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デジャブかと思った!?〜アスリチューンサポートランナーの活躍 二週間で8大会で優勝〜

昨日、Facebookの過去のこの日を見たら昨年このような投稿をしていました。

記事はこちらです。

アスリチューンサポートランナー大活躍   〜飛騨高山ウルトラマラソン、ゆめのしま、スカイスピード日本選手権、菅平スカイライントレイルランレース42k&21km

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昨年はこのような結果でした。

□飛騨高山ウルトラマラソン100km

優勝 石川佳彦

□ゆめのしま4時間走

2位 後藤大樹(ウルプロメンバー)

□2017日本選手権(スカイスピード)

優勝 渡辺良治
3位 吉野大和

□菅平スカイライントレイルランレース42k

2位 牛田美樹
年代別2位 福山寛乃(ウルプロメンバー)

□菅平スカイライントレイルランレース21k

3位    吉野大和
5位    藤  飛翔

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昨年と少し日程が少しずれている大会もありますが、今年はこのような結果となりました。優勝のみ掲載します。

2018年

□飛騨高山ウルトラマラソン100km

優勝 石川佳彦

□夢の島4時間走(個人の部)

優勝 後藤大樹(ウルトラプロジェクトメンバー

□2017日本選手権(スカイスピード)

優勝 渡辺良治

□スリーピークス八ヶ岳トレイル38K

優勝 牛田美樹

□八重山トレイルレース ショート20.86km

優勝 原 智美(ウルトラプロジェクトメンバー

さらに一週間前の優勝者を加えるとこのようになります。

□夢の島6時間走(個人の部)

優勝 楠瀬祐子選手

□びわ湖バレイスカイレース

優勝 星野和昭選手

□上州八王子丘陵ファントレイル(24㎞)

優勝 牛田美樹選手

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しかし二週間でアスリチューンサポートメンバーと、アスリチューンを使用しているウルトラプロジェクトメンバーが8大会で優勝しているのは凄いことだと思います。

優勝以外にも奥武蔵ウルトラで女子総合6位入賞したあけみさんもいますし、私も夢の島6時間走で3位入賞しています。

なぜ、アスリチューンユーザーがこれほど活躍しているかと言えば、過酷な状況でストレスなく飲めるということです。

特に優勝争いともなれば自分との戦い以外に、ライバルとの戦いに勝たねばなりません。力の差がほとんどないトップ争いにおいてストレスなく補給できるということは大きなアドバンテージなのです。

来週開催のサロマ湖ウルトラマラソンにもアスリチューン・サポートランナーが出場します。昨年優勝の板垣選手、世界選手権日本代表の外池選手、チャレンジ富士五湖4連覇中の楠瀬選手、それ以外にもアスリチューンを手に取り上位入賞を狙う選手が何人もいます。

また、サロマ湖ウルトラマラソン出場者限定で、アスリチューンを少しお得に購入できるよう期間限定の応援企画を開催します。

こちらは明日おしらせします。

 



50代でも自己ベストを出すために No.11〜ウルプロメンバー100マイルトレランレースで総合4位〜前編

発表後に多くのランナーのFacebookフィードを占拠した全日本マラソンランキングの冊子を見ると、男性30歳の100位は2時間43分25秒で、男性40歳の100位は2時間49分12秒です。そして男性50歳の100位は2時間56分13秒です。

何が言いたいかというと、30歳から40歳、そして50歳になると一般的傾向として体力は落ちるということです。

マラソンランキングの数値を持ち出さなくても、会社や得意先、家族、友人など見ればわかると思います。

何もしなければ身体は加齢により衰えていきます。もちろん50歳からランニングを始めて2、3年のランナーであれば、続けるだけでもタイムは面白いように伸びますが、同じことをしていれば徐々に伸びは鈍化し、いつしか横ばいになり、ある時から落ち始めます。

その時どう思うかで、その後は決まります。40歳後半なんだから仕方がない。50代になったら自己ベストなんて無理。。など諦めたら、モチベーションも下がり一気に落ちていきます。

逆にそれまでの人生経験を生かして、自分には何が足りないのだろう?何をしたら良いのだろう?と考え、決して諦めないランナーは再び自己ベストを出しています。

自分はまだ出来ると信じることとは非常に大事なことですが、もう一つ大事なことがあります。

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それは何かが変わらないと難しいということです。それまでもいろいろ模索し、実行してきたランナーが行き詰まっているわけですから、同じことをしていたらその壁を越えることが出来ないばかりか、落ちないような壁に必死に張り付いてる状態になります。力尽きたり、気を抜いたら一気に壁から転がり落ちます。

その壁の高さや傾斜そして表面は様々です。低い壁でも掴み所がないツルツルの表面だと登れませんが、直角に切り立った壁であっても掴むところや、足場があれば登れるかもしれません。

その掴み所や足場になるようなヒントを見つけることが出来れば、何度も越えることが出来なかった壁を越えることが出来るかもしれないのです。

そのヒントになればと50代になってもタイムを伸ばしているランナーが行なっていることを紹介しています。

50代でも自己ベストを出すために大事なこと。

今回はウルトラプロジェクト・サポートスタッフの渡辺邦久さんの事例を紹介します。

渡辺さんはコース短縮によりショートレースになってしまった第5回UTMF以前の4回を全て二桁順位で走り優先エントリー権を持ち、またハセツネサブ10やUTMB完走など特に長くテクニカルなトレランを得意にしているランナーです。

その渡辺さんはここしばらく不調が続きましたが、例年完走率が極めて低い難易度の高いトレニックワールド100mile &100km in 彩の国100マイルの部で総合4位に入ったのです。

この結果には、「何が変わったの?」と周りは驚いていました。

その辺りについて紹介していきます。

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□大会結果

参加大会 トレニックワールド100mile &100km in 彩の国(100マイルの部) 距離 162.0km  累積標高 9,190m
完走率 19.4%(出走者191人 完走者37人)
リザルト タイム 30時間32分34秒 総合4位 年代別1位

