カテゴリー別アーカイブ: トレイルランニング

400m×12-18本とウルトラトレイルに向けた練習開始。

昨日のウルプロ練習会は400mを12-18本をしました。

12分間を1セットにして、それを3セット。セット内リカバリーは45秒と短めで、セット間リカバリーは3分にしました。

5km走れるスピードを目安にしてもらったので、全力に近いスピードではなく、2セット目からじわじわくる設定です。

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私はまだダメージが残っているので、様子を見るために何本か走りましたが、まだ本格的なポイント練習は無理そうです。

記事にも書いてますが、茨城100kmは強い風に苦しめられただけではなく、1箇所90度を4回曲がる用水路を越える際のカーブと不整地に苦しめられました。先程SUUNTOアプリでルートをチェックするて10箇所以上このような箇所がありました。

スピードが落ちるだけではなく、砂利道で接地がブレるので脚に大きな負担がかかります。普段痛くならない膝に痛みが残っているのはこれが原因です。

12分間で1周90秒弱で走るメンバーは6本走り、120秒程度で走るメンバーは4本走ります。これを3セットですから、それなりに負荷は大きくなります。特に3セット目は動かなくなってくる脚を懸命に動かすことで心肺機能向上だけではなく、筋持久力向上も目指せます。

ウルプロ練習会ではたびたびこのような時間走を取り入れますが、その理由はセット間リカバリーでは速い遅い関係なくメンバーが会話できる時間が生まれるからです。

昨日私は久々にアディゼロsub2を履きました。

今回は膝に張りがあるので、痛みが出にくくするならズームフライなどソールの厚いシューズが良いのですが、痛みは身体からの信号なので昨日は無理しないためにもダイレクト感のあるシューズを履きました。

86秒くらいで走ると心肺的にも結構キツかったので疲労は溜まってます。まだリカバリーが必要だと感じました。

たまにメンバーの履いてるシューズを画像に収めますが、昨日はアディダスが圧勝でした。

話題のアシックス・メタライドを履いてるメンバーもいます。

こちらは以前書いた記事です。

アシックス メタライドをキロ4で走ってみた〜800m×9本〜

練習後には、アスリチューン・スピードキュアで素早いリカバリーを狙います。

アスリチューンでは現在、当ウェブサイトの読者限定の企画を開催してます。

ウルトラマラソン・ウルトラトレイル走る方必見 アスリチューン応援企画

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さて、今年の5月に久々にオーバナイト区間のあるトレランレースにエントリーしました。昨年は200km前後のウルトラマラソンを連戦するためにトレランレースは出ませんでしたが、トレイルを走ることは好きです。転倒しないように安全マージンを大きく保つので速くはありませんが、このスタンスはこれからも変わらないと思います。

本来は夜間に山に入って練習したいのですが、レース中に比べて練習中の山はリスクが非常に高いので、その補完として、練習後にヘッドライトを点けて代々木公園のクロカンコースを歩いたりゆっくり歩くようなスピードで走りました。

練習会前に下見に行くと既にかなり暗い。

だいたい1周3km少しになります。

一人でもするつもりでしたが、自主練としてメンバーに声をかけたら7人のメンバーが一緒に走りました。

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防犯上、可能な限り一人になる時間を減らすために、反時計回り→時計回りを繰り返して、すれ違うことにしました。

累積標高を稼ぐために、スタート地点は歩道橋の先でゴールも歩道橋を渡ります。

毎日仕事が遅くて中々UTMFに向けた練習ができないメンバーも参加して、ライトなどギアのチェックをしました。

昨日は花見客が多く大音響の音楽などかけているグループがいましたが、さすがにクロカンコースにはほとんど人はいませんでした。

人が多い箇所は歩くなど気をつけました。

21時から23時近くまで2時間弱で5周しましたが、結構疲れました。

メンバーから離れて一人で暗い不整地を走った時は、集中力が研ぎ澄まされていくのを感じました。花見の時期が終わると音楽など耳に入らずもっとトレイルぽくなると感じました。

ただ、深夜の公園ですから、普段はほとんど人がいないので、これから走る時も、防犯上のためにも複数で行う予定です。

昨日は下見含めてほぼ6周したので20km弱。練習会を含めたら20kmは超えてると思います。100kmのダメージはありますが、サロマ湖ウルトラマラソンにむけてじっくり脚づくりをしていきます。



石川佳彦 100マイルトレイルでも優勝〜COLD WATER RUMBLE100〜

今や世界最強のウルトラランナーを名乗っても文句が出てこないほどの実績を積み上げてきた石川佳彦を知っていますか?

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隔年開催の2017年IAU24時間走世界選手権、2018年IAU24時間走アジア・オセアニア選手権、そして2018年スパルタスロン優勝者であり、過去4回走った24時間走では負け知らずのウルトラランナーです。

その石川は今年から100マイルのウルトラトレイルへのチャレンジを決め、初挑戦となったCOLD WATER RUMBLE100で優勝しました。

100 mile men

    1. Yoshihiko Ishikawa (石川佳彦)18:39:27
    2. Uli Stuwe 19:07:04
    3. Carsen Kidwell 19:45:08

今回のレースについて石川はこう語っている。

■COLD WATER RUMBLE100について

100マイルトレイル初挑戦

そもそもアメリカに行くのは初めて。Youtubeで大会の様子を見て海外トレイルレース特有の盛り上がりやコースの雰囲気を楽しめればと思っていました。アリゾナ州フェニックスで開催されたCOLD WATER RUMBLEはいわゆる”走れるトレイル”と聞いていて、24時間走やスパルタスロンに比べれば距離も時間も短く、ガレ場やアップダウンさえ対応出来れば、優勝争いに加われるのではないかと考えていました。ただ、初挑戦の100マイルトレイルレースでありトラブルやケガで完走できないという事だけは避けたいと慎重に入りました。

*石川は、中国・ゴビ砂漠で開催されたゴビ国際100kmトレイルへ出場し3位入賞した経験はあります。

走れるコース


1周約32 kmの国立公園内のトレイルコースを5周。適度にアップダウンがあり、ほぼ歩く事なく走り切れました。足下はガレ場がほとんどで一部気持ち良くスピードを上げられる土や足を取られる砂場の区間がありました。コースマーキングもしっかりされていて、よっぽどの事がない限りロストの心配もありません。夜間が不安でしたが、ヘッドライトを点けていると、マーキングが光って昼間より分かりやすいくらいでした。1・3・5周目は右回り、2・4周目は左回りに走る設定になっており、同じコースを走ると言っても朝、昼、夜で見える景色も変わり、アメリカのトレイルの雰囲気を肌で味わえました。

