カテゴリー別アーカイブ: トレイルランニング

ウルトラトレイル・マウントフジ2018のコースが変わります。

2018年UTMF開催概要発表されました。
次回から富士山をぐるりと一周するという大会の特徴はなくなりますが、悪天候時には舗装路など迂回コースを使い2016年のようなコース短縮や中止リスクを減らせるようなコースレイアウトにしたようです。

2016年大会は、参加者などの安全を確保するためにUTMFが169km予定が44kmに短縮し、STYは途中で中止となりました。

当時から悪天候時の代替コースの必要性が語られていましたが、2018年開催はその対応が行われました。
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今回発表された大会概要は以下の通りです。

開催日:2018年4月27日(金)〜29日(日) 予定

STY 距離:約95km

富士山こどもの国→富士宮→本栖湖→河口湖

UTMF 距離:約170km

富士山こどもの国→富士宮→本栖湖→河口湖→山中湖→河口湖

正式なルートはまだ発表されていませんが、UTMFのルートはざっくりこのようになるのでしょう。

UTMF2018

赤いラインで書いた山中湖〜富士山こどもの国がなくなり、その分の距離を河口湖〜山中湖を別ルートを使いカバーするコースになるようです。

このコースにすれば、悪天候時には国道139号線を使えば、参加者などの安全を確保しつつ大会の継続が可能になります。

ウルトラマラソンをしているランナーに説明するなら、富士山こどもの国から本栖湖まで行ってしまえば、そこからはチャレンジ富士五湖のコースが迂回ルートとして使えるということです。

参加者としては、悪天候時には、ロード区間が増えたとしても、大幅に距離が短縮することなく、可能であれば160km以上は確保した上で、大会を継続してほしいと考えているでしょう。
ただ、スタートとフィニッシュ地点が異なることで、主催者、参加者双方に、従来なかった負担がかかりますが、そこをしっかり対応出来れば同じコースを走るわけではないので魅力が損なわれることはないでしょう。もともとSTYはワンウエイコースであったのですから運営上の問題はないでしょう。

スケジュールやコースの詳細発表はエントリー開始前の10月上旬を予定されていますので、本来のコースとともに、迂回ルートも発表されることでしょう。

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個人的な悩みになっているのは、コース変更ではなく、4月末開催になったことから、2010年から連続出場しているチャレンジ富士五湖と日程が近くなることです。コースが1部重なるので同じ週の開催はないと思うので、おそらくチャレンジ富士五湖は4月22日の開催になる気がしますが、そうなると中4日で170km走ることになります。私はこの日程では難しいので、どちらかを諦めるしかありません。

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参加資格

大会エントリー開始日(10月16日予定)の3年前から前日までの間に、国際トレイルランニング協会(ITRA)がポイントを認定しているレースに出場・完走し、下記の規定ポイントを獲得すること。
ただし最低1レースはエントリー開始日の1年前から前日までに開催されるレ―スとする。

UTMF 最大3レースで12ポイント以上

STY  最大2レースで5ポイント以上

 

私は、以下の3レースで参加資格ありです。

2016年7月 OSJおんたけ100k(100km) 5ポイント

2016年9月 信越五岳トレイルランニングレース  4ポイント(コース短縮)

2017年7月 OSJ ONTAKE100(100km) 5ポイント

抽選結果発表がいつ頃になるか分かりませんが、チャレンジ富士五湖のエントリーが年末からなので、UTMFの当落結果次第で、考えても良いと今は考えています。



ONTAKE100 その7  〜活用したアイテム① ゴミ入れ袋〜

 

昨年おんたけを走ってからこんな記事を書きました。

OSJおんたけウルトラトレイル そのゴミだれが拾うの?

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一部抜粋すると

サロマ湖ウルトラマラソンにしても、おんたけウルトラにしても、私は調子が悪いながらもそこそこ上位でゴールしています。その私がゴミを目にするということは、私より前の速いランナーが落としている。もしくは捨てているということです。特におんたけウルトラは普段は立ち入りができないところですから、一般トレイルと違い、レース前に登山者や一般ランナーが落としたということは100%ありません。

入賞したい、目標タイムを達成したいと必死で走るのはもちろん素晴らしいことですが、ゴミを落としながら走ったらダメなランナーです。捨てたのなら失格です。

そのゴミ、誰が拾うのですか?

続きは、OSJおんたけウルトラトレイル そのゴミだれが拾うの?をお読みください。

 

今年のサロマ湖は相変わらずでした。ナンバーの入ったスペシャルボトルをワッカに通じる道端に捨ててありゼッケン番号を検索すると面識はないけど、かなり上位に入っていた方だと知り残念な気分になりました。

そのゴミ誰が拾うの? サロマ湖ウルトラ2017年 〜レース翌日ワッカのゴミ拾い〜

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そのサロマ湖から三週間

今年のおんたけはどうだろう?という思いを持ちながらスタートしました。

結論を先に書いてしまうと、

昨年のように私の直前を走っていたウルプロメンバーのOさんのようなランナーが拾ったのかもしれないけど、ほとんどゴミはありませんでした。

もちろんたくさん拾ったという方もいるかもしれませんが、私が見る限り少なく感じたのです。

捨てない、落とさないのは当たり前のことですが、昨年みたいに同じパッケージが数キロごとに落ちてると、これは捨てたんだな。って嫌な気持ちになりましたが、今年はそんな風に感じたことはありませんでした。

睡魔が激しい時は、集中しようとゴミが落ちていないかチェックしながら先に進みましたがありませんでした。

実際ゴミが減ったのなら、参加者の意識が変わった。主催者の気持ちが伝わった。ということですから喜ばしいことです。

昨年は大会直後に主催者からゴミに関しての投稿がありましたが、今年はないところをみると昨年より改善したのかもしれませんね。

ゴミに限らず、ランナー(トレイルランナー)のマナーが悪いなどの言葉はいろいろなところで目にしますが、私はランナーのマナーが悪いのではなく、マナーの悪い人がランニングをしているのだと思ってます。

