カテゴリー別アーカイブ: ウルトラマラソン

100km8時間以内で走る女性ランナー 〜8時間以内の日本の女性ウルトラランナー一覧〜

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先日、男女問わず6時間40分以内で走るランナーについて以下のように投稿しました。

キロ4より速く100KM走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜

続いて、女性ランナーについて100kmの日本歴代ランキングをまとめてみました。

男子同様20人程度にしようと調べたところ、8時間以内で走ったランナーが22人いたのと、男子同様、世界選手権の日本代表に選出されるタイムの目安が近年は8時間のためこの基準で一覧表を作成しました。

8時間以内というタイムはかなり速く、平均4’48/km(5km24分)で走り続けることで達成できるペースです。参考までに女性でサブ8を達成するランナーのフルマラソンタイムは2時間55分前後です。

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今回の集計も前回までと同様、100kmマラソンの公認記録についてDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)の歴代ランキングと年度別ランキングに掲載されている公認記録のみ掲載させていただきました。

ウルトラマラソンをしている方は、DUVサイトで自分の記録を調べてみてください。サロマ湖など走った方であれば、自分は世界ランキング何位なのか分かりモチベーションが高まります。

ちなみに私は2015年は386位で、今年は現時点369位です。また2016年の24時間走では175位でした。

*以下出典はDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)やサロマ湖100kmウルトラマラソン公式ページです。

歴代順位-記録-名前-開催年-(8時間以内の回数)敬称略

  1. 6:33:11 安部 友恵 2000
  2. 7:00:28 櫻井 教美 2007(5)
  3. 7:11:42 川口 紀子 1996
  4. 7:23:56 翔 ひろ子 2007(7)
  5. 7:30:23 堀田 麻樹子 2002(3)
  6. 7:33:36 片山 志保 2012(4)
  7. 7:36:39 望月 千幸 2015(4)
  8. 7:37:21 加納 由理 2017
  9. 7:38:03 関谷彰子  2002(3)
  10. 7:39:51 松本 久昌 2016(2)
  11. 7:42:48 藤澤 舞 2012(8)
  12. 7:46:04 兼松 藍子 2017(3)
  13. 7:47:38 太田 美紀子 2016(5)
  14. 7:48:05 工藤真美  2012(2)
  15. 7:48:08 松下 栄美 2006(3)
  16. 7:49:53 井筒一穂 2004(3)
  17. 7:54:08 落合 尚美 2011
  18. 7:54:24 小田 有希子 2012
  19. 7:55:02 野口寛子  2000
  20. 7:57:19 伊藤 夕子 2012(2)
  21. 7:58:08 山澤洋子 2008
  22. 7:59:14 太田尚子 2008

男子を含めて11位にランクされた安部友恵選手の6:33:11は世界最高記録で群を抜いていますが、櫻井教美選手の7:00:28も世界歴代2位の素晴らしい記録です。

また7時間30分以内の記録を持つランナーは過去4人のみであり、2007年を最後に10年間現れていません。

ただ男子も昨年から急激にタイムが伸びたように、女子もきっかけ一つでタイムはまた伸びて行くでしょう。

最近でも上位に入っている片山選手、望月選手、加納選手、松本選手、藤澤選手、兼松選手、太田選手、そして新たにウルトラマラソンにチャレンジするランナーが一気にサブ7.5を切るレベルで競い合う時代がくると思います。

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11番目にランクされている藤澤選手は私が調べた公認大会だけでも8時間以内を8回達成していますが、ベストタイムが7時間42分であることを考えると極めて安定したランナーです。

また、14位にランクされている工藤選手は日本で唯一24時間走で250kmを超えている女子ランナーで、男子含め歴代15位で世界最高記録(24時間走トラック)保持者です。

24時間走 250KMオーバーの日本のウルトラランナー一覧

近年は、ウルトラマラソンを走るランナーが増えてきました。また今年のサロマ湖で板垣選手が世界記録に迫る走りをしたことや、24時間走世界選手権で石川選手が優勝したことからマスメディアに取り上げられる機会も増えてきました。そのような時だからこそ、その礎を作ったランナーのことをもっと知って欲しいと思います。

ちょうどこのような記事を書いていたところ、某主要メディアからある選手のことを紹介してほしいとの連絡が入りました。本人に連絡をとり繋ぎましたが、ウルトラマラソンが徐々に認知されているのを感じます。

世界で戦いたい。日本代表になりたい。という夢はオリンピック種目を目指すアスリートだけのものではなく、ウルトラマラソンやトレイルランニングで頂点を目指すアスリートにとっても同じです。

そのような夢に向かって一生懸命頑張っているアスリートのことを多くの方々に知ってもらうことも、一つの応援の方法だと思っています。

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話は変わって、昨日投稿したキロ4より速く100KM走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜をFacebookページに掲載したところ、ベストタイムが6:36:34の小島成久選手からこのようなコメントをいただきました。

「ウルトラやってフルが遅くなるは間違い。遅くなる練習しかしなくなるから(遅くなる)ボクらは100kmの直前のトラックレースでもガンガン走ってましたし、短い距離でも自己ベスト出せるくらいの練習をしていた。要はウルトラに対する考え方と練習のやり方次第。」

小島成久選手は1991年から2000年にかけて8回100kmを完走し全て6時間台という伝説のランナーですから嬉しかったです。

そして小島選手も、ウルトラマラソン走るとフルマラソンが遅くなる??は間違っていると話しているのです。

小島選手が最後に6時間台で走った2000年のサロマ湖は男子3位総合4位でしたが、その時は女子の安部選手が男性含めて総合2位に入りました。そしてその時に初めて100kmにチャレンジし7時間15分で6位に入ったのが能城選手で、能城選手はその翌年2001年に初めて6時間台で走り、今年2017年にも6時間台で走ったのです。

小島選手も能城選手も長い間、第一線での活躍は凄いことだと思います。

さて、10月21−22日開催のウルトラアカデミー荒川には、その能城選手や2010年IAU100km世界選手権で優勝した中台選手、今年の東京柴又100kなどで優勝した川内鮮輝選手などフルマラソンも速いランナーが講師として、フルマラソンとウルトラマラソン両方で速くなる方法についてセミナーを開催します。
 

【タイムテーブル】

10月21日(土) オレンジキューブ会議室(JR埼京線・戸田公園駅徒歩5分)

①9:30~10:50 『フル/100kmに共通する伸び悩みの根本』(井上真悟)
②11:00~12:20 『フル/100kmで成果を出すためのプランニング』(新澤英典)
③13:00~14:20 『故障なく走り続けるための身体づくり』(小谷修平)
④14:30~15:50 『フル/100kmで成果を出すための実例トーク』(川内鮮輝)
⑤16:00~18:00 『動きづくりとスピード持久力アップ練習会』 (能城秀雄)

★19:30~21:00 『各講師との夕食懇談会』 ※食事代のみで参加できます

10月22日(日) 板橋区立企業活性化センター(JR埼京線・浮間舟渡駅徒歩5分)

⑥9:30~10:50 『フル/100㎞に共通するトレーニング概要』(中台慎二)
⑦11:00~12:20 『後半失速を抑えるための補給学』(サプライズ講師)
⑧13:00~14:20 『シューズトラブルと当日準備のQ&A』(北川司)
⑨14:30~18:30 『走力向上15㎞LT走』(井上真悟、新澤英典、小谷修平ふくむ講師陣)

申し込みはこちらです。

 

