないので水や行動食は全て持つ必要があります。ロードのラウンドコースなら着替えを持つ必要がないこと以外は同じです。

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必要な装備やあった方が便利なアイテムなど

バックパック

容量は必要なモノがギリギリ入るサイズを選んだ方が楽に走れます。サイズが大きいとオーバーナイトランをするには不要なモノを入れてしまい重くなり、肩や背中などが擦れて走るのが嫌になるケースもあるからです。

サロモンS/LAB SENSE ULTRA も生地が伸びるので衣類などかなり詰めることができるのでオススメです。今回は前日雨の中で使ったので画像のマウンテンハードウェアのザッグを使いました。

使う際に注意して欲しいことがあります。開口部のチャックを絡めておくなどしないと走る振動で徐々に開いて荷物を落とすことがあります。自宅の鍵などはバックパックの中のチャック付きのポケットに入れておくなどした方が安心です。私はさらに紐など結んでいます。

反射板

画像のような反射板や、電気で光るタイプなど背面に必ず付けましょう。コースによっては車道と歩道が仕切られていない場所は多々あります。国道のような幹線道路でもそのような箇所があります。可能ならこのような道は避けたいけど狭い道に入ると真っ暗で余計危ないこともあります。

反射板などを付けても居眠り運転や酒酔い運転など意思を失った自動車からは逃れることは出来ませんがリスクは減らせます。

ライト

ライトにはハンドライト、ヘッドライト、ウエストライトなどいろいろあります。使いやすいのを選んだら良いです。暗闇を走っていると目が慣れてくるのでライトがなくても走れそうな場所はありますが、対抗してくる自転車や自動車などに存在を知らせて危険から身を守るだけではなく、最近は歩きスマホで正面を見てない歩行者もいるので、接触など無用なトラブルを避けるためにも点灯しましょう。

集団で走るなら前のランナーと接近し過ぎないで、前が急に止まっても大丈夫なくらいの間隔を開けましょう。また前のランナーは道路の穴や膨らみ、支柱などをライトで照らしたり声で伝えたりしましょう。誰かがケガしたら台無しです。

着替え

私はTシャツ、ショートパンツ、下着、ソックス、そしてナイロンの軽いナップサックをジップロックのような空気を押し出して小さく出来るビニール袋に入れています。雨や汗で濡れてしまったら着替えるのも不快です。

またこのビニール袋はザッグが入るくらいのサイズを用意すれば、汗で臭くなったザッグを汚れたウェアと一緒にビニール袋にいれてから、ナップサックに仕舞えば、帰りの電車で周りに迷惑をかけません。経験したことがある方ならわかると思いますが、汗をかいて乾いて、また汗かいてを繰り返すと凄い臭いになります。

ファーストエイドキットなど

基本、使うか使わないか分からないモノは持ちたくありませんが、今回はこれらを小さなビニール袋に入れて持ちました。蜂刺されなどに備えてポイズンリムーバーと塗り薬。転倒などによる擦り傷に備えて消毒液とカットバン、ガーゼ。あと下痢止めや足攣りの市販薬に、人には渡せませんが、処方された胃薬や痛み止め。テーピングやカットするための小さなカッター。筋肉をほぐすハイドロオイル。小さなライトはザッグにつけても良いしいろいろ使えます。またポケットティッシュも万が一のために持ちましょう。

今回は距離が短いので持ちませんでしたが、ガーニーグーやワセリンなどを少量ビニール袋に入れておくと擦れた際に悪化させずにすみます。

財布

私は持ちません。基本iPhoneのモバイルスイカでコンビニ決済はします。その他現金や健康保険証はビニール袋に入れてザッグにしまいます。

モバイルバッテリー

スマホのバッテリーが切れると、写真が撮れなくなったり、地図アプリが見れなくなったりするだけではなく、買い物や電車にも乗れなくなるので、困る方はバッテリーとコードを持参しましょう。

サプリメント

好みのサプリメントを試してください。コンビニがあるなら、オニギリ、パン、プリン、アイスクリーム、ゼリー飲料など買えば良いけど、ない場所に行くなら最低限の数量は持ちましょう。

私は、アスリチューン4種類とオルガニックジェル、脱水予防にスマッシュウォーターSHOTONEを持ちました。

少し睡魔がきた時にオルガニックジェルを飲んだら効きました。カフェイン量は少ないので内臓への負担が小さいので気に入っています。しかしなぜこんな少量のカフェインなのに効くのか不思議なジェルです。