話が逸れるので戻しますが、ゴミを捨てるのは問題外ですが、うっかり落とすことも準備次第で防ぐことはできます。

またゴミを落とさないでと言うだけでは解決にならないことはあります。うっかり落としている方が落としている認識を持っていないかもしれないからです。。

誰だってうっかりはあるのですから、うっかりしても落とさない準備が大事であり、それを伝えていくことが大事だと思っています。

私以上に工夫している方はたくさんいますが、私が気をつけていることはこんな感じです。

・使用前と使用後のパッケージの保管場所を変える。

・ポケットにゴミをしまうならチャック付きの場所にしまう。

→以前ショートパンツのポケット深くに押し込んでも走っているうちに上がってきてしまうことがありました。大きなパッケージが落ちれば気づくでしょうが、小さなゴミは落としたことにも気づきません。

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私は今回ゴミを落とさないようにこのような準備をしました。

右の腰についてる白いモノはこれです。

レインウェアなどの収納袋です。

これをnakedランニングベルトに複数の安全ピンを使って止めました。

こんな風になります。

そこそこ深く、間口が広いのでゴミを入れやすく、いれた後、コードを絞っておけば中身は落ちません。

そして一杯になったゴミを捨てる際も開口部が広いので簡単に出せます。しかも軽いので揺れも気にならないし、コンビニ袋よりはるかに耐久性があります。洗濯も簡単です。

大半の方はいくつも持っているでしょうから、新たに買う必要もなく使えます。

取り付ける位置ですが以前ザッグに付けたことがありますが、ゴミを入れにくいので今回の位置が私は良いと感じました。また利き腕側が良いと思います。

今回は安全ピン3つで止めましたが、縫い付けても良いかな。と思っています。使わない時はnakedバンドの内側に収納しちゃえば良いのですから。安全ピンでも複数で止めれば滅多なことでは落ちることはないと思いますが、安全ピンが手や足に刺さると痛いですから・・・。

慣れない裁縫をしたらお見せします。

その7で終わるつもりでしたが、来年走られる方に向けてGPSデータなどで実際のコース図との違いなど紹介します。もちろんコースは変わるかもしれませんが・・・。



ONTAKE100 その6  〜目標に届かなくても出来ることを諦めずに〜 

 

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第二関門(計測値 65.49km)通過が昨年より30分遅く、昨年は冷たい雨のおかげで絶好調になりましたが、今年はこれから暑さとの戦いになるので、正直なところ14時間切りも厳しいと思いましたが、どんな状況だったとしても14時間は切りたかった。

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ちょっとタイムの感覚は違うかもしれないけど、例えばサロマ湖で8時間を切りたいとスタートしたのに、9時間も切れそうもなく、10時間もかなり怪しくなったけど、いきなり制限時間でいいや。となるともうグダグダになります。そんな時、どんな調子が悪くてもサブ10はしたいと気持ちを切り替えると走りも変わります。

実際、睡魔は追い払ったのに、ここでグダグダになるとまた睡魔に襲われてしまいます。

また、毎回ベストなレースが出来たら最高ですが、そうじゃない時も頑張ることは大事だと私は思ってます。

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スント・スパルタンウルトラのログですが、第二関門から第三関門までは途中から長い下りとなります。

脚が終わってしまった方は、この下りがキツイと話してます。私は14時間以内でフィニッシュするのはここを頑張らないと厳しいので切り替えました。ただかなり暑くなってきたので、天然エイドで水を被ったりして体温を下げました。

今回もアグレッシブデザインの日焼け止めを使っているので、汗でも水をかぶっても日焼け効果は落ちません。また序盤から塩分補給も計画的に行ったので暑さ対策、日差し対策はうまく行ったと思ってます。

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第3関門(78km地点 計測値79.7km)の予定到着時間は9時間28分で、前年は10時間47分でしたが、今年は11時間12分と遅れを少し戻しました。

そして80km地点(計測値81.62km)通過は 11時間34分であり、残り20kmを2時間25分で走れば13時間台です。

キロ7少しで良いのですからウルトラマラソンの感覚では多少潰れていても走れるペースですが、ここまでの80kmを11時間34分かかっているので平均8分40秒近くかかっているのです。

高低図を見ながらあとは200m登って100m下り、100m登ったらあとは基本下り基調になる。下りが走れれば何とか間に合うと登りはポールを利用してリズミカルに早歩きをし、傾斜が緩くなったら走りを混ぜるという感じで進みましたが、この辺りではコース脇に暑さからか睡魔からかうずくまっている人がたくさんいました。

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(おんたけのコースはこのようなガレた岩がゴロゴロしてます。)

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私もいつ睡魔に引き戻されるか分からないので、この辺りは同じようなスピードで進むランナーと会話をしながら進みました。

男性ランナーにあと『200m登って・・・』と話したら、これウルトラプロジェクトのページからいただきました。と私が掲示した昨年の高低図を小さく印刷した紙を見せていただきました。多少なりともお役に立てて嬉しいです。

また違うランナーから『頑張れば14時間台でいけます』と声をかけられたので、『14時間台ではなく、13時間台で行けるから頑張りましょう。』と返しました。

何とか最後の100mも登りきり、あとは下りですが走っている際のペースを確認するとキロ6でしか走れていないのです。足場が悪く浮いてるガレた石がゴロゴロしているので、足の置き場に注意深く進んでも、踏んだ石が跳ねて反対側のくるぶしなどに当たると非常に痛いし、つま先が石を蹴ったりすると蹲りたくなるくらい痛いです。そんなことを繰り返しているとペースは遅くなってきます。

ただこのままキロ6.5で走ればギリギリ間に合うはずと走り続けるも、スントの表示は91kmを超えているのに90km地点にあるウオーターエイドに到着しない。距離が長いなら間に合わないかもしれないと不安になりさらにペースアップ。