自分とはレベルが違いすぎるから、話を聞いても分からないとか思わないでください。講師はそれぞれのランニングクラブでコーチなどしていますので、様々なレベルのランナーと接しているので、悩みなども知っているし、問題解決もしています。またセミナー後に希望者は講師との食事会にも参加できますので、セミナーで聞けなかった話など質問することもできます。

今回も、全ての参加者に理解して欲しいとの思いから、比較的小さな会議室で行いますので、興味のある方は早めに申し込みください。



オーバーナイトランの装備や注意点  〜準備でトラブルを極小化〜

ゴールが茅ヶ崎海岸のウルプロオーバーナイトラン

オーバーナイトランの提案 〜なぜするのか? 10の理由〜  

に続いて、実際に行う際の装備や注意点などまとめて行きます。

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まずオーバーナイトランは切り口により分け方はいくつもあります。

・ロードで行うオーバーナイトランと、トレイルで行うオーバーナイトランのように路面サーフェスによる区分

・スタートとゴールが同じラウンドコース(何周回かする周回コースも含む)と、スタートとゴールが違うワンウェイコースという区分

・単独走や集団走という区分や、ほぼ休憩なしでレースのような走るか、何回も休憩をしながら走るような区分

他にもいろいろありますが、これら区分が変われば装備や注意点も変わってきます。

例えば前回の山手線+αオーバーナイトランはスタートも中間点もゴールも新宿駅というラウンドコースですから、着替えは駅のロッカーなどに預けることができるので背負って走る必要はありませんが、今回の新宿駅〜茅ヶ崎海岸オーバーナイトランは、着替えを背負って走らねばなりません。(もちろんゴールで宿泊するなら前もって宅急便で送ることは出来ます。)

ここでは、ロードで行うワンウェイコースについて書きます。

トレイルならトレイルに必要な熊鈴や地図、コンパスなど加えてください。また自販機やコンビニがないので水や行動食は全て持つ必要があります。ロードのラウンドコースなら着替えを持つ必要がないこと以外は同じです。

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必要な装備やあった方が便利なアイテムなど

バックパック

容量は必要なモノがギリギリ入るサイズを選んだ方が楽に走れます。サイズが大きいとオーバーナイトランをするには不要なモノを入れてしまい重くなり、肩や背中などが擦れて走るのが嫌になるケースもあるからです。

サロモンS/LAB SENSE ULTRA も生地が伸びるので衣類などかなり詰めることができるのでオススメです。今回は前日雨の中で使ったので画像のマウンテンハードウェアのザッグを使いました。

使う際に注意して欲しいことがあります。開口部のチャックを絡めておくなどしないと走る振動で徐々に開いて荷物を落とすことがあります。自宅の鍵などはバックパックの中のチャック付きのポケットに入れておくなどした方が安心です。私はさらに紐など結んでいます。

反射板

画像のような反射板や、電気で光るタイプなど背面に必ず付けましょう。コースによっては車道と歩道が仕切られていない場所は多々あります。国道のような幹線道路でもそのような箇所があります。可能ならこのような道は避けたいけど狭い道に入ると真っ暗で余計危ないこともあります。

反射板などを付けても居眠り運転や酒酔い運転など意思を失った自動車からは逃れることは出来ませんがリスクは減らせます。

ライト

ライトにはハンドライト、ヘッドライト、ウエストライトなどいろいろあります。使いやすいのを選んだら良いです。暗闇を走っていると目が慣れてくるのでライトがなくても走れそうな場所はありますが、対抗してくる自転車や自動車などに存在を知らせて危険から身を守るだけではなく、最近は歩きスマホで正面を見てない歩行者もいるので、接触など無用なトラブルを避けるためにも点灯しましょう。

集団で走るなら前のランナーと接近し過ぎないで、前が急に止まっても大丈夫なくらいの間隔を開けましょう。また前のランナーは道路の穴や膨らみ、支柱などをライトで照らしたり声で伝えたりしましょう。誰かがケガしたら台無しです。

着替え

私はTシャツ、ショートパンツ、下着、ソックス、そしてナイロンの軽いナップサックをジップロックのような空気を押し出して小さく出来るビニール袋に入れています。雨や汗で濡れてしまったら着替えるのも不快です。

またこのビニール袋はザッグが入るくらいのサイズを用意すれば、汗で臭くなったザッグを汚れたウェアと一緒にビニール袋にいれてから、ナップサックに仕舞えば、帰りの電車で周りに迷惑をかけません。経験したことがある方ならわかると思いますが、汗をかいて乾いて、また汗かいてを繰り返すと凄い臭いになります。

ファーストエイドキットなど

基本、使うか使わないか分からないモノは持ちたくありませんが、今回はこれらを小さなビニール袋に入れて持ちました。蜂刺されなどに備えてポイズンリムーバーと塗り薬。転倒などによる擦り傷に備えて消毒液とカットバン、ガーゼ。あと下痢止めや足攣りの市販薬に、人には渡せませんが、処方された胃薬や痛み止め。テーピングやカットするための小さなカッター。筋肉をほぐすハイドロオイル。小さなライトはザッグにつけても良いしいろいろ使えます。またポケットティッシュも万が一のために持ちましょう。

今回は距離が短いので持ちませんでしたが、ガーニーグーやワセリンなどを少量ビニール袋に入れておくと擦れた際に悪化させずにすみます。

財布

私は持ちません。基本iPhoneのモバイルスイカでコンビニ決済はします。その他現金や健康保険証はビニール袋に入れてザッグにしまいます。

モバイルバッテリー

スマホのバッテリーが切れると、写真が撮れなくなったり、地図アプリが見れなくなったりするだけではなく、買い物や電車にも乗れなくなるので、困る方はバッテリーとコードを持参しましょう。

サプリメント

好みのサプリメントを試してください。コンビニがあるなら、オニギリ、パン、プリン、アイスクリーム、ゼリー飲料など買えば良いけど、ない場所に行くなら最低限の数量は持ちましょう。

私は、アスリチューン4種類とオルガニックジェル、脱水予防にスマッシュウォーターSHOTONEを持ちました。

少し睡魔がきた時にオルガニックジェルを飲んだら効きました。カフェイン量は少ないので内臓への負担が小さいので気に入っています。しかしなぜこんな少量のカフェインなのに効くのか不思議なジェルです。

アスリチューンやオルガニックジェルを1本から試したいなら川口駅近くのルナークスカンパニーで購入できます。

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レインジャケット

今回は気温が高く街中を走るから不要と思いつつも、参加したメンバーの体調不良時にも使えると軽量のレインジャケットを持ちました。トレイルのオーバーナイトランなら必須です。

ビーチサンダル

私はバックパックに入らないので、持ちませんでしたが、あった方が帰りは快適に帰れます。折りたたみが出来る軽量なのが良いです。

タオルやシャンプー・リンスなど

タオルはスペースを取るのと入浴施設でレンタルできるので持参しません。またシャンプーや化粧品などは最低限必要なモノだけ持参しましょう。

虫除けスプレー、日焼け止め

日焼け止めなら落ちにくいアグレッシブデザインなどをスタート前に塗れば、ボトルを持参する必要はなくなります。虫除けスプレーはハッカ油などを小さなスプレーに入れたら眠気防止にもなります。

目的に合わせて重くする

今回はこのようなアイテムをコンパクトにまとめましたが、ウルトラトレイルなど参加する方で水1.5リットルなど必携品が決まっている方なら実際バックパックに収容する重さを測ってその重さになるように荷物を詰めて走ってください。