アスリチューンやオルガニックジェルを1本から試したいなら川口駅近くのルナークスカンパニーで購入できます。

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レインジャケット

今回は気温が高く街中を走るから不要と思いつつも、参加したメンバーの体調不良時にも使えると軽量のレインジャケットを持ちました。トレイルのオーバーナイトランなら必須です。

ビーチサンダル

私はバックパックに入らないので、持ちませんでしたが、あった方が帰りは快適に帰れます。折りたたみが出来る軽量なのが良いです。

タオルやシャンプー・リンスなど

タオルはスペースを取るのと入浴施設でレンタルできるので持参しません。またシャンプーや化粧品などは最低限必要なモノだけ持参しましょう。

虫除けスプレー、日焼け止め

日焼け止めなら落ちにくいアグレッシブデザインなどをスタート前に塗れば、ボトルを持参する必要はなくなります。虫除けスプレーはハッカ油などを小さなスプレーに入れたら眠気防止にもなります。

目的に合わせて重くする

今回はこのようなアイテムをコンパクトにまとめましたが、ウルトラトレイルなど参加する方で水1.5リットルなど必携品が決まっている方なら実際バックパックに収容する重さを測ってその重さになるように荷物を詰めて走ってください。

次はコース選びなど気付いた点をまとめてみます。



キロ4より速く100km走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜

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サロマ湖100kmウルトラマラソンの参加定員は3,550人と決して少なくはありませんが、それがエントリー開始とともに30分も経たずに定員になるほど100kmを中心としたウルトラマラソンの人気は高まっています。

ウルトラマラソンはゆっくり長く走るイメージが定着しています。実際、制限時間内の完走を目指すランナーの大半は歩きを交えてゆっくり走りますが、トップランナーは驚くようなスピードで100kmを駆け抜けます。

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日本のウルトラマラソンは世界的にもレベルが高く、今回紹介する100kmマラソンの世界記録は男女とも日本人が保持しています。今年のサロマ湖ウルトラでは板垣選手が歴代2位の好タイムを出し優勝(2017年世界ランキング1位)し、昨年のIAU世界選手権では山内選手が優勝(2016年世界ランキング1位)しました。

これら最近の活躍は様々なウェブページやSNSに掲載されているので、活躍した選手の知名度は高まっていますが、富士登山競走の佐々木和子選手のように、SNSなどがまだ普及していない時代に活躍したレジェンドがウルトラマラソンの世界にも多数存在しています。

ウルトラマラソンと言っても様々な距離がありますが、まず最初に24時間走について調べてみました。

24時間走 250KMオーバーの日本のウルトラランナー一覧

今回は、100kmマラソンの公認記録についてDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)の歴代ランキングと年度別ランキングに掲載されている公認記録のみ掲載させていただきました。

ウルトラマラソンをしている方は、DUVサイトで自分の記録を調べてみてください。サロマ湖など走った方であれば、自分は世界ランキング何位なのか分かりモチベーションが高まります。

今回は、6時間40分以内にしたのは、近年の日本代表選考レースであるサロマ湖ウルトラで4位以内に入り、代表に選出される目安が6時間40分以内であるからです。また6時間40分で走るためには平均4’00/kmペースです。

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*以下出典はDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)やサロマ湖100kmウルトラマラソン公式ページです。

歴代順位-記録-名前-開催年-(6時間40分以内の回数)敬称略

  1. 6:13:33 砂田 貴裕 1998(3)
  2. 6:14:18 板垣 辰夫 2017(2)
  3. 6:18:22 山内  英昭 2016(2)
  4. 6:22:08 三上 靖文 1999(6)
  5. 6:23:00 佐々 勤 2004
  6. 6:23:21 渡邊 真一 2007(2)
  7. 6:26:23 近藤 公成 1995(2)
  8. 6:29:52 中村 泰之 2017
  9. 6:30:21 中西 健二 2007(2)
  10. 6:31:06 長谷川 清勝 2011
  11. 6:33:11 安部 友恵 2000
  12. 6:33:30 原 良和 2012(2)
  13. 6:33:38 仲川 栄二 1994
  14. 6:33:52 風見 尚 2017
  15. 6:35:49 能城 秀雄 2012(6)
  16. 6:36:34 小島 成久 1992(3)
  17. 6:36:39 永田 務 2015
  18. 6:37:15 内芝 修司 2000(2)
  19. 6:38:06 小林 義明 2003
  20. 6:39:13 吉原 稔 2017

