カテゴリー別アーカイブ: パーソナルレッスン

パーソナルレッスン→OTT観戦→低酸素トレーニング

玉川上水ジョグ21km〜日陰を求めて〜

昨日はウルプロ練習会で、ゆっくり玉川上水を21km走ってきました。

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私自身の気付きとしては、このくらいゆっくり走ると蒸し暑くてもほとんど給水は要らないということです。暑いからのどが渇くと水分を摂りすぎることで、低ナトリウム血症など様々なトラブルを引き起こすので、7月中旬開催のみちのく津軽ジャーニーランなどいかに喉が乾かないように走るかが課題だと思ってます。

今日は昼前後にトライアスリートのAさんとパーソナルレッスンをしました。

先日私のパーソナルレッスンを受けた方から薦められて申込していただきました。

2時間のレッスンを通じて体の使い方や動きだけではなく、意識や考え方についてもアドバイスさせていただきました。

今までより上体にも脚にも力を入れなくても、今まで以上のペースで走れることに驚いていました。

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その後、織田フィールドで開催中のOTTオトナのタイムトライアルの観戦をしました。

ウルプロメンバーも何人か走るので、時間の許す限り応援しました。

20分28秒 PB

入会時のフルマラソン3時間40分台から、徐々にタイムを伸ばし今年の東京マラソンで3時間13分台を出したAさんは苦手なスピードもついてきました。

18分50秒 PB

年末にパーソナルレッスンを受け、その後入会したSさんの入会時の5000mベストタイムは21分22秒だったので半年で2分半伸ばしました。

また、フルマラソンは入会前3時間40分で、3時間25分を目標にしていましたが、4月のかすみがうらマラソンで3時間17分を出しました。

二人とも50代ですが、まだまだ伸びしろのあるメンバーです。

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速い組も見たかったけど、低酸素トレーニングの予約をしていたので、そこから錦糸町のケッズスポーツマッサージ併設ハイアルチリカバリーに移動しました。

酸素濃度はだいたい標高2300-2400m相当ですから、富士山の五合目くらいです。入った瞬間に少し酸素が薄いと感じます。

低酸素トレーニングは少し間隔が空いてしまいましたが、苦しさが増したとかはありませんでした。

ケッズトレーナーの担当者から右足の状態が良くないからしばらくスピードは出さないで。と言われているので、いつものHIIT 高強度インターバルではなく、体の使い方だけ考えてじっくり走りました。

いつもはウォーキング→ジョグのあとに、40秒全力で時速22kmくらいに上げて40秒リカバリーなどで繰り返したりしてますが、今日は時速10-13kmくらいでじっくり走ってから、終盤少しスピード上げて終えました。

5分間に1回SPO2を測定しましたが、下がっても80くらいだったので、身体の状態は上向きです。

これからの時期、気温がぐんぐん上がり、熱中症リスクが高まるので、高負荷な練習をするのは厳しくなってきますが、冷房が効いた低酸素ルームであれば暑さも雨や雷も関係ありません。

冷房が効いた部屋なのに身体から汗が吹き出します。終わってから外のイスに座って休憩していても汗が止まりません。

適度に気持ちよく追い込めました。

その後、脚を中心にケアしてもらってから、バランスボールで体幹トレーニングをしました。

今日は調子が良くて、5分以上落ちる気配がなく出来ました。お腹を触ってみても以前より肋骨の下辺りの筋肉が盛り上がっているのが分かります。特に腹筋トレーニングを集中してやったわけではなく、走るときにお腹を意識して筋肉を使っているのが大きいです。

サロマ湖まであと20日ですが、痛めた脚はリカバリー中心にして、低酸素トレーニングの頻度を上げて心肺機能を鍛えて良い状態でスタートラインに付けるようにします。

お問い合わせや予約はこちらです。

ケッズ鍼灸院接骨院すみだケッズスポーツマッサージ

 

ウルプロには50代、60代でも自己ベスト更新するメンバーは珍しくありませんが、その理由は練習量を増やしているのではなく、それぞれの目標達成には何が必要なのかを考えて練習しているからです。



6人とのパーソナルレッスン

昨年もゴールデンウィークに普段は参加できない方に向けたパーソナルレッスンを行いました。

2日半で8人のパーソナル前編〜もっと楽に走りましょう!!〜

上記記事は昨年書いたものですが昨年は2日半で8人の方と行いました。今年は5日の6人含めて、連休中に11人の方とパーソナルレッスンをしました。今回は5日について紹介します。

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5日は朝から日差しが強く、長時間日差しにさらされるので、アグレッシブデザインの日焼け止めをしっかり塗り、普段のレッスンではかぶらない帽子をかぶり、さらにスマッシュウォーターを飲んで脱水予防を心がけました。

遠方から来ていただいている方もいるので、普段以上に万全な体調でのぞめるよう気をつけました。

今回はペアレッスンを2組含む4枠6人。時間にして8時間弱に及ぶレッスンでした。

私はレッスン中は、さほど走らないので身体はさほど疲れませんが、とにかく頭が疲れます。

6人は全て初対面の方であり、走力も違えば、さまざまな感覚も違います。例えば同じアドバイスをしても6人それぞれ受け取り方は変わります。伝わっていないと思えば、伝え方を変えて、それでも伝わらなければ、別の伝え方を考えます。

一人一人が、ランニングフォームに関して悩みがあり改善したいから貴重な時間とお金を使ってパーソナルレッスンを受けていただくわけですから、その期待に応えるよう、かなり集中した時間になります。

ランニングフォームを見て、悪い動きを指摘して、その動きをしてもらうだけのレッスンだと、その場では動けるようになっても、なぜ動けたのかを理解できず再現できないケースが多いでしょう。

そのようなレッスンだと中々定着できず、繰り返しパーソナルレッスンを受けざるを得ません。

私のレッスンには北海道から九州、海外居住者など遠方の方も多く、頻繁にパーソナルレッスンを受けていただくことは物理的に難しいし、そもそも私が多くの方と頻繁にレッスンをする時間も作れません。

