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100km8時間以内で走る女性ランナー 〜8時間以内の日本の女性ウルトラランナー一覧〜

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先日、男女問わず6時間40分以内で走るランナーについて以下のように投稿しました。

キロ4より速く100KM走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜

続いて、女性ランナーについて100kmの日本歴代ランキングをまとめてみました。

男子同様20人程度にしようと調べたところ、8時間以内で走ったランナーが22人いたのと、男子同様、世界選手権の日本代表に選出されるタイムの目安が近年は8時間のためこの基準で一覧表を作成しました。

8時間以内というタイムはかなり速く、平均4’48/km(5km24分)で走り続けることで達成できるペースです。参考までに女性でサブ8を達成するランナーのフルマラソンタイムは2時間55分前後です。

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今回の集計も前回までと同様、100kmマラソンの公認記録についてDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)の歴代ランキングと年度別ランキングに掲載されている公認記録のみ掲載させていただきました。

ウルトラマラソンをしている方は、DUVサイトで自分の記録を調べてみてください。サロマ湖など走った方であれば、自分は世界ランキング何位なのか分かりモチベーションが高まります。

ちなみに私は2015年は386位で、今年は現時点369位です。また2016年の24時間走では175位でした。

*以下出典はDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)やサロマ湖100kmウルトラマラソン公式ページです。

歴代順位-記録-名前-開催年-(8時間以内の回数)敬称略

  1. 6:33:11 安部 友恵 2000
  2. 7:00:28 櫻井 教美 2007(5)
  3. 7:11:42 川口 紀子 1996
  4. 7:23:56 翔 ひろ子 2007(7)
  5. 7:30:23 堀田 麻樹子 2002(3)
  6. 7:33:36 片山 志保 2012(4)
  7. 7:36:39 望月 千幸 2015(4)
  8. 7:37:21 加納 由理 2017
  9. 7:38:03 関谷彰子  2002(3)
  10. 7:39:51 松本 久昌 2016(2)
  11. 7:42:48 藤澤 舞 2012(8)
  12. 7:46:04 兼松 藍子 2017(3)
  13. 7:47:38 太田 美紀子 2016(5)
  14. 7:48:05 工藤真美  2012(2)
  15. 7:48:08 松下 栄美 2006(3)
  16. 7:49:53 井筒一穂 2004(3)
  17. 7:54:08 落合 尚美 2011
  18. 7:54:24 小田 有希子 2012
  19. 7:55:02 野口寛子  2000
  20. 7:57:19 伊藤 夕子 2012(2)
  21. 7:58:08 山澤洋子 2008
  22. 7:59:14 太田尚子 2008

男子を含めて11位にランクされた安部友恵選手の6:33:11は世界最高記録で群を抜いていますが、櫻井教美選手の7:00:28も世界歴代2位の素晴らしい記録です。

また7時間30分以内の記録を持つランナーは過去4人のみであり、2007年を最後に10年間現れていません。

ただ男子も昨年から急激にタイムが伸びたように、女子もきっかけ一つでタイムはまた伸びて行くでしょう。

最近でも上位に入っている片山選手、望月選手、加納選手、松本選手、藤澤選手、兼松選手、太田選手、そして新たにウルトラマラソンにチャレンジするランナーが一気にサブ7.5を切るレベルで競い合う時代がくると思います。

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11番目にランクされている藤澤選手は私が調べた公認大会だけでも8時間以内を8回達成していますが、ベストタイムが7時間42分であることを考えると極めて安定したランナーです。

また、14位にランクされている工藤選手は日本で唯一24時間走で250kmを超えている女子ランナーで、男子含め歴代15位で世界最高記録(24時間走トラック)保持者です。

24時間走 250KMオーバーの日本のウルトラランナー一覧

近年は、ウルトラマラソンを走るランナーが増えてきました。また今年のサロマ湖で板垣選手が世界記録に迫る走りをしたことや、24時間走世界選手権で石川選手が優勝したことからマスメディアに取り上げられる機会も増えてきました。そのような時だからこそ、その礎を作ったランナーのことをもっと知って欲しいと思います。

ちょうどこのような記事を書いていたところ、某主要メディアからある選手のことを紹介してほしいとの連絡が入りました。本人に連絡をとり繋ぎましたが、ウルトラマラソンが徐々に認知されているのを感じます。

世界で戦いたい。日本代表になりたい。という夢はオリンピック種目を目指すアスリートだけのものではなく、ウルトラマラソンやトレイルランニングで頂点を目指すアスリートにとっても同じです。

そのような夢に向かって一生懸命頑張っているアスリートのことを多くの方々に知ってもらうことも、一つの応援の方法だと思っています。

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話は変わって、昨日投稿したキロ4より速く100KM走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜をFacebookページに掲載したところ、ベストタイムが6:36:34の小島成久選手からこのようなコメントをいただきました。

「ウルトラやってフルが遅くなるは間違い。遅くなる練習しかしなくなるから(遅くなる)ボクらは100kmの直前のトラックレースでもガンガン走ってましたし、短い距離でも自己ベスト出せるくらいの練習をしていた。要はウルトラに対する考え方と練習のやり方次第。」

小島成久選手は1991年から2000年にかけて8回100kmを完走し全て6時間台という伝説のランナーですから嬉しかったです。

そして小島選手も、ウルトラマラソン走るとフルマラソンが遅くなる??は間違っていると話しているのです。

小島選手が最後に6時間台で走った2000年のサロマ湖は男子3位総合4位でしたが、その時は女子の安部選手が男性含めて総合2位に入りました。そしてその時に初めて100kmにチャレンジし7時間15分で6位に入ったのが能城選手で、能城選手はその翌年2001年に初めて6時間台で走り、今年2017年にも6時間台で走ったのです。

小島選手も能城選手も長い間、第一線での活躍は凄いことだと思います。

さて、10月21−22日開催のウルトラアカデミー荒川には、その能城選手や2010年IAU100km世界選手権で優勝した中台選手、今年の東京柴又100kなどで優勝した川内鮮輝選手などフルマラソンも速いランナーが講師として、フルマラソンとウルトラマラソン両方で速くなる方法についてセミナーを開催します。
 

【タイムテーブル】

10月21日(土) オレンジキューブ会議室(JR埼京線・戸田公園駅徒歩5分)

