カテゴリー別アーカイブ: レースマネジメント

2017年神宮外苑24時間チャレンジ 6時間ごと周回数一覧

日本ウルトラランナーズ協会(JUA)のウエブサイトに掲載された神宮外苑24時間チャレンジ途中結果速報の数値をベースに6時間ごとの周回数をまとめてみました。

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昨年は1時間ごとの一覧表を作成しましたが、本年は6時間ごとのみデータが公表されているので、この公表データのみで作成しました。(*手作業なので誤りがありましたら教えてください。)

ただ、6時間ごとでもある程度傾向は掴めます。

色が赤いほど周回数を重ね色がないと区間は歩きもしくは休憩の時間が長いというイメージです。

赤は54周以上(1時間あたり平均9周以上)

黄は30-35周(1時間あたり平均5周以上6周未満)

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当然ながら上位選手には黄色や白はありません。最低でも6時間の平均では1時間あたり6周は走っています。

1時間に6周は時速7.947km(7’33/kmペース)とかなり遅いペースに感じますが、このペースで走り続けでば24時間で190.735kmに到達します。

実際黄色や白がない選手は全員200kmを超えています。

来年以降200kmオーバーを狙うのであれば、前半12時間で110km以上は走るか、もしくは1時間に最低でも6周以上は走るような走りが必要になります。

私自身、12時間経過後に苦しい時間帯が続きましたが、1時間に6周をノルマに走り続けたところ後半12時間は75周で男子11位です。(女子1位はウルトラプロジェクトの青木さんで私と同じく75周です。)

ちなみに75周は99.342kmでありラストの距離加算を加えるとほぼ100kmになります。

また、白がある方は、その時間帯に走れなかった原因に対応できれば大きく記録を伸ばすことができます。これは伸びしろがあるということです。

全体の色をチェックすると、最初の6時間は色が濃いですが、6-12時間は少し薄くなり、12-18時間が最も白が多いです。明るくなり始めたら目が覚めて復活する方も多いようです。また内臓を壊した走れなくなったけど眠ったら治った方もいるのでしょう。このように色分けすると全体のイメージが分かります。

深夜走っていた方はコース上にランナーが少ないと感じたと思います。誰もが苦しいこの時間帯に走り続けることができるかが24時間走では大きなポイントです。

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また1時間に平均7周の6時間42周以上で走り通した選手は上位3選手と6位の選手の4名のみです。6位の竹入選手は前半12時間と後半12時間の差が2周しかありません。

161km(100 マイル)以上の走破者で、毎時間最低走行距離 6km 以上を維持した上で、前半 12 時間と後半 12 時間の周回差(15 周以内が条件)の最も少なかった者(男女区別なし)を“大会特別賞”は竹入さんですね。

ちなみに2010年に初出場した時に、私は前半68周、後半66周で大会特別賞をいただきました。この時は9月上旬開催で非常に暑くて序盤に潰れて夜に復活しました。懐かしいです。



2017年神宮外苑24時間チャレンジ記事一覧表

今回、神宮外苑24時間チャレンジを走ってから、結果だけではなく、どのような準備をし、どのように走り、どのようにトラブルを回避したかなど、『自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返り』にまとめました。

全てのランナーに当てはまるとは思いませんが、比較的ベーシックな内容だと思います。また周回コースの24時間走独自の内容もありますが、100kmレースやフルマラソンにも通じる内容も含まれています。

参考になると感じる部分のみ取り入れていただければと思います。

(画像は全てウルプロメンバーや友人などが撮影していただきました。)

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最終結果

JUA 日本ウルトラランナーズ協会ウエブサイト掲載の男子200km以上、女子180km以上の記録を抜粋しました。(敬称略)

男子

  1. 高橋 伸幸  252.658 ㎞
  2. 高橋 浩一  243.051 ㎞
  3. 安孫子 亮  240.359 ㎞
  4. 大河原 斉揚 238.272 ㎞
  5. 篠原 直秀  235.706 ㎞
  6. 竹入 英樹      235.274 ㎞
  7. 向江 司   228.379 ㎞
  8. 神宮 浩之  226.565 ㎞
  9. 星川 晶   224.651 ㎞
  10. 木曽 哲男  220.926 ㎞
  11. 吉清 一博  219.066 ㎞
  12. 白倉 嵩大  218.049 ㎞
  13. 小田 克矢  216.858 ㎞
  14. 後藤 大樹  216.701 ㎞
  15. 宝徳 忍   216.661 ㎞
  16. 岩立 幸一  214.716 ㎞
  17. 新澤 英典  214.472 ㎞
  18. 林 達雄   214.469 ㎞
  19. 谷水 強   214.303 ㎞
  20. 林 伸樹   208.124 ㎞
  21. 松井 聡   206.590 ㎞
  22. 山村 浩太郎 206.228 ㎞
  23. 西川 昌志  206.107 ㎞
  24. 大島 康寿  205.615 ㎞
  25. 堀 竜麿   204.794 ㎞
  26. 藤原 一清  203.725 ㎞
  27. 陶山 和彦  203.165 ㎞
  28. 米澤 治文  201.941 ㎞
  29. 高橋 健吾  200.008 ㎞

女子

  1. 兼松 藍子  225.792 ㎞
  2. 楠瀬 祐子  215.903 ㎞
  3. 青木 奈和子 207.610 ㎞
  4. 小川 久美子 205.161 ㎞
  5. 廣澤 志保  204.298 ㎞
  6. 田子 裕紀子 204.064 ㎞
  7. 土居 綾   199.185 ㎞
  8. 鈴木 琴美  192.999 ㎞
  9. 後藤 玲奈  191.506 ㎞
  10. 田中 さゆり 186.377 ㎞
  11. 藤原 定子  185.348 ㎞
  12. 大塚 恭子  185.333 ㎞
最終結果と神宮外苑歴代ランキング

・2017年 神宮外苑24時間チャレンジ 参加ランナー紹介ページ (男子の部)
・2017年 神宮外苑24時間チャレンジ 参加ランナー紹介ページ (女子の部)
・2017年神宮外苑24時間チャレンジ レース展望 男子
2017年神宮外苑24時間チャレンジ レース展望 女子
・神宮外苑24時間チャレンジ応援の方への注意事項
・2019 IAU 24時間走世界選手権代表選考要項

