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石川佳彦 世界一過酷なバッドウォーターウルトラマラソンで史上最速タイムで優勝

石川佳彦バッドウオーターウルトラマラソンで優勝〜Badwater Ultramarathon史上最速タイム〜

石川佳彦バッドウオーターウルトラマラソンで優勝〜BADWATER ULTRAMARATHON史上最速タイム〜 

こちらは、先日書いた記事です。合わせてお読みください。今回33回の開催になったこの大会の歴代記録など掲載しているので、石川選手の記録がどれほど突き抜けているのか分かると思います。

今回は、どのくらい過酷なのか想像もできないようなレースを、どのような準備をして走ったのか、イメージできるよういくつか質問しました。

(画像提供:石川佳彦)

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バッドウォーターについて

(画像提供:石川佳彦)

2016年に100km以上の距離に本格的にチャレンジするようになってから意識していたレースでした。

気温50℃の中を217km、獲得累積標高約4000m。

その過酷さからサポートカー1台とサポートクルー2名以上の帯同が義務づけられているほどです。

わざわざアメリカまで行って中途半端な走りはしたくない、年明けから半年間バッドウォーターに照準を合わせ、徹底的に走り込んで本番を迎えました。

ただ、どれだけ練習を積んで、どれだけ調子が良くても50℃の世界は想像もつかず不安は消えませんでした。しかし、レース3日前にデスバレーに到着してから日ごとに少しずつ暑さに慣れている感覚があり、勝負出来ると思えてきました。

レース展開(序盤)

(画像提供:石川佳彦)

夜11時にレースがスタート。昼間よりは陽が出ていない分、過ごしやすいですが、それでも走り始めて10分ほどで喉の渇きを感じるようになりました。喉が乾いて水が飲みたいというよりも喉が乾燥して息が出来なくなりそうだから水で喉を湿らせたいという表現が適切かもしれません。サポートクルーには基本的に1マイル(約1.6km)に1回、かぶり水と給水を準備してもらい体温上昇と脱水を防ぐようにしていました。

(画像提供:石川佳彦)

夜が明け、暑くなるまでの8時間でいかにレースの主導権を握れるかが鍵だと考えていました。一番怖いのはコースを熟知しているランナーに飛び出される事。差が開いてしまうと追い上げるのにエネルギーを使ってしまいます。暑くなってくれば尚更です。そういう意味では30km手前からトップに立ち、レースをコントロール出来た事は勝つ上でプラスに働いたと思います。

レース展開(中盤)

(画像提供:石川佳彦)

朝7時を過ぎた辺りからじわじわ気温が上がってきました。ただバッドウォーターは標高1500mの上りを三度越えなければならず、標高が高くなれば暑さも少し和らぎます。上りのトレーニングは徹底的にこなしてきたので、上りで後続との差を広げられている手応えはありました。

レース展開(終盤)

(画像提供:石川佳彦)

196km地点。最後の街ローンパイン。ここを過ぎればマウントホイットニー中腹(標高2500m)までひたすら上りが続きます。事前情報では最後の上り21kmを走れる選手はいないと聞いていたので、ローンパインまでの196kmのレースのつもりでペースメイクを考えていました。しかし、残り21kmの上りが始まると案外走れてしまい、結局最後まで歩く事なく走り続けフィニッシュを迎えました。かなりきついラストでしたが、196kmのレースのつもりで前半から積極的に行ったからコースレコードを出せたと思いますし、最後まで歩かず走り続けたから記録を残せたと思います。

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日差し対策

(画像提供:石川佳彦)

50℃の世界は暑さはもちろん、刺すような日差し、熱風が体力を奪います。またアスファルトからの照り返しで足の脛の部分がヤケドのような状態になってしまいます。

アグレッシブデザインをたっぷり塗り込む事でそのような状態を防ぐ事が出来ました。あとはレース中、ひたすら氷水を足にかけ続けて体の火照りを取りながら走りました。

補給など

(画像提供:石川佳彦)

今回ばかりは水分もアスリチューン・ポケットエナジーの摂取も意識的に減らしました。

理由は、1マイルごとにサポートを受けられるので水をあまり飲み過ぎると胃腸トラブルに繋がると考えていました。ジェルも同じように必要最低限に抑えました。その代わり塩サプリを摂っていましたが、これも少しずつ胃が荒れている感覚があったので減らすようにしました。

最終的には黒砂糖+塩サプリの組み合わせで不快感なく摂取できるようになりました。想像を越す暑さの中、胃腸トラブルを最低限に抑えられ、少しずつエネルギーを蓄えられた事が勝ちに繋がったと考えています。

(注)石川選手はIAU24時間走世界選手権ではアスリチューン・ポケットエナジー30個、エナゲイン10個の合計40個摂取しました。

24時間走世界一の補給 〜アスリチューンなければウルトラは走れない〜

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サポートについて

(画像提供:石川佳彦)

今回のレースで義務づけられているサポートクルーには彼女と大阪から林原さん、沖縄から向江さんにお願いして3人体制で挑みました。

彼女にチーフクルーを任せ、全体のコントロールをしてもらいました。必要な物は全て彼女に伝え、林原さん、向江さんは彼女の指示で動くという流れを作ってもらう事で、すごく走りに集中出来ました。この3人がいなければ絶対走れていないですし、優勝なんて考えられなかったです。本当によくサポートしてもらいました。チーム全員で掴んだコースレコードでの優勝でした。

(画像提供:石川佳彦)

また、今回のレースに参加するにあたり色々な面でサポートいただいた岩本さん、根本さん、その他日本チームの皆さん、メーカーさん、関わって下さった全ての皆さんのおかげで無事走り切る事が出来ました。この場をお借りして御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

 

『最後の上り21kmを走れる選手はいないと聞いていたので、ローンパインまでの196kmのレースのつもりでペースメイクを考えていました。しかし、残り21kmの上りが始まると案外走れてしまい、結局最後まで歩く事なく走り続けフィニッシュを迎えました。』と語っていますが、今回含めて33回の開催でここを走りきったのは石川選手が初めてなのでしょう。

来年以降、この大会を走るウルトラランナーの間で、大会記録だけではなく、最後の21kmを走りきったMonster YOSHIHIKO ISHIKAWAの名は語り継がれることでしょう。

そして、石川選手も話していますが、直接的にレースを支えてくれたサポートクルーや、スタートするまで支えてくれた多くの方々の力を結集した勝利だったのでしょう。おめでとうございます。



大塚良軌の100km世界記録更新への第一歩〜フル2時間11分ランナーの挑戦〜

今年のサロマ湖100kmウルトラマラソンは前半世界記録を上回るハイペースの展開になったことは、こちらの記事に書きました。

板垣辰矢フルマラソン通過2時間29分の高速レースを制す!〜サロマ湖100kmウルトラマラソン〜

こちらは有力選手がどのような位置を走っていたかをラップタイムを元に作った一覧です。

後半50kmは暑さとの戦いになり上位選手のペースも落ちましたが、昨年、一昨年のような寒さなら世界記録が出せたかもしれないと言うくらい安定した速いペースで前半は進みました。

50kmは2時間58分台というとんでもないタイムで、後半50kmを3時間10分で走れば世界記録だったのです。

その50km付近を優勝した板垣選手、2位に入った中村選手と前後して走っていたのが、今回紹介する大塚良軌選手(愛知製鋼)です。

今回の参加選手中フルマラソンの持ちタイムが最速のランナーです。

(画像提供:デッカーズジャパン山崎さん)

