カテゴリー別アーカイブ: ランナー紹介

2018年神宮外苑24時間チャレンジ②〜気になる有力選手(女子)〜

2018年神宮外苑24時間チャレンジ①〜気になる有力選手(男子)〜

今年の神宮外苑24時間チャレンジは男子以上に女子の戦いも熱くなりそうです。

 
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12月のIAU24時間走アジア選手権に日本代表として出場する3選手ともエントリーリストに掲載されています。

来年の世界選手権日本代表の座は4(最大6)で現時点でアジア選手権日本代表の、青谷 瑞紀29 pt、兼松 藍子27 pt、松本 ゆり24 ptがリードしています。(全て敬称略 以下同様)

この3人に続くのが、楠瀬 祐子15 pt、青木 奈和子9 pt、小川 久美子6 ptですが、小川選手は欠場です。

この上位5人のうち、青谷選手、松本選手は2017年IAU24時間走世界選手権日本代表選手で、兼松選手と楠瀬選手は2018年IAU100km世界選手権日本代表です。5番手の青木選手は最年少の24歳でグングン力を付けている有望株です。

ただこの5人で上位争いをするかと言えば、そんなことはなく、今年は強い選手が集まりました。

(こちらは男子の紹介記事に書いた文章ですが、そのまま掲載します。)

まず、強い選手かどうかはゼッケン番号を見ればある程度分かります。基本強い選手から番号を割り振られていると思ってください。

ただし、遅いゼッケン番号であっても、24時間走以外のウルトラマラソンで実績を残している選手は少なくありません。

今回掲載する記録はDUVウルトラマラソン統計(以下 DUVサイト)に掲載された数値などをもとにそれぞれの大会ページを確認しながら手作業で作成しているので、漏れている記録や誤っている記録などもあるかもしれません。

まず、今回のゼッケン番号がどのような順で割り振られたのか私なりの解釈をしてみました。

こちらはゼッケン151から166までの15選手とDUVサイトに掲載された24時間走の自己記録を掲載します。(全て敬称略 欠場者は除く)

*リンク先は以前紹介した記事です。

151 兼松藍子 225.792km(前年1位)
152 楠瀬祐子 215.903km(前年2位)
153 松本 ゆり 234.618km
154 青谷 瑞紀 230.609km
155 岡 さゆり 228.907km
156 藤原 定子 215.248km
157 青木 奈和子 207.610km(前年3位)
159 廣澤 志保 204.298km(前年5位)です
160 田子 裕紀子 204.064km(前年6位)
161 長瀬 陽子 202.961km
162 柿崎 美惠子 200.293km
163 土居 綾 199.185km(前年7位)
164 後藤 玲奈 191.506km(前年9位)
165 田中 さゆり 189.085km(前年10位)
166 和地 朋子 203.044km

上位2選手は優待選手で、そこからは公認大会でのほぼ記録順にゼッケン番号が振られています。

 
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今回の上位争いという観点では、昨年の上位選手と、ここ数年間に220km以上の成績を残している選手を軸に進むでしょう。(全て敬称略です。また選手の故障や体調不良などの状態は勘案していません。)

名前をあげると、151兼松藍子、152楠瀬祐子、153松本 ゆり、154青谷 瑞紀、155岡 さゆりです。

兼松選手は前年優勝者であるとともに、100km世界4位のスピードランナー(PBは7時間44分58秒)です。楠瀬選手は前年2位で、100km世界6位(PBは7時間49分33秒)、そしてチャレンジ富士五湖118km三連覇(2016-2018)とここ数年でトップウルトラランナーの一人に上げられる選手になりました。松本選手は今回参加者中最高記録の234.618kmで前回の世界選手権11位、そして今年の川の道フットレース514km2位と調子を取り戻してきたようです。青谷選手は2014年、2016年の本大会優勝者で、本年はフィンランドで開催された24時間走で221.413kmの記録を残しました。岡選手は2016年の本大会3位で、2017年の世界選手権日本代表です。また2017年川の道254kmそして2018年川の道514km優勝者でもあります。

この5選手に200km以上の記録をもつ、藤原選手(2017みちのく津軽ジャーニーラン250km3位、2017川の道フットレース254km 2位、2014神宮外苑2位)、青木選手(2018チャレンジ富士五湖100km4位、2018OSJ安達太良トレイル50km優勝、2018ハセツネカップ9位、2017平塚12時間走優勝 124.56km)、廣澤選手(2018みちのく津軽ジャーニーラン263km3位、小江戸大江戸200k2位、台北24時間優勝、2017みちのく津軽ジャーニーラン250km優勝、さくら道2位、小江戸大江戸200k優勝)、田子選手(2017平塚12時間走2位)、長瀬選手(2018平塚12時間走優勝、ゆめのしま12時間走優勝、長崎橘湾岸スーパーマラニック173km2位、2017平塚24時間走優勝)、柿崎選手(2017年IAU24時間走世界選手権日本代表、2017年小江戸大江戸200k2位、スパルタスロン4回完走)らが続きます。

また、2018に入ってからも、小江戸大江戸230kとみちのく津軽ジャーニーラン188kmで優勝し、チャレンジ富士五湖118km3位、川の道フットレース254km2位と好調な土居選手や、小江戸大江戸230kで2位の後藤選手、2015年神宮外苑24時間チャレンジ優勝の和地選手、そして200km超えはしていませんが、167飯塚 直美(大江戸ナイトラン4連覇、小江戸川越12時間走3連覇中)、172甲斐 愛子(2016、2017川の道フットレース514km優勝)、178關 利絵子(2017OSJ ONTAKE100マイル優勝、2017ゆめのしま24時間走優勝)、179大塚 恭子(2014OSJおんたけ100km優勝、2016平塚24時間走2位、2017ゆめのしま24時間2位)も注目の選手です。