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■レース展開

朝7時の薄暗い中のスタート。序盤はアメリカ人選手が先頭を引っ張り、二番手でレースを進めました。ただ、上り下りを物凄い勢いで走ってフラットになると極端にペースが落ち、走りづらさを感じていました。1周目は様子を見て、2周目から三番手の選手が前に出たので、それに合わせる形で二人がトップになりました。

この選手はフラットと下りは速いですが、上りになると歩いてしまい、どうも走りづらさを感じてしまいました。結局、2周目の半分くらいでペースを上げて、そこから独走になります。3周目終了時点で、かなり後ろを引き離せたと思っていましたが、最終的に2位に入った選手が3分差まで迫っていた時は、ロードのウルトラとは違うレース展開の難しさを感じました。

しかし、不安要素だった夜間に入る4周目、5周目のトレイルは寒いくらいに気温が下がった事もあり予想以上に走れ、リードを保ったまま勝つ事が出来ました。

■補給物など

昼夜の寒暖差激しいアリゾナ

昼間は20度以上に上がり、夜間は5度付近まで気温が下がります。約8kmに1回給水や軽食のエイドがあり、スタート地点に戻る32kmに1回個人サポートが受けられ、そこでヘッドライトやウェア、メインの補給物を受けとる形です。

基本的に330mlの腰に差せるタイプの給水ボトルとアスリチューン3個を持ってスタート。給水はエイドごと、アスリチューンは1周終わるごとに補充という流れにしていました。

ただ、トレイルは頭(脳)が疲れる印象でロードよりもエネルギーの消費が激しく、エイドではオレンジやチョコなど普段より多めに取りました。アスリチューンとの併用で内臓トラブルなどなかったのは良かったと思います。また、アリゾナは日差しが強く、太陽が近くでずっと照らされていましたが、アグレッシブデザインの日焼け止めをたっぷり使い、肌が赤くなる事もありませんでした。

■シューズについて

過去走ったゴビ国際100kmトレイルでシューズの重要性を感じており、今回はOnのトレイルシューズ「Cloudventure」以外履く予定はありませんでした。

ガレ場ではクッションがサポートしてくれ、下りではグリップの効いたソールが威力を発揮。軽さもあるトレイルシューズで全く問題なく走れました。普通のランニングシューズでは完走出来ていなかったと思います。

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■今後について

今回初めて100マイルトレイルを走らせていただいて運良く勝つ事ができましたが、もっと高低差の激しいテクニカルなレースに対応できる自信があるのかと言われれば、今は正直ありません。ただ今後、やり方次第ではアメリカのレジェンドランナーのスコット・ジュレクのようにロード、トレイルの両方で活躍できるような方向性に持っていけるのではないかという手応えも感じました。

色々なレースを走りたいですし、COLD WATER RUMBLEでは「スパルタスロンチャンピオンの日本人だろ?」や「YOSHI!!」と選手やエイドのスタッフの方に声を掛けていただき、走る事でこんなにも世界が広がっていっているという充実感がありました。もっと充実感を感じて走りたいですし、そう在り続ける為にはトレイルランニングというカテゴリーは自分の中に必要なコンテンツになるだろうなと思えました。本当に良い経験が出来た今回の初めてのアメリカ遠征、初めての100マイルトレイル。もっと強くなってもっと多くの景色と自分に出会ってみたいと思います。

 

*画像は石川さんとサポートの松島さんから提供いただきました。

冒頭紹介した大会について書いた記事も合わせてお読みください。

石川佳彦選手 スパルタスロン優勝〜本当の強さとは何か?と自問自答し続ける〜

調子が上がらない時どう戦うか。〜24時間走チャンピオン石川佳彦の言葉にヒントあり〜

24時間時間とケンカしても絶対勝てない〜IAU24時間走世界選手権優勝の石川選手の走り〜

 



過酷すぎた今年のハセツネ 完走率66.7%

今年のハセツネは厳しかったと参加したランナーは口にしますが、真夏の戻ったような暑さの中スタートしたのですから、走っていなくても過酷さは想像できます。

スタート少し前の時間帯にウルプロ練習会を織田フィールドで行いましたが、あまりの日差しの強さと暑さに熱中症リスクが非常に高いと判断しメニューを一部変更しました。

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特にハセツネは第二関門で規定の水分を補充できる以外は、スタート時に自分で持たねばならないため、今年は昨年以上に水切れや、脱水、低ナトリウム血症に苦しむ選手が続出するのではないかと思い、このような投稿をしました。

暑さで胃腸をおかしくすると、普段全く問題なく食べることができるジェルなどが全く受け付けなくなることは多々あります。そのために複数のタイプのエネルギー源を持つことをオススメしたのです。

速報は大会公式ページに掲載されています。

【第26回ハセツネCUP】速報

アクセス集中からなかなかページが開かなくなっているので、上位の結果を転載します。

男子

1 三浦 裕一 SAC 7:52:06
2 城武 雅 TEAM R×L 8:05:35
3 矢嶋 信 武蔵UMC 8:42:40
4 小原 将寿 ANSWER4 8:54:31
5 菊嶋 啓 8:56:30
6 牧野 公則 Salomon 8:57:07
7 伊藤 健太 9:02:41
8 細山 雄一 武蔵UMC 9:09:34
9 伊東 努 八百武 9:09:49
10 牛田 美樹 inov-8  9:11:31

 

 

女子

1 髙村 貴子 旭川医科大学 9:29:09
2 宮崎 喜美乃 TNF 10:06:10
3 立石 ゆう子 10:13:32
4 太田 美紀子 京都炭山修行走 10:38:07
5 吉田 広美 スカイトレイル 10:56:43
6 浅原 かおり 11:17:10
7 大庭 知子 11:24:38
8 久津間 紗希 Answer4 11:39:03
9 青木 奈和子 ウルプロ 12:07:12
10 關 利絵子 チーム八合目  12:07:30