□去年のレース展開

昨年は100キロの部に出場。膝を痛めていて鍼で誤魔化して走りました。膝はなんとか最後までもちましたが、練習不足と暑さで24時間近くかかってゴール。その時は100マイルを完走するなんて絶対に無理と思いました(100マイルの100キロ関門時間は22時間)。

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□今年のレース展開

彩の国のコースは8の字でマイルは北51キロを1周、南55キロを2周します。

【目標】北8時間、南①12時間、南②13時間の計33時間(制限時間は35時間)

【結果】北8時間、南①11時間、南②11.5時間の計30.5時間

北はほぼ目標通りのタイムで走りましたが、時期的にカラダがまだ夏仕様になっていなかったため暑さがかなり辛かったです。

南①は夜間で風も強かったため涼しく走りやすかったです。クラブの仲間と前後して楽しく走れました。先が長いのでオーバーペースにならないよう抑えて走りましたが、それでも予定よりも1時間早くサンピアに到着しました。

そこまでは順位を気にしていなかったのですが、サンピアで応援に来てくれたクラブの仲間から年代1位、総合11位と聞いてビックリし、疲れもどこかに吹き飛びました。

南の2周目も元気いっぱいにスタートしました。しかし3時半ごろだと思いますが、113キロの桂木エイドを出たあたりから猛烈な睡魔に襲われ、125キロ西吾野駅付近で後続の選手に抜かれるまで2時間くらい寝ながら歩いていました。

僕を抜いた選手はペーサー付きで僕の走りたいペースよりも速かったのですが、残り35キロだったので少し無理をしてついていきました。

130キロ子の権現で時計を確認するとバッテリー切れで液晶が真っ黒(苦笑)。ただもう完走は確信していたのであまり気になりませんでした。後は最後までしっかり走りきるだけ。西吾野駅から引っ張ってもらっていた選手を142キロ天覚山でパスして、最後のエイドがある153キロ桂木観音で4位の選手と入れ替わりました。

桂木観音から合流した100キロの選手達もどんどんパスして元気いっぱいでゴール!

今回7度目のマイルでしたが、こんなに最後までしっかり走りきれたのは初めての経験でした。

51歳にして自己最高順位(総合4位、年代1位)、自己最高パフォーマンスを発揮したレースとなりました。

□こんな楽に100マイル走ったのは初めてと感じた理由

自分でも不思議なのですが、一番キツかったのが最初の北で、一番楽で楽しかったのが南①、最も攻めたのが南②の後半でした・・・。

後編に続く

50代でも自己ベストを出すために No.11〜ウルプロメンバー100マイルトレランレースで総合4位〜後編

□画像提供 渡辺邦久さん他



ウルプロメンバー体調不良や故障を乗り越えて100km超トレイルレース完走 後編

ウルプロメンバー体調不良や故障を乗り越えて100km超トレイルレース完走 前編

前編より続きます。

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□フォーム改善で何が変わったか?

一言で表すなら、いい意味で「手抜き」できるようになりました。

以前はカタチよく決めたいと、特に肩周りを中心にガチガチになっていました。常に力が入っている状態ですから、スタミナをあっという間に消耗。これでは長い距離持ちません。スピード練習等での後半失速も、この辺りが原因だったように思います。


(2年ほど前のランニングフォーム)

練習会で教えていただくことをすぐに体現することはむずかしい。過剰な意識で力み過ぎてしまったり、そもそも解釈が違う方向であったりします。

最近飲み込めるようになった「ヒザを前に出す意識」も、実は1年前にも教えてもらっていたこと。その時の解釈レベルでは飲み込めなかったことが、1周回って1年後に理解できるようになりました。引き出しにきちんと言葉をしたためておくと、どこかでふと生き返ることがあるから面白いですね。

いまは昼の練習会で動画を撮ってもらえるので、教えてもらったことが落とし込めているか?サブスリーをする人との違いはどこにあるのか?など、じっくり検証することができます。ここはうまくいったけど、ここの意識が落ちてしまったなど、気づくこともできます。

まだまだダメなフォームではありますが、かなり力を抜いて走れるようになり、少なくとも故障を誘発するようなフォームにはなっていないと自負しています。フォームが整えば、追い込む練習も可能になる。練習をしっかり積む礎になるのは、何よりフォームなのではないでしょうか。

 

入会当時の北沢さんのフォームは、上記モノクロ画像のように肩甲骨を寄せるイメージが強く、上体に力が入ってしまい、また膝や太ももを高く持ち上げなければならない意識が強く、見るからに一生懸命走っているフォームでした。

昨年から午後練に定期的に参加するようになり、自分自身のフォームを客観視するようになってきました。身体の力を抜いて楽に走った方が逆にペースが上がることなど体感することで、そんなに一生懸命走る必要はないことに気づいてきたようです。練習前には練習で意識すべき点を明確にし、練習後には動画をみながら振り返りをする。その繰り返しをする中で、徐々にリラックスしたフォームに変わってきました。

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□フォーム改善はトレランでも効果を感じた。

練習会の動きづくりでよく聞く「身体の真下への接地」。トレイルの下りで安定した接地は必須。今回の大会でも、つまずくことは何度もありましたが、転倒は一度もありませんでした。(それまではいつも一度は転んでいました。)

直前の練習会で教わった「足を下す意識」や「ヒザを前に出す意識」は、登りをラクにしてくれます。足を上げるもも上げのような形で登ろうとすれば、すぐにスタミナ消耗。足が終わってしまいます。

この走り方なら、足で蹴ることが少なくなり、ふくらはぎを使わなくて済みます。今回のレースでも、ふくらはぎの攣りとは無縁でした。

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□ウルプロとはどんなランニングクラブか?

ウルプロは「考えさせられるクラブ」です。

ただ走り込むだけのクラブはたくさんありますが、フォームやその練習の意義までよく考えるようになりました。なぜ自分は故障するのか?なぜベストが出ないのか?仲間はどうしてベストが出せる?そこの溝はどこにある?