次はコース選びなど気付いた点をまとめてみます。



キロ4より速く100km走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜

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サロマ湖100kmウルトラマラソンの参加定員は3,550人と決して少なくはありませんが、それがエントリー開始とともに30分も経たずに定員になるほど100kmを中心としたウルトラマラソンの人気は高まっています。

ウルトラマラソンはゆっくり長く走るイメージが定着しています。実際、制限時間内の完走を目指すランナーの大半は歩きを交えてゆっくり走りますが、トップランナーは驚くようなスピードで100kmを駆け抜けます。

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日本のウルトラマラソンは世界的にもレベルが高く、今回紹介する100kmマラソンの世界記録は男女とも日本人が保持しています。今年のサロマ湖ウルトラでは板垣選手が歴代2位の好タイムを出し優勝(2017年世界ランキング1位)し、昨年のIAU世界選手権では山内選手が優勝(2016年世界ランキング1位)しました。

これら最近の活躍は様々なウェブページやSNSに掲載されているので、活躍した選手の知名度は高まっていますが、富士登山競走の佐々木和子選手のように、SNSなどがまだ普及していない時代に活躍したレジェンドがウルトラマラソンの世界にも多数存在しています。

ウルトラマラソンと言っても様々な距離がありますが、まず最初に24時間走について調べてみました。

24時間走 250KMオーバーの日本のウルトラランナー一覧

今回は、100kmマラソンの公認記録についてDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)の歴代ランキングと年度別ランキングに掲載されている公認記録のみ掲載させていただきました。

ウルトラマラソンをしている方は、DUVサイトで自分の記録を調べてみてください。サロマ湖など走った方であれば、自分は世界ランキング何位なのか分かりモチベーションが高まります。

今回は、6時間40分以内にしたのは、近年の日本代表選考レースであるサロマ湖ウルトラで4位以内に入り、代表に選出される目安が6時間40分以内であるからです。また6時間40分で走るためには平均4’00/kmペースです。

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*以下出典はDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)やサロマ湖100kmウルトラマラソン公式ページです。

歴代順位-記録-名前-開催年-(6時間40分以内の回数)敬称略

  1. 6:13:33 砂田 貴裕 1998(3)
  2. 6:14:18 板垣 辰夫 2017(2)
  3. 6:18:22 山内  英昭 2016(2)
  4. 6:22:08 三上 靖文 1999(6)
  5. 6:23:00 佐々 勤 2004
  6. 6:23:21 渡邊 真一 2007(2)
  7. 6:26:23 近藤 公成 1995(2)
  8. 6:29:52 中村 泰之 2017
  9. 6:30:21 中西 健二 2007(2)
  10. 6:31:06 長谷川 清勝 2011
  11. 6:33:11 安部 友恵 2000
  12. 6:33:30 原 良和 2012(2)
  13. 6:33:38 仲川 栄二 1994
  14. 6:33:52 風見 尚 2017
  15. 6:35:49 能城 秀雄 2012(6)
  16. 6:36:34 小島 成久 1992(3)
  17. 6:36:39 永田 務 2015
  18. 6:37:15 内芝 修司 2000(2)
  19. 6:38:06 小林 義明 2003
  20. 6:39:13 吉原 稔 2017

DUVサイトによると、6時間40分以内で走った日本の選手は20人(内 女子選手1人)です。最近活躍中の選手とともにウルトラマラソンのレジェンドというべきウルトラランナーが名を連なっています。まさしく歴史を作ってきた選手です。

トップの砂田選手の6時間13分13秒はロード世界記録です。参考までに100km世界記録にはロードとトラックがあり、トラックの世界記録は1978年にイギリスのDon Ritchie選手が出した6時間10分20秒であることはあまり知られていません。

また11位にランクされている安部選手は女子の世界記録ですが、女子選手で6時間台で走った選手は世界で安部選手ただ一人です。世界歴代2位は櫻井教美選手の7時間00分28秒です。

砂田選手や、2番目、3番目にランクされている、板垣選手、山内選手のことはウルトラマラソンをしているランナーであれば名前は聞いたことがあると思いますが、4番目にランクされている三上選手の記録を見ると驚きです。タイムも速いけど、6回も6時間40分以内で走り、サロマ湖ウルトラマラソンでも5回優勝しています。

そして15番目にランクされている能城選手も6回 6時間40分以内で走り、サロマ湖ウルトラマラソンでも3回優勝しています。

近年は、ウルトラマラソンを走るランナーが増えてきました。また今年のサロマ湖で板垣選手が世界記録に迫る走りをしたことや、24時間走世界選手権で石川選手が優勝したことからマスメディアに取り上げられる機会も増えてきました。そのような時だからこそ、その礎を作ったランナーのことをもっと知って欲しいと思います。

能城選手は、今年のサロマ湖ウルトラマラソンは6時間52分08秒で走り8位でしたが、2001年に初めて6時間台を出してからこれほど長期に渡って6時間台で出しているランナーは世界でもほとんどいないと思われます。日本を代表するウルトラマラソンのレジェンドの一人です。

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また能城選手はウルトラマラソンを始めてから十数年経った2014年に2時間24分46秒と初めてフルマラソンで2時間25分を切りました。よくウルトラを走るとフルが遅くなるという方はいますが、私が知る限りでも、能城選手以外に、上記一覧表掲載の砂田選手、板垣選手、山内選手、永田選手は、ウルトラを走ってからフルマラソンの自己ベストを出しています。

ウルトラマラソン走るとフルマラソンが遅くなる??

マラソン走ると5000mや10000mが遅くなる・・・という話も聞きますが、このように何かをすると何かが遅くなるとネガティブに捉えるのではなく、どうすれば相乗効果が出せるかと、考えて練習を組み立てるならいろいろ気づきはあると思います。

もちろん、記録が順調に伸びている時にあえてアプローチを変える必要はないと思いますが、記録が停滞している時に同じようなアプローチで練習しても結果は変わらないことが多いでしょう。

先日、マラソンを速くなるためにバーチカルレースにチャレンジする効果を元上武大学コーチでスカイランナーの星野さんから教えていただきましたが、ウルトラマラソンを走ることも、フルマラソンを速くなるためのアプローチの一つです。

10月21−22日開催のウルトラアカデミー荒川には、上記の能城選手や2010年IAU100km世界選手権で優勝した中台選手、今年の東京柴又100kなどで優勝した川内鮮輝選手などフルマラソンも速いランナーが講師として、フルマラソンとウルトラマラソン両方で速くなる方法についてセミナーを開催します。

 

【タイムテーブル】

10月21日(土) オレンジキューブ会議室(JR埼京線・戸田公園駅徒歩5分)

①9:30~10:50 『フル/100kmに共通する伸び悩みの根本』(井上真悟)
②11:00~12:20 『フル/100kmで成果を出すためのプランニング』(新澤英典)
③13:00~14:20 『故障なく走り続けるための身体づくり』(小谷修平)
④14:30~15:50 『フル/100kmで成果を出すための実例トーク』(川内鮮輝)
⑤16:00~18:00 『動きづくりとスピード持久力アップ練習会』 (能城秀雄)

★19:30~21:00 『各講師との夕食懇談会』 ※食事代のみで参加できます

10月22日(日) 板橋区立企業活性化センター(JR埼京線・浮間舟渡駅徒歩5分)