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優勝した三浦 裕一選手

2位の城武 雅選手

3位の矢嶋 信選手

4位の小原 将寿選手

今回フィニッシュエリアで選手を待ちましたが、選手の到着が明らかに遅い。例年だと8時間を過ぎると次から次へとヘッドライトの明かりを揺らしながら選手がくるのですが、今年は中々こない。

今日予定があり、終電で帰らねばならないため、22時少し前に会場を出ましたが、出る直前に5位、6位の選手が飛び込んでくるもsub9は6人。例年の半分以下です。

この結果を見るだけで、どれだけ過酷だったのかが分かります。

2016年、2017年の結果と比較してみました。

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この表は男女合わせた順位を時間別に比較してみました。

9時間未満でゴールした選手は2016年12人、2017年14人でしたが、今年は6人と半減しました。

ハセツネランナーが狙う一つの指標である当日ゴールのsub11は例年100人前後ですが、今年は60人です。

例えば500位のタイムは2016年は14時間台でしたが、今年は16時間台です。

完走者数は1,577人と昨年より約150人、一昨年より約350人減少しました。なんと出走者の3人に1人がDNFという結果になりました。

今回多数のウルプロメンバーが走りましたが、青木さんが総合9位 20代1位に入り、岩崎さんが男子TOP50に入りました。

(撮影:遠藤さん)

今回、暑さが選手を苦しめたのは間違いない事実ですが、具体的にどのような状態になったのかなどを後ほど記事にしようと思います。

スタートしたランナー全員が素晴らしいチャレンジャーです。お疲れ様でした!



ウルプロメンバー疾走〜OSJ安達太良山トレイル50K〜 後編

ウルプロメンバー疾走〜OSJ安達太良山トレイル50K〜

 前編から続く

かなり過酷なレースでしたから、みんな心身ともに疲弊していたと思いますが、そのような状況でも、このように周りを気遣えるランナーは素晴らしいと思います。

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良い機会なので、三人に、自分が前のランナーに追い付いた時と、後ろのランナーに追い付かれた時に、どうするか?を質問しました。

岩崎さん

◼️前のランナーに追いついた時

シングルで追いついて抜きたい場合は、しばらく後ろを走り一声かけます。

「抜かせてもらってもいいですか?」「抜かせる場所で抜かせてください。」など。抜く際は「ありがとうございます!」と一言お礼をいいます。

◼️後ろから迫られた際

後ろから来られた場合は、「抜きますか?抜きたい時は言ってください。」と必ず声かけます。抜かれ間際に「頑張ってください!」と一言声援送ります。

順位争いの中では自分の得意なパートでプッシュして差を広げます。

今回下りは非常に滑りやすかったので下りはある程度前とのスペースをあけて前のランナーが滑って転んでも巻き込まれないよう気をつけました。相手への配慮と同時に自分も怪我をしないためです。

ロストするまでは前を追いつつ後ろから追いつかれないよう、後ろのランナーに自分の存在を気付かれないよう見通しの良いところはなるべく早く通り過ぎるよう気をつけました。

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石澤さん

◼️前のランナーに追いついた時

シングルトラックで抜きたい場合は、抜けそうな地点まで付いて行き、右側から抜かさせてください、などと声をかけますが、譲ってくれる方が圧倒的に多いです。

◼️後ろから迫られた際

後ろから私よりも明らかに速いスピードで追いつかれた場合はすぐに譲ります。じわじわ追い上げられてるときは、追いつかれる前に私もスピード上げて状況判断します。この場合、私を抜いてから、ペースを下げられてしまうと、また抜くのにパワーを使いますし、抜かれた後に大したことない上りで歩かれたりすると、私も歩いちゃえ、って弱気になってしまうからです。あまり、走力が変わらないとわかれば、追われているプレッシャーで走った方が意外と走れて、リズムが良くなります。

それと当たり前ですが、抜くとき、抜かれるときには、トレイルから外れないことを意識しております。今回のレースでは、花を咲かせた植物が多く見られ、走行していたら蹴ってしまうんではないかという箇所もありましたが、私の前に30人近く走っているのに、無傷な花を見て、みんな注意しながら走っているんだと改めてマナーの大切さを感じました。

青木さん

◼️前のランナーに追いついた時

安達太良山は熊鈴をみんなつけているので、大概の人が後ろのランナーに気がついて道を譲ってくれました。その時にはお礼を言って脇を通らせていただきます。ただ、今回は1人だけイヤホンをしてるランナーがいたので、その時は声をかけて道を譲ってもらいました。

◼️後ろから迫られた際

私は走っている時に後ろにつかれるのが苦手なので、登りの際は特にすぐ道を譲ってしまいます。”先行ってください!がんばです!”と声をかけるようにしてます。実際心の中では、絶対下りで追いついてやるってメラメラ燃えています笑

安達太良山あたりは普通の登山をされてる方も多くいたので、2.3人で走って1番前の時はウルプロ練の時のように、(ハイカーさんきます)の声かけや、道を譲っていただいた際には(ありがとうございます!)とどんなにきつくても笑顔で返すことを心がけていました。

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フラットなロードだと中盤以降同じようなペースで走るランナーは同じような走力ですが、アップダウンのあるトレランの場合はトータルで同じようなタイムでゴールする力を持っていても、上りが得意、下りが得意、走れる区間が得意、走れない区間が得意。など得意区間も違うし、苦手区間も様々です。

シングルトラックで後ろから明らかに速いランナーが迫ってきたら道を譲るのが安全面からも大事なことです。そして譲られたランナーは、それが当たり前と思わないで一声かけて抜いていったら、お互い清々しい気持ちになれるでしょう。

私自身、後ろに付かれるのは嫌いなので、足捌きなど音で判断して明らかに速いランナーなら、安全に抜いてもらえる場所で道をあけます。そのようなランナーだと後ろを追いかけると、こちらの走りもよくなることあります。

また自分がサボっていて追い付かれたなら気を取り直してペースを戻すことができれば、復活のきっかけになったりします。

抜かれる際には、ほとんどのランナーが声がけしてくれます。「ありがとう!」など単語であっても一言あるとないとでは気分が違います。

キツイ中でも、周りを思いやれる心に余裕を持ったランナーは、カッコ良いと思います。

岩崎さんはこのようにも話しています。

「今回道中たくさんのランナーと話したり、励まし合いながら走れ、たくさんコミュニケーション取れたので非常に楽しかったです。」

 

