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12/15 チャレンジsub3.5練習会5000mタイムトライアル 〜5人が21分30秒以内のPB!!〜

金曜日のチャレンジsub3.5練習会は、チャレンジメンバーだけではなく、ウルプロメンバーなら参加できます。

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準備体操をしてから輪になって、今日の目標タイムを宣言してもらいました。

それから400mを3本走りました。

レペテーションのようにスピードを上げずに気持ちよく走れるペースで走り体調確認もしてもらいました。私は1本目を92秒で走ったら何人かのメンバーは意外と楽に付いてきました。

2本目、3本目は動画撮影して、5000m走る前に全員で見ました。特に悪い癖が出てるメンバーには注意してもらいました。

チャレンジsub3.5メンバーで一番速いタイムを目標にしていたひろのさんが21分30秒以内で、22分台以内のメンバーが何人かいたので、私は序盤101-102秒で走ることにしました。

このペースについて来れれば21分前半。付いてこれなくても終盤粘れば21分台で走れます。メンバーの調子によっては21分カットまで上げるつもりでいました。

ラップはこんな感じです。

1’41-1’42-1’41-1’40-1’42

1’41-1’41-1’40-1’39-1’38

1’40-1’36-0’45

20’50

予定通り3000mまでは101-102秒で走りました。ひろのさんはギリギリだけど粘っている。あかねさんとともさんは少しづつ離れて行くが粘っていました。3000m通過は21分ペースより5秒ほど超えてるくらいと21分切りが見えてきました。そして4000m通過で21分ペースに追いついたので、ラスト400mまで一旦ペースを落ち着かせてから、ラスト400m上げれるなら上げようと伝え徐々にペースアップして、20分50秒と初めて21分を切りました。

先週は非常に冷たい雨の中で21分36秒前後のPBでしたから、ここにきて一気にタイムを伸ばしました。

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少し遅れて、あかねさんが21分22秒のPBでゴール。

それまでのタイムは22分20秒ですが、入会した頃(2017年6月)はキロ5で走るとゼイゼイしていたのだから凄い進歩です。

1’41”-1’41”-1’41”-1’40”-1’42”
1’42”-1’43”-1’44”-1’43”-1’43”
1’42”-1’42”-0’51”

さらに、今月からチャレンジsub3.5メンバーに加わったいずみさんは先週金曜日の23分が悔しくて水曜日に走り22分10秒のPBを出しましたが、さらにそのタイムを超える21分29秒でゴール。

最近走り込みしているトモさんは、多少疲れていてましたが、週末に出した21分34秒をさらに更新する21分30秒のPBでした。入会してから順調に伸びています。

水曜日に練習できなくて昨日ポイント練習しちゃったマッキーさんは流石に疲れていましたが、23分04秒で走りました。入会時を考えれば中々のタイムで走り切りました。

また、仕事が終わってから駆けつけたガッキーさんは、男性ウルプロメンバーに挟んでもらい、4’15/kmくらいのペースを保って21分19秒のPB出しました。

なんと5人がPB出しました!

男性メンバーもそれぞれスタート前に考えていたタイムより速く走りました。

ちなみにダニエルズ係数によるとフルマラソン3時間30分で走るには5km21分59秒が標準値です。

メンバーには多少気象コンディションが悪くてもsub3.5するために3時間25分くらいで走れる力を付けようと話していますが、そのためには5kmで21分30秒くらいのタイムが欲しいことを、ミーティングで伝えています。

今日PB出した5人はこのタイムもクリアしたのです。

今回メンバー全員が驚くようなタイムで走れたことにヒントが含まれています。特に女性ランナーは参考にして欲しいことです。

それはスタート直後に心拍数が急上昇すると一気に苦しくなる方が女性には多いです。それが怖いのでゆっくりめに入って徐々に上げてく走り方をすると、結局ペースが上がらないうちに5000mが終わってしまいます。

速く入ると心拍数が上がり潰れて、遅く入るとそのまま終わってしまう。。。

それを解消するために、400mを3本やったのです。チャレンジメンバーの実力なら、400mはリズムよく走れば4’00/kmくらいで走っても苦しくなる前に走り切ってしまいます。

リカバリーして心拍数を落としてからまた上げるを3セットしてから、5000mをスタートしたので、通常だったら一気に心拍数が上がりきつくなるペースでスタートしていますが、さほどキツくなく序盤戦を走れたようです。

また、メンバーに最初だけでも私についてきてと伝えたのには理由があります。それはある程度のペースで走ることで、リズム良いピッチを身体に染み込ませるためです。2000mや3000m辺りでキツくなって遅れても、ピッチさえ保てれば落ち幅は最小限に止めることができます。

メンバーに大事なのは走力を付けることだけではなく、自信を付けることです。練習の成果が数字に現れるとやる気もでます。最大の目標はsub3.5だとしても、小さな成功体験を積み上げていくことが大事です。

ただ、現在、上記水準に届いていないメンバーも焦ることなく、いまの自分を超えるために何をすればよいか考え、少しづつ積み上げて行けばよいのです。

周りと比較すると焦ったりキツくなったりするのでマイペースで行きましょう。競うのはメンバー同士ではなく、昨日までの自分です。

そしてこの5kmのタイムにより、これからの練習時にどのくらいのペースで走れば効果的かなど組み立てが出来ます。

そのあと、ガッキーさんがゴールするまでの時間、スクワット、ランジをしてから水曜日の練習から取り入れた、ランジウォークをしました。

最後はメンバーで輪になって今日の目標タイムと実際のタイム、そして振り返りをしてもらいました。タイムが良ければ全てOKではなく、悪ければ全てNGのわけではなく、良い点も悪い点もあったはずです。それを言葉にして次回の練習に繋げます。

練習前後にアスリチューンが使用できる環境はメンバーにとって大きな力になっています。

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13人でスタートしたチャレンジsub3.5プロジェクトは、2人が加わり15人になりました。2人の紹介は別に行いますが、みんな急成長しています。

今回のタイム

ひろのさん         20’50″(PB)

ガッキーさん   21’19″(PB)

あかねさん         21’22″(PB)

いづみさん         21’29″(PB)

トモさん              21’30″(PB)

マキさん              23’04”

チャレンジsub3.5メンバーの現在のタイムと参加大会一覧

ウルトラプロジェクト練習会、sub3.5練習会日程はこちらです。参加希望の方はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。



東京マラソン エリートのとんでもなく難しい参加資格

2018年2月25日に開催される東京マラソンは12回目となります。

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参加者は35,500人で、大半は抽選で選ばれたランナーで、そこにチャリティーランナーが4,000人、や各都道府県の選考大会などで上位に入って推薦された1,800人の準エリートランナー。また人数は公表されていませんが、協賛企業等からの推薦を受けたランナーもその中に含まれます。