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今回初100kmの大塚選手と縁があり、5月初旬から、補給や昨年の上位選手のレース展開などアドバイスさせていただきました。また大会前には同じ宿に泊まり寝食を共にしました。

大塚選手との縁について書いておくと、5月10日、阿蘇ラウンドトレイルに向かうために最寄駅から電車に乗った直後に、スカイランナーの星野和昭さんから自分の教え子にウルトラマラソンについてアドバイスして欲しいとメッセージが届いたことから始まりました。

星野さんとは、たまたま同じ高校出身で、数年前からお付き合いさせていただいています。そして大塚さんと星野さんは上武大が箱根駅伝常連校になった時のコーチと主力メンバーです。

そのメッセージをいただいてから、大塚さんのプロフィールを見ると、出身地は南阿蘇村で、なんと私が今向かっている場所だったのです。阿蘇には2005年頃当時の会社後輩の結婚式で熊本市に行ったついでに観光しましたが、それ以来縁もゆかりもない場所でした。それがその地に向かう瞬間に、その地に縁のある方と接点を持ったことに驚きました。

箱根駅伝、ニューイヤー駅伝を走り、フルマラソン2時間11分台の記録を持つ選手だと聞いたので、アドバイスにならないこともあるとは思いましたが、そこは気にせず、初めて100km走るにあたり知っておくべきことを伝え、それを本人が取捨選択したら良いと考えていました。

アスリチューンやモルテンドリンクを補給食に使い、アグレッシブデザイン ファイターで日差し対策をしてレースに挑みました。

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大塚さんにいくつか質問をしました。

レース前に100km走ることについて想像していたこと。

70kmまでは練習で走っていたので、そこまでは余裕をもっていけるだろうとイメージできていましたが、70km以降は想像がつかず、まずどこが限界を迎えるのか、自分自身に非常に興味をもっていました。体力か?気力か?脚か?

予想では、体力(エネルキー切れ)が先にきつくなり、気持ちが折れて、最後に脚にくるだろうと考えていました。

(画像提供:デッカーズジャパン山崎さん)

100km走ってそれは、どう変わったか?

50kmはかなり余裕を持って通過(2時間58分)できたので、後半50kmは前半+10分で良いのだから絶対(世界記録)いけるだろうと考えていました。

しかし、予想に反して、60kmすぎたあたりで脚にきました。70キロまではいけると考えていたので、予想より早く来てしまったなと感じました。

振り返ると、50-60kmのアップダウンの下りで前ももにだいぶ負担がかかったようで、前ももが固まってしまい、それ以降はペースダウンを最小限に抑える走りしかできなかった。

体力(スタミナ)については、対策もとっていたしアスリチューンも前半から摂っていたので、有り余るほどで、気力についてもまだまだいける感じがありました。

今回自分を褒めるなら

思い切って、前半のハイペース(フル通過2時間29分台)の展開についていったこと。そして、後半、気持ちを切らさず走り続け、ゴールしたことです。

(画像提供:デッカーズジャパン山崎さん)

足りなかった事・今後の課題

一番は練習不足。脚にきたのはやはり走りこみが不足していて脚が作れていなかったことが大きいと思います。

また、コースを把握していなかった事、特に50-60kmにアップダウンがあることは知っていましたが、あそこまで起伏があるとは想像しておらず、世界記録を目指していたので休んじゃいけないと考えてしまいペースを落とさなかった。そこを頑張らずにもう少し抑えていれば、後半の展開も変わっていたかもしれません。

それと、今回は50キロ以降、日が出て暑さを感じ始め、給水をしっかり取りたくなりました。板垣選手が止まって給水しているのを見て、後半を考えれば止まってでもしっかり摂った方がいいなと判断し後半は止まって摂りましたが、振り返ると学生時代にフルマラソンを走ったときに、脚に痛みを感じ、止まってストレッチしたところ、そこで脚が固まってしまい動かなくなった事がありました。私の場合は止まってしまうとそういう傾向があるので、脚が固まった原因の一つだと思います。

来年に向けては、なかなか練習だけでは追い込めない部分があるので、トレイル、フル、ハーフなど幅広くレースを使って体を作っていき、タフな走りができるようにしていきたい。

武器になったアイテム

□アスリチューン

今回、エネルギー切れによりキツくなることを想像していましたが、エネルギー切れの感覚は一度もありませんでした。ポケットエナジーをスタート前に1本、そしてエネルギー補給は早めにとアドバイスがあったので最初の10キロから10キロおきに取りましたが、まず美味しいのが気に入りました。ただ甘さが口に残る感じがあったので、給水地点の2、300メートル手前からゆっくり取って、給水で口をさっぱりさせていました。あと、飲み口は取りやすく、量もちょうどよかったです。

□アグレッシブデザイン・ファイター

後半は日差しが強く暑くなりましたが、日焼けはしていなかったので、やはり保護してくれたんだなと思いました。

□HOKA OneOne カーボンX

カーボンXは、スピードへの余裕を持たせてくれ、厚底でダメージ軽減してくれたので、ウルトラには最高の一足だと思います。今回は、私の脚が100キロに耐えられなかったということです。

 

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(画像提供:デッカーズジャパン山崎さん)

大塚さんの答えの中で、まず50km2時間58分をかなり余裕を持って通過したとありますが、これは予定通りの展開でした。

スタート前にペースについて聞くと、3’30/kmペースはかなり余裕があるといい、むしろレースを4’00/kmで走ると言う感覚が分からないと話していました。

それはこのように考えると容易に理解できます。

フルマラソン2時間11分は平均でも3’06/kmペースで走るのだから、3’30/kmペースはその1.13倍です。

このペースを3時間(ave.4’15/km)のランナーに置き換えると4’48/kmペース、4時間(ave.5’41/km)のランナーに置き換えると6’25/kmペースです。これは決して速いペースではありません。

逆に2時間20分のランナーが3’30/kmペースで走ると、それは1.055倍となり、3時間のランナーが4’29/kmペース、4時間のランナーが5’59/kmペースで走るようなモノですから行けないことはないけど、かなり突っ込んだレース展開になってしまいます。

また、宿を出る前に大塚さんに、未知の距離になればどんな状態になるか分からないけど、キツくなったら粘らずに緩やかにペースダウンをして、まずは100km完走してください。と伝えました。その理由はゴールすることで目標達成に向けて何が足りないか見えてくるからです。そして、できたことも見えてきます。

途中で終えるとヤメ癖がつくだけではなく、できたこと、できなかったことが分からなくなってしまい次に繋がりません。

今回、恐れずに世界記録ペースで走ったこと。そして苦しみながらも完走したことで、世界記録を出すには何を足したら良いのか明確になったでしょう。

来年のサロマは、凄いレースになりそうです。

リザルト 大塚良軌 5位 6時間42分03秒

 

こちらのランナー応援企画は7月31日までです。

読者限定〜アスリチューン ランナー応援企画〜



石川佳彦バッドウオーターウルトラマラソンで優勝〜Badwater Ultramarathon史上最速タイム〜

2017年開催のIAU24時間走世界選手権、そして2018年開催のスパルタスロン優勝者の石川佳彦(アスリチューン・アグレッシブデザインサポートランナー)が今週アメリカ(カリフォルニア州)で開催されたバッドウオーターウルトラマラソンに初出場し大会記録で優勝しました。

(画像提供:松島美紀さん)

