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四万十川ウルトラで川内鮮輝選手が優勝!と、10月21-22日開催のウルトラアカデミーについて 

本日開催された四万十川ウルトラマラソンで、来週末開催のウルトラアカデミー荒川で講師をする川内鮮輝選手が優勝しました。

タイムは6時間42分06秒と今までの自己ベスト7時間15分29秒から大きく更新しました。

大会記録は1999年の第6回大会で内芝修司選手が出した6時間38分01秒です。

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実はサロマ湖ウルトラマラソンよりアップダウンのある四万十川ウルトラマラソンで6時間40分以内の記録が出ていることの認識はなく キロ4より速く100KM走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜  に掲載漏れをしていたのでは?と思っていましたが、内芝選手は歴代18位にランクされていました。また四万十川歴代2位の記録である6時間41分12秒を1996年に出した近藤公成選手の自己ベストは6時間26分23秒で日本歴代7位にランクされているランナーです。

このレジェンドと言うべき2人のランナーに続く素晴らしいタイムで川内選手は優勝したのです。

近年の優勝タイム(敬称略)

2016年 6時間55分48秒 大林 僚

2015年 6時間52分53秒 原 良和

2014年 6時間43分24秒 原 良和

2013年 6時間48分44秒 原 良和

2012年 6時間45分45秒 原 良和

2011年 6時間47分40秒 原 良和

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20kmごとラップは、1:23:26 - 1:14:31 - 1:18:30 - 1:21:50 - 1:23:47 と非常に安定したペースであり終盤まで崩れずに走りきったことが数値から分かります。

ゴールタイムに占めるラップ推移は20.8% - 18.5% - 19.5 % - 20.4 % - 20.8%ですが序盤の20kmは登り基調で、20-40kmの区間は下り基調であることを考えると体感的にはイーブンペースでしょう。

大会後に川内選手はこのように話しています。

『ある程度納得できる結果を出せて、安心しています。 あと8ヶ月、まだまだやれることがあるので、引き続き力をつけていけるように頑張ります!』

8ヶ月後とはもちろん2018年6月に開催されるIAU世界選手権日本代表選考会であるサロマ湖ウルトラマラソンで日本代表を勝ち取ることです。2016年世界チャンピオンの山内英昭選手(PB 6時間18分22秒)、2017年世界ランキング1位の 板垣辰夫選手(PB 6時間14分18秒)他、世界レベルの選手が集まるサロマ湖ウルトラは熱い戦いになりそうです。

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川内選手が講師をするウルトラアカデミー荒川のタイムスケジュールは以下のとおりです。

10月21日(土)

オレンジキューブ会議室(JR埼京線・戸田公園駅徒歩5分)
①9:30~10:50 『フル/100kmに共通する伸び悩みの根本』(井上真悟)
②11:00~12:20 『フル/100kmで成果を出すためのプランニング』(新澤英典)
③13:00~14:20 『故障なく走り続けるための身体づくり』(小谷修平)
④14:30~15:50 『シューズトラブルと当日準備のQ&A』(北川司)
⑤16:00~18:00 『動きづくりとスピード持久力アップ練習会』 (能城秀雄)
★19:30~21:00 『各講師との夕食懇談会』

10月22日(日)

板橋区立企業活性化センター(JR埼京線・浮間舟渡駅徒歩5分)
⑥9:30~10:50 『フル/100㎞に共通するトレーニング概要』(中台慎二)
⑦11:00~12:20 『後半失速を抑えるための補給学』(サプライズ講師)
⑧13:00~14:20 『フル/100kmで成果を出すための実例トーク』(川内鮮輝)
⑨14:30~18:30 『走力向上15㎞LT走』(井上真悟、新澤英典、小谷修平ふくむ講師陣)
★19:30~21:00 『各講師との夕食懇談会』

川内鮮輝さんは、井上真悟さんとのトークで主に以下について話していただきます。

・フルとウルトラのトレーニングは、相乗効果を出すことが可能か?
・ウルトラで成果を出すために日常生活のなかで意識していることは!?
・故障予防、体調管理のなかで特別意識してケア方法について

先日、二人と打ち合わせをしましたが、川内鮮輝さんの話す内容はすごく納得しました。

川内3兄弟の日常の食事の考え方や大会前のカーボローディングと行った川内家の話はもちろん面白いと感じましたが、それ以上に川内鮮輝さんのモチベーションの高め方や100kmで結果を出すための練習方法など納得の内容でした。

もちろんトップランナーにしか参考にならない話ではなく、フルマラソンや100kmマラソンで自己ベストを目指している全てのランナーの参考になる内容です。

一言だけキーワードをお伝えします。

日常生活と走ることの境目を薄くする

この言葉には多くのことが含まれています。ぜひ川内家の次男ではなく、ウルトラランナー川内鮮輝さんに会いに来てください。

私も2日間フルに会場にいる予定です。

1講義から参加できますので、申込ください。

セミナーの詳細および申込はこちらです。

ウルトラアカデミー荒川 申し込みページ



10/11    ウルプロ午後練〜肩甲骨と骨盤の連動と接地で上体が追いつくように〜

毎週水曜日は午後練を開催してますが、ここ2回はまだアップ出来ていません。書くこと伝えたいことがたくさんあり過ぎてとまっていました。

メンバーには毎回振り返りをしてもらっているので、それらの紹介だけどもかなり参考になる記事になるので少しづつ紹介していきます。

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前後しますが昨日の午後練を先に書きます。

練習でメンバーに伝えて、動いてもらい、考えてもらい、言葉にしてもらい、気づいてもらったことはたくさんあります。今回はその一部をお伝えします。

ウルトラプロジェクト練習会では可能な限り、欠点や悪いところを指摘だけするようなことがないように気をつけています。

腰が落ちてる

後傾している

肩に力が入っている

と注意されるだけで、正しく動けるようになる方は稀です。

動けるようになる方は、どうすれば良いかを分かっていながら、意識が飛んでいる方で、注意されれば動けます。

実際、昨日の練習中にも、意識が飛んでる時に『肩!』とか声をかけることはあります。

ただ、どのようにしたら修正したらよいか、意識したらよいか悩んでいる方に、指摘だけしても変わりませんし、間違ったことを模索してより悪くなってしまうこともあります。

午後練では指摘だけするのではなく、メンバーと一緒に考えて変えていくような練習会にしています。

昨日に限りませんが、午後練では特に、肩甲骨と骨盤の連動と、接地時にしっかり身体が乗る感覚を掴んでもらうよう練習しています。

腰が落ちるとか肩に力がはいるとかは結果論であり、悪いところを修正する意識も大事ですが、気付いたら修正できていたというのがベストだと私は思います。

練習会では可能な限り難しい言葉は使わないようにして参加者全員が分かる言葉を使うようにしてます。

タイトルにある肩甲骨と骨盤を連動させてください!なんて言葉だけを伝えることはなく、先に動いてもらいメンバーが動きを理解してから、肩甲骨と骨盤の連動という言葉を使います。

