カテゴリー別アーカイブ: ウルプロメンバーの活躍

フォーム改善効果は4%どころじゃない〜効率悪いフォームは伸びしろの山〜

ナイキ ヴェイパーフライ4%フライニットの新色が発売されました。

今までのシューズより推進力を約4%高める効果があるから、ネーミングに4%が付けられたらしいですが、仮に推進力が4%高まったとしても4%速くなるわけではありません。

ただ、世界記録を出したエリウド・キプチョゲもヴェイパーフライシリーズを履いており、日本人でも最近自己ベストを大きく更新した選手の足もとにはヴェイパーフライ4%があるように感じます。箱根駅伝でも多くの選手が履いているのは一定速く走れる効果を感じているからでしょう。

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サブ3.5、サブ4レベルの市民ランナーが履いたらどうか?という話は別に書きますが、推進力あるランニングフォームであることが前提ですが、効果的に使っているランナーもいます。

今回書きたいのは、ランニングフォームを改善したら4%どころではないタイム短縮も出来るということです。

特に非効率なランニングフォームのランナーは伸びしろがたっぷりあります。

ヴェイパーフライ4%購入を考えている方は、その前に効率的なランニングフォームを身に付けた方が、長い目で見てタイムは伸びていくと思います。

ウルプロ練習会やパーソナルレッスンで自分にとって効率的なフォームはどのようなフォームなのか?を掴んだランナーはタイムを大きく伸ばしています。
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今回紹介する鈴木一也さん(50才)は、12月末にパーソナルレッスンを行い、1月からウルプロ練習会に参加しました。そして、先週開催のハイテクハーフマラソンのフルマラソンで自己ベストを大きく更新したのです。

2018年12月の湘南国際マラソンで出した3時間40分00秒(*グロスは3時間49分53秒)から3時間23分53秒(グロス)と一気に16分以上更新したのです。

なんと7.3%の短縮です。

ちなみにヴェイパーフライ4%やズームフライではなく、ミズノのシューズで走りました。

こちらはパーソナルレッスンの際に動画撮影したビフォーアフターです。

上2枚はレッスン開始時で、下2枚はレッスン終盤です。

パーソナルを受けるまでは膝下が前に出て、ブレーキをかける走りになっていたので沈み込みが発生し、ふくらはぎを使って上に跳ねる動作が必要になっていました。

これを改善したので落下エネルギーを前方への推進力に変えることができたのです。

レース後になぜこれほど短縮できたか、理由を鈴木さんはこのように振り返っています。

パーソナルで教えていただいた効率的なランニングフォームを実践し、目指すフォームに対してランニング中でもセルフチェックできるようになった。意識したのは腕振、肩硬骨、前傾の3点。また、ウルプロ練習会でスピード練習したことで心肺機能が強化された。

(ウルプロ練習会での鈴木さんの走り)

今回の3時間23分は心肺機能的にはあまり苦しくなく、平均心拍数は、湘南国際が144bpmだったのに対して今回は145bpmとほとんど変わりません。平均ペースで、1kmあたり23秒(5:13→4:50/km)も速くなっているのに心拍数が変わらないということは効率的に走れたということだと思います。脚の強化とフォームの定着ができればもう少し上に行けそうです。

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パーソナル後に振り返り以外にこのような感想を送っていただきました。

ランニングフォームに関して、ネットの情報などで、キーワードだけでイメージしていたことが、実際の感覚として、いろいろと繋がって総合的に理解することができました。

いきなり練習会に参加するか、まずはパーソナルでお願いするか、悩んだのですが、最初にパーソナルをお願いして本当に良かったと思います。

今日、一番最後に走ったイメージ(感覚)は、これまでの走りと相当に違うため、自分のフォームとして定着させるには、少し時間がかかると感じましたので、普段の練習で、教えていただいたチェックポイントを思い出しつつ、”効率的な走り”を自分のモノにしていきたいと思います。

 

鈴木さんは現在50才のランナーです。ウルトラプロジェクトには50代、60代で自己ベストを出しているメンバーはたくさんいますが、効率的なランニングフォームと、効率的な練習、そして身体のケアへの意識が高まったことが大きいです。

こちらは現在連載中の記事です。まだまだ続きます。

50代・60代でも目標達成するために大事なこと〜ウルプロメンバーの実践⑦〜



不安を乗り越え自己ベスト更新したウルプロメンバー〜楽しまなければもったいない〜後編

不安を乗り越え自己ベスト更新したウルプロメンバー〜楽しまなければもったいない〜

前編から続く

 

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不安な気持ち

10月19日に浅岡さんから日曜日のハーフマラソン前日にインターバルで刺激を入れてセット練習にしようと思っているがどうか?と質問が来ました。先週日曜日に30km走をしているし、水曜日も負荷の高い練習をしているので、やりすぎだ。と止めました。本人も不安だからメッセージを送ってきたのでしょう。その時の気持ちを聞きました。

昨シーズンsub3.5を達成した後、もう少し自分の可能性にチャレンジしてみたいとスピード練習に取り組みましたが、5kmや10kmのタイムがあまり伸びず、走力アップしている実感が全くありませんでした。ウルプロの練習会以外の自主練ももっとやらなければと思っていました。今考えると、練習でのタイムに一喜一憂しすぎていました。そのまま続けていたら、走力アップどころか、故障していたかもしれません。

 

レース10日前あたりの状態

上記の頃から明らかに走りすぎていて、11月に入ると内臓疲労から胃腸の具合が常に不調な状態になりました。計画していた30km走やペース走ができず、タイムの出にくいさいたま国際のコースで、目標達成できるか不安でした。

また、水戸・つくば・湘南などのレースで、ウルプロの仲間が次々に目標達成していくのを見て、自分も続かなければとプレッシャーに感じていました。

 

不安をどう乗り越えたか?

まずは、とにかく体調をできるだけ整えてスタートラインに立たないと話にならないと思いました。夜の練習会への参加を減らして睡眠を優先したり、食事に気を付けたり、入浴・ストレッチ・お灸でリラックスする時間を作りました。

次に、目標達成に縛られている考え方を改めました。今の自分のフォーム・ペースで走って、今の自分に相応しいタイムが出せれば良いのではと考える様になりました。

最後に、レース1週間前にコースの試走に行き、さいたま国際へのモチベーションがアップしました。大好きな浦和レッズのホームスタジアム駒場・埼スタや浦和の街を巡るコースはワクワクするし、せっかくの代表チャレンジャーの部への参加を楽しまないと勿体ないと思いました。

 

この頃の浅岡さんはもっとスピードを上げなければ目標達成できないと考えていたので、短期間でスピードをつけようとしないで、今ある力をいかに効率よく使えるか考えていこうとアドバイスしました。いかに頑張って練習させるようかより、どう疲労やストレス・不安を緩和させて行ったらよいかを考えてアドバイスしました。

ウルプロに入って何が変わったか?

