カテゴリー別アーカイブ: ジャーニーラン

昨年のトラブルを繰り返さないために〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜⑤

歩く時間が長くなった時にしたこと〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜④

歩く時間が長くなった時にしたこと〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜④ から続く

<スポンサーリンク>


昨年のトラブルに関しては下記のリンク先記事に書いていますが、羅列するとこのような状況でした。

・大量の発汗による股擦れ

・前脛の痛み・浮腫

・足首が日焼けによりⅡ度の火傷

股擦れが酷くなり、庇った走り方をするうちに左前脛が痛くなり走れなくなった。痛みを緩和しようと締め付けが強くなったソックスのゴム部を折り返したところ、そこには日焼け止めを塗ってなかったので、強い日差しにより、いくつもの水膨れができる火傷を負ってしまったのです。

前脛の痛みはズームフライを履いていたことにより負担がかかったのが原因か、暑さにより電解質バランスが崩れ足首が浮腫、シューズがキツくなったことが原因かは分かりませんが昨年のレース後には浮腫が原因だと感じていました。

灼熱のみちのく津軽ジャーニーラン その4〜スネの痛みの原因〜

また、痛いのは左だけで、右が大丈夫だった理由も自分なりに考えていました。

昨年はこれらトラブルにより、ラスト100km以上(記事によると118km)歩かざるを得なくなり、その結果、日差しがまだ弱い翌朝にゴールする予定が、夕方近くまで非常に強い日差しをずっと受けることになったのです。

また、終盤は気力・体力も限界で歩いて進むのも困難になり、少し歩いては止まってうずくまるような状態になり残り5kmが途方もなく遠く感じました。

<スポンサーリンク>


今回の最大の目標は、健康な状態でレースを終えたい。という理由は昨年の記事を読んでいただければ分かると思います。

ウルトラマラソンをするランナーは痛みや苦しみが好きなんだ。という方もいますが、そんなことはないと思います。

少なくとも私は痛いのも苦しいのも嫌いだから、そうならないように準備をして、工夫をして、レース中に対応しているのです。

昨年の記事を読んだこともありシューズをどうするか迷いました。サロマで履いたヴェイパーフライ4%が良い感じでしたが、もう1回100kmで使いたいので外しました。現地にはHOKA oneone カーボンX、ズームフライSP、アディゼロジャパンブースト3を持ち込み、前夜まで悩んだ結果、ズームフライSPにしました。昨年ら前脛を痛くした時に履いていたズームフライと同じソール形状のシューズですが、脛が痛くなったことは、この時以外は記憶にないので、浮腫が原因と考えることにしました。

スタート前の状態です。

インソールはカーボンXのモノです。

よくやることですが、足を入れた時の感覚が微妙にしっくりこない時に、他のシューズのインソールを入れるとしっくりくることあります。今回はフルマラソンや100kmマラソンなど含めてだいぶ履いたシューズなのでインソールがヘタっていて、中でズレる気配を感じたのも入れ替えた理由です。

念のために両面テープでインソールがズレないように固定しました。

アウトソールもだいぶ減ってるので、このジャーニーランで履き納めだと思っていました。

また、シューズのフィット感を確かめる時に大事なことはソックスとのマッチングです。もちろんこの時は大会で使うアールエル メリノウールソックスを履いて確認しました。

こちらは177km走って洗濯した後のアールエルのソックスです。見た感じ、擦れて生地が薄くなっている部分などはありません。ソックスに関しても、シューズ内で動けば摩擦が生じて痛みが早くなります。

こちらはType-MSというタイプです。丈が長いデザインは私は好きではないので、最近はこのタイプを好んでいます。

CP4の鰊御殿にドロップバッグを置いていて、履き替え用のソックスを置いているだけではなく、大量の発汗や水被りで靴擦れが起きそうなら履き替えが出来るようバックパックにもアールエルソックスを入れておきましたが、履き替えることなくフィニッシュしました。

ウェアや下着はCP4で着替えましたが、ソックスを変えなかった理由は、そこまで靴擦れの前踏まれもなく良い状態だったのを崩したくなかったからです。

私がこの大会後に比較的ダメージがなく、走りはじめることができた理由の一つとして靴擦れなどにより足の指などを痛めなかったことが挙げられます。

そもそも靴擦れや肉刺などできるとフルマラソンでも痛みとの戦いになりますが、ジャーニーランなどでは、痛みが出てから100kmとか丸一日とか走らねばならないわけですから凄いストレスになります。またその痛みを緩和しようと走り方を変えることでバランスを崩し筋肉や関節にも負担をかけてしまいます。

そのような状態でゴールすると回復には時間がかかります。もちろん靴擦れが原因でリタイアするランナーも少なくありません。

長時間走るレースになればなるほど、靴擦れしにくいソックスが必要になるのです。

<スポンサーリンク>


さて、レース前に行ったことは、昨年のような予期せぬ日焼けを防ぐためにソックスやウェアで隠れる部分にも日焼け止めを塗りました。日差しを直接受ける部分には重ね塗りしました。

日焼け止めは、アグレッシブデザインのファイターです。今回は顔・首筋は二度塗りしましたが、今回のように長時間にわたり直射日光を受け続けるレースなら三度塗りがオススメです。顔・首筋→腕→脚→顔・首筋→腕・・・という具合に塗っていくと日焼け止めが乾いた上に重なっていくので強くなります。

余談ですが、アグレッシブデザインはモータースポーツの潤滑油などでトップブランドのWAKO’Sが立ち上げたブランドです。このように自動車のタイヤなどと一緒に写すとやはりマッチングが良いと感じました。

脚は重ね塗りしなかったので、多少日焼けしましたが、日焼けでヒリヒリするようなことはありませんでした。

昨年はこの道のもっと手前から股擦れが酷くなり苦しんだので、ここに同様のトラブルなく来た時はホッとしました。

今年も湿度が高くまとわりつくような汗が皮膚を覆い、股擦れしやすい状態でしたが、ウェットティッシュで汗を拭き取り、擦れ防止クリームを塗ることでトラブルを回避できました。

また、前脛が痛くならないように、コンビニ休憩した際に、シューズを脱いでソックスをめくって足底や足首周りを含めてマッサージクリームを付けてマッサージしました。もちろん太ももや脹脛もです。

マッサージすると、意外と張りが強いことや足首が多少浮腫み始めていることに気づきました。マッサージをしなかったら、昨年同様痛くなっていたと思います。

この記事を書いていて気付きましたが、このシューズを脱いで足底をマッサージしたことにより、シューズの靴ひもを締め直す際に、その時の最良のフィット感を出すようにしましたが、多分シューズを脱ぐ時より微妙に緩く結んだかもしれません。このわずかな調整ができたのも、いったんシューズを脱いでマッサージをしたからです。

2019みちのく津軽ジャーニーラン⑥に続く



歩く時間が長くなった時にしたこと〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜④

装備品を吟味すること〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜③

装備品を吟味すること〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜③ から続く

<スポンサーリンク>


ジャーニーラン開催中、首都圏は雨が降り、気温も低かったようですが、深夜の一部時間帯を除き、昨年と変わらない強い日差しと蒸し暑さに苦しめられました。

スタートしてから特に気をつけたのは、水分を摂りすぎないことと、適切な塩分摂取をしていくことです。

第1CPから第2CPの区間距離は27.1kmあり、コンビニは第2CP直前までありません。自販機もほぼありません。いくつかはありますが、前夜スタートした263kmのランナーが通過した後なので、売り切れになっている可能性が極めて高く自販機では買えないと考えてスタートしました。