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バッドウオーターウルトラマラソンについては検索すればいろいろ出てくるので調べて欲しいのですが、距離:135マイル(217km)、累積標高約4,000m、制限時間48時間のレースが気温40℃を超える中で開催されるという石川選手が今まで走ってきたウルトラマラソンとは異質のレースです。

この大会のスペシャリストというべき、何度も優勝している選手がいますが、そのようなレースでいきなりコースレコードを出し優勝したことに世界のウルトラマラソンランナーは驚愕しているでしょう。

日本人では、2011年・2012年に女子2連覇した稲垣寿美恵選手、2017年に優勝した いいのわたる選手、そして石川選手は男子では日本人2人目の優勝者になりました。

DUVウルトラマラソン統計によると、このレースは1987年に第1回大会が開催され、今年は第33回大会となります。当初は146マイルだったようです。

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DUVウルトラマラソン統計には今年の結果はまだ反映していないので、歴代ランキングを調べて作成して見ました。複数回上位に入っている選手は最上位記録のみ残しました。

歴代TOP30

  1. 21:33:01 2019 石川佳彦 JPN
  2. 21:56:32 2016 Kostelnick, Pete USA
  3. 22:51:29 2007 Nunes, Valmir BRA
  4. 22:52:55 2012 Morton, Michael USA
  5. 23:20:16 2008 Pacheco, Jorge MEX
  6. 23:32:28 2012 Lopez, Oswaldo MEX
  7. 23:39:18 2009 Martins Farinazzo, Marco Aurelio BRA
  8. 23:40:52 2016 Lewis, Harvey USA
  9. 23:47:47 2007 Konya, Akos HUN
  10. 23:52:43 2016 Lawson, Daniel Alan GBR
  11. 23:52:43 2016 Thwaites, Michael AUS
  12. 24:13:24 2019 Bereznowska Patrycia POL
  13. 24:36:08 2005 Jurek, Scott USA
  14. 24:38:16 2013 Gomes de Sa, Carlos Alberto POR
  15. 24:43:08 2014 Maughan, Grant AUS
  16. 24:44:48 2010 Gingerich, Zach USA
  17. 24:49:37 2011 関家良一 JPN
  18. 24:51:47 2018 Graglia, Michele ITA
  19. 24:56:19 2017 いいのわたる JPN
  20. 25:09:05 2000 Kruglikov, Anatolii RUS
  21. 25:21:20 2000 Mravlje, Dusan SLO
  22. 25:33:42 2018 Fetterolf, Jared Ryan USA
  23. 25:44:18 2017 Bonfiglio, Marco ITA
  24. 25:45:11 2009 Engle, Charles USA
  25. 25:49:40 2007 Goggins, David USA
  26. 25:53:07 2016 Venti, Alyson USA
  27. 26:16:12 2010 Donaldson, Jamie USA
  28. 26:18:00 1992 Ulrich, Marshall USA
  29. 26:19:03 2014 Sa, Carlos POR
  30. 26:22:01 2011 Wardian, Michael USA

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今回、従来の歴代記録を23分を更新しましたが、そもそも24時間以内で走った選手が歴代で10人しかいなかった大会において、21時間33分というタイムがどれだけ凄いかわかると思います。

また、歴代17位の関家選手、24時間走やスパルタスロンで優勝するなど長らく世界のウルトラマラソンを牽引してきた伝説のウルトラランナーです。

(画像提供:松島美紀さん)

日本出国前に石川選手は過去に24時間走世界選手権、スパルタスロン、そしてバッドウオーターの全てで優勝した選手はいないので、自分がそれを達成したい。と話していましたが、それをコースレコードで達成してしまったのです。

今回、木曽哲男選手が2017年初出場で7位(29時間53分40秒)に入った時を順位・タイムとも上回る4位(28時間02分04秒)でゴールしました。



「競走」ではなくて「共走」、それを強く感じた3回目のサロマ。(後編)

「競走」ではなくて「共走」、それを強く感じた3回目のサロマ。(前編)

「競走」ではなくて「共走」、それを強く感じた3回目のサロマ。 前編 より続く

前編はこのように終わりました。

(画像提供 ミカティ)

ゴール直前で、今回現地に来てDNSを決めた友達が待っていてくれたので、彼女と手をつないでゴール。笑ってゴールしたかったのに、いろいろな思いがこみ上げてきて、やっぱり号泣してしまいました。

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苦しい場面では何を思い何をしたか?

スタートから、音楽をずっと聴いていました。事前に作った12時間のプレイリスト、その数161曲!もちろん、沿道の声援や仲間とのエール、車の音が聞こえるように、常に片耳にして、音は最小にして、好きな音楽からパワーをもらいながら走っていました。苦しい時こそ、その歌の歌詞に助けられていたなあと思います。

あとは、サロマに向けて一緒に練習してくれた友達の顔が浮かびました。4月に111km、5月に216km、そして6月に155km走りましたが一人で走った距離はないんです。いつも周りの友達に助けられて走ってきたので、皆のことを思いながら感謝の気持ちだけで走れました。

最初に出たときは「絶対に走れないといっていた彼らを見返したい!」という悔しい気持ちをパワーにしていたのですが、なぜか今回はハッピーな気持ちだけで走り切れました。大人になったんでしょうか?

心を落ち着かせても、痛いもんは痛い、何が痛いって脚が痛い。そこで、ちょうどよい高さの手すりがあると、腿をあげ、股関節を伸ばし、ストレッチをするということを後半は度々行いました。

それと、苦しい時は、前向きな言葉を発しました。「いくよー」「うごくよー」と、声に出して言いました。自分に言ったのに、前のおじさんに「はい!」と返事をされてしまい噴出しそうになりながらも「がんばりましょう」と笑顔になりました。苦しいのはみんな一緒。皆同志。皆でゴールに行きたいね、と強く思いました。

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完走した時の気持ち

数日前には出走できないと思っていたので、本当に嬉しかったです。そして、ああ、もう走らないんでいいんだ、と安堵しました。声に出して「もう走りたくない」と泣きながら言っていました。。そしてすぐに仲間の状況確認をしました。

自分を褒めたいこと

60-80km地点では怠けてしまい、「このタイムなら完走できるから歩いても良いよ!」という悪魔の声に囁きに負けていたのですが、ワッカ前に計算してペースアップすれば当初の目標だった12時間をきれるということに気が付き、がんばって走ろう!と思い直してペースアップができたことです。思えば昨年も、「前回の記録を抜くにはワッカで頑張るしかない」と思ってペースアップしていました。最後の「火事場の馬鹿力」が発揮できたことは褒めたいと思います。また、早起きの練習を1週間前から行い、いつもより1時間早く起きていきました。

課題

準備がバタバタしてしまったこと。前日にブースのお手伝いがあるのを分かっていたのだから、もっと東京で荷造りをしている時から、準備をしておけばよかったと思いました。スペシャルドリンクを会場に向かう車で作ったり、シューズにつけるチップを整列しながらつけたり、いつもながらのバタバタでした。

あと、いつも思うけれどもう少し前から走行距離をふむ練習をしておけばよかった。3月に目標レースがあったのに、1月90km、2月134km、3月75km、4月111km、5月216km、6月155kmというのは、100kmを走る人からみたら少ない練習だと思います。これでも、今年は周りがびっくりするくらい走っているのですけど。来年は3月ぐらいから走りこむ予定です。

チャレンジする理由

進化した自分に会えること。でしょうか。
できないことができるようになる、自分で掲げた目標に向かって前進する、新しい自分に会えるような気がするんです。なので、これからも色々なことにチャレンジしていきたいと思います。