そして、その中に100人前後のエリート枠で出場する選手がいます。

エリートの募集要項はこちらに掲載されています。ちなみに参加費は一般ランナーと同じ10,800円です。

東京マラソン 2018 エリート募集要項

この資格タイムは当然ながら厳しいです。

まず、マラソンのタイムは

男子 2時間21分以内

女子 2時間52分以内

他のエリートレースの資格タイムと比べても格別に厳しいです。

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男子

福岡国際マラソン

A 2時間27分以内

B 2時間35分以内

*Aは競技場スタートで、スペシャルドリンクが置けます。

びわ湖毎日マラソン

2時間30分以内

女子

大阪国際女子マラソン

3時間10分以内

名古屋ウィメンズマラソン

3時間以内

さいたま国際マラソン

3時間15分以内

男女とも別格の厳しさです。

ちなみに2017年福岡国際マラソンで2時間21分以内で走った選手は30人。2017年大阪国際女子マラソンで2時間52分以内で走った選手は51人です。

男女とも難しいタイムですが、日本記録の何倍か?で比べると男子の方が難しいです。

男子

2時間21分÷2時間6分16秒≒1.116倍

女子

2時間52分÷2時間19分12秒≒1.236倍

ちなみに男子日本記録を1.236倍すると2時間36分くらいになります。これは福岡国際マラソンBグループに近いタイムです。

このように男子エリートで出るためのマラソンの資格タイムはかなり厳しいことは分かりますが、さらに厳しいのがハーフマラソンと10000mです。

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男子

ハーフマラソン 1時間01分以内

10000m 28分以内

特にハーフマラソン1時間01分以内って出す気あるのか?ってタイムです。

日本歴代ランキングを調べると、この参加資格をクリアしている日本人選手はたったの8人です。。

また、10000m28分以内も歴代で66人ですから厳しい資格です。

女子

ハーフマラソン 1時間11分以内

10000m 32分以内

これらはこちらのページを参考にしました。

陸上長距離大会結果&歴代記録集

女子もかなり厳しい記録ですが、ダントツで厳しいのは、男子のハーフマラソンです。

なにせ、大迫傑選手も、神野大地選手も、マラソン日本記録保持者の高岡寿成選手もクリアしてないのです。

なぜ、このような資格タイムを設定しているのか不思議です。

ちなみに福岡国際マラソンAグループは1時間05分以内で、びわ湖毎日マラソンは1時間10分以内ですが、こちらは、箱根駅伝の選手などが初マラソンにチャレンジする際に使われる資格タイムです。

東京マラソンに、マラソン経験のない箱根駅伝選手が出ていますが、おそらく、10000mのタイムか、日本陸上競技連盟推薦でしょう。

東京マラソンについてはこのような記事も書いています。合わせてお読みください。

*東京マラソン参加費は驚くほど安い

*東京マラソンの当選確率を高める方法



12/13 ウルプロ午後練 10分間走3本③〜練習前に課題を明確にし練習後に振り返る〜

12/13 ウルプロ午後練 10分間走3本②〜坂道ダッシュで地面を押す。そして10分間走で成果を確認〜  から続く

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ともさん

今日の私の練習テーマは2点です。

①地面の反発を利用できる様に着地のインパクトを意識する

②12/3の織田練でアキさんがやっていたのですが、1周のラップに拘ってペース感覚を養う

①私は着地が軽くふわっとしているのが課題です。今日の練習でピッチを上げる為にメトロノームの音を頭の中で鳴らして走った時に、音に合わせて着地のインパクトを意識できました。(スピードを上げようとしていないのに、1周91秒でした。)また、坂道練習の時にわざと足音を立てて走ってみました。着地衝撃が大きくなるのはマイナスですが、やはりインパクトを意識する事ができました。

地面を強く押す意識よりも、まずは着地のタイミングを一点に集中する様に練習していこうかと思います。着地衝撃が大きくなると筋力が無いので故障に繋がるし、私の軽い走り方も大腿四頭筋を使わないのでレース後半の粘りに繋がっている様にも思うので、筋力とのバランスを考えながら最適な着地タイミングと地面を押す力加減を探っていきます。

②10分間走のEPSONの手動ラップ計測、区間距離、区間時間、平均ペース。(1周104秒、4’20”/km目標で、10分間走でしたが10分超えてもスタート地点まで走りました。)

1本目 6周2.4km – 10’10” – 4’14”/km

2本目 6周2.4km – 10’11” – 4’15”/km

3本目 7周2.8km – 11’59” – 4’17”/km

1本目は新澤さんがペースメイク。2本目は自分で走って1周98秒~104秒とばらついてしまいました。3本目は1周目95秒と早くなってしまいましたが、2周目以降は103秒~104秒ときっちりコントロールしつつ、1周余計に走りました、このスピードでも10分間ならペースコントロールする余裕があったのは良かったです。アキさんのコメントで「つくばでレースではペースを刻むことの重要性を痛感した」とあったので、私も引き続きペース感覚養成に取り組みます。

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Tさん

メインは10分間走3本でしたが私は2400mを3本走りました。

タイムは

1本目 -10’54.1-av.4’33/km

2本目 -10’59.8-av.4’35/km

3本目 -11’05.2-av.4’37/km

骨盤を上に動かして脚を前に出しながらスムーズに骨盤を回転させる事を練習中ずっと考えていました。

骨盤を回転させる為に着地した後ろ足を伸ばして骨盤から地面を押す必要が出て、前傾姿勢も取りやすくなりました。

特に坂道ダッシュで分かりやすかったです。

またこの走り方をしていたら10分間走で腕振りが前後運動ではなく回転運動になりました。

腕が後ろに振れていないのかもしれませんが、走り方で明らかに腕振りの感覚が変わったのは面白かったです。

夜になって筋力の落ちる左側を中心にかなり腰が張ったので、昨日の走り方はいつもと違っていたのだと思います。

 
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ウルプロ午後練では、練習前に各自練習で意識することを一人づつ話してもらい、練習後には振り返りをしてもらっています。そしてその日の夜などにグループページの上記のような振り返りや今後に向けた課題などを書いてもらっています。それは他のメンバーの参考になる点もあるし、文章にまとめることで自分の課題がより明確になってきます。

書いてある内容も当初から比べるとかなり変わってきています。そのコメントを読むことで、次回練習会でのアドバイスにも繋げています。

練習は気持ちよく走れたとか、タイムが良かったと一喜一憂する場ではなく、上達するために色々気づき、試し、自分を高めていく場です。そのためには点で終わらせずに、練習を繋げていく必要があります。