大きな故障をして2年間、どんな距離も過去の自分を超えることができず、ランニングをそもそも辞めようとさえ思った私ですが、走れない期間に何をやればよいか考えた結果が、いまようやく少しずつ芽生えはじめているような気がします。

周りの仲間は自分以上に真摯に考える人がいっぱい。いろんなアドバイスや刺激をくれます。

このクラブには、たくさんの気づきのヒントの言葉が溢れていて、それを自分の中で消化する作業が、いまの楽しみのひとつです。

また、今は、自分の気づきは共有したい。と思っています。 以前は自分がよければいい、自分が出し抜かないと、みんなには追いつけない、みたいな姑息な思いが少なからずありました。

いまはみんなでサブ3、サブ10したい(人によって達成できるペースは違いますが)と思ってます。 この辺りが、故障して得られた大きな変化かもしれませんね。

 

効率的に走れるフォームを身に付けようとウルトラプロジェクトに入会した新しいメンバーに、北沢さんは優しく接していただいています。

午後練では、動きをアドバイスする→実際に動く→動画をみる→どのように動いているか?どうしたら良いか?を話してもらう→アドバイスする・・・を繰り返していますが、北沢さんは、理解できていないメンバーがいると、さりげなくそのメンバーが気づけるようなヒントを加えて伝えてくれます。

北沢さんのフォームをみて、そして北沢さんが意識している点や、気づきの発表を聞いて、ヒントになったメンバーは多数いるでしょう。

その北沢さんが3月の板橋シティーマラソンで自己ベストを更新した時、ゴール地点でガッチリ握手をしましたがホント嬉しかったです。それは私だけではなく北沢さんの苦悩や努力を知っているウルプロメンバーは皆同じ気持ちだったでしょう。

北沢さんも書いていただいていますが、ウルトラプロジェクトは闇雲に走りこむランニングクラブではありません。自分には何が足りないのか?どうしたら良いのか?など上達する過程を含めて楽しめることができるランナーが集まっています。

ウルプロメンバーの活躍はこちらに掲載しております。合わせてお読むください。

また、練習会日程はこちらに掲載しております。参加ご希望の方はFacebookページにてお問い合わせください。



アスリチューンサポートランナーチャレンジ富士五湖&STY優勝記念企画 

本ウエブサイトで紹介させていただきましたが、4月下旬に開催された、チャレンジ富士五湖とSTYで4人のアスリチューン・サポートランナーが優勝しました。
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チャレンジ富士五湖で2年続けてアスリチューンサポートランナー3人が優勝 その1〜118KM男子優勝 石川佳彦選手〜

チャレンジ富士五湖で2年続けてアスリチューンサポートランナー3人が優勝 その2〜100KM男子優勝 板垣辰矢選手〜

チャレンジ富士五湖で2年続けてアスリチューンサポートランナー3人が優勝 その3〜118KM女子優勝 楠瀬祐子選手〜

牛田美樹(アスリチューンサポートランナー)骨折を乗り越えSTY優勝 その1

トップレベルになればなるほど実力の差は紙一重であり、いかに準備したか、体調を整えたかなど僅かな差が勝負を決めます。

またレースが過酷になればなるほど、ストレスなく補給できるかどうかは重要な命題となります。暑さに胃腸をやられ、気持ち悪さから補給のタイミングを逃すとガス欠になり失速し長くは走れませんし、その状態ではライバルに勝つことはできません。

そこで強いランナーは苦しい場面でも摂取できるエナジージェルを求めますが、今回優勝した4人のランナーもアスリチューンに辿り着いたのです。

その辺りについては上記記事をご参照ください。

今回はウルトラマラソンレース、トレイルランニングレースでの優勝を記念して、アスリチューンを少しお得に購入できる企画を本ページ読者に向けて実施します。

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企画内容

□期間

2018年5月12日〜2018年5月27日 23:59

□対象者

6月までに開催のウルトラマラソン、トレイルランニングにエントリーしている本ページの読者

□特典

購入セット数によりポケットエナジーがプレゼントされます。

10本セット(2,400円)→1本プレゼント(単価218円)

20本セット(4,800円)→2本プレゼント(単価218円)

30本セット(6,300円)→3本プレゼント(単価191円)

50本セット(10,000円)→5本プレゼント(単価182円)

ポケットエナジー(エナジージェル)だけで20個、30個ではなく、持久力を向上させるための効果があると言われているイミダペプチドを配合したエナゲインや、素早いリカバリーを狙ったスピードキュアなどのセット商品もございます。

アスリチューンについてはこちらをご参照ください。

ATHLETUNE(アスリチューン)について

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□特典を受けるため

注文画面の自由記入欄に下記事項を記載ください。

『“ウルトラランナーへの道”を見た。そして参加大会名とゼッケン番号を記載ください。』

*ゼッケン番号が決まっていない場合はゼッケン番号未定と記載してください。

メーカー公式販売サイトはこちらです。

アスリチューン販売サイト

この機会にまとめ買い、もしくは友人とシェアして使ってください。

注意事項

継続サポートなどその他の特典との併用はできません。



牛田美樹(アスリチューンサポートランナー)骨折を乗り越えSTY優勝 その2

牛田美樹(アスリチューンサポートランナー)骨折を乗り越えSTY優勝 その1

前話では牛田選手が華々しく優勝した場面について紹介しましたが、今回は牛田選手が苦しんだケガとの戦いについて紹介します。


画像は牛田選手より提供いただきました。

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昨年8月に牛田選手がFacebookにこのような投稿をしました。

ZAOスカイランニングレースの公式FBでご存知の方もいると思いますが、8月22日(火)に山で転び、左肩から落ちてしまい、岩に打ち付けて、左上腕骨頚部を骨折してしまいました。人生初の骨折でもあり、戸惑いと悔しさと不甲斐なさでいっぱいでした。

大会に出場出来なくなり、大会運営の方々にはご迷惑をおかけし、申し訳ない気持ちです。

今は絶望感から少し前向きになろうと努力しています。走れる喜び、有り難さを、身をもって痛感しています。また、このような競技に怪我はつきものなのだから、落ち込んでばかりもいられないとも思います。

今季のレースはほぼ絶望的ですが、復帰に向けて今出来ることを、精一杯やっていきたいです。

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また、STYで総合優勝した直後に、牛田選手は当時のことについてこう語ってくれました。