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最後に

ウルトラって、心が広くなるスポーツな気がするんです。
マラソンって、前にゆっくり走ってる人がいると、自分の設定ペースを維持したいために「わーんどいて~」と思う時もあるんですが、ウルトラだと「ここは飛ばすなっていってくれてるのね」と前向きに捉えられるところとか・・・。

まあ100kmが長いので、「ちっさいことは気にするな」といった感じなのでしょうか。今回、私が所属しているJaybirdからは、所属選手、社員、チャレンジャー、仲間、合わせて17人が出走し、4人のサポーターを合わせると21人のファミリーがいました。数か月前に知り合い、練習会やSNS等で彼らの頑張りをみて、私もものすごくパワーをもらいました。一緒に頑張りたい、と強く思い、彼らとスライドで会えた時は鳥肌が立つほど嬉しく、エールを送りました。

また、チャレンジャーと所属選手を除いたメンバーは、ほぼ初100kmの方が多く、事前に情報を共有しあったり、一緒に練習をしたりしていくうちに、絆がさらに深まっていったと思います。前半のスライドで、彼らの名前を叫ぶ度に自分がパワーをもらい、勇気づけられました。そして彼らの力走を心から祈り続けました。

また、サポートメンバーも、飲まず食わずで応援してくれて、涙が出るほど嬉しかったです。心強くなりますよね、沿道に身内がいるというのは。マラソンは自分の足で走るけれど、決して1人で走っているわけではなくて。支えてくれる仲間や家族、共に走っている仲間たちと、一緒に走っているんだなと。

「競走」ではなくて「共走」、それを強く感じた、3回目のサロマでした。



「競走」ではなくて「共走」、それを強く感じた3回目のサロマ。(前編)

以前からの知り合いの通称ミカティと、大会前日にエキスポ会場で会いましたが、脚の状態が悪いと話していました。でも完走しちゃうんだろうな。と思ったらなんと38分もPB更新しました。

(画像提供 ミカティ)

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以前、サロマ湖の目標タイム別にペース設定の記事を書きましたが、それを初出場の時から参考にし、今回も同様に区間タイムを計算し、イメージして走ったところ自己ベストが出た。とメッセージが届きました。

今回、記事で紹介するのは、自己ベストを出したからではなく、自分の状態を把握し、その中でどう走ったら最も合理的かを考え実践できていると思ったからです。

いくつか質問に答えてもらいました。

レース前の状態とスタート前の気持ち

水曜日の朝、起きたら謎の痛みが右足のふくらはぎを襲っていました。リカバリーのために先週から走っておらず、前日もカーボローディングのためにビュッフェでたくさん食べただけだったので、原因が全く分からず、(足を攣ったことがないが)攣ったのかな?肉離れかな?シンスプリントかな?こむら返りかな?と、訳の分からない不安な1日を過ごしました。

木曜日の夜、神保町のあしラボを訪ね、右足を中心にほぐしてもらい、膝裏のシコリなどとってもらい、大丈夫かと思ったが帰宅してからも違和感がとれない。

金曜日に現地に移動し、会場でブース設営をし、土曜日はブースで接客をしているうちに、徐々に痛みが違和感へと軽くなってきたので、夕方に「明日走ってみよう」と決意しました。

大会当日の朝起きてテーピングを張り、ゲーターをつけると戦闘モードに入りました。

会場では Jaybird Familyと円陣を組み士気を高めてから、陸連登録のところに並び、レース中に自分を助けてくれるJaybird Tarah Pro(タラプロ 14時間バッテリー稼働するイヤフォン)、音源、garminなどギアの最終確認をしました。

スタートラインにたてたのだから、完走したい!仲間が待っているゴールへ帰りたい、という強い思いでスタートラインに立ちました。

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ペース設定について

計画は、以前教えていただいた数値をそのまま目標タイムの11時間59分に合わせてレースペースを定めイメージしました。とにかく前半は6分30秒を超えないペースでいけば良いとだけ記憶し、後半50kmは「次の10km」はこの1kmごとのペースを超えないように走ろう!と決めました。

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レース展開

前半は、やはりテンションがあがってしまい、ペースが速くなりました。出場3回目にして、やっと最初の5kmはぐるっと回ってまたスタート会場に戻っているんだ、ということに気が付きました。前回も、わー多くの人が応援してくれているんだなあとは思っていましたが・・・

仲間がトップ集団で折り返してくるので、だいぶ手前から名前を大声で叫んでいたら、前の人が数人振り返っていましたが、ここからがこのレースの一番楽しいところのはじまりです。多くの仲間を見つけ、名前を叫びあい、お互いを鼓舞しあう、この前半のスライドが本当に嬉しいのです。興奮して、やはりペースは上がってしまいました。

折り返してからも仲間とのハイタッチが続き、また皆でワッカで会いたい、と強く思いました。

そこからフルマラソンまでは、淡々と走りました。特に困ったこともなく、時計もあまりみていなかったような気がします。

42.195km通過タイムが4時間30分を切っていて、あれ?速いのかも?調子良いのかな、と思ったのもつかの間で、50kmを超えるとやっぱり脚が重くなってきました。

55km手前のレストステーションでは、手早く、おにぎりやフルーツを食べ、ジェル等をポケットに詰め替えて4分以内には出発したと思います。

エイドを出たところにある大きな坂は歩くことを決めていたので、もたもたしていられないという気持ちがありました。私は歩幅が広いのか、歩くスピードが割と速く、これも武器だと思い、坂はひたすら腕を振ってぐいぐい進み、坂の頂上が見えてきたら走り出す、を繰り返していました。

私にとって一番辛いところは60-80km地点。毎回ここで、歩く時間が長くなってしまいます。魔女の森は、今回は久しぶりに暑いサロマになったことから、涼しい中で「稼ごう」と皆走っていたように感じます。多くの私設エイドに助けられ、凍ったゼリーをいただいたり、ブルーベリーをがっさり取って手がすごい色になったり、お汁粉とそうめんで癒されたり、きついところでの応援のありがたみをしみじみと感じました。

昨年はこのあたりで睡魔に襲われ、眠りながら歩いてしまったことを考えると、ここで歩きつつも走れたことが良かったのだと思います。この20kmは昨年より15分速く走れました。

ワッカは、昨年よりも早く入れたからか、多くの仲間に会うことができました。そうすると、彼らから応援のパワーをもらうことができて、やっぱり「走らなきゃ」となりペースはそれまでより上がりました。途中で計算しだして、あれ、去年より30分ぐらい早くゴールできるのでは?と狙いながら、一歩一歩、脚を進めました。

折り返しの坂は、やっぱり巨大。昨年はウィンドブレーカーがムササビのようになるくらいの強風でしたが、今年は晴天。ただ無理はしたくなかったので、歩きで上り下りを繰り返しました。苦手な下りや急な坂などは無理せず、走れるところを走る。というのをただひたすら繰り返しました。

往復だから距離は同じはずなのに、帰りのワッカのほうがやっぱり長く感じました。

ワッカを出てから残り2kmの98k地点には応援団が待っていてくれて、もうそこがゴールかと思うほどで涙がでてしまいましたが、あと15分、と思って走り出しました。しかし、ここから向かい風が強くて、へこたれて歩いてしまいました。

ゴール直前で、今回現地に来てDNSを決めた友達が待っていてくれたので、彼女と手をつないでゴール。笑ってゴールしたかったのに、いろいろな思いがこみ上げてきて、やっぱり号泣してしまいました。