ウルトラプロジェクトには停滞期を急成長したり、停滞期を抜け出したりするメンバーが多いですが、それは毎回このように考えて練習しているからです。

自分の目標達成のためにするべき課題が明確になれば、あとはするかしないかです。

「速くなりたい。でもスピード練習は嫌いだ。」とか「速くなりたい。でもそのための練習する時間が確保できない。」と、ランナーの集まりなどで相談受けることがありますが、目標を達成したいなら目標を達成するために現在の自分を高める必要がります。スピード練習が嫌いでもやりようはありますが、キツイことから逃げている状況が問題のような気がします。またそのための練習をする時間が確保できないと話す方も、自分に確保できる時間で目標達成する練習を考えたら良いのです。

「私は・・・したい。でも・・・できない。」

という考え方は好きではありません。

アプローチは色々あるので、最初からできない。と諦めるより、できる方法を探した方がきっと楽しいと思います。

メンバーの一人が、振り返りコメントを読んでこんなコメントを書きました。

『他の方の振り返りを読んで、改めて全く同じ練習内容なのに、それぞれに練習テーマを持ってやって、それぞれに気づきや練習成果が違っていて面白いですね。とても参考になります。』

本当そうだと思います。

 

ウルトラプロジェクト練習会にはメーカーの協力により、練習前後に使うためにアスリチューンを提供しています。

ウルトラプロジェクト練習会の日程や練習会メニューはこちらに掲載しています。参加希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。



12/13 ウルプロ午後練 10分間走3本②〜坂道ダッシュで地面を押す。そして10分間走で成果を確認〜

12/13 ウルプロ午後練 10分間走3本①〜走りやすいリズムのピッチを体感する〜

から続きます。

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ピッチを意識したジョグで坂道に向かい、動き作りをしてから坂道ダッシュ4本しました。途中で動画を見て自分がどう動いているか確認してもらいます。

走った直後に確認することで、自分がイメージしているフォームとの差異を具体的に感じることができ、次はどこを意識しようか明確になります。

よく「顔が上がってるよー!」とか、「腰が落ちてるよー!」って、いきなりアドバイスされることがありますが、そもそも自分はそんなフォームではないと思っているなら信じないしアドバイスを聞き入れません。

また顔が上がってる。と言っても、上体が反り返っているのと、顔だけ上がっているのでは対処が違いますが、その言葉だけでは分かりません。

動画を見て本人が認識した上で、アドバイスしたら、本人は認めるしかありません。そして顔がどのように上がっているかの認識を私と本人が一致した上で、本人にどうしたら良いかを答えてもらってからアドバイスをしています。

いきなりアドバイスはしません。大事なことはどう動いたら良いかを自分で考えて模索していくことで、私はその手伝いをしているのです。

癖は分かってもすぐには治らないので、そこは都度指摘します。そんな時は「腰」とか「顔」で伝わります。

今回の坂道ダッシュはみんな良い動きをしていました。その理由は直前に自分が走りやすいピッチを掴んだからです。そのリズムで走ればオーバーストライドにならず、上体の真下で接地して地面を押し出しやすくなります。

地面を押す動作が平地で意識しにくいと話すメンバーも、傾斜を使えば意識しやすくなります。

今回、メンバーにはダッシュではなく、地面を押すこととリズムを意識して登ってください。と話しましたが、接地に乗るように走るとグイグイ身体が前に進むから結構スピードが出ていました。

それからトラックに戻って10分間走×3本をリカバリー4分程度で行いました。

私は1本目を4’15/km、2本目を4’30/km、3本目を4’35/kmなど、メンバーを変えて走りました。

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以下、メンバーのタイムと気づきなどです。参考までに掲載します。

Fさん

■10分走

1回目 3’47-3’54-3’00(800m)

10分時点で2610m

平均ペース 3’49″6

r=3’32

2回目 3’49-3’49-2’55(800m)

10分時点で2650m

平均ペース 3’46″4

r=4’21

3回目 3’44-3’39-2’55(800m)

10分時点で2700m

平均ペース 3’41″4

脚の折りたたみを強めてみたり、コアと腕振りでの足の引き上げ意識したり、それぞれストライドが伸びるものの効率性が上がらず。意識することが増えすぎて、これ!というフォームが定まらず迷走が続いている。骨盤・臀筋・姿勢・腕振り・コア等々。スピードを抜本的に底上げしたいが心肺機能含めて追いつかない。しばらくもがいてみます。しっちゃかめっちゃかで走りつつも3回目で10分走のPBが出たので金曜日の悲惨な練習内容で自信を失っていたがちょっと回復した。

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Mさん

今日のテーマは、身体の下でしっかり着地すること。そのために膝を前に出す、さらにそのために膝をしっかり曲げることを意識した。

最初のウォーキングではそれに加えて骨盤を前に出す意識を持った。

最初の2周では、オーバーペースでフォームが定まらなかったが、ピッチ(180)を意識したら、少し修正できた・・・気がする。

坂道でも速く走ることより膝を曲げて前に出して、しっかり踏み込むことを意識したら推進力が感じられた・・・気がする。

10分間走は自分のペースを守ることを意識した。

1本目 5′01″ー5′06″

2本目 5′14″-5′16″

3本目 5′09″-5′01″

2本目は力が入り、息も苦しかったが、3本目の方が力が抜けて楽に走れた・・・気がする。

これからも、フォームを意識しながら、少しずつ心肺機能を高めていけたらと思う。

あけみさん

■10分間走

1本目2.45km ㌔4:09

2本目2.50km ㌔4:03

3本目2.46km ㌔4:05

キツくなってくると、顎が上がり、いつの間にか地面に脚を置くだけになっていました。地面をしっかり押すには、前傾姿勢を保ち、視線は30m先を見なければならないことが分かりました。前について行く人がいれば、前の人の背中を見ればよいが、いない場合は上を向きがちなので、特に気をつけたいです。自主練で、しっかり地面を押して、推進力を利用して、自然にストライドをのばす練習をしていきます。

また、スクワットでは、チューブを使って、負荷をかけて行うことで、より効率的に太腿や、臀部を強化できる感覚が分かったので、自宅で行いたいです。



12/13 ウルプロ午後練 10分間走3本①〜走りやすいリズムのピッチを体感する〜

昨日の午後練はいつも通り、効率よく走るための動き作りをしてから、10分間走を3本 繋ぎは4分弱でしました。

したことを全部書こうとすると中々アップ出来なくなるので、トピック的なことを書きます。

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動き作りをしてから800mをマラソンのペースで走ってもらって私が所々で動画撮影をして、メンバーに見てもらいました。数年ぶりに自分の走りをみたメンバーもいました。