⑥9:30~10:50 『フル/100㎞に共通するトレーニング概要』(中台慎二)
⑦11:00~12:20 『後半失速を抑えるための補給学』(サプライズ講師)
⑧13:00~14:20 『シューズトラブルと当日準備のQ&A』(北川司)
⑨14:30~18:30 『走力向上15㎞LT走』(井上真悟、新澤英典、小谷修平ふくむ講師陣)

申し込みはこちらです。

自分とはレベルが違いすぎるから、話を聞いても分からないとか思わないでください。講師はそれぞれのランニングクラブでコーチなどしていますので、様々なレベルのランナーと接しているので、悩みなども知っているし、問題解決もしています。またセミナー後に希望者は講師との食事会にも参加できますので、セミナーで聞けなかった話など質問することもできます。

今回も、全ての参加者に理解して欲しいとの思いから、比較的小さな会議室で行いますので、興味のある方は早めに申し込みください。



オーバーナイトランの提案 〜なぜするのか?  10の理由〜



ゴールが茅ヶ崎海岸のウルプロオーバーナイトラン

で紹介しましたが、土曜日の夜から日曜日の朝にかけて新宿駅から茅ヶ崎海岸までの67kmを走ってきました。

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7/31-8/1には、山手線一周+αのオーバーナイトランをしました。

なぜ普段なら寝ているはずの夜中に走る必要があるかを紹介します。

提案と書いていますが、リスクもあるので、その2以降で注意すべきことなどを記事にしますので、自分の体調などを含めて総合的に判断しコースなど決めてください。

その1    昼間より涼しい

夜間でも走るのが辛い熱帯夜もありますが、直射日光に身体を焦がされながら走るよりは、夜間の気温は下がるし走りやすくなります。

その2    暗闇に慣れる

明るい時間帯に開催される大会だけ走るなら暗闇に走る練習は必要ないかもしれませんが、オーバーナイト区間のある大会に出る予定があるなら、ライトを使って走る練習も必要です。普段なら足元をさほど気にしないで走ることが出来ますが、暗闇により道路の凹凸など隠されてしまいます。様々なことに注意して走ると疲労度は増しますので、注意をしつつも無意識に近い状態で走るには暗闇に慣れるのが一番です。

その3    睡魔など経験する

普段なら寝ている時間を走るわけですから、多少なりとも睡魔に襲われます。その睡魔がランニングにどのような影響を与えるのか、どのような対処(事前、走行中、休憩中)で睡魔に勝てるか、などオーバーナイト区間のある大会に出るなら経験しておくことは大事です。

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その4    止めるか先に行くかの決断に迫られる

例えば、30km地点で止めれば終電で自宅に帰れるけど、それを超えたら先に行くしかありません。その時の心の葛藤なども経験になります。

その5    距離だけではなく時間との戦い

例えば今回のオーバーナイトランは67kmの距離ですから、100kmレースなら6時間もかからずに通過する距離です。今回は信号待ちや休憩などしながらゆっくり走ったので10時間くらいかけました。100kmの強いランナーが必ずしも24時間走で結果が出ないのは、長い時間動き続ける練習をしていないからです。例えば100kmなら7時間程度で走れてしまう方が24時間走るということは、3.5倍近い時間を走らねばならないのです。目的によりますが、今回も前回も速いペースを保つことを目的にすることではなく、とにかく歩いても良いから長時間動き続けることを目的にしました。

その6    アイテムの確認などが出来る

短い距離、短い時間では分からないシューズやウェアなどアイテムの擦れなど確認が出来ます。またどのような補給をすると調子が良くなるとか、お腹が痛くなるとか自分にあった補給などの気づきもあります。

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その7    仲間との一体感

長い時間一緒に走る仲間と普段は話すことがないような様々な話を延々とすることが出来ます。

その8    非日常体験を楽しめる

茅ヶ崎の海に飛び込むために、新宿から走っていくなんて、周りから見たら呆れるようなことですが、そんな非日常の体験もまた楽しいです。

その9    行き当たりばったりを楽しむ

大会は決まったコースを、決まった時間内に走りますが、オーバーナイトランは自由に走ったら良いのです。まるっきりゴールを決めないとグダグダになりますが、ゴールだけ決めて後は時間があるなら多少遠回りをしたりなど自由気ままに走るのも楽しいです。道を間違えたってそもそも練習ですから、たくさん走れてラッキーと思えるのも魅力です。

その10    必要なモノを厳選する力がつく

自分で荷物を担いで走るオーバーナイトランは、ザッグに着替えなど詰めて走りますが、持てば持つだけ荷物の重さが肩に食い込みます。絶対に必要なモノは何なのか?など見極める力になります。

持参して欲しいモノ、リスク管理、コース選びなど順次掲載していきます。

まずはこちらをお読みください。

 

また、今月の練習会日程にはもうオーバーナイトランの予定はありませんが、もう1回開催する予定です。

ウルトラプロジェクト練習日程など

体験参加も可能ですので、ご興味のある方はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。



ゴールが茅ヶ崎海岸のウルプロオーバーナイトラン

土曜日20時15分に新宿駅東南口をスタートした、今年の夏2回目のオーバーナイトランは、茅ヶ崎海岸を目指しました。

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少し疲労が溜めた状態での夜間走にしたかったので、その前日は20km程度のトレイルランと、深夜から早朝にかけて20kmウォークをしました。

 

今回、Googleマップでコースを作ったところ、だいたい70kmくらいのコースになりました。

スタート時に全員が、スマッシュウォーターSHOTONEを脱水予防のために飲み、持久力を高める目的でアスリチューン・エナゲインを飲みました。

暑い時期に長い距離を走ること自体がリスクなので、出来る対策はしました。

まず川崎を目指しました。

新宿駅から渋谷駅に出てそこから五反田に出てから国道1号線に出れば分かりやすいのですが、あえて東横線から行こうとしたら少し走りにくいので、国道1号線に出ました。

多摩川の手前で一人合流。

川崎駅近くで、朝から仕事のメンバーが一人離脱し、次は横浜を目指しました。

今回気温は30度前後を推移しましたが、風がないところは蒸し暑く走りにくかったです。

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ペースは走行中もキロ6より遅く走り、信号待ちを含めるとキロ8くらいでした。

また、5-6kmに一回はコンビニ休憩をしました。暗いので走りながらではメンバーの体調悪化など把握出来ませんが、コンビニで休むことでメンバーの疲労度など分かります。

コンビニで休んだあと、身体が固まっていそうなら、数100mは早歩きで移動したりもしました。

横浜で二人が離脱しました。そこから8人で茅ヶ崎海岸を目指しました。

途中、信越五岳100マイルを走るMさんと設定ペースなど話しながら進みましたが、100kmを超えてからの林道区間もこのくらいのペースで走れたらいいね。なんてことも話していました。

私自身、トレランイベントを走ってから深夜ウォークしたことで疲労がある状態でしたが、疲労がある状態だからこそ、楽に効率よく走れるフォームを模索することができました。

ペース的には前半も後半も大差なく走りました。戸塚を過ぎてからは少しペースが上がったようにも感じましたが大差ありませんでした。

そして江ノ島に到着。

海岸沿いを走っていると日が昇ってきました。

海岸沿いに出たのは早朝5時過ぎですが、海にはたくさんのサーファーが浮かんでいて、遊歩道にはランナーが結構いました。

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早く海にドボンしたいとずっと話していたAさんが茅ヶ崎海岸で念願のドボン。


おのぴコーチは上半身裸でダッシュ。


Mさんは急ブレーキ  笑


くにさんはヘッドスライディング。

熱をもった身体を海水が冷やしてくれました。海に浸かったのはいつぶりだろう??

