カテゴリー別アーカイブ: レースマネジメント

会議でのパフォーマンスアップにCNCを活用〜ウルプロメンバーが感じた使用感〜

金曜日のウルプロ練習会後に大手メーカー勤務のKさんから、会議でのパフォーマンスアップのためにCNCを使っている。という話を聞きました。

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CNCとは、Catalyst Natural Caffeineの略で、ガラナ由来のカフェインが配合されたサプリメントです。

少し話が逸れますが、なぜCNCという名称になったのかを紹介します。

そもそもCatalyst Natural Caffeineという名称は、全く違う名前だったと思いますが、ブランド力を高めるためには名称に統一感を持たすためにCatalystを前に付けるなど変更を提案しました。

また、略称に関しては、Catalyst Cardio Performanceの発売前に開発者の小谷さんから、その製品名を聞かされ、その長く覚えにくい名前だと、広まりにくいから簡単にした方が良いと、CCPという略称を提案しました。

音感がよく小谷さんも気に入り、正式ページ以外ではこの略称を使っています。同様にCC(Catalyst Conditioning)も、CNCも同じ流れで略称を用いています。

ちなみに、アスリチューンも、5つあるサプリメントは、それぞれ赤、青、白、黒、金と愛称で呼ばれていますが、これは2014年に開発者の三上さんと知り合い、アスリチューンについて打ち合わせをする中で、そのように私が伝えていたのが発端です。

最初はエナゲインやスピードキュアという開発者の思いが詰まった製品名を、勝手にパッケージの色である赤とか青と話す私に対して戸惑っているのを感じたので、失礼な発言をしたと思いましたが、その後、三上さんも、赤、青とはなし始めたのでホッとしたのを今でもはっきり覚えています。その後アスリチューン公式販売サイトには、正式名称とともに略称として赤や青と表示されています。

CCPのCatalyst Cardio Performanceという製品名も開発者の思いが詰まった名称ですが、使う方に愛着を持ってもらうには簡単で覚えやすい略称は必要だと思い提案したものです。

CCP、CC、CNCという略称・愛称や、Catalyst Natural Caffeineという製品名に関しては、宣伝会議コピーライター養成講座に通う中で学び感じることで自然と出てきた言葉だったように記憶してます。

コピーライター養成講座に通ったことについてはこちらに少し書いています。

10本目の金の鉛筆〜3年前の忘れ物が私の手元へ〜

また、ウルトラプロジェクト®︎は、当初からウルプロ®︎という略称と、両方使っていますが、現在ではウルプロ®︎という名称の方が愛着を持たれていると感じています。(®︎マークは先月商標登録が完了したので、今月から表示しています。)

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話を本題に戻します。

KさんにCNCを会議で使う理由について教えてもらいました。

CNCが気に入っている理由

①すぐに効き目がある

②こっそり飲める

という2点です。

基本、1回に2粒飲んでいますが、コーヒーよりも胃に入れたあとすぐに覚醒する感覚があります。

会議の時にコーヒーを飲んでいても眠気が出ることがありますが、それよりも眠いと感じた時にCNCを飲んだら覚醒する感じがしました。

頭が冴える、というか…感覚的なものです。

コーヒーではダメか?

コーヒーは胃の気持ち悪さなどが出やすいのですが、CNCはあまりそういう感覚になりません。そして、会議中に眠いと感じてもコーヒーを飲むために離席するわけにはいかないので、欲しいときにいつも飲めるわけでないです。

エナジードリンクではダメか?

エナジードリンクも同様ですが、高いうえにあの派手なパッケージなので、席に置くのはちょっと恥ずかしいです。

その点CNCは小分けにしてポケットに入れておけば、こっそり飲めますから、とても助かってます。

 

感じたこと

CNCはぱっと効くわりに、効果が消えるのも早い気がします。

覚醒カーブがあるとするとすぐに立ち上がって、少し安定してスパッと落ちる感じです。

私は海外出張も時々いくのですが、ヨーロッパや北米では時差ぼけとの戦いなので、先に書いたような、すぐに効いて残らない感覚だと、仕事中は起きていて、効果が消えるとすぐに眠れるというのは大きいです。

ビジネス需要あるだろうなーと思ってます。

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私は、レース以外では、練習前に少し集中力がかけていると感じる時に飲む以外では使っていません。ただ、以前勤務していた会社も会議が多く、眠くなって困ったことは結構あります。その時にCNCがあったなら私も活用していたかもしれません。

1袋に60カプセル入っていて2,900円ですから、Kさんのように1回2カプセル使うなら単価は96.7円です。会議での集中力が増してパフォーマンスが高まるなら決して高くはないと思います。

また、大会参加時に長距離運転することがあり、途中で眠くなることはよくあります。そのような時は基本パーキングエリアなどで休み、コーヒーを飲んだり、ガムを噛んだりしていますが、そのような時にも活用して行こうと、この記事を書いてて気づきました。

Kさんが、効果が消えるのが早いと書いていますが、レース中の開発者推奨摂取量は4粒です。私はしっかり効かせたい時はアスリチューン・ポケットエナジーブーストを使い、少し覚醒感が欲しい時はCNCを2粒飲んでいます。2粒でも効果が消えるのが早いとは感じてませんが、このように個人差は大きいのでしょう。

CNCやCCP、CCは、Running Shop Holos公式ページ、および、川口のルナークス・ランニングカンパニーで販売しています。



2014年奥武蔵ウルトラ 最後の真夏の祭典〜当時書いた記事を読んで〜

明日は奥武蔵ウルトラマラソンです。2014年に走って以来久々にエントリーしました。

練習ではコースの一部を走ってますが、大会だとまた別モノなので楽しみにしていましたが、阿蘇ラウンドトレイルの序盤に痛めた足首など右脚の状態がなかなかよくならないので、本命のサロマ湖のためにDNSもチラついていましたが、大会以来、ポイント練習はいっさいやめてリカバリーに徹したこともあり、木曜日にケッズトレーナーの担当者に聞くと、スピード出さなければ大丈夫とのアドバイスがあり走ることにします。

初夏の奥武蔵をのんびり楽しんできます。

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さて、最近奥武蔵ウルトラを走りはじめた方は知らないと思いますが、2014年は7月最終週、私が初めて走った時は8月第1週の非常に暑い時期に開催されていました。

2015年から真夏のオクムから、初夏のオクムに変わりましたが、開催時期を変える決断をした理由について、スポーツエイドジャパンの館山代表がこのように語っています。

「真夏のオクム」から「初夏のオクム」へ

私も走りかなり危険だと感じました。その時のことを書いた記事を転載・一部編集して紹介します。

*画像は今年の練習会で撮影したものです。

奥武蔵ウルトラマラソン無事ゴールしました。

こんなコースです。

2011年までは20キロまではあまりアップダウンがなくウォーミングアップ的に走れましまが、2012年にコース変更があり序盤から厳しくなった。

7時のスタート時点で汗が吹き出るくらい蒸し暑く今日は無理したら危ないと感じた。

スタートしてジョグペースで走ったが、状況はスタート前に感じていた危惧をはるかに上回っていた。

気温が高いだけではなく湿度が異常に高く体温がどんどん上がっていく。

身体の表面をサランラップで巻いたみたいと書いたら大袈裟だが体温の逃げ場がない。

4キロくらい走って砂利道になったあたりで心拍数が激しく上がり、これはマズいと歩きを入れた。。

過去にこんなことはなく、初めての経験だった。

グリーンロードに入れば日陰もあるので体感温度は下がると期待して鎌北湖までは無理しないで走ることにした。

序盤から歩いたらカッコ悪いとか考えずに上りで心拍数が上がったと感じたら早歩きに切り替えた。

スタート〜20キロ

4’53-5’31-5’35-6’55-4’51 27’48
4’51-4’57-5’02-5’32-5’41 26’05
5’38-8’35-7’11-6’07-5’13 32’47
4’35-5’04-5’37-5’47-6’48 27’54

(スタートから1’54’34)

