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走ることは前方向へのバランスを崩すこと(不安定な状態を作ること)〜ズームフライを武器にする走り方〜

ターサージール6とナイキ ズームフライ試してみます。で書きましたが、同じタイミングでタイプの異なる二つの人気シューズを購入しました。

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その中でズームフライについてこんな風に書いています。

11/24 ウルプロ織田練 400M×8本レペテーション 〜ナイキズームフライを履いて走りました〜

12/1 織田16000M ナイキズームフライの履き心地

ズームフライについて触れてませんが、12/3の練習会もズームフライを履いていました。

12/3 ウルプロ週末練習会20分間走×4本〜自分の成長に気づく喜びと接する幸せ

ターサージール6はまだじっくり履いていませんが、身体全体の疲労感が抜けてきたら集中的に履いてみます。

ターサージール6は非常に軽く良いシューズだと思いますが、少なくとも今の私の状態ならズームフライの方が速く走れます。

その理由は、ターサージール6の反発力を生かすために必要な脚力にまだ戻っていないのでターサージール6では効率よく前に進みません。対してズームフライは上体の真下で接地すればオートマチックに走れてしまうシューズだからです。

ズームフライは福岡国際マラソンで上位を独占したベイパーフライ4%のような強い反発力はないと、両方履いているウルプロメンバーから聞きました。

私はベイパーフライ4%を履いたことはありませんが、少なくともズームフライの反発力はさほど強くないが前に進む推進力は強いモデルだと感じています。独特のソール形状が上体をスムーズに前に移動させることで、ランニングダイナミクスの向上を目指したシューズです。

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よく練習会でメンバーにこんな話をします。

「直立不動の状態は非常に安定感ある体勢(姿勢)で、周りから押されても動きにくい。その安定した状態から急に走り出そうと思っても身体は動かないし走れません。走るためには前方向に少し不安定な状態を作る必要があるのです。」

胸の位置を少し前に倒すと、倒れないように反射的に脚が前に出ますが、その状態から走り始めると、身体の前傾を保ちやすくスムーズに走れます。

上記リンクの記事でも書きましたが、ズームフライの舟の底のような形状は接地時にはつま先は少し浮いています。

身体は前に動いているので、その次の瞬間には浮いてるつま先が地面に付くようにシューズは前に傾きます。必然的に踵はその分浮きます。

そのシューズの上にいるランナーの身体は、接地時に地面に垂直だったとしても、次の瞬間に前傾します。

その接地のタイミングで地面を押したら、結果的に後ろに押し出すように動きます。

これが推進力に繋がります。

シンプルに考えると、走るとは前方向へのバランスを崩すことだと私は思ってます。

常に身体が前に転がっていくような状態を作れたら楽に走れると思ってます。そのためにバランスを崩した状態の姿勢をキープするために体幹部の強さが必要になります。ここが弱いと屁っ放り腰になったり、前傾を保てず後傾になります。

体幹部が弱いと気づけばトレーニングをして鍛えれば良いのです。今できないことがずっとできないわけではありません。

例えばウルプロに入った時にはレッグレイズが2回しかできないメンバーが今では平気で20回とかできるようになっています。

なぜできるようになったかと言えば自宅で毎日トレーニングをしたからです。

でも、なぜ自宅で毎日トレーニングをするようになったかというと、自分の体幹の弱さを知ったからです。

ここが大事で、それまでのランニングフォームは体幹をほとんど使わないフォームなので体幹を鍛えるモチベーションや必要性を感じませんでした。感じなければ毎日コツコツと続けることは難しいです。続けているメンバーは効率的に走れるランニングフォームを体感し、このフォームで走れば楽に進むし速く走れることは分かったが、今の体幹の弱さでは長い距離は保てない。と気付いたのです。

なりたい自分が明確になり、そのために何をすれば良いかが明確になれば、あとはするかしないかです。目標を口にするだけではなく、どうすれば目標達成できるかより具体的に考えて実行するかです。