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午後練前にパーソナルをしたOさんは骨盤を動かすことで、身体がスムーズに動くことを理解しました。トレラン中心ですがサブ3.5目指すと話していました。


故障から復活して徐々に走りを取り戻してきたAさんはかなり動きがよくなってきました。サブ3.5目指してます。


チャレンジsub3.5をキッカケに入会したKさんは癖がないフォームです。今回意識したことを繰り返しやったらかなり良くなります。午後練初参加でいろいろ気付けたようです。


Tさんは悪い点、修正すべき点を理解してだいぶ変わってきました。以前と比べると左右のブレなど小さくなってきました。


Hさんは週末開催の奥武蔵練習会で伝えたことを意識して動きました。まだまだ伸びしろはたっぷりあります。


Hさんは大会を入れ過ぎていて最近体調を崩していますが、意識すべき点は分かっています。あとは定着させるだけです。


自転車で停車中に高校生の自転車に追突され骨折したOさんが2ヶ月ぶりに練習会に参加しました。思った以上に走れて本人もビックリです。事故前にパーソナルで身につけたことは定着していて嬉しかったです。

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昨日はアマゾンで品切れ中の『覚醒せよ、わが身体。』の著者八田さんが練習会にお越しいただきました。読んだら全体的な感想を紹介したいと思います。

練習後にはアスリチューン・スピードキュアで素早いリカバリーを目指しました。

ウルトラプロジェクト練習会日程はこちらです。入会や体験参加などお問い合わせはFacebookページにてご連絡ください。



低酸素ルームしかも自走式トレッドミル 8回クーポン12000円(オープン特別価格)

今日はウルプロ練習会で10000mのペーサーをしてから、本日錦糸町にオープンしたケッズトレーナーに行ってきました。

体験して気に入った低酸素ルームの月会員になろうと思ったら、当面は1回ごとに支払うか、クーポン購入になるようです。


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しかしこのクーポンが凄い!!

オープン特別価格ではありますが、8クーポンで12000円です。

なんと1回あたり1500円

しかも、有効期限は3ヶ月・・・。

しかも、購入者以外の利用もOK!!

使いきれないと思えば友人にプレゼントしても良いし、まずは数回使いたいという方なら友人や家族とシェアしても良い。

私は少なくとも今月は週2回継続利用して8回使い切ります。かなり効果を感じているので神宮外苑24時間までに身体を作り直したいと思います。


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自走式トレッドミルを導入しているスポーツジムはまだまだ少ないと思いますが、名前の通り『自走式』なので、通常のトレッドミルのように走らされいる感もなければ、上に跳ねているだけではローラーが回りません。しっかり接地に乗り地面を押さないとペースは上がりません。このマシンは特に後傾しやすいランナーに使ってほしいと思います。どの位置で接地して押せばスピードが上がるか模索していけばフォームも改善できます。

自走式トレッドミルで効率よいランニングフォームを作る〜低酸素ルームの活用〜

その辺りについてはこちらにまとめています。

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昨日は、690M×22本    〜クリールシューズトライアルで一気試し履き〜 で書いた通り、20km程度走りました。金曜日夜は練習会で、木曜日は低酸素トレーニング、水曜日は練習会と少し体が疲れている中で、織田で10000mをしてからの低酸素なので今日は練習前から少し血圧が高めでした。(それでも一般の方の平均値ほどです)今日はリストに心拍計のついていないスパルタン・ウルトラを付けていたので常時心拍数を確認することはできませんが、5分間隔ごとに血中酸素濃度とともに心拍数を計測しましたが、心拍数はさほど高くないのですが、血中酸素濃度は木曜日より下がりやすかったです。

トレーニング中は2500mまで上がっていたようですが、前回より少し高いです。これも多少影響していますが、やはり疲労だと思います。スタッフは昨日4000mまで高めたらしいですがかなりキツイようです。

冷房の聞いたルームは気持ち良いのですが、汗びっしょりでした。

終わってからストレッチスペースで身体をほぐしました。

もちろん次回予約も入れました。

ご利用の際は予約して行きましょう。

 



ウルプロメンバー 植村雄一郎さん サブ3達成  目標達成に大事なこと②〜ウルプロ入会後急成長〜

 

前話で植村さんがウルトラプロジェクト入会時の気持ちや目標などを紹介しましたが、今回は入会後のことを紹介します。

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2016年7月の練習会に参加した植村さんの走りを見て、肩に力が入ったフォームでしたが筋力は相当強いので速くなるなーと思っていました。当時はまだサブ3.5をしていないレベルでしたが、速いグループに入って果敢に付いて行きました。

そして目標達成のための練習計画の考え方などを伝えると、苦手な30km走などを一人で黙々とこなすなど徐々にランニングにのめり込んで行きました。

元々凝り性なのでしょうが、練習会に来るために速くなる自分を感じることができ楽しかったのだと思います。また奥様の育子さんも7月に入会し一緒にランニングライフを楽しんでいました。

徐々に速くなる植村さんを練習会で見ることも楽しかったのですが、急激に力が付いて来たこともありますが、練習会後にメンバーと食事に行った時などに、速くないと走る意味がない的な発言が出るようになってきたので注意したことがあります。

本人は自分を鼓舞するために話していたのは分かりますが、誤解されると思ったからです。

ランナーの中にも、ランニングをする目的や価値観は違うし、年齢、体力、経験などだけではなくランニングに使うことができる時間も様々です。そのように様々な環境にあるランナーが一緒に練習を行う時に大事なことは、メンバー同士がそれぞれの価値観を尊重することです。そして頑張っているメンバーを応援し、良い走りをしたら自分のことのように喜びあえるような関係になったら素晴らしいと思っています。

そんなことを伝えて行きましたが、この前、植村さんから、こんな言葉がありました。『大会は一生懸命練習した成果を出すために走る場所だと私は思っているので、練習もしないで大会に出るランナーは理解できませんでしたが、最近は色々な楽しみ方があって当然だと思えるようになってきました。』余裕が出てきたようです。

そして、北海道マラソンでは暑くてもサブ3.5はできるレベルに達した植村さんとペースや補給などアドバイスをして大会に備えました。

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大会前にこんなメッセージが届きました。

ブロックはFになってしまいました。
北海道マラソンエントリー時、非公認大会の横浜マラソンの記録しかなかったため、ベストタイムなしとしてみなされてしまったようです。 ①実業団・招待選手 ②ベストタイムありの選手 ③予想タイム申告選手 ④何も申告なしの選手 の順でスタートブロックを決定するので予想タイムを伝えても、ベストタイムがないのでベストタイムの遅い人よりも後ろのブロックになってしまうのです。 と北海道マラソン事務局に問い合わせたら言っていました。 全部でIブロックまであります。 スタート地点までのロスと3キロ地点くらいまでの混雑でロスタイムは12分くらいありそうですから 3時間18分!! 頑張るしかないですね。ブロックに関してはもうどうにも出来ないので、Fブロックからいかに追い上げるかです。 前半は蛇行せずに力を温存して、空いてきたらスピードアップします。