そこで私は単にフォームをアドバイスするのではなく、なぜそのようなフォームになっているのか?身体の使い方だけではなく、それぞれの方の記憶の底にある意識や記憶から問題点を探り認識してもらいます。

その上で、悪い動きをなおしたり、そもそも出ないような動きを作っていきます。

そして、気持ちよく走れるようになったなら、なぜそう走れたのかを考えてもらいます。

教えるのではなく気づいてもらうようなレッスンを心がけていますが、それは教わったことより、気づいたことの方が定着するからです。

また、私自身、なぜこの方はこのような動きになるのだろう?とか、こう伝えてダメならこう伝えたら理解しやすいとか、パーソナルレッスンをするといろいろ勉強になります。

パーソナルレッスンの良い点は、その方と対話しながら理解度を確認しながら進めていけることです。私がその方にとって良いと思うランニングフォームを押し付けるようなことはしません。押し付けたフォームをなかなか定着しません。

また、アドバイスしても中々伝わらないのは、相手の理解力や運動神経の問題ではなく、伝える側の問題だと思ってます。

そのような点からも、初めて会った方のランニングフォームや意識を短時間で変化させるには大きなパワーが必要になるのです。

こちらは6人の方のビフォーアフターです。カット画像と動画を見ると違いが分かると思います。また画像などでは分かりにくい微妙な変化も本人はかなり感じています。

例えば上体の位置が1cm前に移動したとして、画像ではほとんど違いは分かりませんが、前方への推進力はかなり変わります。

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Oさん

Oさんは2014年に3時間12分を出してからブランクもあり、現在は3時間20分台後半とのこと。

ストライドが伸びない、接地が前になり沈み込む、脇が開くという自覚はありましたが、骨盤が動くように腕を動かすことで多くは改善すると思い、フォームを作っていきました。

フルマラソン走れる心肺的なきつさのペースは最初は4’55/kmくらいでしたが、最後は4’33/kmくらいに上がりました。

□ビフォー

□アフター

Oさん

OさんのPBは2014年に出した2時間52分ですが、現在2時間50分切り目指して練習してます。

身体が後傾し目線が上に行ってしまっていることは本人も自覚しています。また腕振りに課題があると話していましたが、今回見た感じでは骨盤も動いているし気にすることはないと思いましたが、ペアレッスンで奥さんは腕振りの改善が必要だったので合わせてアドバイスをしたところ、今回のレッスンで一番しっくり腑に落ちたようです。

上体は後傾ではありませんが、ほぼ直立です。この状態で顔が上がっていることから、かなりの後傾に見えてしまうのです。また、顔が上がってしまうことから、上体の真下の感覚が前気味になってしまうようにも感じました。

□ビフォー

□アフター

Sさん

申込書に書かれたハーフマラソン1時間39分、フルマラソン3時間59分というタイムを見てある程度フォームは想像できました。アドバイス前のSさんのフォームを見ると、バネがあるし改善するのが大変そうな癖がないから少しのアドバイスで相当変わると思いました。

本人は接地が前になりブレーキがかかりスムーズに進まない。とレッスン最初に話していましたが、まずは接地位置を変える動き作りをする前に、腕の使い方・上体の使い方からアドバイスしていきました。ほとんど動いていない骨盤が動くようになれば接地位置も変わってきます。

動画の真ん中に挟んだ芝生での走りは、身体が勝手に前に進む感覚を感じてもらった時のものです。

レッスン後にS夫妻は走ることがもっと楽しくなりそうだ。と話していましたが、そのお手伝いが出来て良かったです。

□ビフォー

□アフター

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Sさん

Sさんはフルマラソン3時間39分で目標サブ3.5です。

アドバイス前はかなり膝下を使った上下動の大きなフォームでした。それでもフルマラソン終盤にペースダウンせずに走れるならよいですが、10kmやハーフマラソンのタイムに比べてフルマラソンのタイムが遅い点について話を聞くと、やはり後半失速しているようです。

アドバイス前は上に向かっていたベクトルが、アドバイス後は、前に変わり、楽にスピードが出せるようになりました。

アドバイス後の動画を見ると骨盤の動きもよく、上半身と下半身がスムーズに連動するようになりました。

□ビフォー

□アフター

Tさん

Tさんのフルマラソンベストは3時間36分です。

効率よく進むフォームに変わると、普段よりスピードが上がることから心肺機能が追いつかなくなるケースはありますが、Tさんはかなりスピードが上がったのに余裕そうでした。話を聞くと自転車のヒルクライムをやっていたので心肺能力には自信があるとのこと。そして運動神経は良くないけど、繰り返し同じ動作をするのは得意とのことであり、長距離向きのランナーでかなり伸びると感じました。

□ビフォー

□アフター

Kさん

最近のフルマラソンタイムは4時間20分で目標はサブ4のランナーです。

後傾が改善すればかなり楽に走れるようになりますが、その原因は骨盤がうまく使えないからストライドが伸びず、それをカバーするために脚を前に投げ出すように走っていることです。そこを改善するために骨盤を動かす感覚を感じる動き作りをしていきました。Kさんは脚力が強いので、楽に進むフォームを定着できたら、かなりタイムは伸びます。

□ビフォー

□アフター

現在、気持ちよく走れていると思う方は、パーソナルレッスンを受ける必要はないと思います。故障を繰り返したり、以前と比べて体が前に進まなくなったとか、タイムが停滞しているとか、課題を抱えている方は是非お越しください。

*それぞれの方の改善点など、後ほど追記いたします。



踵着地・身体の前で接地・ガニ股・後傾していると自覚していたランナー〜パーソナルレッスン〜


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自分自身がどのようなフォームで走っているか考えたことありますか?