「そのケガは、医師から全治3ヶ月と診断され手術は免れましたが、ZAO SKY RACE やハセツネ、ITJなど予定していたレースをすべて棒に振り、絶望感でいっぱいでした。」

 

昨年8月のこの投稿前に牛田選手から骨折についてメッセージにて連絡をいただきましたが、当然ながら絶望感と不安感に満ちているのを感じました。

そこで少しでも力になれることはないかと考え、同じアスリチューンサポートランナーであり、同じ群馬県に住む整形外科医の諏訪医師(sub2.5ランナー)を加えた3人のグループメッセージを作ることを牛田選手に打診したところ牛田選手からこのようなメッセージが届きました。

「骨折を早く治す方法やリハビリ、骨折中でも出来るトレーニングに関するアドバイスなどがありましたら、ぜひ教えていただけると有り難いです。」

 

実際に通っている医師との信頼関係は絶対ながら、不安や焦りなどを信頼できる専門家に相談することで少しでもそれらがなくなればリハビリに集中できると考えたからです。

実際、病院では医師は多忙であり、いろいろ聞きたいことも聞きにくい雰囲気があります。そのようなことを聞けるだけでもやるべきことは明確になっていきます。

その時のことを牛田選手はこう話しています。

「諏訪さんからの、リハビリのやり方はとても参考になりました。あと、やはり色々と疑心暗鬼になっている中で、同じランナーとしての視点からアドバイスをいただけたことが、ありがたかったです。」

 

そして、牛田選手は、病院に通う以外に、骨がある程度くっついてからは、針治療や脚力を最低限落とさないようにウォーキングを行い、山を走れるようになったのはケガから半年です。

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今回の優勝を諏訪医師に伝えた時にこう話してくれました。

牛田さんの優勝は自身の努力によるところが大きいと思いますが、ランナーとしてスポーツ整形外科医としてのアドバイスが少しでもお役に立てていればとても光栄であり、嬉しいことです。

ケガをしてしまうと体力や筋力が落ち、トレイルで大切なバランスも悪くなってしまいます。

そこで大切となる「骨折部に負荷をかけないように他の健康な場所に負荷を与えること」と「心肺機能を維持すること」に関するアドバイスをさせていただきました。

私がランナーのケガで重要視しているもう一つのポイントは〝メンタル〟です。

牛田さんは強いメンタルをお持ちだと思いますが、誰でもケガをすると落ち込みます。

それが生活習慣を乱したり、焦りを生んで復帰を焦り不完全なまま再受傷に繋がります。

ブランクも長くなってしまい、悪循環に陥ってしまうランナーも多くいます。

ピンチはチャンスという言葉もありますが、復帰した時の自分を鮮明に具体的にイメージして、そのために今できること今やるべきことに集中して精一杯リハビリすることで、心身ともに強くなり、牛田さんのようにケガを超えた復活をすることができるのだと思っています。

私もようやくゆっくり歩けるようになったところですが、急がず焦らず復活した自分をイメージしながら必死にリハビリを頑張ります。

またケガをしたランナーの気持ちの分かるスポーツ整形外科医として群馬県の陸上チームや駅伝強豪校のサポートも決まりましたので誠心誠意取り組みます。

『今できることを全力で』

牛田さん、本当におめでとうございます!

私も力と気持ちをいただきましたので、時間はかかってもアスリートとしての復活を目指します!

その時には一緒に走りましょう‼︎

 

実は諏訪医師は交通事故の被害者になり大きなケガをして現在懸命にリハビリを行なっているのです。諏訪医師にとっても牛田選手の復活とSTYという大きな大会での優勝は大きな力になったことでしょう。

最後になりますが、牛田選手の復活劇は私自身とても嬉しかったです。これからの活躍も期待しています!!



牛田美樹(アスリチューンサポートランナー)骨折を乗り越えSTY優勝 その1

アスリチューンサポートランナーの牛田美樹選手が、STY(92km D+4100m)において9:56’27″で優勝しました。

STY男子総合(大会ページより転載)

1位 2114 牛田美樹 Japan 9:56:27
2位 2103 Kevin Dutang France 10:00:42
3位 2131 町田知宏 Japan 10:16:07
4位 2172 Micheal Kabicher Austria 10:34:00
5位 3200 ONIFA Ray Jhon Philippines 11:05:04
6位 3201 Christophe Le Saux France 11:10:26

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(□全ての画像は牛田選手よりお借りしました。)

牛田選手は昨年骨折したあとリハビリを行い3月末からレースに復帰し、レースを重ねるごとに調子は上がってきていたようですが、92㎞は未知の距離であり、その距離に対する不安と、試走をしていない不安の中当日を迎えたと話しています。

今回はレース展開だけではなく、ケガから復帰までのことについても教えていただきました。

□イメージトレーニング

試走は仕事が忙しくてできず、コースマップと高低図を見てイメージトレーニングをしました。近くの山で、なるべく長く動き続ける練習を何度かして本番に臨みました。
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□レース展開

A1で5位。天子山の登りでトップに立つ。A2麓に向かうロードで2位集団(4人)に吸収され、A2は大杉選手とほぼ並んで到着。A2を出て再びトップに立ち、A3では単独1位。続くA4もトップ通過。ただし、すぐ後ろに2位の選手が迫っていて、A4を出てすぐ抜かれる。その後の鳴沢氷穴2㎞くらい手前でトップに立つ。しかし、鳴沢氷穴過ぎてすぐのトレイルでロストし、再び2位。その後の足和田山への登りで追いつき逆転。そのままトップでゴール。

今回、優勝できたのは、このように得意のバーチカル区間で、周りの選手のペースに合わせず、自分のペースを貫いたことです。

最後の足和田山の登りもかなり走れたので、長い時間を走る練習はそれほどしていませんが、米を背負って走る練習やバーチカルトレーニングの成果が出てきたのだと思います。

また後半のロードも快調に走れたのは、クッション性を重視して、シューズをTRAILTALON290にしたのが奏功したと思います。

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□走りを支えた補給

40分~60分にアスリチューン(ポケットエナジー)を摂取しつつ、その間に羊羹やグミなどを摂取しました。また麓と精進湖のサポートエイドではinov-8スタッフと妻が待っていてくれたので、他のエイドは全てスルーするかわりに、この2つのエイドでは、カステラやおにぎりなどしっかりと補給をしました。

終盤は内臓がやられ、72㎞地点の精進湖エイド手前でガス欠気味になり、足和田山以降のラスト約8㎞は本当につらかったのですが、序盤から中盤までしっかり補給したことで最後まで走りきれました。

□レースが終わって

骨折で苦しんだ約半年間のことを思うと、本当に奇跡だったとしか思えません。

約10時間、自分と向き合うことで、色々と課題も見つかりました。それを改善すべく、少し休んだら、また次の目標に向けて頑張っていきたいと思います!