 

2016年8月28日 北海道マラソン

3:28’40”(3:24’04”)

ランニングライフ1年目の大きな目標である別府大分毎日マラソンの資格を得るための最後のチャンスとなった大会であり、当時の自分は1年目で別府大分毎日マラソンを走れなければ、走る意味がないとさえ思っていました。

その北海道マラソンのエントリー時点では、公認大会の完走記録がなかったのでFブロックスタートになり非常に落ち込んでいました。北海道マラソン事務局に「別府大分毎日マラソンの参加資格を狙っている。スタートブロックはなんとかならないか?」と問い合わせたのですが、当然ながら何ともなりませんでした。

やるしかないので、Fブロックからでも絶対にグロスでサブ3.5をしてやると意気込んでいました。

ウルトラプロジェクトに入会して、マラソンが速くなるための練習を2ヶ月間行ってきました。今まで練習したことのなかったインターバルや、真夏の暑い中の嫌いな30km走を複数回実施しました。出来ることは全てしたと、満を辞して挑むことが出来ました。

Fブロックスタートを意識しすぎて、オーバーペース気味で入り30kmから失速したのですが「別府大分毎日マラソンに絶対に出る!!」という思いから35kmから再びペースを上げ、サブ3.5を達成しました。

別府大分毎日マラソンへの思いが勝りました。北海道マラソンは私のマラソンの原点となる大会です。

 

北海道マラソン開催中、私は日本陸連(JAAF)公認ジュニアコーチ研修中でしたが、休憩中に電話をいただきました。嬉しくて感極まっているようでした。本人が北海道マラソンにかけていることは分かっていたので私も嬉しかったです。そしてレース後にレース展開や補給などについても振り返ってもらいました。

レースに限らず練習でも、良い走りができた、できなかったで終わったら次に繋がりません。出来たのなら、なぜ出来たのか?出来なかったのなら、なぜ出来なかったのか?どうしたら良いのか?など考えてもらっていますが、植村さんはその後もしっかり振り返っています。このレース頃から入会前の目標を上方修正するようになりました。

当初大阪マラソンは3時間15分を目標にしていましたが、少し上方修正し、序盤はサブ3ペースギリギリ(4’15/km程度)で走り、そのペースを体感してもらい、きつくなったら粘らずに徐々に落として3時間1桁を目指すことにしました。

2016年10月30日 大阪マラソン

3:05’00”(3:03’58”)

北海道マラソンが終わりスピード練習、ロング走も継続していました。当時の自分の実力はサブ3.5くらいと認識していました。

そんな中、大阪マラソン2週間前に高島平ロードレース(20km)に出走しました。この大会は5kmの周回コースで箱根ランナーやオリンピックランナーも出場する大会です。

トップランナーに周回遅れにされた際にスピードの違いを目の当たりにし、実力が全然違うのに、すごく悔しい気持ちになりました。

少しでもそんなランナーに近づきたいという思いや、タイムに対する欲が強くなり始めた頃です。この大会では自分が思っていた以上のタイムで走ることができ、力がついてきたことを実感しました。この頃からサブスリーを意識し始めました。

そして、大阪マラソンに出走。目標は(走れない大会ですが、)大阪国際女子マラソンの参加資格タイムの3:10’00”でした。

後半も大崩れすることなく目標タイムを上回り、大幅にPBを更新出来ました。思っている以上に力がついていると自信がつき、その後、速い人が集まる練習会にも参加するようになりました。

PBを出した後は、体は疲れているのですが気持ちが乗っているので負荷の高い練習も出来てしまいます。実際、私も気持ちが乗っていたので大阪マラソン直後に負荷の高い練習をしたところ体は正直で調子を大きく崩してしまいました。フルマラソン直後は休むことがとても重要であると認識した大会です。

大阪マラソン以降、たくさんのランニング仲間ができました。類は友を呼び、頑張っている市民ランナーは頑張っている市民ランナーを引き寄せるんだと思いました。

 

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レース後に振り返りを送ってもらったのがこちらです。

あと2分くらい速く走れると思っていましたが、少し暑くて出来ませんでした。 風はなかったのですが、スタートタイムが16度で日差しも強かったので日なたは暑かったです。 10月末の大阪はこんなもんかもしれないです。

悪かった点

① 30キロ過ぎてからの粘り・・・北海道マラソンは是が非でもサブ3.5だったので、足が30キロで終わっても必死に粘り、粘れました。 タイムは30キロ以降の大阪マラソンの方が断然速いのですが、今回はサブ3が出来ないと思ってから粘れなかったと思います。

② 8kmでの足の張り・・・8kmまでは4’10″/kmペースで走れていたのですが、足に張りが出てからは4’15”-20″/kmに落としました。 足に張りが出た理由は、 オーバーペースなのか、水曜日の練習会でAで3本して翌日の育子の練習のペーサーでB+をして疲労が溜まっていたのかはわかりません。 疲労が問題なら、レース週の練習量を減らせばいいのですが、オーバーペースであるなら、もっとスピード練習をして足を作らなければならないと思います。

良かった点

①35kmまで足が持った・・・これはペースを落としたからというのもありますが、練習で距離を走ったことが大きいと思います。 距離走の成果が出ました。

②1番遅いラップでも4’40″/kmまでにまとめられた・・・自分自身の中で粘れなかったとはいえ、足が終わっても4’40″/kmまでにまとめられたのは自信につながりました。 スピード持久力がついてきたのだと思います。

今後について

11月末までは大会もあるのでスピード練習とつなぎジョグ練習のみでいいと考えています。 12月は湘南国際ハーフ、青島太平洋もロング走のスピードロング走と位置づけして、400km/月走る予定でいます。 週に2回(疲労があれば1回)スピードポイント練習をするつもりです。 1月はハーフが2つありますがスピード練習の位置づけです。 月間200km/月で週2回のスピード練習をして別大に臨むつもりです。

 

本人は30kmからの粘りを悪かった点としていますが、レース前に決めたプラン通りに走り、さらに自己ベストを大きく更新したのです。目標も明確になってきました。

しかしこの頃から少し迷いが生じはじめ試行錯誤の時期に入ってしまいました。

 



8/19  ウルプロ奥武蔵練習会  〜ウルプロシャトルランは精神鍛錬にもなる〜その1

20mシャトルランは、20m間隔で引かれた2本の線のあいだを、合図の音に合わせて走る種目で、2001年から文部科学省の新体力テストで、新種目として採用されました。

私の頃の持久力測定は1000m走や、1500m走でしたので、したことも聞いたこともありませんでしたが、昨年公認スポーツプログラマー資格講習で初めて体験しました。ゲームとしても面白かったです。

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今回その20mシャトルランを奥武蔵でしたわけではありません。

土曜日夕方は天気が荒れ予報であり、練習中の雷は避けたいのでいつもより早く集合してスタートしました。

仙台から参加のIさんは、ウルトラセミナー参加がキッカケで入会し、初100kmの東京柴又でサブ9したメンバーです。300km車を運転してきていただきました。また、体験参加のMさんも、ウルトラセミナー参加者です。