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私が100kmで8時間を切るのに足りないものは、車でいうならエンジンである心肺機能(例えばVO2max)です。

例えば、心肺能力がもう少し高くなれば4’30/kmペースがもっと楽なジョグペースに近づきます。そのために現在低酸素ルームで高地トレーニングを定期的に行なっているのです。

合わせて、自走式トレッドミルで上体の真下で接地して、しっかり後方に押し出すフォームを反復して身につけています。

今日の高地トレーニングについては別に書きますが、ズームフライで走りました。先週に比べてかなり身体は楽になりました。

(追記しました。)

低酸素ルーム ハイアルチ・リカバリーで高地トレーニング 〜ズームフライとキャタピランのマッチング〜

さて、明日水曜日はウルトラプロジェクトの午後練と定期練習会があります。合わせて40人前後のモチベーションの高いメンバーに会うことができるので楽しみです。

ウルトラプロジェクト練習会日程はこちらです。入会、体験参加などご希望の方はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。



人類の限界値水準から24時間走の距離を考える

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神宮外苑の自分の記事を書いていますが、自分のことを書くのは結構疲れるので、コーヒーブレイク的にこんなことを考えてみました。

以前から書きたいと思っていたことなのでグングン書けます。

まず断っておきますが、上記数値は、例えばフルマラソンを2時間29分で走るランナーであれば24時間走で250km走れる。というものではありません。

ただ作っていてかなり意外と近いかも?なんて思いはありましたが。

上記数値はどのようなものかというと、現在の世界記録が人類の限界水準と仮定します。

もちろんフルマラソンは近い将来2時間を切るかもしれませんが、10分も20分も短縮はしないでしょう。

その観点から伝説のウルトラランナーであるYiannis Kouros 選手の303.306kmという24時間走の記録もとんでもない記録です。この記録を破る人類はいるのか?という記録です。

フルマラソンで世界記録を狙うケニア・エチオピア勢が入ったら破れます。というものではないと思います。もちろんもっと走るかもしれませんが、303kmというのは、東京から国道1号線などを西に向かい名古屋近くまでの距離です。それを自分の脚で24時間で走ってしまうのです。

これ以上走れるランナーが現れないとは言いません。それはフルマラソンで2時間を切るランナーが現れるかどうかも同じことです。

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今回はそれぞれの世界記録より10%、20%・・と遅い数値を計算しました。

例えば世界記録より2倍遅いペースで走れば、24時間走は151.653kmだし、フルマラソンは4時間05分54秒になります。

もちろん、一方を出す力があるから、もう一方の記録を出す力があるわけでもなく、逆にもっと走れる人もいるはずです。

どれだけ意味のある数値か分かりませんが、例えば180kmの方が200kmに乗せるには、フルマラソンで3時間25分の方が3時間6分に上げるくらい頑張らねばならない。さらに210kmに乗せるのは2時間57分くらいに上げねばならない。というイメージはあながち間違ってはいないと思います。

またサブ3(3時間)は世界記録の68.4%のペースですが、これを24時間走にすると207.461kmです。

たった3時間しか走らないサブ3と、その8倍走る24時間走の比較は出来ないけど、男性でマラソンを3時間で走り、24時間走で207.461kmなら違和感は全くありません。

また240kmという数字は、上記の表で見るとフルマラソンは2時間35分くらいです。ちょうど福岡国際マラソンに参加できるレベルということです。これも違和感は全くありません。

今年の世界チャンピオンの石川さんは270.870kmは世界記録の比較でいうと90%を下回り、フルマラソンとの比較に合わせると2時間17分くらい。ただ石川さんはこれからグイグイ伸びていくから90%を越え、まずは95%を目指して欲しい。本人もそこまではイメージできてると思います。

そのくらいとんでもない世界記録なのです。

なんの意味もない数字ですが、こんな感じでふと思ったことを考えること好きです。

余談ですが、2017年神宮外苑24時間の記録が確定し、私は214.472kmで17位でした。おそらく50歳以上では1位です。(そんな表彰区分はありません。)

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