そしてウォータエイドに12時間47分で到着し、水を補充しつつ、エイドスタッフに残り10kmですか?と聞くと『7kmくらいしかないよ。』と教えてもらった。そんなことはないと思うも、スントの計測が100kmになったらフィニッシュ地点付近だと考えることにして下っていく。なぜかウオーターエイドを過ぎて1kmくらい先に90km地点の看板があり『?』と思ったが、この表示は無視しました。

標高が低くなると暑さが厳しくなってきましたが、スタート20kmで睡魔に襲われ、残り80kmの距離が途方もなく遠い道のりに感じましたが、1歩1歩進むことでフィニッシュは近づいてきました。また第二関門通過時は厳しいと思えた13時間台もほぼ見えてきました。

舗装路に入った辺りで、踏んで跳ねた石が勢いよくぶつかったくるぶしの痛みが出てきたので、そこからは無理をせず歩きを交えて先に進みました。

これが14時間ギリギリだったら痛みなんて考えないで走ったでしょうが、ここまできたら無理する必要はないと判断しました。

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最後はゆっくり無理せず走って長いレースを終えました。

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フィニッシュタイムは13時間46分04秒と納得いくレベルではありませんが、序盤の状態を考えれば諦めずによく走ったと思います。

反省点はたくさんありますし、気づいた点もたくさんあります。

昨年ゴールした時は、もう砂利道はいいかな。おんたけはもういいかな。って思ったけど、今年の反省を元にもう1回くらい走っても良いかな。とレース直後にも考えていました。

ただ、昨年のようにおんたけがサロマの4週間後であればほぼ回復しているのですが、私の場合は3週間ではちょっと厳しいので、日程次第だと思います。もし走るのなら前日から王滝村に泊まり地元経済にも貢献したいと思います。

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こんな装備で走りましたが、ゼッケン横にある白い物についてなどアイテムについてその7以降で触れていきます。

しかし、このあと、一人で300km運転して帰ったのです・・・。



ONTAKE100 その5  〜睡魔との戦い〜

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20kmまでは多少の睡魔はありましたが、20kmを過ぎると一気に睡魔が激しくなってきました。

その2で書きましたが、これは睡眠不足だけではなく、慣れていない夜間トレイルで、転倒しないよう細心の注意を払いながら走ったことで、精神面での疲労も出てきたのでしょう。危険を避けながら走ることは大事なことですが、それらを無意識に行えるかどうかで疲労は全く変わります。そして無意識に行うためには慣れが必要です。舗装路であれば多少暗くても無意識に近い状態で注意を払いながら走れますが、常に路面を意識している状態なので疲れるのは当然です。また長時間の運転で目も疲れていたのでしょう。

目薬を差したり、カフェイン入りのガムを噛んだり、酸っぱいグミを食べたり、ライトを最大照度にしたりといろいろ試しましたが睡魔は徐々にヤル気を削いできました。

緩い走れる上りでも走れなくなってしまったのです。まだ30kmに到達してないのにこんな状態になったのには自分自身驚きました。

ホント、まさかこんな場所で。という感じです。

残り70km以上が絶望的な長い道のりに感じました。

30km通過は予定では3時間38分でしたが、3時間47分と10分遅れの通過となりました。

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そして、第1関門は35km弱の位置にありますが、予定では4時間02分で通過するはずが、到着したのは4時間29分と昨年と同じでエイドを出たのはその5分後と、低ナトリウム血症で苦しんだ昨年より既に遅れてしまいました。

第1関門に入る前は睡魔がひどくフラフラするので、5分でも10分でも横になろうと思いましたが、この状態で横になったら熟睡してしまうと先に進むことにしました。

まだレースの1/3なのに予定より30分遅れているのだから、11時間台どころか12時間台も難しい。なんてこれからもペースダウンする前提でタイムを考えるようになってきました。

眠気覚ましのガムやグミを噛んでもたいした効果はなく、座り込みたい衝動、コース脇で眠りたい誘惑に何度も襲われました。また噛み続けたガムのカフェインの影響で気持ち悪くなり、何度かうずくまり吐きました。

それでも一歩一歩進むしかありません。

止まっていてもゴールには近づけません。

レース中の睡魔はかなり深刻なトラブルです。睡魔はまっすぐ進めなくなるばかりか、意欲や集中力を根こそぎ奪い去ってしまうからです。

ただ、諦めなければ、あるタイミングで急に覚醒することもあります。自分自身ウルトラマラソンに復活はあると話している以上、自分を信じるしかありません。諦めないでできることを考えれば色々あります。

また、全てのトラブルには原因があります。その原因さえ取り去れば簡単に復活することもあるのです。

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まず、土曜日の早朝から300km以上の距離を渋滞に巻き込まれながら長時間運転したことによる目の疲れが睡魔に直結していると考え、目薬をさしたり、天然エイドがあると、ソフトフラスクに冷たい水を汲んで頭や顔、首筋、そして上体全体に冷やっとするくらいかけました。お腹を冷やすと腹痛など二次被害に繋がることもありますが、この時はそんなことを考えるよりまず睡魔を追い払うことが先決でした。さらに冷たい水を飲み体の内側からも冷やしました。

カフェインの入ったオルガニックジェルも予定より早く短いタイミングで摂取しました。カフェイン量は多くはないので連続してとっても、カフェイン入りのガムと違い気持ち悪くなることはありませんでした。

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また、私と同様睡魔に襲われているように見えるランナーに、こちらから声をかけて会話をしました。会話をすることで睡魔は少しおさまります。

そして、第二エイドにはカフェインがそこそこ入っているオルガニックドリンクがあり、それを飲めば目が醒めると自分自身に言い聞かせて先に進むことで徐々に真っ直ぐ進めるようになりました。