①9:30~10:50 『フル/100kmに共通する伸び悩みの根本』(井上真悟)
②11:00~12:20 『フル/100kmで成果を出すためのプランニング』(新澤英典)
③13:00~14:20 『故障なく走り続けるための身体づくり』(小谷修平)
④14:30~15:50 『フル/100kmで成果を出すための実例トーク』(川内鮮輝)
⑤16:00~18:00 『動きづくりとスピード持久力アップ練習会』 (能城秀雄)

★19:30~21:00 『各講師との夕食懇談会』 ※食事代のみで参加できます

10月22日(日) 板橋区立企業活性化センター(JR埼京線・浮間舟渡駅徒歩5分)

⑥9:30~10:50 『フル/100㎞に共通するトレーニング概要』(中台慎二)
⑦11:00~12:20 『後半失速を抑えるための補給学』(サプライズ講師)
⑧13:00~14:20 『シューズトラブルと当日準備のQ&A』(北川司)
⑨14:30~18:30 『走力向上15㎞LT走』(井上真悟、新澤英典、小谷修平ふくむ講師陣)

申し込みはこちらです。

 

自分とはレベルが違いすぎるから、話を聞いても分からないとか思わないでください。講師はそれぞれのランニングクラブでコーチなどしていますので、様々なレベルのランナーと接しているので、悩みなども知っているし、問題解決もしています。またセミナー後に希望者は講師との食事会にも参加できますので、セミナーで聞けなかった話など質問することもできます。

今回も、全ての参加者に理解して欲しいとの思いから、比較的小さな会議室で行いますので、興味のある方は早めに申し込みください。



キロ4より速く100km走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜

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サロマ湖100kmウルトラマラソンの参加定員は3,550人と決して少なくはありませんが、それがエントリー開始とともに30分も経たずに定員になるほど100kmを中心としたウルトラマラソンの人気は高まっています。

ウルトラマラソンはゆっくり長く走るイメージが定着しています。実際、制限時間内の完走を目指すランナーの大半は歩きを交えてゆっくり走りますが、トップランナーは驚くようなスピードで100kmを駆け抜けます。

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日本のウルトラマラソンは世界的にもレベルが高く、今回紹介する100kmマラソンの世界記録は男女とも日本人が保持しています。今年のサロマ湖ウルトラでは板垣選手が歴代2位の好タイムを出し優勝(2017年世界ランキング1位)し、昨年のIAU世界選手権では山内選手が優勝(2016年世界ランキング1位)しました。

これら最近の活躍は様々なウェブページやSNSに掲載されているので、活躍した選手の知名度は高まっていますが、富士登山競走の佐々木和子選手のように、SNSなどがまだ普及していない時代に活躍したレジェンドがウルトラマラソンの世界にも多数存在しています。

ウルトラマラソンと言っても様々な距離がありますが、まず最初に24時間走について調べてみました。

24時間走 250KMオーバーの日本のウルトラランナー一覧

今回は、100kmマラソンの公認記録についてDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)の歴代ランキングと年度別ランキングに掲載されている公認記録のみ掲載させていただきました。

ウルトラマラソンをしている方は、DUVサイトで自分の記録を調べてみてください。サロマ湖など走った方であれば、自分は世界ランキング何位なのか分かりモチベーションが高まります。

今回は、6時間40分以内にしたのは、近年の日本代表選考レースであるサロマ湖ウルトラで4位以内に入り、代表に選出される目安が6時間40分以内であるからです。また6時間40分で走るためには平均4’00/kmペースです。

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*以下出典はDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)やサロマ湖100kmウルトラマラソン公式ページです。

歴代順位-記録-名前-開催年-(6時間40分以内の回数)敬称略

  1. 6:13:33 砂田 貴裕 1998(3)
  2. 6:14:18 板垣 辰夫 2017(2)
  3. 6:18:22 山内  英昭 2016(2)
  4. 6:22:08 三上 靖文 1999(6)
  5. 6:23:00 佐々 勤 2004
  6. 6:23:21 渡邊 真一 2007(2)
  7. 6:26:23 近藤 公成 1995(2)
  8. 6:29:52 中村 泰之 2017
  9. 6:30:21 中西 健二 2007(2)
  10. 6:31:06 長谷川 清勝 2011
  11. 6:33:11 安部 友恵 2000
  12. 6:33:30 原 良和 2012(2)
  13. 6:33:38 仲川 栄二 1994
  14. 6:33:52 風見 尚 2017
  15. 6:35:49 能城 秀雄 2012(6)
  16. 6:36:34 小島 成久 1992(3)
  17. 6:36:39 永田 務 2015
  18. 6:37:15 内芝 修司 2000(2)
  19. 6:38:06 小林 義明 2003
  20. 6:39:13 吉原 稔 2017

DUVサイトによると、6時間40分以内で走った日本の選手は20人(内 女子選手1人)です。最近活躍中の選手とともにウルトラマラソンのレジェンドというべきウルトラランナーが名を連なっています。まさしく歴史を作ってきた選手です。

トップの砂田選手の6時間13分13秒はロード世界記録です。参考までに100km世界記録にはロードとトラックがあり、トラックの世界記録は1978年にイギリスのDon Ritchie選手が出した6時間10分20秒であることはあまり知られていません。

また11位にランクされている安部選手は女子の世界記録ですが、女子選手で6時間台で走った選手は世界で安部選手ただ一人です。世界歴代2位は櫻井教美選手の7時間00分28秒です。

砂田選手や、2番目、3番目にランクされている、板垣選手、山内選手のことはウルトラマラソンをしているランナーであれば名前は聞いたことがあると思いますが、4番目にランクされている三上選手の記録を見ると驚きです。タイムも速いけど、6回も6時間40分以内で走り、サロマ湖ウルトラマラソンでも5回優勝しています。

そして15番目にランクされている能城選手も6回 6時間40分以内で走り、サロマ湖ウルトラマラソンでも3回優勝しています。

近年は、ウルトラマラソンを走るランナーが増えてきました。また今年のサロマ湖で板垣選手が世界記録に迫る走りをしたことや、24時間走世界選手権で石川選手が優勝したことからマスメディアに取り上げられる機会も増えてきました。そのような時だからこそ、その礎を作ったランナーのことをもっと知って欲しいと思います。

能城選手は、今年のサロマ湖ウルトラマラソンは6時間52分08秒で走り8位でしたが、2001年に初めて6時間台を出してからこれほど長期に渡って6時間台で出しているランナーは世界でもほとんどいないと思われます。日本を代表するウルトラマラソンのレジェンドの一人です。

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また能城選手はウルトラマラソンを始めてから十数年経った2014年に2時間24分46秒と初めてフルマラソンで2時間25分を切りました。よくウルトラを走るとフルが遅くなるという方はいますが、私が知る限りでも、能城選手以外に、上記一覧表掲載の砂田選手、板垣選手、山内選手、永田選手は、ウルトラを走ってからフルマラソンの自己ベストを出しています。

ウルトラマラソン走るとフルマラソンが遅くなる??