DUVサイトによると、6時間40分以内で走った日本の選手は20人(内 女子選手1人)です。最近活躍中の選手とともにウルトラマラソンのレジェンドというべきウルトラランナーが名を連なっています。まさしく歴史を作ってきた選手です。

トップの砂田選手の6時間13分13秒はロード世界記録です。参考までに100km世界記録にはロードとトラックがあり、トラックの世界記録は1978年にイギリスのDon Ritchie選手が出した6時間10分20秒であることはあまり知られていません。

また11位にランクされている安部選手は女子の世界記録ですが、女子選手で6時間台で走った選手は世界で安部選手ただ一人です。世界歴代2位は櫻井教美選手の7時間00分28秒です。

砂田選手や、2番目、3番目にランクされている、板垣選手、山内選手のことはウルトラマラソンをしているランナーであれば名前は聞いたことがあると思いますが、4番目にランクされている三上選手の記録を見ると驚きです。タイムも速いけど、6回も6時間40分以内で走り、サロマ湖ウルトラマラソンでも5回優勝しています。

そして15番目にランクされている能城選手も6回 6時間40分以内で走り、サロマ湖ウルトラマラソンでも3回優勝しています。

近年は、ウルトラマラソンを走るランナーが増えてきました。また今年のサロマ湖で板垣選手が世界記録に迫る走りをしたことや、24時間走世界選手権で石川選手が優勝したことからマスメディアに取り上げられる機会も増えてきました。そのような時だからこそ、その礎を作ったランナーのことをもっと知って欲しいと思います。

能城選手は、今年のサロマ湖ウルトラマラソンは6時間52分08秒で走り8位でしたが、2001年に初めて6時間台を出してからこれほど長期に渡って6時間台で出しているランナーは世界でもほとんどいないと思われます。日本を代表するウルトラマラソンのレジェンドの一人です。

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また能城選手はウルトラマラソンを始めてから十数年経った2014年に2時間24分46秒と初めてフルマラソンで2時間25分を切りました。よくウルトラを走るとフルが遅くなるという方はいますが、私が知る限りでも、能城選手以外に、上記一覧表掲載の砂田選手、板垣選手、山内選手、永田選手は、ウルトラを走ってからフルマラソンの自己ベストを出しています。

ウルトラマラソン走るとフルマラソンが遅くなる??

マラソン走ると5000mや10000mが遅くなる・・・という話も聞きますが、このように何かをすると何かが遅くなるとネガティブに捉えるのではなく、どうすれば相乗効果が出せるかと、考えて練習を組み立てるならいろいろ気づきはあると思います。

もちろん、記録が順調に伸びている時にあえてアプローチを変える必要はないと思いますが、記録が停滞している時に同じようなアプローチで練習しても結果は変わらないことが多いでしょう。

先日、マラソンを速くなるためにバーチカルレースにチャレンジする効果を元上武大学コーチでスカイランナーの星野さんから教えていただきましたが、ウルトラマラソンを走ることも、フルマラソンを速くなるためのアプローチの一つです。

10月21−22日開催のウルトラアカデミー荒川には、上記の能城選手や2010年IAU100km世界選手権で優勝した中台選手、今年の東京柴又100kなどで優勝した川内鮮輝選手などフルマラソンも速いランナーが講師として、フルマラソンとウルトラマラソン両方で速くなる方法についてセミナーを開催します。

 

【タイムテーブル】

10月21日(土) オレンジキューブ会議室(JR埼京線・戸田公園駅徒歩5分)

①9:30~10:50 『フル/100kmに共通する伸び悩みの根本』(井上真悟)
②11:00~12:20 『フル/100kmで成果を出すためのプランニング』(新澤英典)
③13:00~14:20 『故障なく走り続けるための身体づくり』(小谷修平)
④14:30~15:50 『フル/100kmで成果を出すための実例トーク』(川内鮮輝)
⑤16:00~18:00 『動きづくりとスピード持久力アップ練習会』 (能城秀雄)

★19:30~21:00 『各講師との夕食懇談会』 ※食事代のみで参加できます

10月22日(日) 板橋区立企業活性化センター(JR埼京線・浮間舟渡駅徒歩5分)