以下は前年大会前に作成した記事です。

・2016神宮外苑24時間チャレンジ参加ランナー紹介
・2010年から2015年までの上位選手一覧など

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大会前に書いた私の目標など

以下レース後に書いた振り返り記事です。

その1 暫定結果など
その2 1時間ごと周回数について 
その3 レース展開とトラブル対応① 
その4  レース展開とトラブル対応② 
その5  靴擦れは起きなかった 前編 
その6  靴擦れは起きなかった 後編 
その7  上体の真下で接地する 
その8 失速を防いだレース中の補給 前編 
その9 失速を防いだレース中の補給 後編 
その10  GPS時計のセッティング 無駄な情報は要らない 
その11 できる準備はすべてやる  アスリート用リップクリーム

・人類の限界値水準から24時間走の距離を考える

こちらにこの表に関する記事をまとめました。

余談的な記事ですが、このように考えると記録を伸ばすのは、最初は比較的簡単でも、徐々に難しくなるのが分かると思います。フルマラソンだって4時間くらいの時は一気に30分くらい短縮することはありますが、3時間切ってくると3分短縮するのも難しいように24時間走で数キロ伸ばすのも難しくなって来ます。

・100キロタイムから24時間走の距離を探る

最大距離目安は以下の数値から概ねですが算出できます。
男子 1920÷100キロタイム(h) 女子 2040÷100キロタイム(h)

私が今年の神宮外苑の日に100kmを走ればPBの8時間26分では走れずサブ9ギリギリの体調でした。今年のサロマ湖が8時間54分ですから、これを計算式に当てはめると1920÷8.9時間≒215.7kmです。今回の走りはその時の自分の体調などを考えると限界値に近いくらい頑張れたのだと思います。

来年走るのであれば、少なくとも100kmでPBを出した時くらいの体調で挑みたいと思います。すると1920÷8.43時間≒227.7kmになります。それでも入賞に絡むような選手ではありませんが、自分自身の限界を少しづつ探る旅を続けていきたいと思います。

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・ウルトラプロジェクト

今回は画像に写っていないメンバーも含めて神宮外苑を走りましたが、今年入会した青木さんが昨年の175.147kmから207.610kmへと30km以上伸ばして3位入賞した他、初参加のメンバーも楽しかった。また来年チャレンジしたいと話しています。来年は走力のあるメンバーも複数エントリーしたいと話しているのでウルプロメンバーが今年の青木さんのように上位に絡めるよう神宮向けの練習もしていく予定です。

ウルトラプロジェクトメンバーは、先週の大田原、つくば、大阪マラソンなどレースでは20人近いメンバーが自己ベストを出しました。ウルトラマラソンを走ることを目標としたメンバーしかいないと勘違いされることはありますが、そんなことはありません。フルマラソンでサブ3したい、サブ4したいと入会するメンバーもいるし、トレランをもっと気持ちよく走るために走力をつけたいと入会するメンバーもいます。トライアスロンのランパートを頑張れる走りを身に付けたいと入会するメンバーもいます。

過去の自分自身を越えるために頑張っているメンバーを素晴らしいとお互いに応援しあえるような温かいランニングクラブを目指しています。そして私はメンバー一人一人が目標達成できるように一生懸命頑張ります。

ウルトラプロジェクト練習会日程についてはこちらです。

・主なウルトラプロジェクト協賛ブランド(順不動)(*私の個人サポート含む)

ATHLETUNE(アスリチューン)
ケッズトレーナー
Aggressive-Design(アグレッシブデザイン)
RxL(アーエル)
凌駕スマッシュウオーター
SALOMON(サロモン)
Suunto(スント)
ランプラスウオーター
Champion System(チャンピオンシステム)
キャタピラン
Kernel(カーネル)

・ウルトラセミナー

これらのノウハウを多くの100kmマラソンにチャレンジするランナーへお伝えするウルトラセミナーも順次開催しています。

次回開催は2017年12月12日と14日の、チャレンジ富士五湖対策です。12日は定員により締め切りです。

ウルトラプロジェクト入会やウルトラセミナー参加申込はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。



12/14 第26回ウルトラセミナー 〜チャレンジ富士五湖対策セミナー〜

昨日の早朝Facebookページにて開催案内をしたところ、申込みをいただき、昨日中に事前予約者を含めて12名の定員になりました。

会場のキャパ的には30人は入れるし、その後も参加したいとご連絡をいただいておりますので収益面を重視すればたくさんの方に来てもらった方が良いのですが、やはり参加者全員が大会に向けてどのような準備をすれば良いのかをより具体的にイメージできるようなセミナーにしたいので大幅な増員はできません。

そこで同じ時間、同じ場所、同じ内容のセミナーを12月14日(木)に開催します。

12日はそもそも参加できなかったという方や、申込もうと思ったけど定員になってしまったという方は早めにFacebookページのメッセージにてご連絡ください。現在4名ほどの方が申し込んでいます。

以下、先日アップした記事の開催日だけ変えたご案内です。

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来年4月に開催するチャレンジ富士五湖は都内近郊からのアクセスもよく、ウルトラマラソンのデビュー戦としてエントリーするランナーが多い大会です。

私自身も100kmマラソンのデビューは2010年のチャレンジ富士五湖でした。様々なトラブルに遭いましたが復活を信じて諦めなかったところ残り25kmくらいで復活し9時間54分で完走した思い出のレースです。

その後毎年走っていますが、同じコースを走ることでその時の走力など客観的に把握することができます。来年はUTMFの時期的に重なりましたが、ほとんど迷うことなくチャレンジ富士五湖を選びました。

毎年走るたびに新たな気づきはあるし、来年もコースベストを目指して頑張ります。

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2年前からウルトラセミナーを開催するために、自分が走って得た経験だけではなく、様々な観点から客観的な分析を行い、参加者の目標達成に繋がるセミナーにしようと毎回ブラッシュアップを計っています。

今回のセミナーも過去のセミナーより良い内容にしていきます。

2016年のチャレンジ富士五湖対策セミナーに参加した方の結果に関しては、チャレンジ富士五湖 ウルトラセミナー参加者の結果や喜びの声で掲載しましたが、ウルトラセミナーを受講された100キロ参加者は、私を含めて20名中17名が完走(完走率85%)し、そのうち11名が初100キロ完走および自己ベストでした。(100キロの部 完走率 73%)また、71キロ、118キロを含めたセミナー参加者は37名で31名完走(完走率84%)です。(大会全体の完走率 74%)

2016年野辺山ウルトラマラソンの100キロ完走率は58.6%のところ、ウルトラセミナー参加者20人中16人完走(完走率80%)

2016年サロマ湖100キロウルトラマラソンの完走率は80.5%ですが、ウルトラセミナー参加者は24人中22人完走(完走率91.7%)