マラソン走ると5000mや10000mが遅くなる・・・という話も聞きますが、このように何かをすると何かが遅くなるとネガティブに捉えるのではなく、どうすれば相乗効果が出せるかと、考えて練習を組み立てるならいろいろ気づきはあると思います。

もちろん、記録が順調に伸びている時にあえてアプローチを変える必要はないと思いますが、記録が停滞している時に同じようなアプローチで練習しても結果は変わらないことが多いでしょう。

先日、マラソンを速くなるためにバーチカルレースにチャレンジする効果を元上武大学コーチでスカイランナーの星野さんから教えていただきましたが、ウルトラマラソンを走ることも、フルマラソンを速くなるためのアプローチの一つです。

10月21−22日開催のウルトラアカデミー荒川には、上記の能城選手や2010年IAU100km世界選手権で優勝した中台選手、今年の東京柴又100kなどで優勝した川内鮮輝選手などフルマラソンも速いランナーが講師として、フルマラソンとウルトラマラソン両方で速くなる方法についてセミナーを開催します。

 

【タイムテーブル】

10月21日(土) オレンジキューブ会議室(JR埼京線・戸田公園駅徒歩5分)

①9:30~10:50 『フル/100kmに共通する伸び悩みの根本』(井上真悟)
②11:00~12:20 『フル/100kmで成果を出すためのプランニング』(新澤英典)
③13:00~14:20 『故障なく走り続けるための身体づくり』(小谷修平)
④14:30~15:50 『フル/100kmで成果を出すための実例トーク』(川内鮮輝)
⑤16:00~18:00 『動きづくりとスピード持久力アップ練習会』 (能城秀雄)

★19:30~21:00 『各講師との夕食懇談会』 ※食事代のみで参加できます

10月22日(日) 板橋区立企業活性化センター(JR埼京線・浮間舟渡駅徒歩5分)

⑥9:30~10:50 『フル/100㎞に共通するトレーニング概要』(中台慎二)
⑦11:00~12:20 『後半失速を抑えるための補給学』(サプライズ講師)
⑧13:00~14:20 『シューズトラブルと当日準備のQ&A』(北川司)
⑨14:30~18:30 『走力向上15㎞LT走』(井上真悟、新澤英典、小谷修平ふくむ講師陣)

申し込みはこちらです。

自分とはレベルが違いすぎるから、話を聞いても分からないとか思わないでください。講師はそれぞれのランニングクラブでコーチなどしていますので、様々なレベルのランナーと接しているので、悩みなども知っているし、問題解決もしています。またセミナー後に希望者は講師との食事会にも参加できますので、セミナーで聞けなかった話など質問することもできます。

今回も、全ての参加者に理解して欲しいとの思いから、比較的小さな会議室で行いますので、興味のある方は早めに申し込みください。



オーバーナイトランの提案 〜なぜするのか?  10の理由〜



ゴールが茅ヶ崎海岸のウルプロオーバーナイトラン

で紹介しましたが、土曜日の夜から日曜日の朝にかけて新宿駅から茅ヶ崎海岸までの67kmを走ってきました。

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7/31-8/1には、山手線一周+αのオーバーナイトランをしました。

なぜ普段なら寝ているはずの夜中に走る必要があるかを紹介します。

提案と書いていますが、リスクもあるので、その2以降で注意すべきことなどを記事にしますので、自分の体調などを含めて総合的に判断しコースなど決めてください。

その1    昼間より涼しい

夜間でも走るのが辛い熱帯夜もありますが、直射日光に身体を焦がされながら走るよりは、夜間の気温は下がるし走りやすくなります。

その2    暗闇に慣れる

明るい時間帯に開催される大会だけ走るなら暗闇に走る練習は必要ないかもしれませんが、オーバーナイト区間のある大会に出る予定があるなら、ライトを使って走る練習も必要です。普段なら足元をさほど気にしないで走ることが出来ますが、暗闇により道路の凹凸など隠されてしまいます。様々なことに注意して走ると疲労度は増しますので、注意をしつつも無意識に近い状態で走るには暗闇に慣れるのが一番です。

その3    睡魔など経験する

普段なら寝ている時間を走るわけですから、多少なりとも睡魔に襲われます。その睡魔がランニングにどのような影響を与えるのか、どのような対処(事前、走行中、休憩中)で睡魔に勝てるか、などオーバーナイト区間のある大会に出るなら経験しておくことは大事です。

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その4    止めるか先に行くかの決断に迫られる

例えば、30km地点で止めれば終電で自宅に帰れるけど、それを超えたら先に行くしかありません。その時の心の葛藤なども経験になります。

その5    距離だけではなく時間との戦い

例えば今回のオーバーナイトランは67kmの距離ですから、100kmレースなら6時間もかからずに通過する距離です。今回は信号待ちや休憩などしながらゆっくり走ったので10時間くらいかけました。100kmの強いランナーが必ずしも24時間走で結果が出ないのは、長い時間動き続ける練習をしていないからです。例えば100kmなら7時間程度で走れてしまう方が24時間走るということは、3.5倍近い時間を走らねばならないのです。目的によりますが、今回も前回も速いペースを保つことを目的にすることではなく、とにかく歩いても良いから長時間動き続けることを目的にしました。

その6    アイテムの確認などが出来る

短い距離、短い時間では分からないシューズやウェアなどアイテムの擦れなど確認が出来ます。またどのような補給をすると調子が良くなるとか、お腹が痛くなるとか自分にあった補給などの気づきもあります。

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その7    仲間との一体感

長い時間一緒に走る仲間と普段は話すことがないような様々な話を延々とすることが出来ます。

その8    非日常体験を楽しめる

茅ヶ崎の海に飛び込むために、新宿から走っていくなんて、周りから見たら呆れるようなことですが、そんな非日常の体験もまた楽しいです。

その9    行き当たりばったりを楽しむ

大会は決まったコースを、決まった時間内に走りますが、オーバーナイトランは自由に走ったら良いのです。まるっきりゴールを決めないとグダグダになりますが、ゴールだけ決めて後は時間があるなら多少遠回りをしたりなど自由気ままに走るのも楽しいです。道を間違えたってそもそも練習ですから、たくさん走れてラッキーと思えるのも魅力です。