山では安全面からもコミュニケーションは非常に大事なことであるし、楽しいレースだったと終われるかどうかも変わってくると思います。

(写真提供:大辻あゆみさん、岩崎敏之さん、石澤毅士さん)

ウルプロメンバーの活躍の一部をまとめた記事はこちらです。

合わせてお読みください。



ウルプロメンバー疾走〜OSJ安達太良山トレイル50K〜前編

9月2日に福島県で開催されたOSJ安達太良山トレイル50Kにウルプロメンバー3人が走りました。

路面状態が悪く参加者を苦しめたようです。

  • 距  離 55km(ウルプロメンバーの測定値は52km前後)
  • 累積標高 3,850m(ウルプロメンバーの測定値)
  • 制限時間 15時間

リザルト

完走率 55.7%(完走者 248人/出走者 445人)

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ウルプロ3人のタイムと順位

445人が走って岩崎さんが20番目、石澤さんが27番目、青木さんは39番目(女子総合優勝)にゴールしました。全員が上位10%に入ったのだから凄いことです。

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3人のレース後の感想です。

岩崎さん

UTMFのポイントを取るために落とせないレースであると同時にハセツネに向けての力試しとしてタイムと順位にこだわったレースでした。

前日までの雨で地面はぬかるみ、ツルツルドロドロでしたが思い切り攻めました。

絶対に潰れてリタイアしてはいけないレースの中でギリギリのところで攻め続けるのはかなりキツかったです。

試走に行って登り降りの感じは分かっていたのでどこまで続くか分からないという精神的なキツさは無かったのですが、最後の登りで川を渡るという記憶があったので途中の分岐でコースロストしてしまい悔しい結果になりました。

石澤さん

今年4月からトレランを開始し、普段はロードとトラックで練習しているので、前日の雨でぬかるんだコース、藪漕ぎを初めて経験し、何度も転倒し傷だらけのレースとなりました。天候は涼しかったのが救いでした。今まで参加したトレイルのレースはすべて暑かったので・・・。(参考 石澤さんは、前週の筑波連山天空トレイルロング完走してます。)

レース展開ですが、レース前は前半抑えて後半にペースを上げ、私よりも前を走っているであろう同チームの岩崎さんに追いつければいいなと考えておりました。実際には18km(船明神山)くらいまでは予定通りに進んでおりましたが、ぬかるんだコースと藪漕ぎで余計な力を使ってしまったのか急に疲れが出始めてしまい、ペースダウン。

定期的にジェルは摂っていましたが、空腹感が治まらず力が入らなくなったり、身長が高めの私は藪の中を低い姿勢で走ることが多かったことで腰痛やいつもと違うところが痙攣するなどトラブルはありました。

ロングレースはこういったトラブルをどのように対応し、復活できるかが醍醐味だと考えておりますので色々と模索しながら走っておりました(ジェル投入間隔を早めたり、水で冷やしたりしました)。

途中で心折れたときもありましたが、レース参加者と雑談しながら走っていたら少しずつペースを戻し、なんとかゴールできました。

今回の反省点は、次回のレースに活かし、最終的に今年の目標であるハセツネカップにつなげていきたいと思います。

青木さん

もともとはUTMFへのポイントレースとして、またハセツネなどの山岳系レースへの練習として、’無事故・無怪我・無事完走!”を目標としていました。

そのため、安達太良山トレイルは最大限丁寧に走ることを心がけていました。

レース展開ですが、スタート直後は渋滞にはまり、11km地点で女子5位。エイドはパスして、前を追いました。

大好きな下りが攻められない中で、登りを粘って順位を上げることができたのは、第1エイドで女子5位だったのが相当悔しかったからだと思っています。。

そこから先はいつも以上にレースに集中して、ペースとリズムを落とさないように意識しながら走りました。

 

青木さんは昨年6月に入会後にフォームを変えることで、持ち前の身体能力を生かし、スピードも持久力も急速に伸び、2017年 平塚12時間走優勝(大会記録)、斑尾フォレスト 2位、神宮外苑24時間チャレンジ 3位、チャレンジ富士五湖100km 4位 とロードでもトレイルでも結果に繋がってきました。

本人も書いてるとおり、青木さんはかなりの負けず嫌いで、練習会でも自分より速い男性メンバーに負けたくないと追いかけます。今回も女子1位というより、前を行く岩崎さんと石澤さんを必死に追いかけていたのが目に浮かびます。。

二人ともサブ3ランナーで、ロードの走力を生かしてトレランでもグイグイ力をつけているメンバーですから簡単には追いつかせてくれません。

水曜日の練習会で青木さんと話したら、「岩崎さんに1時間以上差を付けられたのが悔しい!」と笑いながらもメラメラしていました。

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また、昨年の富士登山競走の五合目から北麓公園に走って帰る際にたまたま一緒に話しながら走った小林遼志さんは今回19位と岩崎さんの前でゴールしましたが、ウルプロメンバー三人と接点があったようです。

小林さんはこのように話しています。

「青木さんとは帰りのバスと電車が一緒で少し話しました。

石澤さんとは序盤〜中盤にかけて似たようなペースで進み、何度か言葉を交わしました。

CP2で多分トイレに入られてる間にこちらが先に出発して、その次はゴール後に挨拶しました。

岩崎さんはCP3を過ぎてラストの登りの終盤でこちらが追いつき、追い越しのできない狭い道でしたがすぐに譲っていただきました。なんでもロストして時間を食ってしまったとのことでがっかりされてました。

先に行かせてもらいましたがゴールは僅差でした。そこで譲らずにガードされていたら順位が変わってましたね。フェアな選手でした。

お二人とチャンピオンの青木さんによろしくお伝えください!」

 

三人も小林さんのことをよく覚えていました。

石澤さん

下りの滑りポイントで道を譲っていただいた方です。確かにエイドでゆっくりしていたら、かなり離れてしまいました。とても優しい方でした。

岩崎さん

ロスト後、戦意喪失してペースあげられなくなってる時間帯の出来事、小っ恥ずかしいですね。

「抜きますか?抜きたい時言ってください」と声かけたところ「いいんですか?この終盤に来て申し訳ないです。」と抜き間際に気遣っていただきました。たぶんこの方かなと思います。彼も素晴らしい選手でした。

 