ただ走っているだけでなく、ランニングフォームやレース対策、目標に向けて何をしていくかを考えたり、試行錯誤していく事を楽しむようになりました。ランニングの世界が広がり、これからも年齢を重ねても楽しんでいきたいと思うようになりました。

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これから

さいたま国際で目標を達成して、次の目標を考えた時、私はサブ○○には拘らずに、これからも少しずつ進歩していければ良いなと思っています。もちろん目標タイムは考えて練習しますが、やみくもに走り込むだけでなく、その時々で私に必要な練習の内容や強度をきちんと考えていきたいです。また身体能力(柔軟性や筋力など)を高めたり、フルマラソンだけなく短い距離をもっと速く走れる走り方など、自分の走り方そのものを磨いていきたいです。これからも自分の成長を楽しんでいきます!

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浅岡さんは来年は100kmマラソンにもチャレンジします。少しづつでも自分が成長していることを実感できるって素晴らしいことだと思います。また入会前後は故障ばかりしていた浅岡さんは負担のかかるランニングフォームを見直して効率的に走れるよう試行錯誤続けています。やはり目標達成するには怪我をしないで継続的に練習を続けていくことが大事です。

こちらは2017年9月にパーソナルレッスンをした時のフォームと、2018年9月の練習会のフォームです。

オリンピックや世界陸上などの日本代表を目指すトップ選手は故障するギリギリの練習をしないと勝てないというけど、それができるのは故障ギリギリで止めてくれるコーチやトレーナーなど客観的視点があるからです。それでも多くの選手が故障によって選手生命を終えています。

少なくとも市民ランナーはそんなギリギリのところまで追い込む必要はないと思います。

浅岡さんが話すようにタイムや順位など結果だけではなく、その過程を含めて楽しむことで長くランニングを続けることができるでしょう。

ウルプロ練習会日程はこちらです。参加ご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。

頑張っているのになかなか目標に届かない方、故障しがちで継続的な練習ができない方、そもそも自分自身は何が足りないのか、どんな練習をしたらよいのかよくわからない方などお待ちしております。

(撮影:阪井徹史さん)



不安を乗り越え自己ベスト更新したウルプロメンバー〜楽しまなければもったいない〜前編

昨シーズンの、チャレンジsub3.5をキッカケに入会した浅岡友子さんは、1月の勝田全国マラソンで3時間24分22秒で走りsub3.5を達成。続く名古屋ウィメンズマラソンも3時間23分10秒と自己ベストを更新して、挑んだ今シーズンのチャレンジレースであるさいたま国際マラソンを3時間15分58秒で走り自己ベストをまた更新しました。(2017年7月入会時タイム 3時間42分56秒)

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名古屋ウイメンズマラソンで自己ベストを出したあと、周りからは『次は3時間10分切って大阪国際女子マラソンだ!』なんて声も出ていたと思いますが、浅岡さんの今シーズンの目標は3時間20分切りでした。

男性でも3時間15分切ったら、『次はサブ3だ!』なんて思ってる方もいますが、ランニング歴が短く伸び盛りの時ならいざ知らず、ランニング歴が長くなってくると、サブ3近くになってきて、いきなり15分とか縮めるには、何かが劇的に変わらないと難しいです。

目標が高ければ高いほど頑張れる人もいますし、その方の持っている潜在能力も違うので必ずしも高い目標が行けないというわけではありません。

大事なことは、ゴールはいつか?ということです。漠然といつかサブ3をしたいとか、大阪国際女子マラソンに出たいと考えるのは現実的な目標ではありません。

やはり現在の自分の力を客観視して、一定期間後までに努力すれば達成できる可能性のあることを目標にするのが私はよいと思っています。もちろんアプローチは様々です。

無理な目標を立てると、無理な練習をしてしまいます。その結果故障や体調不良に悩まされてストレスばかりが溜まるなんてことにもなりかねません。

その浅岡さんも、目標達成できるか不安で仕方がない時期もありましたが、直前の調整はうまくいっていたので、行けるだろうと思っていましたが、しっかり走りきりました。

今回もウルプロメンバーが自己ベスト出しました。というだけの内容にはしたくないので、そのような観点から浅岡さんに質問しました。

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目標達成した時の気持ち

4’40”/kmで走って後半落ちても3時間20分切を目標に走りましたが、最後まで粘る事ができました。とても信じられませんでした。50歳でランニングを始めて、ここまで走れる様になった事がとても嬉しかったです。

ラップタイム

ロス(0:07)

22:41-22:32-22:49-23:31

-23:19-23:23-23:17-23:53-10:26

ハーフ通過 1:36:48

タイム 3:15:58  (代表チャレンジャーの部 70位)

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不安な気持ち

10月19日に浅岡さんから日曜日のハーフマラソン前日にインターバルで刺激を入れてセット練習にしようと思っているがどうか?と質問が来ました。先週日曜日に30km走をしているし、水曜日も負荷の高い練習をしているので、やりすぎだ。と止めました。本人も不安だからメッセージを送ってきたのでしょう。その時の気持ちを聞きました。

昨シーズンsub3.5を達成した後、もう少し自分の可能性にチャレンジしてみたいとスピード練習に取り組みましたが、5kmや10kmのタイムがあまり伸びず、走力アップしている実感が全く・・・

 

後編に続く

不安を乗り越え自己ベスト更新したウルプロメンバー〜楽しまなければもったいない〜後編

(撮影:阪井徹史さん)



10KMPBで年代別優勝〜心肺能力アップとフォーム改善効果〜続編

10kmPBで年代別優勝〜心肺能力アップとフォーム改善効果〜①

さのマラソンについて簡単に紹介しましたが、2月の自己ベストから1分以上更新して優勝できた理由など自分なりに思うことを書きます。

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10kmで1分以上の自己ベスト更新はランニング始めた頃であれば容易くできますが、10年以上走っている52歳のランナーであれば何かが変わらないと難しいです。