⑥9:30~10:50 『フル/100㎞に共通するトレーニング概要』(中台慎二)
⑦11:00~12:20 『後半失速を抑えるための補給学』(サプライズ講師)
⑧13:00~14:20 『シューズトラブルと当日準備のQ&A』(北川司)
⑨14:30~18:30 『走力向上15㎞LT走』(井上真悟、新澤英典、小谷修平ふくむ講師陣)

申し込みはこちらです。

自分とはレベルが違いすぎるから、話を聞いても分からないとか思わないでください。講師はそれぞれのランニングクラブでコーチなどしていますので、様々なレベルのランナーと接しているので、悩みなども知っているし、問題解決もしています。またセミナー後に希望者は講師との食事会にも参加できますので、セミナーで聞けなかった話など質問することもできます。

今回も、全ての参加者に理解して欲しいとの思いから、比較的小さな会議室で行いますので、興味のある方は早めに申し込みください。



オーバーナイトランの提案 〜なぜするのか?  10の理由〜



ゴールが茅ヶ崎海岸のウルプロオーバーナイトラン

で紹介しましたが、土曜日の夜から日曜日の朝にかけて新宿駅から茅ヶ崎海岸までの67kmを走ってきました。

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7/31-8/1には、山手線一周+αのオーバーナイトランをしました。

なぜ普段なら寝ているはずの夜中に走る必要があるかを紹介します。

提案と書いていますが、リスクもあるので、その2以降で注意すべきことなどを記事にしますので、自分の体調などを含めて総合的に判断しコースなど決めてください。

その1    昼間より涼しい

夜間でも走るのが辛い熱帯夜もありますが、直射日光に身体を焦がされながら走るよりは、夜間の気温は下がるし走りやすくなります。

その2    暗闇に慣れる

明るい時間帯に開催される大会だけ走るなら暗闇に走る練習は必要ないかもしれませんが、オーバーナイト区間のある大会に出る予定があるなら、ライトを使って走る練習も必要です。普段なら足元をさほど気にしないで走ることが出来ますが、暗闇により道路の凹凸など隠されてしまいます。様々なことに注意して走ると疲労度は増しますので、注意をしつつも無意識に近い状態で走るには暗闇に慣れるのが一番です。

その3    睡魔など経験する

普段なら寝ている時間を走るわけですから、多少なりとも睡魔に襲われます。その睡魔がランニングにどのような影響を与えるのか、どのような対処(事前、走行中、休憩中)で睡魔に勝てるか、などオーバーナイト区間のある大会に出るなら経験しておくことは大事です。

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その4    止めるか先に行くかの決断に迫られる

例えば、30km地点で止めれば終電で自宅に帰れるけど、それを超えたら先に行くしかありません。その時の心の葛藤なども経験になります。

その5    距離だけではなく時間との戦い

例えば今回のオーバーナイトランは67kmの距離ですから、100kmレースなら6時間もかからずに通過する距離です。今回は信号待ちや休憩などしながらゆっくり走ったので10時間くらいかけました。100kmの強いランナーが必ずしも24時間走で結果が出ないのは、長い時間動き続ける練習をしていないからです。例えば100kmなら7時間程度で走れてしまう方が24時間走るということは、3.5倍近い時間を走らねばならないのです。目的によりますが、今回も前回も速いペースを保つことを目的にすることではなく、とにかく歩いても良いから長時間動き続けることを目的にしました。

その6    アイテムの確認などが出来る

短い距離、短い時間では分からないシューズやウェアなどアイテムの擦れなど確認が出来ます。またどのような補給をすると調子が良くなるとか、お腹が痛くなるとか自分にあった補給などの気づきもあります。

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その7    仲間との一体感

長い時間一緒に走る仲間と普段は話すことがないような様々な話を延々とすることが出来ます。

その8    非日常体験を楽しめる

茅ヶ崎の海に飛び込むために、新宿から走っていくなんて、周りから見たら呆れるようなことですが、そんな非日常の体験もまた楽しいです。

その9    行き当たりばったりを楽しむ

大会は決まったコースを、決まった時間内に走りますが、オーバーナイトランは自由に走ったら良いのです。まるっきりゴールを決めないとグダグダになりますが、ゴールだけ決めて後は時間があるなら多少遠回りをしたりなど自由気ままに走るのも楽しいです。道を間違えたってそもそも練習ですから、たくさん走れてラッキーと思えるのも魅力です。