深く考えなくても大会時に撮影された画像を見て、「これは私ではない!」とか「悪意を感じる」とか思ったことがある方は少なくないと思います。

故障がちなランニングフォームを改善したい。効率良く速く走れるフォームになりたい。カッコ良いフォームと言われたい。と思ったらまずは自分自身がどう走っているかを知ることです。

例えば、化粧する時や髪型を整える時は、鏡を見ながら自分のイメージ通りにしていくと思います。そのイメージが出来上がってしまえば鏡を見なくても出来るようになります。

ランニングフォームも一緒で、自分が走っているフォームがイメージできるようになるまでは、動画や画像などで確認した方が上達は速いです。

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日曜日にパーソナルレッスンをした、ウルプロに入会して間もないHさんに、どのようなフォームで走っているか聞いたところ、このように答えました。

①踵着地
②着地が身体の前
③ガニ股(足首が固いことが原因)
④身体が後傾している

Hさんは、それぞれを改善するために何をすべきかを考えてランニングレッスン本を読んでいろいろ試していたようですが、あれもこれも意識しようとして混乱してしまった。と話していました。

確かに4つの課題があったなら、それを同時に解決していくのは大変だと思います。ただHさんの場合は一つ意識すれば全て改善できると思い伝えました。

なぜならそれらを引き起こす大きな原因は一つで、その他はその原因が引き起こす症状のようなものだからです。

Hさんの場合は身体の後傾を変えたら、①②③は意識しなくても改善できたのです。

試したら分かりますが、いつもと同じように歩いた(走った)状態から上体を後ろに後傾させると、脚は開く、いわゆるガニ股になると思います。そしてガニ股になればつま先から接地するのは困難で普通に歩けば(走れば)踵着地になります。

また上体が後ろにあるのですから、接地は前気味になるのも当たり前です。

自分は足首が固いからガニ股になるのは仕方がないとHさんは思っていましたが、それは正しくありません。(実際フォームを変えたらガニ股にはなっていません。)

次に、上体を後ろから前に持っていくと、ガニ股にするのも、踵から着地するのも難しくなります。

もちろん例外的なケースはありますが、Hさんの場合は、その動きを体感してもらうことで、改善できることを理解してもらいました。

4つあった課題が1つに絞り込めたのですから、あとはその課題解決に絞れば良いのだからシンプルです。

もちろん、治していかないといけない細かい部分はいくつかありますが、大きな動きはこの部分でかなり改善しました。

大きな動きを変えなければいけないのに、細かい動きから変えていこうとする方はいますが、これでは、小手先の改善と言わざるを得ません。

次にHさんが後傾気味になっていた原因をチェックしていくと、いくつかありましたましたが、その点については別に紹介します。

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どちらもフルマラソンを走れるくらいのキツさで走ってもらいました。ペースは変わりました。

レッスン前のフォーム

レッスン後のフォーム

動画はこちらです。

Hさんのパーソナルレッスンを受けた感想はこちらです。

パーソナルレッスンの最大のメリットは、自分の現状を客観的に見てもらえる事に尽きると思う。教則本を読んでも何が必要で何が不要かの判断は難しく、かえって理想のフォームから遠ざかってしまっていたのだと痛切に感じた。

今回レッスンを受けることができ、久しぶりに故障せずにタイムアップ出来るかもと希望が持て気持ち良く走れた。

この嬉しい感覚を忘れずに、富士登山競争完走・サブ3.5を今年の目標として、常に目的・問題意識を持って練習したいと思う。

 

レッスンご希望の方はfacebookページのメッセージにてお問い合わせください。



パーソナルレッスン ビフォーアフター動画

パーソナルレッスン開始時と、終了時の、フォームの変化をビフォーアフター動画としてfacebookにアップしていますが、数が増えてきたので一覧にしてみました。全てのレッスンをアップしている訳ではありませんが、今後随時解説などを記事に加えていきます。

パーソナルレッスンについてはこちらをご参照ください。

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Nさん(2019.2.8)

facebook投稿はこちらです。

Mさん(2019.2.8)

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Sさん(2019.2.1)

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Nさん(2019.1.26)

facebook投稿はこちらです。

Nさん(2019.1.26)

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Iさん(2019.1.25)

 Fさん(2019.1.23)

Nさん(2019.1.23)

Yさん(2019.1.16)

青木さん(2019.1.5)

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Sさん(2019.1.4)

Yさん(2018.12.28)

Sさん(2018.12.27)

Nさん(2018.12.26)

Tさん(2018.12.26)

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Uさん(2018.12.19)

Tさん(2018.12.19)

Hさん(2018.12.2)

Mさん(2018.11.16)

Hさん(2018.11.16)

Tさん(2018.11.9)

Oさん(2018.11.7)

Mさん(2018.10.31)

Yさん(2018.10.23)

Uさん(2018.10.20)

Iさん(2018.10.19)

Sさん(2018.10.17)

Yさん(2018.10.16)

Hさん(2018.10.3)

Sさん(2018.9.20)

Sさん(2018.9.12)

Sさん(2018.9.12)

Kさん(2018.8.21)

Uさん(2018.8.18)

Kさん(2018.8.17)

Iさん(2018.1.6)

Iさん(2017.9.27)



フォーム改善効果は4%どころじゃない〜効率悪いフォームは伸びしろの山〜

ナイキ ヴェイパーフライ4%フライニットの新色が発売されました。

今までのシューズより推進力を約4%高める効果があるから、ネーミングに4%が付けられたらしいですが、仮に推進力が4%高まったとしても4%速くなるわけではありません。

ただ、世界記録を出したエリウド・キプチョゲもヴェイパーフライシリーズを履いており、日本人でも最近自己ベストを大きく更新した選手の足もとにはヴェイパーフライ4%があるように感じます。箱根駅伝でも多くの選手が履いているのは一定速く走れる効果を感じているからでしょう。

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サブ3.5、サブ4レベルの市民ランナーが履いたらどうか?という話は別に書きますが、推進力あるランニングフォームであることが前提ですが、効果的に使っているランナーもいます。

今回書きたいのは、ランニングフォームを改善したら4%どころではないタイム短縮も出来るということです。

特に非効率なランニングフォームのランナーは伸びしろがたっぷりあります。

ヴェイパーフライ4%購入を考えている方は、その前に効率的なランニングフォームを身に付けた方が、長い目で見てタイムは伸びていくと思います。

ウルプロ練習会やパーソナルレッスンで自分にとって効率的なフォームはどのようなフォームなのか?を掴んだランナーはタイムを大きく伸ばしています。
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今回紹介する鈴木一也さん(50才)は、12月末にパーソナルレッスンを行い、1月からウルプロ練習会に参加しました。そして、先週開催のハイテクハーフマラソンのフルマラソンで自己ベストを大きく更新したのです。