今月は日程的にウルトラセミナー開催は難しいですが、9月初旬に四万十川ウルトラマラソン対策セミナーを開催予定です。日程はまだ決めていませんが、日程によっては参加したいなどお問い合わせはFacebookページのメッセージでお願いします。

練習会に話を戻します。

スタート時点で既に蒸し暑く、メンバーには脱水予防のためのスマッシュウォーターSHOTONEと、アスリチューン・エナゲインを提供し飲んでもらいました。

暑いので、3kmくらい先で休憩してとクニさんに伝えて先頭をIさんと走ってもらい、私は最後尾で体験参加のMさんと走りました。

鎌北湖からの最初の急坂に驚いたようですが、フルマラソンのタイムがほぼ5時間ですから仕方がありません。無理に走るのではなく、急坂は歩いても構わない。急坂を歩くくらいのスピードで走って疲れて平地や下りが走れなくなるなら、急坂は歩いても平地や下りが走れたらトータルでは速いことなど伝えながら、歩き方など伝えました。

心拍計を持っていたので、マイルールを決めてもらいました。Mさんは心拍数が高めなので、175を超えたら歩いて、155に落ちたら走り出すことにしました。歩くときは腰の位置を高くして手脚をしっかり動かしてもらいました。

また、上りの走り方も教えましたが、飲み込みが早くリズムよく走れる距離が増えてきました。

3kmほど上るとみんなが待っていたので少し休憩しました。それからまた3kmくらいで休憩です。ここで少しやり方を変えました。速いメンバーの休憩が長くなってしまうので、それを解消しつつ、ゆっくり走るメンバーが気を使わない方法を編み出しました。ちょっと大袈裟ですね。

何をしたかというと、スタートする際に、Iさんには500m鎌北湖方面に戻ってもらい、そして再び顔振峠に向かって走ってもらったのです。現在の位置に戻るまでなんと1km走ってもらうのです。余裕がありそうな女性メンバー2人には100mと150m戻ってもらいました。

そしてIさんが、先頭をゆっくり走るクニさんに追いついたら休憩にしました。

私は最後尾で走りました。

すぐに女性メンバー2人は私たちを抜かしていきましたか、かなり走り方がよくなりました。

しばらくしてIさんが私たちを抜いていきましたが、かなりハイペースでした。

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次の集合地点ではIさんは300m、女性メンバー2人は100mシャトルランにしました。

せっかく進んだ距離を戻るのは精神的にキツイけど、女性メンバー2人が話すには前に追いつこうという気持ちになりペースが上がったと話していました。

Iさんが再び先頭に追いつき休憩しました。


ここから登りの動画を撮影しました。そのカット画像です。


Iさんは富士登山競走も速かったけど、接地時にしっかり乗れているしリズムがよく軽そうに登っています。


クニさんはハセツネサブ10で、富士登山競走も3時間30分台で走るランナーです。




だいたいタイム順ですが、楽に上るメンバーと、そうでないメンバーを比べると腰の位置が違います。

体験参加のMさんはアドバイスをしっかり吸収してかなり良いフォームになってきました。スタートから少しづつ伝えていきましたが、これは腹筋に意識をもっていってもらった頃です。

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ヘアピンカーブで集まってから茶屋に各自のペースで向かいました。

みんなウェアを絞れば汗がジャーと出るくらい汗をかいていました。

Mさんは腹筋の大事さは今まで感じたことはなかったけど、今回フォームを保てないことから腹筋鍛えないとうまく走れないことに気付いてもらえました。

そこで自宅でやって欲しいレッグレイズの方法を教えて、また多くのランナーが弱い、尻や太もも周りの筋肉を鍛えるためのスクワットのポイントを教えました。


ここでスクワットをするランナーはあまりいないでしょう。。

そして折り返します。



100km8時間以内で走る女性ランナー 〜8時間以内の日本の女性ウルトラランナー一覧〜

img_9896-1.jpg

先日、男女問わず6時間40分以内で走るランナーについて以下のように投稿しました。

キロ4より速く100KM走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜

続いて、女性ランナーについて100kmの日本歴代ランキングをまとめてみました。

男子同様20人程度にしようと調べたところ、8時間以内で走ったランナーが22人いたのと、男子同様、世界選手権の日本代表に選出されるタイムの目安が近年は8時間のためこの基準で一覧表を作成しました。

8時間以内というタイムはかなり速く、平均4’48/km(5km24分)で走り続けることで達成できるペースです。参考までに女性でサブ8を達成するランナーのフルマラソンタイムは2時間55分前後です。

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今回の集計も前回までと同様、100kmマラソンの公認記録についてDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)の歴代ランキングと年度別ランキングに掲載されている公認記録のみ掲載させていただきました。

ウルトラマラソンをしている方は、DUVサイトで自分の記録を調べてみてください。サロマ湖など走った方であれば、自分は世界ランキング何位なのか分かりモチベーションが高まります。

ちなみに私は2015年は386位で、今年は現時点369位です。また2016年の24時間走では175位でした。

*以下出典はDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)やサロマ湖100kmウルトラマラソン公式ページです。

歴代順位-記録-名前-開催年-(8時間以内の回数)敬称略

  1. 6:33:11 安部 友恵 2000
  2. 7:00:28 櫻井 教美 2007(5)
  3. 7:11:42 川口 紀子 1996
  4. 7:23:56 翔 ひろ子 2007(7)
  5. 7:30:23 堀田 麻樹子 2002(3)
  6. 7:33:36 片山 志保 2012(4)
  7. 7:36:39 望月 千幸 2015(4)
  8. 7:37:21 加納 由理 2017
  9. 7:38:03 関谷彰子  2002(3)
  10. 7:39:51 松本 久昌 2016(2)
  11. 7:42:48 藤澤 舞 2012(8)
  12. 7:46:04 兼松 藍子 2017(3)
  13. 7:47:38 太田 美紀子 2016(5)
  14. 7:48:05 工藤真美  2012(2)
  15. 7:48:08 松下 栄美 2006(3)
  16. 7:49:53 井筒一穂 2004(3)
  17. 7:54:08 落合 尚美 2011
  18. 7:54:24 小田 有希子 2012
  19. 7:55:02 野口寛子  2000
  20. 7:57:19 伊藤 夕子 2012(2)
  21. 7:58:08 山澤洋子 2008
  22. 7:59:14 太田尚子 2008

男子を含めて11位にランクされた安部友恵選手の6:33:11は世界最高記録で群を抜いていますが、櫻井教美選手の7:00:28も世界歴代2位の素晴らしい記録です。

また7時間30分以内の記録を持つランナーは過去4人のみであり、2007年を最後に10年間現れていません。

ただ男子も昨年から急激にタイムが伸びたように、女子もきっかけ一つでタイムはまた伸びて行くでしょう。

最近でも上位に入っている片山選手、望月選手、加納選手、松本選手、藤澤選手、兼松選手、太田選手、そして新たにウルトラマラソンにチャレンジするランナーが一気にサブ7.5を切るレベルで競い合う時代がくると思います。