これらの選手に続くのが、2017年、2018年のゆめのしま24時間走で2年続けて187km走っている180廣瀬 亮子や、2018年台北24時間走、2018年大江戸ナイトラン3位の遠藤 美樹、昨年10位の田中選手らです。

このように凄いパフォーマンスを持った選手が集まり紹介しきれませんが、今回、220km以上の実績のある5人とともに、レースを作っていく選手の一人になると、私が注目するのは184中村 麻季子です。

中村選手は、2018年に入ってからもチャレンジ富士五湖118km2位、野辺山ウルトラ100km2位、飛騨高山100km優勝(5連覇中)、白山白川郷100km優勝、2017年はさくら道ネイチャーラン優勝、OSJ ONTAKE100km優勝などロードもトレイルも100kmも250kmも強いランナーなのです。累積高低差の大きい飛騨高山100kmで出した8時間21分24秒は素晴らしいタイムです。

 
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現時点ポイントのない選手も、今回の神宮外苑24時間チャレンジのポイントは大きいので1位、2位に入れば一気に上位4人に浮上する可能性はあります。

現在ポイント4番目は楠瀬選手の15 ptですが、今回優勝すると順位ポイントだけで24pt(2位は16pt)です。そこに距離ポイントが230kmで25pt、220kmで15pt加算されますので、230km走って優勝なら49ptとなり上位4位以内は間違いないでしょうし、220kmで2位であれば31ptですから現在の上位選手がポイントを獲得できないとしたら一気に浮上します。

誰が勝つのかは分かりませんが、ハイレベルな争いをすることで、2018年世界ランキングTOP10に多くの日本人選手がランクインします。

また、DUVウルトラマラソン統計の本日時点反映の世界ランキングを見ても、ヨーロッパの選手は非常に強いです。来年の世界選手権はこれらの選手の主戦場であるヨーロッパで開催されるのです。

  1. 243.355km Bereznowska, Patrycja(POL)
  2. 241.921km Rex, Stine (DEN)
  3. 240.697km Pazda-Pozorska, Malgorzata(POL)
  4. 236.401km Biegasiewicz, Monika(POL)
  5. 236.364km Alvarado, Megan(USA)
  6. 232.702km Libuda, Anke(GER)
  7. 228.643km Grundahl, Anna(SWE)
  8. 228.399km Rajda, Aneta(POL)
  9. 225.428km Zetenyi, Szvetlana(HUN)
  10. 224.619km Dean, Tracy Michelle(GBR)



CHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018④〜藤澤舞2位入賞。この1年のPB連発について 後編〜

CHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018④〜藤澤舞2位入賞。この1年のPB連発について〜

前話から続く

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最後に、昨年からフルマラソンでPB連発して、その流れを100kmにも繋げている点につき何が一番変わったか聞いたところ、こう答えてくれました。

(ウオーミングアップ後の画像 藤澤選手の隣が50kmに出場した石井コーチ)

現チームに所属し、それまでの距離を踏むだけのトレーニングから、スピード練習などを取り入れたメリハリのあるトレーニングに変えたことでスピードの底上げができました。

その結果として、100kmのペースにも余裕度が増したことが結果に結びつきました。

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□自己ベスト

100km7時間37分56秒(2018サロマ)

フルマラソン 2時間44分20秒(2018洞爺湖)

以前この記事を書きました。

100km8時間以内で走る女性ランナー 〜8時間以内の日本の女性ウルトラランナー一覧〜 2018年6月28日現在

2018年6月28日時点で100km8時間を切った日本女子選手は24人でした。

そのくらい大変な8時間切りを藤澤選手は9月の世界選手権含めて10回も達成しているのです。もちろん日本人最高回数です。

もともと後半になってもペースダウンしにくい持久系ランナーの藤澤選手がスピード練習を取り入れたことで、フルマラソンも100kmもタイムが伸びたのです。

藤澤選手は100kmマラソンを10年以上走っています。それでもこれだけ変わることができたのは凄いことだと思います。

ウルトラマラソンはペースが遅いから、インターバルなどのスピード練習は必要ないとしない人は少なくありません。

もちろんアプローチはさまざまですが、伸び悩みを感じているなら、現在の練習を見直してみてはいかがでしょう。

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⬜︎自己ベストタイムの推移

藤澤さんから過去のフルマラソンのベストタイム更新履歴を教えてもらいましたが、かなり衝撃的な内容です。

2009年3月 名古屋国際女子マラソン 2時間50分23秒
2016年2月 東京マラソン 2時間50分22秒(7年間で1秒の更新)

以下、昨シーズンの結果

2018年1月 大阪国際女子マラソン 2時間47分00秒
2018年3月 名古屋ウィメンズマラソン 2時間46分33秒
2018年3月 板橋CITYマラソン 2時間45分11秒(優勝
2018年5月 洞爺湖マラソン 2時間44分20秒(優勝

また、2018年4月開催のかすみがうらマラソンは自己ベスト更新ではありませんが、2時間45分54秒優勝しています。

3月の名古屋ウィメンズマラソンと板橋CITYマラソンは2週連続自己ベスト更新です。

2009年にあと24秒に迫りながらも、2018年まで9年間を要した2時間50分切りを、4ヶ月間に5回も記録したのは驚きです。

2017年のデータも送っていただきましたが、昨年は貧血に苦しめられたが、サロマ湖以降少しづつ改善したと話しています。

記録はフルマラソン以上のみ

1月29日 大阪国際女子マラソン 2時間53分37秒
2月5日    別府大分毎日マラソン 2時間52分33秒(総合3位)
2月26日 東京マラソン2017 2時間51分22秒
3月12日 名古屋ウィメンズマラソン 2時間52分52秒
4月16日 長野マラソン 2時間57分58秒
5月21日 洞爺湖マラソン2017 2時間56分52秒(総合2位)
6月4日    千歳JAL国際マラソン 2時間55分43秒(総合2位)
6月25日 サロマ湖100kmウルトラマラソン 8時間36分38秒(総合6位)
8月27日 北海道マラソン2017 2時間53分25秒
10月8日 ポートランドマラソン2017 2時間58分39秒(総合3位)
11月11日 2017神宮外苑ウルトラマラソン (50km) 3時間29分49秒(総合2位)PB