また、睡魔で上りを走る気力を失っていましたが、走れそうな傾斜であれば無理してでも走りました。

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さらにこの睡魔はガス欠から脳にエネルギーが回らずにきているのではないかと考え、アスリチューンポケットエナジーのグレープ味や、開発中のオレンジ味、そしてエナゲインなどを多めにとりました。どれも非常に飲みやすいのでストレスはありません。特にオレンジ味はさっぱりしていて美味しく飲めました。

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第二関門(計測値 65.49km)到着の予定は7時間52分で、昨年のタイムは8時間40分でしたが、今年はエイドを出たのは9時間11分と14時間を切るのも厳しい状況になりました。

ここまでかなりタイムロスはしましたが、その時自分にできることは全てして、第二関門でオルガニックドリンクを飲んだことで第二関門を出る頃には睡魔はおさまってきました。ようやく眠気を振り切ることができたのです。

ただ、今回激しい睡魔に襲われ、それに対応したことは大きな経験になりました。

また、今回は全国的な猛暑日です。スタートから朝7時くらいまでは涼しく走りやすい気温でしたが、日が昇ってくるとグングン気温が上がってきました。10時間以内でフィニッシュする上位選手は終盤少しの間だけ暑さを我慢すれば良いのですが、大半のランナーは日差しを遮るものがない岩だらけの林道で暑さと戦っていたのです。

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ドロップバッグには走れなくなった時のためにポールを入れておきましたが、今回は迷うことなくここからはポールを使いました。

第二関門通過が昨年より30分遅く、昨年は冷たい雨のおかげで終盤絶好調になりましたが、今年は過酷な暑さとの戦いになるので、正直なところ14時間切りも厳しいと思いましたが、どんな状況であっても14時間は切りたかった。

睡魔は追い払ったので行くしかないでしょう。



ONTAKE100 その4  〜そしてスタート〜 

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このレースは土曜日から日曜日に変わる瞬間にスタートする。

通常、ウルトラマラソンは早朝スタートなので、夜中の2時に起きることはあるが、そのために夕方に寝付けば、レース中に眠くなることは滅多にない。ONTAKEの難しさの一つはこのスタート時間だと思う。

そのため、スタート前にいかに睡眠をとり睡魔に襲われないようにすることが出来るかどうかで結果は大きく変わってくる。

昨年は王滝村公民館が開放される時間には到着し、仮眠をとったりしながら身体を休ませることが出来たので激しい睡魔には襲われなかったが、今回は一抹の不安を胸にスタートを待った。


スタート前に偶然横におられたドクターランナーな中村集先生と一緒に写真を撮りましたが、この画像を見る限り既に眠そうです。。

この時はそれ程でもなかったのですが。。

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また、整列が遅くなりかなり後方からのスタートになりました。

前にはこんなたくさんのランナーがいます。

ただ、ハセツネなどと違い、シングルトラックで大渋滞することはないので、スタートロスは大した問題ではありません。

スタートの合図からゲートを通過するまで53秒でした。

最初は舗装路を走りますが、無理にペースアップすることなく、心拍数が160を超えないよう走りました。ふくらはぎは大丈夫そうだし、さほど蒸し暑くなく気持ちよく走れました。

10kmまでは500m近く上りますが、予定していた1時間15分で通過しました。

ライトはペツルのヘッドライトと、ウエストに巻くルーメン600を併用しました。

今書いてて気付いたのだけど、本来は昨年買ったブラックダイヤモンドのヘッドライトを使うつもりでしたが、なぜか少し古く明るさの足りないペツルを使っていました  笑

ただ、ルーメン600の明るさは抜群で足元をしっかり照らしてくれます。

値段は高いけど、転倒など怪我をすることを考えたら、特にナイトランやトレイルに慣れていないランナーは出来るだけ明るいライトを買うことをオススメします。

ただ最大照度だと朝まで保たないので、歩きの混じる上りは消すなどオンオフを繰り返しました。

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また、昨年失敗した真水の取りすぎを防ぐために、今年はハイドレはやめて、サロモンの500ccソフトフラスクをスタート時は左右の胸と、ウエストバンドの3箇所に入れて持ち、その後は給水の間隔が近くなるので、2個でまわすことにしました。

ドリンクは塩分濃度やカロリーなどを計算して、低ナトリウム血症にならないよう万全の対策をたてました。

12kmくらいで上りは一段落してそこから小刻みなアップダウンが続きました。

コースの大半はガレだ砂利道なので、転倒すると大ケガをするリスクがあるので、極力安全な場所に足を運びます。

エネルギー補給も早い段階から1時間に1回アスリチューン・ポケットエナジーを摂取しました。

20kmの看板はスントスパルタンでは20.62kmを示しましたが、予定していた2時間25分から2分遅れる2時間27分で通過。

ここまではかなり順調でした。

しかし、この辺りから徐々に恐れていたリスクの風船が膨らみ始めていたのです。

そう、睡魔が思考力とヤル気を徐々に削ぎ落としにかかってきたのです。

ここで失敗したと気付いたのは、普段はカフェイン入りのジェルなどを摂取するのは、中盤以降なのですが、今回はスタート前にとってしまったのです。カフェインをとることでスタート時の覚醒感はありましたが、覚醒感は効果が切れ始めると一気にマイナスへと突入するのです。



ONTAKE100 その3  〜レース前に考えていた目標タイムなど〜

 

レース前にかなり雑に作ったペース表です。これを二つに折ってビニール袋に入れて、それを丸めてザッグの肩辺りのポケットに差し込んで、あと何m登るのかなどチェックしていました。

緑のラインは昨年走った際のガーミン920xtjのログですが、今年使用したSUNNTO  スパルタンウルトラが示す高度とは驚くほど一致していました。

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昨年のレースは20kmくらいから低ナトリウム血症にやられ気持ち悪くなり、制限時間を目一杯使ってもいいから完走しようと進んでいましたが、塩分補給をしつつ、追いついてきたウルプロメンバーと先に進むことで気持ちも紛れ徐々に回復してきました。さらに第2関門前後に激しい雨が降り身体をリフレッシュ出来たことで、かなり元気になりました。