 

「競走」ではなくて「共走」、それを強く感じた3回目のサロマ。(後編) に続く

「競走」ではなくて「共走」、それを強く感じた3回目のサロマ。



安曇樹香 長良川ミドルトライスアロン102 優勝

(画像提供:安曇樹香)

アスリチューンおよびアグレッシブデザイン サポートランナーの安曇樹香が長良川ミドルトライスアロン102で優勝しました。

このレースはSwim 2km、Bike 80km、Run 20kmのTotal 102kmのレースで、コースは河川敷のため日陰はほぼなく、最高気温34℃の予報のもと開催されました。

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4時間31分42秒 優勝

 

パート別タイムと順位(男子含む)

パート 距離 タイム 順位
Swim 2km 0:41:24 88位
Bike 80km 2:30:12 140位
Run 20km 1:20:06 7位
総合 102km 4:31:42  34位

 

女子2位に10分以上差をつけての優勝も凄いことだが、それ以上にランパートで男子含めて7位に入ったのは驚きです。

公式記録はこちらをご参照ください。

 

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レース後、安曇にいくつか質問しました。

レースについて

暑さが心配でしたが、最後までバテずにいけてよかったです。

しかもランの後半はラストスパートをかける仲間に並走したことで、キロ4までペースアップできました。

久しぶりのミドルでしたが、ロングに向けたよい刺激になりました。いろいろ反省点が見つかったので次また頑張ります。

アグレッシブデザインについて

今回、アグレッシブデザインの日焼け止めを顔と首の後ろには塗りましたが、他は塗らなかったところ、思った以上に肩、背中が焼けてしまってヒリヒリしてます。

塗った、顔と首は炎症がほとんどありませんでした。汗や水で流れた感じもありません。今回は重ね塗りをしてませんが、重ね塗りをすればもっと効果を感じられたかもしれません。

次のトライアスロンは皆生で毎年灼熱です。もっとしっかり塗ってパフォーマンスの向上につなげたいと思います。

アスリチューンについて

アスリチューンはバイクのボトルに入れて意識的にこまめに摂取しました。

暑さが心配でしたが、足が痙攣したりすることもなく走りきれました。ミネラル成分も摂れるのでありがたかったです。

あと、バイク中に十分エネルギーを蓄えられたので、ランはエネルギー切れになることなく走れました。

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最後に

安曇は、3月に開催された茨城100Kでは強烈な向かい風に負けることなく7時間49分24秒という好タイムで2位に1時間以上の差をつけて優勝(男子を含めても7位)しました。

安曇樹香 茨城100K優勝〜不安の波に怯むことなく前を向き走り切った〜

また、昨年12月に開催されたアップダウンの厳しい沖縄100Kを7時間55分52秒で優勝しましたが、こちらは男子含めて3位です。

強風にも、アップダウンにも強い安曇が、暑さにも強いことを本大会で示したことから、6月開催のサロマ湖100kmウルトラマラソンが楽しみになってきました。

こちらに安曇の昨年のレース結果など掲載しております。

安曇 樹香 アスリチューン・アグレッシブデザインのサポートアスリートへ

今回、安曇は日焼け止めを全身に塗らなかったことで、アグレッシブデザインの効果を肌で感じました。

ウルトラマラソンでも強い日差しが予想される時は、ウェアで覆われた肩や背中も日焼けするので、日焼け止めを塗ることをおススメします。

また、バイクパートで積極的にアスリチューンを摂取することでエネルギーを貯めたとありますが、それはこの暑い中でもストレスなく飲めるエナジージェルだということです。

アスリチューン・ポケットエナジーに、カフェイン入りが発売しましたが、コーヒーゼリー味で飲みやすさにこだわりました。

運動してない時に美味しいと感じても、過酷な状況で飲めなくなるようなエナジージェルは使えません。その感じ方は一人一人違うので、ぜひ練習で試してください。

今回発売したポケットエナジー ブーストは昨年秋に開発者に製作をお願いし、販売までこれほど時間がかかったのは、飲みやすいということに妥協しなかったからです。

日本の100kmマラソンは世界的にもレベルが高く2018年IAU100km世界選手権に出場した女子選手4人は、3位、4位、5位、6位と全員入賞し、団体優勝しました。

その4人のフルマラソンのタイムは安曇より速く、100kmマラソンの経験も豊富です。そのようなハイレベルな中で勝ち抜くには、実力だけではなく、いかにストレスを極小化できるかが重要なポイントになります。

アスリチューンはこちらのページで購入できます。



柴又100K(登録の部)で長江隆行が総合2位〜アスリチューンの使用感〜

週末に開催された柴又100Kの完走率は69.2%だった。

これは奇しくも同日に開催された野辺山ウルトラマラソンとほぼ同じ完走率だ。

野辺山ウルトラ100km完走率100%〜ウルプロメンバーが意識したこと〜その1

出走者数 完走者数 完走率
登録 男子 341 266 78%
登録 女子 28 24 85%
登録の部 369 290 78%
一般 男子 1,443 986 68%
一般 女子 178 102 57%
一般の部 1,621 1,088 67%
100km合計 1,990 1,378 69%

 

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柴又100Kは野辺山ほどのアップダウンはないが、日差しを遮るものがない河川敷コースなので、強い日差しや暑さの他、風がランナーを苦しめた。

そのレースで、100kmレース2回目の長江隆行選手が、総合2位入賞を果たした。

タイム 7:28:42

5kmごとラップタイム

19:58-19:59-20:11-20:33
20:26-20:19-20:51-20:37
21:45-23:51-22:57-23:47
23:15-24:25-23:19-24:38
24:26-24:01-24:39-24:45

長江隆行は、フルマラソン年齢別ランキングで3年連続1位のランナーで自己ベストは2時間23分台のスピードランナーだ。

昨年のサロマ湖は一緒に行き、寝食をともにしたが、色々勉強させていただいた。長江が100kmにチャレンジした理由は昨年掲載したがマラソン後半の失速対策だった。

マラソン後半の失速対策としての100kmチャレンジ

(画像提供 長江隆行)

今回のレース展開だけではなく、アスリチューンの使用感や、100kmの面白さと難しさについてこう話している。

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レース展開

レース当日の朝は曇りで比較的涼しかったので、キャップ等暑さ対策は消極的に考えていましたが、やはり昨年のサロマのように長時間のレースで天候が変わる可能性があるので、しっかり暑さ対策をしてレースに臨みました。(※結果的に前回の経験が役に立ちました。)

序盤はキロ4で進み、できればこれを50kmあたりまで続けて行く作戦でした。

スタートして、一人(優勝者)が飛び出しかなりのハイペースで進んでいったので、追わずにひたすら自分で決めたペースで進んで行きました。そして、10km過ぎから暫く僕の後ろに付いていたランナーが抜けだし1位の選手を追うようにハイペースに切り替えて進んで行きました。僕は、あまり回りは気にせずに自分のペースを守り(※マラソンと100kmとの違い)、勝負は後半の50km以降と決めて行きました。

(画像提供 長江隆行)