ハーフ通過で2時間は切っていたから状況を考えたらまあまあ走れていた。

20キロ付近の鎌北湖エイドの救護室で速いウルトラランナーが手当を受けているのを見て
今日は無理しちゃいけない。序盤の判断は間違っていなかったと思った。

さらに鎌北湖からの激坂を登っていると、奥武蔵道場の速いランナー二人がリタイアして下ってきた。。

例年とは明らかに違う。

序盤抑えたつもりだけど既に激しく消耗している。

まだ55キロ以上あると思うと気が遠くなるけど進むしかない。

スタート前からタイムは狙えないとは感じていたけど完走も危うい。

でも絶対に完走はする。

私は速いランナーではないけどスタートしたらどんな状況でもどうすればゴールできるか考えてゴールを目指す。

この考えに賛同する人もいれば賛同できない人もいる。

歩いてゴールしても価値がないと言う人もいる。

ウルトラマラソンを走る意味や目標も人それぞれだから、私はその意見に対して賛成も反対もしない。

【自分がどうありたいか。】だけ

私はその日の状況によりどうすれば一番速くゴール出来るか考える。もちろん何があってもゴールするのは必須条件。

歩くだけでも熱中症になりそうな状態だから、自分に2つのことを課した。

【体温を上げない】そして【心拍数を上げない】

ホント命にかかわる。

そのために、全エイドで水を被る。そして緩く走れる上りも走らない。

上りを走るとゆっくりでも心拍数は上がるが、これが高温多湿状態では非常に危ない 。

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20〜30キロ

6’22-9’15-7’20-7’43-10’43 41’25
8’35-6’04-11’00-10’51-8’17 44’50

(スタートから3’20’49)

50キロまで上りメインのコースで上りは全歩きと決めたので当たり前のタイムだ。頑張って走ってる人にはガンガン抜かれたし、知り合いにも抜かれた。

途中応援している24時間走日本代表の知り合いがいる前ももちろん歩いた。カッコ悪いとか考えないようにした。

すべては自分で決めたこと。

ただダラダラ歩いた訳ではない。

腰の位置を高く保って腕をしっかり振ってリズミカルにガシガシ登った。

登りではいろんな人がいた。

リズミカルに走っていく人

よろけながらもゆっくり走る人

スピード上げて走ったと思うと立ち止まる人

走りと歩きを混ぜながら登る人

ダラダラ歩く人

ホントいろいろだった。

みんな暑さに負けずに必死に頑張っている。

私は上りでは体温と心拍数を上げないことを意識するとともに脚に疲れを残さないようにした。

なぜなら下りや平地は走るつもりでいたから。

下りになれば自分を抜いていった方々の大半を抜いた。

下りもスピードを上げようと思って走ったわけではなく腰の位置を意識してリズミカルに下った。

そして下りが終わり上りに入った際に、頑張らないと腰の位置を保って走れないという場所から歩きに切り替えた。

なぜなら腰の落ちたフォームは脚に大きな負担をかける。

30〜40キロ

7’10-8’40-8’55-9’05-8’27 42’19

11’02-8’34-8’57-9’58-8’51 47’25

(スタートから4’50’33)

39キロ過ぎて半分を超えたあたりで完走は出来るだろうけど10時間くらいかかるかも?なんて思った。

ただ途中のエイド手前で順位を数えてる人がいて229番と言われて驚いた。

これだけ歩いているのに229番なら最終的に200番以内には十分に入れると思った。

7時間50分で走った昨年の順位は200番くらい?

相当過酷な状況であることを再認識した。

奥武蔵ウルトラマラソンは50キロ過ぎて折り返しがあるので速いランナーともすれ違う。

とんでもなく速いランナーだと、有り得ない位置ですれ違うこともある。

今年は40キロ過ぎた辺りですれ違ったが例年とほぼ同じ場所だった。トップ選手も苦しんでいる。

40〜45キロ

9’30-5’31-8’33-7’03-6’20 36’59

(スタートから5’27’32)

この辺りで速い友達とたくさんすれ違った。

たまたま私が下りの時は走ってるからいいが、上りの時は確実に歩いてるから根性ないと確実に思われた。でも自分で決めたこと。

45〜50キロ

折り返しは50.8キロで到着は6時間少々。GPSは49キロを示していた。

8’30-8’33-7’03-6’41-5’23 35’44

(スタートから6’03’46)

エイドでかき氷を食べて、今回初めてトイレに行ってスタート。

ハーフ通過が2時間で50.8キロが6時間と言うことは、そこから30キロ弱を4時間。なんとキロ8分!

上りは歩きだから当たり前か・・・。

折り返し時の身体の状態は、安全に走ったことから脚にもほぼダメージはなく、熱中症の症状も、脱水症の症状も、ガス欠の症状もない。これは行ける!!と思った。

残り27キロは前半同様上りは全歩きで下りは走るつもりでいた。大半が下りだから走れる区間は長いから3時間半あれば戻れる。

9時間半は切れると思った。

とにかく完走できる目処はたった。

すると、折り返した直後に急に暗くなってきた。

その前からゴロゴロ遠くで雷鳴がしていたので、いよいよきたかと思った。

そして土砂降りになった。

身体が冷えて気持ちいい。

下り基調だからペースはどんどん上がる。

51キロ地点まできた脚はまだ残っている。上りはあるが距離は短い。最初は上りは無理しなかった。

50〜55キロ

4’51-4’51-5’17-6’23-6’12 27’35

(スタートから6’31’21)

身体が冷え、頭も冷えネガティブな考えも吹っ飛んだ。

折り返しで飲んだアスリチューンも効いてきた!

激しい雨で道路が水没してる箇所もあるのでスピードをコントロールしながら走った。

折り返しからは面白いように先行するランナーを抜いた。

折り返しまでは全てのエイドに寄って補給と水かぶりをしたが、雨で身体が冷やされたので折り返しからは給水は二回に一回もしくは三回に一回にした。

雷がかなり近づいてきた。

私の斜め上を通る電線がピカッと光った時は少し焦った。

雷は一方向ではなく前後左右で雷鳴を響かせている。そして稲妻も凄い。

でも不思議なくらい恐怖はなかった。

怖くないのだ。。

あちこちで落ちているのに恐くない。

熱中症や脱水症になっておかしくなった訳ではない。

日本における雷の被害者は毎年10数人。

こんな低い確率なのに私が感電死したなら、そこまでの人間だったと言う事。

そもそもこのレースにおける危険事象はこんな感じと思って参加しました。

【高温多湿】【交通事故】【落雷】【土砂崩れ・落石】【暴風雨】【熊、毒蛇】

高温多湿が一番怖い。

この一帯は熊も出るがレース中は出ないだろう。

雷はもちろん怖いけど、レース中に車にひかれるリスクの方が明らかに高い。

もちろん、周りの木に落ちて地面を通じて感電しないよう道路の端は走らないようにした。

駅のホームを歩いていたって、車を運転していても、建物の中にいても死に至る事故に遭うことはある。

だから恐れすぎてはいけない。

あの状況の最善策は速くゴールして体育館に入ることだと思った。。

55〜65キロ

6’36-5’08-4’42-5’45-5’27 27’38
4’56-5’23-5’27-4’58-4’32 25’19

(スタートから7’24’20)

しかし場所によっては、道路は川になり足首まで埋まってしまう。スピード出したくても抑えなければ危ない箇所も多々ある。

顔振峠の茶屋があるエイドを過ぎたらゴールまであと13キロ

スタートして65キロ地点なのにますます元気になる自分が面白かった。

65〜70キロ

5’21-6’43-5’07-5’03-7’20 29’36

(スタートから7’53’56)

顔振峠から先も下り貴重ではあるけど長めの上り坂もある。ただ上りも腰の位置を高く保ち腕をしっかり振ることで脚がグイグイ出ていく。今までにない感覚だった。

上り坂で加速する感覚も初めてだ。

たぶん最近気をつけている体重をしっかり乗せることが出来てきたのだ。

ゴールまで10キロを切り8時間30分切りも視野に入ってきた。

しかしユガテエイド手前で想定してなかった出来事が発生しました。

水溜りの中に段差があり足首を捻ってしまったのだ。幸い軽く捻っただけだったのでエイドで少し様子を見てスタートした。最初はゆっくり様子をみて走り始めたが問題はないのでスピードを上げた。

ただそれからは水溜りが怖くなり深そうなとこはスピードを落として通過した。

70〜75キロ

6’53-5’10-5’01-4’47-4’56 26’51

(スタートから8’20’47)