昨年の関門間のタイムはこんな感じでした。

スタート〜第1関門    4時間29分

第1関門〜第2関門    4時間11分

第2関門〜第3関門    2時間07分

第3関門〜フィニッシュ    2時間26分

タイム    13時間13分

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今年は低ナトリウム血症に気をつければ、多少暑くはなっても12時間くらいでは走れると考えていました。ザックリですが関門間のタイムはこんなペース設定をしました。

スタート〜第1関門    4時間02分

第1関門〜第2関門    3時間50分

第2関門〜第3関門    1時間36分

第3関門〜フィニッシュ    2時間25分

タイム    11時間53分

また、10kmごとにペースを落とし込んでみました。スタートから実質35km近くある第1関門まで4時間02分ではザックリ過ぎますから。。

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こちらもかなりザックリですが、フラットなコースならどんなペースで走れるかを考えてからアップダウンを考慮していきました。

前半も後半もあまりペース設定が変わらないのは、前半は上りが多く、後半は下りが多いので、疲労によるペースダウンを重ねるとほぼイーブンになりました。

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おんたけの累積標高は3000m以上と言われていますが、昨年から序盤20km辺りのコースが変わるなどしたこともあり、昨年のガーミン計測も、今年のスント計測も2450m程度です。

私は累積標高2000mを超える野辺山ウルトラでサブ10してるわけですから、累積標高が500m弱増えても+30分くらいで走れそうなものですが、以下の阻害要素があるのです。

砂利道・・・終始砂利道が続くので、その2で書いたように、レース中ずっと足の置き場所などを考えることで疲労感が増す。また不整地のためエネルギーロスが大きい。

装備の重さ・・・水分や必携品など2kg以上背負うためロードと比べてタイムは落ちる。

夜間走・・・深夜スタートのため6時間ほどは、ライトを付けて走るので視界が狭くなりペースは落ちる。

これらを考えると、トレイルに慣れていない私の場合は野辺山のタイム+90分以上はかかります。

で、サロマ湖の疲労が抜け切れていない私が、現在野辺山を走ったならそもそもサブ10はできないことから、12時間以内は上手に走ったとして出せるタイムです。

話は少し逸れますが、野辺山とおんたけを同一年に走ったランナーのタイムを調べたら多少バラツキはありますが、だいたい2時間くらいおんたけが遅いタイムになっていました。

またこの分析をした際に面白いと思ったのは、通常は速いランナーが1時間遅くなるなら、その2倍の時間がかかるランナーは2時間遅くなるなど比率はあまり変わらないのですが、この分析をした時に出た数値は野辺山8時間のランナーから14時間ギリギリのランナーまでほぼ2時間程度遅くなっていたのです。(もちろん例外はあります。)

考えたら理由はシンプルです。

そもそも野辺山で制限時間14時間近くかかるランナーは歩きを多用してます。歩きを多用するならロードでも砂利道でも、夜間でもさほどペースは変わりませんが、速いランナーはコースの大半を走りますから、不整地や暗さなどの影響は大きく出るのです。

そんなことから、レース前に考えていたタイムはうまく言ったら11時間台、特にトラブルなく走れば12時間前半。金曜日の地元整骨院での電気治癒で攣ったフクラハギがヤバイことになったら完走も危ういが、その後のケッズ高田馬場でのケアで不安は払拭されたので大丈夫。

と思っていましたが、こんなにも、辛く長いレースになるとはスタート前には思ってもいませんでした。



ONTAKE100 その1  〜レース翌日はシューズ洗いから〜

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土曜日の朝、自宅を出て、クルマで王滝村に向かうも、空いてるはずの圏央道が故障車による激しい渋滞だったので、一旦高速を下りて、少し行ってまた高速に乗るなど迷走しました。結果として中央道は本格的な渋滞になってしまいました。

下りるべきではなかったのかもしれません。また睡眠時間を短くしてでももう少し早く家を出るべきだったのかもしれません。結局300km以上を7時間かけて受付会場に着いたのは15時を過ぎていました。

その時点で駐車場は満車に近く、クルマで王滝村公民館に向かうと満車で入れないリスクがあるので、マットや寝袋だけ持ち循環バスで向かいました。

公民館につき、多少ざわつきはありましたが、舞台上にスペースがあったので、3時間ほど仮眠はとれました。もう少し仮眠をとりたいが、公民館前の定食屋さんで食事をする関係で、これ以上は寝てる時間はない。ただ昨年は公民館に一番乗りに近い状態でつくも、中々寝付けなかったが、今回はすぐに眠れたので大丈夫と思っていました。

少し早めにスタート会場に戻り、クルマの近くでウェアを着たりテーピングを貼ったり、ザックに装備を詰めたりしてるとあっという間にドロップバッグ預け時間になったので向かう。

スタートしてから、足首に捻挫予防のテーピングの貼り忘れや、身体に虫除けスプレーをかけるなど何点かすべきことを忘れたことに気づきました。

結果論としてどちらも問題はなかったのですが、到着が遅れたことで少しバタバタになりました。

今回は金曜日に予定があり、月曜日にも予定があったので、昨年同様土曜出発、日曜帰りの強行日程になりましたが、可能なら金曜日夜に宿に着くような日程が好ましいと思います。

昨日はレース後、疲労困憊な状態でしたので、駐車場で少し休んでから、移動し、ところどころで休みながら300kmの行程を帰りましたが、自宅についたのは深夜1時をまわっていました。

また今日の予定は事前にキャンセルになりましたが、可能なら後泊もした方が安全面でも良いと思います。

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レースについては書くことがたくさんありますが、まず今朝起きてしたのは車から装備を下ろして洗濯物を出して、お世話になったシューズを洗いました。