全てのことが、全ての方に、あてはまるわけはありませんが、参考になることが一つでもあれば書いた甲斐があります。

まず、タイムだけみても序盤速く入って後半粘ったのか、前半抑えて後半上げたのか客観的数値がないと分からないので、ちょっと調べてみました。

1kmごとオートラップ設定にしてないので、SUUNTO9のログから調べてみました。直角に曲がるカーブがたくさんあり、アップダウンがあるので多少短くでます。データ上9.9kmだったので、990mごとのタイムを調べました。

3’39-3’45-3’45-3’39-3’45

3’48-3’48-3’45-3’30-3’39

前半5km 18’33 ー 後半5km 18’30

タイム 37’03

私にとって5km18’33は余裕あるペースではなく、青梅マラソン10kmで自己ベストを出した頃であれば5kmレースでギリギリ出せるタイムでした。

このラップを見るまで忘れていましたが、5km通過して時計をみた時のことを思い出しました。

後半5kmを19’25まで落ちても37分台が出る。なんて弱気なことが脳裏に浮かんだのです。

いかに18’33というタイムが私にとって速いかが分かります。ただ、そのペースで走っていながら、すぐに失速するほどのキツさはありませんでした。

5kmから6kmにかけてそこそこ傾斜のある上りがありますが、まずここを踏ん張ろうと、上体の真下で接地し、ペースを落とさないよう走ると、かなりキツくなってきましたが、ラスト2kmから上げることが出来たのだから多少の余裕があったのでしょう。

最後少し落ちたのは、ゴール位置を勝手に自分の都合良いように考えていたことが原因です。

体感的にはスタートは少し速いけど、そこから8kmまではアップダウンを考えたらほぼイーブンペースでラストを2km頑張ったという展開でした。

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ヴェイパーフライ4%フライニットは少し小さめなことから指や爪が圧迫され多少痛くなりましたが、今回はリズムよく走れました。

今回のタイムがヴェイパーフライ4%効果かと言えば、前回の青梅マラソンもヴェイパーフライ4%なので、そこに差異はありません。

また青梅マラソンは1月にハーフマラソンと勝田マラソンを走り、フルマラソンに向けた練習をしている時期に出したタイムであり、100km→171km→つくばフルマラソンと連戦した今回の方が疲労は大きく、まだ十分なスピード練習ができていない時期です。

では、何が変わったのか考えると以下のことが浮かびます。

・心肺能力の向上

・効率的なランニングフォーム

・リカバリー・コンディショニング

それぞれ書き始めると長くなるので簡単に書きます。

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心肺機能の向上

4月から11月のウルトラマラソンシーズン中も、頻度は落ちるけどインターバルなどスピード練習は行っていた。

また低酸素トレーニングをするために定期的にハイアルチリカバリーにいきました。

6/5低酸素トレーニングでリカバリー〜ハイアルチリカバリーで標高3000m体験〜

また、毎朝飲んでるCCP(Catalyst Cardio Performanceには心肺機能向上に寄与すると言われているCoQ10やブラックジンジャーが配合されているので多少なりとも効果があると感じています。

1年間を通じてスピード練習をしているのは、今年に限った話ではないので、心肺機能の向上があったのなら、低酸素トレーニングとCCPの効果があったのかな?と思います。

また低酸素トレーニングとCCPは青梅マラソンの時点でも使っていましたが、続けることで効果が出てきたのかもしれません。

効率的なランニングフォーム

心肺機能は向上してないけど、ランニングフォームが変わったことで、効率的に走れることができ余裕を持って走れたのかもしれません。

例えば1分間のピッチ数192、ストライド130cmで走るとだいたい4’00/kmペースになります。

この時の心肺のキツさは変わらずに、同じピッチ数で、ストライドが無理せず勝手に135cmになったらペースは3’51/kmになります。

今取り組んでいることは、ストライドを伸ばそうとしなくても無理せず伸びるランニングフォームです。

具体的にどんな練習をしているかは、こちらをお読みください。記事の中に何回も出てきます。

ウルプロ練習会

パーソナルレッスン

 

今までの自分の感覚よりキロ10秒くらい速く走れているのだから、後半上げられる余力があったのも分かります。

リカバリー・コンディショニング

ウルトラマラソンを連戦しても平気なランナーは私の周りにたくさんいますが、私はそれほど強くはないので連戦する以上は、通常以上に身体のケアに時間・お金そして神経(意識)を使います。

そしてケッズスポーツマッサージの担当トレーナーからの客観的視点と、自らの主観的視点の両方から、自分自身の身体の状態を把握し、故障しないように線引きしてます。

神宮外苑も、つくばも、故障ギリギリならレースには出ません。

故障するような状態になるならその前に、痛くて走れなくなるから、そこで無理しなければ大丈夫とトレーナーから言われたので、その部位に負担がかからない走りを模索しました。

そのレース中の模索もランニングエコノミーに繋がっています。

また、筋肉の張りだけではなく、中国の大会以降続いていた内臓疲労を抜いていくために、お腹のマッサージをしたり、マルチビタミン&ミネラルのCC(Catalyst Conditioningを少し多めに飲んだりしました。

また、シャワーで済ませないで、ゆっくりお風呂に浸かったりもしました。そして、そのあと厚いヨガマットの上でストレッチをしました。

以前から継続して続けていることなので、この記事を読んでる方にとっては特段、目新しいことはないと思いますが、自分の足りないこと、伸ばしたいことを明確にして、そのためにするべきことを続けてきた結果です。

これで年内のレースは終了し、来年1月はハーフマラソンまでの距離を走るので自己ベスト更新目指して頑張ります。

最後になりますが、ウルトラプロジェクトには20代から60代のメンバーがいますが、50代、60代で自己ベスト更新するのは珍しくありません。年齢に関係なく成長を目指すモチベーションの高いメンバーに対してどのようなアドバイスをすればよいか日々考えています。その過程でいろいろな気づきがあり、それが自分自身のレベルアップに繋がっているのは間違いありません。

さのマラソン前日の編集者・ライター養成講座で優秀作品に選ばれたことをこちらの記事に書きましたが、この講座を受けた理由は、いつも記事を読んでいただいている方のために、より読みやすい文章を書きたいと考えたからです。

10本目の金の鉛筆〜3年前の忘れ物が私の手元へ〜

誰かのために頑張れば、自分も成長できる。

ランニングに関しても、記事作成に関しても同様だと感じています。昨日は2つの練習会とパーソナルレッスンを行いましたが、どのようなことを意識すれば今までより動けるようになるか伝わった時の笑顔が私の力になります。