都内からの長い道のりを一緒に走ってきた仲間とこうして海に浸かっているのは幸せなことです。


裸足で砂浜歩くのも気持ちよいです。


みんな楽しそう。

ここまで67kmでした。

海岸に設置されたシャワーで砂や塩水を落としてから温泉施設に向かいました。

既にビーチサンダルのメンバーもいるので、3km弱は歩きですが、走るとあっと言う間の距離も、歩くと遠いです。

朝風呂500円というリーズナブルな価格と気持ちの良い炭酸泉や、水風呂に浸かりながらリフレッシュしました。


モーニングカレーは450円でこのボリューム。美味しかったです。生ビールは550円とカレーより高いけど合わせて1000円。

送迎バスで茅ヶ崎駅に向かい、乗り継ぎなしで最寄り駅まで帰りました。


Suunto Movescountによる今回の足取りですが、動き続けたら結構いけちゃうのです。

また、今回も体調不良者も出ず良い練習ができました。もう無理と思いながらも最後まで走れたメンバーもいましたし、睡魔に襲われた後の対処法など気付きのあったメンバーもいました。

みなさんお疲れ様でした。

ウルトラプロジェクトについてはこちらです。

体験参加も可能ですので、ご興味のある方はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。



ドクターランナー佐藤恵里選手みちのく津軽ジャーニーラン200km優勝 〜初200kmで学んだこと〜

2017年7月15-17日に開催された第2回みちのく津軽ジャーニーラン250k/200kは非常に人気のあるレースとなりました。

当初250kの定員は80名でしたが、183名がエントリーしたため150名に増員し、200kも180名の定員は早々に埋まってしまったようです。

走ったランナーのFacebook投稿など見ると非常に楽しそうでした。

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ルートラボによると250kmはこのような場所を走るようです。リンク先の地図を拡大して見てみてください。私は青森県に行ったことがないので、このような地図をみるとますます行きたくなります。

来年はONTAKE100ではなく、こちらに気持ちが動いています。

今回は、本サイトにて記事を監修していただいているドクターランナーの佐藤恵里さんが200kmの部を走り男子を含めて5番目にゴール(女子トップ)しました。

その佐藤さんにとって今回は初めての100km超レースでしたので、どのような準備をし、レース中にどのようなことが起こり、どう対応したのかを教えてもらいましたので紹介します。

睡魔対策

疲労のある状態での夜間走練習のため、奥武蔵ウルトラマラソンを走った6日後、ゆめのしまで12時間走に参加し、睡魔に襲われる経験ができました。 先日のおんたけの記事に新澤さんが書いていらしたように、走る気もなくなり、復活までに時間もかかり…眠気対策の重要性を知りました。

私はエナジードリンクを全く飲んだ事がありませんでしたが、当日のために数回買って試していました。

スタート早々のトラブル

この大会の2週間前に日光ウルトラマラソン100kmを走り、その時に右ふくらはぎの腱を痛めてしまいました。 津軽のスタート後2kmくらいで痛みが強くなり、20km過ぎから走れなくなり、40kmで一度リタイアを決意しました。ただずっと楽しみにしてきたレースなのでこんな序盤でやめるのが残念だったので、関門にかかるまではゆっくり歩き続けることにしました。

ウルトラには復活がある


昼過ぎから雨が止み、急に暑くなりました。 暑さでふくらはぎの筋肉が温まり緩んだようで、腱の痛みがマシになってきました。 ゆっくり歩いていたために眠気に襲われたのでエナジードリンクを買って飲みました。

実はカフェインには覚醒作用の他に鎮痛作用もあります。その結果目が覚めただけではなく痛みも楽になり、走れるようになりました。

前半歩いていたために体力が温存されており、60km過ぎからペースアップをする事ができました。

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補給について

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この大会はエイドが20〜30kmおきのため、エイドだけでは足りません。基本的にはジェルを中心にしましたが、水分含め全部を背負って走ると重過ぎます。 ロングレース経験のある友人がコンビニの位置を事前に全て確認して教えてくれたため、水分の補給は自動販売機とコンビニに頼ることにしました。

ジェルはアスリチューンの赤を中心に黒、青、試作品のオレンジの4種類全てを持ちました。疲れていた時に摂取した試作品のオレンジは後味が良く、とても美味しく感じました。 発売が待ち遠しいです。

夜間は眠気対策にエナジードリンクを活用しましたが、カフェインには利尿作用もあるため飲むとトイレが近くなってしまいます。そのため先にコンビニなどトイレの位置を確認し、トイレがない区間では飲まないように気をつけました。

またカフェインは胃腸障害を起こすためあらかじめ胃薬を飲んでおきました。飲む時は空腹状態で飲まずにコンビニでチーズや豆乳を一緒に購入、先に蛋白と脂質を摂取してからエナジードリンクを飲みました。

チェックポイントでは果物やおにぎり、カレーなどもいただけましたが、食べたのは前半のみ。夜間は食べすぎると眠くなるかもしれないと、ジェルとドリンクで乗り切りました。 ドリンクにはクエン酸飲料のJUCOLAとスマッシュウォーターを混ぜたものを使用。 暑さと寒さが交互に来る厳しい気候状況でしたが、脱水にもならず、寒いときもカフェインを摂らない時間帯は殆どトイレに行かずにすみました。

未知の距離へのチャレンジ

michi
昨年から100kmレースを合計4回走ったのですが、もっとゆっくりのペースならこの先まで走れるのではないか?

自分はどこまで走れるのだろう?

という好奇心が生まれました。

きっと最後は限界を超えて新しい自分を見つけられるのではないか…などと期待し200kmにチャレンジしました。

ところが100kmを超えて未知の距離に突入した時間帯は夜間対策に気を取られ、目まぐるしく変わる天気への対応、車に轢かれないように気をつけたり、美しい景色を見て楽しんだり… やる事が多すぎて、自分が未知の距離を走っているという事を実感する事を忘れていました。 いつもは自分自身と対話しながら走るのですが、今回は自然や環境と対話して走れたと思います。

初200kmで学んだこと

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①100km以上は準備と覚悟がものを言う
②最初に決めたことにこだわりすぎず、その時々で起こる事に対し臨機応変に対応する能力が必要
③タイムより自分の身を守る事がずっと大切

 

嬉しくて幸せな記憶しかない

今までのランニング人生で一番、幸せなレースでした。 最後の数十kmは疲れていたはずなのに、嬉しくて幸せな記憶しかないのです。 初めて自分に向いている競技を見つけられた気がしました。 これに満足せず、来年は250kmにチャレンジしたいと考えています。

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8/2  ウルプロ練習会  〜1000m×5-6本インターバル〜

今日のウルプロ定期練習会は神宮外苑で1000m×5-6本の変化走的要素を組み込んだインターバルをしました。

なぜ変化走的要素を組み込んだかと言うと、神宮球場のヤクルト戦の影響です。

ウルプロ定期練習会は、忙しいビジネスマンが可能な限り参加出来るように開始時間を19時40分にしてます。そのためプロ野球がワンサイドゲームなどになり勝負が決まると終了前にたくさんのプロ野球ファンが球場を出てくるので、その対策です。

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今回はまずスタート位置、フィニッシュ位置を工夫しました。