 

藤澤選手は、この週末に神宮外苑で開催される神宮外苑ウルトラマラソンの50kmに出場しますので応援してください。



CHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018④〜藤澤舞2位入賞。この1年のPB連発について 前編〜

帰国後、CHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018で入賞した板垣選手や望月選手の記事を書きました。

CHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018③〜板垣辰矢果敢に世界記録を狙う〜

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今回はもう一人の入賞者で、2018年IAU100km世界選手権で個人3位、団体優勝を飾った藤澤舞選手のレースを紹介します。

合わせて、昨シーズンフルマラソンでPBを連発し、その流れで100kmでもPB更新したことについても質問しました。

□大会結果

男子

  1. 斯国松(中国)6:46:45
  2. 板垣 辰矢(日本)6:58:14
  3. Aleksandr Sorokin(ラトビア)7:11:46
  4. 小野 喜之(日本)7:21:15
  5. Serhii Popov(ウクライナ)7:24:46
  6. Giorgio Calcaterra(イタリア)7:30:55

女子

  1. Radka Churanova(チェコ)8:07:05
  2. 藤澤舞(日本)8:09:26
  3. 望月 千幸(日本)8:13:20
  4. Yuliia Tarasova(ウクライナ)8:16:21
  5. Olena Shevchenko(ウクライナ)8:30:49
  6. Valeria Sesto(アルゼンチン)8:36:29

□5kmごとラップタイム

22:42-22:46-22:17-22:33
22:26-22:57-22:08-22:33
23:25-23:53-23:58-25:14
25:57-26:51-27:01-27:51
26:14-26:27-27:22-24:58

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□レース前に考えていたこと

(スタート地点に向かう藤澤選手  撮影者:新澤英典)

世界選手権も終わり、プレッシャーのない状況での出場だったので、楽しむことを最優先に大会に臨みました。

毎年100kmはサロマ湖と世界選手権に照準を合わせているので、それ以外のレースは練習という位置付けにしています。ただ自分の走りが出来れば入賞できるいう思いはあったので、表彰台には上りたいと考えていました。

 

□レース展開

前半は1km4分半ペースでチェコの選手が見える位置で、なるべく1人にならないよう心がけました。向かい風もあり50kmの部の中国選手を風除けにして走りましたが、若干設定よりオーバーペース。ただ、望月さん、内田さんと一緒に走ったのでリズムよくペースは刻めていました。

45km地点でトップに立つも、すでにきつい。前半の小刻みなアップダウンとオーバーペース、暑さで少しずつペースが落ち始めてしまい(1km5分半近くまで)、体を冷やそうとエイドで水を掛けましたが、ぬるくて冷えませんでした。

75km地点で既に100km走ったほどの感覚があり、脚は完全に売り切れ。エイドで1〜2分立ち止まり、氷と冷たい水でポカリを多めに給水するとペースが少し回復しました。

また、45km地点以降、エナジージェルを身体が受け付けなくなり、エネルギー補給しなければと85km地点で持っていたサプリメントを摂取したところ急に気持ち悪くなり、嘔吐し3〜4度立ち止まり、その間チェコの選手に抜かれ、徐々に差が開いてしまいました。。

その後は、本部から連絡を受けた救急車が各所で待機していましたが、止めることなく走り続けそのまま2位でゴールしました。

 

藤澤選手に日差し対策など聞いたところ、「今回は曇り&雨予報だったので、特に何もしませんでした。これをきちんとしていたら、もう少し結果は良かったかもしれません。」と答えましたが、多くの選手が日差しに苦しめられました。
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□大会全体について感じたこと

(3位の望月選手と選手村にて  撮影者:石井憲さん)

とにかくスケールの大きな大会でした。参加人数が少ないのに、ヘリを飛ばしたり、TV中継があったり、大会運営に関わるスタッフの人数も非常に多く感じました。

またしっかりした運営で、中国人スタッフはとても温かかったです。ゴール後倒れていたら、次々と何かお手伝いすることはありませんか?と声をかけてくれました。

 

最後に、昨年からフルマラソンでPB連発して、その流れを100kmにも繋げている点につき何が一番変わったか教えて頂きました。

後編に続きます。

CHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018④〜藤澤舞2位入賞。この1年のPB連発について 後編〜



ウルトラランナー大林僚選手がアスリチューンサポートランナーへ

以前、紹介した大林僚選手がアスリチューンサポートランナーに加わりました。

実績など記事に掲載しているのでご参照ください。

ウルトラランナー紹介 大林 僚 〜ライバルが自分を強くする〜

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今年の宮古島ワイドーマラソン100Kmでは7時間0分23秒で優勝しましたが、2位は2018スパルタスロン優勝や2017年24時間世界選手権優勝の石川選手です。

宮古島ワイドーマラソンが終わったあと、石川選手からレースについてメッセージをいただきましたが、かなり悔しかったようです。石川選手からみた宮古島のレース展開はこちらです。

これからの暑く、日差しの強い時期に備えて〜24時間走世界チャンピオン石川選手の対策〜

その悔しさが石川選手をさらに強くしていき、その3ヶ月後のチャレンジ富士五湖118Kmでは石川選手が優勝し、大林選手は8時間51分14秒の2位でしたが、長時間二人のバトルは続いたようです。