今月、パーソナルレッスン可能な時間を少し確保したので、ご希望の方はFacebookページのメッセージでお問い合わせください。



その1秒を削り出したウルプロメンバー〜故障なくスタートラインに立つために〜 続編

その1秒を削り出したウルプロメンバー〜故障なくスタートラインに立つために〜 後編

前回、紹介した記事にこのような一文がありました。

「今回、どんな風に絶好調だったのかというと、一週間前に練習で5000mのベストが出た。怪我もすっかり治っていて、故障個所が一つもない。ウェイトコントロールもうまくいって、ベスト体重となっている。」

 

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この中のウェイトコントロールについて、諏訪さんがどのような準備をしたのか少し詳しく紹介します。

なぜなら、この言葉だけが頭に残り、自己ベストを出すには減量しなくてはならないと無理な食事制限などして欲しくないからです。

⬜︎1ヶ月前

ウェイトコントロールで食事に気を付け始めた。肝臓に負担をかけないために特別な場合を除いて気軽にアルコールは摂らないようにした。またカフェイン抜きを開始した。

⬜︎1週間前

お肉は消化しにくく胃腸に負担がかかるので食べるのをやめて、たんぱく質は豆類から摂るようにした。お付き合い以外ではなるべくお菓子類は食べず、大好きなパンも封印した。身体のためになるものだけを口にするようにして、アルコールは完全に抜いた。

⬜︎3日前

スマッシュウォーターでウォーターローディングを開始した。

⬜︎2日前

カーボローディングを始めた。前日は塩分多めの食事にして、プラスαでモルテン320を500cc飲んだ。

 

(補足)前日にカーボローディングしなければと普段食べないような量の食事をすると胃に大きな負担がかかり熟睡できなかったり、胃がもたれたり、下痢になるなどさまざまなトラブルに繋がります。私もそのような経験から最近は食事は普通の量か少し多めにして、モルテン320(500cc)を時間をかけて飲むようにしてます。320kcalはコンビニおにぎり2個分です。

⬜︎当日朝

朝食は、お餅2個、バナナ1本、カステラ1切れ食べて、プラスαとしてモルテン320を飲んだ。

 

(補足)普段諏訪さんがどのような朝食を食べているかは分かりませんが、少し多い程度の食事でしょう。ここに前日と同じくモルテン320をとることでストレスなくエネルギーを貯めることができたでしょう。

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⬜︎スタート前

CNC(Catalyst Natural Caffeine)4粒でカフェイン投入。ここまでカフェイン抜きしていたので効果は大きい。

 

(補足)カフェインに限りませんが、レースで使うなら必ず練習で試してください。

⬜︎レース中

10、20、30、40kmでアスリチューン・ポケットエナジー、5、15、25、35kmで塩熱サプリの予定でしたが、アスリチューンは30kmで摂ったとき、なかなかのどを通らなかったため、40kmは摂るのを辞めました。塩熱サプリも25kmにとって今日はもう摂らなくても大丈夫だろうと思ってやめました。また各給水所ではスポーツドリンクを一口二口くらいの少量づつ飲みました。

また、35kmを過ぎた辺りで、急にどっと疲れがでて身体が重たくなりました。今思うと、ここでもう一度CNCを投入しても良かったのかもしれません。

 

(補足)レース中のエネルギー必要量は走力だけではなく、一人一人違います。ですから諏訪さんが3個で十分だったのか足りなかったのかは分かりません。ただ、10、20、30、40kmで摂る予定にしていたようですが、40kmに関してはここでとってもエネルギーに変わる頃にはゴールしてからほとんど意味がありません。例えば4個とるなら、10、18、24、34kmくらいと少し前倒ししたら良かったでしょう。また35kmでキツくなった時にカフェインのCNCを投入したら少し変わっていたかもしれません。

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諏訪さんが、ここまでの準備をしていたことはレース後に知りました。ここまで必要かどうかについての意見は様々だと思いますし、ここまでできる人は少ないでしょう。

また、体重を落としたいと必要な摂取カロリーや栄養をとらないのではなく、嗜好品を我慢したのです。諏訪さんは過去にアスリートの食事について勉強していたそうですが、その時の知識をベースに今回の取り組みをしたと話しています。ただ体重を落としたいと闇雲な減量をすると様々な悪影響が出てきます。

こちらの下段にドクターランナーからのアドバイスが掲載されています。合わせてお読みください。

体重1kg落ちたら3分速くなる!?をVO2maxから考える 前編

しかし、好きなお菓子やパンを封印するのはキツかったと思いますが、そのくらい今回のレースにかける思いが強かったのです。できる準備は全部しようと挑んだのです。

全ては、その一秒をけずりだすため!

ウルプロメンバーの活躍は紹介しきれませんが、紹介した記事はこちらです。

ウルプロ練習会日程はこちらです。参加ご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。



その1秒を削り出したウルプロメンバー〜故障なくスタートラインに立つために〜 前編

この週末もウルプロメンバーは頑張りました。私が把握しているだけで、各地のレースで年代別優勝が3人で入賞者もいます。また3時間20分切を目指していたメンバーは3時間15分台のタイムで目標達成しましたし、初めてサブ4達成した60代のメンバーもいます。全員紹介したいのですが追いつかないので、書ける範囲で紹介していきます。

また、このページはウルプロメンバーが頑張った。というだけの内容にはしたくありません。読んだ方の心に残ったり、ヒントになるようなことを書いていきたいと思ってます。

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今回紹介するのは、湘南国際マラソンで目標にしていたサブ3.5を達成した諏訪和歌子さんです。

彼女は2018年3月の名古屋ウィメンズマラソンで3時間30分02秒(ネット)とサブ3.5を逃しました。

たった3秒に泣いたのです。1kmで1秒どころではないのです。

諏訪さんは4月の連休にパーソナルを受けて、その後入会しましたが、遠方から練習会に参加し、コツコツと故障しにくいフォームの定着をはかっていきました。

そして、湘南国際マラソンでサブ3.5を達成したのです。

3時間28分21秒(ネット)

ロス(1:47)
48:00-48:06-49:49-51:35-10:51

まず、諏訪さんに限らず、レース前は不安になります。練習してきたけど、「本当に力はついているのか?」「目標達成できるのか?」と、しっかり準備してきた人ほど緊張感、不安感を作り出してしまいがちです。