そのため第1CPで空のソフトフラスクにスポーツドリンクや水を入れてスタートしたので、水分が足りなくなる不安はありませんでした。しかしドリンクは温くなるとマズく、ようやく辿り着いたコンビニは楽園に感じました。

ここで冷たいドリンクを飲み、第2CPがまだ開設してない時間だったので、次のコンビニまで必要なドリンクを購入してから、第2CPに向かうと、主催者の配慮で予定より早い時間に開設していました。そこで通過チェックだけ受けて先に進めばよかったのだけど、そこでも水分補給をしてしまいました。

<スポンサーリンク>


その後、わさおに会いに行ったり、慌てて早く進もうとしないで、じっくりCP3を目指すつもりでしたが、CP2を出てから5kmくらいの場所で急に吐き気がして、たくさんの水分を吐いてしまいました。やはりCP2での水分補給は取り過ぎでした。ただ特段体調は悪化せず、そのまま走れる感じでしたが、しばらく歩いて体調を確認しました。原因は低ナトリウム血症気味で軽度な熱中症だったのでしょう。ただこれだけ暑い中を長時間走っているのだから、このような症状が出るのは仕方がなく、大事なことは悪化させないことです。

『喉が乾く前に水を飲め』は危ない 〜運動関連低ナトリウム血症にご注意を〜

十三湖に向かう手前にあるローソンの店舗横の日陰で少し休憩して、そこから第3CPまでは走るつもりでしたが、すっかり歩き癖がついてしまい歩く時間が増えてきました。向かい風が強く走りにくさはありましたが、逆に暑さを和らげてくれるので走れない状況ではありません。

昨年はこの辺りで股擦れが酷くなり、そこから負の連鎖が始まったのを思い出しながら進みました。

昨年はこの区間で足首に痛みが出てしまい無理して走ると故障する可能性が高く、またゴールできないと思ったので、ゴールするために走らず歩き続けることを決め、そこから100km全て歩き続けましたが、今年はそんな悪い状況ではありません。

全行程の半分も来てないのに走れないのは弱すぎるし、歩きばかりだと身体に負担がかかり、本当に走れなくなってしまうので、なんとか走れるようにしようと模索しました。

その時に、まずやったことは、SUUNTO9の区間平均ペースがキロ◯分を超えないように走ったり、歩いたりしました。その上で、ペースは遅くても良いからとにかく1km連続して走ることにしました。

しばらく走って半分くらいきたかと思ってSUUNTO9の距離表示を見ると、まだ300mも走ってないことを知りガッカリしたことも何度もあります。

ただ自分で決めたことだから、とにかく1km走りきりました。そこで200mほど早歩きをしてから、また1km走る。それを繰り返しているうちにCP3に到着しました。

<スポンサーリンク>


ここで走り続けることはできなくても、走る時間を増やせたことで、次のチェックポイントまでの27.9kmは気持ちよく走れました。

トラブルで気持ちを切らしてしまうと、ネガティブな思考になり、さらに走れなくなってしまうので、1kmは走り続けると決めて走り切るという小さな成功体験を重ねることで、その悪い流れを断ち切ることができました。

昨年は歩き続けた鰊御殿に向かう道を、今年は夕日を眺めながら走ることができた時、少し進歩した自分を感じることができました。

2019みちのく津軽ジャーニーラン⑤ に続く

昨年のトラブルを繰り返さないために〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜⑤



装備品を吟味すること〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜③

区間タイムからレースを振り返る〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜②

<スポンサーリンク>


区間タイムからレースを振り返る〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜② から続く

前話でチェックポイントごとのタイムなど書きましたが、長々とレース中に起こったことを書き始めると最後まで行き着か図に尻切れトンボになるので、印象に残っていることをいくつか書きます。

昨年のレースは非常に苦しみました。そして昨年よりサロマ湖を走ってからのリカバリー期間が1週間短く、はっきりいって不安だらけのスタートでした。

天気予報は刻々と変わりましたが、昨年のような暑いレースにはならないと前日まで思っていました。また数日前の予報は雨だったので、レインウェアもしっかりしてるけど重たいのと、多少の雨ならしのげる程度だけど軽いのをそれぞれ上下持ち込みましたし、暑くなっても寒くなっても対応できるようにしました。たぶん使うことはないと思いつつグローブも現地に持ち込みました。

また、後半走れなくなった時のためにトレッキングポールをドロップバッグにいれましたし、シューズも自宅を出るときに決めきれずに、現地に履いていったHOKA oneone カーボンX以外に、ズームフライSPと、アディゼロジャパンブースト3をザッグに詰めました。またライトもトレランと違い不整地ではないので、さほど明るいのは必要ないと思ったけど、600ルーメンのヘッドライトと、1000ルーメンのハンドライトを持ちました。

レース中に使うバックパックも、どれだけ荷物を持つかでサイズを変えることが出来るよう2つ持参しました。

今回は、現地に持参する荷物自体を減らしたいと考えていましたが、出発前日にパッキングを始めたので迷ったモノは持って行くことにしました。結果、キャスター1個には収まらず、ザッグにもある程度の量を入れざるを得ませんでした。

阿蘇には大きなキャスターで行きましたが、荷物預けで主催者の負担にならないよう、小さなキャスターにしてザッグはキャスターにしまうことにしました。

装備・アイテムについては、持てば持つだけ安心か?と言えば、そんなことはなくて、重さがストレスになりトラブルをうみますし、走りを阻害します。

必要な物を持たないのは問題外ですが、このバランスにはいつも悩みます。

<スポンサーリンク>


大会前の天気予報を見て、雨はほぼ降らないし、降っても身体が冷え切ってしまうような気温にはならないと予想して、アールエルの超軽量撥水ジャケットと、モンベルの超軽量レインパンツ、そしてファイントラックのインナーシャツをバックパックの背中に当たるハイドレーションをしまう箇所に薄く畳んで収めました。サロモンのしっかりしたレインウェア上下は念のためドロップバッグに入れました。

背中に硬いものが当たると、その箇所が擦れたり、張りが強くなったりすることでトラブルをうむので、背負った時に違和感を感じたら、例えそれが小さな違和感でも、アイテムを入れ直すなどしてください。少し入れ替えるだけで違和感が消えることもあります。少しの手間と時間を惜しむことでずっとストレスを感じるよりも直した方が良いです。

これは昨年のうつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122km(総合4位)のレース中に感じたことです。

うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122KM完走②〜レース展開前半〜

その他、ライトやその予備バッテリー、点滅ライト、反射タスキ、スマホの充電器、アスリチューンなど補給食、経口補水パウダー、擦れ防止クリーム、マッサージクリーム、包帯、消毒液、ポイズンリムーバー、虫刺されの塗り薬、バンドエイド、テーピング、エマンジェンシート、飲み薬、冷却用霧吹きノズル、ウェットティッシュ、下着、ソックス、地図、メガネ、コンタクト、ネックウォーマー2枚、ソフトフラスク3個(うち空2個)、ビニールテープ、凍らせたゼリー飲料2個、凍らせたカルピスペットボトル、スポーツドリンク、それ以外もスタート時に入っていました。

収納スペースをとるしっかりしたレインウェアを超軽量のレインウエアにしたことから、小さい方のバックパックでも、上手にパッキングすればこれだけのアイテムを収容することができました。

*画像はバックパック購入時のもので今回の使い方とは異なります。

パーゴワークス ラッシュ5R (PaaGO WORKS RUSH5R)衝動買いしました。

大会ルールにおける必携品はライトと点滅ライトなどで、ウルトラトレイルに比べたら非常に少なく、私が持った大半のアイテムは自分自身必要と思ったからです。

ただ次回はもう少し重量的に減らそうと思います。結果的に使わなかったアイテムの中にも絶対に持たねばならないものはあるので、それを減らすつもりはありませんが、その前提を崩さなくても軽量化することはできます。