その10    必要なモノを厳選する力がつく

自分で荷物を担いで走るオーバーナイトランは、ザッグに着替えなど詰めて走りますが、持てば持つだけ荷物の重さが肩に食い込みます。絶対に必要なモノは何なのか?など見極める力になります。

持参して欲しいモノ、リスク管理、コース選びなど順次掲載していきます。

まずはこちらをお読みください。

 

また、今月の練習会日程にはもうオーバーナイトランの予定はありませんが、もう1回開催する予定です。

ウルトラプロジェクト練習日程など

体験参加も可能ですので、ご興味のある方はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。



ドクターランナー佐藤恵里選手みちのく津軽ジャーニーラン200km優勝 〜初200kmで学んだこと〜

2017年7月15-17日に開催された第2回みちのく津軽ジャーニーラン250k/200kは非常に人気のあるレースとなりました。

当初250kの定員は80名でしたが、183名がエントリーしたため150名に増員し、200kも180名の定員は早々に埋まってしまったようです。

走ったランナーのFacebook投稿など見ると非常に楽しそうでした。

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ルートラボによると250kmはこのような場所を走るようです。リンク先の地図を拡大して見てみてください。私は青森県に行ったことがないので、このような地図をみるとますます行きたくなります。

来年はONTAKE100ではなく、こちらに気持ちが動いています。

今回は、本サイトにて記事を監修していただいているドクターランナーの佐藤恵里さんが200kmの部を走り男子を含めて5番目にゴール(女子トップ)しました。

その佐藤さんにとって今回は初めての100km超レースでしたので、どのような準備をし、レース中にどのようなことが起こり、どう対応したのかを教えてもらいましたので紹介します。

睡魔対策

疲労のある状態での夜間走練習のため、奥武蔵ウルトラマラソンを走った6日後、ゆめのしまで12時間走に参加し、睡魔に襲われる経験ができました。 先日のおんたけの記事に新澤さんが書いていらしたように、走る気もなくなり、復活までに時間もかかり…眠気対策の重要性を知りました。

私はエナジードリンクを全く飲んだ事がありませんでしたが、当日のために数回買って試していました。

スタート早々のトラブル

この大会の2週間前に日光ウルトラマラソン100kmを走り、その時に右ふくらはぎの腱を痛めてしまいました。 津軽のスタート後2kmくらいで痛みが強くなり、20km過ぎから走れなくなり、40kmで一度リタイアを決意しました。ただずっと楽しみにしてきたレースなのでこんな序盤でやめるのが残念だったので、関門にかかるまではゆっくり歩き続けることにしました。

ウルトラには復活がある


昼過ぎから雨が止み、急に暑くなりました。 暑さでふくらはぎの筋肉が温まり緩んだようで、腱の痛みがマシになってきました。 ゆっくり歩いていたために眠気に襲われたのでエナジードリンクを買って飲みました。

実はカフェインには覚醒作用の他に鎮痛作用もあります。その結果目が覚めただけではなく痛みも楽になり、走れるようになりました。

前半歩いていたために体力が温存されており、60km過ぎからペースアップをする事ができました。

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補給について

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この大会はエイドが20〜30kmおきのため、エイドだけでは足りません。基本的にはジェルを中心にしましたが、水分含め全部を背負って走ると重過ぎます。 ロングレース経験のある友人がコンビニの位置を事前に全て確認して教えてくれたため、水分の補給は自動販売機とコンビニに頼ることにしました。

ジェルはアスリチューンの赤を中心に黒、青、試作品のオレンジの4種類全てを持ちました。疲れていた時に摂取した試作品のオレンジは後味が良く、とても美味しく感じました。 発売が待ち遠しいです。

夜間は眠気対策にエナジードリンクを活用しましたが、カフェインには利尿作用もあるため飲むとトイレが近くなってしまいます。そのため先にコンビニなどトイレの位置を確認し、トイレがない区間では飲まないように気をつけました。

またカフェインは胃腸障害を起こすためあらかじめ胃薬を飲んでおきました。飲む時は空腹状態で飲まずにコンビニでチーズや豆乳を一緒に購入、先に蛋白と脂質を摂取してからエナジードリンクを飲みました。

チェックポイントでは果物やおにぎり、カレーなどもいただけましたが、食べたのは前半のみ。夜間は食べすぎると眠くなるかもしれないと、ジェルとドリンクで乗り切りました。 ドリンクにはクエン酸飲料のJUCOLAとスマッシュウォーターを混ぜたものを使用。 暑さと寒さが交互に来る厳しい気候状況でしたが、脱水にもならず、寒いときもカフェインを摂らない時間帯は殆どトイレに行かずにすみました。

未知の距離へのチャレンジ

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昨年から100kmレースを合計4回走ったのですが、もっとゆっくりのペースならこの先まで走れるのではないか?

自分はどこまで走れるのだろう?

という好奇心が生まれました。

きっと最後は限界を超えて新しい自分を見つけられるのではないか…などと期待し200kmにチャレンジしました。

ところが100kmを超えて未知の距離に突入した時間帯は夜間対策に気を取られ、目まぐるしく変わる天気への対応、車に轢かれないように気をつけたり、美しい景色を見て楽しんだり… やる事が多すぎて、自分が未知の距離を走っているという事を実感する事を忘れていました。 いつもは自分自身と対話しながら走るのですが、今回は自然や環境と対話して走れたと思います。

初200kmで学んだこと

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①100km以上は準備と覚悟がものを言う
②最初に決めたことにこだわりすぎず、その時々で起こる事に対し臨機応変に対応する能力が必要
③タイムより自分の身を守る事がずっと大切

 

嬉しくて幸せな記憶しかない

今までのランニング人生で一番、幸せなレースでした。 最後の数十kmは疲れていたはずなのに、嬉しくて幸せな記憶しかないのです。 初めて自分に向いている競技を見つけられた気がしました。 これに満足せず、来年は250kmにチャレンジしたいと考えています。

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ONTAKE100 その6  〜目標に届かなくても出来ることを諦めずに〜 

 

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第二関門(計測値 65.49km)通過が昨年より30分遅く、昨年は冷たい雨のおかげで絶好調になりましたが、今年はこれから暑さとの戦いになるので、正直なところ14時間切りも厳しいと思いましたが、どんな状況だったとしても14時間は切りたかった。