 

その2では半年間走れずに苦しんだ怪我とリハビリ中のトレーニングなどについて紹介します。

牛田美樹(アスリチューンサポートランナー)骨折を乗り越えSTY優勝 その2



1/7 20分間走×4セット〜ターサージール6とヴェイパーフライ4%〜

昨日のウルプロ練習会のメニューは20分間走×4セットです。当初リカバリー4分を考えていましたが、20分経過時にスタート地点と反対側にいる場合はそのままスタート地点まで走ってもらうので、リカバリーを少し伸ばして5分にしました。

ペースはハーフマラソンの平均ペースを基準にして各自の体調などにより調整してもらいました。

20分間走というとイメージが湧きにくいと思いますが、キロ4で走れば5000m。キロ5で走れば4000mです。

5000m×4本 と考えると結構キツイメニューです。

今回の参加メンバーには自分のフォームを見たことない方もいるので、本練習前に800mを予定のペースで走ってもらい動画撮影しました。

それを見てもらい少しフォームが気になるメンバーにはちょっと意識して欲しいことを伝えました。

またメンバー全員に今回走る目的と、目標とするペースを話してもらいました。そしてメンバー同士、自分でのペースメイクが基本になりますが、4’30/kmと4’40/kmのメンバーが多かったので、そこにペーサーが入りました。

 
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私は4’30/kmペース(1周 1分48秒)で走りました。風が強く、それも安定しない風だったので多少1周ごとのペースは変動してます。

また、購入以来ほとんど履いてなかったターサージール6を履きました。

TARTHERZEAL6(ターサー ジール6)の重量など〜なぜ軽いと感じるのか?〜

久々の低酸素トレーニングとターサージール6の履き心地

最初の印象がよくなかったので同時に買ったナイキズームフライをメインに履いていました。これは調子が悪い時に新しいシューズを試しては行けないという代表的な事例かもしれません。。

動き作りで片脚立ち、腕脚振りをしても金曜日に初めてヴェイパーフライを履いた時にぐらついたのと違って安定感抜群でした。ヴェイパーフライはソールが厚く柔らかいから不安定ですが、ターサージール6は薄く硬いから安定性は良いです。

1本目

1’46-1’47-1’48-1’48-1’48

1’49-1’47-1’48-1’47-1’47

1’48-0’11(40m)

4440m

ターサージール6は接地時の反発が自然なのでリズムよく走れました。キロ4分半のペースですから楽で当たり前ですが、こんな感じで100kmの序盤走れたら。なんて想像しながら走っていました。ラップは1周ごとにとりましたが、ほぼ1’48で走りました。

2本目

1’48-1’48-1’46-1’49-1’49

1’47-1’48-1’49-1’49-1’47

1’46-0’05(20m)

4420m

後ろから付いてくる5、6人のメンバーにとって4’30/kmペースは余裕たっぷりのペースではないので、上がらないように気をつけました。

最近入会した男性メンバーは入会した時のピッチが160台で大きく沈み込みながら走っていたのでピッチを180くらいに上げるようアドバイスしていましたが、2本目に私の真後ろを走ってピッチの取り方が分かったようです。入会時はほぼ全力に近かった4’30/kmがかなり楽に走れるペースになったと練習会後に話していました。

3本目

1’45-1’47-1’46-1’47-1’46

1’46-1’47-1’47-0’43(170m)

私は15分 3370mで終了し、メンバーの動画撮影

2本目のメンバーの走りから3本目は1周あたり1秒速くしてみました。そして15分で抜けてメンバーの走りを動画撮影しました。

3本目はそもそもキツく、それも15分経過してますから、一番きつい時間帯のはずです。そんな時に悪い癖が出てきます。その癖を自覚してないランナーは少なからずいますが、その癖を自覚できれば、苦しくなった時に気をつけるべきポイントも分かってくるのです。全員は撮影できませんでしたが、一部アップします。

フォームを保っているメンバーもいれば、癖が出ているメンバーもいます。

ただこのキツイ場面でみんな保っていると思いました。

4本目

4本目はメンバー同士でペースメイクしてもらうことにしました。1000mまでは3本目と同じペースで走ってから、少しづつ上げました。

3本目が終わってから金曜日は少し消化不良だったヴェイパーフライに履きかえて少し速いペースで走ってみました。

1’46-1’47-1’45-1’41-1’36

1’34-1’32-1’34-1’35-1’29

1’27-1’28-0’41(210m)

5010m

 
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ターサージール6から履き替えて感じたのが接地がかなり柔らかく押し出してくれる感触があります。私がウルトラでも履くアディゼロジャパンブースト3も押し出してくれる感触はありますが、ジャパンブーストの方が違和感ありません。これは慣れの問題だとは思います。

徐々にペースを上げて行くと前に進む感覚はもちろんあるのですが、心肺機能が高まるわけではないので楽に走れるとは感じませんでした。またこのスピードはそのままターサージール6を履いていても出せるスピードで体感より速く走れているとも感じませんでした。

ラスト5分を切ったあたりで、後方から激しい息遣いが聞こえてきましたが、1セット5300m走っているメンバーです。そのメンバーは1周88秒で走っていたので3周ほどそのペースで前で引っ張りました。ラスト1分切って呼吸音が近づいてきたので私も上げて終了です。