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今回、大林選手がアスリチューンをレースで使うと決めたポイントはこちらです。また今後のレースについても教えてもらいました。

以前飲んだ時、食感と味の優しさが、初めての感覚でした。

エナジージェルの多くは味が濃く、飲みづらい印象ですが、アスリチューンは大変飲みやすいです。

(今後のレース予定)

・10/21 (日)四万十川ウルトラマラソン100Km

→優勝、6時間50分00秒

・11/10(土)神宮外苑ウルトラマラソン50Km

→3位以内入賞、3時間10分以内(*DNSの可能性あり)

・1/20(日)宮古島ワイドーマラソン100Km

→優勝、6時間55分00秒

 

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世界最強のウルトラランナーがライバルと認める大林選手が、アスリチューンという武器を手にして、さらなる高みにチャレンジします。

アスリチューンサポートランナーの最近の活躍をまとめた記事を今日アップしたので合わせてお読みください。

アスリチューン・サポートランナーの活躍が続く



言葉にして夢を引き寄せる〜楠瀬祐子100km世界選手権で6位入賞〜

IAU100km世界選手権で山内選手2連覇 団体は男女とも金メダル!!

先月の話になりますがクロアチアで開催されれた100km世界選手権では男女とも団体金メダルをとり、全員が入賞しました。

その中でアスリチューンとアグレッシブデザインのサポートランナーである楠瀬祐子選手が自己ベストで6位入賞をはたしました。

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結果

1 ŠUSTIĆ NIKOLINA            07:20:34
2 ALDER-BAERENS NELE         07:22:41
3 藤澤 舞(札幌エクセルAC)      07:39:07
4 太田 美紀子(京都炭山修行走)  07:39:45
5 兼松 藍子(TEAM R×L)      07:44:58
6 楠瀬 祐子(東京陸協)          07:49:33

楠瀬選手は数年前から、日本代表になりたい。と話していましたが、当時はそんなの無理と思っている方がたくさんいたと思います。でもその言葉を発することで自らに課題を課して、何をすべきかを明確にし、そして鍛え上げてここまできたのです。

また、言葉にすることで、そのチャレンジを応援したいという人も現れます。

私もその一人です。

2015年のチャレンジ富士五湖で一緒にグループトライアルに出て入賞しましたが、その時、楠瀬選手は9時間台で優勝しました。その頃はじめて日本代表になりたいという言葉を聞きました。当時サロマで4位に入るには、このコースだと少なくとも8時間半で走らないと厳しい。と話した記憶があります。

また、私に出来ることは限られていますが、楠瀬さんが、アスリチューンやアグレッシブデザインのサポートランナーになれるようメーカーに推薦しました。

一生懸命頑張ってる楠瀬選手を見てると応援したいと思い、メーカー2社も快くサポートを受けていただきました。やはり応援したくなったのでしょう。

そして夢であった日本代表として世界選手権を走り、その舞台でも自分を鼓舞して世界で6番になったのですから素晴らしいことです。

今回は、サポートを受けているアスリチューンとアグレッシブデザインを使いはじめたことで、何が変わったのか?そして言葉にする大事さを教えてもらいました。

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●ジェルについて

甘さと香りが苦手で、以前はどのジェルも受け付けませんでした。

ジェル無しで走り切ろうと試行錯誤した時期もありましたが、初めてサブスリーを狙ったレースでは補給を飴だけに頼ってエネルギー切れ。

サブスリーまであとわずかの3時間00分08秒で、悔し涙の結果となりました。(2014年11月つくばマラソン)

このレースの直後に出会ったのがアスリチューン・ポケットエナジーです。

グレープ味が口に合い、レース中に飲めるジェルを手に入れられたことで、補給に関してはストレスなく走れるようになりました。

オレンジ味が出てからは、すっきりおいしくて、さらに飲むのが楽しみに。

飲んだら気持ち悪くなるかも…と思いながら、無理やり補給するのは苦痛です。

ウルトラマラソンは思いがけないアクシデントがつきものなので、ストレスをいかに減らすかが重要なカギとなります。

含まれている成分はさることながら、私は「味」を重視して、アスリチューンを好んで利用しています。

ジェルが苦手な人にはぜひおすすめしたいです。

特にオレンジ味!クセや薬臭さ、甘ったるさもなくて、本当においしいです。

●日焼け止め

ランナーである以上、日焼けは仕方がないものだと思ってきました。

アグレッシブデザインと出会うまでは、脚に不調な箇所があったり、アップダウンの多いコースで膝への負担が気になったりした時も、テーピング焼けが嫌で、テーピングはよっぽどでなければしないようにしていました。

(以前F社の丸いテープを貼って、水玉焼けして恥ずかしい思いをしたことも)

汗をいっぱいかいたり水をかぶったりしても、アグレッシブデザインを使うと日焼けをほぼしないため、今では気にせずテーピングをしています。

不安要素をカバーできるようになったことは、レースへの集中・故障の予防にもつながり、結果に大きくつながっています。

また、日差しの強い日に、直接日光の当たらない背中に塗るだけで紫外線カットにもなり、パフォーマンスダウンを防げます。

みんなが暑がるレースでも、それほど暑さを感じないようになりました。

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●目標を言葉にする大事さ

私はこれまで、目標を言葉に出すようにして来ました。

国際レース出場、野辺山ウルトラで優勝、サブスリー、グランドスラム、日本代表として世界で良い走りをしたい!