30kmあたりからは前のランナーも見えなくなり、単独走になりましたが、ペースを極力維持し30~40分ごとにポケットに入れたアスリチューンを補給し走りました。

途中二度誘導ミスがあり、ロスタイムがありましたが、何とか3位で復路に入りました。

復路に入ると向かい風で苦しい場面もありましたが、逆に扇風機の風を浴びているようで、直射日光からの暑さを紛らわすことができ、気分的にも悪くは感じなかった。

復路はペースは4:45/kmあたりで行ったが、同時並行して行なわれている小学生1km×100人リレーの選手とほぼ併走しながら走ることができ、ペースを大幅に落とすことなく走ることができた。
やがて、70kmあたりで2位の選手が見えてきたので抜いた。

やがて、S字に曲がる土手で後ろ(3位)の選手が近づいてきたのが分かり、60km出場の選手と併走(※60kmは100kmスタートの2時間半後にスタートし30kmで折り返すので合流します)するなど、ペースの落込みを避ける手段をいろいろ考えながら走りました(※マラソンと違い、現場でいろいろ考えることができ、場合によっては事前の対策を変更することができます)

90kmに入り60km出場の知り合いも確認できたので、檄を入れて暫く併走し、その後95km位で1位の選手を遠くに確認することができました。残り5kmもない位置でしたので、逆転は厳しいかと思いましたが、ひたすら前を追いました。

(画像提供 長江隆行)

結果中盤までは1位と約18分差がありましたが、1位と90秒差まで詰めて2位でfinishしました。

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アスリチューンの使用感

アスリチューン・ポケットエナジーは、スタート時にオレンジ味を5個、スペシャルバッグにオレンジ味を2個と試作品のカフェイン入りコーヒーゼリー味を2個入れて走りました。

当初は10kmに1個取る予定でしたが、暑さから来る体力の消耗が原因で早めに摂取したので、結果的に80kmで全て取り切ってしまいました。

アスリチューンは、とても美味しく、そして取りやすく、カロリーも取れるので他のジェルよりは自分には合っていると思っています。

また、サロマの時と同様にしっかり取っていればガス欠にならなくて、特にレース後半に役立ちました。

今回カフェイン入りは、70km、80kmで取りましたが、結果的にペースが落ちることはなく90km以降もイーブンで行けました。

100kmの面白さと難しさ

(画像提供 長江隆行)

マラソンは、例えば集団に付いたり、入りの5kmをどれくらいで行かなければいけない、とか前半でその後が大きく左右されますが、100kmは、前半のペースをあまり気にせずに行けて、仮に大幅に予定よりも通過タイムが遅くなっていても、後半巻き返す気持ちを持つことができます。

長時間のレースなので、ペース、補給食、前後半の展開など、いろいろ対策を考えることができる面白さがあります。

反面、マラソンのような集団走を期待することができず、常に自分との戦いという厳しさもあります。

マラソンは少なくとも2時間以上身体を動かさなくてはいけない競技なので、マラソンのメンタル強化の訓練の位置づけとしても大きいと思っています。

僕のメインはあくまでもマラソンですが、特にメンタルで大きく左右されるマラソンに対しての練習の一貫としての100kmマラソンはとても重要な位置づけになっています。

今週発表された全日本マラソンランキングで3年連続1位になることができましたが、これもウルトラの練習の成果かもしれません。

また来年以降も自己の可能性に挑戦し続ける予定です。人生は何事も挑戦することが大事です。

 

こちらはカフェイン入りアスリチューンの使用感についてまとめたものです。

カフェイン入りアスリチューン試作品の使用感〜コーヒーゼリー味〜

また、いよいよ今月発売開始です。現在予約受付中です。

商品購入はこちらです。

 



安曇 樹香 アスリチューン・アグレッシブデザインのサポートアスリートへ

昨年のサロマ湖ウルトラマラソンは世界記録が生まれるなど歴史的な大会になったが、私の脳裏に焼き付いているのは、ワッカですれ違う女子トップ選手の走りだった。

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まず優勝した藤澤選手とすれ違い、太田選手が続き、その直後に一人、そして兼松選手、楠瀬選手が通過した。

走りながら、3人目に通過したランナーは誰だろう?兼松さんや楠瀬さんより前にいるのだから相当速い。

レース後に、上位入賞した女性選手から3番目にゴールしたのは一般の部優勝の安曇樹香(あづみ このか)さんで、彼女はトライアスロンの選手だということを聞いた。

(画像提供:安曇樹香)

DUVサイト(DUVウルトラマラソン統計)で調べると、2017年伊豆大島ウルトラランニングで男子含めて総合優勝している。それもアップダウンの厳しいコースを8時間13分でゴールしたのだから相当強い。

その後、安曇さんの名前は頭に残っていたが、次にその名前を聞いたのは、沖縄100Kウルトラマラソンで女子トップの選手が男子含めて3位に入ったというニュースだった。タイムもアップダウンのある厳しいコースを7時間台でゴールしている。

その後、お会いして、競技や練習について聞くと、自分の競技力を高めるために凄く考え実行していることが分かり応援したくなりました。

世界レベルで活躍できるアスリートであることからメーカーの責任者も快諾していただき、アスリチューンおよびアグレッシブデザインのサポートアスリートに加わりました。

今回、安曇樹香が取り組んでる競技の魅力などについても教えてもらったので紹介します。

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【プロフィール】

(画像提供:安曇樹香)

筑波大学でトライアスロンを始め、今年で12年目。長距離が好きでウルトラトライアスロンやウルトラマラソンにも挑戦。現在ロングディスタンス・トライアスロン強化指定選手

【2018年のレース成績】

大会名 タイム 順位
サロマ湖ウルトラマラソン 7:47:07 一般女子総合優勝
全日本トライアスロン皆生大会 9:35:39 女子総合準優勝
佐渡国際トライアスロン大会 11:03:02 女子総合優勝
さいたま国際マラソン 2:58:16 一般女子総合3位
沖縄100Kウルトラマラソン 7:55:52  女子総合優勝

 

□ウルトラマラソンをはじめたキッカケ

トライアスロンのオフシーズンに、トレーニングを兼ねて。身体に刺激を入れるため。

□練習で意識していること

レースを気持ちよく走るイメージで。いかに楽に、速く走るか。体の軸と動き、リズムに意識を集中させている。

□レースで意識していること

いつも通りであること。そして、とにかく走ることを楽しむ。

□アイアンマン、ウルトラマン、ウルトラマラソンのそれぞれの面白さと難しさ

(画像提供:安曇樹香)

[アイアンマン]

スイム3.8km・バイク180km・ラン42.195km

◎競技特性の異なる3種目が組み合わさっているところ。一回のレースで3倍楽しめる。大好きなランが最後なのでレースが終盤になればなるほど気持ちが上向きになる。

△苦手なスイムをいかに乗り切るか。各パートで疲労をためすぎないこと。

[ウルトラマン]

スイム10km・バイク421km・ラン84km(3日間)

◎海や山など、それぞれのレース会場にある大自然を全身で堪能できるところ。自分の限界をどこまで突き破ることができるか。挑戦しがいがある。

△コンディション調整。3日間高いパフォーマンスを維持させるにはどうしたらよいか試行錯誤している(まだ一回しか出たことがないので経験不足です)。

[ウルトラマラソン]

安曇さんが主に取り組んでいるのは100km

◎自分自身ととことん向き合えるところ。辛い時間を何度も何度も耐え続け、それを乗り越えたときの達成感。

△トライアスロンと異なり1種目を長時間続けるので、同じ筋肉を使い過ぎないように工夫している。

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□アスリチューンの感想

ジェルタイプ特有のベタベタ感がなく飲みやすい。また走る前に摂取すると、いつもよりスタミナが持続する気がしました。

□これからの目標・夢

ウルトラマン・ハワイに挑戦したい。ウルトラマラソンで自己ベストを更新したい。

□最後に

(画像提供:安曇樹香)

走ることを通してたくさんのご縁をいただきとてもうれしいです。サポートランナーとしてアスリチューンやアグレッシブデザインを使用することで、パフォーマンスの向上に繋げていきたいです。そして、多くのランナーのランニングライフがより豊かなものになるよう力になりたいです。温かい応援とご支援を、どうぞよろしくお願いします!