その10    必要なモノを厳選する力がつく

自分で荷物を担いで走るオーバーナイトランは、ザッグに着替えなど詰めて走りますが、持てば持つだけ荷物の重さが肩に食い込みます。絶対に必要なモノは何なのか?など見極める力になります。

持参して欲しいモノ、リスク管理、コース選びなど順次掲載していきます。

まずはこちらをお読みください。

 

また、今月の練習会日程にはもうオーバーナイトランの予定はありませんが、もう1回開催する予定です。

ウルトラプロジェクト練習日程など

体験参加も可能ですので、ご興味のある方はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。



日本の競歩はなぜ強いのか?の裏返しに感じたマラソン

日本の競歩はなぜ強いのか?
とキーワード検索したらこの記事が出てきました。
Wメダル&トリプル入賞 日本の男子50km競歩はなぜ強いのか

スポーツライターの酒井政人さんがコーチや選手にインタビューした内容をもとに組み立てられた記事です。

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今回の男女マラソンに関しては、多くの視聴者がガッカリしたと思います。もちろん川内選手の懸命なスパートに目頭が熱くなった人も多いでしょう。私もその一人です。

ただ、その場面以外は非常に退屈なレース展開で、映像に引き込まれるようなことはありませんでした。日本人選手の出ていなかった男子5000mや10000mとは対照的でした。

多くの視聴者がガッカリしたということは、それだけ期待していたからです。期待をしなければガッカリしません。

選手は一生懸命頑張ったけど、結果に結びつかなかったのはもちろん分かりますが、マラソン選手が語ったインタビュー記事と、今回3人全員入賞した50km競歩のインタビュー記事の内容を読み比べると余りにも差があり過ぎて驚きでした。

私が今まで何回もなぜ◯◯ができないのかな。。と書いたことはマラソンでは出来ていませんが、競歩では出来ているのです。

同じエンデューロ系の陸上競技であり、同じ日本人が世界の舞台で活躍している競歩の取り組みを分析し、陸上界で共有をすることで、その先にマラソンの復活はあると思います。

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記事に書かれたことを一部要約すると

明確な目標タイム設定

・目標タイムを定めた中で試合の流れに応じてレースを進めた。
→周りに流されずに自分の力を出すことに注力

組織力、チーム力

・キャリアのある荒井が引っ張るなどジャパンのチーム力で後続を寄せ付けなかった。
→先輩が後輩の力を引き出し、後輩は先輩の背中を追いかける。このようなことで伝統は出来ていくのだと思う。

共通言語化、伝える技術

・長期合宿を経て、今大会に臨んでいるので、簡単な言葉で、本人のなかで動きが修正できた。合宿を通して、言語の共通理解ができていた。
→レース中にコーチはどう伝えれば本人は理解できるか相互理解ができている。

科学サポート

・2020年東京五輪に向けた暑さ対策のなかで、個別の発汗量、体重の減少に応じた給水量に対応するなど、最先端の科学サポートもしっかり取り入れた。
→根性論も大事だが、科学的根拠があってのこと。

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女子マラソンについて考えると、なぜ後半のスピードに絶対の自信をもつアフリカ勢が仕掛けた序盤の遅いレース展開についていく必要があるのか?

を考えた時に、ふと、そもそも今回の3選手の目標は何だったのだろうか?設定タイムはあったのだろうか?などいろいろ聞きたいことが次から次へと浮かんできました。

序盤遅いペースで入りつつ、小刻みな揺さぶりをかけて、中盤以降ペースアップをして振り落とすのはアフリカ勢の得意な展開なのになぜ乗るのか?現役時代の野口選手や高橋選手ならそのような横綱相撲でも勝てたかもしれないけど、格上の相手の土俵では戦えません。

一人で先頭を引っ張るのが難しければ、チームJAPAN3人で交替で引っ張れば良いのになぜ出来なかったのか?

今回は思うような走りが出来なかった重友選手は経験豊富な実力あるランナーです。仮に彼女が、若手二人に自分の背中を見せて引っ張るような走りをしたら、彼女自身ももっと良い走りになったように私は思います。3人とも力があるのですから。。

科学トレーニングはマラソンも当然ながらしているでしょうが、競歩はレース中に本人がどう修正すれば良いか簡単な共通言語で伝わったとありますが、マラソンはどうだったのでしょうか?