まず、走り出す前から、ちょっと重い。失敗した。と感じた、スタート直前にコンビニで買ったドリンク2本は持たなければ、これだけで▲1kg

また、凍らせたゼリー飲料2個もスタート時からなくても困らないモノでした。これを持たなければ▲0.5kg

ライトもこれほどのスペックは要らず、必要十分な明るさを担保しつつ軽量なライトにすれば2個で▲0.5kg

補給食も結局運んだだけのモノがあり、もう少し吟味して必要量を計算すれば良かったです。これを吟味すれば▲0.3kg

また、股擦れなどに良いと思って買ったウェットティッシュはスッキリして良いとは思いましたが、20枚入りは結構な重さでした。

その他、1点1点は気にならない重さでも、積み重なると、気になる重さになっていきます。

ドリンクに関しては、第1CPまではコンビニは一定間隔であるのだから、そこで冷えた飲みたいドリンクを買うことが出来ます。重い思いをして、飲む段階になったら温く不味くなったドリンクを飲むより熱中症予防の観点でどちらが良いかは明らかです。

<スポンサーリンク>



バックパックが重たいと感じる重量は人それぞれですが、その重たいと感じる境目の閾値(しきいち)では、僅かな重量増により明らかに重たくなります。

大半のランナーが5’00/kmだと苦しくないけど、それが4’50/kmになった途端に心拍数が上がり始めるなど、感じたことがあると思いますが、これと同じようなことが重さでもあります。

スタート時に2kg、いや1kgでも軽ければ、もっと快適にストレスなく走れたでしょう。

特に脚の筋力を使うより、上体の動きで進む走りを模索している私にとっては、重さだけではなく、荷物が増えればバックパックの容量・厚みが増し背中への圧迫が強くなり、肩甲骨の動きが阻害されるので、自分の感覚よりペースが上がらないのを感じました。

今回、スタートから第1CPまでの22.2kmを2時間31分で走ったのは、エイドの開設時間9時30分に合わせたので予定通りでしたが、もっと余裕を持って走っても9時30分に着くと考えていたのに違い余裕のない到着になりました。

予想より気温が高くなったのも原因の一つでしたが、荷物を吟味できなかったことで余裕をなくしたことが最大の原因です。

そもそも自分の走りが阻害される重量は◯kgだと数値で把握するべきでした。それが分かれば計量して、その重量を超えていれば、どうするか考えるでしょう。量を減らすか、アイテムを軽いものに入れ替えるか、そもそも不要なパッケージを捨てたり、使う量だけを小分けして入れたり、バックパックではなく、ウエストに巻いたnakedランニングバンドに入れるなんて選択肢も生まれます。

また、途中で入手できるもの、できないものを明確にしたり、そのアイテムが必要な場面で代用できる物を考えて、取捨選択することも含めてレース準備を楽しむことは大事ですが、今回はそこが不十分でした。

もちろん、昨年発生したいくつかのトラブルを回避するために、多少荷物になっても持参したアイテムはあるし、実際に大きなトラブルなく健康な状態でゴールできたことは自らの成長だと考えています。ただ、まだまだ改善点はあります。

レース中、レース後に、次回はこうしようと思ったことも、具体的に振り返ることで記憶に定着します。それをしないと多分忘れてしまいます。

経験の少ない方は、そのレースに出たことのあるランナーに、バックパックに入れたものを見てもらい、これはどんなことを想定して入れたの?これは必要なの?XXは入っていないけど、こんなことが起こった時大丈夫なの?と言ったアドバイスを受けることでかなりの部分整理できると思います。そしてその時の重量が自分にとって重くない重量にできれば良いレースになると思います。

途中でも書きましたが、安心感をバックパックに詰め込むこと自体が不安要素となります。

歩く時間が長くなった時にしたこと〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜④ に続く

歩く時間が長くなった時にしたこと〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜④



区間タイムからレースを振り返る〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜②

目標達成!〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜①

目標達成!〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜① から続く

前話ではタイム的なことは、ほとんど書いてませんが、レース前に目標タイムは決めてないけど、タイムを全く考えないで走ったわけではありません。

目標は健康な状態でゴールすることですが、その前提の上で、どう走れば最も速くゴールできるか模索したジャーニーランになりました。

<スポンサーリンク>


開会式の競技説明会でコース説明を聞きながら、昨年走った記憶を思い出しながら、この区間はどのくらいで走れるか?をざっくりコースマップに書き込みました。

263kmのスタートを見送ってから、ホテルに戻る途中にあった100均で、シールなど買って、コースマップに書き込んだ数字を写してスマホケースに貼りました。

自分が分かれば良いのだから、名称もかなり雑に略してます。

左からチェックポイント(CP)番号、エイド名称、距離、24時間でゴールする場合のエイド到達時間、区間平均ペース、エイド開設開始時間

第1CPから第4CPまでは、天候が曇りか雨で涼しく調子よく走ったらエイド開設前に到着してしまうと感じたので開設開始時間を書いておきました。

無理にペースを上げて走るつもりはありませんが、第1CPはともかく、第2CPはスタートから50km弱でエイド開設予定時間が6時間半なので、よほどのトラブルがなければ、確実にその時間前に到着してしまう。エイドでの補給は必要ないとして、どう通過したことをチェックしたら良いかをスタッフに確認しておきました。

一応、シールにはエイド開設後に到着するように書き込みました。

朝起きて、263kmの部の第2CPを確認すると、上位20位くらいまで4時間台で通過していた。もちろん夜間涼しい時間に走るのだから同様に比較は出来ないが、第2CP前のコンビニをエイド代わりにすることにしました。

第2CPから第3CPは、昼間の一番暑い時間帯を走るのでこんなペースでは走りませんが、第1CPから第2CPまで速く通過した時間を使うことにしていました。

実際の区間タイムはこんな感じでした。CPでの滞在時間が書いてないのは、CP到着時に押し忘れですから、前の区間にタイムが加算されています。またコンビニ休憩などは計測していません。

(*実際のエイド開設時間はわかりませんが、第2CPにはエイド開設予定時間の30分以上前に着きましたが開設していましたし、上位選手は私より1時間以上速いタイムで通過したタイムが計測されていたので、選手が到着する前に選手を迎い入れることができるよう準備を早めていただいたようです。)

S〜第1CP

22.6km(22.2km) 2:31(6’45/km)

(休憩 4分22秒)

第1CP〜第2CP

27.9km(27.1km) 3:24(7’31/km)

第2CP〜第3CP

18.9km(18.1km) 2:40(8’50/km)

第3CP〜第4CP

29.0km(27.9km) 3:53(8’21/km)

(休憩 31分53秒)

第4CP〜第5CP

24.0km(23.2km) 3:33(9’10/km)

(休憩 48分09秒)

第5CP〜第6CP

8.1km(7.8km) 1:18(10’00/km)

(休憩 10分09秒)

第6CP〜AS

19.7km(19.3km) 3:28(10’46/km)

AS〜第7CP

11.1km(10.8km) 1:28(8’08/km)

第7CP〜第8CP

10.1km(9.5km) 1:49(11’28/km)

第8CP〜第9CP

6.6km(5.5km) 1:09(12’32/km)

第9CP〜F

6.5km(5.9km) 1:08(11’31/km)

距離はSUUNTO9 BAROの計測値で( )内は主催者発表距離ですが、かなり正確だったと感じています。

コースは基本右側通行ですが、歩道が左側にあれば移動するし、歩道がなくなれば、右側に移動します。またコンビニやトイレに立ち寄るためにコースを外れることもあるし、コンビニ休憩中も結構動いています。