 

ウルトラマラソンやアイアンマンなどは日差しとの戦いと言っても過言ではありません。長時間紫外線に晒される厳しい環境になればなるほど紫外線対策をしているアスリートと、していないアスリートでは疲労度に大きな差が生まれます。

ただ優勝争いをするレベルになるとレース中に塗り直す時間などありません。レース中に日焼け止めの塗り直しを考えねばならないようではストレスになりますから、レース前に塗ったらレース終了まで紫外線から肌を守ってくれる日焼け止めが必要になります。

アグレッシブデザイン・ファイターがアスリートから支持される理由は落ちにくいというだけではありませんが、その点だけでも大きなアドバンテージになります。

スポーツサプリメントのアスリチューンは、様々なレベルのアスリートがトレーニングで高めてきたポテンシャルを発揮できるよう成分の配合など工夫されていますが、特にこだわっているのが飲みやすさです。過酷な状況になればなるほど飲むことがストレスにならないことは大きなアドバンテージになります。

世界を代表するウルトラランナーたちがこれらのブランドを選んでいるには理由があります。

2018年もアスリチューンサポートランナーの活躍は続く



2018年もアスリチューンサポートランナーの活躍は続く

2017年に続き、2018年もアスリチューンサポートランナーの活躍は続きました。

ちょっと私自身思い出せないくらいなので、まとめてみましたが凄いです。

まずはご覧ください。

*大会名称が略称や通称になっているのもあります。

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星野和昭

撮影者室伏那儀さん

2018skyrunner ®︎japan seriesびわ湖バレイスカイレース 優勝

第3回日光国立公園マウンテンランニング大会 2位

2018skyrunner ®︎japan series SKYCLASSIC 2位

石川佳彦

□画像提供:松島美紀さん

宮古島100kmワイドーマラソン 2位

チャレンジ富士五湖 118km 優勝

室戸阿南ウルトラマラソン108キロ 優勝

飛騨高山100kmウルトラマラソン 優勝

ベルリンの壁一周マラソン100マイル 優勝

スパルタスロンSpartathlon 246km 優勝

IAU 24時間走アジア・オセアニア選手権 優勝

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牛田美樹

□画像提供:牛田美樹さん

仙人ヶ岳トレイル 優勝

奥武蔵もろやまトレイル 優勝

ウルトラトレイル・マウントフジ STY 優勝

八王子丘陵ファントレイル 優勝

スリーピークス八ヶ岳 優勝

美ヶ原45k 優勝

富士登山競走 2位

尾瀬バーチカル 3位

志賀高原エクストリーム27k 優勝

神流ロング40k 優勝

熊野古道トレイルランニングレース  2位

板垣辰矢

□画像提供:石井憲さん

チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン100km 優勝

2018チャレンジフォードウルトラチャレンジ100km 2位

北海道インカレ 10000m 3位

北海道学生CH 5000m 優勝

北海道大学駅伝(全日本大学駅伝予選)7区 区間賞

全日本大学駅伝 出場

楠瀬祐子

□画像提供:楠瀬祐子さん

グアムマラソン (ハーフ) 2位

板橋シティマラソン(一般の部)優勝

チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118km 優勝

グリーンチャリティーマラソン6時間走 優勝

サロマ湖100kmウルトラマラソン(登録の部)4位

IAU100km世界選手権 6位(団体優勝

新潟シティマラソン 3位

神宮外苑24時間チャレンジ 優勝

望月千幸

□画像提供:望月千幸さん

宮古島100kmワイドーマラソン 優勝

多良の森トレイルランニング 2位

ハセツネ30K 2位

白馬国際トレイルランニング 優勝

2018長崎橘湾岸スーパーマラニック217km 優勝

SPA TRAIL 2位

霧島・えびの高原エクストリームトレイル 優勝

2018チャレンジフォードウルトラチャレンジ100km 3位

神宮外苑ウルトラマラソン50km 2位

大林僚(2018.9よりサポートランナー)

□画像提供:大林僚さん

宮古島100kmワイドーマラソン 優勝

チャレンジ富士五湖 118km 2位

四万十川ウルトラマラソン 優勝

大島康寿

平塚12時間走 優勝

渡辺良治

□画像提供:渡辺良治さん

□Vertical World Curcut

Vertical World Circuit 第1戦 Lotte World Tower International Sky Run 3位

Vertical World Circuit 第4戦 Kerry Sports Manila Vertical Run with EastWest 2位

Vertical World Circuit 第5戦 China World Summit Wing, Beijing Vertical Run 2位

Vertical World Circuit 第6戦SHKP Vertical Run for Charity: Race to Shanghai IFC 3位

Vertical World Circuit 第7戦 Harukas Skyrun 3位

Vertical World Circuit 最終戦SHKP Vertical Run for Charity: Race to Hong Kong ICC 3位

□Towerrunning World Association

Towerrunning World Championships 2018 Taipei 101 Run Up 4位

Towerrunning tour 2018  International Vertical Marathon – PingAn Finance Centre 4位

Towerrunning 2018 Tour Final  Shanghai Tower International Vertical Marathon 5位

□国内レース

第2回サナダバーティカル100 優勝

第7回東京タワー階段競走 優勝

第2回東京タワー階段レース 優勝

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今回は一部を除いて国内レースは3位以内、世界的な大会は6位以内を掲載しましたが、ウルトラマラソン、トレイル、スカイランニングだけではなく、トラックレースや階段レースなどカテゴリーも多岐に渡っています。

こちらには掲載していませんが、ウルプロメンバーもさまざまなカテゴリーで、総合優勝や入賞などしています。

アスリチューンは、レース中の補給だけではなく、練習やリカバリー面でも市民アスリートの大きな支えになっています。

アスリチューンについて以前まとめた記事です。

ATHLETUNE(アスリチューン)について

また、アスリチューンサポートランナーの一部はアグレッシブデザインのサポートを受けていますが、なぜこの製品を選んでいるかといえば、過酷なレースになればなるほど、ストレスを極小化できた選手が勝つことを知っているからです。

アスリチューンもアグレッシブデザインも過酷な状況での使用を前提に作られていますが、それはトップランナーだけではなく、さまざまなレベルのランナーの力になります。

寒い時期にもアグレッシブデザイン〜アスリート用リップクリーム プレゼント企画



2018年神宮外苑24時間チャレンジ②〜気になる有力選手(女子)〜

2018年神宮外苑24時間チャレンジ①〜気になる有力選手(男子)〜

今年の神宮外苑24時間チャレンジは男子以上に女子の戦いも熱くなりそうです。

 
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12月のIAU24時間走アジア選手権に日本代表として出場する3選手ともエントリーリストに掲載されています。

来年の世界選手権日本代表の座は4(最大6)で現時点でアジア選手権日本代表の、青谷 瑞紀29 pt、兼松 藍子27 pt、松本 ゆり24 ptがリードしています。(全て敬称略 以下同様)