マラソン大会で撮影された画像を見ると、いつも腰が落ちたカッコ悪いフォームだけど、それは疲れた終盤だから仕方がないと思っていたし、どうすれば治るのかも分からないからそのままにしていた。

と話すメンバーは、自分の動画を見て、オーバーストライドが腰の沈み込みの原因だと気付きました。

走れば多少の上下動は発生しますが、過度の上下動はエネルギーロスに繋がります。

それを理解してもらうために、腰の位置を一定の高さにして歩いてもらってから、上下に跳ねるように歩いてもらいましたが、どちらが疲れるかは容易に分かります。ランニングだって一緒です。沈み込んだ身体を元の位置に引き上げるには、フクラハギ辺りも使いますから、これが足攣りの原因になることもあります。

オーバーストライドについてメンバーに話す時に、接地した時に上体が後ろにあり間に合っていないなら変えた方が良いと伝えています。またマラソンを走るトップランナーの走りを動画などで見たら、膝の位置よりもシューズが前に出ることはほとんどありません。これは市民ランナーにもできることです。

骨盤を上手に動かせない方が、ストライドを伸ばそうとすると、膝下を前に伸ばすような走りになる方が多いですが、ストライドは伸ばすのではなく結果的に伸びるのがベストだと思います。

上体の真下で地面を押せる体勢が取れれば、接地している脚と逆の骨盤がグイっと前に出るので結果的にストライドが伸びます。

動画を見てから、メンバーに自分の適正なピッチ数はいくつか知っているか?と聞いたら半分以上のメンバーは知りませんでした。

そこでメトロノームアプリを私が持って、その場で走ってもらったり、芝生内をBPM数をメンバーに伝えながら走りました。

170、175、180、185、190、195、200

走りやすいと感じたBPMは最低が180で最高は195でした。185-190が多かったです。

私はインターバルなどでスピードを出すときは195を超えますが、だいたい188から190です。

そのあと、自分の好みのピッチのリズムを頭に入れてから400mをペースは考えずにリズムのみ意識して走ってもらいました。

明らかにハイレベルな練習会になったようにみんなの走りがビシッとなりました。

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大田原でPB出したともさん

入会直前の勝田で5時間overからつくばでsub3したFさんと、入会1ヶ月でメキメキ力を付けたアケミさん

チャレンジsub3.5メンバーのかみかみさん

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トライアスリートのTさん

今回の練習会で浮上のキッカケを掴んだしのさん

体験参加から入会して初日のMさん。

走りやすいピッチに上げることでリズムがよくなり、また上体の真下で接地できるようになり、結果的にストライドも小さくならないでペースアップしました。

キロ3分台続出です。もちろんこのペースだと心肺能力が追いつかないので、普段して欲しいことを伝えました。



12/13 ウルプロ皇居練5kmビルドアップ×2本+坂道インターバル+筋トレ 〜ズームフライの反発力はかなりある〜

昨日は竹橋手前からスタートで5kmビルドアップ走×2本などしました。

皇居のビルドアップ走というと1周ごとに1分とか2分とか上げる練習をする方がいますが、 それだと2周以降竹橋から半蔵門までの狭く暗い箇所もペースを上げて走るので、ランナー同士、歩行者などと接触したり、暗闇で躓き転倒するなどリスクが高まります。

そこで1周5kmの中でペースを上げて行くビルドアップ走にしているのです。

特に竹橋から半蔵門までの狭く暗い箇所は余裕を持ったペースで走ってもらってます。そして半蔵門を過ぎたらペースアップして、桜田門を過ぎて広場に入ったらフリーにしてます。もちろん混雑した箇所があればペースを落とすなど気持ちに余裕を持って走ってます。

1周23分とか22分とか決めてビルドアップすると、混雑してると間に合わないとイラッーと来たりしますが、ウルプロのビルドアップはそもそも1周のタイム目安は決めてません。

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設定は以下の通りです。

竹橋〜半蔵門-半蔵門〜桜田門-桜田門〜竹橋のペースです。

A 4’20/km-4’00/km-フリー 2本目24分後スタート

B 4’40/km-4’20/km-フリー 2本目27分後スタート

C 5’00/km-4’40/km-フリー 2本目28分後スタート

D 5’30/km-5’10/km-フリー 2本目29分後スタート

そして坂道インターバルは竹橋の橋を渡ったところから歩道橋の手前までの200mを走り、戻りは歩いて歩道の橋を一列で戻るようにしてます。

本数はAB 3本 CD 2本です。

橋の手前からスタートすると、ブラインドコーナーになっているので衝突リスクが高まるので、見通しの良い橋の先からにしてます。

今回、私はCグループで走りました。

だいたい上記区間距離は1.66km→1.45km→1.89kmですが、以下は1kmごとラップです。

1本目

5’06-4’46-4’32-4’26-4’06 22’59

料金所先がまだ混んでいたので安全のためにスローダウン。狭いところを左に曲がったら混雑が緩和したので少しペースアップしたけど、ほぼキロ5で半蔵門到着。そこからは下りで勝手にスピードが上がる以上にペースアップ。詰まったらペースダウンするからスムーズに走ってる時は4’37/kmくらいでした。桜田門を越えて暗さに目が慣れたあたりからフリーにしました。チャレンジsub3.5のあかねさんが付いてこれなかったので、ちょっと待ってから徐々に上げて走りました。

22’59と23分を切りました。

2本目

4’54-4’39-4’35-4’25-4’04 22’38

身体が少し暖まったので、メンバーの調子が上がったように感じたのでキロ5秒ほど上げました。ラストフリーもじわりじわりと上げてCの先頭は22’38 他のメンバーの大半は22分台で走り切りました。

Cグループで走るメンバーが22分台で2本揃えるのだからスゴく底上げされてきました。

Cでフリーが上げれなかった女性メンバーも24分くらいで走り皇居ベストだったようですし、Bで走った女性メンバーも2本目を21分半くらいのPBで走りました。

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終わったグループから竹橋の坂で坂道インターバルです。上りを速く走るには身体の真下で接地して地面を押す必要があります。この練習はその感覚を体感できる練習です。距離は200mです。

ここはリズムよく走ることにしました。

スタートしてスピードに乗ると、いつもは硬いと感じるズームフライのソールが柔らかく感じました。そのタイミングで地面を押すとかなりの反発力で私の身体を前に運んでくれました。