2016年おんたけウルトラにいたっては全員完走です。

2017年も同様に、完走率が高いだけではなく、100kmマラソンで初めてサブ10、サブ9する参加者も結構います。

ウルトラマラソンは距離も時間も長いので、どんなに練習し、準備をしても体調不良でリタイアすることはあります。そのことを考えると上記完走率は驚きの数値だと思います。

特にウルトラセミナーの参加者の半分近くは初100キロです。

なぜこれだけ成果が出ているかというと、どのような準備をしてどのように走れば良いのかを自分ごとになるようなセミナーにしているからです。

また、ウルトラセミナーでは根性や精神論的な話はほとんどしません。また私の経験に頼るのではなく、可能な限り数値化してお伝えし、また参加者に一緒に考えてもらいます。

今回のセミナーはチャレンジ富士五湖を題材にしていますが、その他のレースにも応用できることですので、チャレンジ富士五湖に参加されない方にも参考になるセミナーです。

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◻︎日時

2017年12月14日(木)19:00〜21:00

◻︎場所

カフェ Vita@stile (東京都中央区月島1−14−7 旭倉庫内)

◻︎対象者

・ウルトラマラソン初挑戦の方
・過去リタイアしている方
・サブ9、サブ10など目標タイムで完走したい方
・今後、ウルトラマラソンにチャレンジしたい方

◻︎セミナーの内容

・100キロマラソンを走るための練習
・チャレンジ富士五湖のコース説明
・目標タイム設定
・ペース設定について
・富士五湖特有のコース対策
・ウエア・シューズなどおすすめアイテム
・補給計画について
・ウルトラマラソンでよくあるトラブルとその対応

セミナーの進め方は、実際に現在の走力に応じて目標タイムを考えていただき、スタートラインからゴールまで、コースを走るイメージを持ってもらえるようワークショップ形式で開催します。

*100kmの部を中心にセミナーを進めますが、71km、118kmの参加者には目標タイム設定やペース設定を個別にお渡しします。

◻︎参加費

・一般価格:3,500円
・リピーター価格:3,000円(過去ウルトラセミナーに参加した方)
・ウルトラプロジェクト会員価格(レギュラー会員:2,000円、ビジター会員:1チケット+1,000円)
*当日ウルトラプロジェクトに入会された方は、会員価格となります。

◻︎セミナー参加者特典

その1 サンプル提供

アスリチューン エナゲイン  1個

アスリチューン    ポケットエナジー(オレンジ味) 1個

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スマッシュウォーター   1包(500〜1000cc用)

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凌駕  SHOT-ONE  2包(2回分)

*まだ発売前のスマッシュウォーターの携帯用製品です。

その2 会場限定価格商品販売

アスリチューン、スマッシュウオーター、カーネルなどウルトラマラソンで武器になるサプリメントやアイテムを会場限定価格で販売します。

◻︎募集人数

12名 *すでに4名のご予約をいただいているので残り8名となります。

◻︎その他

・参加費には1ドリンク(生ビール・コーヒー・ソフトドリンクなど)が含まれています。

・セミナー終了後、質問などお受けいたします。

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昨年のセミナー開催報告はこちらをご参照ください。

ウルトラセミナー開催報告  〜チャレンジ富士五湖対策セミナー〜

参加ご希望の方は、Facebookページのメッセージにてご連絡ください。



自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその11 〜 できる準備はすべてやる  アスリート用リップクリーム  〜

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその10 〜GPS時計のセッティング 無駄な情報は要らない〜  から続く

疲労が徐々に抜けるとともに、レース中に感じた苦しさも徐々に風化していきます。

もう24時間走はやりたくない。。とレース中や、レース後に何度も思った方も、なんだかそう感じたことも懐かしい記憶に変わってきていませんか?

私自身、まだ来年の24時間走については考えたくありませんが、24時間走世界ランキングの50歳以上の記録など最近眺めています  笑

ちなみに現時点の1位はフランスの選手でなんと260.077 km(世界選手権5位)で、2位もフランスの選手で250.247 km。240km以上が7人です。ただ私も現時点で30番以内には入ってます。現実的にトップ10は難しくてもトップ20は狙えるのではないか?なんて思ってます。

さらにDUVウルトラマラソン統計の面白いのは、アジアとか、日本とかカテゴリーを狭めていくこともできるのです。

40歳で初めてフルマラソンを走った私のような平凡なランナーでも、世界ランキングを意識することが出来るのもウルトラマラソンの魅力だと私は思います。

もちろん組織から表彰されるわけではないけど、自分自身の成長の目安になり、やり甲斐にも繋がります。

さて、そのように神宮外苑から時間は経ちましたが、来年以降の神宮外苑24時間チャレンジに参加しようと考えている方や100kmなどウルトラマラソンにチャレンジする方の参考になりそうなことは、この機会にまとめておきます。

今回書くのは、リップクリームについてです。

女性には欠かせないアイテムですが、男性で使っている方は少ないと思います。

私自身、リップクリームを使うのは真冬に唇が荒れてしまってから対処療法的に使っていました。

今回の神宮外苑では、アグレッシブデザインから10月に販売したHemere(エメレ)を使いました。

試作品段階から使っていますが、香りやグロス感がないから男性でも違和感なく使えるアスリート用リップクリームです。

レース中に塗り直しはしませんでしたが、ドリンクを飲んで濡れた唇に冷たい風が吹き付けましたが、最後まで荒れることはありませんでした。

メーカーのページにはこのように書かれています。

過酷なスポーツシーンで、くちびるは大きなダメージを受けるくちびるをケアすることでより集中できるのではないか?
ひび割れる・痛い・皮がむける・血がにじむ……
その根本的な原因は紫外線・乾燥・物理的接触
これらの原因からくちびるを守る為のベール

それが「Hemereエメレ」

実際のところ、今回リップクリームを塗らなくても荒れなかったかもしれません。

でも、くちびるがひび割れて痛みを感じながら走る状況になれば補給時に大きなストレスになったと思います。

レース前に10秒ほどの時間を使い塗るか塗らないかで、ストレスに繋がるリスクを回避できるなら塗った方が良いと私は思います。

できる準備は全部やる

そんな積み重ね。気持ちが、長時間走るウルトラマラソンでは大事だと思います。

 

今回はリップクリームを例に出しましたが、予期せぬトラブルであれば対処するしかありませんが、準備しておこうと思いながらしなかったことがトラブルに繋がったら精神的なダメージも大きいです。

また予期せぬトラブルとは、自分が知らないだけで、経験の長い方であれば予期できるトラブルであることが大半です。

トラブルに見舞われ対処していくことで経験となっていきますが、そもそもどのようなトラブルが発生するかを知っておけば準備も対処も変わってきます。

来年4月以降に開催されるチャレンジ富士五湖や野辺山ウルトラ、サロマ湖ウルトラなどウルトラマラソンにチャレンジするランナーのためのウルトラセミナーを過去数10回開催していますが、ますが12月12日 19時から2時間少々都内でチャレンジ富士五湖対策編を開催する予定です。