諏訪さんもシューズを迷ったり、不安な気持ちから何度も相談を受けました。自分に自信が持てない状態でした。

まず、その状態をどう乗り切ったかを聞きました。

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自己ベストできない言い訳が全くなくなってしまった。

レース前、とにかく不安で仕方なかったのです。なぜって絶好調だったから。おかしな話ですが、調整がうまくいっていれば、ベストが出るはず、出なければ「練習不足」のレッテルを自分に貼らなくてはならないから。ほかの人は「そんなことはないよ」と言うかもしれませんが、私の中ではそれ以外に理由がないのです。こんなに頑張って練習しているのに、「まだ足りないのか」と思わなくてはならないのは結構辛いです。

絶好調なのに、なんでこんなに自信がないのかというと、私のベストタイムは今年の3月の名古屋ウィメンズマラソンで出した、3時間32分0秒(ネット3時間30分2秒)。2度とこんなタイムで走れないと「信じて」いました。あれは奇跡だと思っていました。たまたまラッキーなことが重なって出せたタイムだと思っていました。

なぜって、練習でどんなに頑張ってもこんなタイムで走れないから。多分、私の周りの人たちも「まぐれ」と思っていたのではないかと思います。

そして今回、どんな風に絶好調だったのかというと、一週間前に練習で5000mのベストが出た。怪我もすっかり治っていて、故障個所が一つもない。ウェイトコントロールもうまくいって、ベスト体重となっている。直前にはコーストカイロの伊藤先生に、ベストが出るよう全身整えてもらっている。

あとは当日、気温が高ければそれは言い訳の一つになると淡い期待を持っていたのですが、「少し暑くなる」という天気予報はまんまとはずれ、マラソンにぴったりの寒い日となりました。曇っていて日差しもない。私はいつもとても運が良いのですが、こんな時にもまたもやマラソン日和を引き寄せてしまいました。本当に運が良い。

すべてがベストコンディション。最悪です。言い訳の素材はゼロとなりました。絶対にベストを出さなくては。

でも。

気持ちって大切「ベストをださなくては」という強迫観念と「出るわけないよ」という不安を持って走るよりも、楽しい気持ちで走った方が絶対良い結果になります。

いつもレースの1か月くらい前から、自宅に居る時は、YouTubeでマラソンや駅伝を流しています。「ランニングフォーム」や「苦しいときの頑張り」のイメトレをしていました。やはりお気に入りは「箱根駅伝」。青学の選手たちが笑顔で走り、区間賞を取るのを見て、改めて「楽しく走ること」のメリットを強く感じました。今年の箱根駅伝は、東洋大学に往路優勝を譲っていても、選手たちに悲壮感が全くなくて、笑いながら自らの不甲斐ない走りを「申し訳ない!」と言っていました。結果総合優勝を手にしているのです。その一方、東洋大学の選手からは、強い緊張感と悲壮感が見て取れます。明らかに両者には「まぁ出来るだろう!」と「出来ないかもしれない」のスタンスの違いがあると思います。笑って走った方が速く走れる、少なくとも私はそう信じています。

だからスタートラインに立った時は、なんの根拠もないけれど、自信を持つことにして、どんよりした気持ちを生ごみのようにポイッと捨てました。「今日までに出来ることは全部やった。ベストは必ず出る!」に切り替えました。本当にそう思っていなくても、3時間半だけそう思いこめばいいことにして。またウジウジしたいのだったら、レースの後改めてじっくりやればよい、さっき捨てた生ごみはきっとまだ回収可能でしょう。「ベストが出なかったらどうしよう」はもう2か月くらい充分考えてきました。考えるのは一旦お終い。どうしよう?どうもしないさ!私がベストを出さなくてもまた陽は昇る。陽が昇ればもう一度やるだけ。ポジティブわかこに切り替えてスタートの準備は完了!

少し話はそれますが、今回左腕に入れた「その一秒をけずりだせ!」は東洋大学の選手たちのスローガンです。本当は右腕に、もう一つのスローガン「ひるまず前へ!」も入れたかったのですが、左手で文字が書けず断念しました。私はこのスローガンが好きです。3月の名古屋ではあと3秒でサブ3.5でした(ネット)。どこからその3秒をけずりだすか、それをテーマにここまで来たから、このスローガンはどうしても書きたかったのです。

青学の明るさと東洋大のスローガンで鬼に金棒です。

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35kmの壁で終わらせてはいけない

終盤少し落ちてグロスで3時間30分08秒と、また新たな課題が生まれたことについて、こう話してくれました。

後編に続く

その1秒を削り出したウルプロメンバー〜故障なくスタートラインに立つために〜後編



その1秒を削り出したウルプロメンバー〜故障なくスタートラインに立つために〜 後編

その1秒を削り出したウルプロメンバー〜故障なくスタートラインに立つために〜 前編

前編から続く

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35kmの壁で終わらせてはいけない

終盤少し落ちてグロスで3時間30分08秒と、また新たな課題が生まれたことについて、こう話してくれました。

35km以降思うような走りが出来なかったことに関しては、言い方を変えれば35kmまでは走れるようになったということ。よくここまで頑張ったと、自分を褒めてあげても良いかなと思っています。

よく聞く「35kmの壁」ってありますが、「35kmの壁だから」では片づけられないと思います。本当に壁があるのなら、壁があるって分かっているのに対策を打たないのは怠慢です。色々なタイプのランナーがいるのに、多くの人が35kmで今回の私と同じような状態になっているのだとすれば、42kmを目標にすることで、脳がなんらかの指令をだしているのでしょうか。なにか対策を考えたいと思います。でも、ひとまずはもう少し長距離走に慣れた方が良いと感じたので、これからは月に一度30km走を入れてみようと思います。

 

目標達成するために大事なこと

今回強く感じたことは、当たり前だけど、怪我をしないことはとっても大切ということ。5月にシンスプリントになってしまい、8月まで練習ができなかったのですが、それ以降特に大きなけがなく走れました。怪我をした時でも、出来ることはほかにもありますが、走れないことはやはりストレスになるし、いつ治るのか、いつになれば走れるのかがわからず焦りも出ます。そんな時間は出来るだけ過ごしたくないと思うと、これからも怪我をしない走り方を身に着けてゆきたいと思います。

 

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故障なくスタートラインに立てた理由

  1. ランニングフォームが変わり怪我をしにくくなった。
  2. 以前、1年に2回シンスプリントをやってしまい、強く地面を蹴る動きでシンスプリントを起こすことがわかったため、そのような動きを極力避けるようにした。
  3. 怪我をする前兆(痛みや違和感)を感じたら、すぐに運動をやめて怪我をしないように努めた。
  4. 怪我をしてしまったとき、怪我の治りかけに希望的観測で練習を始めず、現状をよく把握して完治してから練習に臨むようにした。

 

なぜパーソナルを受けウルプロに入ったのか?