そもそも、マラソンは所属チーム任せなのか、チームJAPANとして強化合宿をしていたのか知りませんが、この辺も鍵のように思えます。

競歩はまさにしっかり準備をして、本番は相手に惑わされることなく自分にできることを最後まで愚直に行うことで結果に結びついた。マラソンだって同じでしょう。



ゴールが茅ヶ崎海岸のウルプロオーバーナイトラン

土曜日20時15分に新宿駅東南口をスタートした、今年の夏2回目のオーバーナイトランは、茅ヶ崎海岸を目指しました。

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少し疲労が溜めた状態での夜間走にしたかったので、その前日は20km程度のトレイルランと、深夜から早朝にかけて20kmウォークをしました。

 

今回、Googleマップでコースを作ったところ、だいたい70kmくらいのコースになりました。

スタート時に全員が、スマッシュウォーターSHOTONEを脱水予防のために飲み、持久力を高める目的でアスリチューン・エナゲインを飲みました。

暑い時期に長い距離を走ること自体がリスクなので、出来る対策はしました。

まず川崎を目指しました。

新宿駅から渋谷駅に出てそこから五反田に出てから国道1号線に出れば分かりやすいのですが、あえて東横線から行こうとしたら少し走りにくいので、国道1号線に出ました。

多摩川の手前で一人合流。

川崎駅近くで、朝から仕事のメンバーが一人離脱し、次は横浜を目指しました。

今回気温は30度前後を推移しましたが、風がないところは蒸し暑く走りにくかったです。

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ペースは走行中もキロ6より遅く走り、信号待ちを含めるとキロ8くらいでした。

また、5-6kmに一回はコンビニ休憩をしました。暗いので走りながらではメンバーの体調悪化など把握出来ませんが、コンビニで休むことでメンバーの疲労度など分かります。

コンビニで休んだあと、身体が固まっていそうなら、数100mは早歩きで移動したりもしました。

横浜で二人が離脱しました。そこから8人で茅ヶ崎海岸を目指しました。

途中、信越五岳100マイルを走るMさんと設定ペースなど話しながら進みましたが、100kmを超えてからの林道区間もこのくらいのペースで走れたらいいね。なんてことも話していました。

私自身、トレランイベントを走ってから深夜ウォークしたことで疲労がある状態でしたが、疲労がある状態だからこそ、楽に効率よく走れるフォームを模索することができました。

ペース的には前半も後半も大差なく走りました。戸塚を過ぎてからは少しペースが上がったようにも感じましたが大差ありませんでした。

そして江ノ島に到着。

海岸沿いを走っていると日が昇ってきました。

海岸沿いに出たのは早朝5時過ぎですが、海にはたくさんのサーファーが浮かんでいて、遊歩道にはランナーが結構いました。

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早く海にドボンしたいとずっと話していたAさんが茅ヶ崎海岸で念願のドボン。


おのぴコーチは上半身裸でダッシュ。


Mさんは急ブレーキ  笑


くにさんはヘッドスライディング。

熱をもった身体を海水が冷やしてくれました。海に浸かったのはいつぶりだろう??

都内からの長い道のりを一緒に走ってきた仲間とこうして海に浸かっているのは幸せなことです。


裸足で砂浜歩くのも気持ちよいです。


みんな楽しそう。

ここまで67kmでした。

海岸に設置されたシャワーで砂や塩水を落としてから温泉施設に向かいました。

既にビーチサンダルのメンバーもいるので、3km弱は歩きですが、走るとあっと言う間の距離も、歩くと遠いです。

朝風呂500円というリーズナブルな価格と気持ちの良い炭酸泉や、水風呂に浸かりながらリフレッシュしました。


モーニングカレーは450円でこのボリューム。美味しかったです。生ビールは550円とカレーより高いけど合わせて1000円。

送迎バスで茅ヶ崎駅に向かい、乗り継ぎなしで最寄り駅まで帰りました。


Suunto Movescountによる今回の足取りですが、動き続けたら結構いけちゃうのです。

また、今回も体調不良者も出ず良い練習ができました。もう無理と思いながらも最後まで走れたメンバーもいましたし、睡魔に襲われた後の対処法など気付きのあったメンバーもいました。

みなさんお疲れ様でした。

ウルトラプロジェクトについてはこちらです。

体験参加も可能ですので、ご興味のある方はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。



8/9 ウルプロ午後練 〜肩甲骨と骨盤の連動 暑い日には効率よく走るためのフォーム作り〜 その2

 