2018年12月の湘南国際マラソンで出した3時間40分00秒(*グロスは3時間49分53秒)から3時間23分53秒(グロス)と一気に16分以上更新したのです。

なんと7.3%の短縮です。

ちなみにヴェイパーフライ4%やズームフライではなく、ミズノのシューズで走りました。

こちらはパーソナルレッスンの際に動画撮影したビフォーアフターです。

上2枚はレッスン開始時で、下2枚はレッスン終盤です。

パーソナルを受けるまでは膝下が前に出て、ブレーキをかける走りになっていたので沈み込みが発生し、ふくらはぎを使って上に跳ねる動作が必要になっていました。

これを改善したので落下エネルギーを前方への推進力に変えることができたのです。

レース後になぜこれほど短縮できたか、理由を鈴木さんはこのように振り返っています。

パーソナルで教えていただいた効率的なランニングフォームを実践し、目指すフォームに対してランニング中でもセルフチェックできるようになった。意識したのは腕振、肩硬骨、前傾の3点。また、ウルプロ練習会でスピード練習したことで心肺機能が強化された。

(ウルプロ練習会での鈴木さんの走り)

今回の3時間23分は心肺機能的にはあまり苦しくなく、平均心拍数は、湘南国際が144bpmだったのに対して今回は145bpmとほとんど変わりません。平均ペースで、1kmあたり23秒(5:13→4:50/km)も速くなっているのに心拍数が変わらないということは効率的に走れたということだと思います。脚の強化とフォームの定着ができればもう少し上に行けそうです。

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パーソナル後に振り返り以外にこのような感想を送っていただきました。

ランニングフォームに関して、ネットの情報などで、キーワードだけでイメージしていたことが、実際の感覚として、いろいろと繋がって総合的に理解することができました。

いきなり練習会に参加するか、まずはパーソナルでお願いするか、悩んだのですが、最初にパーソナルをお願いして本当に良かったと思います。

今日、一番最後に走ったイメージ(感覚)は、これまでの走りと相当に違うため、自分のフォームとして定着させるには、少し時間がかかると感じましたので、普段の練習で、教えていただいたチェックポイントを思い出しつつ、”効率的な走り”を自分のモノにしていきたいと思います。

 

鈴木さんは現在50才のランナーです。ウルトラプロジェクトには50代、60代で自己ベストを出しているメンバーはたくさんいますが、効率的なランニングフォームと、効率的な練習、そして身体のケアへの意識が高まったことが大きいです。

こちらは現在連載中の記事です。まだまだ続きます。

50代・60代でも目標達成するために大事なこと〜ウルプロメンバーの実践⑦〜



ランニングフォームをデザインする〜パーソナルレッスン〜

Yさんの自己ベストはフルが3時間58分で、ハーフは1時間58分ですが、今シーズンは4時間半が精一杯とのこと。もう一度らくらく4時間15分前後で走れる身体にして、来シーズンにもう一度サブ4したいとパーソナルを申し込まれました。

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まずは限られた時間で、Yさんが上記目標達成のキッカケを掴んでもらうために現状や希望をじっくり聞いてから動きをチェックしました。

男性の場合は、サブ4するためのスピードは必要十分にあるが、中盤以降脚が終わってしまうという方が多いですが、Yさんはハーフが1時間58分と本人もスピード不足を認識していました。

スピードが出せない原因などYさんが話す自覚から予想をしつつ、今日のゴールを共有してからフォーム確認をしました。

本人が認識しているいくつかの問題点は走りをみて確認できました。

フルマラソンを走る時のペースで走ってもらいましたが、ちょっとスピードが出てしまったようで、5’15/kmペースで走りました。普段はもっと遅いわけですから、もう少し後傾しているか、沈み込みが大きいのでしょう。

私が日頃意識していることは、例えば4つ、5つ改善点があるとして、これを一つ一つ治して行くのではなく、一つの動きを改善することで全ての動きの改善が出来ないか?を考えます。一つで無理なら二つの動きの改善でできないか。を考えます。基本細かい動きは後にして大きな動きや、意識を変えてもらいます。

走りを見て、どこをどう変えて行くか?どの順番で改善したら良いか?そのためにどう伝えたらよいか?

ランニングフォームをデザインするイメージで行なっています。

Yさんは上半身と下半身の連動が上手にとれていないのが一番の改善点と思い、いくつか積み上げたところ、このように変わりました。


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この時、3’45/kmで走りましたが、Yさんとしてはありえないスピードのようで驚いていました。体感的には4’30/kmくらいだったようです。

フォームを見ても、キロ5を切るとかなりキツイと感じていた現状サブ4.5ランナーにはとても見えません。

Yさんはレッスン前に、ューズの踵から接地するため摩耗が激しいと話していましたが、レッスン中に接地位置がかなり変わってきたことに気付きました

また、脚の力をほとんど使わなくても、いつも以上にスピードが出ることに驚いていました。

流石に3’45/kmペースでは心肺機能が追いつかず、長い距離は走れないので、スピードコントロールのアドバイスをしました。

また、自宅でやって欲しいトレーニングと、練習メニューについてアドバイスしてレッスンを終えました。
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こちらはYさんのフォームのビフォーアフターです。

過去のパーソナルレッスンの一部について書いた記事も参考にしてください。

時間が限られているのでパーソナルレッスンをお受けするのも限度はありますが、水曜日の午後練前後と、金曜日の練習会前は予約が入っていない限り大丈夫です。その他の時間はご相談ください。ご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。



ブランイドランナーとのパーソナルレッスン〜言語化の重要性〜

先週金曜日にブランイドランナーのAさん、伴走者のMさんと2時間パーソナルレッスンを行いました。

Aさんは私の記事を音にして聞いて参考にしていらっしゃるサブ4ランナーです。

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パーソナルの依頼があった時に、私は伴走経験もなく、通常は動画などを見てもらいながら、自分がどう動いているかを把握してもらい、自分の理想のフォームに近づけていくアプローチをとっているが、今回はこの方法が使えないので伝わりにくいと伝えましたが、Aさんの強い熱意からできる範囲でパーソナルレッスンをすることになりました。