鎌北湖エイドを過ぎたらもう3キロない。

エイドを過ぎて前にいるランナーを数人抜いたらもう視界には一人も見えない。

あと1.5キロくらいはのんびり走ろうと思った。

8時間30分も確実に切れる。

そう思った矢先の緩い下りを下りきる手前で後ろから軽い足音が近づいてきた。

折り返してから一瞬抜かれても抜かれた人は全員抜き返した。負けず嫌いで抜き返したわけではなく普通に走っていたら自然に追いつき自然に抜いていたのです。

もうタイムも順位も関係ない。

迫ってきたランナーを見ると私より年上だけどランパン・ランシャツで脚の運びはスムーズでかなり速そうな感じだった。またかなり余裕がありそう。私と同じような走りをしたのだと思った。

サブスリーペースで走っているから、一気に抜かれた。

その瞬間に私もペースを上げていた。まさかこんな結末が待っていたとは思わなかった。

私はウルトラマラソンのゴール手前でのスプリント勝負は好きではないが、ここまで来て自分に余力が残っていながら抜かれたら悔いが残る。

ゴール前のスプリント勝負なら多分負けないと思うがその前に勝負をつけようとペースを上げて振り切った。

4’05-1’55(3’53ペース)

そしてゴール

8時間26分51秒

しかしラスト1.5キロになってキロ4分切って走るとは思わなかった。

総合順位 139位(40代順位 56位)

折り返し前に229位と数えて頂いていたからかなり順位は上がっていた。

タイムも昨年より36分遅いだけ。

最初は、完走も危ない。と真剣に思った。

そして、10時間は切れるかもと思い、上手く行けば9時間切れるかもと思った。

結果は8時間30分が切れた。

今回はいろんなことを学べたレースになった。

特に上り坂を楽に加速していく感覚を忘れないうちに再現してみたい。

最後に、今回は過去にない過酷なレースだった。

完走した人も、リタイアした人もこんな過酷なレースにエントリーしてスタートしたことは素晴らしいことです。またエイドのボランティアの方々をはじめとした大会スタッフには心より感謝している。ウルトラマラソンを走るランナーが何を飲みたいかを分かってる方々にはホント感謝。コーヒー牛乳やいちご牛乳なんて奥武蔵以外ではみたことない。

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私自身、一気に読むと、当時の記憶が呼び起こされました。

また、アスリチューンを大会で使ったのはこの大会が初めてでした。

アスリチューンはこの時点でエナゲイン(赤)とスピードキュア(青)の2種類が販売されていて、ポケットエナジー(黒)の試作品をこのレースで試しました。

今では、ポケットエナジーグレープ味(黒)に続き、ポケットエナジーオレンジ味(白)、そしてポケットエナジーブースト(金)が発売された。

そして、スポーツエイドジャパンの館山代表に、アスリチューンとアグレッシブデザインを紹介し、奥武蔵ウルトラだけではなく、スポーツエイドジャパンの主催大会に出店している。

さて、明日のアスリチューンブースでは、コーヒーゼリー味の新製品の試食や、会場価格で販売する。またアグレッシブデザインの日焼け止めをスタート前に塗ることもできます。

私もブース付近にいると思います。



安曇樹香 長良川ミドルトライスアロン102 優勝

(画像提供:安曇樹香)

アスリチューンおよびアグレッシブデザイン サポートランナーの安曇樹香が長良川ミドルトライスアロン102で優勝しました。

このレースはSwim 2km、Bike 80km、Run 20kmのTotal 102kmのレースで、コースは河川敷のため日陰はほぼなく、最高気温34℃の予報のもと開催されました。

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4時間31分42秒 優勝

 

パート別タイムと順位(男子含む)

パート 距離 タイム 順位
Swim 2km 0:41:24 88位
Bike 80km 2:30:12 140位
Run 20km 1:20:06 7位
総合 102km 4:31:42  34位

 

女子2位に10分以上差をつけての優勝も凄いことだが、それ以上にランパートで男子含めて7位に入ったのは驚きです。

公式記録はこちらをご参照ください。

 

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レース後、安曇にいくつか質問しました。

レースについて

暑さが心配でしたが、最後までバテずにいけてよかったです。

しかもランの後半はラストスパートをかける仲間に並走したことで、キロ4までペースアップできました。

久しぶりのミドルでしたが、ロングに向けたよい刺激になりました。いろいろ反省点が見つかったので次また頑張ります。

アグレッシブデザインについて

今回、アグレッシブデザインの日焼け止めを顔と首の後ろには塗りましたが、他は塗らなかったところ、思った以上に肩、背中が焼けてしまってヒリヒリしてます。

塗った、顔と首は炎症がほとんどありませんでした。汗や水で流れた感じもありません。今回は重ね塗りをしてませんが、重ね塗りをすればもっと効果を感じられたかもしれません。

次のトライアスロンは皆生で毎年灼熱です。もっとしっかり塗ってパフォーマンスの向上につなげたいと思います。

アスリチューンについて

アスリチューンはバイクのボトルに入れて意識的にこまめに摂取しました。

暑さが心配でしたが、足が痙攣したりすることもなく走りきれました。ミネラル成分も摂れるのでありがたかったです。

あと、バイク中に十分エネルギーを蓄えられたので、ランはエネルギー切れになることなく走れました。

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最後に

安曇は、3月に開催された茨城100Kでは強烈な向かい風に負けることなく7時間49分24秒という好タイムで2位に1時間以上の差をつけて優勝(男子を含めても7位)しました。

安曇樹香 茨城100K優勝〜不安の波に怯むことなく前を向き走り切った〜

また、昨年12月に開催されたアップダウンの厳しい沖縄100Kを7時間55分52秒で優勝しましたが、こちらは男子含めて3位です。

強風にも、アップダウンにも強い安曇が、暑さにも強いことを本大会で示したことから、6月開催のサロマ湖100kmウルトラマラソンが楽しみになってきました。

こちらに安曇の昨年のレース結果など掲載しております。

安曇 樹香 アスリチューン・アグレッシブデザインのサポートアスリートへ

今回、安曇は日焼け止めを全身に塗らなかったことで、アグレッシブデザインの効果を肌で感じました。

ウルトラマラソンでも強い日差しが予想される時は、ウェアで覆われた肩や背中も日焼けするので、日焼け止めを塗ることをおススメします。

また、バイクパートで積極的にアスリチューンを摂取することでエネルギーを貯めたとありますが、それはこの暑い中でもストレスなく飲めるエナジージェルだということです。

アスリチューン・ポケットエナジーに、カフェイン入りが発売しましたが、コーヒーゼリー味で飲みやすさにこだわりました。

運動してない時に美味しいと感じても、過酷な状況で飲めなくなるようなエナジージェルは使えません。その感じ方は一人一人違うので、ぜひ練習で試してください。

今回発売したポケットエナジー ブーストは昨年秋に開発者に製作をお願いし、販売までこれほど時間がかかったのは、飲みやすいということに妥協しなかったからです。

日本の100kmマラソンは世界的にもレベルが高く2018年IAU100km世界選手権に出場した女子選手4人は、3位、4位、5位、6位と全員入賞し、団体優勝しました。

その4人のフルマラソンのタイムは安曇より速く、100kmマラソンの経験も豊富です。そのようなハイレベルな中で勝ち抜くには、実力だけではなく、いかにストレスを極小化できるかが重要なポイントになります。

アスリチューンはこちらのページで購入できます。



サロマ(佐呂間町)39.5℃ もしレースだったら準備すること、レース中にすること

昨日このような投稿をあげましたが、予報よりさらに上がり北海道の観測史上最高気温となったようです。

こちらの記事をご参照ください。

https://tenki.jp/lite/forecaster/okamoto/2019/05/26/4741.html

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記事には、「北海道のこれまでの最高気温は、5月の記録が33.9度(1996年5月30日北見)で、年間記録が37.8度(2014年6月3日音更町駒場・1924年7月12日帯広)」とあるが、真夏を含めての最高気温をこの時期に大きく更新したのだから異常気象です。

6月最終日曜日開催のサロマ湖ウルトラマラソンには7年前から参加していますが、一番暑かったのは2014年の28.1℃。それでも日差しが非常に強く体感的には+10℃くらいに感じました。その時の完走率は55.8%。

こちらには2017年、2018年は追加してませんが、2015年からは気温が低くく走りやすかったが、今年はどうなることか。。

この表は2000年から2016年までの100kmの部の完走率と気温の関係を整理していますが、最高気温は完走率に極めて密接な関連性があります。

気温は低い方が良いタイムが出やすいですが、最高気温が5、6℃程度の低温で雨になれば完走率はもちろん下がるでしょう。ただ暑さより低温や雨の方が事前の準備である程度カバーしやすいです。。