<スポンサーリンク>


明らかにズレてる区間には理由があります。

第8CPから第9CPは古い町並みを通って欲しいという主催者の思いから第8CPから遠回りをしてから第9CPに向かいますが、ここでロストしてしまいました。大会ルールとして、CPさえ通過すればコースをトレースしなくても良いのですが、設定コース通り走ろうと日差しの強い中、戻ったり、コースを探していました。

第9CPからフィニッシュにかけてのズレは、田んぼアート見学に要した時間です。これも主催者が余裕があれば見てほしいというおススメスポットであり、1分1秒を削る状況ではなかったので行ってきました。

ただ、第4CPでの休憩では、ドロップバッグを受け取り、着替えや食事をする前に、SUUNTO9を外して、スマホとともに充電器に繋げました。それなのに0.95km移動したことになっているのは室内で電波が届かずおかしな数値になったのでしょう。

これ以外は計測がおかしいと感じることはありませんでした。

もちろん、さっき時計を見てから、まだ200mしか進んでないのか!とガッカリしたことは一度や二度ではありません。。

SUUNTO9 BAROは光学心拍計稼働の設定で25時間使用できます。今まで使ってきた中で、このスペックはかなり正確だと感じています。このレースでは光学式心拍計は不要と思い、OFFにしようと思っていましたが、スタート前にその時間はなかったのでそのまま使用しました。また画面を切り替えたりバックライトを使うとバッテリー消費は激しくなります。

今回ルートナビ機能を使うために、頻繁に画面切り替えを行いましたが、第4CPで20分程度追加充電したためバッテリー切れの不安なく使用できました。

<スポンサーリンク>


時計は、ゴール後すぐ止めなかったので、タイムは3分半ほど過ぎてますが、距離に関してはロストがなくても、エイドやコンビニに普通に寄っていれば180kmは余裕で超えていると思います。

区間ペースに関しては主催者発表の区間距離と実際の区間タイムで計算しているので、信号待ち、エイド・コンビニ休憩やロストなどは勘案してないので、実際に走っている時のペースはもっと速いです。

並べるとこんな感じです。

6’45-7’31-8’50-8’21-9’10-10’00-10’46-8’08-11’28-12’32-11’31

それぞれのペースを見ると、その時、どのような状況だったかがよく分かります。

4番目と、8番目に上がっているのはそれぞれ別の理由です。内容は別途書きます。

また、9番目以降、遅くなっているのは、ロストや田んぼアート見学以外に、非常に暑くなり熱中症リスクを感じたのと、歩道がなく交通量の多い幹線道路の区間なので身の安全を確保するために基本歩きました。

大半の車は私との間隔をあけて通過してくれますが、たまたま反対車線を通過する車と私が重なるタイミングだと膨らむことが出来ずにかなり近くを通るので結構怖いです。大型ダンプが通過するときは凄い風圧を感じます。もし車がよそ見をするなどして私に気づかないこともありうるので、最悪横を流れる用水路や土手下に飛び込むくらいの覚悟をして車の動きを注視していました。

また、足元が画像のように平らなとこばかりではなく、凸凹していたりもっと狭い箇所もあります。

昨年より今年は怖くなかったので慣れの問題もあるのかもしれませんが、初めて走られる方は特に注意深く進んでください。

 

装備品を吟味すること〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜③ に続く

装備品を吟味すること〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜③



目標達成!〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜①

昨年に続き、2回目となるみちのく津軽ジャーニーランですが、最大の目標は、故障・ケガをしないで、病院のお世話になるような体調不良にならないで無事ゴールすることでした。

 

当たり前のことのように思われるかもしれませんが、真夏のこの時期に容赦ない日差しを浴び続けるこの大会は、気をつけないとホント危ないです。昨年も気をつけてはいましたが、備えが不十分だったことから酷いことになりました。

第3回 みちのく津軽ジャーニーラン 記事一覧

<スポンサーリンク>


結果はゴール後に風呂に入ってサッパリして、荷物整理ができるくらいの余裕があり、フィニッシュ会場近くのラーメン屋さんでつけ麺を食べたいと思えるような体調で大会を終えました。

また、大会翌日の今日予定があったので、可能なら昨日のうちに自宅に帰りたかったので、昨年見ることが出来なかったゴールまで5.9kmにある田んぼアートに立ち寄ることも出来ました。

建物の屋上から見ないと分からないのですが素晴らしいです。入場料300円と多少のロスタイムにはなりましたが見に行って良かったです。昨年は全く余裕がなく1mmも余計な動きはしたくなかったので、大きな違いです。

ゴール時間の目安は考えていましたが、何が起こるか分からないので、帰りの新幹線の切符は買ってないし、宿の予約もしてません。制限時間は37時間で2日目の20時ですが、昨年同様35時間台でゴールすると電車に間に合わないので泊まるしかありません。

連休最終日のため切符が買えるか不安はありましたが、新青森駅で3時間くらい時間を潰して自宅に帰ることが出来ました。

様々な気象条件・体調に対応しようとすると荷物は多くなり、この2個のバッグにパンパンになりました。次回以降無駄な荷物を減らすために、朝起きてから汚れたウエアなど含めて全部出して画像におさめました。後日、使った・使わなかった。必要・必要ない。現地で手に入る・入らない。などの項目でリスト化しようと思います。

この重い荷物を持って駅の階段を苦労しないで降りることが出来た時に、今回のレース前に考えていた大きな目標を達成できたと実感できました。

タイム的にはもう少し短縮できる余地はありましたが、サロマからの連戦だったことから、心身ともに把握してない疲労は残っています。そのため苦しい状況にならないよう早め早めに対処していきました。

<スポンサーリンク>


予報では今年は走りやすい天気になると思ってましたが、初日のスタート直後から既に暑く、このように日差しを遮ってくれる日陰がほぼない中を延々と走ります。

日本海沿いも暑く、熱中症リスクを感じながら走りました。

今年は秋田犬のわさおを撮影するくらい余裕を持って進みました。

昨年股擦れや足首の痛みに苦しんだこの辺りは、西日が強く肌がジリジリするのを感じました。今年はこの北上する区間は強い向かい風になりましたが、走りにくいけど多少なりとも体感温度を下げる効果はありました。

日が落ちると走りやすくなり、深夜は台風のような強い風と霧雨の中を走る時間帯がありました。それでもレインジャケットは出さずに走ったのだから、気温はさほど低くはなかったのでしょう。

早朝、日が昇り始めると一気に気温は高くなってきました。

鱗のような雲が岩木山を覆っていて、太陽の光を遮ってくれました。朝8時、9時にゴールすれば暑くなる前に終われると考えていましたが甘かったです。

雲の動きは早く、短時間で、この雲が消えていくと、朝5時の時点でサングラスをかけないと眩しいくらいの強い日差しになりました。

黒石駅に向かう道は、暑さと日差しが、さらに厳しくなり、自販機で水を買って、頭やウエアにかけて濡らしてもすぐに乾いてしまいます。詳細は別に書きますが、この辺りは無理に走ろうとしないで、無事にフィニッシュすることだけ考えて進みました。

日曜日の朝7時にスタートし、月曜日の11時前にゴールしましたが、深夜の時間帯にもっと走っておけば、もっと楽なジャーニーランになったと思います。

タイムや順位はこちらです。

チェックポイント通過の目安となる時間は事前に考えていましたが、特にタイム的な目標はなく、さほど暑くはならない気象条件の中、上手に走れたら24時間以内と思っていました。