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ちょっとタイムの感覚は違うかもしれないけど、例えばサロマ湖で8時間を切りたいとスタートしたのに、9時間も切れそうもなく、10時間もかなり怪しくなったけど、いきなり制限時間でいいや。となるともうグダグダになります。そんな時、どんな調子が悪くてもサブ10はしたいと気持ちを切り替えると走りも変わります。

実際、睡魔は追い払ったのに、ここでグダグダになるとまた睡魔に襲われてしまいます。

また、毎回ベストなレースが出来たら最高ですが、そうじゃない時も頑張ることは大事だと私は思ってます。

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スント・スパルタンウルトラのログですが、第二関門から第三関門までは途中から長い下りとなります。

脚が終わってしまった方は、この下りがキツイと話してます。私は14時間以内でフィニッシュするのはここを頑張らないと厳しいので切り替えました。ただかなり暑くなってきたので、天然エイドで水を被ったりして体温を下げました。

今回もアグレッシブデザインの日焼け止めを使っているので、汗でも水をかぶっても日焼け効果は落ちません。また序盤から塩分補給も計画的に行ったので暑さ対策、日差し対策はうまく行ったと思ってます。

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第3関門(78km地点 計測値79.7km)の予定到着時間は9時間28分で、前年は10時間47分でしたが、今年は11時間12分と遅れを少し戻しました。

そして80km地点(計測値81.62km)通過は 11時間34分であり、残り20kmを2時間25分で走れば13時間台です。

キロ7少しで良いのですからウルトラマラソンの感覚では多少潰れていても走れるペースですが、ここまでの80kmを11時間34分かかっているので平均8分40秒近くかかっているのです。

高低図を見ながらあとは200m登って100m下り、100m登ったらあとは基本下り基調になる。下りが走れれば何とか間に合うと登りはポールを利用してリズミカルに早歩きをし、傾斜が緩くなったら走りを混ぜるという感じで進みましたが、この辺りではコース脇に暑さからか睡魔からかうずくまっている人がたくさんいました。

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(おんたけのコースはこのようなガレた岩がゴロゴロしてます。)

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私もいつ睡魔に引き戻されるか分からないので、この辺りは同じようなスピードで進むランナーと会話をしながら進みました。

男性ランナーにあと『200m登って・・・』と話したら、これウルトラプロジェクトのページからいただきました。と私が掲示した昨年の高低図を小さく印刷した紙を見せていただきました。多少なりともお役に立てて嬉しいです。

また違うランナーから『頑張れば14時間台でいけます』と声をかけられたので、『14時間台ではなく、13時間台で行けるから頑張りましょう。』と返しました。

何とか最後の100mも登りきり、あとは下りですが走っている際のペースを確認するとキロ6でしか走れていないのです。足場が悪く浮いてるガレた石がゴロゴロしているので、足の置き場に注意深く進んでも、踏んだ石が跳ねて反対側のくるぶしなどに当たると非常に痛いし、つま先が石を蹴ったりすると蹲りたくなるくらい痛いです。そんなことを繰り返しているとペースは遅くなってきます。

ただこのままキロ6.5で走ればギリギリ間に合うはずと走り続けるも、スントの表示は91kmを超えているのに90km地点にあるウオーターエイドに到着しない。距離が長いなら間に合わないかもしれないと不安になりさらにペースアップ。

そしてウォータエイドに12時間47分で到着し、水を補充しつつ、エイドスタッフに残り10kmですか?と聞くと『7kmくらいしかないよ。』と教えてもらった。そんなことはないと思うも、スントの計測が100kmになったらフィニッシュ地点付近だと考えることにして下っていく。なぜかウオーターエイドを過ぎて1kmくらい先に90km地点の看板があり『?』と思ったが、この表示は無視しました。

標高が低くなると暑さが厳しくなってきましたが、スタート20kmで睡魔に襲われ、残り80kmの距離が途方もなく遠い道のりに感じましたが、1歩1歩進むことでフィニッシュは近づいてきました。また第二関門通過時は厳しいと思えた13時間台もほぼ見えてきました。

舗装路に入った辺りで、踏んで跳ねた石が勢いよくぶつかったくるぶしの痛みが出てきたので、そこからは無理をせず歩きを交えて先に進みました。

これが14時間ギリギリだったら痛みなんて考えないで走ったでしょうが、ここまできたら無理する必要はないと判断しました。

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最後はゆっくり無理せず走って長いレースを終えました。

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フィニッシュタイムは13時間46分04秒と納得いくレベルではありませんが、序盤の状態を考えれば諦めずによく走ったと思います。

反省点はたくさんありますし、気づいた点もたくさんあります。

昨年ゴールした時は、もう砂利道はいいかな。おんたけはもういいかな。って思ったけど、今年の反省を元にもう1回くらい走っても良いかな。とレース直後にも考えていました。

ただ、昨年のようにおんたけがサロマの4週間後であればほぼ回復しているのですが、私の場合は3週間ではちょっと厳しいので、日程次第だと思います。もし走るのなら前日から王滝村に泊まり地元経済にも貢献したいと思います。

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こんな装備で走りましたが、ゼッケン横にある白い物についてなどアイテムについてその7以降で触れていきます。

しかし、このあと、一人で300km運転して帰ったのです・・・。



失速・リタイアの理由に気づき次に繋げるウルトラセミナー

4月以降様々なウルトラマラソンが開催されましたが、思うようなレースが出来た方もいれば、出来なかった方もいるでしょう。

あまりにも辛い体験になり、もうウルトラマラソンは走らない。と決めた方もいるでしょうし、次は頑張りたいと思っている方もいるでしょう。

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ウルトラマラソンは準備した以上には絶対に走れません。いきおいで走れる距離や時間ではないのです。

まさしく、準備100%です。

また、タイムは気にせず完走出来れば満足と考えて走った方もいれば、サブ10など目標タイムを定めて走った方もいるでしょう。

ウルトラセミナーに参加した方の多くが目標達成している一番の理由は、準備は大事だという意識を持っているからです。そして客観的に自分の力を認識する場になったからです。

そのようにウルトラセミナーは準備のためのセミナーでしたが、今回は新たな試みのセミナーを開催します。

振り返りのためのセミナーです。

思うような走りが出来なかった直接的な原因も大半の方は分かっていると思います。

中には『まだ走れたのに関門に捕まった。』という方もいますが、それは原因ではなく結果です。関門に捕まった原因があるのです。

直接的原因としては

・低体温症で命の危険を感じた。

・熱中症でフラフラになった。

・気持ち悪くなり補給ができなくなった。

・下痢になり続行不能になった。

・脚が痛くなり走ることができなくなった。

その他、いろいろあるでしょう。

でも、これは直接的な原因かもしれませんが、なぜそうなったのかを理解しないと同じことを繰り返します。

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さらにそれぞれに本質的な原因があるのに、それに気づいていない人もたくさんいます。


以前記事にしたことがありますが、ハーフマラソンは80分切って走れるのに、フルマラソンではほぼ毎回30km以降に失速している知り合いがいました。

本人は陸上経験がある若いランナーで、大会前に30km走を何回もするなど月間走行距離も多く、一生懸命走っていましたので、2時間50分は余裕できれる力はあるのに不思議に思っていました。

たまたまロッカールームで一緒になり話すと、いつも終盤に失速するのは30km走など練習が足りなかったのと、根性がないから最後頑張れないのです。

と分析していたので、彼にこんな質問をしました。

失速し始める時はどんな感じでしたか?