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11番目にランクされている藤澤選手は私が調べた公認大会だけでも8時間以内を8回達成していますが、ベストタイムが7時間42分であることを考えると極めて安定したランナーです。

また、14位にランクされている工藤選手は日本で唯一24時間走で250kmを超えている女子ランナーで、男子含め歴代15位で世界最高記録(24時間走トラック)保持者です。

24時間走 250KMオーバーの日本のウルトラランナー一覧

近年は、ウルトラマラソンを走るランナーが増えてきました。また今年のサロマ湖で板垣選手が世界記録に迫る走りをしたことや、24時間走世界選手権で石川選手が優勝したことからマスメディアに取り上げられる機会も増えてきました。そのような時だからこそ、その礎を作ったランナーのことをもっと知って欲しいと思います。

ちょうどこのような記事を書いていたところ、某主要メディアからある選手のことを紹介してほしいとの連絡が入りました。本人に連絡をとり繋ぎましたが、ウルトラマラソンが徐々に認知されているのを感じます。

世界で戦いたい。日本代表になりたい。という夢はオリンピック種目を目指すアスリートだけのものではなく、ウルトラマラソンやトレイルランニングで頂点を目指すアスリートにとっても同じです。

そのような夢に向かって一生懸命頑張っているアスリートのことを多くの方々に知ってもらうことも、一つの応援の方法だと思っています。

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話は変わって、昨日投稿したキロ4より速く100KM走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜をFacebookページに掲載したところ、ベストタイムが6:36:34の小島成久選手からこのようなコメントをいただきました。

「ウルトラやってフルが遅くなるは間違い。遅くなる練習しかしなくなるから(遅くなる)ボクらは100kmの直前のトラックレースでもガンガン走ってましたし、短い距離でも自己ベスト出せるくらいの練習をしていた。要はウルトラに対する考え方と練習のやり方次第。」

小島成久選手は1991年から2000年にかけて8回100kmを完走し全て6時間台という伝説のランナーですから嬉しかったです。

そして小島選手も、ウルトラマラソン走るとフルマラソンが遅くなる??は間違っていると話しているのです。

小島選手が最後に6時間台で走った2000年のサロマ湖は男子3位総合4位でしたが、その時は女子の安部選手が男性含めて総合2位に入りました。そしてその時に初めて100kmにチャレンジし7時間15分で6位に入ったのが能城選手で、能城選手はその翌年2001年に初めて6時間台で走り、今年2017年にも6時間台で走ったのです。

小島選手も能城選手も長い間、第一線での活躍は凄いことだと思います。

さて、10月21−22日開催のウルトラアカデミー荒川には、その能城選手や2010年IAU100km世界選手権で優勝した中台選手、今年の東京柴又100kなどで優勝した川内鮮輝選手などフルマラソンも速いランナーが講師として、フルマラソンとウルトラマラソン両方で速くなる方法についてセミナーを開催します。
 

【タイムテーブル】

10月21日(土) オレンジキューブ会議室(JR埼京線・戸田公園駅徒歩5分)

①9:30~10:50 『フル/100kmに共通する伸び悩みの根本』(井上真悟)
②11:00~12:20 『フル/100kmで成果を出すためのプランニング』(新澤英典)
③13:00~14:20 『故障なく走り続けるための身体づくり』(小谷修平)
④14:30~15:50 『フル/100kmで成果を出すための実例トーク』(川内鮮輝)
⑤16:00~18:00 『動きづくりとスピード持久力アップ練習会』 (能城秀雄)

★19:30~21:00 『各講師との夕食懇談会』 ※食事代のみで参加できます

10月22日(日) 板橋区立企業活性化センター(JR埼京線・浮間舟渡駅徒歩5分)

⑥9:30~10:50 『フル/100㎞に共通するトレーニング概要』(中台慎二)
⑦11:00~12:20 『後半失速を抑えるための補給学』(サプライズ講師)
⑧13:00~14:20 『シューズトラブルと当日準備のQ&A』(北川司)
⑨14:30~18:30 『走力向上15㎞LT走』(井上真悟、新澤英典、小谷修平ふくむ講師陣)

申し込みはこちらです。

 

自分とはレベルが違いすぎるから、話を聞いても分からないとか思わないでください。講師はそれぞれのランニングクラブでコーチなどしていますので、様々なレベルのランナーと接しているので、悩みなども知っているし、問題解決もしています。またセミナー後に希望者は講師との食事会にも参加できますので、セミナーで聞けなかった話など質問することもできます。

今回も、全ての参加者に理解して欲しいとの思いから、比較的小さな会議室で行いますので、興味のある方は早めに申し込みください。



キロ4より速く100km走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜

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サロマ湖100kmウルトラマラソンの参加定員は3,550人と決して少なくはありませんが、それがエントリー開始とともに30分も経たずに定員になるほど100kmを中心としたウルトラマラソンの人気は高まっています。

ウルトラマラソンはゆっくり長く走るイメージが定着しています。実際、制限時間内の完走を目指すランナーの大半は歩きを交えてゆっくり走りますが、トップランナーは驚くようなスピードで100kmを駆け抜けます。

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日本のウルトラマラソンは世界的にもレベルが高く、今回紹介する100kmマラソンの世界記録は男女とも日本人が保持しています。今年のサロマ湖ウルトラでは板垣選手が歴代2位の好タイムを出し優勝(2017年世界ランキング1位)し、昨年のIAU世界選手権では山内選手が優勝(2016年世界ランキング1位)しました。

これら最近の活躍は様々なウェブページやSNSに掲載されているので、活躍した選手の知名度は高まっていますが、富士登山競走の佐々木和子選手のように、SNSなどがまだ普及していない時代に活躍したレジェンドがウルトラマラソンの世界にも多数存在しています。

ウルトラマラソンと言っても様々な距離がありますが、まず最初に24時間走について調べてみました。

24時間走 250KMオーバーの日本のウルトラランナー一覧

今回は、100kmマラソンの公認記録についてDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)の歴代ランキングと年度別ランキングに掲載されている公認記録のみ掲載させていただきました。

ウルトラマラソンをしている方は、DUVサイトで自分の記録を調べてみてください。サロマ湖など走った方であれば、自分は世界ランキング何位なのか分かりモチベーションが高まります。

今回は、6時間40分以内にしたのは、近年の日本代表選考レースであるサロマ湖ウルトラで4位以内に入り、代表に選出される目安が6時間40分以内であるからです。また6時間40分で走るためには平均4’00/kmペースです。

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*以下出典はDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)やサロマ湖100kmウルトラマラソン公式ページです。