新澤さんの投稿で井上明美さんのことを読み、パーソナルを受ければサブ3.5が出来るのではないかと思った。どうしてもサブ3.5をやりたかったのです。また多くのメンバーが自分の欲しい結果を手に入れていたため、ウルプロに入会しました。

初フル・18ブロック目からのsub3.5達成〜チャレンジsub3.5メンバーのあけみさん〜前編

入会前のフォームと今のフォームの違いは?

肩甲骨の動きを意識するようになったので、骨盤をうまく使ったフォームに変わった。

ストライドを出すために、無理に脚を前に出さなくなった。

お腹から前に出す感覚を覚えたので、お尻が出なくなった。

 

諏訪さんと初めてお会いしたパーソナルの時の記事はこちらです。

2日半で8人のパーソナル後編〜もっと楽に走りましょう!!〜

綺麗なフォームと思いながらも、スネに負担のかかるフォームでした。気にならない方、故障してない方であれば構わないのですが、諏訪さんはシンスプリントを何回もしているのだから、これは変えねばダメだとアドバイスしました。

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Kernelはすごく良い気がする。

また、諏訪さんからレース後にこのようなメッセージをいただきました。

今朝ふと思い出したのですが、カーネル多分すごく良いです。

いつも20km過ぎると首が痛くなるのですが、今年の湘南では首の痛みが全くなかったことを今思い出しました。

思い切って買って良かったです。

私の場合、長距離を走っていて1番辛いのは脚で、2番目が首でした。キツイ要因の30%くらいは首から肩にかけての痛みだったので、これが無かったのはかなり良かったです!走力を高めたりプラスを高めていくことと、把握しているマイナス要因を少しでも解消していくことと、両方増やしていかないといけないですね。

カーネルが良いことはわかっていましたが、実際にレースを走って改めてコスパの高い製品だと思いました。

また、心配していたカーネル揺れは、練習の時点で、インナー(スポブラ)の肩の辺りに挟んで即解決でした!私はテーピングかぶれしやすいので、これがベストでした。

Kernel公式ページはこちら

 

いつも綺麗な諏訪さんが腕にデカデカと「その一秒をけずりだせ!」と書いた画像をアップしていて驚きましたが、できる準備を全部した上で、最後は気持ちが大事だということです。

レース後にはグロスで切れなかったことが、残念だったようですが、私は次の目標が明確になって良かったと思ってます。

来年の名古屋ウィメンズでも、その一秒をけずりだせ!という走りを見せてくれるでしょう。

ウルプロ練習会日程はこちらです。参加ご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。

その1秒を削り出したウルプロメンバー〜故障なくスタートラインに立つために〜 続編 はこちら

その1秒を削り出したウルプロメンバー〜故障なくスタートラインに立つために〜 続編



救護ランナー犬尾英里子 フォーム改善してサブ4達成!

マラソン大会中に医師や救護と書かれたビブスをつけて走る救護ランナーは、参加者の異変にいち早く気づき対応します。

私自身、大会中に救護を受けたことはありませんが、いつ何が起こるか分からないので頼もしい存在であり、私たちランナーを見守ってくれることに感謝しています。

つくばマラソンでサブ4を達成した医師の犬尾英里子さんも救護ランナーとして全国各地の大会を走っています。

救護ランナーの目線でランナーにお伝えしたい内容を記事にまとめていますが、まずは犬尾さんのサブ4達成について紹介します。

(2018年11月の犬尾さん)

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犬尾さんとは、共通の知り合いである医師の石川さんの紹介で、1月にパーソナルレッスンを受けていただき、その後ウルプロに入会しました。

それ以前のフルマラソンPBは2012年つくばマラソンで出した4時間42分17秒(ネット)で、それから5年間自己ベストが更新できていませんでした。

(2018年1月の犬尾さん)

パーソナル直後に走った勝田全国マラソンを4時間27分19秒で走り久しぶりにPB更新しましたが、

その時のメールを抜粋すると、

初マラソン以来のPBでした。
スタート時点で寒いとは思わなかったので、色々な工夫が良かったのだと思います。
足の接地、腕振り、リズムを刻む、腰を落とさない事は痙攣で休んだ時以外は意識できました。
前回のマラソンでは20Km手前で足が動かなくなりましたが、今回は30Km過ぎまでピッチを殆どおとさず(リズム通りに)足を動かせました。
最後の1Kmは走りを戻すことができました。

 

その後、多忙な中、時間を作って練習をすることで、フォームも変わりスピードが付いてきました。

午後練で、400m、1000m、5000m、10000mなど走る中で、毎回のようにPBを更新していきました。やはり自分が成長しているのを実感すると嬉しいし励みになります。

また、入会前のパーソナル時に犬尾さんから聞いた練習量は多いと思い、減らすようアドバイスしましたが、その後、月間走行距離や練習日はかなり減ったようです。

そして10月の富山マラソンは4時間00分05秒(ネット)と大幅にPB更新しましたが、この時はsub4できると思っていなかったようで、ネットタイムは確認せず走っていて、終盤「これってネットならサブ4に間に合うのではないか?」と走ったようですが、あと4秒足らなかったようです。

ただ、54分59秒だった10kmPBをつくばマラソン10日前の練習会で49分台に引き上げるなど楽にスピードが出せるフォームが身についてきました。

そして、つくばマラソンを3:58:58(グロス)で走りついにサブ4ランナーになったのです。

ラップ

(ロス00:25)
27:06-26:18-27:01-27:12
28:10-28:53-30:16-30:11-13:26

終盤はかなりキツくなったようですが、仲間の応援に背中を押され粘ってサブ4達成しました。

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サブ4した気持ち

ゴールした直後はサブ4した喜びより、最後の酷い走りで素直には喜べませんでしたが、サブ4を目指していた仲間に置いてきぼりにされず良かったと思っています。

一夜経ち、走力のある人も脚に異常を来したしていたり、後半タイムが落ちているところをみると、新澤さんの仰るように前半突っ込まなければサブ4は達成出来なかったかもしれません。

入会して何が変わったか?