今までキロ4でしか走ってなかったので感じることがなかったズームフライの本性を感じた一瞬です。

今回は距離が200mと短いので38秒=3’10/kmペースで走れましたが、上りのことを考えたらそこそこ速いです。

37’9

38’3

ただ、150mを過ぎると乳酸により脚は一気に重くなりました。今度3’40/kmくらいまでペースを落とした時にこの感覚を感じることが出来るかどうか試してみます。

BCグループは先に終わったので、スクワット30回、ランジ30回した後に、ランジウォーク30m折り返しの60mしました。

そのあと、全員でハイニー15秒×5セット(リカバリー15秒)して終了です。

ハイニーなどの動きを見るとみんな力が付いてきたのかキツイ、脚が上がらない。と言いながらもしっかり出来るようになっています。

メンバー自身、自分がドンドン強くなっていくのを感じていることでしょう。

昨日まで出来なかったことが出来るようになる。

素晴らしいことだと思います。

練習前にはパフォーマンスを上げて質の良い練習をするためにアスリチューン・エナゲインを、練習後には素早いリカバリーを目指してアスリチューン・スピードキュアをメンバー全員に提供しています。

ウルトラプロジェクトには23歳から64歳までの幅広いメンバーがいて、みんなモチベーション高く頑張っています。64歳のメンバーをはじめ多くのメンバーが自己ベストを出しています。

練習会日程はこちらです。

入会や体験参加などはFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。

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また皇居練の時は多くのランナーがケッズスポーツマッサージ併設のシャワールームを活用してます。

ハイシーズンでも、待ち時間なく入れるし、練習会後にもほとんどシャワー待ちがない貴重なランステ施設です。

特に私のように練習会を主催する立場では、ランステに入れないなんて困ります。

またシャワーヘッドに炭酸タブレットを入れることで、髪や肌に良い炭酸シャワーを浴びることができます。使用料は500円です。



低酸素トレーニングとセルフケア、そしてウルトラセミナー

錦糸町のケッズトレーナー併設の高地トレーニング ハイアルチ・リカバリーに通い始めたのはオープン前の9月末です。10月1日にオープンした際に購入した8回分のチケットが今日終わりました。ちょっと行けてない時期はありましたが、だいたい週1で通ってます。

日曜日はランナーイベントの忘年会で、月曜日は大学時代の同期との飲み会と続き、少し身体が疲れているので昨日の高地トレーニングは緩めにやりました。

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30分間すべてウォーキングでも良いかな。と思いましたが、5分ウォーキングしてから、時速11-12kmでジョグを5分しました。

その時の感覚によっては、いつも通りインターバルにしたかもしれませんが、昨日はこのペースでもかなりキツく感じました。SPO2を測ったらほぼ体感通り80くらいの値を指していたので、疲労度が大きいと判断してそのあとは当初予定通りウォーキングを20分しました。

トレーナーが付いているので、高地トレーニングの研究データについての話や、実業団選手の練習などの話、ランニング時の身体の使い方など雑談しながら時間を有意義に使いました。

ハイアルチ・リカバリーは現在会員制度ではなく、都度支払いをして利用することも出来ますが、次回は2ヶ月有効の8回チケット21600円を購入して利用します。

月曜日に恵比寿のケッズトレーナーにケアに行った際に、待ち合いスペースにこんなチラシが貼ってありました。

体験チケット1080円

スタッフに聞いたら、ケッズスポーツマッサージ各店で用意しているようですので、通われている方はスタッフに聞いてみてください。通常は1回3240円ですからお得です。

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終わってから、ストレッチスペースに置いてある、振動する機具を使ってケアを行いました。

自宅にはこちらの画像より直径の小さい携行用があるのですが、硬くて使いにくいので、こちらの方がオススメです。

いろいろな部位の使用法を改めて教えてもらいましたが、私は覚えが悪いので写真を撮ってもらいました。

尻周りはこんな風に乗せるだけ。

ハムストリングもこんな感じに乗せるだけ。もう一方の脚を乗せてるのは負荷を高めるためです。

ふくらはぎはこの辺りを乗せるだけ。脚を左右に傾けて効かせたい部位を変えます。

その他、前腿や背中、肩周りなどさまざまな部位をほぐしました。

かなり振動が強いのでマンションなどだと気になるかと思いましたが、ヨガマットなど敷いたらだいぶ収まるようです。

充電式なのでレース会場に車で行くなら持ち込むこともできます。軽量で柔らかい素材を使っています。

昨日、欲しいと思ったのですが、ウルトラセミナーのためにキャリーバッグ+バックパックだったのでとても持っていく余裕はありませんでした。

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今回のウルトラセミナーは、チャレンジ富士五湖対策を行いましたが、初めてウルトラマラソンにチャレンジする方や、チャレンジ富士五湖を走られる方がイメージできるセミナーになったと思います。

今年で3年目に入ったウルトラセミナーは毎回バージョンアップするようにしています。今回も新しい視点でペースに関する資料を作りました。従来から過去の参加者データをもとにペースについて資料を提供していますが、全く別の観点から作りました。

なぜ作ったかと言えば、参加者により理解して欲しいからです。

また、ウルトラマラソンはストレスを可能な限り小さくしていくことが求められるスポーツです。小さなトラブルがやがて大きなトラブルに拡大しレース続行が出来なくなります。

そのためレース中に使用するアイテム選びも重要になってきます。

また、お試しで、アスリチューンスマッシュウォーターのサンプルを提供した他、セミナー中にアスリチューンやオルガニックジェルの味見をしてもらいました。

ジェルが苦手な方もアスリチューン・ポケットエナジーのオレンジ味は、「これならストレスなく飲める。」と話していました。オルガニックジェルで眠気が覚めた方もいるかもしれません。

明日同じ内容で行います。明日は昨日参加できなかった方からの要望で開催することにしました。2、3人いたら良いかな。って思っていましたが、ほぼ定員になりました。ありがとうございます。

あと2名ほどは大丈夫です。

12/14第26回ウルトラセミナー〜チャレンジ富士五湖対策セミナー〜

12/14 第26回ウルトラセミナー 〜チャレンジ富士五湖対策セミナー〜



抗州ウルトラマラソンで井上真悟選手が3位入賞〜中国選手の躍進と今後のウルトラマラソンで思うこと〜

まだ2017年の24時間走世界一は決まっていない!!〜井上真悟 中国・杭州ウルトラマラソンを走る〜で紹介した井上真悟選手が12月9-10日に中国 抗州大学で初開催された抗州ウルトラマラソンで256.800kmを走り3位入賞しました。