私が掲げてきた目標は、無謀だと言われるようなものばかりでした。

国際レース出場を目指してスピード練を始めた頃は、練習に全く付いていけませんでした。

2年後にグランドスラムを!と公言し始めた頃は、100㎞は13時間台(初ウルトラ)、サブスリーペースでハーフも走れませんでした。

日本代表を公言し始めた頃は、まだ100㎞のベストは9時間台でした。

公言することで、自分の言葉に責任を持ち、目標への意識が高まります。

批判的な意見があったり、思うようにいかないこともありましたが、公言し努力し続けていると、それを見て協力してくれる人や同じ目標の仲間が増えていきました。

また、目標を実現していくと、応援してくれる人もドンドン増えました。

そして応援を力に、更なる目標を超えていきたいと励むようになりました。

口に出すことで自らにプレッシャーをかけてしまい、本来のパフォーマンスを発揮できなくなる人もいると思います。

そのため、目標を周りに言うかどうかは人それぞれだと思いますが、私自身は、批判的な意見に悔しい思いをしたこともあったけれど、言葉に出して来たからこそ得られたことの方が大きく感じています。

 

今回記事を書くにあたり、楠瀬選手自身、目標を言葉にする大事さのパートは、言葉にすることでプレッシャーに負けてしまう人もいると思うので、目標を声に出して言うことはいいことだ!と言い切るのは難しいと思い、書く上で悩んだそうです。

ランナーといっても置かれた環境は様々です。すべての人が同じようにできるわけもありません。またすべての人が同じように強いわけでもありません。

そのような気遣いができることも楠瀬選手の魅力だと思います。

アスリチューンの開発者で代表の三上氏と以前から、アスリチューンと一緒に成長するような選手をサポートしたいと話しています。

今回紹介した楠瀬選手、2017年100km世界ランキング1位の板垣選手、2016、2017年24時間走世界ランキング1位で、2017年世界選手権1位、2018年スパルタスロン優勝の石川選手、2018年STY優勝、富士登山競走2位の牛田選手、世界の階段王を目指している渡辺選手、ウルトラ、トレイルで頑張る望月選手、自らも世界で戦い指導者としても力を発揮している星野選手、びわ湖ランナーの諏訪選手は選手生命が終わるような不慮の事故にあいながらも現在必死にリハビリをしています。他にもみんな強くなろうと必死に頑張っています。

以前、望月選手が言葉にした

アスリチューンと一緒に強くなります。

をアスリチューンサポートランナーは胸に自らの限界と戦っています。

(写真提供:楠瀬祐子さん)



ウルトラランナー紹介 大林 僚 〜ライバルが自分を強くする〜

今年のチャレンジ富士五湖118kmで優勝した石川佳彦選手がレース前に最も警戒していた選手が大林僚選手です。

チャレンジ富士五湖で2年続けてアスリチューンサポートランナー3人が優勝 その1〜118KM男子優勝 石川佳彦選手〜

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予想通り118kmはスタートから終盤まで二人のマッチレースになりましたがラスト10kmで石川選手が振り切り宮古島ウルトラマラソンの雪辱を果たしました。

前哨戦となった宮古島ウルトラマラソンでは大林選手が大会記録で優勝しました。その大会についてはこちらに石川選手の視点から紹介しています。

今回はその大林選手からいろいろお話を聞くことが出来ましたので紹介します。

名前:大林 僚(おおばやし りょう)
出身:愛知県田原市
年齢:33歳(1985年1月生)

【自己ベスト】

  • 100Km 6時間55分31秒 2017年四万十川ウルトラマラソン
  • マラソン 2時間28分58秒 2012年加古川マラソン
  • ハーフ 1時間10分26秒 2011年福井マラソン
  • 5000M 15分19秒76 2012年豊川長距離記録会

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【主なウルトラマラソン戦歴】

(2013年)

チャレンジ富士五湖100Km(8時間3分30秒 優勝)

(2014年)

チャレンジ富士五湖72Km(5時間12分30秒 3位)
四万十川ウルトラマラソン100Km(6時間56分26秒 2位)

(2015年)

チャレンジ富士五湖71Km(4時間47分22秒 優勝)
サロマ湖ウルトラマラソン100Km(7時間27分40秒 21位)
香港ウルトラマラソン100Km(8時間51分17秒 3位)

(2016年)

チャレンジ富士五湖71Km(4時間51分25秒 優勝)
サロマ湖ウルトラマラソン100Km(7時間9分45秒 21位)
四万十川ウルトラマラソン100Km(6時間55分48秒 優勝)
神宮外苑ウルトラマラソン50km(3時間06分34秒 2位)

(2017年)

四万十川ウルトラマラソン100Km(6時間55分31秒 2位)

(2018年)

宮古島ワイドーマラソン100Km(7時間0分23秒 優勝)
チャレンジ富士五湖118Km(8時間51分14秒 2位)

【ウルトラマラソンを始めたきっかけ】

(右は日本を代表するウルトラランナー重見高好選手

フルマラソンで2時間30分切りを達成してから、それ以上の大きな目標を作ることができなくなっていました。
その時、ウルトラランナー重見さんの話がきっかけとなりウルトラマラソンに興味を持ちました。もともとスピードよりスタミナに自信があり、自分でも活躍できるのではないかと挑戦した2013年のチャレンジ富士五湖でした。

【ウルトラマラソンの魅力】

ゴールした瞬間の半端ない達成感とその後お風呂に入った時の癒しがいつも以上の感動です。また長時間、肉体的にも精神的にも苦痛と向き合ってきた自分を褒めてあげられます。これらはフルマラソン以上の感動です!