この3人に続くのが、楠瀬 祐子15 pt、青木 奈和子9 pt、小川 久美子6 ptですが、小川選手は欠場です。

この上位5人のうち、青谷選手、松本選手は2017年IAU24時間走世界選手権日本代表選手で、兼松選手と楠瀬選手は2018年IAU100km世界選手権日本代表です。5番手の青木選手は最年少の24歳でグングン力を付けている有望株です。

ただこの5人で上位争いをするかと言えば、そんなことはなく、今年は強い選手が集まりました。

(こちらは男子の紹介記事に書いた文章ですが、そのまま掲載します。)

まず、強い選手かどうかはゼッケン番号を見ればある程度分かります。基本強い選手から番号を割り振られていると思ってください。

ただし、遅いゼッケン番号であっても、24時間走以外のウルトラマラソンで実績を残している選手は少なくありません。

今回掲載する記録はDUVウルトラマラソン統計(以下 DUVサイト)に掲載された数値などをもとにそれぞれの大会ページを確認しながら手作業で作成しているので、漏れている記録や誤っている記録などもあるかもしれません。

まず、今回のゼッケン番号がどのような順で割り振られたのか私なりの解釈をしてみました。

こちらはゼッケン151から166までの15選手とDUVサイトに掲載された24時間走の自己記録を掲載します。(全て敬称略 欠場者は除く)

*リンク先は以前紹介した記事です。

151 兼松藍子 225.792km(前年1位)
152 楠瀬祐子 215.903km(前年2位)
153 松本 ゆり 234.618km
154 青谷 瑞紀 230.609km
155 岡 さゆり 228.907km
156 藤原 定子 215.248km
157 青木 奈和子 207.610km(前年3位)
159 廣澤 志保 204.298km(前年5位)です
160 田子 裕紀子 204.064km(前年6位)
161 長瀬 陽子 202.961km
162 柿崎 美惠子 200.293km
163 土居 綾 199.185km(前年7位)
164 後藤 玲奈 191.506km(前年9位)
165 田中 さゆり 189.085km(前年10位)
166 和地 朋子 203.044km

上位2選手は優待選手で、そこからは公認大会でのほぼ記録順にゼッケン番号が振られています。

 
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今回の上位争いという観点では、昨年の上位選手と、ここ数年間に220km以上の成績を残している選手を軸に進むでしょう。(全て敬称略です。また選手の故障や体調不良などの状態は勘案していません。)

名前をあげると、151兼松藍子、152楠瀬祐子、153松本 ゆり、154青谷 瑞紀、155岡 さゆりです。

兼松選手は前年優勝者であるとともに、100km世界4位のスピードランナー(PBは7時間44分58秒)です。楠瀬選手は前年2位で、100km世界6位(PBは7時間49分33秒)、そしてチャレンジ富士五湖118km三連覇(2016-2018)とここ数年でトップウルトラランナーの一人に上げられる選手になりました。松本選手は今回参加者中最高記録の234.618kmで前回の世界選手権11位、そして今年の川の道フットレース514km2位と調子を取り戻してきたようです。青谷選手は2014年、2016年の本大会優勝者で、本年はフィンランドで開催された24時間走で221.413kmの記録を残しました。岡選手は2016年の本大会3位で、2017年の世界選手権日本代表です。また2017年川の道254kmそして2018年川の道514km優勝者でもあります。

この5選手に200km以上の記録をもつ、藤原選手(2017みちのく津軽ジャーニーラン250km3位、2017川の道フットレース254km 2位、2014神宮外苑2位)、青木選手(2018チャレンジ富士五湖100km4位、2018OSJ安達太良トレイル50km優勝、2018ハセツネカップ9位、2017平塚12時間走優勝 124.56km)、廣澤選手(2018みちのく津軽ジャーニーラン263km3位、小江戸大江戸200k2位、台北24時間優勝、2017みちのく津軽ジャーニーラン250km優勝、さくら道2位、小江戸大江戸200k優勝)、田子選手(2017平塚12時間走2位)、長瀬選手(2018平塚12時間走優勝、ゆめのしま12時間走優勝、長崎橘湾岸スーパーマラニック173km2位、2017平塚24時間走優勝)、柿崎選手(2017年IAU24時間走世界選手権日本代表、2017年小江戸大江戸200k2位、スパルタスロン4回完走)らが続きます。

また、2018に入ってからも、小江戸大江戸230kとみちのく津軽ジャーニーラン188kmで優勝し、チャレンジ富士五湖118km3位、川の道フットレース254km2位と好調な土居選手や、小江戸大江戸230kで2位の後藤選手、2015年神宮外苑24時間チャレンジ優勝の和地選手、そして200km超えはしていませんが、167飯塚 直美(大江戸ナイトラン4連覇、小江戸川越12時間走3連覇中)、172甲斐 愛子(2016、2017川の道フットレース514km優勝)、178關 利絵子(2017OSJ ONTAKE100マイル優勝、2017ゆめのしま24時間走優勝)、179大塚 恭子(2014OSJおんたけ100km優勝、2016平塚24時間走2位、2017ゆめのしま24時間2位)も注目の選手です。

これらの選手に続くのが、2017年、2018年のゆめのしま24時間走で2年続けて187km走っている180廣瀬 亮子や、2018年台北24時間走、2018年大江戸ナイトラン3位の遠藤 美樹、昨年10位の田中選手らです。

このように凄いパフォーマンスを持った選手が集まり紹介しきれませんが、今回、220km以上の実績のある5人とともに、レースを作っていく選手の一人になると、私が注目するのは184中村 麻季子です。

中村選手は、2018年に入ってからもチャレンジ富士五湖118km2位、野辺山ウルトラ100km2位、飛騨高山100km優勝(5連覇中)、白山白川郷100km優勝、2017年はさくら道ネイチャーラン優勝、OSJ ONTAKE100km優勝などロードもトレイルも100kmも250kmも強いランナーなのです。累積高低差の大きい飛騨高山100kmで出した8時間21分24秒は素晴らしいタイムです。

 
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現時点ポイントのない選手も、今回の神宮外苑24時間チャレンジのポイントは大きいので1位、2位に入れば一気に上位4人に浮上する可能性はあります。

現在ポイント4番目は楠瀬選手の15 ptですが、今回優勝すると順位ポイントだけで24pt(2位は16pt)です。そこに距離ポイントが230kmで25pt、220kmで15pt加算されますので、230km走って優勝なら49ptとなり上位4位以内は間違いないでしょうし、220kmで2位であれば31ptですから現在の上位選手がポイントを獲得できないとしたら一気に浮上します。

誰が勝つのかは分かりませんが、ハイレベルな争いをすることで、2018年世界ランキングTOP10に多くの日本人選手がランクインします。

また、DUVウルトラマラソン統計の本日時点反映の世界ランキングを見ても、ヨーロッパの選手は非常に強いです。来年の世界選手権はこれらの選手の主戦場であるヨーロッパで開催されるのです。

  1. 243.355km Bereznowska, Patrycja(POL)
  2. 241.921km Rex, Stine (DEN)
  3. 240.697km Pazda-Pozorska, Malgorzata(POL)
  4. 236.401km Biegasiewicz, Monika(POL)
  5. 236.364km Alvarado, Megan(USA)
  6. 232.702km Libuda, Anke(GER)
  7. 228.643km Grundahl, Anna(SWE)
  8. 228.399km Rajda, Aneta(POL)
  9. 225.428km Zetenyi, Szvetlana(HUN)
  10. 224.619km Dean, Tracy Michelle(GBR)