今回のタイムは27時間台でしたが、仮に1時間、2時間速くフィニッシュできたとしても、体調を崩したならば、自分としてはダメなジャーニーランになったと思ってます。

今回も念のために痛み止め、胃薬、下痢止め、攣り防止などの薬は持参しました。(痛み止めはリタイアしてフィニッシュ地点に戻るとき用)途中、内臓の調子が悪くなり、何度も吐きましたが、気持ち悪くて食べられない、飲めないという状況にはならなかったので、コンビニで買ったソルマックも、持参した薬も全く使いませんでした。

痛み止めを使うかどうかは本人がその時の状況で決めたら良いことですが、私は基本使わず、スタート前から痛み止めを使わねば走れないようなら出ませんし、途中痛みが出てきたなら、痛みが大きくなる前に歩くとか、マッサージするとか、痛み止め効果のあるカフェインを飲むなど対応しながら進みます。

特に気温が高く脱水症の恐れがあるような気象条件での使用は身体へのダメージが大きく、また副作用の大きな薬剤であることから、安易に痛いからとか、痛みが出る前に予防的に飲むとかはやめるべきだとドクターランナーの友人は話しています。

また痛みは身体からのサインであり、痛みを麻痺させてしまうことは、そのサインをブロックしてしまうことです。

完走など目標達成への想いは人それぞれで、身体を壊しても目標達成したい。と思う方もいるかもしれません。それはその人の生き様にも繋がることですから自分で決めたらよいことです。たた、どのようなリスクがあるのかを知ってから判断することが大事だと思います。

<スポンサーリンク>


レース中の気付きなど、少しづつ書いていきますが、 楽なレースではありませんでした。振り返って、あそこで踏ん張れなかったらゴールまで辿り着けなかったかもしれない。なんて場面もあります。

もう少し走れたんじゃないか?なんて後になって思うことはありますが、その時だって、その時の精一杯の力を振り絞っていたのです。

だから私は次に繋がると思える気付きなどを記憶から記録に残すため、振り返りをしますが、単に頑張れなかった。とか根性がなかった。という言葉は使いたくありません。

苦しい場面で頑張れる人(ここでは痛みを我慢したり、苦しくてもペースを落とさないなど目標達成を諦めない人を言います。)もいれば、頑張れない人もいます。その違いはなんだろう?と考えると頑張れる人は、頑張れる方向に自分を誘導する方法を知っているのだと思います。

私自身は、客観的にはどう見えるか分かりませんが、主観的には頑張れないと思ってます。だからこそ、頑張らねばならないような状況にならないように準備をしたり、対処したりするようにしてます。そのために振り返っているのです。

レースにタラレバはない。と言いますが、そんなの当たり前です。

でも実際に走って記憶が鮮明な時に、あの時、このようにしていたらどうなっていたか?シュミレーションするといろいろ見えてきます。

それは出来なかったことを出来たとしたらという、いわゆるタラレバなことだけではなく、もしあの時、この行動をしていなかったらどうなったのか?を考えることも大事だし、自分ではどうしようもない気象条件に関しても、もっと暑かったらどうなっていたか?涼しければどうなっていたか?そのような天候だったら、どんなアイテムが必要か?それは持っていたか?なければ途中で入手できたか?代替品はあるか?など次から次へと浮かんできます。それを次回以降のレースに生かしたらよいのです。

もちろんアイテムにしても増えれば増えただけ重量増によるデメリットが出てくるので取捨選択するチカラが必要になりますが、取捨選択するには、経験が必要になります。経験はレース参加数の回数より、1回1回の経験を自分のものにしてるかどうかが大事だと思います。

今回、地元ランナーと交流し、その地のランニング環境を学ぶことも大きな目標にしてましたが、そちらもいろいろお話しすることができました。

レース途中で、氷の入った紙コップを渡してくれた地元の方や、応援してくれる方など、大会に興味を持ってくれる方が昨年より多かったように感じます。すれ違う時は挨拶をするように心がけましたが、ほぼ全ての方がしっかり返してくれました。

まだまだ進化していく大会だと思うので、来年以降も楽しみにしています。

区間タイムからレースを振り返る〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜② に続く

区間タイムからレースを振り返る〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜②



うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122KM完走⑤〜終盤の復活を支えたアスリチューン〜

うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122KM完走④〜 SUUNTO9のルート機能の精度とバッテリー稼働時間〜

前話では今回準備不足によりコースチェックが甘く、常にロストが背中合わせだった私をバッテリー切れの心配なく最後までゴールに導いてくれたSUUNTO9について書きました。

<スポンサーリンク>


今回は蒸し暑さから水分摂取が増え、気持ち悪くなり、中盤は思うように走れず順位を落としましたが、CP4から復活できました。その復活のキッカケになったのはその3で書きましたが、急な坂道をダッシュのようなスピードで走ったことです。

うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122KM完走③〜レース展開後半〜

ただ、そのような走りが出来たのも、中盤気持ち悪くなりながらも、復活に向けて出来ることをしたからです。

今回は水分摂取過多による低ナトリウム血症に完全になる前に水分補給を減らすなどしました。

また、気持ち悪くなると何も食べたくなくなり、それがガス欠に繋がり走る気力を削ぎ取っていきます。

【白と黒のパッケージの違いは味だけです。黒はグレープ味で白ワインのような味がし、昨年追加された白はオレンジ味です。】

そこで私は歩きを増やしてエネルギー消費を抑えてガス欠を防ぎつつ、出来る補給をしていきました。気持ち悪くなったら、エナジージェルなど飲みたくなくなると思いますが、そんな時でも飲みやすいエナジージェルはあります。

好みは様々ですが、私はアスリチューン・ポケットエナジーは飲みやすく、今回も助けられました。

 

コンビニがあれば、多種多様な商品が陳列された中から食べたいものを選択できますが、今回気持ち悪くなったのはコンビニが数10kmにわたってない区間であり、持っているもので対応しないといけません。

<スポンサーリンク>


ランニングショップに行けば様々なエナジージェルが陳列されています。味や食感など多種多様で、エネルギー補給以外の効果を追加したモノもあります。

アスリチューン・ポケットエナジーにも、足攣り防止を狙った成分であるマグネシウムが含まれていたり、体脂肪を燃やしやすくする成分である中鎖脂肪酸を配合したりしていますが、どのような成分が入っていたとしても、飲めなければ意味がありません

この飲みやすいということは非常に大事なポイントです。飲みやすさの基準は様々ですから、自分自身がキツイ時でも飲めそうなジェルをいろいろ試して見つけてください。世界レベルで活躍するアスリチューン・サポートランナーの中にはアスリチューンを使い始めてから補給の心配がなくなり才能を開花させて行ったランナーもいます。まさしくアスリチューンと一緒に強くなっていったのです。

今回のレースは実質128から129kmですからフルマラソンの3倍以上です。距離や時間が長くなればなるほどランナーを様々なトラブルが襲い苦しめます。そして、トラブルがトラブルを呼ぶ負の連鎖に巻き込まれたら、断ち切らないとレースは終わります。

例えば今回はこのような連鎖になるところでした。

寒さを予想するも蒸し暑い→発汗量増加→水分摂取増加→低ナトリウム血症気味になり気持ちが悪い→補給物を受け付けなくなる→ガス欠になる→走る気力を失う。睡魔に襲われる→休む・寝る→関門に間に合わなくレースは終わる

この補給物を受け付けなくなるところで、アスリチューン・ポケットエナジーを飲めたので連鎖を断ち切れたのです。

アスリチューンは大手量販店で販売してないことからランナーの目に触れる機会は限られています。私が使い始めた2014年5月頃はランナーで使っている人はほとんどいませんでしたが、4年が経ち最近ではエイドステーションのゴミ箱でもパッケージをよく見るようになってきました。