かなり過酷なレースでしたから、みんな心身ともに疲弊していたと思いますが、そのような状況でも、このように周りを気遣えるランナーは素晴らしいと思います。

良い機会なので、三人に、自分が前のランナーに追い付いた時と、後ろのランナーに追い付かれた時に、どうするか?を質問しました。

(写真提供:大辻あゆみさん、岩崎敏之さん、石澤毅士さん)

後編に続く

ウルプロメンバー疾走〜OSJ安達太良山トレイル50K〜 後編



ポイズンリムーバー初めて使用〜wingleイベント〜

日曜日はチャレンジsub4セミナーを開催しました。

sub4狙う22人のランナーとの充実した2時間

その前日の山の日は、wingle山の日イベントのお手伝いで久々に山に入ってきました。

このイベントは打越さん、吉田香織さんの主催です。2人にはいつもお世話になっていますので、日程の空いてる時は時々お手伝いしてます。

昨年までは100km以上のトレランレースを年2回ほど走っていましたが、今年はロードの長いウルトラマラソンを走ることにしたので現時点トレランレースはエントリーしていません。元々、山に近いところで生まれて育ったので、山は大好きですから出たい気持ちはありますが、今年は良いかな。って思ってます。

そんなことで久々の山になったのです。

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今回のコースはこちらです。

距離的には20km弱と短いですが、非常に暑いので参加者の体調管理に気をつけないといけないと気を引き締めてのサポートになりました。

ウルプロメンバーも5人参加していましたが、その3人とシューズを撮影しました。

私は昨年のモデルのサロモンS/LAB SENSE6 SGです。今年初めてトレランシューズを履いたかもしれません。

ザッグは最近気に入っているルナークスで買った黄色のザッグです。

サポートカーが何箇所かでドリンクや補給食の提供をしてくれるので、nakedランニングベルトだけでも大丈夫ですが、サポートで使うかもしれないと、アスリチューン・エナゲインや、経口補水パウダー、スマッシュウォーターshotoneなど少し多めに持っていきました。例えばガス欠や、脱水などありえます。またテーピングやポイズンリムーバー、塗り薬などは必携です。その他レインウェアやサバイバルブランケット、ライトなど持つにはザッグが必要になります。

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3つのグループに分かれて、私は真ん中のグループで吉田香織さんのサポートで最後尾を走りました。

低山ですが、木々に覆われた山は直射日光を避けることができます。ハイカーも少なく吉田香織さんがトレーニングで使っているコースです。

直射日光は浴びなくても湿度が高く、多くの参加者のパンツから汗が垂れているのを見て、脱水や熱中症が心配になり、サポート地点で、参加者に水をかけたり、塩分補給のタブレットだけではなく、梅干しや漬物を食べるようにアドバイスしました。タブレットは種類によりますが、ナトリウムはたいして入っていません。今回のように汗をかいた時には梅干しなどオススメです。

そしてしばらく走ると、前から何回かイベントでお会いしてる方が私の方に戻りながら私を呼ぶので何事かと思ったら右肘あたりを蜂に刺されたようです。

確認するとまださほど腫れていないが、刺された場所は分かるのでポイズンリムーバーで吸いだしました。そしてサポートカーのところで水で洗い流してもらい、それから薬を塗りました。

かなり痛かったようですが、しばらくして聞いたらだいぶ痛みは治まったと話していました。(念のため病院に行くと話していました。)

ポイズンリムーバーは第一回UTMFに出る時に必携品だったので購入しましたが、初めて使いました。もちろん自分の腕で練習したことはありますが、今回もすぐに出せる場所に入れていたので素早く対処できました。

また、足攣りしてしまった方や、脱水による気持ち悪くなりかけた方などと最後尾からゆっくりと進みました。

そのような状態だと、持参した経口補水パウダーやスマッシュウォーターは結構効きました。

中にはザッグどころかポーチも持たずに水分補給が足りずに足攣りしちゃった方もいますが、持っていたドリンクを渡すだけではなく苦言混じりのアドバイスもしました。

大きな事故もなく無事イベントは終わりほっとしました。

今回も私の記事を読んでいる方が結構いて嬉しかったです。

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話は戻って最後尾を走りつつ、登りはどう走れば楽に進めるか?など自分なりにチェックしました。また久々のトレランでしたが、滑りやすい下りも、爪先から拇指球辺りで路面に突き刺すように接地すると滑りにくいことを思い出し、そんな走りをしながら走ったので楽しかったです。

電車で行くと遠いけど、車だと近いのでまた行ってきます。

ウルプロメンバーも楽しかったと話してます。

話は変わって最近疲れた日の夜にはCCだけではなく、アイス・スピードキュアを飲んでいます。

冷凍庫で凍らせてキンキンに冷やすと美味しいです。

こんな感じのシャーベット状になります。

暑い時期には是非試してみてください。

アスリチューンの販売ページはこちらです。



危険と感じるかは個人差があるが今回のはマズイと感じた。

最近トレイルランニングに関して、いくつか嫌なニュースや出来事がありました。それらは大きく報じられていないのにも関わらず多くのトレイルランナーに伝わり、私と同じく嫌な気持ちになった方は少なくないでしょう。

これらはモヤモヤ感が残る出来事です。

(画像は本文とは無関係です。)

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□トレラン大会妨害行為多発

最近トレラン大会で案内看板の向きを変えられたり、外されたりの妨害行為があったことをSNSで何回か目にします。

ウルプロメンバーが3位で走っていたけど、多くの上位陣が集団ロストでメンバーの総合入賞が消えたなんて残念なレースもありました。

自分に置き換えたらかなり悔しい。

最近目にしたのは埼玉県の大会ですが、六甲などでもあったようですし、結構目にします。

どのような考え、立場の方がしているかは分かりませんし、想像で書くべきではありませんが、“当該大会”か、“トレラン大会”、もしくは“トレイルランニング自体”に反対しているかのいずれかであることはほぼ間違いないでしょう。

考え方や価値観は様々ですが、場合により重大事故に繋がることなので絶対にやめて欲しいです。

□なぜ妨害行為をするのか?