新たな段階へのチャレンジだと思いました。

Aさんの振り返りの文章を読むと、少し意外に感じたことがありました。レッスンとは関係ないことですが、私の画像を見ないで文章だけ読むとこう感じるのかな?という新たな発見です。

まず最初にブラインドの私のパーソナルレッスンを快く引き受けていただいた新澤様に心から感謝申し上げます。初めてお会いするのを楽しみにしながら、その反面少し緊張してお会いしました。ブログの文章だけを読んでいた私の想像とは、かなりかけ離れて優しい方で驚きました。もっと体育系の方を想像していました。すんなりレッスンに入れて安心しました。

 

Aさんも伴走のMさんも非常に明るく前向きな方で、私自身楽しくレッスンが出来ました。

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まず、Aさんにどのような気づきや変化があったのか、Aさんの振り返りから紹介していきます。

まず通常のレッスンと同じく、いきなり動き作りなどしないで、Aさんにいろいろ質問をして答えてもらいながら、現在どう走っていて、どう走りたいのか?そのための課題はなにか?など質問し考えて言語化してもらいました。さらにその答えに対してさらに質問をすることで掘り下げていきました。今回はこの部分にいつもの2倍以上の時間を使いました。

この時間はAさんと私、そして伴走者のMさんを含めた3人の言語を共通化するためにとても大事な時間なのです。特に目で見て違いを把握することが出来ないのですか、言葉のニュアンスが少し異なることで、全く違うように伝わる可能性があります。そうならないように伝えたことが、その意味の通り伝わるようにする準備です。

そして、この時間にも、Aさんが疑問に感じていた動きについて説明しました。

また、言葉だけではなく、Aさんの身体に私が手を添えて動かしイメージできるようにもしました。私の身体を触ってもらい筋肉の動きなども確認してもらいました。以前、アスリチューン・サポートランナーの星野さんが唐澤選手にしている指導を記事にし紹介しましたが、その中で良いと思ったことは取り入れました。

ブラインドランナーからの学び〜唐澤剣也選手と星野和昭コーチの取組み〜前編

ただ、定期的に一緒に走っているランナーとは違い、「はじめまして。」からの2時間で本人の期待を上回るレッスンをしたいと考えているので、いかに短時間でAさんが言葉にしていることと、言葉にしてないけど望んでいる本音などを読み取らねばなりません。

こちらはAさんの動き作り前に答えてもらった、現在の自分のフォームとなりたい自分のフォームについてです。

今までの私は、足だけ、特に脹脛を使って、一生懸命力んで走っていました。その結果、脹脛がかなり太くなってしまいました。目指す走りは脱力しつつ、骨盤を立てて、肩甲骨を使って楽に走りたい。
また、速いランナーのストライドの広さにあこがれて、あのような走りができたらと思っていました。

パーソナルレッスンの気づきをAさんから送ってもらいましたので、その一部を抜粋して紹介します。

股関節が動くと自然にストライドが伸びるので、自分で意識して伸ばそうとしない。

腕が下がりすぎていたので、今までより折り曲げて、肘だけを脱力し振る練習をしたところ、自然に股関節が前後に動くようになり、ストライドが自然に伸びた。結果として楽に速く走れることが分かった。

肩に力が入っていたのを脱力して振ることにより、上半身の疲労度も違うことも分かった。片脚で立ち、両手を上記注意点に気を付けながらゆっくり前後に振りながら、上げている脚も合わせてゆっくり前後に振る練習をして、ぶれなくなれば着地の反発力を逃がさないで推進力にできるし、脚や膝の故障を防げることを理解できた。

着地点を重心の真下にすることで、沈み込みが小さくなり、脚を使わない楽な走りができた。これを定着したら終盤の走りが違ってくると思う。また、自分が思っていたより、さらに3cmくらい手前が真下であり、今までの真下は少し前であったことに気付いた。

鳩尾あたりを前に圧し出し、前傾のイメージで走ると推進力が増し、前傾になるので自然に脚がでるようになった。結果として腰が落ちにくくなり、失速しなくなった。

 

その他、トレッドミルを使った練習や自宅でして欲しいトレーニングなどいくつかアドバイスをした。

レッスンの感想

新澤様のblogで読んでいた内容が多いが、実際に体験することで実感できたことも多く、また誤解していた点もあった。

肘を振るという意味が実際に理解できた。特に振り子のイメージは理解しやすかった。今までタンスの引き出しを引くイメージで腕を振っていたが、これだと確かにピッチは落ちると感じた。

股関節が動くとストライドが伸びるのを体験できた。思った以上に気持ちよくスピードが出たのでびっくりしました。

腕の振りがコンパクトになったことで、ピッチが上がったが心拍の方がついてこれない感じがしたが、これは接地位置でスピード調整できることを掴んだ。

手が下がりすぎていたので、上に上げる意識で走ると慣れないことからぎこちない腕振りの時があったが、練習して馴染ませていきたい。

とにかく教えていただいたことを忘れずに日頃の練習をしたいと思います。日にちが経つとわすれてしまいそうで怖いです。

 

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今回、私はAさんだけではなく、伴走者のMさんへもアドバイスしました。当初は伴走するためだけなので気にしないで欲しいと言われてましたが、私のレッスンを定着させるためには日頃の練習で伴走している方に知っておいて欲しいことはたくさんあります。

また、伴走者とピッチが合わないと走りにくいし、腕振りの位置が違っても走りにくいでしょう。そこでMさんにも効率良く走るためのフォームを理解して欲しかったのです。

また、Aさんのフォームが崩れた時に、自分では動画でチェックなど出来ませんから、今回のレッスン時のMさんと何が違うのかを客観的にお伝えして欲しいのです。

今回のレッスンを通じて、私自身いろいろと勉強になりました。

また、日頃は視覚も活用して情報伝達をしていますが、見えてることを前提に詳細な言語化をする努力をさぼっていることもあるなーと思いました。

それと、日頃からどうすれば伝わるだろうとレッスンをし、表情や動きから理解できていないと察知すれば言葉を変えたり伝達手段を変えています。またどこが分からないのかを受講者自身が整理して私も分かるように質問をして、引き出すようにしています。