せっかくなので、靴箱に入っている汚れたシューズもタワシでゴシゴシ洗いました。

身体はもちろん張りが強いけどシューズを洗うくらいの体力は残ってます。

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まず今回100kmをともにしたシューズは、SALOMON   S/LAB SENSE  ULTRAです。私と同じあたりを走っていたランナーにも同じシューズを履いた方をたくさん見かけました。


洗う前です。

ずっと硬いガレた砂利を走ったので、もちろんソールは減っています。

 



キリアンがUTMBに出るためにハードロックがカネを払うことはない

ハードロックは「キリアンがUTMBに出るためにハードロックがカネを払うことはない」と回答したことについてdogsorcaravanで前後関係を含めて説明してます。順にお読みください。

UTMBのポイントのためにカネは払わない」、アメリカの名レース・ハードロック100が表明、しかし事実関係には誤解も

ITRAが回答を公表、「UTMBのポイントのためにカネは払わない」というハードロック100などの見解に対して

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この件に関しては、私自身が、このdogsorcaravanの記事を読んで知ったくらいなので、部外者の私が付け加えることはありませんが、いろいろ感じたことがあります。

それは、以前からだんだんと感じるようになったことで、同様に感じている方も少なからずいるのではないかと思います。


それは、信越五岳トレイルランニングレースなどを走るという会話になると、『信越は◯ポイントだね。』というコメントが返ってくることがいつの頃からか増えてきたことです。
昨年の信越五岳の大会中にも、エイドを同時に出たランナーと会話した際に出てきたのは、『ここ完走したら◯ポイントだから、エントリーした。コース短縮は困る。』でした。

純粋に信越五岳を走りたい。コースを楽しみたい。と感じている私には違和感ある言葉でした。

トレランをしていない方のために補足すると、UTMFや海外レースのUTMBにエントリーするには、指定されたレースを完走して得られるポイントが規定に達している必要があります。そのポイントは距離や累積標高により細かく決められています。

例えば同じ距離の大会でも累積標高によりポイントは変わります。

余談ですが、大会の難易度には距離や累積標高だけでは測れない、路面状況や開催時期などにより大きく変わりますので、このポイントだけみて、難易度の絶対的な基準にはしないでください。獲得ポイントが少なくても非常に難易度の高いレースはありますので、実力にあってないレースにエントリーするとケガをするリスクは高まります。

また、ここでいうポイントも、以前はポイントを得られる大会をUTMBやUTMFが決めていたので、トレイルランナーの中ではUTMBポイントなどと呼んでいました。2015年大会からITRA(国際トレイルランニング協会)のポイントを使うようになった後は、ITRAポイントになったわけですが、今でもUTMBポイントという言葉を使うトレイルランナーは少なからずいます。

話を戻して、UTMFやUTMBが、ポイントを設定している理由は、大会を安全に完走する走力や経験が最低ラインに達しているかを客観的に判断するためでしょう。

もちろん、UTMFやUTMBを走りたい。それが一番の目標だ!ということは全く否定しませんし、私自身もUTMFの第一回大会を完走しているし、UTMBも走りたいと思ってます。

ただ、トレラン大会の大半は地域密着の個性豊かな大会です。その大会を走ることを楽しみにしているランナーも多いし、そのランナーの期待に応えようと一生懸命準備などする主催者や、応援、サポートしてくれる地元の方がいるのです。

そんな受け入れ態勢の中で、素晴らしい自然を満喫しながら走れるのだから、私はポイントについてはあまり考えません。

自分が走りたいロングトレイルを完走しているうちに、結果的にUTMFなどにエントリーできるポイントに達しているのが理想だと私は思います。

考え方は様々ですが、私が主催者なら他の大会に出るために出る。言い方を変えると他の大会の予選会みたいになったら嫌だな。って感じると思います。もちろん参加者を集めるために対象大会であることをPRしている大会もあります。

歴史ある名門レースである、ハードロック100がこのような発言をした背景には、このようなことがあるのではないかと私は感じました。

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私は昨年、おんたけ100kmと信越五岳110kmを走り、今年もONTAKE100kmと信越五岳100mileを走ります。この大会に出る理由はシンプルで、走りたいからです。ポイントを取るためではありません。

昨年、おんたけ100km走り、同じような景色が何十回と現れるコースに嫌気がさし、もうおんたけはいいかな。とレース後に思っていましたが、またエントリーしちゃいました。それは魅力があるからです。またテクニカルなコースではないので、年代別なら入賞できるかも?なんて思ったからです。

また、昨年の信越五岳は悪天候が続いたことで路面が非常にスリッピーで、序盤に痛めていた肩を強打したり股関節を痛めたりで、早々に歩き倒すことに決めて、場所により膝上まである濁流の中、真っ暗な山中を先に進みましたが、そんな非日常が楽しかったです。もちろん今年は気持ちよく走れるトレイルを楽しみたいです。

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もちろん、大半のトレイルランナーは、ポイントをとることよりも、そのレースを満喫することを目的に走っていると思いますが、参考までに今年は開催されないUTMFの来年の参加資格は以下の通りです。

UTMF 最大3レースで12ポイント以上

STY  最大2レースで5ポイント以上

ウルトラトレイル・マウントフジ2018大会国内資格レース(2017年6月30日現在)

私は漠然とあるだろうと思っていましたが、今確認して見ました。

2015年7月19日  スカイビュー・ウルトラトレイル第2回みなかみまちスカイビュートレイル60 4ポイント

2015年10月31日  第23回 ハセツネCUP 4ポイント

2016年7月16日  OSJおんたけ100k(100km) 5ポイント

2016年9月17日  信越五岳トレイルランニングレース2016 4ポイント(コース短縮)