すると、視界が狭くなってきたり、フラフラしてきたり、ペースをキープする意欲がなくなったり、ホント根性がないのです。

と返ってきたので、失速の原因はガス欠と思ったので、彼に補給はしてるの?と聞いたら

補給はしっかりしてます。給水はしてるし、エイドにあるレーズンも何粒か食べました。

レーズン何粒か・・・。

ジェルなどはとらないの?

と聞くと学生時代は走っている時は給水もとらなかったし、仲間もジェルなどとってません。練習と根性が足りないのです。次のレースに向けて根性付けるために30km走を前より増やします。

と、答えて会話は終わった。

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それからしばらくして、またロッカールームで彼に会うと、『しんざわさん  風邪をひいてしまい、京都マラソンダメそうです。。ファンランにします。』と話しかけられた。

京都マラソン1週間前くらいのことで、今は治ったがしばらく寝込んだので調子が上がらないようです。

そこで彼にこう伝えた。

『どうせファンランにするなら、私に騙されたと思って20kmと30kmでエナジージェルをとってみてください。』

そして結果はアップダウンのある京都マラソンで、自己ベスト大幅更新の2時間40分台で走ったのです。

レース終盤も全く不安なく走れたようです。

本人もようやく理解しましたが、終盤の失速は練習不足や根性がなかったからではなく、単なるガス欠だったのです。

それに気づかなかったら失速するたびに、根性がない、練習が足りないと練習量を増やして、多分故障していたか、つまらなくなってマラソンをやめたでしょう。


ウルトラマラソンでも同様です。トラブルの原因を突き詰めることが目標達成に向けての第一歩なのです。

ウルトラマラソンで大事なことは準備と書きましたが、次のレースに向けた準備として、長時間走ったレースでの実体験を生かさないのはもったいないことです。

それをセミナーで教わるのではなく、自ら気づくためのセミナーにします。

そのためにセミナー前に参加者向けの事前アンケートにレースの振り返りなど書いてもらいます。

終わったことは忘れて次頑張ろう!とか、出来なかった言い訳なんか考えても仕方がない。という方は同じ失敗を繰り返します。

通常のウルトラセミナーとは違い、ワークショップ形式、討論形式なので少人数での開催になります。

開催日

2017年7月27日(木)  19-21時

開催場所

   
月島駅近くのカフェ

参加費

3500円

過去のウルトラセミナー参加者   3000円

ウルプロメンバー   ビジター  1チケット+1000円

ウルプロメンバー   レギュラー  2000円

サンプルなど

1ドリンク無料、アスリチューンなどのサンプル提供

ウルトラマラソンで武器になるアイテムなどセミナー会場価格で販売します。

オススメしたい方

・リタイアした方

・レース結果に納得していない方

・自分よりフルの遅いランナーに負けて悔しかった方

・どんな準備をしたらよいのか分からない方

・自分の可能性を信じている方

参加希望の方はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。



アスリチューン・ポケットエナジー  オレンジ味  開発中!!


昨夜、facebookページでお知らせした新しいアスリチューンの正体は、お馴染みのポケットエナジーの新しい味の試作品でした。

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板垣選手がサロマ湖ウルトラで砂田さんの世界記録に45秒に迫り優勝した時も、石川選手がIAU24時間走世界選手権で優勝した時も、その掌にはアスリチューンが握られていました。

石川選手など1日に30個のポケットエナジー、10個のエナゲインをとりました。これだけたくさんのエナジージェルをとるにはストレスなく飲めるということが非常に大事になってきます。

昨年と今年、ウルトラプロジェクトメンバーがサハラ砂漠マラソンを走りましたが、二人とも暑さからステージレース序盤で厳選して持参した固形物は食べられなくなったと話しています。そのあとレースを継続出来たのはポケットエナジーのおかげだったとレース後に振り返っています。

もちろん個人の好みは様々ですが、今までエナジージェルはフルマラソンでも飲むのがストレスだったが、アスリチューンはストレスなく飲めると話すランナーは多いです。

現在相当数のエナジージェルが発売されているので選択肢は広がっていますが、同じようなサイズであれば、ほとんど100kcalほどのエネルギー摂取ができます。そしてエナジージェルを使う最大の目的は、エネルギー摂取ですから、その点を考えたら好きな味や食感のエネルギージェルを選んだら良いと思ってます。

ウルトラプロジェクトメンバーの多くは、エナジージェルにポケットエナジーを使っていますが、ウルトラマラソンやウルトラトレイルになると、他の銘柄も入ってきます。なぜかというと、同じ味ばかり飲んでると最初は美味しくても次第に飽きてくるからです。

私はそこをカバーするために赤いパッケージのエナゲインの使用量が徐々に増えてきました。24時間走では、本来レース後に最も効果のある成分を配合している青のパッケージのスピードキュアも摂取します。どちらもエネルギー量は50kcalにも満たないので、ポケットエナジーのサポートとして使っています。

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そんなこともあり、アスリチューン開発者の三上さんに、自分が飲みたい味をより具体的に伝えて作ってもらいました。

まだアスリチューンユーザーの少ない頃は、同じ効果のサプリメントのフレバーだけ変えたモノを作る規模ではなかったと思いますが、ユーザーが徐々に増えてきたこともあり、開発に着手してくれました。

私が以前より欲しかったジェルはオレンジ味です。あっても良いだろうに中々目にしません。

そしてオレンジ味の開発に着手したのは、もう半年近く前です。オレンジ味と言ってもフレバーは様々で味はまるで変わってきます。ほとんど同じと言っても良い味の試作品も試しました。そんな中で徐々に好みの味に近づいていきました。