歴代順位-記録-名前-開催年-(6時間40分以内の回数)敬称略

  1. 6:13:33 砂田 貴裕 1998(3)
  2. 6:14:18 板垣 辰夫 2017(2)
  3. 6:18:22 山内  英昭 2016(2)
  4. 6:22:08 三上 靖文 1999(6)
  5. 6:23:00 佐々 勤 2004
  6. 6:23:21 渡邊 真一 2007(2)
  7. 6:26:23 近藤 公成 1995(2)
  8. 6:29:52 中村 泰之 2017
  9. 6:30:21 中西 健二 2007(2)
  10. 6:31:06 長谷川 清勝 2011
  11. 6:33:11 安部 友恵 2000
  12. 6:33:30 原 良和 2012(2)
  13. 6:33:38 仲川 栄二 1994
  14. 6:33:52 風見 尚 2017
  15. 6:35:49 能城 秀雄 2012(6)
  16. 6:36:34 小島 成久 1992(3)
  17. 6:36:39 永田 務 2015
  18. 6:37:15 内芝 修司 2000(2)
  19. 6:38:06 小林 義明 2003
  20. 6:39:13 吉原 稔 2017

DUVサイトによると、6時間40分以内で走った日本の選手は20人(内 女子選手1人)です。最近活躍中の選手とともにウルトラマラソンのレジェンドというべきウルトラランナーが名を連なっています。まさしく歴史を作ってきた選手です。

トップの砂田選手の6時間13分13秒はロード世界記録です。参考までに100km世界記録にはロードとトラックがあり、トラックの世界記録は1978年にイギリスのDon Ritchie選手が出した6時間10分20秒であることはあまり知られていません。

また11位にランクされている安部選手は女子の世界記録ですが、女子選手で6時間台で走った選手は世界で安部選手ただ一人です。世界歴代2位は櫻井教美選手の7時間00分28秒です。

砂田選手や、2番目、3番目にランクされている、板垣選手、山内選手のことはウルトラマラソンをしているランナーであれば名前は聞いたことがあると思いますが、4番目にランクされている三上選手の記録を見ると驚きです。タイムも速いけど、6回も6時間40分以内で走り、サロマ湖ウルトラマラソンでも5回優勝しています。

そして15番目にランクされている能城選手も6回 6時間40分以内で走り、サロマ湖ウルトラマラソンでも3回優勝しています。

近年は、ウルトラマラソンを走るランナーが増えてきました。また今年のサロマ湖で板垣選手が世界記録に迫る走りをしたことや、24時間走世界選手権で石川選手が優勝したことからマスメディアに取り上げられる機会も増えてきました。そのような時だからこそ、その礎を作ったランナーのことをもっと知って欲しいと思います。

能城選手は、今年のサロマ湖ウルトラマラソンは6時間52分08秒で走り8位でしたが、2001年に初めて6時間台を出してからこれほど長期に渡って6時間台で出しているランナーは世界でもほとんどいないと思われます。日本を代表するウルトラマラソンのレジェンドの一人です。

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また能城選手はウルトラマラソンを始めてから十数年経った2014年に2時間24分46秒と初めてフルマラソンで2時間25分を切りました。よくウルトラを走るとフルが遅くなるという方はいますが、私が知る限りでも、能城選手以外に、上記一覧表掲載の砂田選手、板垣選手、山内選手、永田選手は、ウルトラを走ってからフルマラソンの自己ベストを出しています。

ウルトラマラソン走るとフルマラソンが遅くなる??

マラソン走ると5000mや10000mが遅くなる・・・という話も聞きますが、このように何かをすると何かが遅くなるとネガティブに捉えるのではなく、どうすれば相乗効果が出せるかと、考えて練習を組み立てるならいろいろ気づきはあると思います。

もちろん、記録が順調に伸びている時にあえてアプローチを変える必要はないと思いますが、記録が停滞している時に同じようなアプローチで練習しても結果は変わらないことが多いでしょう。

先日、マラソンを速くなるためにバーチカルレースにチャレンジする効果を元上武大学コーチでスカイランナーの星野さんから教えていただきましたが、ウルトラマラソンを走ることも、フルマラソンを速くなるためのアプローチの一つです。

10月21−22日開催のウルトラアカデミー荒川には、上記の能城選手や2010年IAU100km世界選手権で優勝した中台選手、今年の東京柴又100kなどで優勝した川内鮮輝選手などフルマラソンも速いランナーが講師として、フルマラソンとウルトラマラソン両方で速くなる方法についてセミナーを開催します。

 

【タイムテーブル】

10月21日(土) オレンジキューブ会議室(JR埼京線・戸田公園駅徒歩5分)

①9:30~10:50 『フル/100kmに共通する伸び悩みの根本』(井上真悟)
②11:00~12:20 『フル/100kmで成果を出すためのプランニング』(新澤英典)
③13:00~14:20 『故障なく走り続けるための身体づくり』(小谷修平)
④14:30~15:50 『フル/100kmで成果を出すための実例トーク』(川内鮮輝)
⑤16:00~18:00 『動きづくりとスピード持久力アップ練習会』 (能城秀雄)

★19:30~21:00 『各講師との夕食懇談会』 ※食事代のみで参加できます

10月22日(日) 板橋区立企業活性化センター(JR埼京線・浮間舟渡駅徒歩5分)

⑥9:30~10:50 『フル/100㎞に共通するトレーニング概要』(中台慎二)
⑦11:00~12:20 『後半失速を抑えるための補給学』(サプライズ講師)
⑧13:00~14:20 『シューズトラブルと当日準備のQ&A』(北川司)
⑨14:30~18:30 『走力向上15㎞LT走』(井上真悟、新澤英典、小谷修平ふくむ講師陣)

申し込みはこちらです。

自分とはレベルが違いすぎるから、話を聞いても分からないとか思わないでください。講師はそれぞれのランニングクラブでコーチなどしていますので、様々なレベルのランナーと接しているので、悩みなども知っているし、問題解決もしています。またセミナー後に希望者は講師との食事会にも参加できますので、セミナーで聞けなかった話など質問することもできます。

今回も、全ての参加者に理解して欲しいとの思いから、比較的小さな会議室で行いますので、興味のある方は早めに申し込みください。



オーバーナイトランの提案 〜なぜするのか?  10の理由〜



ゴールが茅ヶ崎海岸のウルプロオーバーナイトラン

で紹介しましたが、土曜日の夜から日曜日の朝にかけて新宿駅から茅ヶ崎海岸までの67kmを走ってきました。

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7/31-8/1には、山手線一周+αのオーバーナイトランをしました。

なぜ普段なら寝ているはずの夜中に走る必要があるかを紹介します。

提案と書いていますが、リスクもあるので、その2以降で注意すべきことなどを記事にしますので、自分の体調などを含めて総合的に判断しコースなど決めてください。

その1    昼間より涼しい

夜間でも走るのが辛い熱帯夜もありますが、直射日光に身体を焦がされながら走るよりは、夜間の気温は下がるし走りやすくなります。

その2    暗闇に慣れる

明るい時間帯に開催される大会だけ走るなら暗闇に走る練習は必要ないかもしれませんが、オーバーナイト区間のある大会に出る予定があるなら、ライトを使って走る練習も必要です。普段なら足元をさほど気にしないで走ることが出来ますが、暗闇により道路の凹凸など隠されてしまいます。様々なことに注意して走ると疲労度は増しますので、注意をしつつも無意識に近い状態で走るには暗闇に慣れるのが一番です。