昨日のような暑さだと、そもそも大会が開催されるか分かりませんが、私が走るなら前日から食事の内容・量に気を使い胃腸に負担をかけないようにし、スマッシュウォーターでウォーターローディングします。また睡眠時間もしっかり確保します。

水を被ったり激しい汗でも落ちにくいアグレッシブデザインの日焼け止めを顔や腕、脚だけではなく、ウェアで覆われた肩や背中にも塗ります。顔や首には最低2度塗りします。

帽子やサングラスは当然ながら、水を含むと冷たくなるアイテムなども用意します。

そして大事なのは、ソックスで濡れても擦れにくいアールエルのメリノウールソックスか、紙製のソックスを履きます。

こちらは新製品の紙素材の五本指ソックス、『WILD PAPER 5』です。

昨日履いたところ、足を入れた時は普段少し厚めの柔らかいメリノウールソックスを履いているので、少し硬いと感じましたが、気持ち良い履き心地でした。

私にとって暑いレースでは水かぶりは必須なので、ソックスが濡れないように気をつけても濡れます。したがって濡れることを前提にしたソックス選びが必要になります。

水を被るにも水の掛け方でソックスやシューズの濡れ方は大きく変わります。

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また、足や股や脇などにはスレ防止クリームを塗りますが、途中で落ちることが想定されるので、ビニール袋に入れてポーチに入れるかゼッケンに貼っておきます。

また、脱水予防として、モストバスキューラのサンプルや、経口補水パウダーをゼッケンに貼るか、ポーチに入れます。そして空のソフトフラスク、ジップロックかコンビニ袋を持ちます。

その他、アスリチューンなど気温に関係なく必要なアイテムを持ちスタートします。

今回のように朝8時で既に30℃を超えているような状況だと、スタート時から暑いと思います。その場合はスタート前から身体を濡らしておきます。もちろんスタート時は涼しければ被り水はしません。

被り水は暑いと感じてからでは遅いので、暑くなりそうな気配を感じたらエイドで水を被ります。サロマ湖の場合はエイドは5kmごとですが、その中間あたりに水かぶり用のバケツが置かれてます。

序盤からモストバスキューラや経口補水パウダーを定期的に摂取していきます。

また、エイドステーションでは水ではなく、スポーツドリンクを飲み、また塩分がとれるモノを意識して食べます。

水分補給は一箇所でたくさんとろうと思わないで、全箇所で適量づつとるようにし、飲み過ぎは防ぎます。5kmごとでは足りないと思ったらソフトフラスクに水を入れて、身体にかけつつ、水を口に含んで口の中を湿らせておきます。

たまに首筋や頰を触り、塩を吹いてないか確認してザラザラし始めたら、経口補水パウダーを飲む感覚を短くします。

暑いレースでは水分補給はもちろん大事だけど、それ以上に塩分補給を意識した方が良いです。また喉が渇いたらたくさん水分を飲みたくなり、それが様々な悪影響に繋がるので、身体を冷やす努力をします。

また、エイドなどに氷があったら、帽子に入れたり、用意したジップロックやコンビニ袋に入れて身体を冷やしながら進みます。

相当暑い時ならジップロックよりコンビニ袋が良いです。理由は冷え方が全く違うのです。コンビニ袋は小さな穴が空いているので解けた冷水が流れてきて身体を冷やしてくれます。

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その他、身体の状況を冷静にチェックし、どうすればゴールまで辿り着くか考え行動します。

そのような話も明日開催のウルトラセミナーで一緒に考えていきます。

ウルトラマラソンは走る時間が長いので、暑さだけではなく、強い日差し、厳しい寒さ、冷たい雨、など様々な気象条件に対処する必要があります。同一レースでも熱中症と低体温症両方のリスクを感じることもあります。

どんなに準備をしても、全てのリスクを想定し準備できるなんてことはありませんが、事前に考えておくことが多ければ多いだけ対処できる事態は増えます。

明日のセミナーはあと1、2名は入れます。Facebookページのメッセージにてお問い合わせください。

5/28開催 第38回ウルトラセミナー〜100kmマラソンプランニング講座〜(ウルプロ練習会体験参加付)



5/28開催 第38回ウルトラセミナー〜100kmマラソンプランニング講座〜(ウルプロ練習会体験参加付)

100kmマラソンに初チャレンジの方、サブ10など目標を達成したい方に向けたウルトラセミナーです。現時点で100kmにエントリーしていないが興味ある方のご参加も歓迎です。

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経験が少ないとイメージできないレースプランを自ら組み立てるスキルを身につけていただくことと、練習含めた準備についても一緒に考えていくワークショップ形式にします。

サロマ湖ウルトラを走る方に向けたアドバイスもします。

□開催日

2019年5月28日 19:00-21:30

□開催場所

月島駅徒歩5分のカフェスペース

□セミナーの内容

・100キロマラソンについて
・コース図や高低図を見てレースの難易度をイメージする
・目標タイム設定
・ペース設定について
・ウエア・シューズなどおすすめアイテム
・暑さ対策、日差し対策、寒さ対策、雨対策など
・補給計画について
・100キロマラソンを走るための練習
・ウルトラマラソンでよくあるトラブルとその対応
・レース直前にチェックして欲しいこと

*サロマ湖ウルトラマラソンにでる方には参考ペース比率表を個別にお渡しします。

*ウルプロメンバー以外の方は、本セミナーから1ヶ月以内のウルプロ練習会に1回体験参加できます。

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□参加費

・一般価格:5,000円
・ウルトラプロジェクト会員価格(レギュラー会員:2,500円、ビジター会員:1チケット+1,500円)

*当日ウルトラプロジェクトに入会された方は、会員価格となります。

*練習会への体験参加を希望されない方は4,000円になります。

□サンプル提供

アスリチューン・エナゲイン 1個
アスリチューン・ポケットエナジー(オレンジ味) 1個
アスリチューン・ポケットエナジー(+カフェイン)試作品 1個
モストバスキューラ サンプル 2個

□募集人数 15名程度

□会場限定価格商品販売

アスリチューン、モルテンドリンク、スマッシュウォーター、Kernelなど

□注意事項

・会場内で撮影した画像などはウルトラランナーへの道 ウエブサイトやFacebookで使用します。

・ウルトラプロジェクトメンバー以外は会費の支払いをもって参加確定となります。お支払いただいた会費は参加者都合による欠席などの際は返還できません。資料やサンプルはご送付いたします。

□申し込み方法

Facebookページのメッセージにてお問い合わせください。

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□前回参加者の感想

Fさん

ペース設定に無理がないかどうか確認したくて一人でいろいろ計算しても結局、不安が払拭できないでいたので参加させていただきましたが大きな乖離がないことを確認できました。12hで行けそうなのでこの目標値で区間比率を計算してみます。
富士五湖のコースは昨年のリタイアのせいかずっとアップダウンがあってきついイメージしか残っていなくて「60kmあたりは?」と問われてもパッと思い出せませんでしたが残されている時間を有効に使って冷静におさらいしておこうと思います。
レースまで残り時間も少なくなってきましたが今の自分を信じてしっかり走れるよう準備していこうと思います。

Sさん

100kmという新たなチャレンジに向けてわくわくしてきました。本番までに長い距離を2回ほど走りたいと思っていまして、その計画を含めて練習していきます。

Sさん

2年前初めてウルトラに出た時はわからないことだらけでしたが、
累積標高100メートルプラスで1キロプラスくらい等、色々と知る事ができて良かったです。全体のペースもイメージを掴むことが出来ました。

Yさん

漠然としかイメージ出来ていなかったレースのことが、こんなに数値化できるとは目から鱗でした。まだ復習できていませんが、昨年70キロの関門を突破出来なかった北オホーツクに向けて、細かく計画を練って行こうと思います。

Iさん

以前にチャレ富士、野辺山の講習会に参加しましたが、今回は118kmで不安を感じていた為、復習の意味で参加した次第です。 色々な事柄の再確認が出来た事と、何より気温でのタイム差があんなにあるとは驚きました。 幸い2年前のチャレ富士、昨年の野辺山と気象条件はとても良かったので目標タイムで完走できましたが、今回は気温が高いようなので、暑さが苦手な自分としては暑さ対策をしっかりしなくては!と思いました。 とにかく完走して、6月のジャーニーランへ繋げたいです。