今回、レッスン前に伝わるか不安があったと書いていますが、本音を言うと伝える自信はありました。

その理由は、日頃のパーソナルでも動画撮影をし活用していますが、それより本人に体感してもらうことを重視しているからです。

Aさんだけではなく、ブラインドランナーの方々も私の記事を読んでいる(聴いている)とメッセージなどいただくことがあります。

今後は、文章を書く際にも、この文章を音で聞いただけで伝えるだろうか?の視点での文章作りも意識していきたいと思います。

過去のパーソナルレッスンの一部を記事にしていますので参考にしてください。



フォーム改善し痛みなくFunTrails FT50総合3位入賞〜ウルプロメンバー堤智美〜

週末に開催されたFunTrails FT50には国内外から強いランナーが集まりましたが、ウルプロメンバーの堤智美さんが7時間17分36秒で招待選手を含めて女子総合3位入賞を果たしました。

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1位はハセツネの覇者高村貴子選手で、2位は海外から参加のAbby Mitchell選手です。

レース展開を振り返ると「練習不足で登りが全然走れなかったのと、暑さのせいか珍しく足攣り症状が出たので、下りと走れるところだけ頑張った。」と話しています。3位入賞には自分自身びっくりしていると自身のページに投稿しています。

また、フィニッシュ後に主催者の奥宮さんからインタビューを受けた際に号泣してしまったと書かれていますが、その理由についてこう話しました。

「去年は悲しい事故がありレースは中断し、私のFT50は最終エイドのA9県民の森で終わりました。今年はそこから先を走ってどうしてもフィニッシュゲートをくぐりたかった。県民の森を出てからゴールまでの区間走りながら泣いてました。昨年走ることのできなかった下りのトレイルは紅葉がとても綺麗でした。

この強いメンツでの3位というのも嬉しいけど、それ以上にゴールできたことが本当に嬉しかった。」

言い古された言葉ですが、1年前の忘れ物をしっかり受け取りに行ったのでしょう。

開催が危ぶまれた大会だけに無事開催し大会を終えることができたことは大変喜ばしいことです。

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堤さんから、「ロードや下り、そして林道などの走れるところは、新澤さんのアドバイスを思い出しながら走りましたー!」とメッセージをいただきましたが、その時の状況を振り返ることで良いイメージが定着出来るので、このような質問をしました。

ロードや下り、林道はどのような動きをイメージしましたか?

その答えは「ロードや下りなどの走れるところは、今までの悪い癖が出ないように胸を前に出す感覚とストライド小さめで走る事を意識しました。距離が50kmで短いのもあるかもしれませんが、レース後も筋肉痛くらいで大した故障はありません。」

ここでいう悪い癖とは、接地が上体より前になりブレーキがかかる走り方になってしまうことです。

堤さんとパーソナルレッスンをしたのは、神宮外苑24時間チャレンジの前日なので、FunTrails FT50の8日前になります。

レッスン開始時と終了時の動画はこちらです。

その時の振り返りをメッセージで送っていただいたので、抜粋して掲載します。

(レッスン開始時のフォーム)

まず初めに動画を撮っていただいて、そのランニングフォームが自分が想像しているものと大きくかけ離れていることにびっくりしました。

巷で綺麗とされるランニングフォームは上体を反らせていると思い込み、自分がどんな走り方をしているのか客観的にわからないまま走っていました。

長引いている左足の痛みも、原因がわかりスッキリしました。

(レッスン開始時のフォーム)

新澤さんから教えていただいた動きづくり2つを、普段の生活&走る前に取り入れて上体と下半身が連動した動きが身につけばと思います。

そして足を前に着こうとせずストライドを小さく、腕ふりでピッチを取ろうと思います。

(レッスン終了時のフォーム)

無意識でまたフォームが崩れると思いますので、定期的にパーソナルチェックをお願いしたいです。

 
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今回はこの時の、脚を前に着こうとせずという点を意識して走ったのでしょう。

堤さんはレースの度にどこかしら身体を痛めているので、今回は筋肉痛の痛み以外なく走り切れたというメッセージをみて、ホント嬉しかったです。

(レッスン終了時のフォーム)

堤さんは「痛みがないのが一番ですが、修正前のランニングフォームを見たらあれじゃ故障するわって感じでしたね」と話しています。

今回一番大きな収穫は、そもそもどのようなフォームだと故障しやすいのか、痛みが出やすいのかが分かるようになったことだと思ってます。

どのような自分になりたいかが分からないと、中々成長するのは難しいです。それをイメージし言語化出来るようになれば変わってきます。

堤さんは長い目でみて、ロードでも大阪国際女子マラソンを走れるようになって欲しいのですが、故障が多いのでまずは正しいランニングフォーム・身体の使い方を定着させてから着実にレベルアップして欲しいと思ってます。ロードの力が付けばトレランでもさらなる飛躍を遂げるでしょう。

また、堤さんも、kernelユーザーですが、製品には満足していると話しています。

過去のパーソナルレッスンについての記事はこちらにまとめています。

⬜︎パーソナルレッスン

 

(画像提供:堤智美)



腕を振るのではなく、肘を揺らすと言う伝え方もある〜ウルプロ午後練で6人がPB〜

腕を後ろまでしっかり振るとか、肩甲骨を寄せるように引くとか、いやいや前に振った方が良いとか、中には太鼓をたたくように振るとか、腕振りに関していろいろな伝わり方がされています。

でも、それらの意識があなたのランニングフォームを崩したり、肩を痛める原因になっているかもしれません。

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私はウルプロに入会したメンバーやパーソナルレッスン時に「腕振りは何のためにしていますか?」とよく聞きます。