その3    睡魔など経験する

普段なら寝ている時間を走るわけですから、多少なりとも睡魔に襲われます。その睡魔がランニングにどのような影響を与えるのか、どのような対処(事前、走行中、休憩中)で睡魔に勝てるか、などオーバーナイト区間のある大会に出るなら経験しておくことは大事です。

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その4    止めるか先に行くかの決断に迫られる

例えば、30km地点で止めれば終電で自宅に帰れるけど、それを超えたら先に行くしかありません。その時の心の葛藤なども経験になります。

その5    距離だけではなく時間との戦い

例えば今回のオーバーナイトランは67kmの距離ですから、100kmレースなら6時間もかからずに通過する距離です。今回は信号待ちや休憩などしながらゆっくり走ったので10時間くらいかけました。100kmの強いランナーが必ずしも24時間走で結果が出ないのは、長い時間動き続ける練習をしていないからです。例えば100kmなら7時間程度で走れてしまう方が24時間走るということは、3.5倍近い時間を走らねばならないのです。目的によりますが、今回も前回も速いペースを保つことを目的にすることではなく、とにかく歩いても良いから長時間動き続けることを目的にしました。

その6    アイテムの確認などが出来る

短い距離、短い時間では分からないシューズやウェアなどアイテムの擦れなど確認が出来ます。またどのような補給をすると調子が良くなるとか、お腹が痛くなるとか自分にあった補給などの気づきもあります。

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その7    仲間との一体感

長い時間一緒に走る仲間と普段は話すことがないような様々な話を延々とすることが出来ます。

その8    非日常体験を楽しめる

茅ヶ崎の海に飛び込むために、新宿から走っていくなんて、周りから見たら呆れるようなことですが、そんな非日常の体験もまた楽しいです。

その9    行き当たりばったりを楽しむ

大会は決まったコースを、決まった時間内に走りますが、オーバーナイトランは自由に走ったら良いのです。まるっきりゴールを決めないとグダグダになりますが、ゴールだけ決めて後は時間があるなら多少遠回りをしたりなど自由気ままに走るのも楽しいです。道を間違えたってそもそも練習ですから、たくさん走れてラッキーと思えるのも魅力です。

その10    必要なモノを厳選する力がつく

自分で荷物を担いで走るオーバーナイトランは、ザッグに着替えなど詰めて走りますが、持てば持つだけ荷物の重さが肩に食い込みます。絶対に必要なモノは何なのか?など見極める力になります。

持参して欲しいモノ、リスク管理、コース選びなど順次掲載していきます。

まずはこちらをお読みください。

 

また、今月の練習会日程にはもうオーバーナイトランの予定はありませんが、もう1回開催する予定です。

ウルトラプロジェクト練習日程など

体験参加も可能ですので、ご興味のある方はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。



ドクターランナー佐藤恵里選手みちのく津軽ジャーニーラン200km優勝 〜初200kmで学んだこと〜

2017年7月15-17日に開催された第2回みちのく津軽ジャーニーラン250k/200kは非常に人気のあるレースとなりました。

当初250kの定員は80名でしたが、183名がエントリーしたため150名に増員し、200kも180名の定員は早々に埋まってしまったようです。

走ったランナーのFacebook投稿など見ると非常に楽しそうでした。

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ルートラボによると250kmはこのような場所を走るようです。リンク先の地図を拡大して見てみてください。私は青森県に行ったことがないので、このような地図をみるとますます行きたくなります。

来年はONTAKE100ではなく、こちらに気持ちが動いています。

今回は、本サイトにて記事を監修していただいているドクターランナーの佐藤恵里さんが200kmの部を走り男子を含めて5番目にゴール(女子トップ)しました。

その佐藤さんにとって今回は初めての100km超レースでしたので、どのような準備をし、レース中にどのようなことが起こり、どう対応したのかを教えてもらいましたので紹介します。

睡魔対策

疲労のある状態での夜間走練習のため、奥武蔵ウルトラマラソンを走った6日後、ゆめのしまで12時間走に参加し、睡魔に襲われる経験ができました。 先日のおんたけの記事に新澤さんが書いていらしたように、走る気もなくなり、復活までに時間もかかり…眠気対策の重要性を知りました。

私はエナジードリンクを全く飲んだ事がありませんでしたが、当日のために数回買って試していました。

スタート早々のトラブル

この大会の2週間前に日光ウルトラマラソン100kmを走り、その時に右ふくらはぎの腱を痛めてしまいました。 津軽のスタート後2kmくらいで痛みが強くなり、20km過ぎから走れなくなり、40kmで一度リタイアを決意しました。ただずっと楽しみにしてきたレースなのでこんな序盤でやめるのが残念だったので、関門にかかるまではゆっくり歩き続けることにしました。

ウルトラには復活がある


昼過ぎから雨が止み、急に暑くなりました。 暑さでふくらはぎの筋肉が温まり緩んだようで、腱の痛みがマシになってきました。 ゆっくり歩いていたために眠気に襲われたのでエナジードリンクを買って飲みました。

実はカフェインには覚醒作用の他に鎮痛作用もあります。その結果目が覚めただけではなく痛みも楽になり、走れるようになりました。

前半歩いていたために体力が温存されており、60km過ぎからペースアップをする事ができました。

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補給について

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この大会はエイドが20〜30kmおきのため、エイドだけでは足りません。基本的にはジェルを中心にしましたが、水分含め全部を背負って走ると重過ぎます。 ロングレース経験のある友人がコンビニの位置を事前に全て確認して教えてくれたため、水分の補給は自動販売機とコンビニに頼ることにしました。

ジェルはアスリチューンの赤を中心に黒、青、試作品のオレンジの4種類全てを持ちました。疲れていた時に摂取した試作品のオレンジは後味が良く、とても美味しく感じました。 発売が待ち遠しいです。

夜間は眠気対策にエナジードリンクを活用しましたが、カフェインには利尿作用もあるため飲むとトイレが近くなってしまいます。そのため先にコンビニなどトイレの位置を確認し、トイレがない区間では飲まないように気をつけました。

またカフェインは胃腸障害を起こすためあらかじめ胃薬を飲んでおきました。飲む時は空腹状態で飲まずにコンビニでチーズや豆乳を一緒に購入、先に蛋白と脂質を摂取してからエナジードリンクを飲みました。

チェックポイントでは果物やおにぎり、カレーなどもいただけましたが、食べたのは前半のみ。夜間は食べすぎると眠くなるかもしれないと、ジェルとドリンクで乗り切りました。 ドリンクにはクエン酸飲料のJUCOLAとスマッシュウォーターを混ぜたものを使用。 暑さと寒さが交互に来る厳しい気候状況でしたが、脱水にもならず、寒いときもカフェインを摂らない時間帯は殆どトイレに行かずにすみました。

未知の距離へのチャレンジ

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昨年から100kmレースを合計4回走ったのですが、もっとゆっくりのペースならこの先まで走れるのではないか?