1000mインターバルなら、0mからスタートすれば分かりやすいのですが、それだとダメなのです。


こちらはiPhone7のマップアプリのキャプチャー画面ですが、0m地点は外周一番下の信号のとこです。ここからスタートすると地図の左側に明治神宮外苑と書かれた手前で1000mになります。

赤線を引いたのはプロ野球を観に来た方々の導線ですから、950mくらいから応援を終えた歩行者に向かっていくことになり危ないです。

実際、混雑する時間にあたるかどうかは分かりませんが避けれるリスクには備えたい。

そのため、青線で引いたように、1225mからスタートして900mまで走りました。これだと駐車場料金所の信号待ちをしてる歩行者に注意すれば比較的空いてる中を走れます。

また料金所から先は空いてるので、ラスト300mをフリーにして上げれる人は上げてもらいました。

今日は3グループにしましたが、設定は以下の通りです。

A    3’55/km    700mからフリー    6本

B    4’30/km    700mからフリー    6本

C    5’00/km    700mからフリー    5本

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私はAで走り、フリーも5本目までは上げずに走りました。

3’55

3’55

3’54

3’57

3’55

場所により信号待ちなどしていて歩道が詰まっていたりしている箇所があるので、そういった場所はペースダウンするので多少バラツキはありますが、ほぼ一定のペースは刻めました。

ラスト1本は残り450m辺りからフリーにしました。私はラスト300mから少しペースを切り替えて走りました。

3’37

他のグループもしっかり追い込めたようです。

そこからスクワット30回と、ニーアップを20秒×5本。

地味なトレーニングですが、真剣にやるとかなりキツイです。

今回は、24時間走世界大会4位、さくら道ネイチャーラン優勝の高橋さんが一緒に走ってくれました。

高橋さんは、普段キロ5を切って走ることはほとんどないと話していたので、ホントアプローチは様々だと思いました。


練習後にはアスリチューン・スピードキュアを飲んで素早いリカバリーを目指します。

高橋さんは、アスリチューンの赤と青を初めて飲みましたが、これは飲みやすいと話していました。

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練習後に行けるメンバーで食事に行きました。


高橋さんから世界大会の終盤、団体金メダルを取るために、石川さん、楢木さんと懸命に頑張りペースアップした話を聞きました。普段より早いタイミングでペースアップしたから最後までもたないかもしれないと思ったけど、サポートメンバー含めてチームJAPANが一丸となり走ったことで信じられないような力が出たと話していました。

その結果が、世界4位となる264.506kmです。

24時間走 250KMオーバーの日本のウルトラランナー一覧

にまとめましたが、高橋さんの記録は日本歴代7位です。

また、ざっくりですが、前半12時間が133kmで、後半12時間が131.5kmのようです。

いろいろ話ができて良かったです。



24時間走 250kmオーバーの日本のウルトラランナー一覧

今週に入って富士登山競走の歴代ランキングを分かる範囲で作りました。まだインターネットも広まっていない時代の記録もあり、当時走ったり、応援した方々の記憶がなくなれば、当時の様子も分からなくなってしまうと感じました。

富士登山競走はエントリーするのも難しい人気大会ですが、参加した3000人を超えるランナーの中で佐々木和子選手が3回もサブ3をしたことを知っている方はごく僅かでしょう。

今回、そのようなレジェンドの存在を多くのランナーに知ってもらえたことは意味があると思います。

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さて、今年の24時間走世界選手権では、石川選手が優勝、高橋選手が4位に入り、男子は団体優勝。女子選手も素晴らしい走りをしました。この結果は、選手はもちろんサポートスタッフ含めたチームの力だと思っています。

日本のウルトラマラソンは世界的にも非常にレベルが高く、100km世界記録は男女とも日本人が保持し、今年のサロマ湖では板垣選手が歴代2位の好タイムを出し、現在世界ランキング1位です。昨年の100km男子の世界ランキング1位は世界選手権優勝の山内選手です。

これら最近の活躍は様々なウェブページやSNSに掲載されているので、活躍した選手の知名度は高まっていますが、富士登山競走の佐々木和子選手のように、SNSなどがまだ普及していない時代に活躍したレジェンドがウルトラマラソンの世界にも多数存在しています。

ウルトラマラソンと言っても様々な距離がありますが、まず最初に24時間走について調べてみました。

24時間走には、ゆめのしまや平塚のような非公認大会もありますが、今回は、DUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)の年度別ランキングに掲載されている公認記録のみ掲載させていただきました。

ウルトラマラソンをしている方は、DUVサイトで自分の記録を調べてみてください。サロマ湖など走った方であれば、自分は世界ランキング何位なのか分かりモチベーションが高まります。

今回は、250km以上にしたのは、近年の日本代表選考レースで上位に入り、代表に選出される目安が250kmであるからです。

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*以下出典はDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)です。

歴代順位-記録-名前-開催年-(250km以上の回数)

  1. 285.366    Yoshikazu    Hara    2014    (2)
  2. 275.684    Ryoichi    Sekiya    2007    (17)
  3. 273.708    Shingo    Inoue 2010    (2)
  4. 271.750    Masayuki    Otaki 2004    (2)
  5. 270.870    Yoshihiko    Ishikawa    2017 (2)
  6. 269.225    Takayoshi    Shigemi    2013  (2)
  7. 264.506    Nobuyuki    Takahashi     2017
  8. 264.389    Yuji    Sakai 2008    (2)
  9. 262.238    Seigi    Arita 1994    (2)
  10. 259.708    Tetsuo    Kiso    2013    (2)
  11. 258.687    Toshiro    Naraki    2014    (5)
  12. 257.634    Masahiko    Honda 2012    (2)
  13. 256.861    Shuhei    Odani 2012    (2)
  14. 255.487    Ryo    Abiko 2012
  15. 255.303    Mami Kudo 2011   (2)
  16. 254.856    Kenji    Okiyama 2001    (3)
  17. 252.324    Yuya    Fujita    2013
  18. 252.230    Yasutoshi    Oshima    2014
  19. 252.177    Takahisa    Furukita 2011
  20. 250.873    Muneharu    Kuroda 2005

DUVサイトによると、250km以上を走った日本の選手は20人(内 女子選手1人)です。最近活躍中の選手とともにウルトラマラソンのレジェンドというべきウルトラランナーが名を連なっています。まさしく歴史を作ってきた選手です。

トップの原選手の285.366kmは世界歴代2位の記録でが、24時間の平均ペースは5’02/kmです。このペースでマラソンを走ると3時間32分55秒になり、100km走ると8時間24分36秒になります。原選手はUTMF優勝などウルトラトレイルでも活躍しています。

2位の関家選手の275.684kmも凄い記録ですが、それ以上に今回記録を集計して驚いたのは250km以上を17回も達成しているのです。(DUVサイト掲載記録のみ集計)最初に達成したのが2002年で最後に達成したのは2012年とトップを維持し続けたウルトラランナーです。また、24時間走世界選手権で4回優勝した他、スパルタスロンでも2回優勝しています。関家良一サイト に大会記録など掲載されています。

また、15位の工藤選手の記録は現在でもトラックの世界最高記録保持者であり、今年の世界大会(ロード)で破られるまでトラック・ロード合わせた世界最高記録保持者でした。昨年の神宮外苑24時間チャレンジの記録に当てはめたら、石川選手の263.127kmに続く2番目の記録なのです。