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【ライバル】

石川佳彦選手

2012年とくしまマラソン以来の間柄。故障もなく、大会結果の安定感は抜群。何度もフルマラソンやウルトラマラソン大会で一緒になり、お互いに切磋琢磨し成長することのできた相手。

今井正人選手

同年代の現役実業団選手でマラソンランナー。
面識はないが、高校生の頃から活躍を知っていて、順天堂大学での活躍ぶりから常に刺激を貰っていました。34歳になっても五輪を目指し努力する姿をテレビで観て、今井選手がまだ走っているのだから、自分も負けられない。

【目標】

100Kmの自己ベストで6時間40分を切ること。
どんな過酷なウルトラレースでも出場する以上、必ず完走すること。
(目標としている選手)
原良和選手
能城秀雄選手
重見高好選手
永田 務選手

【大林選手からのお知らせ】

9月22日(土)愛知県刈谷市にある陸上競技場(ウェーブスタジアム刈谷)で2刈谷100Kウルトラリレーマラソンを開催します。

世にも珍しい400Mトラック×250周=100Kmのリレーマラソン。
1人から参加OK。制限時間は8時間とちょっと厳しめですが、チームで参加してあなたもウルトラランナーの仲間入り!50Kmの部も用意しています。自動計測でなく、手動計測ですが、おもてなしの心で参加者をお迎えします!
今年も5月3日(木)からRUNNETと施設窓口で受付開始します!

ぜひチェックしてください!

□画像は大林僚さんからお借りしました。

過去に紹介したウルトラランナー紹介はこちら。



チャレンジsub3.5メンバー紹介 その8 〜2名の新メンバー〜

2017年10月にスタートしたチャレンジsub3.5プロジェクトですが、12月初旬に2名のメンバーを追加しました。

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いづみ

自己ベスト

3時間35分52秒(2017年11月つくばマラソン)

昨シーズンのベストタイム

3時間41分59秒(2017年3月名古屋ウイメンズマラソン)

出場大会予定

2018.1 勝田全国マラソン

2018.3 古河はなももマラソン

メッセージ

つくばを3時間35分で走ることができ、今シーズンもう少し頑張ってみたいと思うようになりました。3.5プロジェクトのメンバーと同じ目標を目指して挑戦していきたいと思います。

あけみ

自己ベスト

1月の勝田全国マラソンが初フルマラソン

入会前のベストタイム

10km 55分台

出場大会予定

2018.1 勝田全国マラソン

2018.3 古河はなももマラソン

メッセージ

仕事、家事、育児をしながらランニングを始めました。時間に制約があるため、毎回練習会に参加出来ませんが、効率良く練習を進めて、サブ3.5を達成していきたいです。また、友達を増やして、楽しくランニングを続けていきたいです。

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チャレンジsub3.5のFacebookページ作りました。フォローお願いします。

チャレンジsub3.5の練習会にはウルトラプロジェクトメンバーであれば参加できます。

体験参加や入会などお問い合わせはこちらのFacebookページのメッセージにてお願いします。

 



ウルトラ始めてフルマラソンが伸びた〜川内鮮輝選手 福岡国際マラソンで自己ベスト更新〜

今年の福岡国際マラソンでは、ノルウェーのモーエン選手が2時間05分48秒で優勝し、日本人では大迫選手が日本歴代5位となる2時間07分19秒で3位になったことが大きく取り上げられています。

また4位までが話題のナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%を履いていたことも注目を集めました。

私自身、東京オリンピック日本代表選考の行方や、世界レベルから置いていかれている現状を破るであろう大迫選手や神野選手の走りには注目していましたが、もう一つ注目していたのは、日本トップクラスのウルトラランナー、トレイルランナーの活躍です。

投稿記事はこちらです。

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その中でも、今年の東京柴又100Kや四万十川ウルトラで優勝した川内鮮輝選手(以下 鮮輝選手)がどのくらいで走るだろうか?と注目していました。

四万十川ウルトラ後のインタビュー記事はこちらです。

四万十川ウルトラで川内鮮輝選手が優勝!と、10月21-22日開催のウルトラアカデミーについて 

鮮輝選手はコースは違えど、東京柴又100kを7時間15分29秒で走ってから、4ヶ月後の四万十川ウルトラマラソンを6時間42分06秒と33分以上更新したことで、来年のサロマ湖ウルトラマラソンで勝ち日本代表として世界で戦うという最大の目標が現実味を帯びてきました。

しかし、その行く手を阻む強敵はたくさんいます。

2017年サロマ湖ウルトラマラソンでは板垣選手が世界記録に45秒差に迫る6時間14分18秒で優勝しました。

板垣辰矢(アスリチューンサポートランナー)100km世界記録まであと45秒に迫る

板垣選手はハーフマラソンを64分前半で走るスピードを持っており、今年の千歳JAL国際マラソンで、鮮輝選手の兄である川内優輝選手の持つ大会記録を破る2時間17分19秒で優勝しました。

板垣辰矢選手  川内優輝選手の大会記録を破って千歳JAL国際マラソン優勝

また2016年IAU100km世界選手権では山内英昭選手が6時間18分22秒で優勝しました。

(速報)IAU100キロ世界選手権(男子)山内選手優勝 団体女子金メダル!!

その山内選手も今年の大阪マラソンで2時間20分45秒の自己ベストをだしています。

他にもフルマラソンで2時間20分以内の記録をもつ選手が日本代表争いをするサロマ湖ウルトラマラソンで勝つには2時間20分は切らないと厳しいと感じていました。

鮮輝選手の福岡国際マラソンを走るまでの自己ベストは2013年に古河はなももマラソンで出した2時間22分54秒でした。

そして、鮮輝選手は、2013年以来記録が止まっていたタイムを4年7ヶ月ぶりに更新する2時間18分47秒で29位に入りました。

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ラップ

16:05
16:08
16:05
16:14
16:10
16:23
16:41
17:28
7:33

ハーフ通過 1:08:07

レース後、鮮輝選手にウルトラマラソンを始めたことが今回の自己ベストに繋がったかどうかを質問しました。

今回フルマラソンのタイムが伸びたことについて、ウルトラマラソンを始めたことは大いに関係しています。

大きく分けて、以下の2点が、フルマラソンのタイム短縮に貢献しました。

①超ロング走による脚づくりによる距離耐性

試合での100km、練習での100kmを重ねて行ったことで、距離耐性がつきました。

そのため、普段のジョギング20km程度(4’45″/km)であれば、心身共に負担はなく、ジョギング=動きを整える活動になりました。動きが整うので、心身共により元気になり、ジョギングの時間は至福のひとときとなりました。