自分はどこまで走れるのだろう?

という好奇心が生まれました。

きっと最後は限界を超えて新しい自分を見つけられるのではないか…などと期待し200kmにチャレンジしました。

ところが100kmを超えて未知の距離に突入した時間帯は夜間対策に気を取られ、目まぐるしく変わる天気への対応、車に轢かれないように気をつけたり、美しい景色を見て楽しんだり… やる事が多すぎて、自分が未知の距離を走っているという事を実感する事を忘れていました。 いつもは自分自身と対話しながら走るのですが、今回は自然や環境と対話して走れたと思います。

初200kmで学んだこと

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①100km以上は準備と覚悟がものを言う
②最初に決めたことにこだわりすぎず、その時々で起こる事に対し臨機応変に対応する能力が必要
③タイムより自分の身を守る事がずっと大切

 

嬉しくて幸せな記憶しかない

今までのランニング人生で一番、幸せなレースでした。 最後の数十kmは疲れていたはずなのに、嬉しくて幸せな記憶しかないのです。 初めて自分に向いている競技を見つけられた気がしました。 これに満足せず、来年は250kmにチャレンジしたいと考えています。

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ONTAKE100 その6  〜目標に届かなくても出来ることを諦めずに〜 

 

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第二関門(計測値 65.49km)通過が昨年より30分遅く、昨年は冷たい雨のおかげで絶好調になりましたが、今年はこれから暑さとの戦いになるので、正直なところ14時間切りも厳しいと思いましたが、どんな状況だったとしても14時間は切りたかった。

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ちょっとタイムの感覚は違うかもしれないけど、例えばサロマ湖で8時間を切りたいとスタートしたのに、9時間も切れそうもなく、10時間もかなり怪しくなったけど、いきなり制限時間でいいや。となるともうグダグダになります。そんな時、どんな調子が悪くてもサブ10はしたいと気持ちを切り替えると走りも変わります。

実際、睡魔は追い払ったのに、ここでグダグダになるとまた睡魔に襲われてしまいます。

また、毎回ベストなレースが出来たら最高ですが、そうじゃない時も頑張ることは大事だと私は思ってます。

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スント・スパルタンウルトラのログですが、第二関門から第三関門までは途中から長い下りとなります。

脚が終わってしまった方は、この下りがキツイと話してます。私は14時間以内でフィニッシュするのはここを頑張らないと厳しいので切り替えました。ただかなり暑くなってきたので、天然エイドで水を被ったりして体温を下げました。

今回もアグレッシブデザインの日焼け止めを使っているので、汗でも水をかぶっても日焼け効果は落ちません。また序盤から塩分補給も計画的に行ったので暑さ対策、日差し対策はうまく行ったと思ってます。

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第3関門(78km地点 計測値79.7km)の予定到着時間は9時間28分で、前年は10時間47分でしたが、今年は11時間12分と遅れを少し戻しました。

そして80km地点(計測値81.62km)通過は 11時間34分であり、残り20kmを2時間25分で走れば13時間台です。

キロ7少しで良いのですからウルトラマラソンの感覚では多少潰れていても走れるペースですが、ここまでの80kmを11時間34分かかっているので平均8分40秒近くかかっているのです。

高低図を見ながらあとは200m登って100m下り、100m登ったらあとは基本下り基調になる。下りが走れれば何とか間に合うと登りはポールを利用してリズミカルに早歩きをし、傾斜が緩くなったら走りを混ぜるという感じで進みましたが、この辺りではコース脇に暑さからか睡魔からかうずくまっている人がたくさんいました。

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(おんたけのコースはこのようなガレた岩がゴロゴロしてます。)

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私もいつ睡魔に引き戻されるか分からないので、この辺りは同じようなスピードで進むランナーと会話をしながら進みました。

男性ランナーにあと『200m登って・・・』と話したら、これウルトラプロジェクトのページからいただきました。と私が掲示した昨年の高低図を小さく印刷した紙を見せていただきました。多少なりともお役に立てて嬉しいです。

また違うランナーから『頑張れば14時間台でいけます』と声をかけられたので、『14時間台ではなく、13時間台で行けるから頑張りましょう。』と返しました。

何とか最後の100mも登りきり、あとは下りですが走っている際のペースを確認するとキロ6でしか走れていないのです。足場が悪く浮いてるガレた石がゴロゴロしているので、足の置き場に注意深く進んでも、踏んだ石が跳ねて反対側のくるぶしなどに当たると非常に痛いし、つま先が石を蹴ったりすると蹲りたくなるくらい痛いです。そんなことを繰り返しているとペースは遅くなってきます。

ただこのままキロ6.5で走ればギリギリ間に合うはずと走り続けるも、スントの表示は91kmを超えているのに90km地点にあるウオーターエイドに到着しない。距離が長いなら間に合わないかもしれないと不安になりさらにペースアップ。

そしてウォータエイドに12時間47分で到着し、水を補充しつつ、エイドスタッフに残り10kmですか?と聞くと『7kmくらいしかないよ。』と教えてもらった。そんなことはないと思うも、スントの計測が100kmになったらフィニッシュ地点付近だと考えることにして下っていく。なぜかウオーターエイドを過ぎて1kmくらい先に90km地点の看板があり『?』と思ったが、この表示は無視しました。

標高が低くなると暑さが厳しくなってきましたが、スタート20kmで睡魔に襲われ、残り80kmの距離が途方もなく遠い道のりに感じましたが、1歩1歩進むことでフィニッシュは近づいてきました。また第二関門通過時は厳しいと思えた13時間台もほぼ見えてきました。

舗装路に入った辺りで、踏んで跳ねた石が勢いよくぶつかったくるぶしの痛みが出てきたので、そこからは無理をせず歩きを交えて先に進みました。

これが14時間ギリギリだったら痛みなんて考えないで走ったでしょうが、ここまできたら無理する必要はないと判断しました。

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最後はゆっくり無理せず走って長いレースを終えました。

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フィニッシュタイムは13時間46分04秒と納得いくレベルではありませんが、序盤の状態を考えれば諦めずによく走ったと思います。

反省点はたくさんありますし、気づいた点もたくさんあります。

昨年ゴールした時は、もう砂利道はいいかな。おんたけはもういいかな。って思ったけど、今年の反省を元にもう1回くらい走っても良いかな。とレース直後にも考えていました。

ただ、昨年のようにおんたけがサロマの4週間後であればほぼ回復しているのですが、私の場合は3週間ではちょっと厳しいので、日程次第だと思います。もし走るのなら前日から王滝村に泊まり地元経済にも貢献したいと思います。

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こんな装備で走りましたが、ゼッケン横にある白い物についてなどアイテムについてその7以降で触れていきます。

しかし、このあと、一人で300km運転して帰ったのです・・・。