詳細は近日アップしますが、参加者全員に理解して欲しいので毎回10人程度の少人数で開催しています。参加費は従来同様3500円を予定しています。ご希望の方はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。

フルマラソンシーズン直後に開催されるウルトラマラソンのためにどう練習していくかや、そもそもどのような目標設定をしていけば良いのかなど幅広い内容をお伝えします。

チャレンジ富士五湖以外のウルトラマラソンにチャレンジする方にとっても参考になる内容です。

私が【ゾーン】に入った時に共通していること

文春オンラインに掲載された、平凡な人間でも「ゾーン」に入れる 室伏広治が教える集中力の高め方 を読んでいろいろ感じることがありました。

(画像は神宮外苑24時間チャレンジでウルプロメンバーが撮影)

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頭だけで考えないで身体を動かすと見えてくることがあるとありますが、ウルプロ午後練では頭も身体も動かし、集中していろいろ感じ取ってもらってます。教わるのではなく自分で気付く。感じ取ることは凄く大事です。定着がまるで変わりますし、自ら気付くことを体験した方は、その後いろいろ悩みが出てきても修正しやすくなります。

『ゾーン』に関しては私も何回か経験あります。今年の神宮外苑は自己ベストですが、ゾーンに入った感覚はありません。動きに気付きその場で修正をすることは何度かありましたが、最初から最後まで意識は大きくブレなかったレースです。

ブレなかったからゾーンに入った感覚がなかったのだと思っています。

(岡山の境内まで非常に急傾斜の階段の上から撮影)

私が、ゾーンに入る時に共通していることを記憶から読み解くといくつか見えてきます。

・思い通りの展開ではなかった。

・身体は限界で気持ちは諦めの方向に向かっていた。

・ネガティブな感情を振り切り今できることをした。

・その瞬間に身体はフッと軽くなり加速した。

・その感覚を楽しみ徐々に気持ちよくなった。

・気づくと限界と感じた身体は動くし、いくらでもペースを上げれる感覚を感じた。

室伏さんが記事で、まずは自分自身の持ってる力を出し切ることが大事と書いていますが、まさしく自分の経験と重なります。

尾道千光寺の鎖山(くさり山)より

近い感覚として、生死のギリギリの場面に遭遇した時に、ほんの一瞬なのに死の淵から転げ落ちないように瞬時に様々なことを考え行動をしたことがあります。

今考えても危なかったことが何度かあります。オートバイであったり、車であったり、自転車であったり、今考えても背筋が凍ります。かなり鮮明に覚えています。

20歳になる前に峠道をオートバイで走っていてコーナーを曲がりきれなくてガードレールに突っ込みそうになった時も、ほんの一瞬なのにオートバイをコントロールし衝突を避けました。しかしバイクから投げ出された私は空中を飛びながらどうすれば最小のダメージでこの場を回避できるか考え、咄嗟にヘッドスライディングの形で滑り込む形を作りグローブの掌と胸から滑りほとんど無傷で危険から回避しましたが、地面に触れる身体の順やタイミングなどもしっかり考えそのように行動していました。一瞬のことですが、その時はスロー動画のように時間の経過は驚くほどゆっくりで、考える時間も行動する時間もあったのです。

自分の細胞レベルで、それぞれの細胞がその瞬間にできることを行ったと書くと大袈裟ですが、それに近い感覚でした。

一流のプロ野球選手がピッチャーの投げる球が止まって見える。と感じることがあったようですが、そのくらい集中していたのだと思います。

人間の集中力は凄いです。

そして、室伏さんの書いてるタイトルのとおり、私はまさしく平凡な人間です。

その私が感じることが出来るのですから多くの方が経験できることだと思います。

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明後日のつくばマラソンや大阪マラソンを走る際に、予定通りのレース運びが出来たらそれは最高です。

まずはスタートラインに並んだ時点で今日は調子いいぞ!と感じるよう疲労など抜き、体調よくして迎えてください。

もし中盤から終盤にかけてキツくなりペースを保てなくなり貯金も底をつき絶対達成したい目標が厳しくなりかけ、今日は無理と諦めかける前に、思い出して欲しいことがあります。

それは、

自分を抜いてくランナーを追いかけ、追い抜いてみてください。

追い付いたら、そのままつくのではなく、追い抜くのです。その時は目標タイムとかペースとか考えずにとにかく自分を抜いてく、もしくは前にいるランナーに追いつき、追い抜くことだけに集中する。

あと10km保たないとか、ペースとかそんなことは考えずに、この一瞬を大事にしてください。

(*自分自身が納得できる目標修正できる時は、その修正した目標に向け頑張りましょう。)

追いかけ、追い抜いたら、また追いかける。今できる自分のベストを尽くし諦めない。そんな時にゾーンに入ることはあります。

もちろん、ゾーンに入らずに、そのまま潰れてしまうこともあります。ただペースが落ち続け、目標達成は無理な状態で諦めて何もしなければ、目標達成は100%無理です。

その一瞬を頑張れない状況で、もっと疲れが溜まりネガティブな方向に向かう終盤に頑張れるはずもありません。

その一瞬を頑張れば流れが変わるかもしれません。

例えば3時間30分切りを目指し、25kmまでは多少速いペースで貯金を作るも、30km以降はキロ5が保てず数キロで貯金がなくなった。その時は5’15/kmペースになっているが、5’00/kmで行かねば間に合わない。その時は少なくとも5’00/kmに上げないと目標達成はどんどん厳しくなります。このペースで粘ってラスト5kmを23分で走れば間に合う。自分は5kmだけなら21分で走れるからなんて思っていると、ラスト5kmになっても、ラスト3kmキロ4で走れば間に合うと先送りしちゃいます。

私自身このパターンは経験あります。。

そもそもラスト5km23分にあげようと思ったなら、その瞬間から5km23分に上げて頑張ったら良いのです。5kmでレースが終わっても良いと考えても良いかもしれません。

まずは自分を抜いてくランナーが、3時間30分のラインと思ってそのラインに負けないように頑張ってください。見えなくなったらもう追いつけません。

過去のレースで自己ベストを出した時を思い浮かべると、思い描いた展開に近いレースはもちろんありますが、諦める寸前で何度も諦めずにその時、自分にできる走りをした時もあります。