私はスピード練習は週に2回のため、残りの週5日の練習は至福の時間です。

今回の福岡は、前戦の神戸マラソンから2週間の間隔でしたが、週5日は負担のかからない動きを整える活動だったため、神戸マラソンでの走り込みを100%福岡国際へ生かすことが可能となりました。

神戸マラソンの1週間後には、実感としてはほぼフレッシュな状態でした。

②ペースを刻みながらも力を抜くコツを覚えた

ウルトラマラソンは力んでいると、最後まで保ちません。そのため、トレーニングの段階から力まないで走ることを徹底して意識してきました。その意識は、フルマラソンやトラックレース時でも、割合を変えて、生き続けるようになりました。(ウルトラマラソンなら脱力5:出力5、フルマラソンなら脱力3:出力7、トラックレースなら脱力1:出力9といった具合です)

今回の福岡は前半ハーフを68分で入り、現状の私には少し速いペースでした。しかし、この力を抜く意識を持っていたため、必要以上に体力を消耗することなく、最後まで大崩れなく走り切ることが出来ました。

 
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ウルトラマラソンを始めることで、フルマラソンのタイムが伸びてるランナーは、トップランナーだけではなく一般ランナーでもたくさんいます。またウルトラマラソンのタイムを伸ばすためにはフルマラソンのタイムを伸ばす必要があり、相互に連動しています。

鮮輝選手はフルマラソンを2時間15分まで伸ばせば100km世界記録の6時間13分33秒更新も可能だと考えていますが、サロマ湖ウルトラマラソンで上位に入る男子選手は概ねフルマラソンの2.75倍前後で走っています。2時間15分の2.75倍は6時間11分ですから夢は膨らみます。

また鮮輝選手は、現在Bluetoothワイヤレスヘッドホン「Jaybird」のサポートを受けています。

「Jaybird」はこのような商品です。ウエブページより抜粋します。

『どんなに激しく走っても、Jaybird RUNヘッドホンは、セキュアで快適なフィット感、防汗性と耐水性、4時間以上のバッテリー持続時間と持ち運べる充電ケースで、真のワイヤレス・ミュージックをお届けします。 Jaybird RUNで、ワイヤーに邪魔されずに自由気ままなランを。』

詳細はこちらをご参照ください。



まだ2017年の24時間走世界一は決まっていない!!〜井上真悟 中国・杭州ウルトラマラソンを走る〜

石川佳彦(アスリチューンサポートランナー)東呉国際ウルトラマラソンで優勝! 〜24時間走3連続優勝〜

上記記事で紹介しましたが、今年の世界選手権優勝者の石川佳彦選手が台湾で開催された東呉国際ウルトラマラソンでも優勝し、2016年に続き、2017年も世界ランキング1位と私は思っていましたが、まだ2017年の世界ランキング1位は決まっていないようです。

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DUVウルトラマラソン統計によると現時点の世界ランキングTOP10は以下の通りです。

  1. 270.870 km 石川佳彦 日本
  2. 267.187 km Bialobrzeski, Sebastian POL
  3. 266.515 km Steene, Johan SWE
  4. 264.506 km 高橋伸幸 日本
  5. 261.605 km 楢木 十士郎 日本
  6. 260.077 km Ruel, Stephane FRA
  7. 259.403 km Mihalik, Norbert HUN
  8. 258.662 km Reus, Florian GER
  9. 258.172 km Leblond, Olivier USA
  10. 256.443 km Kronen Taranger, Bjørn Tore NOR

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私も知らなかったのですが、12月9日-10日に中国で初開催されるIAU認定の24時間走大会『2017悍将杭州超级马拉松24小时金杯赛』に井上真悟選手が招待参加します。

井上選手は、2010年世界選手権でスコット・ジュレクを破り、24時間走のロード・アジア記録(273.708km)を更新しました。

その記録は、現在でもロード・トラック合わせた24時間走の日本歴代3位です。また世界歴代10位の記録でもあります。

24時間走 250kmオーバーの日本のウルトラランナー一覧

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以下は、井上選手から私に届いたメッセージです。

「日本国内では、神宮外苑の1レースしかないIAU認定24時間走ですが、国際基準の競技種目としてこの15年間、特に台湾では盛り上がりをみせていました。そして今年、経済的に発展している中国を舞台に破格の賞金レースとしてIAU公認24時間走が初開催されます。この大会は、限られた選手のみしか出場のチャンスが得られない大会ではなく、出場を決意した全てのランナーは平等に、挑戦の機会を得ることができます。ただし、全てを掴みとるのは勝者のみです。今回の招待参加をとおして、これから先、ウルトラマラソンで本気でプロ活動をしてゆきたいと思っているランナーにつながる挑戦をしてみせたいと思っています。」

 

井上選手の情報によると、今回の優勝賞金は、ウルトラマラソン大会史上最高額の1万ユーロ(約132万円)とのこと。

招待参加する選手は、今年の世界選手権のラスト3時間で石川佳彦選手に逆転優勝を許した銀メダリスト・セバスチャン・ビアロブルゼスキ選手(ポーランド)や、9月に中国のゴビ砂漠で開催された400km1ステージレース入賞者のFusheng Lan選手(中国)。また、20代の選手を中心にフルマラソンの持ちタイムが高いランナーが数多く、この24時間走へチャレンジします。