彼は4本とも5300m走りきりましたが、こんなキツイ練習久々だと話していました。

私も2000mくらいまで22分を切るペースだったのに最終的には20分切っていました。

 
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ヴェイパーフライ2回目のランはたった20分、5kmでしたが金曜日に履いた時よりは良いイメージになってきました。

NIKEヴェイパーフライ4%を履いてみた。

まだ感覚が一致している感じはしませんでした。特に接地時に上から真下にソールを潰す感覚だとよく進むことは体感しましたが、滞空時間が感覚とあっていないので、ピッチが保ちにくいのです。

この辺りの感覚が一致してくるともっと効率的に走れるのだと思います。

また上に跳ねる感覚があるということは、もっと指先に近い方で接地する必要があるのでしょう。

練習終了前にストレッチをしながらリラックスした状態で全員にペースや気付きなどを話してもらいました。

走っている最中に気付くことはたくさんあります。凄いことに気付いたと思ってもアウトプットしないと忘れてしまいます。そのため、まだ記憶が新しいタイミングで口にしてもらうのです。また他のメンバーの走りを見ているわけですから、話を聞けば色々ヒントになることもあります。

みな忙しい社会人ですから、自分が走りたいだけ走れる人は少数です。また走れる時間があっても走りたいだけ走れる身体を持った人はさらに少ないです。

そのような環境の中で目標達成したい。速くなりたいと思えば、1回1回の練習を大事にしていくことです。単に集中して走るとか、限界まで追い込むとかではなく、なぜこの練習をするのか目的を明確にするのです。明確になればなるほどキツくなった時に踏ん張れます。

またその前提として自分の目標を達成するために必要な走力と現在の自分の力を客観視し何が足りないのかを明確にすることが大事です。

それを埋めるために練習するのですから。

ウルトラプロジェクト練習会では練習前後に提供いただいたアスリチューンを飲みます。練習後すぐに摂取するスピードキュアは素早いリカバリーに繋げています。

ウルトラプロジェクト練習会に参加して見たい方は、Facebookページのメッセージにてご連絡ください。体験参加も可能です。



UTMFは今日抽選発表〜エントリー状況をみて感じたこと〜

2018年開催のUTMFとSTYの抽選発表が今日ありました。

ちなみにエントリー状況は大会ページに掲載されていました。

10/30の締め切り時点で募集定員を超えているので抽選になりました。

UTMF    2,413名(募集1,400名)   

STY:1,941名(募集1,000名)

抽選倍率に関して高い、低いなど書きませんが、UTMF、STYとも走りたいけど走れないランナーがそれぞれ1000人くらいいたということです。

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東京マラソンをはじめとした都市型マラソンが抽選になるのは分かりますが、この大会は参加資格があり走りたいと思っても資格を満たさねばエントリーできません。

ウルトラトレイル・マウントフジ2018-2020 参加資格に記載されていますが、UTMFはITRAポイントが3レースで12ポイント必要です。STYは2レースで5ポイントです。

特にUTMFに関しては70km程度のトレイルレースを期間内に3回完走してないと達しないポイントです。

そのため、今年のONTAKE100kのように、昨年とコース変更がないのに、5ポイントから4ポイントに減るという事態は、参加ランナーからしたら驚きです。ポイントは計画的に参加大会を選び、中にはクリック競争の大会もあり、そして完走して12ポイントに達したと思ったら11ポイントだった。ということも少なからずあったと思います。

私はUTMB参加資格の15ポイントに達していた気になっていましたが14ポイントになってしまいました。

詳しくはこちらを

OSJ ONTAKE100KM 2017年はITRAポイントは4に減少 累積標高激減

私が2016年、2017年に走った信越五岳110kmと100マイルは悪天候による距離短縮でポイント減。私は出ていませんが2016年UTMFも悪天候により6ポイントのはずが2ポイントになるなど、近年は悪天候によりポイントを獲得するのが難しくなっています。

その中で前回大会のエントリー数(UTMF2,349名、STY2,110人)とほぼ同じ人数がエントリーしたことはトレランの広がりを感じます。

私はUTMFのエントリー資格はありましたが、2010年からチャレンジ富士五湖を走るのが年中行事になっているので、UTMFを走りたい気持ちはありますが、エントリーしませんでした。

第一回レースに出て完走しましたが、同じコースもあるので昔の記憶とマッチングしたら楽しいだろうなんて気持ちもありましたが、さすがに富士五湖走って中4日は厳しいです。走れちゃう人はいると思いますが、私はその後の大会日程もあるので2回目のUTMFはまた考えます。

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そのUTMF・STYで当選した方はまずは入金してエントリーを確定ですね。

前回のUTMFでは、当選者が入金しないことで、先着順の二次募集を行いました。これは主催者にとって金銭面でも労力面でも大きな負担になります。

なぜ未入金者がいるのか?

多分、うっかり忘れの方もいるのでしょうが、とりあえず抽選に応募して当選してから考えよう。という方も多少はいるのかもしれませんし、抽選を待つ間に他の大会を入れてしまったという方もいるのかもしれません。

確かに抽選を待つ間に他の大会のエントリーが始まると困ることあります。

私は他の大会同様先着順が良いと思っていますが、これからずっと抽選方式をとるなら、例えば当選発表の一定日前まで、申込キャンセルのシステムもしくは連絡窓口(メール連絡)を設けたら良いと思います。エントリー時は走る気満々だったけど、怪我したり、予定が入った方もいます。既に当選者リストが出来上がっていたなら、その方々が外して、落選者から追加すれば良いでしょう。

また、落選者に対して補欠番号とか割り振って、未入金者が100人いたら、補欠番号100番までの方に割り振るなどしたら、二次募集の必要はなくなると思います。二次募集を先着順にすると資格確認をまたしないといけませんからね。