昨日開催されたスポーツエイドジャパン主催のセミナー参加者にアスリチューン4種類がプレゼントされましたが、アスリチューンを使ったことあるかどうかを聞いたところ、大半の方が使ったことがあり気に入っているとのことでした。

<スポンサーリンク>


少し話は逸れますが、そのセミナーでランニングパートは私が受け持ちました。参加者には、私が走ったこともない長い距離のレースを走ったランナーや、スポーツエイドジャパンの大会で優勝したことのあるランナーなども参加しました。また過去に走りを治そうと何度も教わったが身にならなかった方や、そもそも人に走りを教わるなど初めての方などさまざまな方に、効率よく走るために意識すべきことを模索してもらった2時間でした。

明らかに走りが変わった方も多く、だんだん笑顔に、かつ真剣になっていくのを見るのは私自身嬉しかったです。ウルプロ練習会のような継続性はなく掴んだことをその場限りにして欲しくないので、定着するようアドバイスをして終わりました。

レッスン中にも、アスリチューンについて使い始めたきっかけやレース中のエピソードなど色々お話いただきました。

話を戻します。

レース中の補給に関して大事なことは、身体に+αを足すことを考えるのではなく、走ることでどのようなモノが身体から失われるかを理解し、そのモノが不足するのであれば、それを足していくと考えた方がシンプルです。失うものは気温や日差し、走行時間などにより変わりますし、個人差は非常に大きいけど、走ればエネルギーは確実に消費します。短い距離であれば身体に蓄えたもので走りきることはできますが、距離が長くなれば枯渇します。またビタミンや電解質なども体外に排出されてしまうので足す必要があります。

ランニングフォーム同様、省エネ体質に変えていくことも大事ですが、レース中は足りなくなるより余るくらい摂取した方が納得いく走りができると思います。

アスリチューンに関しての詳細はオフィシャルブログに書かれているので合わせてお読みください。開発秘話や、アスリチューンに限らずサプリメント全般に関して注意すべきことなど勉強になります。

その6では、その他支えてくれた補給物など紹介します。



うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122KM完走④〜 SUUNTO9のルート機能の精度とバッテリー稼働時間〜

うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122KM完走③〜レース展開後半〜

前話でレース展開を書きましたが、ここからは使ったアイテムやトラブル対応など紹介していきます。

<スポンサーリンク>


まずは今回のレースをナビゲートしてくれたSUUNTO9について書きます。

少し前にSUUNTO9についてこのような記事を書きました。

「SUUNTO 9」とスパルタンシリーズの比較

今回のうつくしま、ふくしま。122km(実質129km)ではGPS精度を最高にして、ルート機能も活用し、暗い時間帯はバックライトを付けて、光学式心拍計も使って、どのくらいバッテリーが持つのかテストしてきました。

カタログデータによると、SUUNTO9のバッテリー稼働時間はGPS捕捉を最高精度にしたパフォーマンスモード(BESTモード)で25時間です。

今回のレース時間はだいたい16時間を予定しましたが、仮に20時間かかったとしてもカタログデータどおりであれば持ちますが、スタートが18時でありレースの大半がナイトランになるためバックライトを使う頻度が高まりバッテリー消費が激しくなります。

メーカーに関わらず、バックライトのバッテリー消費は大きく照度を上げて状態で常時ONにするとカタログデータの半分くらいに落ち込むこともあります。

練習会では安全面からも常時ONにしていますが、今回は必要な時にONにすることにしました。

手首で計測する光学心拍計も使用し、ルート機能も使うのですから備えられた機能をフル稼働です。

仮にバッテリーが持たなくなったら、GPS精度をエンディューロモード(GOODモード)に落とせばゴールまで時計は動き続けると思っていました。

結論から書きます。

今回のゴールタイムは16時間23分でしたが、ゴール後すぐに止めるのを忘れて16時間39分で止めましたが、パフォーマンスモードのままで走りきることができました。

その時のバッテリー残量は20%でした。

自宅を出てからスタートまで12時間ほど時計として使用しているので、確認してないけどスタート時には95%前後だったと思います。

16時間39分使用して75%ですから、100%から使い始めて0%になるのは計算上22時間12分です。

バックライトも途中3時間ほど常時ONにするなどバッテリーの消耗を激しくしたことを考えると、カタログデータの25時間は妥当な数値に感じました。

ルートナビ機能がどれほどバッテリー消費をするのかは分かりませんが、少なくとも画面切り替えを頻繁にしましたから、それなりに消費したはずです。

<スポンサーリンク>


SUUNTO9が出るまでハイエンドモデルであったスパルタン ウルトラのBESTモード(パフォーマンスモード)のカタログデータは18時間ですから、今回のような使い方ではまず途中で落ちます。

現在も販売しているスパルタンスポーツなどはBESTモードが10時間で、GPS精度を落としたGOODモードは20時間ですが、今回のような使い方だとGOODモードでもバッテリーは保たないでしょう。終盤はウルトラモード(OKモード)にせざるを得ませんが、OKモードだとルート機能は使えません。

それを考えるとSUUNTO9のバッテリー稼働時間は素晴らしい数値です。

この1年半くらいはSUUNTOを使っていて他メーカーのGPSウォッチは使っていませんが、それまではカタログのバッテリー稼働時間を信じて何度も、レース終盤に時計なしになったことがあるので改めてその重要性に気付きました。

どんなに素晴らしい機能が詰め込まれていてもバッテリーが切れたら単なる重りです。

前の記事に書きましたが、今回はレース前後ずっと忙しく、地図をじっくりチェックして迷いやすい箇所を調べたりするなどの準備をする時間がとれませんでした。

そこで大会ページに公表されている地図データをSUUNTO9に入れてレースに臨みました。もちろん紙の地図はザッグの胸ポケットに入れて、スマホの地図アプリでも現在地のチェックができるようにしていました。

序盤は地元の方がいる集団で走っていたので紙の地図は見てませんが、この時もSUUNTO9のナビゲーションはチェックしながら進みましたので前のランナーがコースを間違えても気づきます。

集団走の段階でナビ機能はほぼ完璧にコースをトレースしていたので、単独走になってからも安心して進むことが出来ました。

たまにGPS信号がズレナビゲーションと少しズレることがあるので、心配になったら紙の地図やスマホでチェックしました。そのためコースアウトの心配は全くありませんでした。

紙の地図を見ながら走ると足下や前方が不注意になるし、止まって確認する頻度が増えるとタイムロスだけではなくリズムが狂うので、今回はSUUNTO9に助けられました。

バックライトに関しては、前半はヘッドライトの明かりがあればバックライトはなくても走れましたが、Petzl Nao +のバッテリーの持ちが異様に悪く、スペアバッテリーも切れてしまい、それ以降はウェストライトのウルトラアスパイアールーメン600だけで走りました。ウェストライトだけでも足元を明るく照らしてくれましたが、時計の表示は見ることができず、その時からバックライトを常時ONにしました。

<スポンサーリンク>


話は逸れますが、今回のコースは前半部は特に暗く、また歩道には凹凸や側溝など障害物が多く、さらに交通量も比較的多い道を走るので、明るいライトがあればそれだけ安全にストレスなく走れます。暗い箇所はPetzl Nao +とウルトラアスパイアールーメン600両方を付けて走りました。