そして絞り込んでいった味の試作品をサロマ湖でも使いました。

エナジージェルなどサプリメントは、運動していない時に飲めるレベルでは、レースで使うにはストレスがかかることを覚悟して使わざるを得ませんが、今回の試作品は楽しみでした。

実際に使ってみて感じたのは、ポケットエナジーが2種類あるのは非常に大きいです。さらにエナゲインも使うので味が飽きることはありませんでした。

気温が低く低体温症のリスクがあるレースだったので積極的に補給をしていきましたが、ストレスなくレースを終えることが出来ました。

そしてほぼ発売できるレベルで作られたのが昨日の届いたのです。

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このオレンジ味のサンプルはアスリチューンユーザーも試すことができます。

アスリチューン10個    1個オレンジ味プレゼント

アスリチューン15個    1個オレンジ味プレゼント

アスリチューン30個    3個オレンジ味プレゼント

アスリチューン50個    5個オレンジ味プレゼント

サンプルがなくなり次第終了です。

詳細は開発者のブログを読んでみてください。

明日開催のウルトラセミナー参加者にもお渡しする予定です。



フル4時間54分のランナーが、3ヶ月で100km12時間12分で完走した衝撃。〜ウルプロメンバーの成長〜 その3

 

終盤一歩一歩に注意したには理由があり、野辺山ウルトラ71kmをリタイアしたのは、前半の林道区間で足首を捻ってしまい痛みと故障の不安から走れなくなったからです。

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ワッカの画像同様、ゴール後もかなり元気でとても100km走ったようには見えません。

今回、フルマラソンの自己ベストを更新しましたが、それまでの自己ベスト4時間56分と今回の12時間12分を比較すると倍率は2.49倍です。

もちろんこんな倍率で走れるわけもなく、3月からスタートまでの間にフルマラソンを4時間10-20分くらいで走れる力を付けたのです。

4時間20分の力があったとしても2.82倍ですから、上手なレースマネジメントが出来ました。

秋冬には本人が入会前には考えたこともなかったサブ4にチャレンジすると話しています。今回の完走は本人はもちろん嬉しいでしょうが、私も嬉しいです。

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走力のある若いランナーが実力をつけていくお手伝いをするのはやりがいありますが、中々タイムが伸びない。むしろ落ちていくばかりで何とかしたい。このレースを完走したいと入会していただいたメンバーが笑顔になるお手伝いもやりがいがあります。

ウルトラプロジェクトには20代前半のメンバーもいれば、60代のメンバーもいます。様々なカテゴリーの大会で上位に入るメンバーもいれば、フルマラソン5時間台のメンバーもいます。

ウルトラマラソンを走るランナーもいれば、トレイルランナーもいます。登山家もいれば、トライアスリートもいます。オープンウォーターでのスイムがメインのメンバーもいます。

様々な目的や価値観をもつメンバーが集まっているのです。ただ一つ言えるのは、良い方々に集まっていただいたなー。ということです。

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ウルトラプロジェクト7月練習会予定はこちらです。

また、今月中に、サロマ湖ウルトラに限らず、ウルトラマラソンで思うような走りができなかった直接的な原因だけではなく、その奥底にある原因などに気づくためのウルトラセミナー(ワークショップ)を開催予定です。いつものウルトラセミナーとは違い、もっともっと一生懸命考えてもらいます。そのため少人数で行う予定です。ご興味のある方はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。日程が決まれば優先的にご案内するほか、日程調整の際に希望開催日など参考にさせていただきます。

 



フル4時間54分のランナーが、3ヶ月で100km12時間12分で完走した衝撃。〜ウルプロメンバーの成長〜 その2

 

そして、大会前日には他の初100kmに挑む2人のチャレンジャーと私の4人で女満別空港からレンタカーで移動しながらコースの説明を行いました。

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この100km初チャレンジの3人は全員完走し、さらに宿で合流した初チャレンジのウルプロメンバーは、9時間15分台で完走しました。また同宿した友人も完走したので私を含めて6人全員完走でした。

前日初100kmチャレンジの4人に伝えたことは、具体的にこの気象状況ならどんなウェアを着て、自分はどんなペースで走れば良いのかなど実践的なモノです。

また、樋口さんには上り坂は全部早歩きにすることも伝えました。この練習もしてきました。

そしてレース当日を迎えました。

暑くない気象状況は樋口さんにとっては追い風だと思いましたが、私自身も、樋口さん自身も完走できたとしても関門や制限時間との勝負になると思っていました。

だからこそ12時間12分でゴールしたことに私も、本人も驚いたのです。
多くのランナーが苦しんだワッカもこんな軽やかな足取りです。

樋口さんはレースをこのように振り返りました。

お陰様で最高の直前準備が出来、予想外の結果に繋がり、大会後の復習まで出来ました

思い返すと、2月6日野辺山のウルトラセミナーで初めてお目に掛り、翌週2月13日のサロマ湖セミナーに参加して以来4ヶ月余り

プロジェクトに入会させて頂き、「ゼロ」というよりも「マイナス」からのスタートとなりました

今思うと、新しい取り組みによる不慣熟や大会そのものへの準備不足もあり、4月長野マラソン、5月野辺山ウルトラマラソンと続けてDNFとなり悔しい思いをしましたが、一度フォームや走り方、レースマネジメントを見直したことが、今回のサロマ湖の結果に繋がったものと確信しています

以下大会の振り返りです。

5月下旬の 野辺山ウルトラマラソン71km DNFから早ひと月が経ちました

エントラントの方々から、冷たい風雨の厳しい条件下での大会と感想が聞かれます

自分のフルマラソンの持ちタイムからは、13時間の制限時間は厳しいとの見解を多数頂く、正に逆風の中でしたが、ウルトラマラソンは何が起こるか解らないから、最後まで決して諦めない気持ちを忘れずに、スタートラインに着くまで自分に出来る準備に専念して号砲を迎えました

序盤風雨と水溜りに行く手を阻まれる展開となりますが、プライオリティの無い小生は敢えて体力温存、ギリギリまで待機列に着かずに雨を凌ぎます。

結果スタートライン通過まで3:59経過しましたが、先の長丁場を控えてか、慌てることなくラップを刻むことが出来ました

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10kmまで 設定 64 / 実際のタイム 64’51 通過タイム 1:08:50