しかし、なぜ妨害行為をするほど反対しているのかを考えると、その方にとって何かしら腹に据えかねることがあったのでしょう。

自分、家族、友人などに危険を与えかねない行為、自然を大事にしている方からすれば自然破壊に繋がる行動などあったのかもしれません。もしかすると逆恨み的なことかもしれませんがそれは分かりません。

よく聞く話は、大学生か同世代の陸上競技者らしきウエアのランナーが練習の一環として、トレイルを走りハイカーなどの近くを猛烈なスピードで駆け下りたりするという話です。彼らはそもそも山のルールを覚える気もなく、見かねた方が注意しても聞く耳を持たないなどの投稿を見たことあります。

ただ本当にそのような学生だけでしょうか?

私は違うと思います。いわゆるトレイルランナーが混雑した東京近郊の山の下りをスピード上げて走っているのを見たこともあります。

□トレランのマナーアップ啓蒙活動

(画像は本文とは無関係です。)

この問題が中々うまく行かないのは、危ない走りをしているランナーに、注意をしたとしても、法的な強制力など大半の場合はなく、相手が聞く耳を持たなければ手の打ちようがありません。

競技場やランニングクラブであれば、ルールを守らない人を出入り禁止にすれば良いのですが、そういうわけには行きません。

そして危険な走りをした本人がケガをしたのなら自業自得ですが、他人にケガをさせる可能性もあります。その場合は加害者として罪を背負うことになりますが、トレイルランナーが気になるのはそのような事故が多発すると、トレランが規制されるリスクがあるからです。

そのような状況に危機感を感じたプロトレイルランナーやトレラン業界に関わる方々が団体を立ち上げ、トレイルランナーへのマナーアップなど呼びかけているのが今の現状です。この活動は徐々に浸透しているのではないかと思っていましたが、そうでもなかったのです。

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□某山でのショッキングな動画

最近、あるショッキングな動画を見ました。

一人の男性ランナーが、狭い登山道を、登山者にぶつかるのではないかという至近距離をハイスピードで駆け下りているのです。もちろんそれを撮影した仲間もいるわけです。その方はその動画をアップして色々解説をしているのです。

登山道を走ることは、禁止されていませんから、登山者などがケガをしなければ法的な罪に問われることはないでしょう。

ただ、私たちの日常生活は法律のみで動いているわけではありません。山においても登山者のルールはあります。そのルールは山でケガをすることは死に直結することから、それを防止するために作られたお互いの命を守るための共通認識です。

そのルールを知らなくても、狭い急斜面をたくさんの登山者が登ってくる中を、止まることができないようなスピードで下れば危ないと通常の感覚の持ち主であれば分かります。

登山者が近くにいるのなら安全に通過することはマナー面だけではなく、お互いの生命を守るためにも必要なことですが、この方は登山者が驚くような行動をしてしまったのです。

その登山者が驚いたのか怒ったのか、振り返っている姿も動画に写っていますが、この登山者の方々はトレイルランナーのことをどう思い、周りにどう話すでしょう?

決してトレイルランナーは凄いスピードで私の近くを通り過ぎてカッコよかった!!惚れ惚れした!!とは思わないでしょう。

□減速すると転ぶ?

この動画の危険行為に対して、良識あるトレイルランナーや登山家と思われる方から、その方に向けて注意する趣旨のコメントをしたところ「減速すると転ぶから、スピード落とせない」と答えたようです。

そもそも自分でコントロール出来ないスピードで登山者にぶつかったら確実に重大事故に繋がります。

もし登山者を死亡させるような事故を起こしたら、本人が法的制裁を受けるだけではなく、トレイルランニングへの社会的な捉え方は今までにないくらいネガティブなものになるかもしれません。

○○すれば□□になるかもしれない。

□□になれば自分は△△になってしまう。

といった想像力を通常の社会生活を送っている方々は考え、行動していますが、現実にそのような想像力が欠如している方がいるの現実です。

例えば、車道を片手でスマホを操作し、見ながら、耳にはイヤホンつけて音楽聞きながら自転車に乗っている人もいます。なぜそのようなことができるのかを考えると想像力が欠如しているからです。

□経験豊かなランナー

この方とは面識ありませんが、情報によると、トレラン経験も豊富で、レースで上位に入るなど実力者のようです。また年齢的にも二十歳そこそこの社会経験の少ないランナーではありません。

本来であれば、現在のトレランが置かれた状況を考え、どうすればトレイルランナーがハイカー・登山者など山を愛する方々とうまくやっていくかを模索するべき立場の方だと思います。

□危険な行為への認識の希薄さ

よくトレイルランナーから「自分は危ない走りをしていないし、気をつけている。」という言葉がありますが、ハイカー側から見ると結構危ない走りをしている方はいます。

今回も、本人自身、周りに危害を与えるような危険な走りをしている認識を持っていないのは明白です。もしそうであれば、その証拠になる動画を全世界に発信などしないでしょう。

おそらくこの方にとっては、今回の動画に映った登山者と接するか接しないかの距離感はセーフティーゾーンなのかもしれませんし、スピードを出しても100%接触するとは思っていないのでしょう。

ですから、この動画を見て唖然としたトレイルランナーが何人も注意換気のコメントを書いても、言われなき文句を言われていると感じて、そのコメントを削除してしまっていました。

またこの方の正義・主張があるのかもしれません。

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□今回の件で分かったこと

危ない走りをしていると思わない方に対して、危ないからやめてください。と伝えても平行線でしょう。

今回の動画はトレイルランナー・登山者問わず10人見れば9人は相当危ないと思う危険レベルですが、そう思わない方もいるのです。

また今回ほどではないにしても危ないと思うスピードや距離感はほんと様々です。

少し上で書いた、自分は危ない走りをしていないと話す事例もこのような主観の食い違いが要因です。

本来は山は自己責任で無理してケガすれば本人が痛い目を見るだけですが、トレランに関しては、社会の目が厳しく、事故や苦情が相次げば、トレラン規制されてしまうという、安全やマナーに気をつけているランナーには不条理な状況なのです。

今回Facebookのトレイル関連のグループページなどへコメントした方は、トレイルランニングを続けることが出来る環境を守ろうと一生懸命だったと思います。

これはマズイと感じたのでしょう。

安全やマナーを守れないトレイルランナーもいれば、しっかり守るトレイルランナーもいます。

今回の動画を見て、これだからトレイルランナーは危険だ!とかマナーが悪い。と登山者から言われたら全く反論できません。

ただ、トレイルランナーの危機意識が低いとかマナーが悪いのではなく、そもそも危機意識の低い方、マナーの悪い方がトレランしてるだけだと私は思います。

今回、声を上げた方のおかげで、多くのトレイルランナーの目に触れ、また危険な走りをした本人の知り合いの目にも止まり、本人に反省を促しInstagramの動画は削除されました。