Aさん

夫と一緒に故障や大きなダメージ無く、行ける処まで行くのが目標です。どのように走れば良いか全くわからなかったですが、セミナーを受けてイメージが掴めました。補給や持ち物、ドロップバックの用意も掴めました。今年は少し暑そうなので、暑さ対策・日差し対策をしっかりします。

Oさん

自分の走力でホントに完走できるのか不安でしたが、具体的なペース配分がイメージできて良かったです。あとは脚が最後まで動いてくれることを信じて、あと数日 準備していきます。

Nさん

レースに向けた準備が進められていなかったので、改めて目標タイム(ペース配分)や準備物について整理ができ、大変有意義な時間となりました。
準備物もルーティンで用意するのでなく、使う意図を考えきることの大切さを感じました(ファイントラックについて触れた際に)
3月末に足を痛めてからあまり練習が積めず不安はありましたが、昨日である意味吹っ切れました。

Hさん

ファイントラック着る気満々だったので、もう少し天気予報を吟味して決めたいと思います。信号対策も参考にさせて頂きます。

Sさん

ペース設定に関する部分はすごく参考になりました。盛りだくさんの内容で消化しきれてないので、資料を復習して質問させていただきますので、宜しくお願いします。

Oさん

セミナー前は「ウルトラを走る」ことに対して、かなりぼんやりとしたイメージしか持てていませんでしたが、セミナーを通してかなり輪郭がはっきりとしました。「何となく10時間」と目標やペースに全く根拠が無かったのですが、自分がどれくらいのペースで走れば良いのか、目標をどれくらいに設定するのが妥当なのかが分かり、この先1ヶ月どう過ごせば良いか、どのような準備をしてレースに臨めば良いかプランが立てられそうです。今日の内容を復習して、レースプランなど練りながら、自分が100km走り切るイメージをもっと鮮明にしていきたいと思います。

Tさん

ウルトラマラソンでのペース設定の目安、累積標高を踏まえた上でのペース設定等々、大変勉強になりました。野辺山、奥武蔵ウルトラで応用していきたいと思います。

Tさん

ウルトラについては、ネットでいろいろと調べてはいましたが、やはり直接お話をうかがうと、イメージが具体的になりますね。
計算式による予想タイムは、思っていた以上に速いのに驚きました。故障が長引いていて、なかなか走り込みができないのが不安ですが、モチベーション上がりました。



阿蘇ラウンドトレイル⑥〜睡魔との戦いにも競り勝った〜

阿蘇ラウンドトレイル⑤〜先々のキツさを想像しないで一歩一歩進んだ〜

阿蘇ラウンドトレイル⑤〜先々のキツさを想像しないで一歩一歩進んだ〜 から続く

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トレランレースの夜間パートで危惧することはいろいろあるが、ほぼ確実に訪れるのが「睡魔」だ。

「痛み」や「苦しみ」はある程度の我慢はできても激しい「睡魔」はヤル気なども全て奪いとってしまう。

朝7時スタートのため3時に起きた。スタート地点の近くやバス乗り場の近くならもう少し寝ていられるが、そこまで2kmほどの温泉街に宿泊したため仕方がない。

仮に1時間余計に眠ることが出来たとしても大半のランナーは睡魔に襲われる。

今回は睡魔への対策として、アスリチューン・ポケットエナジーカフェイン入り(試作品)を用意する以外に、CNC(Catalyst Natural Caffeine)をゼッケン裏に貼り付けた。また前日購入したカフェイン入りフリスクもバックに忍ばせた。

前話で書いたが、暗闇は睡魔を誘うので、明るいライトを準備してAS4をスタートした。

次のWS2の高森峠に到着したのはスタートから16時間後の23時すぎ(起床後20時間)。ここまではまだ平気だったが、この辺りから徐々に眠くなった。

内臓の調子も酷くないというギリギリの状態なので、カフェインの刺激が強すぎると一気に気持ち悪くなる。過去に何度も経験しているから危ないのは分かる。

急な上り坂を歩いて登っていると、呼吸が乱れ、心拍数がかなり上がっていると感じるほどキツイが、SUUNTO9を見ると120と決してキツくなるような数値ではなかった。ガス欠の症状を疑いエネルギー補給を兼ねてアスリチューンのカフェイン入りを飲むと、しばらくして呼吸の乱れは落ち着いた。

急登の途中やピークに大の字で眠る選手が増えてきた。大の字に寝たい気持ちは分かるが、体調が悪く倒れているのか分からず大丈夫だろうかと不安になった。せめて体育座りで休んで欲しいと、他のランナーに意識をまわす余裕はあった。

アスリチューンのカフェイン入りには、コーヒー由来のカフェイン50mg含まれているから私にはしっかり効いた。もっとカフェイン量が多いエナジージェルもあるがちょっと怖い。

後半パート用に、このアスリチューンを6、7個用意していたから飲み続ければ睡魔を追い払うことは出来るが、今回は内臓の調子が万全ではないので、カフェイン過多で内臓の調子を崩さないように可能な限り使用を抑えることにした。かなり眠くなった時以外はカフェインなしのアスリチューンを飲んだ。

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また、CNC(Catalyst Natural Caffeine)を使ってカフェイン量の調整をした。これは1粒13.9mg前後のカフェインが入っているから、眠くなった時にはカフェインなしのアスリチューンと一緒に2粒飲んだ。カフェイン量を半分程度に抑えたわけだ。

またカフェインだけを飲むことは極力避け、エネルギー補給した後に飲むようにした。

それでも何度も睡魔は襲ってきた。走れていればここまで眠くならないが、今回は歩き続けているのだから仕方がない。

自分のほっぺを叩いたり、近くを通るランナーと話したりして睡魔を誤魔化していた。

AS6のアスペクタに向かう急なガレた下りは緊張感から睡魔は吹き飛んだが、その反動から舗装路に出た時には何回も意識が飛んでいた。

こんなフラフラした状態では危険をともなうので、カフェインをとろうと思ったが、AS6で少し寝ることにした。

アスペクタはこの矢印の辺りで、ここからまだ2つのピークが待ち構えている。

アスペクタのエイドステーションで補給してから、身体を冷やさないようにレインジャケットを着てバックパックを枕にして短時間寝た。

スマホのアラームを5分後にセットして目を瞑るとすぐに夢の世界に入り、いろいろ夢をみて目が覚めてスマホを見るとアラームがなる直前だった。そこでもう3分後にアラームをセットし直して眠ると、またアラームがなる直前に目が覚めた。合わせて8分だがかなりスッキリした。トイレに行き顔を洗い、エイドの固形物とスープを飲んでから、CNC(Catalyst Natural Caffeine)を飲んでからAS7出ノ口を目指す。

神宮外苑24時間走でもこのように数分寝ることはあるが、それまで意識が飛ぶような睡魔がかなりおさまるので試してほしい。

その際、注意して欲しいのは、身体の活動低下により汗冷えするので暖かくすることと、アラームをしっかりかけること。

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今回、胃腸障害を防ぐために、カフェインの使用量を抑えたため、レースを通して使ったのは、アスリチューン試作品2個と、CNCを6粒ほどだ。フリスクは1粒舐めたが胃腸をおかしくしそうでやめた。またエイドステーションで2回ほどコーラ300ccをソフトフラスクに入れてもらった。これらを合わせてもカフェインの摂取量としては多くはないが、アスリチューンやCNCの覚醒感に助けられた。

今回時間に余裕があれば、もう少し寝ても良いと思ったが、あまりゆっくりしてると関門通過が危なくなる。

アスペクタ到着はスタートから22時間41分の日曜日の朝5時41分。レース前のざっくりした甘い見込みの予定ではもうフィニッシュ地点直前にいるはずだった。。

ただ、WS2の高森峠を出る時にフィニッシュするまでに、AS5の清水峠、AS6のアスペクタ、AS7の出ノ口、そしてフィニッシュ地点まで厳しい区間が続くことから、ゴールできないのではないかという不安はあった。そこで諦めず、ガッカリせず、次のエイドを目指したことから、その半分のアスペクタまで辿り着くことができた。

脚も厳しい状態は続いているが、エイドごとに携行したマッサージオイルを使ってセルフマッサージをしたので歩くのであれば支障ないレベルを保っていた。

明るくなってきたことから、これ以降睡魔に襲われることはなかった。

さあ、あとは大きく登って、大きく下れば最終エイドだ。ようやく完走できるかもしれないと先が見えてきた。

阿蘇ラウンドトレイル⑦ に続く

阿蘇ラウンドトレイル⑦〜2日連続の強い日差し〜



2時間46分39秒の意味〜1秒の重みを感じるのはそこまで頑張ったから〜

ランナーで、サブ3とかサブ4の意味を知らない人はほとんどいないと思いますが、ランナー以外であれば何のことやら分からないって人多いでしょう。

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サブ3はフルマラソンを3時間以内、サブ4は4時間以内で走ることで、サブ3ランナーは3時間以内で完走したランナーのことで、マラソン完走者に占める割合は男性は3%、女性は0.4%程度です。

世界記録はエリウド・キプチョゲが出した2時間01分39秒で2時間切りが現実味を帯びてきました。いわゆるサブ2です。

このようにフルマラソンを走る多くのランナーは『時間』を単位に考えています。

だから時間の数字が変わる、2時間59分59秒と、3時間00分00秒は1秒の違いだけどランナーにとっては天と地ほどの違いがあるのです。

まさしく、その1秒を削り出せ!の世界なのです。

でも、最近走ったフルマラソンのタイムを1秒単位まで覚えているランナーはどれほどいるでしょう?