Petzl Nao +は後ろに赤の点滅灯も付いていますが、それ以外に単体の点滅灯や複数の反射板で後ろからくる自動車に気付いてもらえるよう対処しました。

交通ルール、大会ルールを守っていても、悪質なドライバーから自分の身を守る努力をすべきです。自分の身を守るために何をすべきか?の観点から必携装備以外に必要なモノは加えていったら良いと思います。

話を戻して、SUUNTO9の価格は8万円程度ですが、高いのか安いのかは人それぞれだと思います。

フルマラソンまでの距離を走る方には、それほど必要なモデルではないと思いますが、ウルトラマラソンやオーバーナイト区間のあるトレランレースに出る方にはオススメします。

どのモデルを買うか迷った時にはバッテリー稼働時間を比べてみてください。特にGPS精度を落とした数値ではなく最高精度の数値を大事にしたら良いと思います。

少し情報です。

10月2日にSUUNTO9に新たなモデルが加わります。こちらはアメアスポーツからいただいたニュースリリースですがキャプチャを添付します。

現在のSUUNTO9 BAROは税抜き79,000円ですから、その上下10,000円のモデルが加わったということです。

10,000円高いTITANIUMモデルは機能は変わりませんが、5gほど軽くなります。もちろん見た目も変わりますが、現在発売中のSUUNTO9 BAROとどちらを選ぶかは好みです。

スタンダードモデルのSUUNTO9は高度・気圧センサーが省かれます。この機能は正確な高度を計測したり、気温を計測してくれるので私は欲しい機能ですが、さほど必要としない方もいるでしょう。ロードのウルトラマラソンメインでとにかく長時間バッテリーが稼働し軽く(81g→72g)安い方が良いという方にオススメします。

その5に続きます。

うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122KM完走⑤〜終盤の復活を支えたアスリチューン〜



うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122KM完走③〜レース展開後半〜

うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122KM完走②〜レース展開前半〜

<スポンサーリンク>


そのような心身ともにキツイ時間帯には、平塚12時間走や信越五岳100マイルを走っているウルプロメンバーはきっと頑張っている。順位はともかくゴールして自分も頑張ったと思えるレースにしたいと、その時できることをして一歩一歩ゴールに向け走りました。

CP3からCP4も一向に復活しそうになく、この辺りは走る時間より歩く時間の方が長かったように記憶してます。

順位を落としてCP4の智恵子記念館前には10位で到着しました。

残りは30km切っているので完走はできるけど、心身ともにキツイ状況で、かつ夜があけ気温が上がりはじめてきました。

途中で私を抜いていったランナーとほぼ一緒にエイドを出ると少し話しました。その方は私以上にキツそうでペースは遅いけど頑張って走っていました。

私が走ると一気に差は開くのだけど、キツくなり歩くとまた追いついてきました。このあたりは、そんな抜きつ抜かれつを繰り返していました。

序盤・中盤でいろいろトラブルはあったとはいえ、レース前に16時間くらいで走れると思っていたのに、この調子では18時間くらいかかりそうと情けない気持ちになってきました。

もちろんタイムや順位を狙うレースではないけど、その言葉に自分は甘えすぎているのではないか?と自問自答しました。

楽しみ方は様々だけど、キツイこと・辛いことから逃げ、自分自身頑張ったと思えないなら、完走しても嬉しくないという気持ちが徐々に強くなってきました。

その時の気持ちは、

このままでは終われない!!

でした。

<スポンサーリンク>


CP4を出て4kmくらい(スタートから100km付近)にかなり傾斜のキツイ登りが見えてきました。頂上までは結構長い。

普通ならウンザリする場面ですが、その時は「この上り坂最後まで走ってやる!」と思ったのです。

いつもウルプロメンバーに伝えている言葉を、自分自身に話しかけて傾斜を登ると、思ったよりグイグイ進む。しかも歩くのと苦しさはたいして変わらない。

徐々にスピードは上がり、自分でも驚きの速さで登り切りました。振り返ると、一緒に坂を登りはじめたランナーはまだ半分も登り切っていなかったのです。

まだまだいける。

いや、いかなくてはならない。

順位的にはその時点で9位だけど、8位以前の選手はCP4をかなり前にスタートしているから追いつくのは難しい。その時は少なくとも一桁順位でゴールしたいと思いました。

その後、完全に復活したわけではなく、気温上昇もあり垂れる場面はありましたが、その度にあの看板まで走ろう。あの坂の上まで走ろうと決めました。

その後、視界に3人のランナーが見えてきました。最初は252kmか122kmか分からなかったのだけど、接近するとなんと全員水色のゼッケン(122km)でした!

一気に抜かすと、そのペースを落とさずにしばらく良いペースで走り続けて見えない位置まで差を広げました。

3人抜いたということは、9位だったから6位に浮上したのです。

入賞が3位までか6位までか分からないけど、なんか気持ちがポジティブになってきました。

順位を狙うレースではないと思いつつも、自分自身の気持ちを奮い立たすためにはこのような刺激が必要でした。

CP5 JR本宮駅(108km)で暑さを解消するためにトイレの水道で頭や首筋を濡らしてすぐにスタートしました。

さすがにこれより前のランナーに追いつくとは思っていませんでしたが、しばらく走りCP6の鹿嶋神社入口手前2kmくらいにあるコンビニで122kmのランナーに追いつきました。

その後すぐその選手を抜きましたが、内臓は相変わらず気持ち悪く吐き気でうずくまってしまいましたが、何も出ない。。

もう10km少し何だから頑張るしかないのです。

5位に上がり、そこから郡山市街に入ると信号待ちが長くなり、ストップアンドゴーの繰り返しになりましたが、まさか後続との差を気にするような展開になるとは思ってもいませんでした。

ゴールが近づいてくると、これからさらに先に進む250kmのランナーとすれ違いはじめました。

彼らはまだ中間点にも達していないのです。。

そしてまねきの湯に到着しました。

記録証をもらうとなんと4位!?

その後到着した5位の方と話をすると、どうやらコンビニで休んでる間に抜いたようです。

館山代表からは入賞は3位までだから惜しかったですね。と言われましたが、10位から4位まで引き上げることが出来たことで満足です。

<スポンサーリンク>


今回スィッチが入ったのは100km手前の上り坂です。そして、その流れで青色ゼッケンの3人が視界に入ってきた時です。

そこからの走りは自分自身頑張ったと思いますが、実はその前の走れない時間帯に、諦めず回復を信じて出切ることをコツコツとしてきたから、そのスィッチオンに繋がったのです。

しかしこのようにほとんど平らな箇所がない結構キツイコースでした。また距離は122kmとありますが、距離が正確に測定できるSUUNTO9で129kmくらいありました。それはルール上で歩道がある箇所を走り、歩道がない箇所は右側を走ることになっているので、結構右に左に移動するのと、コンビニ休憩などで距離をロスしたこと。そしておそらく122kmは平面距離であり実際はアップダウンがあるのでSUUNTO9で計測した129kmに近い距離だったと思っています。

その4に続く

うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122KM完走④〜 SUUNTO9のルート機能の精度とバッテリー稼働時間〜



うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122KM完走②〜レース展開前半〜

うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122km完走①〜レース結果〜

<スポンサーリンク>


書きたいことはたくさんあるのですが、中々書く時間がないので、概略や記憶に残ったことを書きます。

レース序盤は走っている時はキロ6を切る程度で信号待ちなど入れて平均キロ7をイメージしていましたが、スタートしてしばらくは先頭集団で走りました。

理由は走行中もキロ5程度のさほど速くないペースだったことと、地元ランナーもいたのでロストの心配なく進めることをメリットと考えたからです。

10kmくらいで信号にかかり、先頭集団から離れた後も数人で進みCP1には予定より20分以上速く到着しました。信号待ちなど含めるとキロ6を少し切る程度のペースですが、暗く狭い凸凹のある歩道なので実際のスピードより速く感じました。