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精神論だけではなく・・・

ここで終わると諦めない根性とか、気持ちが大事という内容になってしまうので少し違う観点を付け加えます。

先ほど書いた、『自分を抜いてくランナーを追いかけ、追い抜いてみてください。』には技術的要素も含まれているのです。

それまで保っていたペースが保てなくなった原因は、筋力や体力が尽きてきた場合もありますが、合わせてフォームを保てなくなっている場合もあります。効率よく走れている時より少し後傾したり、腰が落ちたり、顔が上がっていてばペースは落ちます。

試しに、気持ちよくジョグをしている時に、少し目線を上げたり、腰の位置を落としたりしてみてください。ペースが落ちるのが分かります。

自分を抜いていくランナーは調子よく走っているランナーです。そのランナーを追いかけることで効率よく走っている時のフォームやリズムを思い出すこともあります。

それでフォームやリズムを取り戻したら、復活した自分に喜びを感じ高揚感は高まるでしょう。

頑張ってゴールしたらその後いくらでも休めます。

大阪マラソンには応援にいけませんが、つくばマラソンの応援にはいく予定です。

走られる方頑張ってください。



大田原マラソン 〜スペシャルドリンク〜

明日開催の大田原マラソンは一般ランナーがスペシャルドリンクを置ける数少ないレースです。

大田原マラソン大会ページに容器について注意事項が書かれているのでよく読んでください。

容器

高さの制限はないのでペットボトルを使えます。

ページには「容器はボトル容器のみとし、缶・ビン類やパウチ容器(単体)は一切認めません。」と書かれてます。

目立つ装飾は良いのですが、自立できないようなボトルは受け付けてもらえません。また大きすぎると他のランナーのボトルなどを隠してしまうので節度ある装飾にしてください。

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設置地点

スペシャルドリンクは以下の7地点に置けます。

9.5km、14.7km、19.1km、24.2km、28km、34.3km、37.7km

ゼネラルエイドとの位置関係は、全てスペシャル→ゼネラルの順になっています。

申請

また、スペシャルドリンクはエントリー時に提出数及び配置地点を申請する必要があります。

配置

「配置はナンバーカードの番号で10の区分に振り分けていますので、どの地点でも同じ机番号のテーブルにボトルが設置されます。」と記載されています。

→ただし、この記載では、ゼッケン番号下一桁で振り分けているのか、○番から○番までは机番号1のような形態かが分からないので確認した方が良いです。以前私が書いたブログを読み返すと2013年は10区分について招待選手のテーブル、陸連登録者のテーブル①②③・・・、陸連登録以外のテーブル①②③・・・という感じに割り振り、招待選手以外は男女別テーブルになっていました。

4年前のことですから変わっているかもしれませんが、今回もこの割り振りだと参加人数の多い男子は要注意です。なぜなら下一桁の番号による振り分けなら、速いランナーから遅いランナーまでバラけるので混雑は緩和されますが、例えば陸連登録者のテーブルをゼッケン番号順に区分すると、同じくらいの持ちタイムのランナーが固まり混雑します。

この部分は預ける場所に案内が書かれているかもしれませんが把握しておいた方が良いです。

この画像は2013年に置いたボトルですが、テーブルに数多くのボトルが並び、序盤は見つけることが出来ませんでした。この状況にストレスを感じました。

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何を置くのか?必要なのか?

私はこの2013年の大会を最後に大田原マラソンではスペシャルドリンクを置いていません。

なぜなら私の場合は置くことがマイナスになると感じたからです。

普段置けないスペシャルドリンクを置いてみたい。という興味があるなら試したら良いと思いますが、そもそも何を置くのか?が浮かばない人は置く必要はないと思います。

私の経験含めてフルマラソンでスペシャルドリンクを置くメリデメを書いてみます。私の場合ですから全ての方に当てはまるわけではありません。

メリット

・普段使っているのと同じスポーツドリンクなど置ける。

・エナジードリンクや、自分で配合したスペシャルなドリンクを置ける。

・ジェルを巻きつけて置けば身軽に走れる。

こんな感じだと思います。

デメリット

・数が多く見つからないことがある。

・前を行くランナーがとってしまうことがある。

・探すためにペースダウンせねばならない。

・ボトルがない場合巻きつけたジェルも失う。

・見つからない時は精神的に辛くなる。

・気をつけないと水分摂取量が増える。

まず見つからない。持っていかれるリスクはあると思ってください。2013年は最初何箇所でなく、止まるようなスピードで探しましたがなかったので、まず持って行かれたと思いました。その時は事前にブログに内容もアップしていたのが悪かったと思いました。

だからといってランナーはマナーが悪いとか思わないでください。ランナーだから人格者という訳もなく、さまざまな方がいるということです。

また、エナジードリンクなど置くならパッケージが見えないようにガムテープなどでマスキングした方が良いです。

さらになかった時の落胆が良い効果に繋がるわけはありません。

そもそもウルトラマラソンほど大量のジェルを使わないフルマラソンなら身につけた方が確実です。またスペシャルを飲んでからゼネラルを飲むと水分過多になり低ナトリウム血症になったりトイレが近くなりかねません。

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もし置くなら

・なくて当たり前と思う。あったらラッキーくらいに。

・なくて困るジェルなどは身につける。

・エナジードリンクなどパッケージ剥き出しは避ける。

・いろいろ配合する場合は、事前に味の確認をする。驚くほど不味くて吐き出した話など聞いたことあります。

・明日はおそらく気温は高くないと思われますが、傷みやすい果汁や乳製品はやめた方が良いです。また開封したモノは雑菌が繁殖するリスクがあることも認識ください。

・ゼネラルエイド以上にボトルを探すランナーへの衝突など気をつけてください。

私は今年は出ませんが、エントリーしていた場合でもスペシャルはおきません。理由は置かねばならないモノがないからです。

エネルギー補給は、アスリチューンなどエナジージェルを持てばよいし、終盤にエナジードリンクを飲みたいなら、代わりにオルガニックジェルを持てば良い。スポーツドリンクはエイドにあるし、スペシャルがなくても走れます。

もちろん、既に準備をしている方は予定通り活用ください。ただ上記注意点に書いたように、なくてガッカリするより、見つけて今日は付いてると思った方が気持ちが乗ってくると思います。またランナー同士の接触が発生しやすい箇所なので注意して転倒など気をつけましょう。



自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその10 〜GPS時計のセッティング 無駄な情報は要らない〜