2016年に初めて私が井上真悟選手にインタビューをした時に、彼は自分の夢を語ってくれましたが、今回の大会参加はその夢の実現へ向けた非常に重要なレースと考えているようです。

ウルトラランナー紹介 井上慎吾(SHINGO INOUE)


2016年5月にウルトラランナーへの道で紹介した井上真悟選手の経歴や夢はこちらをお読みください。



神宮外苑24時間チャレンジ参加ランナー(30) NO.29 新澤英典(しんざわ ひでのり)

2017年神宮外苑24時間チャレンジにエントリーしているランナーの紹介です。大会直前まで可能な限りご紹介していきます。様々な思いを持った選手を会場にきて是非応援してください。

*応援時には飲食物の提供や並走など禁止事項がありますので後日掲載しますのでご注意ください。

*画像は本人よりご提供いただきました。

【ゼッケン番号 氏名】

29 新澤英典(しんざわ ひでのり)

【プロフィール】

1966年生まれ 本サイト『ウルトラランナーへの道』運営
ウルトラプロジェクト代表

前職は損害保険会社勤務 体重増加をきっかけにスポーツジムに通い、その流れで41歳直前に挑んだフルマラソンは練習不足・知識不足でハーフ手前で両脚が痙攣し、半分以上歩いて制限時間ギリギリの4時間56分で完走。その時の悔しさと諦めずにゴールした時の嬉しさからランニングにはまり込んだ。陸上経験どころか、本気でスポーツに打ち込んだことがない自分がどこまで成長できるかチャレンジし45歳でサブ3達成。その過程で目標達成に向けて何が効率的かを軸に試行錯誤を繰り返し、それをランナーズブログ『ウルトラランナーへの道』にまとめ発信。また、ウルトラマラソンにチャレンジする中で、リスクマネジメントのプロとして歩んできた経験が活かせる競技だと感じはじめる。100キロPBは49歳で出した8時間26分45秒。24時間走PBは50歳で出した209kmと年齢に逆行し肉体的にも成長していく楽しさを満喫しています。

100キロマラソンは7年間で20回走り、20回の平均タイムは9時間28分14秒

2016年24時間走 日本ランキング24位(50才以上2位)

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【主な戦績】

  • 2012〜2017年 サロマ湖ウルトラマラソン100km 8時間26分45秒 最高54位 完走6回
  • 2010〜2017年 チャレンジ富士五湖 100キロ 8時間54分45秒 最高28位 完走8回
  • 2016年 野辺山ウルトラマラソン71キロ 6時間39分27秒 7位
  • 2015年 野辺山ウルトラマラソン100km 9時間57分35秒
  • 2014年 四万十川ウルトラマラソン100km 8時間59分32秒 43位
  • 2011年 24時間グリーンチャリティゆめのしま 12時間走 121.5km 6位
  • 2010年 24時間チャリティラン・ウオーク(6時間個人の部)72km 1位

【自己ベスト】

マラソン 2時間59分38秒 2011年 神戸マラソン
100km 8時間26分45秒 2015年 サロマ湖ウルトラマラソン
24時間走 209.077km 2016年 神宮外苑24時間チャレンジ

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【神宮外苑にエントリーした理由】

普段練習している神宮外苑をいろいろ感じ、考えながら走りたいから。また去年の自分に勝ちたいから。

【なぜウルトラマラソンを始めたか】

最初は好奇心です。フルマラソンを走ったかどうかの頃、SNS上の友人から100キロマラソンを完走したという話を聞き、フルマラソンより長い距離を走るそんなレースがあることに衝撃を受けた。 さらにその男性から自分は出来ないが、100キロを10時間以内で走るサブ10ランナーというトンデモないランナーがいる。と聞き、脳に『100キロマラソン』『サブ10』というキーワードがインプットされた。
その時は自分が100キロを走るなんて想像出来なかったが、その数年後の2010年チャレンジ富士五湖で初めて100キロにチャレンジしサブ10。数年前には想像も出来ないことが出来るようになる。これは面白い。と思いました。
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【好きな距離とその理由、ウルトラマラソンの魅力】

100kmが好きです。ある程度のスピードで走れるギリギリの距離であることと、早朝スタートで午後の早い時間にはゴールできるからです。来年は少し長めのウルトラマラソンにもエントリーする予定です。

ウルトラマラソンを走るランナーはそれぞれ目標や目的は違うと思いますが、私は目標に向かって計画的に頑張っていく過程を含めて楽しいと感じています。レースに向けて計画的に練習し力を付けて、その力を上手く引き出せるようなレースマネジメントができて目標達成ができたら最高です。もちろん長い時間を走るレースだから簡単にはゴールできず、何かしらのトラブルは発生する。そのトラブルに対処しながらゴールを目指すのも楽しさだと思います。

【このレースの目標】

自己ベストが目標です。

【最後に】

昨年は24人、今年は29人の参加者の紹介をさせていただきました。みなさん仕事や大会の準備が忙しい中、ご協力ありがとうございました。もっと多くの方を紹介したいと思いましたが、私のキャパシティではこれが精一杯でした。

昨年はこの記事を読んで興味をもち応援に駆けつけた。選手のバックボーンが分かると応援に力が入る。など応援の方から言っていただきました。またボランティアスタッフの方からも同様のメッセージをいただきましたし、選手からも今までお互いのことは知っていたけど話しをするきっかけになった。初対面の方なのに、昔から知っているように自然に話ができた。など言って頂きました。

今年も昨年に劣らず個性豊かなウルトラランナーが集結します。是非応援にきてください。

ウルトラプロジェクトからは23才から58才までのメンバーが私含めて6人走ります。