3レースで13ポイントなのでクリアです。

ただしUTMBは3レース15ポイントのため現在はありません。クリアするのは100km前後のレースを3回完走して5+5+5=15で良いわけですが、コース短縮などもあるので、実際は6ポイントが獲得できる100マイルレースを1回は完走しないと厳しいと思います。

 



トレランで低ナトリウム血症など防ぐために必要なこと。

昨年8月にドクターランナーの佐藤さんのアドバイスをいただき、このような記事を書きました。

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暑い日の大会前には主催者から水分補給をしっかりしてください。などアナウンスされますし、暑い日のレースに出るとfacebookに投稿すれば、誰かしら水分補給が大事だから、しっかりしてね。とコメントします。

ただ実際には水分補給より意識すべきことがあります。

それは塩分補給、電解質補給です。

暑ければ、大半のランナーは言われなくてもエイドステーションで水を飲みます。

実際、私自身、様々な気象条件の中でウルトラマラソンやトレイルレースを走りましたが、振り返ると水分補給が足りなくて脱水症状や熱中症になったレースはないと思います。

ただ、胃腸をおかしくして辛いレースになったことは何度もありますが、それらのレース後に書いたブログなどを読んだり、記憶を遡ると水分補給が足りないのではなく摂り過ぎていた。もしくは摂り方を失敗したことが分かります。

レース中に塩分補給が足りずに、水分補給が多いと、低ナトリウム血症のリスクは高まります。

ハーフマラソンなど短い時間で終わるレースでは大丈夫でも、走る距離や走る時間が長くなればなるほど低ナトリウム血症のリスクは高まります。

この辺りについては冒頭のリンク先記事をお読みください。

私はウルトラセミナーでは、塩分補給の大切さを伝えていますが、ミネラルウォーターを飲まずに、スポーツドリンクを飲むだけでも、汗で体外に出てしまう塩分などの半分弱はカバーできます。エイドにある塩を舐めるのは私も苦手ですが、エイドでうどんやそばのツユや味噌汁を飲めばかなりカバーできます。

塩分補給をうたっているタブレットを使う場合は1タブレットでどれだけの塩分、ナトリウムが摂取できるか確認ください。

なかには10g程度のパッケージなのに、100g中ナトリウム◯mgなんて書かれているケースもあります。

大半のウルトラマラソンは5kmおきにエイドステーションがあり、スポーツドリンクはあるし、塩分補給が出来る食べ物もありますから、ミネラルウォーターは飲まずに含ませるだけにして、スポーツドリンクを飲むようにすれば、低ナトリウム血症のリスクは軽減できます。

5kmおきのエイドステーションなら良いのですが、1周1km程度の周回であったり、2、3kmごとにエイドステーションがある場合は、水分の取り過ぎに注意が必要です。体重などによっても変わってきますが、1時間に吸収できる水は500-600ccと言われてます。それ以上とったら胃に溜まるだけです。またそもそもたいして汗をかいていないのに、水分補給が大事と取りすぎるのも危ないです。

私は5kmおきのエイドステーションなら暑くない時は紙コップ1杯(120-150cc程度)にしてます。だいたい1時間に10km少し走りますから紙コップ2杯程度になります。

暑い時は紙コップ2杯飲みます。同様に1時間に4杯ですから600ccにはおさまります。

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私が過去に低ナトリウム血症気味になったのは、周回のゆめのしま6時間走で毎周回飲んでしまったのと、初の100kmでこの辺りを知らずに水分補給し過ぎたこと以外は、エイドステーションにスポーツドリンクがほぼ用意されていない、ハセツネ、オンタケウルトラ、スパルタスロンです。

塩飴持ったり対処はしたつもりでしたが、全く足りませんでした。準備が足りなかったのです。

特にトレランの場合はハイドレーションや、バックパックに付けたボトルで走りながら水分補給をしますが、いつでも取れることから、水分過多に陥りやすくなります。またハイドレーションの場合はミネラルウォーターを入れて、塩分は別に取るケースが多いでしょうが、塩分が足りなくなるケースが多いように感じます。

ボトルであれば、左右でスポーツドリンクと、ミネラルウォーターに分けることができるので、私は最近ハイドレーションを使いません。

ここでタイトルについて書きます。

ハイドレーションでもボトルでも、自分がどれだけ飲んでいるのかを把握して欲しいのです。

ウルトラマラソンなら紙コップの量で分かりますが、ハイドレーションなどだと分かりません。

昨年のおんたけウルトラはこれで失敗して中盤以前で苦しいレースになりました。そこから塩分をとり回復を信じて歩き続け終盤ようやく復活でき、13時間ちょいでゴールしましたが、今回は完走できないのではないかというくらい苦戦しました。

心拍数が上がると水を飲みたくなってしまうのと、ザックが重たかったのを軽くしようなんて意識が多少なりとも働いたようです。

その失敗を糧にこんなことをしました。それはハイドレーション、ボトル、それぞれ1口でどれだけ水分を取っているかを調べたのです。

あなたは一口何ccか分かってますか?

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やり方は非常に簡単です。本来はザックにセットした状態が良いと思いますが、そのまま試しました。

まずハイドレーションを持って、普通に一口飲みました。無理に吸い込んだりしないで、いつもレースで飲むように飲むだけ。

口に入れたら飲み込まないで、量を測れる容器に出しました。私はプロテインシェイカーに入れました。それを5回しました。


だいたい100ccでした。

ということは一口20ccです。

ボトルでも試しました。 


少し飲みやすく5回で140cc

1口28ccですから30ccくらい。

これが分かれば、例えば暑い日で1時間に500ccに抑えたいとして、エイドで200cc飲んだなら、ボトルの場合はあと10回にしておく。

エイドがない1時間ならボトルならマックス17回にしておく。1回に二口飲むなら、8回程度まで。1回に3口飲むなら5回程度。

多少のズレは構わないけど、こんな風に摂取していけばとりすぎることはなくなります。

仮にスポーツドリンクではなく、ミネラルウォーターを飲むなら、その水分量に必要な塩分などミネラル成分をとれば良いのです。

また、このようにすれば、ハイドレの水分が終わったことに気付かないこともなくなるでしょう。







信越五岳100mileエントリー完了で年内のレースはほぼ決定。エントリー費用ほぼ4万円。

6月11日  21時開始の信越五岳トレイルランニングレースのエントリーは今年も短期決戦になりましたが、今年から新設された100mileに無事エントリー出来ました。