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そういえば東京マラソンの二次抽選は11月22日です。

こちらに東京マラソンの参加料が安い数字的根拠や、真の当選倍率の考え方など以前まとめました。合わせてお読みください。

東京マラソンの当選確率を高める方法

日曜日から今日まで、倉敷や尾道でゆっくりしています。

記事とは関係ありませんが。



OSJ ONTAKE100km  2017年はITRAポイントは4に減少  累積標高激減

いまさら感ある内容だと思われる方もいるでしょうが、私は10日ほど前に友人と話していて知りました。

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UTMFの公式ページに掲載されてる日本国内におけるITRA認定レース一覧 ※2017年10月15日現在  を見るとOSJ ONTAKE100kmのポイントはこのように決まったようです。

開催年      距    離   累積標高   ポイント

2016年    99.8km    4,850m    5ポイント

2017年    96.9km    2,210m    4ポイント

ITRAポイントは距離と累積標高により決まります。

計算式は、距離(km)+累積標高(m)/100m

その数値によりITRAポイントは以下のように決まります。

25〜39  → 1

40〜64  → 2

65〜89  → 3

90〜139   → 4

140〜189    → 5

190〜         → 6

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そのポイントの獲得によりUTMFやUTMBの出場資格が決められています。

この計算式によると2016年、2017年のONTAKE100kmはこのようにITRAポイントが計算されました。

2016年    99.8+4850/100=148.3    →5ポイント

2017年    96.9+2210/100=119.0    →4ポイント

もちろんコース変更やコース短縮があれば、距離や累積標高が変わるのは当たり前ですが、私の記憶の範囲では2016年と2017年ではコースは変わっていません。(もしかすると多少変わっている部分はあるかもしれません。)

コースが変わってなくても、計測し直しで距離がこの程度変わってもおかしくありませんが、累積標高がなぜこんなに変わるのか非常に疑問です。

なんと2640mも上りがなくなってしまったのです。。

富士登山競走の累積標高は約3000mですから、スタートからゴール直前の八合五勺までの上りがなくなったのと同じです。

実際、昨年初めて走った感覚でも4,850mもあるはずがないと感じていましたが、今年スントスパルタンウルトラでの計測値はこちらです。

ラスト3km手前でバッテリーが切れたので、距離はほぼ100km、累積標高は2450mくらいだと感じていました。このGPSはウルトラマラソンなどでもかなり正確に記録します。

今年のITRAポイントの数値は感覚的にも少し厳しめと感じますが、そもそも2016年の数値がおかしすぎるのです。

そもそもONTAKE100kmの累積標高は3000mと記憶してますし、「おんたけウルトラ  累積標高」で検索すると、様々なブログなど出てきますが、「大会案内では累積標高3,000m、私のエプソンでは3,000mとちょっとでした。」など出てきます。私が2年前にまとめたトレイルレース一覧でも3000mと書いています。当時は大会ページにそのように表記されていた記憶がありますが、先ほど見たら過去の大会含めて累積標高は書かれていません。

3000mが4850mになったのも謎ですが、それが半分以下になったのも謎です。

参加者の中には、UTMFやUTMBに出場するためのITRAポイント獲得を目的にしている方もいます。

私は走れるトレイルと思ってエントリーしました。(実際走れませんでしたが。。)

また結果的にUTMB参加のための15ポイントに達したら良いとも思っていました。

ちなみに

2016年

ONTAKE100km    5ポイント

信越五岳110km(コース短縮) 4ポイント

2017年

ONTAKE100km    4ポイント

信越五岳100マイル(コース短縮)5ポイント

信越五岳100マイルはコース短縮になりましたが、スントスパルタンウルトラでも累積標高は4000mをはるかに超えたため5ポイントは確信し、2年間のONTAKE100kmの5ポイントと合わせてUTMB参加資格の15ポイントを獲得したと思っていました。

UTMBにエントリーするかどうかは別にして、エントリーできる資格を得ているのと得ていないのは大きな違いですから多少ガッカリ感はありますが、そもそも2016年のONTAKE100kmは4ポイントのままで良いのか?という気持ちもあります。

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ITRAポイントがどのような審査をしてポイント付与しているのか詳しくは知りませんし、2016年と2017年のITRAポイントはどう決まったのかは知る由もありませんが、トレランレースによくある誤差とはいえないレベルですから驚きました。

UTMBの舞台に立ち完走することが大きな目標だと話すトレイルランナーは数多くいます。

しかしその参加のために、規定の期間内にITRAポイントを3レースで15ポイント獲得する必要があります。

15ポイントの組み合わせとしては、6-5-4、6−6−3、5-5-5がありますが、国内で6ポイントはUTMFなど複数の100マイルレースと上州武尊など数が少なく、天候不順により2016年のUTMFは距離短縮(2ポイント)になり、2017年は開催なしになりました。本年から開催された信越五岳100マイルも天候不順により距離短縮(5ポイント)となり、6ポイントを取るのは厳しい中で、5ポイントレースを3回完走してUTMBエントリーに必要なポイントを得たいとONTAKE100kmを走ったランナーにとっては、4ポイントになったことは非常に残念なことだと思います。

トレイルの距離や累積標高は参考程度と思っていますが、UTMBやUTMFに参加するランナーにとってはしっかりした運用をしてもらわないと困ります。

追記)

距離や累積標高を精査しポイントを決める方法として、大会主催者は実際に走った複数のランナーのログデータをITRAに送り、そこでなんらかの方法によりチェック、分析をしてポイントを通知するようです。そうなるとGPSはメーカーにより精度は様々であり個体差も多少あるので、ITRAが認定したSUUNTOやガーミンの機種を指定して提出させるなど対策を立てないと同じことが起こりそうです。



ハセツネ(日本山岳耐久レース)歴代ランキング(男子サブ8 女子サブ10) 2017年10月末現在

2017年大会はスタート時から気温が高く、また濃霧により多くのランナーが苦戦しました。

その中で、二連覇した高村 貴子選手は序盤から積極的な走りにより、女子2人目のサブ9、そして大会記録を破る可能性もあるというニュースが流れました。その素晴らしい走りによりハセツネの難コースを8時間台で走った女性ランナーがいたことを多くのランナーが知ることになりました。