陸上経験のない50歳からジョギングを始めたランナーなので、全ての練習が新鮮です。ウルプロでは何のために練習をするのかターゲットが明確なので身体の動きを意識できます。

心肺を鍛えるトレーニングであれば息があがらない強度では不十分、ペース走では疲れを残さない自分のペースを把握する等、ランナーであれば知っておくべき知識を全く知りませんでした。ただジョギングの延長でマラソンを走っていました。

トレーニング方法も読んで名称は知っていても取り組み方もわかりませんでした。しかしそれでは限界があり、昨年は走るモチベーションが下がる一方に加え、年齢とともに故障が多くなり回復にも時間がかかるようになり、これでは「何歳になっても走り続ける」事ができないと思い、パーソナルを受けました。

メンバーになって一番変わったのは技術的な事より「モチベーション」です。他のメンバーのレースに取り組む姿勢や、練習の振り返りは大変励みになります。目標はそれぞれ違いますが、メンバーが互いに、目標を達成すれば讃え、スランプでは励まし、それぞれが持つ知識・経験の共有を惜しまないチームのあり方が素晴らしいと思います。

また画像で自分の走りを確認する事でイメージと現実のギャップを少しずつ埋める事ができるのもウルプロ練習会の大きな特徴だと思います。

(2018年1月のパーソナル開始時)

(2018年11月のウルプロ練習会)

何歳になっても走りつづけられる身体つくり、医療支援走の活動範囲を増やす事が私にとっては優先順位の一番ですが、結果がついてくればそれもご褒美だと思っています。

また、入会して走行距離は減りました。月間100km前後程度でも、練習会で密度の濃い練習ができるので他はジョグ程度になりました。筋肉の疲労回復にはそれくらいが私には丁度良いと感じています。その代り普段の生活、歩く、階段を登る、も意識するようになりました。

 

犬尾さんは徐々に負荷の高い練習を継続してできるようになりましたが、その理由はフォームが大きく変わったからです。以前のフォームのままで負荷の高い練習をしたら、すぐに痛みが出て、継続的な練習はできなくなります。こちらが1月と11月に撮影したフォームの違いです。

全ての練習会に課題を持って参加し、終わったら振り返り、次の練習に繋げることをずっと続けてきたのです。成長しないわけがありません。

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こちらは犬尾さんが大会後に投稿した文章です。ウルプロに入会する前からの取り組みなど書かれていました。

Go! Go! Project Plus 15
つくばマラソンでサブ4達成!走らない方には??何それ?美味しいの?でしょうが、市民ランナーが目指す4時間未満でマラソン42.195kmを走る事を「サブ4達成」と言います。目標は3:53:00でしたが、そこには一歩届かず3:58:33(ネット)でした。何歳になっても走れる(歩ける)身体でありたいと50歳で始めたランニング。陸上の経験もなく、ただ一人で近所をジョギングする延長でマラソンを走っていました。

しかし昨年くらいから、速く走ろうと頑張る→身体のあちこちを痛める→走れない→走る→故障 を繰り返すようになり、モチベーションはどんどん下がり、何とかその状況から抜け出したいと医療支援走仲間の先生に相談したところ、ウルトラランナープロジェクトの新澤さんをご紹介頂きました。

初めて、ランニングに必要な練習メニューを体験し、どの様な走りを目指すか、その為に何が必要か、一つずつクリアした結果が今日のレースでした。正直、サブ4を達成できた嬉しさの一方、ビルドダウンレースとなった残念な、悔しい気持ちがあります。

でも、今日ゴール後に、同じくサブ4を目標としてつくばを走った仲間が待っていて一緒に喜べた事、それは何にも代え難い嬉しい事でした。

今日のつくばマラソンでサブ4出来て良かった!!

応援して下さった日医ジョガーズのRD先生方、ウルプロメンバーの皆さん、先に神戸でサブ4を達成したオバマ、大会スタッフの方々、沿道の皆さん、そして家族、ありがとうございました。

感謝!

*Go Go projectは55歳時に、今までやりたかったこと、やりたいと思ったけれどしてこなかったことに挑戦する、という自分の中の企画です。友人たちに「励まされる」と好評だったので、56歳になってもGo Go project plusにして続けています。

 

ウルトラプロジェクトには20代から60代までの幅広い年齢のメンバーが在籍し、昨日までの自分を超えようと試行錯誤していますが、50代、60代で自己ベスト更新するメンバーも珍しくありません。

何歳になっても過去の自分を越えることができたら嬉しいです。足踏みのような小さな一歩でも積み重ねて行けば、考えてもいなかった高みに登っていることに気づくことがあります。

そのような場面に少しでも関わり合えることが最近は楽しくて仕方がありません。

ウルプロメンバーの活躍は紹介しきれませんが、こちらもお読みください。何か気づくことがあるかもしれません。



ウルプロ初の女性サブ3ランナー 宮島亜希子 〜フォーム改善の効果を話す〜

昨シーズンはウルプロ入会後にサブ3を初めて達成したメンバーが5人いますが、全員男性でした。

今シーズン、女性のサブ3ランナーが誕生すると思っていましたが、宮島亜希子さんがサブ3を狙った初めてのレースでクリアしました。

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宮島さんは昨年までは3時間10分は切っていましたが、そこから先には行くのは中々難しいと考えていたようです。

宮島さんと初めて会ったのはいつだったか忘れましたが、そこそこ長い付き合いです。またウルプロ練習会をサポートしてもらい始めたのは昨年の夏からです。

水曜日夜に参加の際は、ペースメイクをお願いすることもありますが、金曜日や週末練習会に参加するときは自分自身の練習をしてもらいました。その間UTMFで入賞したり、10kmやハーフマラソンでPBを出すなど、他のウルプロメンバー同様伸びているメンバーです。

⬜︎レース結果

タイム 2時間59分33秒

順 位 女子総合24位

ラップタイム

(ロスタイム4秒)

20:57
20:51
21:02
20:56
20:59
21:17
21:36
22:08
09:43

ハーフ通過 1時間28分29秒

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今回、いくつか質問して答えてもらいました。

⬜︎サブスリーぎりぎりの展開の時に考えていたこと

また次挑戦すれば良いという弱気な気持ちも出てきましたが、応援してくれる人、頑張っている仲間のことを思い出し、必死で前に進むことだけを考えていましたが、その中でもフォームと呼吸を意識する余裕は持てたので、大きく撃沈することはなかったんだと思います。がむしゃらだけではサブ3は出来ないと思いました。

⬜︎どのようなフォーム意識をしているか

ウルプロの練習会に参加するまでは、フォームやピッチを意識して走ることはなかったのですが、昨年の11月頃から、ペーサー以外にも織田フィールドなどで練習会に参加した際にアドバイスしてもらったこと(着地の際に足の着く位置、足を下ろすという意識、ピッチを上げる、腕は後ろに引く、肩の力を抜く、骨盤の動きを意識した腕振り)を意識することによって、2017つくば(3時間6分)→2018大阪国際(3時間4分)→2018東京(3時間2分)→2018つくば(サブ3)と、順調にPB更新しています。

今回のつくばは、特に骨盤の動きを意識した腕振りを意識したことで、足が自然に前に出る感覚がありました。

⬜︎ウルプロ練習会について思うところ

レベルに関係なく、皆が自分の目標に向かってやるべき事を考え実行しているので、とても雰囲気も良いですし、いつも刺激をもらっています。

⬜︎女性のサブ3は0.4%程度ですが、サブ3ランナーになった感想。

雲の上のタイムだと思っていた3時間切りが自分にも出来たことで、自信が持てましたし、諦めなければ目標は達成できると思いました。サブ3ランナーになったことは素直にめちゃ嬉しいですが、また新たなスタートラインに立った感じがしています!