推進力を得るため、バランスを取るため、リズムを取るためなどいろんな要素がありますが、考えたこともなかった。と答える方も少なくありませんし、推進力を得るためと答えた方になぜ腕を振ると推進力が生まれるのか?と聞くと答えは返ってこないことが多いです。

風が吹けば桶屋が儲かる ではないけど、間を飛ばしてしまわないで、理解していくと動きに迷いはなくなってきますし、自分なりのアレンジも出来るようになってきます。

私は腕振りの主たる役割や目的は、リズムを取る、バランスを取る、骨盤を動かしストライドを伸ばすことだと思ってます。

骨盤が勝手に動きストライドが伸びれば楽にペースは上がりますから、そのために肩甲骨が動くように腕振りをしています。

肩甲骨を動かすために、腕をしっかり振るとか、肩甲骨を寄せると言うアドバイスが分かりやすく動きが出てくる方もいます。

しかしその意識だと上体に力が入ってしまう方もいます。上体に力が入ると肩甲骨の動きは小さくなる→骨盤が動かなくなる→ストライドが小さくなる。とネガティブな方向に向かいます。

また、腕を引くイメージが強すぎると、肩が大きく前後に動いてしまい、肩に負担がかかるだけではなく、実際は肩甲骨の動きを阻害することもあります。

私自身が肩を痛めた経験から、どう腕振りをしたらよいかを模索した動きを練習会などでアドバイスしていますが、これだけで走りが変わる方も少なくありません。

私は最近、「腕を振る」と言う動きを、「肘を揺らす」と言う言葉で伝えることもあります。特に上体に力が入りやすい方にはこう伝えています。

理解してほしいのは、腕をガムシャラに振っても速くは走れないということです。

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さて、昨日の午後練には9人が参加しました。今回は新しいメンバーが多く1年以上在籍しているメンバーは2人だけです。1人はハーフ2時間2分から、フル3時間37分に、もう1人はフル4時間28分から2時間49分と大きく伸びました。

2人以外のメンバー7人はまだsub4していませんがみな入会後に走りは大きく変わってきました。

練習メニューは動き作りをしてから、10000mをしました。午後練は動き作りメインの練習会なので10000mははじめてですが、参加者の大会日程などから、このタイミングで走力アップを客観的数値で把握するメリットを考えて行いました。

9人中1人は故障のリカバリー期であり、2人は大会直後のためタイムトライアルはやめてもらったので6人がタイム狙いで走りました。

結果は全員PB更新です。

Fさん タイム不明→38’24
Kさん 46’58→45’43
Iさん 52分台→49’58(入会前54’59)
Tさん 不明(フル4時間3分台)→49’28
Yさん 55’29→51’30
Hさん (5km)28’14→24’54

先月パーソナル受けた時にはフルベスト5時間台の女性メンバー2人も急激に伸びています。

この2人ですが、とても少し前までフルマラソン5時間台だったとは思えないでしょう。

今回は上体に力が入りやすかったり、腕振りが原因でパフォーマンスを落としているメンバーへの伝え方の一例を紹介しましたが、他の動きについてもなぜそう動くのかを本人が理解できるように伝え方を変えてスッと入るよう努力しています。

また初心者に近いメンバーも入会するので、極力分かりやすい表現を使うようにし、またそれをすることでフォームはどう変わり、目標にどれくらい近くか?なども伝えています。

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なぜ、そのようなことを意識しているかと言うと、私自身が陸上競技経験はなく、難解な表現で説明されても全く理解できなかったことがあり、また太鼓をうつとかのような比喩を使うことで余計に分からなくなったことがあるからです。

前職は損保会社で上場企業や官公庁へのリスクマネジメント提案などをしていましたが、先方の担当者の知識レベルは様々ですから、可能な限り専門用語や業界用語は使わないように噛み砕いて説明する習慣がついています。ランニングに限らず、同じ言葉、同じ伝え方を10人にした時に、全員が同じように理解すると思ったら大間違いです。伝わらないのは受ける側の問題ではなく伝える側の責任だと思っています。伝えたいのならどうすれば伝わるか努力する必要があるのです。

伝えることはホント難しさです。グループレッスンの時はその辺りを考えて可能な範囲で個別にフォローを入れるようにしてます。

パーソナルならまずは私と参加者が同じ共通認識、共通言語化できるようにしていきます。そこを飛ばしてしまうとうまくいきません。

事前に現在のタイムや目標など教えてもらっていますが、その辺りについても実際に聞きます。過去のレース展開を聞けば本人が気付いていない失敗の原因がある程度見えてくるので、そこを掘り下げて本人に気付いてもらったり、現在の自分やなりたい自分について言葉にしてもらいます。そこでどうしていくか本人と詰めていくのです。

中には驚くほど身体の動きの悪い方もいますが、まずは柔軟性を付けましょうとか、体幹トレーニングをしましょうで片付けないで、なぜ動きが悪いのか?どうしたら動くようになるのか?を一緒に考え解いていきます。

話を戻しますが、腕振りについて冒頭書きましたが、肩甲骨を寄せるや肘をしっかり引くがいけないわけではなく、それがしっくりくる方もいますが、その意識を持つとダメな方もいるのです。具体的に言うならそのアドバイスをされる前から、しっかり引けている方や、上体に力の入りやすい方です。

それは全ての動きに共通することで、そこで迷いが生じてしまう方もいますが、シンプルに自分はどこを意識して変えていけば良くなるのか分かれば上達は早いです。

パーソナル受講者には、私より速いランナー、強いランナーも結構きます。大会で優勝するようなレベルの方々です。彼ら彼女らがくる理由は様々ですが、どう動けば良いのか迷いがあり客観的なアドバイスが欲しいというケースが多いです。

現在は土曜日午後が編集・ライター養成講座で目一杯埋まっているので、パーソナルをする時間は限られていますが、講座が終わったあとは、週末にも月に1、2回はパーソナルレッスンを実施可能な日を作ろうと思います。

こちらはメンバーの走りを撮影したものです。

今回参加メンバーの大半はパーソナルレッスンがキッカケでウルプロに入会しました。ウルトラセミナーをキッカケに入会した方と合わせると8割以上です。その方々が目標達成していく姿を見るのがとても楽しみです。