私自身、3月の古河はなももマラソンで自己ベストを更新しましたが『秒』単位は覚えていません。

ほとんどのランナーにとって、2時間59分59秒と、3時間00分00秒は大きな違いがあっても、2時間59分57秒と2時間59分58秒や、3時間00分01秒と3時間00分02秒はたいした違いではないのです。

それは時間の単位が変わる4時間でも同様で、その間に3時間30分を切るかどうかのサブ3.5という分岐点はありますが、これは3.5時間ということで『分』という単位に着目したものではありません。

ここまで読んで、タイトルの意味が分かった方はかなり勘の良い方です。

2時間46分39秒は9,999秒なのです。

秒単位で考えると、4桁と5桁に変わる分岐点ですから、2時間が3時間になるより大きな意味がある瞬間ですが、2時間46分40秒だったランナーで、2時間46分39秒出せなかったと悔やんでいるランナーは聞いたことありません。

また、2時間59分59秒は10,799秒で、3時間00分00秒は10,800秒と、『秒』で考えると大した違いはありません。


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こんなことを考えるキッカケになったのは、少し前にアメリカ在住の方が一時帰国した際にパーソナルレッスンを受けていただきましたが、3時間03分30秒で走るのが目標だと話していたのです。

随分中途半端なタイムだと感じたので理由を聞くと、マイル7分で走るとそのタイムになるようです。

1マイルは1609.344m

42.195kmは約26.219マイル

26.219マイル×7分≒183.53分 になります。

すなわち 3時間03分30秒少々なのです。

この時、単位が変わると全く印象が変わるものだなーって思いました。

ただ、秒単位で考えれば、2時間59分59秒と3時間00分00秒は1秒しか違わないから、大した違いではない。と言いたいわけではありません。

その境界線上で走っているランナーにとってはホント大きな数秒なのです。

2014年11月に開催された大田原マラソンで私は3時間00分03秒(10,803秒)という悔しいタイムを出しました。

2011年11月に初めてサブ3した翌4月から職場環境が変わりそれまでにも増して練習時間の確保が難しくなりました。このレースは3年ぶりのサブ3を目指して走りましたが、28kmくらいでキツくなり集団からこぼれ落ちるも必死に見える位置にしがみつきました。しかし今でも不思議なのは、競技場に入った時に時計を見てなぜかサブ3間に合った。と思ってしまったのです。そこから少しペースアップするもラストの直線でこれでは間に合わないと気付き、あるたけの力でラストスパートをしましたが、無情にもゴール横の時計は3時間を示しました。

4秒くらいなら競技場に入ってすぐにスパートしていれば間に合ったかもしれませんし、サブ3ではなく、1秒でも速くゴールしたいと思っていれば、また違った結果になったかもしれません。

悪い夢でも見ているかのような結末でした。でも、終わってしまったレースの結果は変わりません。

その翌月の防府読売マラソンも同じような展開になりましたが、競技場に入る前に私に向かって「上げろ!」って叫ぶ友人の声に背中を押されてラストスパートしてゴールに飛び込みサブ3に復帰しました。その時は失敗を繰り返してはダメだと必死でした。

距離が長くなればなるほど、1秒の重みは希薄化されていきますが、レース終盤に目標タイムに近づけば近づくほど重みは増していきます。

私は短期間にギリギリサブ3したランナーと、サブ3できなかったランナーの両方を経験しましたが、その違いは、キツイ場面で、さらにキツくなることを受け入れる強さがあるかどうかだと思います。

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少し話は逸れますが、私同様、ぎりぎりサブ3をしたランナーと話をすると、皆同じようなことを考えています。普段口にはしていませんが、サブ3ギリギリのランナーは辛いと言うことです。

例えば2時間50分を切る力のあるランナーだと、気象コンディションが悪い時や、調子が良くない時には無理に2時間50分切りを狙わずに3時間切りのペースに落とすことがありますが、10分落としたら随分楽なレースができます。

しかしサブ3ギリギリのランナーの多くは、そのような状況でも3時間10分切りに落とすことはしません。(国際女子マラソンの資格タイムが絡む女性ランナーは別です。)

結果、厳しいコンディションに耐え終盤まで粘ったが3時間を少し超えてしまったなら、サブ3出来なかったと悔しい思いをします。また周りから見ても残念な感じになります。ただ自己ベスト+1〜2分で走ったのだからそのランナーにとっては精一杯の走りだったはずです。

私自身、そのような走りをしていますが、常に緊張感あるレースになっています。もう少し走力を高めて、余裕をもってサブ3が出来るレベルになりたいのですが、ギリギリもまた楽しいし様々な気付きがあります。

サブ3に限りませんが、弱い自分との葛藤も、残り時間とのプレッシャーも、目標あってのことです。

目標がなければ、苦しくなったらペースを落としたら良いし、そもそも時間を気にしなくてもいい。

これって楽かもしれないけど、自分のレースならつまらない。

もちろん、走る目的はタイム以外にもいろいろあると思いますが、私にとってフルマラソンは過去の自分との勝負の場だと思ってます。

負けることが多いけど、たまに勝つこともできる。

そんな意味で私にとって3時間というタイムは絶妙な設定だと思ってます。

何才までサブ3できるか分からないけど、53才になった今年も自己ベスト目指して走ります。

話を戻して、1秒が重く感じることができたなら、それはそこまで懸命に頑張ってきたからです。仮に目標を達成出来なくても、目標達成が見える位置で耐えてきたのです。その経験や悔しさは次に繋がります。

最後に、タイトルの2時間46分39秒は4桁秒という意味で紹介しましたが、目線や単位を変えると全く違う見え方をすることは世の中にたくさんあります。9999秒、166.65分、0.1157日・・・。また目標タイムに届かなかったからダメなレースと切り捨てるのではなく、そのレースのことを少し視点を変えて振り返ると、今まで気づかなかったことが見えてくるかもしれません。

例えば自己ベストを出したが目標タイムに届かなかった時に、よく頑張ったと考える人もいれば、自分はダメなヤツだと考える人もいます。

私自身、自己ベストを出しても目標タイムに届かず残念な気持ちになったことは一度や二度ではありませんが、自己ベストは自分史上最速タイムなのです。これを喜ばないのは勿体ないです。仲間はもっと速いからこんなタイムでは喜んでいられない。と思う方もいるでしょうが、目標に近づいたという見方もできます。ネガティブに考えるもポジティブに考えるも自分次第です。

こちらは目標タイム達成を目指して練習しているランナーには知って欲しいことを書いた過去の記事です。合わせてお読みください。

フィニッシュラインは駆け抜けろ!