ただし、本人の反省有無に関わらず、動画で振り向いた登山者だけではなく、多くの登山者がトレイルランナーは非常に危ない存在と思い、家族や仲間に話していくでしょう。また規制を検討する立場の行政関係者の目に止まっているかもしれません。そのくらい大変な事態だと私は感じています。

本来、組織化されたスポーツであれば、その選手に対して厳重注意など色々な対応がとれるでしょうが、現時点ランナーレベルではほぼ組織化されていないので、まだまだ機能されていない状況です。それでも複数ある連盟・協会でできることはあります。

現時点の結論として、様々な考えをもつ個人であるトレイルランナー全てに、いわゆる山を走る上でのルール・マナーを守ってもらうことは難しいでしょう。そもそも罰金や免許取り消しなど罰則のある自動車やバイクでも違反者がたくさんいるのですから・・・。

今できることは、『大半のトレイルランナーは良識を持った山が大好きな人ばかりなんだ。』と登山者やハイカー、そして行政に認識されるよう一人一人が行動することだと思います。

今回は動画をアップした方について触れましたが、これは全てのトレイルランナーが意識すべきことだと思い記事にまとめました。

 

トレイルランニングで怖いもの〜リスクマネジメントの観点から考察〜



OSJ ONTAKE100 開催審議中!

OSJ ONTAKE100の大会Facebookページに、今週開催予定の大会について審議中との投稿がありました。

(昨年のレース中に撮影したコース)

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引用します。

梅雨前線の影響により、

開催地の王滝村が災害に見舞われております。

現在、OSJ ONTAKE100が開催可能かどうか、

王滝村の役場にて、審議中です。

近日中に、開催有無を大会サイトFacebookにてお知らせいたします。

誠に恐れ入ります。

今しばらくお待ちくださいませ。

OSJ ONTAEKE 100 大会事務局

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今回、中国地方を中心にした豪雨被害は西日本に甚大な傷跡を残していますが、長野県でも被害が出ています。

長野県 豪雨 で検索すると朝日新聞デジタルのニュースが目にとまりました。引用します。

長野・王滝村で村道が崩落 孤立した住民らをヘリで搬送

2018年7月8日18時28分

「8日午前8時10分ごろ、長野県王滝村で王滝川が増水し、村道(幅約5メートル)が長さ約60メートルにわたって崩落した。村によると、この影響で、村道が通じる同村滝越地区が孤立。村の要請を受けた県消防防災ヘリコプターが午後2時ごろから、同地区住民16人、外国人観光客2人、発電所の従業員1人の計19人を村の中心部に搬送した。」

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まさしく大会が開催される王滝村です。

どのような判断になるかは分かりませんが、エントリーをしている方は注視してください。

私は、2016年、2017年と走りましたが、コースの大半は山を切り開いて作った林道ですから、大会中にコースや、コース横の岩肌が大量の水を吸ったことで崩落するリスクはかなり高まっているでしょうし、そもそも大会を支える地元の方々にとってはそれどころではないかもしれません。

この大会にエントリーした参加者の中には、UTMFやUTMB参加に必要なITRAポイント獲得予定が、中止により狂ってしまう方もいるでしょうが、自然の中を走るトレイルランニングにおいては仕方がないことです。

今回複数のウルプロメンバーが上位入賞を狙えると思っていたので、中止になれば本人も残念でしょうが、私も残念です。

実際、エントリーしているランナーも、応援している家族や友人も、主催者も、地元の方々もみんな残念な気持ちで一杯でしょう。

ただ、仮に中止になっても、この大会に向けて頑張ってきたことは次に繋がります。

王滝村の早い復旧を願います。

◻︎関連記事

OSJ ONTAKE100km  2017年はITRAポイントは4に減少  累積標高激減



デジャブかと思った!?〜アスリチューンサポートランナーの活躍 二週間で8大会で優勝〜

昨日、Facebookの過去のこの日を見たら昨年このような投稿をしていました。

記事はこちらです。

アスリチューンサポートランナー大活躍   〜飛騨高山ウルトラマラソン、ゆめのしま、スカイスピード日本選手権、菅平スカイライントレイルランレース42k&21km

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昨年はこのような結果でした。

□飛騨高山ウルトラマラソン100km

優勝 石川佳彦

□ゆめのしま4時間走

2位 後藤大樹(ウルプロメンバー)

□2017日本選手権(スカイスピード)

優勝 渡辺良治
3位 吉野大和

□菅平スカイライントレイルランレース42k

2位 牛田美樹
年代別2位 福山寛乃(ウルプロメンバー)

□菅平スカイライントレイルランレース21k

3位    吉野大和
5位    藤  飛翔

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昨年と少し日程が少しずれている大会もありますが、今年はこのような結果となりました。優勝のみ掲載します。

2018年

□飛騨高山ウルトラマラソン100km

優勝 石川佳彦

□夢の島4時間走(個人の部)

優勝 後藤大樹(ウルトラプロジェクトメンバー

□2017日本選手権(スカイスピード)

優勝 渡辺良治

□スリーピークス八ヶ岳トレイル38K

優勝 牛田美樹

□八重山トレイルレース ショート20.86km

優勝 原 智美(ウルトラプロジェクトメンバー

さらに一週間前の優勝者を加えるとこのようになります。

□夢の島6時間走(個人の部)

優勝 楠瀬祐子選手

□びわ湖バレイスカイレース

優勝 星野和昭選手

□上州八王子丘陵ファントレイル(24㎞)

優勝 牛田美樹選手

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しかし二週間でアスリチューンサポートメンバーと、アスリチューンを使用しているウルトラプロジェクトメンバーが8大会で優勝しているのは凄いことだと思います。

優勝以外にも奥武蔵ウルトラで女子総合6位入賞したあけみさんもいますし、私も夢の島6時間走で3位入賞しています。

なぜ、アスリチューンユーザーがこれほど活躍しているかと言えば、過酷な状況でストレスなく飲めるということです。

特に優勝争いともなれば自分との戦い以外に、ライバルとの戦いに勝たねばなりません。力の差がほとんどないトップ争いにおいてストレスなく補給できるということは大きなアドバンテージなのです。