このように上位選手の戦歴を少しづつ追記していけたらと思います。

近年は、ウルトラマラソンを走るランナーが増えてきました。また石川選手が世界選手権で優勝したことからマスメディアに取り上げられる機会も増えてきました。そのような時だからこそ、その礎を作ったランナーのことをもっと知って欲しいと思います。

私自身、上で掲載した記録を2009年以前に出している、関家選手、大滝選手、境選手、沖山選手、黒田選手の偉大な記録と存在は知っていますが、1994年に262.238kmを走った有田せいぎ選手のことは今回初めて知りました。13位にランクされている小谷選手に聞いたら、面識はないがフランス在住のウルトラランナーだと聞いたことがあると教えてくれました。

1994年と言えば23年前で、まだフルマラソンを走る市民ランナーでさえ極めて少ない時代に有田選手は262km走っているのです。氏名+αで検索したところ、『田中義巳のジャーニーランクラブ』というページに有田さんがまとめたウルトラマラソンについての記事のタイトルが掲載されていました。非常に興味深い内容なのでクリックしたところ、残念ながらリンク切れを起こしていて読むことは出来ませんでした。ただ今回調べたことで、有田せいぎ選手という凄いランナーがいたことを知ることができました。

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ウルトラマラソンと言っても、距離は様々です。50kmレースで求められるモノと、250kmレースで求められるモノは違いますから、練習も違ってくるでしょう。また練習などアプローチの仕方も様々であり正解は一つではありません。20人のアプローチに共通することはあるでしょうが、全く違うこともあるでしょう。ただ250km以上走った方々は、それぞれ自分にあったアプローチ方法を手に入れた方々だと思います。それぞれのアプローチを聞く機会があれば紹介していきたいと思います。

7番目にランクされている高橋選手とは今晩会うので、まず聞いてみたいと思います。

世界レベルで結果を出してきた方々がどのようなことをして力をつけてきたのかを発信していけたら、よりウルトラマラソンに興味をもつランナーが増えてくると思います。

24時間走の距離は選手の魂の一歩〜2017年IAU24時間走世界選手権の記録修正について〜

IAU24時間走世界選手権で石川佳彦選手が優勝 さらに男子団体金メダル獲得 〜世界一の意味〜

で紹介しましたが、今年の24時間走世界選手権で優勝した石川選手からレース翌日に、計測された周回数が自分の計測より少なく非常に悔しい。JUA(日本ウルトラランナーズ協会)経由、異議申し立てをする方向で動いていると連絡を受けていました。

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そしてJUAの公式ページにもこのような投稿がされました。

抜粋すると

〜      なお、レース中に計測システムのトラブルがあり、具体的な記録については無視できない変更を生じる可能性があり、予断を許さない状況にあるが、日本男子の個人・団体のダブル優勝については記録修正の有無の影響を受けないものと推察される。      〜

全文はこちらをお読みください。

2017 IAU 24時間走世界選手権 報告および暫定結果

 

そして、石川選手の異議申し立ては受け入れられて記録は以下のように変わりました。

速報

(1.652km)×161周+1.594km

267.566km

最終result

(1.652km)×163周+1.594km

270.870km

2位と3位の順位変動もありました。

速報

1.石川佳彦 JPN 267.566km

2.JOHAN STEENE SWE 266.515km

3.SEBASTIAN BIALOBRZESKI POL 265.535km

4.高橋 伸幸 JPN 264.506km

最終result

1.石川佳彦 JPN 270.870km

2.SEBASTIAN BIALOBRZESKI POL 267.187km

3.JOHAN STEENE SWE 266.515km

4.高橋 伸幸 JPN 264.506km

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今回の件に対して石川選手はこのように語っています。

img_2337.jpg

『私の24時間走の捉え方として基本にあるのが、24時間で走り続けた距離を競う競技ではなく、24時間で走りたい距離を設定して、その距離を達成するために必要な周回数を重ねるというものです。何時間経過だとか、残り何時間というのは全く考えず、ひたすら安定したラップタイムで、ひたすら周回数を重ねるうちに24時間が終わっているというのが理想です。

自分にとって周回数と周回ごとのラップタイムというのは24時間走に挑むにあたっての生命線です。

今回の世界選手権でいえば1周1.652kmのヴィクトリアパークを160周するレースだとレース前からイメージして、その目標を達成するための練習、準備、対策を全てやってレースに挑みました。

レース中、160周は確実にクリアできると確信し、残り2時間は270km越えるために必要な163周をひたすら追い続けました。

この時点で2位でしたが、1位の背中を追うことより270kmの背中を追う気持ちが強かったかもしれません。

最終的に手元のラップで164周弱(フィニッシュラインの手前でストップ)でき、1周1.6kmある事を考えると270km越えは間違いないと思っていました。

最後の1周、端数の距離計測もきちんと行われているか、すぐに着替えたい、休みたい気持ちでしたが、最後までコース上に残って係員が端数の距離を記録するまで確認しました。(本来のルールでは止まった位置に大会側が用意した目印を置いておけば、その場を離れてOKというルール)。

24時間走って、最終周の端数の距離が計測されず270kmに届かないなんて絶対嫌ですし、何より運営側の正確さに疑問を抱いていたので、万全を期したつもりでした。

しかし、英語のアナウンスを聞いて愕然としました。

「267km」レース中、計測マットが反応しない事が2回あり、すぐに2周分(3.3km)が計測されていないのだろうと感じました。

せっかくの世界一でしたが、100%で喜べない自分がいました。

ただ、2010年以来の日本個人、団体優勝。みんなが喜んでいるのが嬉しくて、記録の事はあまり話題にしないようにしていました。

帰国してからJUAの方に周回数の抗議の話をいただき、1周8分~9分のラップを安定的に刻んでいるのに2周だけ16分で計測されている旨を伝え、正式にIAUに抗議していただきました。

1.6km16分は歩きのペース。もちろんレース中、一度も歩いていません。

そしてレースから約1か月が過ぎてからのIAUの最終結果発表で270.870kmに修正されたのですが、もし抗議していなければ270km越えはなかった話ですし、男子2位、3位に関しては順位が入れ替わっています。

女子の世界記録も変更されています。

こんなのでいいのか世界選手権というのが本音です。

世界中、様々な長距離レースがありますが同じ条件で勝負するというのは不可能に近いと思います。

距離、高低差、出場メンバー、ルールなど。

しかし、24時間走はその条件をできるだけ一定にし、競える競技だと思っています。

本当に長距離が強いのは誰かをシンプルに決められるという魅力があります。マイナー競技と言われますが世界選手権の舞台での熱気、盛り上がりは素晴らしいものでした。

自分が突き詰めてきた競技の最終到達点がこの舞台だと正直に思えました。

それが今回のような事態が起きると悲しい気持ちになります。

日本に帰ってきて、24時間走を知らなかった人達に知ってもらえつつあるという手応えを感じています。

世界選手権日本開催もできないものかと考えたりもしました。

長い距離を走る人達が変人呼ばわりされ、その長い距離を走る人達もよく分からない都市伝説のような事を平気で言う雰囲気がウルトラマラソン界にはあるように思います。

一番練習して、一番競技に対して真摯に向き合い、一番準備した選手が一番強い。

そして長い距離を走る事は素晴らしい事で応援するのが楽しい競技だと言われるウルトラマラソン界に変えていきたいです。

今が変わる時です。

今回の世界選手権世界一をきっかけに色々と良い影響を与えられる存在で在りたいと思っています。今回の記録変更に関して色々と働きかけをしていただいたJUAの方々には本当に感謝致します。』