ラスト1本は少し長めの距離を楽に走ってもらいました。

この場所は日陰になっているので、強い日差しに晒されることなく40分ほど練習しました。

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それから競技場に場所を移して、400mを呼吸が乱れないペースで、坂道を走った時に前に進みやすかったフォームを思い出して、そのフォームで時計を見ないで走ってもらいました。

結果は、Fさんは84秒、Tさんは95秒、2人のHさんも115秒くらいでした。

84秒って、3’30/kmは速すぎでしょう。

Tさんはキロ4切ってると知って驚いていました。

2人のHさんはフルマラソン4時間以上のランナーですが、2人ともキロ5は楽に切っていました。

楽に走って、今までより速く走れることは、レベルの差に関係なくランナーの願いです。

持って生まれた身体能力や、練習に費やすことが出来る時間など様々ですから、綺麗で効率良いフォームを身につけても、ランニングフォームがメチャクチャなランナーに抜かれることは普通にあります。

でも、他のランナーとの比較ではなく、過去の自分と比較して成長していると感じることが出来れば楽しいと思います。

目標に向かって積み上げていく楽しさ。

そして達成した時の喜び。

頑張っているメンバーに味わって欲しいです。

その後、1000mしようと思いましたが、メンバーの体調を考えやめて、ウルプロサーキットもやめて、代わりに100m気持ちよく走ってもらいました。

スタートダッシュしようなんて思わないで徐々に加速してもらいました。流しのような感じです。

みんな自分がどれくらいで走れるのか想像もつかないみたいで、走った後に私が計測したタイムを伝える前にメンバーに聞くと、さっき84秒で走ったFさんは18秒くらいと話し、キロ5弱だったHさんは15秒くらい?と答えました。。

ちなみにFさんは14”5で、Hさんは20”3でした。ガッカリするHさんに100m20秒のペースで1km走ったら3’20/kmだと伝えると驚いていました。

身体を上手に使えるようになることは凄く大事なことなんです。

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練習後にアスリチューン・スピードキュアを飲んで素早いリカバリーを目指しました。

気温は途中までこんな感じでした。

メンバーに今回気づいたことを言葉にしてもらいましたので、参考までに紹介します。

・坂歩き→坂ランで、ランの方が体が軽く感じられたのは上半身と骨盤の連動が上手くできていたのだと思う。坂ダッシュからゆっくりのペースで走った時は、ピッチを落としすぎて脚に体重を乗せる動作がスムーズにできなかった。坂でも平らでも、今よりピッチを少し上げ、リズムよく地面の反発を得られるようにしていきたい。

・坂をつかむ時の足の角度、ピッチ、腕振り、腰の回旋などがうまくタイミングが合うとすーっと進めることがある。斜度などにもよるので、随時ベストを調節しながら速やかに重心移動を繰り返す。

・暑さ対策に良い練習となりました。坂道練習ではより地面を体の真下で捉える感覚を掴み易く感じた。また、一定のピッチを保ち前へ前と重心移動を繰り返し、同時に骨盤の回転を意識する事で、より省力化して上り坂を克服するヒントを掴むことが出来たと思う。

・本日の気付きは、上体を維持しつつ体の真下に乗り込んで、跳ねること無く骨盤を意識して地球を押して前に進むこと。

 

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水曜日は非常に暑い日でした。暑い日が大会にぶつかることはあるので、暑さに慣れるため多少暑くても走った方がよいと思いますが、それで体調を悪くしたらダメです。

暑い日には今回行った練習のように動き作りをしたり、ショートインターバルで身体の動きをよくしたりと、工夫次第でいろいろできます。エアコンの効いたスポーツジムで体幹トレーニングをしたり、プールでアクアウォークをしても良いと思います。

また、経験の短い仲間と走るときには、ベテランの方が一定のタイミングで声をかけてください。その反応や話す会話で危ない状態に近づいているかどうかなど気付くこともあります。

準備をして(今回はスマッシュウォーターと、日陰での練習)

警戒をする(声掛けと、顔色などチェック、給水の呼びかけ)

これだけでも、かなりリスクは減ります。

あと、大事なことは、自分の体力を基準にしないことだと思います。

明日は海に向かって夜間走をしますが、無理しないで楽しく走って行きたいと思います。

ウルトラプロジェクト練習会日程  はこちらです。