練習後、振り返りをしてから、アスリチューン・スピードキュアを全員で飲みます。素早いリカバリーは次の練習に繋がります。

ウルプロ練習会日程はこちらです。参加希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。



後半ピッチを意識して大崩れを防いでsub3.5達成〜ウルプロメンバー澤尻さん〜

(レース前のパーソナルレッスン)

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よく『ウルプロの女性メンバー速いね。』と仲間から言われることありますが男性メンバーも頑張っています。昨シーズンは新たに5人のsub3ランナーが誕生しましたし、今シーズンも同じくらい誕生するのではないかと思ってます。

またしばらく自己ベスト更新できなかったメンバーが大きく自己ベストを更新することも珍しくありません。

今回の富山マラソンでは澤尻さんが自己ベストを大幅に更新し、入会前に目標としていたsub3.5を達成しました。

澤尻さんは夜の練習には参加出来ないので、週末練習会やパーソナルレッスンで掴んだことを自分の練習に取り入れています。

身体能力は高いのだけど、いわゆるバネを使いすぎることで終盤大きく崩れるいわゆる撃沈レースを過去繰り返していたようです。自己ベストは2013年に出した3時間57分20秒とsub4はしていますが、前回のフルマラソンは2017.12月開催の湘南国際マラソンで出した4時間11分15秒です。

走りを見る限りは俄かに信じがたいタイムです。このレベルのランナーではないので、終盤大きく崩れないようにすることを最重要課題として直前のパーソナルを行いました。

結果は3時間29分30秒と入会時の目標を達成しました。

5kmごとラップは以下の通りです。

(0:49)-23:48-22:42-23:23-23:18-23:48-26:48-27:27-27:23-10:04

中盤きつくなったら無理にペース維持しようとしないで、少しづつ落とすようレッスンでも伝えていたので、ほぼ予定通りのレース展開でした。

マラソンはネガティヴスプリットが良いという人もいますが、必ずしもそんなことはありません。

ネガティブスプリットとは前半ハーフより、後半ハーフが速いことです。極端な例ですが、3時間で走れるランナーが前半2時間で走り、後半1時間40分で走ればネガティブスプリットですが、その走りにはあまり意味がないように思います。

前半は無理ないペースで入り中盤以降までそのペースを維持し、終盤は少しづつ落ちるのを許容しながらも粘って体力の限界ギリギリでゴールするのがタイムが出やすいと私は思ってます。結果として終盤ペースが落ちずネガティヴスプリットになることはあります。

順位争いが絡むようなレベルのランナーなど、タイムより順位を狙うのであれば、駆け引きをすることでネガティブスプリットになることは少なくないと思います。

また、スタート直後は心拍数が上がりやすいランナーは、序盤は抑えめに入り、徐々に身体の動きがよくなりことで、勝手にペースが上がっていくランナーもいますし、周りを抜くことで気持ちが上がる方などは試しても良いと思いますが、極端に後半あげようと思わないで、ほぼイーブンで目標達成できるくらいのペース設定がよいでしょう。

後半ペースが落ちると、「前半もっと抑えたら良かった。」と話す方もいますが、前半もっと抑えたら本当に後半ペースを保つことが出来たでしょうか?

私が思うに、さらにペースは落ちていたかもしれません。

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さて、澤尻さんにいくつか質問しました。

⬜︎レース前に考えていたこと

効率良いフォームを維持するために、腕振り、目線、前傾姿勢、なるべく力まずピッチを保つ、など意識するポイントを明確にしました。

(レース前のパーソナルレッスン)

ウォーミングアップでグランドを使えたので、スタート前の時間を利用して再度フォームチェックとピッチのリズムを確認しました。

9、10月はある程度練習を積めましたが、7、8月は怪我でほぼ練習できず、特に25kmから先は自分の状態がどうなるか未知数だったので、レース中に臨機応変に対応しようと思っていました。

⬜︎レース展開

25kmまではほぼイメージ通りの展開でしたが、新湊大橋を渡った辺りから徐々に脚が重くなり始め、ペース、ピッチも落ち始めました。

やや補給が不足している感覚があったので、エイドとジェルで多めに補給し、とにかくピッチを落とさないよう、リズムを意識して大崩れしないように粘りました。

38キロ地点で3:30のペーサーに抜かれて焦りましたが、最後の2キロスパートをかけて30秒前に滑り込むことができました。

⬜︎ゴールした時の気持ち

後半つぶれかけながらも、粘って5年ぶりに自己ベストも更新できて嬉しかったです。また事前準備、トレーニングの質を上げることでもう少し上のタイムを目指せそうだなと思いました。

 

⬜︎入会前と入会後で変わったこと

メンバーの取り組む姿勢に刺激を受け、練習の目的意識や課題の振り返りなどを考えることでやるべきことが明確になった気がします。練習に参加できない時も練習後のメンバーの振り返りの中に、参考になるコメントが多くあるので刺激になってます。

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今回、澤尻さんに時計を見ないで、フォームだけを意識して走るように伝えました。そしてハーフまでは余裕を持って走れる体感ペースを刻んでもらいました。

というのもパーソナルレッスンの際、どのようなペースで走るか聞いたところ「5km25分を少し切るくらい」と話していたからです。澤尻さんは楽に走ると5km23分切るのです。これを25分まで落とすとどうなるかというと澤尻さんの場合は後傾します。後傾すると、上体より前で接地するためブレーキがかかり身体は沈み込みます。沈んだ身体は持ち上げねばならないので、ふくらはぎなどに負担がかかります。そもそも後半に不安があるのに、それを深刻にしてしまうのです。

それを防ぐために体感的に楽なペースで入ってもらったのです。

今回、走り込みができない中で5年前に出したPBを大幅に更新したことと、終盤に大崩れしないで走れたことは大きな自信になったと思います。入会当時と比べるとランニングフォームは相当改善しているので今後のレースが楽しみです。最初はホント上に跳んでいました。

ウルトラプロジェクト練習会日程はこちらです。練習会参加ご希望の方はFacebookページにてお問い合わせください。