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フルマラソンでも、100kmマラソンでも、トレイルレースでも、スタートしたらフィニッシュ地点を目指して頑張ります。例えば距離が短くても長くても、タイム計測にミスがあったとしても、勝負という観点では、先にフィニッシュしたランナーが勝ちます。

しかし、24時間走など時間走には、スタート地点はあっても、フィニッシュ地点はありません。タイムアップした場所がフィニッシュ地点です。また誰が先頭を走っているかも周回数により決まります。したがって時間走という競技は、正確な周回カウントが生命線になります。

今回は、その周回カウントをするシステムにエラーがあり計測ミスが発生したのです。

もちろん、異議申し立てが受け入れられたということは、録画などの記録で確認したのでしょう。

フィニッシュ地点があるレースであれば、フィニッシュ地点を目指して走るというモチベーションがありますが、時間走は周回数を重ね、距離を伸ばすこと、ライバルより1周でも多く走ることが大半のランナーのモチベーションになります。

24時間走の経験がない方にも理解しやすいような例えにすると、フルマラソンで3時間を切ろうと必死に走ってフィニッシュして2時間58分台だったのに、記録証を見たら3時間02分と明らかに違うタイムだった。みたいな感じです。どんな気持ちになるでしょう??

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優勝したからいいでしょ。ウルトラマラソンなんだから、もっと大雑把に考えようよ。と思う方もいるでしょうが、石川選手が必死で積み上げた一歩一歩なのですから1周どころか1mだって無駄にしたくないのは走ったランナーなら分かると思います。

海外レース経験豊富な方々が口を揃えて、『日本の運営ほどキッチリしてる大会はない。』と話しています。今まで日本で24時間走の世界選手権が開催されたことはありませんが、交通規制をして開催するロードレースと比べたら運営費もかなり少ないと言われてますから、ぜひ日本で開催するような流れになることを願っています。

以前に比べればウルトラマラソンがメディアに取り上げられる機会が増えてきましたから、夢物語ではないと思います。

世界最高峰の競技者が例えば神宮外苑に集まり、真剣勝負することを考えたらワクワクします。

(補足)

今回のレースは1周1652mの周回路で開催されましたが、1周ごとに計測マットを通過し、周回数をカウントしていき、24時間経過時点の周回数に、端数を計測して加算して最終結果になります。



失速・リタイアの理由に気づき次に繋げるウルトラセミナー

4月以降様々なウルトラマラソンが開催されましたが、思うようなレースが出来た方もいれば、出来なかった方もいるでしょう。

あまりにも辛い体験になり、もうウルトラマラソンは走らない。と決めた方もいるでしょうし、次は頑張りたいと思っている方もいるでしょう。

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ウルトラマラソンは準備した以上には絶対に走れません。いきおいで走れる距離や時間ではないのです。

まさしく、準備100%です。

また、タイムは気にせず完走出来れば満足と考えて走った方もいれば、サブ10など目標タイムを定めて走った方もいるでしょう。

ウルトラセミナーに参加した方の多くが目標達成している一番の理由は、準備は大事だという意識を持っているからです。そして客観的に自分の力を認識する場になったからです。

そのようにウルトラセミナーは準備のためのセミナーでしたが、今回は新たな試みのセミナーを開催します。

振り返りのためのセミナーです。

思うような走りが出来なかった直接的な原因も大半の方は分かっていると思います。

中には『まだ走れたのに関門に捕まった。』という方もいますが、それは原因ではなく結果です。関門に捕まった原因があるのです。

直接的原因としては

・低体温症で命の危険を感じた。

・熱中症でフラフラになった。

・気持ち悪くなり補給ができなくなった。

・下痢になり続行不能になった。

・脚が痛くなり走ることができなくなった。

その他、いろいろあるでしょう。

でも、これは直接的な原因かもしれませんが、なぜそうなったのかを理解しないと同じことを繰り返します。

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さらにそれぞれに本質的な原因があるのに、それに気づいていない人もたくさんいます。


以前記事にしたことがありますが、ハーフマラソンは80分切って走れるのに、フルマラソンではほぼ毎回30km以降に失速している知り合いがいました。

本人は陸上経験がある若いランナーで、大会前に30km走を何回もするなど月間走行距離も多く、一生懸命走っていましたので、2時間50分は余裕できれる力はあるのに不思議に思っていました。

たまたまロッカールームで一緒になり話すと、いつも終盤に失速するのは30km走など練習が足りなかったのと、根性がないから最後頑張れないのです。

と分析していたので、彼にこんな質問をしました。

失速し始める時はどんな感じでしたか?

すると、視界が狭くなってきたり、フラフラしてきたり、ペースをキープする意欲がなくなったり、ホント根性がないのです。

と返ってきたので、失速の原因はガス欠と思ったので、彼に補給はしてるの?と聞いたら

補給はしっかりしてます。給水はしてるし、エイドにあるレーズンも何粒か食べました。

レーズン何粒か・・・。

ジェルなどはとらないの?

と聞くと学生時代は走っている時は給水もとらなかったし、仲間もジェルなどとってません。練習と根性が足りないのです。次のレースに向けて根性付けるために30km走を前より増やします。

と、答えて会話は終わった。

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それからしばらくして、またロッカールームで彼に会うと、『しんざわさん  風邪をひいてしまい、京都マラソンダメそうです。。ファンランにします。』と話しかけられた。

京都マラソン1週間前くらいのことで、今は治ったがしばらく寝込んだので調子が上がらないようです。

そこで彼にこう伝えた。

『どうせファンランにするなら、私に騙されたと思って20kmと30kmでエナジージェルをとってみてください。』

そして結果はアップダウンのある京都マラソンで、自己ベスト大幅更新の2時間40分台で走ったのです。

レース終盤も全く不安なく走れたようです。

本人もようやく理解しましたが、終盤の失速は練習不足や根性がなかったからではなく、単なるガス欠だったのです。

それに気づかなかったら失速するたびに、根性がない、練習が足りないと練習量を増やして、多分故障していたか、つまらなくなってマラソンをやめたでしょう。


ウルトラマラソンでも同様です。トラブルの原因を突き詰めることが目標達成に向けての第一歩なのです。

ウルトラマラソンで大事なことは準備と書きましたが、次のレースに向けた準備として、長時間走ったレースでの実体験を生かさないのはもったいないことです。

それをセミナーで教わるのではなく、自ら気づくためのセミナーにします。

そのためにセミナー前に参加者向けの事前アンケートにレースの振り返りなど書いてもらいます。

終わったことは忘れて次頑張ろう!とか、出来なかった言い訳なんか考えても仕方がない。という方は同じ失敗を繰り返します。

通常のウルトラセミナーとは違い、ワークショップ形式、討論形式なので少人数での開催になります。

開催日

2017年7月27日(木)  19-21時

開催場所

   
月島駅近くのカフェ

参加費

3500円

過去のウルトラセミナー参加者   3000円

ウルプロメンバー   ビジター  1チケット+1000円

ウルプロメンバー   レギュラー  2000円

サンプルなど

1ドリンク無料、アスリチューンなどのサンプル提供

ウルトラマラソンで武器になるアイテムなどセミナー会場価格で販売します。

オススメしたい方

・リタイアした方

・レース結果に納得していない方

・自分よりフルの遅いランナーに負けて悔しかった方

・どんな準備をしたらよいのか分からない方

・自分の可能性を信じている方

参加希望の方はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。