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井上選手から大会前に話を聞いた時、世界選手権で上位に入った選手に井上選手がどう挑むのか?と考え、開催国である中国の選手が上位争いをするとは思っていませんでした。

その理由はアジア各国の記録を見たら分かると思います。DUVウルトラマラソン統計で各国の歴代記録を調べてみました。(この大会開催前の記録です。)

日本

285.366km
275.684km
273.708km

中国

246.319km
243.300km
237.110km

韓国

241.200km
233.525km
230.083km

台湾

244.835 km
241.600km
238.790 km

アジア歴代記録を調べたらなんと23位まで日本が独占しています。

アジアでの日本一強時代は今大会で終わりました。

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その大会について井上選手はこう話しています。

【大会運営について】

この大会は、私が台湾のレースで過去に競いあってきた中国の著名なウルトラランナー趙紫玉選手が監修をおこない、台湾ウルトラランナーズ協会のサポートのもと生まれたものですが、その運営は台湾一の人気を誇る東呉国際ウルトラマラソン大会と遜色ない素晴らしいものでした。

具体的な魅力の一つ目は、トラックレースでありながら抗州の夜景やネオンが味わえる立地を活かしているということ。そして二つ目は、選手が心地よく走れるようなアップテンポの音楽による後押しがあることです。この工夫は脳科学的にも、24時間走の記録向上に役立つ利点がありますが、特に今回の大会では選手の心理状況に寄りそって会場で流れていた音楽が時間帯毎にうまく計算されていた感がありました。

また、メインステージでは、音楽にあわせたダンスパフォーマンスが日没まで行なわれており、会場へ訪れた観戦者やリレーマラソンの部へ参加した市民ランナーにとっても楽しみながら24時間走者たちと同じ場を共有できたのではないかと感じています。

※ 今大会の運営モデルとなった東呉国際ウルトラマラソン大会については、 今週のTeam R2 東呉国際ウルトラマラソン・5時間リレーマラソンの部(上田 怜さん) をご参照ください。

【気象コンディションについて】

この時期の抗州は、東京と同じか少し寒い気候となっており、深夜には2℃まで冷え込む時間帯がありました。

競技を最後までまっとうした多くの24時間走者たちにとってこのような条件下で本当に危険なのはレース終了直後です。精神的な気の緩みと、24時間で蓄積した疲労、消費カロリーにより低体温症で命の危険さえある場合もあります。今大会の表彰式では急きょ担架で搬送された選手もいましたが、大会主催者は、その点も真摯に受け止めており、来年の開催時期をより選手の健康面に配慮した季節、そしてレース終了直後のサポート体制を考えているとのことでした。

【シューズについて】

私は基本的に、練習で十分に使用チェックをしていない道具をぶっつけ本番で使うことはないのですが、今回は日本で入手困難なナイキのズームフライを大会直前に中国国内で手に入れることができ、数回の使用テストをおこなった上でレース序盤戦での使用に踏み切りました。

ナイキ・ズームフライシリーズは、今年の5月にケニアのエリウド・キプチョゲ選手が非公式ながらもフルマラソンで世界新となる2時間0分25秒を記録したときに使われたシューズ、福岡国際マラソンで大迫傑選手が使用したシューズの基本設計を市民ランナー向けに市販化されたものです。最大の特徴は、厚底のソール形状が効率的な重心移動を生み出すことです。

ただしその為には前足部からの丁寧な接地をし続けなければなりません。本来ならば練習で十分な慣らしをしなければ、使い慣れていない筋肉のダメージにつながるリスクもありましたが今回は筋肉の全体的な負担を分散させるためにレース序盤の8時間のみに割り切って使用しました。

【レース展開について】

序盤戦、上位選手たちは24時間走世界記録(303.306km Yiannis Kouros 1997年)に迫るキロ4分20秒〜40秒台のハイペースでレースを展開してゆきました。

トップを走っていた郑汝就選手は、冬場のレースにも関わらず裸足での暴走を続けており、郑汝就選手ふくめ、その流れに乗った多くの選手が後半失速するであろうことは予測できました。むしろ、序盤戦でセオリー通りの温存をしているフランスのルドヴィック・デルミ選手の位置どりに警戒しながらレースを進めてゆき、8時間目から12時間目までで狙いどおり総合順位を9位から4位へと少しずつ上げてゆきました。

郑汝就選手を追い抜き、総合3位まで順位を上げた14時間目からゴールまでの10時間、トップ1位、2位に位置していた梁晶選手と斯国松選手の2人には、正直「遊ばれた」という印象しかありません。彼ら2人の走りには優勝、準優勝という目的以上の狙いはありませんでした。結果、最初の12時間で開いた約14kmのリードをうまく使われ、温存されたまま最後まで逃げ続けられ、今回のレースでは完膚なきまでに敗北を味わされました。

ダメージを最少に抑えて賞金獲得したその走りは、ある意味でプロとしての次元の高さの表れでもあります。今大会で梁晶選手と斯国松選手はともに従来の24時間走中国記録(246.319km)を大幅に上回りましたが、おそらくそれは彼らの目的ではなかったハズです。

もし、今大会が新記録更新や世界ランキング1位獲得の際にボーナス賞金の支給されるルールであったとしたら、今大会の優勝記録は歴史に残るものであったかもしれません。

【今後のウルトラマラソンについて想うこと】

日本国内では基本的にウルトラマラソンの賞金レースはありませんが、ウルトラマラソンが競技としてメディアにも取り上げられやすい海外の大会では、賞金レースとして主催することで主催元はそれに見合った広告価値を生み出せていると感じます。

日本の市民ランナーが日常的に活用しているFacebookは、中国では規制のため連動ができませんが今大会前には中国独自のSNS「WeChat」をとおして市民ランナーのあいだでは優勝予測の話題でとても盛り上がっていたとも聞いています。

また、これは運営のしっかりした台湾の東呉国際ウルトラマラソン大会にも言えることですが、両大会ともにレース中の迅速な記録掲示やLIVE配信のための機材投資に力を入れており、ある意味では本場ヨーロッパの大会運営以上にスマホでの気軽な一般観戦が可能なプロ競技としての土壌が整いつつあるのが今のアジアの現状です。

24時間走は、ただ走っているその場面だけを見れば「なんでこんなことやってるの?」って、感じてしまうかもしれませんが、視点を変えれば霊長類最強の長距離走持久力の純粋な頂上決戦でもあります。