6’30/km ペースで進め、当初の計画比スタートのロスタイム約4分+50秒の入り

20kmまで 64 / 62’11 2:11:01

6’13/km まで上げて、ペース計画比+3分まで挽回

30kmまで 70 / 65’15 3:16:16

6″32/km で踏ん張り、ここで計画比 1″45の蓄えに

40kmまで 74 / 69’19 4:25:35

6’56/km で粘り、6’25までマージンを増やして

42.195km地点へ … 4′40″04

PBで通過、余裕を持ってその先の領域へ一歩

過去3度経験した54kmの大会では、結構一杯一杯での通過だったので、気持ちに少し安堵感を覚えます

50kmまで 78 / 74’26 5:40:01

流石に7’27/km までペースは落ちますが、ペース計画比はクリアして、約10分の蓄えで後半戦へ

因みに結果論ですが、前半をフィニッシュタイムの46.4%での通過となりました
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60kmまで 85 / 76’03 6:56:04

7’36/km ドロップバッグもありよくまとめられたと思います

また、いよいよ未知の領域へ … 幸い19分程マージンを拡げられました

70kmまで 84 / 75’31 8:11:35

7’33/kmで踏ん張ります … 結果この先で少々疲労を感じることになりますが、完走へのポイントだったと思います

蓄えは27分余りとなり、突然のアクシデントの不安だけが頭の片隅を過ぎります

80kmまで 84 / 79’40 9:31:15

7’58/km と疲れが出ました

途中の私設エードの方から、サロンパスをお借りし、もうひと方にはコーラを頂き、リフレッシュ!感謝しきりです

当初のペース計画比、32分程先行して終盤のワッカへ突入

90kmまで 84 / 81’17 10:52:32

8’08/kmまで落ちますが、計画比35分のマージンが気持ちに余裕を与えてくれます

森を抜けて強い向かい風が体力を奪いますが、エードでの温かいお茶と俵おむすびが活力となりました

フィニッシュラインまで 84 / 80’03

( 目標タイム12:51 / 実際のタイム12:12:35 )

最終盤、一歩一歩に何か落とし穴があるのではと慎重には慎重を期します

比較的余裕を持って 8’00/kmペースで守り切り、栄光のフィニッシュラインを通過

12:12:35 計画比 38分、制限時間まで47分を残しての記録となりました。

最後の最後まで準備はしました … しかし何か目に見えない力にフィニッシュラインへ向けて引き寄せられたのは間違いありません。

数多くのアドバイス、そして練習会 etc どれか一つ欠けても得られなかった結果と全ての関係各位に感謝します。

ウルトラマラソン … また走りたい!と言う気持ちが、初100kmを走った現在の心境です。

 

以上、樋口さんから頂いたレース振り返りですが、本人も書いているとおり順調過ぎて落とし穴があるのか不安になったようです。



フル4時間54分のランナーが、3ヶ月で100km12時間12分で完走した衝撃。〜ウルプロメンバーの成長〜その1

今回のサロマ湖ウルトラでは板垣選手が有言実行で世界記録に挑みあと45秒に迫りましたが、それ以上に驚いたのは9時間前半の自己ベストで走ったウルトラプロジェクトメンバーの走りではなく、12時間12分35秒で初の100kmレースを完走した樋口さんの走りです。

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樋口さんに初めて出会ったのは2月のサロマ湖対策のウルトラセミナーです。

参加時に提出いただく申込書のフルマラソンベストタイムには4時間54分32秒と書かれていました。

100kmはフルの何倍か?と言えば、4月発売のランニングマガジンクリールの特集にも書いていますが、コースによりまるで変わるし、同じコースでも気象条件により全く変わります。

ただ、国内で最もタイムが出やすいコースがサロマ湖ウルトラマラソンで、過去2年のタイムを見ると上位選手はだいたい2.7〜2.8倍で走ってます。上位選手は練習量が多く、持久系で、さらに上手なレースマネジメントをしたから上位に入ったわけです。2015年の男女5位まで10人のタイム倍率を調べたら平均約2.75倍でした。

ランナーのタイプにもよりますが、気象条件が良い時でも、初めて100kmにチャレンジする男性ランナーは3倍が目安になります。

樋口さんで計算すると

4.9時間×3=14.7時間・・・

制限時間は13時間ですからかなり厳しい。

仮に13時間で走ったならフルの2.65倍です。女性の超持久系のトップランナーが気象条件が良ければ出せるかもしれない倍率です。

セミナーで本人もこの現実にぶち当たりました。セミナーに参加する前にも漠然と厳しいと感じてはいたようですが、数値で突きつけられると多少(?)ショックだったと思います。ただなんとなく厳しいと感じている状態から脱却したのが今回完走した第一歩です。

私は樋口さんに、現在の走力だとよほど気象条件がよく、かつレースマネジメントが上手くいったとしても完走は厳しい。まだ時間はあるから走力を付けましょう。と伝えました。

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その後、縁があり、ウルトラプロジェクトに入会した樋口さんのフォームを見て、これは伸びしろがあると思いました。

はい、かなり改善の余地がある走りだったのです。

ウルプロ 午後練に関してはこのような記事を書いてるので読んで見てください。

この画像は何回か午後練に参加してフォーム改善が進んだ後です。

当初は大きく後傾し、顔が上がり、一歩一歩ブレーキをかけながら走っていました。またお腹より頭が後ろにあり、後傾するからガニ股気味の走りになっていました。かなり非効率な走りでした。

この画像はまずは目線が上がって後傾しないように意識して練習している時のモノです。

それと最初の頃から意識するよう伝えたことは、とにかく上体の真下で接地することです。真下で接地するために何をすれば良いかを模索してもらいました。

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パーソナルレッスンもしましたし、忙しい中、可能な限り練習会にも参加されました。

多分、自宅で腹筋やスクワットなどのトレーニングなどもしたと思います。

また、サロマ湖を完走するために、効果があるアイテムなどもいろいろ試しました。

その一つがランニングネックレスKERNELです。画像はその効果をテストした一場面です。


5/17ウルプロ午後練 〜KERNEL(カーネル)を体験して驚く〜

その努力の成果が現れ、ランニングフォームもだいぶ変わってきた他、体重はさほど変わっていないらしいですが、見た目はかなり引き締まってきました。

また、複数回のウルトラセミナーに参加して、効率よく走るためのイメージを固めていきました。

そのような過程を踏んで走力も徐々に付いてきました。ウルトラセミナーに参加した時は絶望的に厳しく感じた100km完走は徐々に見えてきました。

大事なことは本人がどのようにすれば目標達成できるかイメージできるようにすることです。