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櫻井 教美選手は大会記録保持者であり、サブ10を5回達成しているハセツネのレジェンド的存在でありますが、 100KM8時間以内で走る女性ランナー 〜8時間以内の日本の女性ウルトラランナー一覧〜 に掲載している通り、100kmマラソン7時間00分28秒の歴代2位の記録保持者です。この歴代2位は日本歴代2位であるばかりではなく、世界歴代2位です。100kmではこの10年間7時間30分を切る女性ランナーがいないことを考えても櫻井選手はずば抜けた選手でした。

その大会記録に注目が集まったこともあり、女子でサブ10しているランナーは何人いるのだろうかと思い、少し調べてみました。男子はサブ8を基準にしました。

数値の前提になる記録は、日本山岳耐久レース・オフィシャルサイトから抽出しました。男子は8時間以内、女子は10時間以内で複数回走った競技者は一番良いタイムでランキングし達成回数を開催年度の横に付記しました。

2002年、2003年、2005年の女子2位以下にも10時間以内の選手がいる可能性がありますが、今回はオフィシャルサイトに掲載されている記録のみでランキングを作りました。

男子【掲載基準:8時間以内】

  1. 7時間   1分13秒 上田 瑠偉      第22回大会 2014年 (3)
  2. 7時間19分13秒 東 徹            第21回大会 2013年 (2)
  3. 7時間22分   2秒 奥山 聡           第22回大会 2014年 (3)
  4. 7時間22分   7秒 Dakota Jones 第20回大会 2012年
  5. 7時間27分51秒 川崎 雄哉      第24回大会 2016年
  6. 7時間28分34秒 奥宮 俊祐      第22回大会 2014年 (4)
  7. 7時間29分   5秒 大杉 哲也      第21回大会 2013年
  8. 7時間31分48秒 後藤 豊       第17回大会 2009年
  9. 7時間36分13秒 小川 壮太      第22回大会 2014年(3)
  10. 7時間39分16秒 山本 健一      第16回大会 2008年
  11. 7時間37分18秒 相馬 剛           第19回大会 2011年 (3)
  12. 7時間40分18秒 近藤 敬仁      第20回大会 2012年 (2)
  13. 7時間41分21秒 小原 将寿      第21回大会 2013年
  14. 7時間42分21秒 沁 在 徳          第17回大会 2009年 (3)
  15. 7時間43分48秒 秋元 祐介      第22回大会 2014年
  16. 7時間44分30秒 小林 慶太      第22回大会 2014年
  17. 7時間44分55.8秒 鏑木 毅       第16回大会 2008年 (2)
  18. 7時間44分55.8秒 横山 峰弘      第16回大会 2008年
  19. 7時間47分15秒 三浦 裕一      第23回大会 2015年
  20. 7時間47分56秒 望月 将悟      第17回大会 2009年
  21. 7時間48分46秒 菊嶋 啓           第24回大会 2016年 (3)
  22. 7時間49分   5秒 Max King      第22回大会 2014年
  23. 7時間50分40秒 山田 琢也      第21回大会 2013年 (2)
  24. 7時間51分27秒 吉原 稔           第25回大会 2017年
  25. 7時間51分57秒 須賀 暁           第22回大会 2014年
  26. 7時間54分19秒 尾崎 友和      第17回大会 2009年

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女子【掲載基準:10時間以内】

  1. 8時間54分07秒 櫻井 教美   第16回大会 2008年(5)
  2. 9時間17分30秒 高村 貴子   第25回大会 2017年(3)
  3. 9時間25分49秒 佐藤 光子   第20回大会 2012年(2)
  4. 9時間26分55秒 大石 由美子  第21回大会 2013年(2)
  5. 9時間28分36秒 北島 良子   第23回大会 2015年(4)
  6. 9時間31分18秒 Amy Sproston 第22回大会 2014年(2)
  7. 9時間34分11秒 福田 由香理  第23回大会 2015年(2)
  8. 9時間37分55秒 間瀬 ちがや  第16回大会 2008年(2)
  9. 9時間45分24秒 野村 泰子   第18回大会 2010年(2)
  10. 9時間50分44秒 大庭 知子   第22回大会 2014年
  11. 9時間50分46秒 Leah Daugherty第21回大会  2013年
  12. 9時間53分16秒 丹羽 薫    第23回大会 2015年
  13. 9時間56分57秒 西田 由香里  第20回大会 2012年
  14. 9時間57分11秒 星野 緑    第16回大会 2008年
  15. 9時間57分22秒 鈴木 博子   第16回大会 2008年
  16. 9時間58分55秒 松井 一葉   第23回大会 2015年
  17. 9時間59分56秒 浅原 かおり  第23回大会 2015年

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このランキングを作る前に下記の通り、100km、24時間走、富士登山競走について調べましたが、作成した理由はオリンピック種目とは桁違いにマスメディアなどへの取り上げが少ないウルトラマラソンやトレイルランニングもここ10年で大きく競技人口は増加しました。そのランナーに過去の礎を作ったレジェンドというべきランナーを知ってほしいと思ったのです。

ハセツネ版を作っていて、100kmなどと大きく違うと感じたことがあります。

以下の4つのランキングにはかなり以前のランナーがランキングされていますが、ハセツネに関しては10年以内の記録なのです。ハセツネで初めて8時間の壁を破ったのは2006年の沁 在 徳選手で、女子ので初めて10時間の壁を破ったのは2002年の櫻井 教美選手ですが、その2人はその後も記録を伸ばしています。

櫻井選手の記録を除けば男女とも近年の記録が上位を占めています。ここがウルトラマラソンや富士登山競走と大きく違う点です。

なぜこんなに違うのか?を考えると、軽くグリップの良いシューズや、効率的にエネルギー補給できるエナジージェルや軽量ザックなどアイテムの進化もありますが、それ以上にトレイルランニングの世界に才能豊かなランナーが相次いで入ってきたことが大きいのでしょう。

キロ4より速く100KM走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜

100KM8時間以内で走る女性ランナー 〜8時間以内の日本の女性ウルトラランナー一覧〜

24時間走 250KMオーバーの日本のウルトラランナー一覧

富士登山競走歴代ランキング(山頂の部) 2017年7月末現在