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその9 〜失速を防いだレース中の補給 後編〜 から続く

神宮外苑24時間走ではスントスパルタンウルトラの画面設定をこのようにしました。

GPSウォッチは様々な情報を入手できます。このスパルタンウルトラにしても非常に多くの情報を前もって選択し画面に表示させることができます。

ただ、私はそのレース中に必要な情報のみ選択するようにしています。その数値を見て何ら活用することができない情報はプラスどころかマイナスに働きかねません。

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今回のメイン画面はこれです。

最高7つの数値を表示できるけど3つの数値を表示しています。

上から、ラップ数、ラップタイム、時刻です。これだけあれば24時間走は十分です。

また、設定はオートラップは外します。というより練習時からオートラップは外した設定を使うのが大半です。(特にインターバル走でオートラップ設定をしているとぐちゃぐちゃになることがあります。)

フルマラソン走る方なら、タイムやペース、距離、心拍数を表示することが多いですが、以下の理由から私は表示してません。

タイム・・・表示しても良いけど時刻の方が分かりやすい。

ペース・・・周回の距離が分かっているからラップタイムが分かればペースは分かる。そもそも1周8分ならキロ6弱で、6分37秒ならキロ5です。ということは7分20秒くらいならキロ5分半前後です。正確なペースを刻む必要もありません。

距離・・・ラップ数が分かれば距離は分かります。これが正式な距離です。またトイレやエイドに入れば距離はずれますのでGPS計測の曖昧な距離は不要です。

心拍数・・・そもそも序盤から心拍数が上がるようなペースでは走りません。

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もう一つ設定しておいたページはこちらです。

先程のページの3項目にプラスして、気温と距離を入れました。

気温に関しては体感ではなく数値の推移で気温が下がってきているなど把握して、ウェアリングなどの参考にしようと思いましたが実際は体感で調整したのであまり見ませんでした。距離は不要でますが、どれほど誤差が出るかのチェックで使いました。

スントスパルタンシリーズのGPS精度は3種類あり毎秒計測のBESTとGOOD、そして60秒ごと計測のOKです。通常はGOODで十分です。今回も1周1324.56mを走ってほぼ同じ数値を示しました。ただ、エイドやトイレに行けば距離はずれるのでどれほど正確であっても24時間走では要りません。またOKモードにすると60秒ごとですから、カーブの多い周回コースだと距離がかなり短くでます。

そのような理由から、最初の3つがあれば十分です。ピッチくらいはあっても良いかもしれませんが、ピッチが落ちてるのを見て戻すことが出来ることが前提です。把握しても変えられないなら数値をみてガッカリしてネガティヴになるだけです。

今回私は序盤の強い風でサングラスの隙間から埃が目に入ったり、コンタクトレンズの長時間装着で目が疲れ、コンタクトが曇るのではなく、眼球自体が曇ってしまい上の大きな文字のラップタイムも読むのがギリギリで、下の文字は全然見えなくなりました。

その意味からも文字が小さくなる多項目表示はやめた方がよいです。

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少し基本的な話ですが、スントスパルタンシリーズはムーブスカウントというページにログインしていろいろトレーニング内容を把握したり、アップデートしたりします。

そのムーブスカウントで、画面に表示したい項目など設定できますが、それを知らずにデフォルトのスポーツモード設定をそのまま使っている方もいますが、トラック練習をする方なら少なくともオートラップは外した方がよいです。

これは簡単にカスタマイズできるので色々試してみてください。

ちなみに私がフルマラソンで使う設定はこのような感じです。

心拍数(もしくは距離)

ラップタイム(この設定項目ではラップ継続時間)

ラップペース(ラップボタンを押してからの平均ペース)

タイム(この設定項目では合計という名称です。なぜ合計かは知りません。)

文字が小さくならないように4つも項目にしています。

オートラップにはしないで手動ラップにしてます。5kmごとに計測するか1kmごとに計測するかは本人次第です。

心拍数は序盤飛ばしすぎないようにあった方が良いと思いますが、普段あまり使ってないなら不要でしょう。距離は通常1kmごと表示なので不要かもしれませんが、レース経験の短い方ならあった方が良いと思います。

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその11 〜 できる準備はすべてやる  アスリート用リップクリーム  〜 に続く



自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその4 〜レース展開とトラブル対応②〜

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその3 〜レース展開とトラブル対応①〜 から続く

寒くなる前にあと2つトラブルがあったことを、仲間からいただいた画像で思いだしました。

(画像はウルプロメンバーや、ランニング仲間が撮影していただきました。ありがとうございます。)

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これはお腹を抑えていますが、内臓なのか腹筋なのか少し痛みが出てきたのでセルフマッサージで乗り切りました。この画像は内科医のドクターランナーが撮影したのもなんだか不思議です。

また風が強くサングラスの隙間からも埃がコンタクトを付けた目に入り結構厳しかったです。目薬などさしてゴマしていましたが、夜間メガネに変えようと思ったら道が普段より暗く感じてそのままコンタクトで走っていたら、コンタクトが目から出た汚れで曇ってきたので、一度トイレで外して流さないよう慎重に外し洗うも、そもそも眼球に膜が出来てしまっていて曇りが取れませんでした。

特に片目はほとんど見えない状態で、距離感が掴みにくくなりつつも、いつも練習で走っているコースだから凹凸も把握してるし周りのランナーや歩行者に注意して走りました。

明るくなり始めると、スントの時計の文字も霞んで見えないので、メガネにするも見えないままでした。目の膜については2年前にも経験しているので自宅で眠れば治ると思っていましたが、ボンヤリしか見えないから無駄な神経を使いました。

これは結局対処出来ませんでしたが、仕方がないと気にしないで走りました。

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どのくらい見えなかったというと、スントスパルタンウルトラのこの文字がほとんど認識出来なかったのです。

このラップタイムが辛うじて見える程度で、

こちらのサイズになると全く見えませんでした。

またトラブルではありませんが、かなり神経を使ったのが、コース内の広場で2000人参加の大規模なイベントが開催されることになり、0mの噴水広場からコースを横切ることは、大会数日前にアナウンスがありました。

主催者は万全の誘導などして、24時間ランナーの進路を遮らないようにするとのことでしたが、中には誘導無視して突っ切る参加者もいて、何回か私にぶつかってきたし、急ブレーキかけざるを得ないこともありました。24時間走は極力神経を使わずに淡々と走りたいのですが、そこを抜ける時は毎回最大限の注意を払い疲れました。私よりスピード出ている上位選手はさらに疲れたでしょう。

その頃から疲れが出てきて、少しづつペースは落ち始め、気持ちもネガティブになっていくのを感じます。

最初1時間に8周だったのが、7周に落ちるまでは想定内でしたが、10時間行かないうちに6周に落ちてしまいました。

これはマズイ。このままではいけないと思いました。

そして、自分がいまどのようなフォームで走っているかを俯瞰して、どう動けば効率よく推進力を得られるかを考え、普段ウルプロ練習会でメンバーに伝えていることを実践していきました。