またその路面状況が原因なのか15kmくらいで脚に張りが出てきましたが、その痛みはその後なくなりました。

誤算だったのは蒸し暑さでした。

昨日から都内近郊はぐっと気温が下がりましたが17、8℃です。冬なら暖かい気温も暑さになれた身体にはかなり厳しいです。

レース前に現地の天気予報を調べると夜中は雨で気温は17、8℃でした。ちょうど今くらいの気温で雨。さらに峠越えがあるので身体はかなり冷えると考えウルプロウェアの下にアンダーウェアをきました。またレインウェア上下や手袋などもザッグに入れていました。

その予報は大きく外れて、深夜になっても蒸し暑さは続き、汗が止まらず体温が上がったままでした。

スタートして暑いからアンダーを脱ごうか迷いましたが、すぐに冷えるだろうと脱ぐのをやめたのは判断ミスでした。

<スポンサーリンク>


また、ザッグにモノを入れ過ぎ、さらに詰め方が悪く右の肩甲骨辺りが痛くなってきました。

CP1からCP2の26.9kmはコンビニのない峠区間になることから水切れを防ぐために1000ccのドリンクを持ってCP1を出ました。

スタートからCP1まで400cc程度の使用量だったので、500ccで行けると思うも念のために多めに持ちましたが、蒸し暑さから喉が乾きドリンクを飲み過ぎてしまいました。CP2についた時点でほぼ1000cc使い切ってしまっていたのです。

それが原因で途中から少し気持ち悪くなってきました。軽い低ナトリウム血症だったのでしょうが、その時はそれに気付かず経口補水パウダーを使わずに徐々に悪化してきました。さらにそれが原因か単なる睡眠不足が原因か、睡魔に襲われはじめて走る気力が徐々に奪われ始めました。

不調のキーワードとしては、蒸し暑さ、気持ち悪さ、睡魔、背中も痛みです。

<スポンサーリンク>


CP2の到着順位は8位

そこで、館山大会長から良いペースだと言われましたが、まだ半分も走っていないことと、上記で書いたような状態だったことから気が重くなってきました。

エイドではカレーラーメンと、カレーライスを少しづつ食べることができたので、まだ胃は完全にはやられていませんでした。本格的に気持ち悪くなったのはその後です。

また、背中の痛みをなんとかしようとエイドの長椅子に寝て背中のストレッチをしましたが、すぐにはよくならない。自分の手が届けば凝りをほぐせるのに。。と焦ったい気持ちになりました。

CP2を出て、食べたものが胃に馴染むまでは歩いたり軽く走ったりしましたが、胃のムカムカがおさまらない。

下りになってからも胃が揺れて気持ち悪くなるので長く走っていられず歩く時間が増えてきました。

この辺りもホント蒸し暑かく、寒くなる気配は全くないので、面倒だけどアンダーを脱ぎました。

アンダーを脱いだら多少涼しくなったので、蒸し暑いと感じた時点で早めに脱ぐべきでした。これは失敗でした。

また、背中の痛みを緩和したいとザッグから少し荷物をとりだして、nakedウエストバンドの腰に移しました。すぐに効果は出なかったけど、それ以上悪化することは防ぐことができました。

CP3の福島駅まではホント長かった。

今年は例年出ているチャレンジ富士五湖とサロマ湖以外に、川の道フットレース254kmとみちのく津軽ジャーニーラン188kmを走りましたが、どちらも身体トラブルにより中盤から先は全部歩きました。またレース後しばらく歩くのも不自由な状態になってしまったので、今回はそのようなことにならないよう考えていたのに、また同じようなレース展開になっていました。

そのような心身ともにキツイ時間帯には、平塚12時間走や信越五岳100マイルを走っているウルプロメンバーはきっと頑張っている。順位はともかくゴールして自分も頑張ったと思えるレースにしたいと、その時できることをして一歩一歩ゴールに向け走りました。

レース展開後半に続きます。

うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122KM完走③〜レース展開後半〜



うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122km完走①〜レース結果〜

2011年3月11日に発生した東日本大地震、そして福島原発事故により多大な被害を受けた福島県。

その地震の衝撃は今でも脳裏に焼き付いています。

当時の私は損害保険会社に勤務していましたが、支払関連部署以外の日本中の社員を現地調査に動員し、被害に遭われた方に一刻も早く保険金を届けるための緊急対応をしました。

その時、私も災害対策本部の要員要請に手をあげました。なんだか居ても立っても居られなかったのです。

ただ、私が派遣されたのは東北の被災地ではなく、都内の対策要員として当時勤務していた西新宿の本社ビルのすぐ隣のビルでした。

<スポンサーリンク>


それから7年の年月が経ち、原発事故で大きな被害を受けた福島県を舞台にしたジャーニーランが開催されることを知りました。

毎年、この時期には信越五岳トレイルランニングレースに出ていて、昨年台風の影響によりコース短縮になった100マイルを走りたい気持ちもありましたが、今年は南相馬など甚大な被害を受けた場所がどれだけ復興してきたのかを自分の目で確かめたいとエントリーを決めました。

この大会のメインレースは250kmなので、どちらを選ぶか迷いました。最終的にレース日程から122kmにしましたが、私には122kmで十分すぎるタフなコースだったので正しい選択をしたと思っています。

土曜日18時に250km、122km同時にサンライフ南相馬をスタートし、山を越えて福島駅に向かい、122kmのゴールである郡山駅近くのまねきの湯まで同じコースを走ります。250km参加選手は122kmのゴール地点がレストポイントになっていますが、レースを終えてホッとしている選手が近くにいる中で、残り128km走るのはメンタル的にもかなり厳しいです。実際122kmでリタイアした選手もたくさんいますが気持ちは痛いほど分かります。

そんな観点からも250kmを完走した選手はホント強いと思います。

今回のレースについては書きたいことがたくさんあり過ぎて中々先に進めないので、読まれた方の参考になるかどうかの観点を優先して書くことにします。

<スポンサーリンク>


今回のタイムはレース前に16時間程度と考えていたので、16時間23分31秒のタイムはほぼ想定通りでした。

今回は普段の活動にプラスして、大会翌日に行われた健康運動指導士の試験準備や、宣伝会議編集・ライター養成講座の課題作成などに非常に忙しく、このレースに向けたコースチェックや装備の準備など手につかず大会前日に短時間で行いました。

その際に地図や高低図をザッとチェックしてCP間の予想タイムを書いたものをスマホケースに貼り付けました。

タイムだけ見ると予定通りのレース運びに見えますが、実際は心身ともにさまざまな変化がありました。

区間ごとの予想タイムと実際のタイムをみたらよく分かります。

<スポンサーリンク>


START→CP1 中村城大手門 21.6km

2時間30分→2時間09分

CP1→CP2 霊山こどもの村入口 26.9km

3時間30分→3時間28分

CP2→CP3 JR福島駅 27.5km

3時間40分→4時間02分

CP3→CP4 智恵子記念館前 18.6km

2時間30分→3時間05分

CP4→CP5 JR本宮駅前 13.4km

1時間50分→1時間47分

CP5→CP6 鹿島神社入口 4.0km

30分→32分

CP6→GOAL まねきの湯 10.4km

1時間30分→1時間20分

順位は、CP2(8位)→ CP4(10位)→ GOAL (4位)です。

レース展開を短く書くなら、「序盤は速めに走り、中盤潰れかけて、終盤復活した。」でした。

レース展開はその2で紹介します。

うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122KM完走②〜レース展開前半〜