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宮島さんは非常にバネがある走りをするランナーですが、そのバネに頼りすぎることから終盤に失速するケースもありました。練習会に参加しはじめた当時のフォームをみると、ストライドを伸ばそうとする意識があったので、ストライドを伸ばそうとしないでピッチを上げるようアドバイスしました。

これは今年1月のフォームです。

こちらが今月のフォームです。

胸の位置が後ろに行かないように、肩甲骨の間から押されるイメージを持ってもらった時の動画です。

上体が遅れなくなったことから、接地でしっかり地面を押すことが出来るようになり、接地足と逆の骨盤の動きがスムーズになり、結果的にストライドは落ちていません。

動画はこちらです。

また、この練習会の時に、肩や上半身に力が入っているように思えたので、腕振りについてもアドバイスしました。

その夜、宮島さんからメッセージが届きました。

肩の力はこれまであまり意識してこなかったけれど、1本目の終わりに新澤さんに指摘されて、2本目以降は力を抜いて、更に5本目以降は骨盤も意識し、楽に走れるフォームに変わっていったと感じました。

今日は、1200m×6本で自分では同じ感覚で走ってましたが、タイムは、4’46-4’35-4’41-4’41-4’41-4’37で、肩に力が入ってた1本目が一番遅かったです。

今日の後半の感じでつくばは走りたいですね。不安もありますが、サブ3狙ってみます!

宮島さんは本来ウルトラマラソンやウルトラトレイルを得意にしていますが、身体の使い方が変わり効率的に走れることによって来年はまた高いレベルになるでしょう。

また、宮島さんに負けないような女性メンバーが宮島さんに追いつこうと頑張っているので楽しみです。

大阪国際女子マラソンに出るようなレベルのランナーでも、ちょっとしたことで走りは変わります。

こちらはウルプロメンバーのレース結果の一部です。

http://fun-run.tokyo/blog/category/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B4%BB%E8%BA%8D/

12月練習会日程はこちらです。参加ご希望の方はfacebookページのメッセージにてご連絡ください。



初サブ3、初サブ3.5、初サブ4など自己ベスト続出

この三連休に開催されたフルマラソンで私が把握しているだけで18人が自己ベストを更新しました。

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切りのよいタイムをクリアしたメンバーのタイムを紹介します。

タイムは入会時のタイム→今回のタイムだけ書きますが、その間に何回か自己ベストを更新しているメンバーもいます。

また入会時のタイムはネットの場合がありますが、今回のタイムはグロスタイムです。

◽︎初サブ3達成

宮島さん(女性)3:06:31→2:59:33

ウルプロ入会後サブ3達成は6人目で、女性は初めてです。

◽︎初サブ3.5達成

I.Hさん(女性)3:46:10→3:21:42

M.Kさん(女性)3:44:35→3:25:14

T.Sさん(男性)3:45:43→3:28:04

◽︎初サブ4達成

T.Tさん(男性)4:01:50→3:47:50

T.Hさん(男性)4:04:35→3:50:20

H.Nさん(女性)4:20:07→3:54:14

H.Mさん(女性)5:24:01→3:55:32

M.Mさん(女性)4:02:19→3:57:18

E.Iさん(女性)4:42:17→3:58:58

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それ以外でも入会前にはフルマラソン経験はなく10月の水戸黄門漫遊マラソンで初フル3時間20分のタイムを出した門脇さんが、2回目のフルマラソンを3:09:06で走りました。

門脇さんは50代のランナーですが、今回自己ベストを出した18人の半分以上は50代、60代のメンバーで、私より年上は珍しくありません。

年齢に関係なくやるべきことをすればタイムは伸びるということです。

もちろん、自己ベスト更新出来なかったメンバーの中にも、その時できる懸命の走りをしています。

不調や故障で腐ることなく、PB更新まではいかなかったが、sub3.5を達成したり、2回目のフルで大阪国際女子マラソンを決めたメンバーはハーフまで突っ込んで1時間31分40秒のPBをはるかに上回るペースで走り、後半耐え前回から1分遅れでフィニッシュしました。また入会時は4時間半だった男性メンバーはロングレースが続き疲労が残っている状況で3回目のサブ3を達成しました。

メンバーがどのような振り返りをしているか、参考までに何人か紹介しようと思います。

また、結果はどうあれガッカリしたり、周りは頑張ってるのに自分はダメだと悲観しないで、次に進むために何をしたらよいか考えてみてください。

目標達成出来なかった方へ

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今回、サブ4達成したメンバーは、何年もサブ4目指したが出来なかったり、そもそもサブ4なんて考えてもいなかった方々で平均年齢は50歳を超えています。60代もいます。

サブ4するために何が自分に足りないかを明確にして、そこを頑張ってきたのです。

走り込みが足りない。と走行距離を伸ばしたメンバーよりむしろウルプロに入ってから走行距離が減ったメンバーの方が多いです。

特に50歳以上のメンバーが、無理な走り込みをしようとしていることを私が知ったらだいたい止めています。走行距離を増やしてタイムを伸ばす方法では特に50歳以上では早々に限界が見えてくるし故障しがちになります。

今回30km走を3回やったけど、30km以降脚がもたなかったから、次回は4回やるとかではだいたいうまくいきません。30km走をしなくても課題を克服する方法はいろいろあります。

まずは、効率的に走るにはどうしたらよいか?効率的に力を付けるにはどうしたらよいか?など考えたらそこに伸びしろがあるように思います。もちろんアプローチは様々ですから自分の信じた練習をしたらよいです。

ウルプロ練習会に参加ご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。東北、関西、九州などから出張時など利用して参加しているメンバーもいます。