そして、この状況下でグィッと推進力をうむ走り方を見つけることが出来ました。これは別に書きます。

昨年はスタートして数時間で股擦れがおき、12時間でいきなり足小指横に出来ていた血豆が潰れ、夜は睡魔に悩まされました。

今回は睡魔も回避出来たし、足への肉刺などもなく、大きなトラブルになることを回避できたことが結果に結びついた理由です。

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ただ、ラスト3時間くらいは、気温の寒暖差などから流石に胃がおかしくなり、吐くものは出ないけど、気持ち悪くて嗚咽が止まらない時間帯もありました。

走ると嗚咽が出て道端に蹲りたくなる。歩けば大丈夫だけど、それでは自己ベストに届かない。ここは踏ん張りどころだし、ここまで頑張って自己ベスト目前で諦めたら自分自身が後悔するのは目に見えてるので、ここからはより強い気持ちを持ち周回を重ねました。

ネガティブになったり、200km超えたら良いとか考えたら絶対に弱い自分に負けるのは分かっているから絶対に210kmを超える。

そのために、その時、自分に出来ることを冷静に考えおこないました。

(これはメガネでないからコンタクトを外す前です。)

この時点で3時間に16周すれば210kmは超えるし、それまでも1時間に6周していたから、なんとか1周10分で周回するように、気持ち悪くなったら歩きをいれ、走れるときは走りました。歩く時は早歩きにすれば1325mの半分近く歩いても何とか10分で回れました。

そして21-22時間の1時間も6周したので、あと2時間で10周。歩きの時間が長くなってもギリギリ届きそうになりましたが、何が起こるか分からないので、22-23時間の1時間も6周目指しました。ラストはスパートして間に合わせるとか先々の自分に借金を背負わせるのではなく、ラスト1時間をストレスなく歩いても届くよう粘って6周しました。ラスト1時間は計算間違ってたら絶対後悔すると思い行けるだけ行くとほぼ7周しました。

終盤は、自分の身体と残った体力、そして残り時間と、目標周回までの必要周回を考えて、絶対に達成するために自分に出来ることとして歩きも組み入れました。歩いてるのをみて応援の方、選手から、最後だから頑張って!と声をかけてくれても、自分の目標を確実に達成するために身体と対話しながら歩くべきところは歩きました。

ラスト10分、20分スパートする方が多いのですが、今回はかなりの弱視状態に陥っていたので、スピード出すのは危ないからやめようと思っていましたが、転倒リスクがない程度まで上げてタイムアップしました。

今回、エイドより内側にいた時間は脚のマッサージなどした合わせて10分くらい。そしてトイレで10分ロスしましたが、その他の23時間40分はコース及びエイド・ハンドラーゾーンにいました。

ゴール後は珍しくグッタリして帰宅するのも大変な状態でしたが、そのくらい出し切った感あるレースになりました。

これはいわゆるピッチ数です。これは1分間に片足を付いた回数なので、一般的なピッチ数はこの2倍です。

上の数値は90-93くらいなので、前半も後半も変わらずピッチは180-186くらいで走ってます。また下に伸びてる線はエイドでストップしたり、歩いた回数です。序盤からかなり歩いているのが分かると思います。これはエイドで給水、給食をしたら100mから200mは歩くようにしだためです。理由は胃に負担をかけたくないからです。またエイドでゆっくり立ち止まりたくないからです。

私は

歩いたら負け。

ではなく

進むことを諦めたら負け。

と思ってます。

また、根性がないことは分かっているでの、根性をあてにせずに目標達成するために何をすべきかを考え走っています。今回終盤に少しは根性でましたが、それが210kmからの上乗せになりました。



自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその3 〜レース展開とトラブル対応①〜


(記事内の画像はウルプロメンバーや、ランニング仲間が撮影していただきました。ありがとうございます。)

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自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその2 〜1時間ごと周回数について〜  に続いてレース展開を簡単に振り返ります。

スタート前にウルトラプロジェクトのメンバーで写真撮ろうと話すも、時間と場所など決めてなかったから、全員が揃わず一部で撮影しました。

私はこんなウェアではスタートしました。

ウェアは上がファイントラックインナー+チャンピオンシステム製ウルプロウェア。下もチャンピオンシステム製ウルプロウェアで下着はユニクロです。下着に関しては以前様々な下着を試しましたが、結局どこでも手に入り安価なユニクロの下着が良いと着用してます。私はボクサーパンツですが、太もも周りなど締め付けなどなく、すれにくいのがポイントです。

今回参加選手のウェアをチェックしてたら、チャンピオンシステムのオーダーウェアを結構見かけました。

また寒い予報だったので、薄いロングタイツを履いて走るつもりでいましたが、スタート前はちょっと気温が上がりこれはマズイとスタート直前に脱ぎました。これは正解でした。

それらのウェアに、アールエルのアームカバーと、ゲイター、メリノウールソックスを身につけて走りました。シューズについては紆余曲折あったので別に書きます。

あと、自宅を出るときに忘れそうになったクリアレンズのサングラスはあって良かったです。風が強かったのでなかったらもっと目に負担がかかっていたと思います。

テーピングは前日ケッズトレーナーで右足底に貼ってもらいましたが、これは絶妙で貼られた違和感が全くなかったです。その他、少し張りが強かった腰と負担のかかる膝、そして乳首を覆うように自分で貼りました。

さらに足指や足底、脇、股などに擦れ防止クリームを塗り込みました。

短時間のフルマラソンなどでも、擦れやマメは辛いけど、もっと長時間のレースになるウルトラマラソンでは、トラブルの未然防止が非常に大事なのです。

未然防止するには、自分自身の過去の失敗やそれにより得た経験だけではなく、自分が信頼できるランナーやWebサイトから得た情報も有効です。

とにかくウルトラマラソンは準備段階で結果はかなり見えてきます。

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今回は前日にようやく頑張ろうという気力になりましたが、大きく体調を崩さないまでも2週間体調不良な状態だったので身体にパワーがみなぎっているとは言えず、少しジョグすると疲れる自分に対して24時間走れるのか疑心暗鬼でした。

ただ会場についたらそんなことは忘れてできる走りをするのみです。

スタート前に必要な準備をして、スタートしたら身体の小さな変化を察知してトラブルにならないうちに対応していく。勢いがない今回の状態ではこれしかありません。

スタート後のペースなどはその2で書きましたが、今回の体調だけではなく、そもそも練習量が少ない私はイーブンペースを保つような走りはできません。疲れたらペースが落ちるのは普通だし受け入れる。前半6時間は特にペースを無理に保とうとはしないよう走りました。