来週開催のサロマ湖ウルトラマラソンにもアスリチューン・サポートランナーが出場します。昨年優勝の板垣選手、世界選手権日本代表の外池選手、チャレンジ富士五湖4連覇中の楠瀬選手、それ以外にもアスリチューンを手に取り上位入賞を狙う選手が何人もいます。

また、サロマ湖ウルトラマラソン出場者限定で、アスリチューンを少しお得に購入できるよう期間限定の応援企画を開催します。

こちらは明日おしらせします。

 



50代でも自己ベストを出すために No.11〜ウルプロメンバー100マイルトレランレースで総合4位〜前編

発表後に多くのランナーのFacebookフィードを占拠した全日本マラソンランキングの冊子を見ると、男性30歳の100位は2時間43分25秒で、男性40歳の100位は2時間49分12秒です。そして男性50歳の100位は2時間56分13秒です。

何が言いたいかというと、30歳から40歳、そして50歳になると一般的傾向として体力は落ちるということです。

マラソンランキングの数値を持ち出さなくても、会社や得意先、家族、友人など見ればわかると思います。

何もしなければ身体は加齢により衰えていきます。もちろん50歳からランニングを始めて2、3年のランナーであれば、続けるだけでもタイムは面白いように伸びますが、同じことをしていれば徐々に伸びは鈍化し、いつしか横ばいになり、ある時から落ち始めます。

その時どう思うかで、その後は決まります。40歳後半なんだから仕方がない。50代になったら自己ベストなんて無理。。など諦めたら、モチベーションも下がり一気に落ちていきます。

逆にそれまでの人生経験を生かして、自分には何が足りないのだろう?何をしたら良いのだろう?と考え、決して諦めないランナーは再び自己ベストを出しています。

自分はまだ出来ると信じることとは非常に大事なことですが、もう一つ大事なことがあります。

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それは何かが変わらないと難しいということです。それまでもいろいろ模索し、実行してきたランナーが行き詰まっているわけですから、同じことをしていたらその壁を越えることが出来ないばかりか、落ちないような壁に必死に張り付いてる状態になります。力尽きたり、気を抜いたら一気に壁から転がり落ちます。

その壁の高さや傾斜そして表面は様々です。低い壁でも掴み所がないツルツルの表面だと登れませんが、直角に切り立った壁であっても掴むところや、足場があれば登れるかもしれません。

その掴み所や足場になるようなヒントを見つけることが出来れば、何度も越えることが出来なかった壁を越えることが出来るかもしれないのです。

そのヒントになればと50代になってもタイムを伸ばしているランナーが行なっていることを紹介しています。

50代でも自己ベストを出すために大事なこと。

今回はウルトラプロジェクト・サポートスタッフの渡辺邦久さんの事例を紹介します。

渡辺さんはコース短縮によりショートレースになってしまった第5回UTMF以前の4回を全て二桁順位で走り優先エントリー権を持ち、またハセツネサブ10やUTMB完走など特に長くテクニカルなトレランを得意にしているランナーです。

その渡辺さんはここしばらく不調が続きましたが、例年完走率が極めて低い難易度の高いトレニックワールド100mile &100km in 彩の国100マイルの部で総合4位に入ったのです。

この結果には、「何が変わったの?」と周りは驚いていました。

その辺りについて紹介していきます。

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□大会結果

参加大会 トレニックワールド100mile &100km in 彩の国(100マイルの部) 距離 162.0km  累積標高 9,190m
完走率 19.4%(出走者191人 完走者37人)
リザルト タイム 30時間32分34秒 総合4位 年代別1位

□去年のレース展開

昨年は100キロの部に出場。膝を痛めていて鍼で誤魔化して走りました。膝はなんとか最後までもちましたが、練習不足と暑さで24時間近くかかってゴール。その時は100マイルを完走するなんて絶対に無理と思いました(100マイルの100キロ関門時間は22時間)。

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□今年のレース展開

彩の国のコースは8の字でマイルは北51キロを1周、南55キロを2周します。

【目標】北8時間、南①12時間、南②13時間の計33時間(制限時間は35時間)

【結果】北8時間、南①11時間、南②11.5時間の計30.5時間

北はほぼ目標通りのタイムで走りましたが、時期的にカラダがまだ夏仕様になっていなかったため暑さがかなり辛かったです。

南①は夜間で風も強かったため涼しく走りやすかったです。クラブの仲間と前後して楽しく走れました。先が長いのでオーバーペースにならないよう抑えて走りましたが、それでも予定よりも1時間早くサンピアに到着しました。

そこまでは順位を気にしていなかったのですが、サンピアで応援に来てくれたクラブの仲間から年代1位、総合11位と聞いてビックリし、疲れもどこかに吹き飛びました。

南の2周目も元気いっぱいにスタートしました。しかし3時半ごろだと思いますが、113キロの桂木エイドを出たあたりから猛烈な睡魔に襲われ、125キロ西吾野駅付近で後続の選手に抜かれるまで2時間くらい寝ながら歩いていました。

僕を抜いた選手はペーサー付きで僕の走りたいペースよりも速かったのですが、残り35キロだったので少し無理をしてついていきました。

130キロ子の権現で時計を確認するとバッテリー切れで液晶が真っ黒(苦笑)。ただもう完走は確信していたのであまり気になりませんでした。後は最後までしっかり走りきるだけ。西吾野駅から引っ張ってもらっていた選手を142キロ天覚山でパスして、最後のエイドがある153キロ桂木観音で4位の選手と入れ替わりました。

桂木観音から合流した100キロの選手達もどんどんパスして元気いっぱいでゴール!

今回7度目のマイルでしたが、こんなに最後までしっかり走りきれたのは初めての経験でした。

51歳にして自己最高順位(総合4位、年代1位)、自己最高パフォーマンスを発揮したレースとなりました。

□こんな楽に100マイル走ったのは初めてと感じた理由

自分でも不思議なのですが、一番キツかったのが最初の北で、一番楽で楽しかったのが南①、最も攻めたのが南②の後半でした・・・。

後編に続く

50代でも自己ベストを出すために No.11〜ウルプロメンバー100マイルトレランレースで総合4位〜後編

□画像提供 渡辺邦久さん他