全哺乳類のなかで、僕たち人間ほど長く走る能力に特化した動物はいないからです。

有史以来「24時間で人はどれだけ長く走れるのか!?」をココまで競わせた時代も過去にはないハズです。

また、私はこの1年間「ウルトラアカデミー」というセミナーイベントを主催し、実体験に基づくウルトラマラソン攻略のノウハウやテクニックの学びの場をトップ選手たちと共同で作ってきましたが、第一線で活躍してきた選手たち一人一人の視点は、例えウルトラマラソンをやらないとしても一般の市民ランナーにとって有益なものばかりだったと確信しています。

つまり、海外でプロ選手としてレースで賞金を得つつ、培ったノウハウや知識をプロ講師として市民ランナーへ伝えながらマラソン市場の発展に貢献してゆく。

そんな社会での生き方も今ならできるハズです。

大学時代に駅伝のメンバーには選ばれなかったけど、実業団に入ったりすることはできなかったけど、それでも走ることが好きで、走ることが自分の人生の中心にあるような、野心あるこれからのランナーへ、この記事が届くことを願っています。

 

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今回の記録はまだDUVウルトラマラソン統計には反映されていませんが、独自に当てはめてみました。上位20人が250km超です。そのうち日本人選手は4人ですが本大会で中国人選手がTOP5に2人が入るなど日本に匹敵するウルトラマラソン強国になったと言えるでしょう。

2017年 24時間走世界ランキング(2017.12.12時点)

  1. 270.870km 石川佳彦(日本)
  2. 267.701km 梁晶(中国)
  3. 267.187km Bialobrzeski, Sebastian(ポーランド)
  4. 266.515km Steene, Johan(スエーデン)
  5. 265.304km 斯国松(中国)
  6. 264.506km 高橋伸幸(日本)
  7. 261.605km 楢木 十士郎(日本)
  8. 260.077km Ruel, Stephane(フランス)
  9. 259.403km Mihalik, Norbert(ハンガリー)
  10. 258.662km Reus, Florian(ドイツ)
  11. 258.172km Leblond, Olivier(アメリカ)
  12. 256.800km 井上真悟(日本)
  13. 256.688km Dilmi, Ludovic(フランス)
  14. 256.443km  Kronen Taranger, Bjørn Tore(ノルウェー)
  15. 256.246km Radzikowski, Andrzej(ポーランド)
  16. 255.375km Rudolf, Tamas (ハンガリー)
  17. 254.908km Csecsei, Zoltan(ハンガリー)
  18. 254.503km Batsberg, Bruno(デンマーク)
  19. 253.219km Brunner, Radek(チェコ)
  20. 252.720km Slaby, Steve (アメリカ)

(参考)女子選手の250kmオーバー(2017年)

ちなみに女子選手にも250kmオーバーが4人という非常にハイレベルに年になりました。

  1. 259.991km Bereznowska, Patrycja(ポーランド)
  2. 256.405km Dauwalter, Courtney(アメリカ)
  3. 251.078km Niwinska, Aleksandra(ポーランド)
  4. 250.622km Nagy, Katalin(アメリカ)

井上選手が話しているように、中国や台湾では、ハイレベルなウルトラランナーが育っているだけではなく、そのようなウルトラランナーがプロランナーとして活躍していける土壌が出来上がってきているようです。



12/10 5000m×3本ペースメイク 〜身体の動きがよくなってきた〜

昨日は打越さん、吉田香織さんが主催するWingleイベントで5000m21’40のペースメイクをしてきました。

織田フィールド貸切ですが、様々なペースのグループがあるので、スタート前に広がらないよう、そしてペースに余裕のない人は内側を、少しペースを上げたい方は外側を走るように伝えました。

400mトラックの1レーンと2レーンでは7mあまり距離が変わります。2レーンを走ると約407mになりますので、今回のペースでも1周で2秒、1km5秒ほど速く走らねばなりません。ということはサブ3ペースで走れるのです。

20数人の方々の走力は分かりませんが、ギリギリの方もいるでしょうから、極力上げ下げしないで一定のペースで走るようにしました。

もちろん、3グループくらい重なる場所で前のグループを抜くときは4レーンまで膨らむこともありました。その時は多少ペースは上がりますが、一気に上げないようにしました。

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1周ごとラップです。

4’20/kmで走るための1周ラップは1’44ですが、秒以下は切り捨てになっているので、ラップが1’43か1’44になるように走りました。

1本目

1’42-1’44-1’43-1’43-1’43

1’44-1’43-1’44-1’43-1’44

1’43-1’44-0’52

21’39

2本目

1’43-1’43-1’44-1’43-1’42

1’44-1’43-1’44-1’43-1’45

1’44-1’44-0’51

21’38

3本目

1’43-1’43-1’44-1’45-1’43

1’44-1’44-1’45-1’43-1’42

1’41-1’42-0’51

21’37

3本目は3000mからフリーにしましたが、私はそのまま走りランナーが1人になったら、そのランナーと走りました。終盤少し上げてゴールです。

感覚的には1周に1回は違うグループを抜くために広がるので実質4’16/kmくらいだったと思います。

2本目にこのグループで走ったウルプロメンバーは5kmのPBだったようです。

私自身気持ちよく走れました。高地トレーニングをして心肺機能を鍛えて4’00/kmをこのくらいの感覚で走れるようにしていきます。

低酸素ルーム ハイアルチ・リカバリーで高地トレーニング 〜ズームフライとキャタピランのマッチング〜

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余談ですが、走っていてあちこちでGPS時計のアラートがなっていました。その音が気になるという訳ではなく、トラックでは自動ラップは外した方が良いです。

私は1周ごとにラップをとりますが、1000mごとにとっても良いでしょう。自動ラップだと距離がかなりズレてきてしまうので、正確なラップが分からなくなります。

またGPSのペースを信じて走っている人もいますが、カーブが多いトラックでは距離が狂うからペースも狂います。

例えば今回のように4’20/kmで走るなら1周は1’44です。200mは52秒になります。

0mでラップボタンを押して200m通過時にラップタイムをみて52秒ならそのまま走れば良いし、速かったり遅かったら微調整すればよいです。そのように走って入ればほぼ同じようなペースになってきます。

設定方法やできることはメーカーや機種により異なりますが、各メーカーのページやマニュアルで調べてみてください。

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその10 〜GPS時計のセッティング 無駄な情報は要らない〜

 

今回もズームフライを履きましたが、参加者にもたくさんいました。またイベント前にヴェイパーフライを持たせてもらいましたが、軽いし、ソールもよい感じでした。ちょっと手に入りにくいシューズですが、市場に出回ってきたら購入しようと思います。