練習量が少ないと書きましたが、24時間走にチャレンジして200kmを超える距離を走るランナーの中には月間1000km超もいますし、500-600kmは普通にいますが、私はレース込みで200km少しが多く、ウルプロでオーバーナイトランを何回かした8月は珍しく300kmを越えたくらいの練習量です。これはフルマラソンで3時間半くらいを目指すランナーの平均的な練習量だと思います。月間走行距離を24時間で走ろうというのは普通に考えたら無謀と思いますが、昨年、一昨年もほぼ同じ練習量で走っています。

神宮外苑は1周約1325mの周回で、計測地点の先にエイドがあり取ろうと思えば毎周とれます。

また一部の記録を持つランナーのみ専属サポート(ハンドラーと呼ばれています。)を付けることは可能です。ハンドラーがいると有利であることは間違いありません。どのくらい有利かの私の考察は別に書きます。

今回は30分に1回エイドにより補給することにしていましたが、序盤は4周に1回だったのが、中盤以降は3周に1回だったり、2周に1回だったり回数は増えます。もちろん休憩時間は短い方が良いのですが、補給は必要だし、ここは難しいとこです。

スタートして1時間くらいで右足底に違和感が出てきて、ちょっと早過ぎと思いました。その時は少し左から右へ緩い傾斜のある歩道の影響があると思い、本来私は右足からリズムをとりますが、左足からリズムをとるように変えて左足接地を軸にしました。すると違和感は徐々に消え忘れてしまいました。

心配だった内臓系の疲労はスタートしたら問題なく走れ、トイレの大には一度も行かずに24時間走りましたが、数時間経った頃に小に一度行ったら、出きってるはずなのに、その1周後にも行きたくなるなど頻尿の状態になりました。そんな10分足らずで出るはずないのですが、不思議に出るのです。ようはスッキリ出きっていないのでしょう。

トイレに行くとコースから往復50mくらい距離をロスするし、滞在時間も無駄なのでちょっと我慢したら徐々に収まってきました。

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またスタート時からしばらくは日差しが強く体感温度はかなり上がりました。スタート時からインナーにファイントラックを着たため熱がこもり失敗したと思いました。結構汗をかきました。

今回脱水症状のランナーが多かったと聞きましたが、スタート時の予想外の日差しも原因の一つだと思います。

その暑さは15時くらいから、今度は急激に冷え始めました。場所により風も強く選手テントが飛ばされたくらいの強さだったようです。

寒くなってもしばらくはそのまま走っていましたが、足指の辺りが擦れてきた感触があったので、早めに対応しようと6時間経過時にソックス脱いでスレ予防クリームを塗り直し、張りが強くなってきた太もも、尻、ふくらはぎにシトリックアミノマッサージオイルを使ってセルフマッサージをしてから、サロモンS/LABのロングパンツと、チャンピオンシステムのウインドブレーカーを着ました。

この画像は翌朝の物だと思いますが、このような出で立ちになりました。

サロモンのパンツは非常に薄く軽量で柔らかくほとんど履いてる感じがしない優れものです。

走り始めは指の間は引き続き違和感がありましたが、徐々に忘れて行きました。

靴擦れはいったん起こしたらレース中に良くなることはなく悪化するだけです。だから時間のロスになっても早めの対応が大事です。今回仮に6時間時点で放置して7時間で爆発したら、残り17時間は長過ぎます。

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその4 〜レース展開とトラブル対応②〜



自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその2 〜1時間ごと周回数について〜

(画像はウルプロメンバーや、ランニング仲間が撮影していただきました。ありがとうございます。)

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自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返り  その1〜暫定結果など〜  から続く

今回の私の1時間ごとの累積周回数はこんな感じでした。(1周は1324.56m)

8→16→24→32→39→46→

53→60→67→73→80→87→

94→100→106→112→118→124→

131→137→143→149→155→161+α

1時間ごとの周回数に置き換えるとこうなります。

8→8→8→8→7→7→

7→7→7→6→7→7→

7→6→6→6→6→6→

7→6→6→6→6→6+ a

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ちなみにスタートから1時間はこんなラップでした。

7’02-7’00-7’07-7’10-7’10-7’15-7’16-7’16     57’16

スタート時は5’16/kmで走り、8周するとだいたい10.6kmですから5’24/kmペースです。

24時間走のスタート1時間のペースはもう様々で、4’30/kmくらいで走る方もいれば、8’00/kmくらいの極めてゆっくり走る方もいます。

もちろんさまざまなレベルの方がいますので、当たり前ですが、私が前から感じていることがあります。

それはタイムという目に見えるペースを気にしすぎることです。

私はペースの目安はつけていましたが、ペースはそれほど意識しないで、心肺や脚に負担がかからない、楽に走れるフォームだけ模索して走りました。その結果が序盤4時間で、ちょうどフルマラソンを超えました。このペースは5’41/kmです。

レース前に最初から5’00/kmで行くとか、6’30/kmで行くと決めてしまうと、ちょっと無理しちゃうこともあるし、逆に普通に走れば6’00/kmで走れるのに、無理にペースを落として6’30/kmにしたりしてしまいます。

オーバーペースが良くないのは言うまでもありませんが、ペースをあえて遅く走るにはピッチを減らすかストライドを短くしないとペースは落ちません。

ピッチを減らせばリズムを乱します。

ストライドを短くしようとするとどうするでしょうか?

人によりもちろん違いますが、腰を落とす。後傾する。骨盤の動きをロックする。前に進むより上に跳ねるようにする。などあえて非効率なフォームになりやすいです。普通に走れるペースにあえてブレーキをかけるのはもったいないことですし、その箇所に余計な負荷がかかります。

例え話をすると

普通に歩けば1km12分で歩ける方が、20分かけて歩いたら楽でしょうか?

普通に歩くより遅く歩くのは疲れると思います。

走るのも一緒です。

フルマラソン サブ3のランナーが5時間のペーサーをしたら疲れると思います。

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今回書いていて、ふと6時間ごとの距離の比率は1年以上前に書いた記事の数値に近いことに気付きました。



男性は1920÷100キロタイム(H) 女性は2040÷100キロタイム(H)  前半54%で計算すると、28% 26% 24% 22%

こちらの記事です。

今回の私の6時間ごと周回数はこちらです。最後の1周弱は便宜上1周にします。

46-41-37-38

だいたいの距離は  61km-54km-49km-50km

比率は    28%-25%-23%-23%   でした。

結構キツイレースでしたが、この日自分にできるベストの走りをした結果です。

次はレースを振り返ります。

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその3 〜レース展開とトラブル対応①〜  に続く