身の危険を感じるレベルの寒さだった〜UTMF2019〜

今年のUTMFは4/27 15:00 時点で競技中止が発表された。


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そのことを知ったのは7A山中湖で応援し、9A富士吉田に行く前に、日帰り温泉で仮眠を取っていた時だった。その後9Aで全てのランナーを応援しようと思っていた。

中止という言葉を聞いた時に、脳裏を過ぎったのは、重大事故だった。

慌てて、大会ページを確認すると、「杓子岳付近の降雪・凍結・低温によるリスク増大によりレースを短縮します。次のエイドの指示に従ってください。とあり、事故予防のための中止と知り胸を撫で下ろした。

重大事故は気象コンディションに関わらず発生するが、レース中の吹雪・積雪はそのリスクを恐ろしく引き上げたのだから中止判断は適切だと感じた。

ただ、このレースに向けて準備をし、厳しいコンディションの中、懸命に100マイル先にあるゴールゲートを目指したランナーのことを思うと、この気象変化を恨まずにはいられない。そして、瞬く間にコースを真っ白にしてしまう山の恐ろしさを再認識した。

山岳区間ではない舗装区間に設定された7A山中湖のあるキララで応援している時でさえ、天気はころころ変わった。

メリノウールロングスリーブやダウンジャケットなど5枚重ね着していても身体がブルブル震えを感じたのだから、24時間以上この過酷な状況に耐えギリギリの状態でゴールを目指しているランナーが、その冷えきった身体で、さらに気温が下がる夜間に標高を上げていくのは雪が降らなくても危険だと感じたが、今回はさらに短時間で雪が積もったのだ。

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ウルプロメンバーの一人は、山中湖で身体と気候の回復を待っている間に中止の知らせを聞いたが、「身の危険を感じるレベルの寒さだった。」とレース後のメッセージに書かれていた。

自分だったらどう走るか?どう判断するか?など様々な視点から考える習慣があるが、その判断のためには多くの正確な情報が必要になる。今回適切な中止判断が出来たのは、コースやエイドに配置されたスタッフと本部との連携がしっかり出来ていたのは当然として、様々な悪天候時などリスクが増大した際の様々なシュミレーションがされていたのだろう。

また、必携装備に関して、そこまで必要なのか?それは選手の判断に任せたら良いのではないか?という声をよく聞くが、今回のようなコンディションではさらに+αを準備できたかどうかで明暗が分かれたと思う。

中止理由に上がっていた杓子山の状況に関しては、多くのランナーが欲していたが、急遽スイーパーを務めた石川弘樹さんがランナー目線・主催者目線から詳細なレポートをfacebookページに投稿した。

ぜひ石川さんの投稿を読んでみてください。

15時までに富士吉田エイドを出た選手のみゴールすることを許されたが、その最終ランナーがゴールした頃には青空が広がっていた。

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優勝は前評判通り、グザビエ・テベナールが圧倒的な強さを示して優勝した。

上位選手

男子

  1. グザビエ・テベナール(フランス)19:36:26
  2. リャン・ジン(中国)20:39:38
  3. ローレン・デイビッド・ニューマン(アメリカ) 20:40:14
  4. 小原 将寿 20:59:24
  5. アレクセイ・トルチェンコ(ロシア)21:03:43
  6. カール・ヨハン・ソルマン(スエーデン)22:04:28
  7. 鬼塚 智徳 22:27:44
  8. 土井 陵 22:51:39
  9. 伊藤 健太 22:51:39
  10. 木幡 帝珠 23:08:34

女子

  1. シャン・フージャオ(中国)24:20:00
  2. ルー・クリフトン(オーストラリア)25:50:48
  3. 浅原 かおり 25:55:53
  4. シルベーヌ・キュソ(フランス)26:10:16
  5. マンニ―・チュン(香港)27:14:46

年代別入賞など詳細はこちらをご参照ください。

また、A5勝山(95km)を通過した選手は、自らリタイア申告した選手も含めて、通過したエイドまでのコースの完走者とされた。フィニッシャーズベストと、ITRAポイントが得られるよう申請すると発表されたがその主催者発表はこちらです。

ITRAポイント申請に関しては後日発表されるが、現時点の情報から推測すると以下のようになると思われる。ITRAポイントに関してはDogsorCaravan.comのこちらの記事が分かりやすい。

6ポイント

ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)

MF_FUJIYOSHIDA154k(〜A9 富士吉田154km)

5ポイント

MF_NIJYUMAGARI140k(〜A8二十曲峠140km)

MF_YAMANAKAKO127k(〜A7山中湖127km)

MF_OSHINO114k(〜A6忍野114km)

4ポイント

MF_KATSUYAMA95k(〜A5勝山95km)



2019チャレンジ富士五湖⑥〜今年は気持ち悪くならなかった〜

2019チャレンジ富士五湖⑤〜ウルプロメンバーの完走率は89.7% 過去の気温と完走率〜

2019チャレンジ富士五湖⑤ から続く

前話で今年10回目となった私のタイムを掲載していますが、過去何度もレース中盤から気持ち悪くなるだけではなく、スタートする前から気持ち悪くなりトイレで吐いたこともあります。

気持ちが悪くなる。と言っても症状は様々ですから、当然ながら原因も様々です。

こちらは以前ドクターランナーの佐藤さんに教えてもらい書いた記事ですが、その辺りについて書いてあります。

ランニング中に気持ち悪くなる原因と対策

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私が過去のチャレンジ富士五湖で気持ち悪くなるパターンは大きく2つに分けられます。一つは自分自身が原因の内的なものと、気象変化などによる外的なことです

自分の行動が原因で気持ち悪くなるのは、一言で言うなら「自分の消化吸収能力を考えなかった。」ことです。

ウルトラマラソンは前日やスタート前に出来るだけ食べてエネルギーを溜め込まねばならない。と、前日も普段よりかなり多く食べ、レース当日も起きてからかなり食べていました。

普段よりたくさん食べたら、胃もたれを起こしたり気持ち悪くなるし、消化に時間を要しますから寝ている間も胃腸は働き続けます。

そして普段なら寝ている深夜に起きて、まだ胃もたれ気味の状態なのに、さらに朝飯をたくさん食べたら胃がおかしくなって当たり前です。

ウルトラマラソンを始めた頃は、そもそもウルトラマラソンという、非日常のことをするのだから、食事にしても非日常的なことをするものだと思っていました。

普通に考えれば、スタート前に気持ち悪くなったり、お腹が張った状態で走り始めてよい走りなどできるはずがありません。

このような気持ち悪さは自業自得ですが、原因を自分で作ってるのだからそうならないようにする対処は簡単です。

ウルトラマラソンだからってたくさん食べようとしなければよいだけです。

私のレース前日は、普段通りの食事+モルテンドリンク500ccです。

しっかりカーボローディング出来れば、エネルギー補給なしでフルマラソンを走れるランナーもいますが、そのようなランナーでも100kmはエネルギー補給なしでは走れません。

スタート前にたくさん食べて気持ち悪い状態になるより、スタート前は胃腸を整えて、レース中にストレスなく補給をした方が、エネルギー切れになりにくく良い結果に繋がると思います。

もちろん内臓の強さは人それぞれなので、かなり多めに食べても胃腸の調子を崩さない方もいます。調子が悪くならないならエネルギーを貯め込んだ方がよいでしょう。

また、フルマラソンは普段と生活リズムはさほど変わりませんが、ウルトラマラソンは夜明け前のスタートのため生活リズムは変わります。

生活リズムの変化は身体にとってストレスのかかった状態です。そのため起きていきなりおにぎりを食べるようなことはしません。身体がしっかり目覚めて胃腸の働きが良くなってから少量づつ食べるようにしてます。

私が気持ち悪くなる外的要因の筆頭は高温多湿です。2018年大会はかなり内臓をやられました。

これは準備やレース中の対応で変わりますが、対応しても気持ち悪くなるときは気持ち悪くなります。

以前は水分取りすぎや、電解質摂取が不足することなどで発生する低ナトリウム血症に何度も襲われました。

低ナトリウム血症についてはこちらをご参照ください。

『喉が乾く前に水を飲め』は危ない 〜運動関連低ナトリウム血症にご注意を〜

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今回気をつけたのは、上記で書いたレース前日・当日朝に食べ過ぎないことで、そもそも胃腸の調子を崩さないようにしたことと、スタート後に低ナトリウム血症や脱水・熱中症、ガス欠にならないように準備をしました。

サプリメントなどいろいろ準備しても取らなければ意味がありません。

でも取るタイミングを逃すことは度々ありますが、その最大の原因は面倒くさくなってしまうことです。

例えば様々な種類の小さなパッケージのサプリメントをポケットやポーチに入れたなら、探して取り出すのが面倒になります。

そこで私はゼッケンを活用しました。

念のための薬は一番取りにくい箇所を使って、水分を体に貯めやすくするモストバスキューラのスティックは10kmごとにとるから下の取りやすい箇所に並べて、ガラナ由来のカフェインのCNC(Catalyst Natural Caffeine)は4つづつ2セット右側に貼り、その下に擦れ防止クリーム。