神宮外苑24時間チャレンジが終わって4週間は4’00/kmくらいのペースに抑えていますが、徐々にペースを上げていきます。

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練習前にはアスリチューン・エナゲイン

そして3本走ってすぐアスリチューン・スピードキュアを飲みましたが、この年になって自らの成長を模索することができるのも、リカバリーも練習の一環という意識を持っているからです。

鍛えたら素早く栄養補給をして休養をとる。

すごく大事なことです。

2017年IAU24時間走世界選手権で優勝した石川選手も、2017年サロマ湖ウルトラマラソンで世界歴代2位の記録を出した板垣選手も、今年チャレンジ富士五湖や日光ウルトラで優勝した楠瀬選手などウルトラランナーが過酷な状況でもストレスなく飲めるジェルとして使用しています。

ATHLETUNE(アスリチューン紹介ページはこちらです。)



ウルトラ始めてフルマラソンが伸びた〜川内鮮輝選手 福岡国際マラソンで自己ベスト更新〜

今年の福岡国際マラソンでは、ノルウェーのモーエン選手が2時間05分48秒で優勝し、日本人では大迫選手が日本歴代5位となる2時間07分19秒で3位になったことが大きく取り上げられています。

また4位までが話題のナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%を履いていたことも注目を集めました。

私自身、東京オリンピック日本代表選考の行方や、世界レベルから置いていかれている現状を破るであろう大迫選手や神野選手の走りには注目していましたが、もう一つ注目していたのは、日本トップクラスのウルトラランナー、トレイルランナーの活躍です。

投稿記事はこちらです。

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その中でも、今年の東京柴又100Kや四万十川ウルトラで優勝した川内鮮輝選手(以下 鮮輝選手)がどのくらいで走るだろうか?と注目していました。

四万十川ウルトラ後のインタビュー記事はこちらです。

四万十川ウルトラで川内鮮輝選手が優勝!と、10月21-22日開催のウルトラアカデミーについて 

鮮輝選手はコースは違えど、東京柴又100kを7時間15分29秒で走ってから、4ヶ月後の四万十川ウルトラマラソンを6時間42分06秒と33分以上更新したことで、来年のサロマ湖ウルトラマラソンで勝ち日本代表として世界で戦うという最大の目標が現実味を帯びてきました。

しかし、その行く手を阻む強敵はたくさんいます。

2017年サロマ湖ウルトラマラソンでは板垣選手が世界記録に45秒差に迫る6時間14分18秒で優勝しました。

板垣辰矢(アスリチューンサポートランナー)100km世界記録まであと45秒に迫る

板垣選手はハーフマラソンを64分前半で走るスピードを持っており、今年の千歳JAL国際マラソンで、鮮輝選手の兄である川内優輝選手の持つ大会記録を破る2時間17分19秒で優勝しました。

板垣辰矢選手  川内優輝選手の大会記録を破って千歳JAL国際マラソン優勝

また2016年IAU100km世界選手権では山内英昭選手が6時間18分22秒で優勝しました。

(速報)IAU100キロ世界選手権(男子)山内選手優勝 団体女子金メダル!!

その山内選手も今年の大阪マラソンで2時間20分45秒の自己ベストをだしています。

他にもフルマラソンで2時間20分以内の記録をもつ選手が日本代表争いをするサロマ湖ウルトラマラソンで勝つには2時間20分は切らないと厳しいと感じていました。

鮮輝選手の福岡国際マラソンを走るまでの自己ベストは2013年に古河はなももマラソンで出した2時間22分54秒でした。

そして、鮮輝選手は、2013年以来記録が止まっていたタイムを4年7ヶ月ぶりに更新する2時間18分47秒で29位に入りました。

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ラップ

16:05
16:08
16:05
16:14
16:10
16:23
16:41
17:28
7:33

ハーフ通過 1:08:07

レース後、鮮輝選手にウルトラマラソンを始めたことが今回の自己ベストに繋がったかどうかを質問しました。

今回フルマラソンのタイムが伸びたことについて、ウルトラマラソンを始めたことは大いに関係しています。

大きく分けて、以下の2点が、フルマラソンのタイム短縮に貢献しました。

①超ロング走による脚づくりによる距離耐性

試合での100km、練習での100kmを重ねて行ったことで、距離耐性がつきました。

そのため、普段のジョギング20km程度(4’45″/km)であれば、心身共に負担はなく、ジョギング=動きを整える活動になりました。動きが整うので、心身共により元気になり、ジョギングの時間は至福のひとときとなりました。

私はスピード練習は週に2回のため、残りの週5日の練習は至福の時間です。

今回の福岡は、前戦の神戸マラソンから2週間の間隔でしたが、週5日は負担のかからない動きを整える活動だったため、神戸マラソンでの走り込みを100%福岡国際へ生かすことが可能となりました。

神戸マラソンの1週間後には、実感としてはほぼフレッシュな状態でした。

②ペースを刻みながらも力を抜くコツを覚えた

ウルトラマラソンは力んでいると、最後まで保ちません。そのため、トレーニングの段階から力まないで走ることを徹底して意識してきました。その意識は、フルマラソンやトラックレース時でも、割合を変えて、生き続けるようになりました。(ウルトラマラソンなら脱力5:出力5、フルマラソンなら脱力3:出力7、トラックレースなら脱力1:出力9といった具合です)

今回の福岡は前半ハーフを68分で入り、現状の私には少し速いペースでした。しかし、この力を抜く意識を持っていたため、必要以上に体力を消耗することなく、最後まで大崩れなく走り切ることが出来ました。

 
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ウルトラマラソンを始めることで、フルマラソンのタイムが伸びてるランナーは、トップランナーだけではなく一般ランナーでもたくさんいます。またウルトラマラソンのタイムを伸ばすためにはフルマラソンのタイムを伸ばす必要があり、相互に連動しています。

鮮輝選手はフルマラソンを2時間15分まで伸ばせば100km世界記録の6時間13分33秒更新も可能だと考えていますが、サロマ湖ウルトラマラソンで上位に入る男子選手は概ねフルマラソンの2.75倍前後で走っています。2時間15分の2.75倍は6時間11分ですから夢は膨らみます。

また鮮輝選手は、現在Bluetoothワイヤレスヘッドホン「Jaybird」のサポートを受けています。

「Jaybird」はこのような商品です。ウエブページより抜粋します。

『どんなに激しく走っても、Jaybird RUNヘッドホンは、セキュアで快適なフィット感、防汗性と耐水性、4時間以上のバッテリー持続時間と持ち運べる充電ケースで、真のワイヤレス・ミュージックをお届けします。 Jaybird RUNで、ワイヤーに邪魔されずに自由気ままなランを。』

詳細はこちらをご参照ください。