これで2017年のレースはほぼ固まりました。昨年のようなペースでエントリーしないで、月1本くらいに絞ろうと思ってます。

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4月以降のレースはこんな感じです。

4月    チャレンジ富士五湖  100km    9時間27分42秒

総合71位  年代別  10位

5月    野辺山ウルトラ 71km    7時間07分17秒

総合9位    年代別3位

6月    サロマ湖100kmウルトラマラソン

7月    Ontake100K

9月    信越五岳トレイル  100mile

10月    水戸黄門漫遊マラソン   フルマラソン

11月    神宮外苑24時間チャレンジ

当初予定では8月からはスピード練習をメインにして10月、11月のフルマラソンを頑張るつもりが、まさかの神宮外苑が11月開催になり、フルマラソンは10月末の水戸黄門漫遊マラソンで頑張ることにしました。

そしたら、110kmなら出るつもりはなかった信越五岳に100mileが新設されてしまったのです。

フルマラソンは来年2月、3月に頑張ります。

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話は全く変わります。

今回、信越五岳100mileの募集人数は400人あり、110kmの500人と合わせると、従来の2倍規模であり、100mileは過去3年以内に100km以上のトレイルレースを2回以上完走というエントリー資格があるため、昨年よりエントリーは楽かと思いましたが、今年も15分前後で終わったのではないでしょうか?

エントリーはまずエントリー画面に行き着く必要があり、行き着いたとしても素早く必要項目を入力して決済しないとエントリー出来ません。ですから入力など迷うことなく出来るように必要項目を手元に書き出しておきます。

また、決済画面で迷ってる暇はありませんが、少なからずの人が一瞬金額見て考えたのではないでしょうか?

私も1秒考えました。

100mileのエントリー費は38000円、そして決済手数料1957円を合わせるとほぼ40000円です。

ステージレースや宿泊費など含まれているレースを除くと国内最高額ではないでしょうか?

ちなみに2016年のUTMFは36000円でした。

UTMFは同じ100mileですが、累積標高は信越五岳よりかなり大きく制限時間も46時間と信越五岳より14時間長いのです。

制限時間が長いということは、それだけ大会運営費用がかかります。その点から考えるとUTMFより安くても良いのです。

別に高いと文句を言っているのではありません。私は4万円払っても走りたいと思うクオリティの高いレースだと期待したからエントリーしたのです。

ただ、金額設定に少し違和感を感じたのです。

何がって、100mileと110kmのエントリー代の設定です。

信越五岳のエントリー費は

100mile    38000円

110km    25000円(前年同一)

100mileは110kmより距離は1.45倍ですが、金額は1.52倍と割高なのです。こんな観点で110kmの方が得だからとエントリーする人はいないでしょうが、UTMFやONTAKE、そしてウルトラマラソンやフルマラソンまでのロードレースを見ても、距離が長くなって割高になるケースは見たことないのです。

UTMF    165km    36000円

STY    72km    24000円

*UTMFは距離は2倍以上だが、金額は1.5倍

ONTAKE

100mile    12000円

100km    12000円

*ONTAKE100mileは距離は1.6倍ですが、金額は同一

チャレンジ富士五湖

118km    19000円

100km    18000円

71km     14000円

*118kmは71kmの距離は1.66倍ですが、金額は1.36倍

その理由の一つは理解しています。それは、110kmと比べて義務付けられている宿泊が1泊少ないことです。これは地域振興の観点から仕方がないと思っています。

もう1点、これも仕方がないことだと思いますが、メインスポンサーのアートスポーツの突然の破産が影響したのでしょう。

どのくらいの協賛金かは知りませんが、入るはずのお金が入らなくなったのだから、どこかからか集めねば大会運営はできません。

時期的にも新たなスポンサーを見つける余裕がない時期でしたから、参加者から集めるしかなかったのでしょう。ただ110kmは昨年の金額が分かっているから、引き上げは値上げになってします。そこで新設された100mileに乗せたのではないかと思います。

今回、このことを書いたのは、参加費高騰に対する警鐘の意味や、主催者へクレームとして書いたのではありません。

私自身は納得の上エントリーしましたし、エントリーした全員は高いと思いながらも、クオリティーの高い大会運営に期待してエントリーしたのです。

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今回、書いたのは、スポンサーが協賛金を出してくれているから、私達ランナーは実際にかかる費用より安い金額で走ることができるということを再認識して欲しかったのです。

東京マラソン参加費は驚くほど安い

で書きましたが、東京マラソンの決算書を見ると、本来一人当たり50000円以上かかる費用に対して、参加費は10000円程度です。この原資になっている大半は企業の協賛金です。

協賛企業は、高額な協賛金を出してもPR効果があると判断していますが、コストパフォーマンスが低いとなれば撤退するでしょう。逆にPR効果が高ければ参入したいと思う企業は増えてくるはずです。

主催者が郵送してくるパンフレットに協賛企業の広告が掲載していますが、ほとんど目に入っていないと思いますが、これらの企業が協賛してくれるから、エントリー代が安くなっているという感謝の気持ちは大事だと思います。

また主催者サイドも、協賛企業が協賛してよかった。と思うような取り組みが必要だと思います。

そんなことを感じました。

今回のスポンサーは以下の企業です。

これらの企業のスポンサードがなければ、そもそも大会運営ができないか、エントリー代がもっと高額になっているのです。ありがとうございます。

shine

(信越五岳トレイルランニングレース大会ページより)