左側にはマルチビタミン&ミネラルのCC( Catalyst Conditioning)5粒と、CCP(Catalyst Cardio Performance)5粒を貼り付けました。

また画像にはないけど、テスト中の酵素サプリメントの粉末を入れたビニールを薬の下に貼り付けました。

茨城100kでは、経口補水パウダーのスティックを貼り付けましたが、これは重くなったので今回は貼り付けずにnakedランニングバンドに入れました。

このようにどこに何があるか分かれば、余計なストレスなく飲むことができます。

CCやCCP、テスト中の酵素サプリメントは50km前後に間隔をあけて飲みました。

CCにはマグネシウムなども入っているので、もう少し摂取しても良いと感じました。

CCPを5粒飲んだら、喉にカプセルが貼りついたのかむせて咳き込み2粒吐き出してしまいました。。走行中は2、3粒づつに分けた方が良さそうです。

酵素サプリメントをレース中に飲む意味は、消化吸収機能を高めるためです。今回レース中にどれだけ効果があったのかは分かりませんが、毎日摂取し始めてから体調は良くなっているように感じます。特にお酒を飲んだ翌朝の体調は飲まないときと比べると明らかに違いがあります。

また、エイドステーションでは、ミネラルウオーターは飲まずに基本スポーツドリンクを飲むようにして、経口補水パウダーを定期的に飲み、さらにうどんのツユを飲むことで塩分摂取をしました。

そして、体温上昇を防ぐために、暑いと感じてきたら、エイドで水をかぶるようにしました。

これらにより、今年は気持ち悪くなることなくゴールすることができました。

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次回の課題は、56kmでモストバスキューラや経口補水パウダー、エナジージェルをピックアップしましたが、それらをまとめてnakedランニングバンドに入れてしまったので、後半は取るのが面倒になってしまったことです。次回はモストバスキューラやCCなど軽いサプリメントは後半分を含めて全てゼッケンに貼り付けます。

あと、水分補給に関して、飲みすぎることがないよう気をつけました。暑くなるとたくさん飲みたくなりますが、水をかぶることで体を冷やしました。

今回、気持ち悪くなったり、下痢になった方は少なくないと思いますが、なぜ気持ち悪くなったのか、下痢になったのか、振り返ってみてください。

また、野辺山やサロマ湖を走る方は参考にしてください。

追記)

この記事を読んでドクターランナーの佐藤さんからメッセージをいただきましたので一部紹介させていただきます。

新澤さんの”ご自身の体質に合った補給を経験の中から体得された”のが流石で素晴らしいです。そこを読者の方々にも模倣して欲しいと思っております。

個々の体質により、前日にたくさん食べても大丈夫な人と、翌日に影響してしまう人がいると思います。当日朝の食事も同様です。それを各自で試しながら見極めるのが大切だと思っています。

私自身は、前日昼までは食べすぎても大丈夫ですが、夕方以降は胃もたれを起こすので控えています。翌朝はほどほどに食べます。

マラソン前にカステラが良いとか、お餅が良いとか色々説がありますが、それも完全に体質だと思っています。私はどちらも試したことがありますが、今は食べません。

結局は、個人が試しながらベストな補給を見つけるしかないと思っています。

 

2019チャレンジ富士五湖⑦に続く


2019チャレンジ富士五湖⑤〜ウルプロメンバーの完走率は89.7% 過去の気温と完走率〜

2019チャレンジ富士五湖④〜どう身体を動かせば良いか模索した〜

2019チャレンジ富士五湖④ から続く

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チャレンジ富士五湖の速報記録が公開されました。

男女別の完走率は大会ページに掲載されているので、こちらでは男女合算の数字を掲載します。

種目 出走者数 完走者数 完走率
118km 952 548 57.6%
100km 2,024 1,428 68.1%
71km 1,009 864 85.6%
合計 3,985 2,840 71.3%

 

全種目合算すると約4,000人がスタートして、ゴールできたのはその7割程度です。

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初100kmや初ウルトラも多かった、ウルプロメンバーは29人走って26人が完走しました。89.7%というフルマラソンのような完走率はすごいことだと思います。

種目別にするとこのようになります。

118km  6人中4人完走

100km 19人中18人完走

71km 4人全員完走

特に、フルマラソンの距離を超えるウルトラマラソンに初めてチャレンジしたメンバーは私が把握している中では全員完走しました。

走ったメンバー何人かにウルトラマラソン走って感じたことなど質問しているので後日紹介しますが、未知の距離にチャレンジするにあたり様々な不安があったと思います。

それは明確な不安であったり、漠然とした不安だったりします。明確な不安は準備などスタート前にある程度準備をしていけば解消できますが、漠然とした不安は対処のしようがありません。そもそも何が不安なのかが分からないのですから。

初挑戦のランナーを中心に、ウルトラセミナーに参加してもらい、霞みがかったような漠然とした不安を消してもらいました。

セミナーでは様々な観点から目標達成するために必要なことを明確にするアドバイスを行いましたが、実際に走ってみないと分からないことは多いですが、どのようなことが起こるのかイメージトレーニングをしてもらったのです。

また普段の練習で効率よく走るためのランニングフォームを考えてもらっていますが、この思考回路があるからこそ、思うように脚が前に進まなくなった時に、どうしたら良いのだろう?と練習を思い出して試行錯誤できます。

さて、今年の気象条件は少し厳しめだったと感じました。事前の天気予報では、2015-2017年並みの最高気温16-18℃でしたが、走っていてこれはもっと高いと思っていましたが、21.1℃だったようです。直射日光を浴び続けるので体感温度は+10℃くらいに感じました。

もちろん昨年の暑さを経験している方は、昨年よりは楽だったと思いますが、私が走った10年間では2番目に高い最高気温だったのです。

また気温に関しては最高気温だけではなく、今年は2016年や2017年の最高気温の16℃台に早い時間に到達したと思い、気象庁の過去の天気予報を調べたら10時時点で17.6℃ありました。

その点からも暑さや日差しへの準備、そして対処ができなかった方は苦戦を強いられたと思います。

開催年 最高気温 最低気温 雨量 出走者 完走者 完走率 私のタイム
2019 21.1 4.6 0.0 2,024 1,428 68.1% 9:24:54
2018 26.6 7.5 0.0 2,005 1,227 61.2% 9:52:29
2017 16.6 8.7 0.0 1,788 1,279 71.5% 9:27:42
2016 16.6 9.0 0.0 1,591 1,163 73.1% 9:20:12
2015 18.0 0.8 0.0 1,900 1,254 66.0% 8:54:45
2014 6.1 1.3 1.0 1,905 1,373 72.1% 10:11:06
2013 8.0 0.9 17.0 1,732 863 49.8% 10:25:01
2012 8.9 3.4 7.0 1,539 1,079 70.1% 9:29:20
2011 20.7 1.7 0.0 1,385 894 64.5% 9:36:03
2010 15.1 -2.7 0.0 1,186 786 66.3% 9:54:03

 

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表には私にタイムも入れてみました。

2015年にコースが変わり累積標高が増えたので2014年以前より厳しくなりました。

あまり変わりばえしないタイムですが、それぞれの大会には思い出があります。自己ワーストの2013年は極寒のレースで軽い低体温症になりました。2014年は仕事が多忙で思うように練習ができなかった頃です。

初めて走った2010年は43才でしたが、もうそろそろ53才になります。ただ体力の低下は感じていません。

このコースでサブ9をしたのは2015年の1回ですが、その時は私には最高の気温でした。過去の天気予報を調べてみたら、5時から14時まで1時間ごとにこのように推移しました。

1.4→2.5→5.8→8.4→11.1→17.9→16.3→16.1→15.3→14.8

9時から10時にかけて気温は一気に上がりましたが、そこをピークに下がりました。17.9℃は今年の10時とほとんど同じですが、そこから気温が下がったなら今年も走りやすかったです。

現在の走力が変わらないままで、私がチャレンジ富士五湖でサブ9をするには、気温が高くならないというのが条件になりますが、今年のような気象条件でもサブ9を狙えるよう今回見つけた様々な課題を解決していきます。

2019チャレンジ富士五湖⑥ に続く

2019チャレンジ富士五湖⑥〜今年は気持ち悪くならなかった〜