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箱根駅伝はホントに日本の陸上を弱くしているのか?後編

 

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大学を卒業して実業団選手としてランニングを続ける選手は一握りで、卒業してランニングは辞める選手も多いでしょうが、市民ランナーとして趣味で走り続ける選手も少なからずいます。この層は練習量が落ちてもハーフ70分前後で走るのです。

ちなみにこれは実業団ハーフのタイム分布です。半分以上の選手が65分くらいで走っていますが参加人数は少ないですよね。


話を少し戻して、1大会で70分カットが541人、65分カットが90人というランナーを創出している理由は、箱根駅伝があるからでしょう。

箱根駅伝がなければ、そもそも学生ハーフに1000人以上がエントリーすることもないでしょう。

学生女子マラソン並みの人数になるかもしれません。

全員がオリンピックや世界陸上を目指すレベルにあるわけないけど、箱根駅伝を走りたいと走ることが好きで得意な子供が中学、高校、大学と陸上を続けるモチベーションになっているのです。

高校野球に甲子園という高校球児共通の夢になるような舞台があり、その後も入団し活躍すれば高収入が得られるプロ野球やメジャーへの夢が広がります。サッカーだって一緒です。

陸上には実業団選手という道はありますが、野球やサッカーに比べると収入面などを含めて夢のある仕事ではないと思います。

それでも、中学や高校で、野球やサッカーを選ばずに陸上を選ぶ才能豊かな選手がいるのは、箱根駅伝を走りたいというモチベーションがあるからでしょう。

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学生ハーフと実業団ハーフの上位30人のタイムは、どちらも64分カットと変わりません。この辺りについては箱根駅伝が悪いというより、実業団選手の最大の目標がニューイヤー駅伝であり、ハーフマラソンより短い区間が多いのも理由のひとつだと思います。

また箱根駅伝で燃え尽きることって悪いことですか?

そもそも大迫選手や設楽選手など箱根のスターは箱根駅伝がゴールでなく、世界で活躍することを目標にしているでしょうが、全ての選手が世界でメダルを狙えることなどあり得ません。

大学を卒業したら生活のために仕事をするのだから、学生時代の思い出として本気で箱根を目指すことは、その後の人生においての宝になると思います。

私はタイトルに『箱根駅伝はホントに日本の陸上を弱くしているのか?』と書いていますが、マラソンや長距離では世界トップと戦えない時代になっていますが、市民レベルでは日本のレベルは層の厚さで考えたら世界最高クラスだと思います。またウルトラマラソンで世界最高レベルなのも、市民トップレベルの分厚いランナー数が影響してます。

10000mやマラソンではスピードが足りないけど、そのペースで長く走れるといった才能を持った選手だっています。

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また、世界陸上でメダルをとり今や世界レベルの競歩にしても、私は箱根駅伝の人気が影響していると思います。

もちろん技術レベルや、競歩に必要な筋力の分析やトレーニングなどが大きいでしょうが、幼少期から将来競歩でオリンピックに出て金メダルをとると夢を語る子供がどれだけいるでしょう?

競歩選手が競歩を始めたキッカケは、もともと10000mなど長距離の選手だったが、監督らに勧められて転向したり、長距離は層が厚くて大会で入賞出来ないから層が薄い競歩を始めたり、故障のリハビリがキッカケだったりと聞いたことがあります。そもそも長距離など陸上をしてなければ、競歩をするキッカケもなかったでしょう。

長くなりましたが、箱根駅伝は、日本の陸上を弱くしているというより、強くしている、厚くしていると私は思います。

マラソンのトップレベルが勝てないのはその他の要素が大半でしょう。

また、大学時代には長い距離を走らずにスピード磨くべきとか、大学時代からマラソンすべきとか様々な意見はあります。もちろんアプローチは様々です。

ただ、そもそも長距離を志す子供が増えなければレベルは上がらないと思います。



箱根駅伝はホントに日本の陸上を弱くしているのか?中編

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キロ4より速く100KM走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜

100KM8時間以内で走る女性ランナー 〜8時間以内の日本の女性ウルトラランナー一覧〜

24時間走 250KMオーバーの日本のウルトラランナー一覧

少し箱根駅伝から話が逸れるようで、逸れていないのでお付き合いください。

この100kmの記事を作りながらあることを感じました。

それは男子の世界記録は砂田選手の6時間13分台で、近年の世界選手権日本代表に選考される選手(サロマ湖ウルトラ4位)は6時間40分前後です。これは世界記録の107.2%です。

女子の世界記録は安部選手の出した6時間33分台ですからこれに107.2%をかけると、7時間01分台です。まず安部選手の記録がとんでもないのは言うまでもありませんが、男女差が1.1倍あるとしたなら、男子の記録は5時間57分が出てもおかしくないし、実際に出せる選手はいると思います。その話は逸れ過ぎるので今はやめます。

上の記事は先に男子を作ってから女子を作りましたが、当初は男子が6時間40分だから、女子はその1.1倍の7時間20分、もしくはキロ4.5分の7時間30分のどちらかにしようと思ったのですが、7時間30分以内は歴代で4人しかいないのです。(敬称略)

6:33:11 安部 友恵 2000
7:00:28 櫻井 教美 2007
7:11:42 川口 紀子 1996
7:23:56 翔 ひろ子 2007

その結果20人に達した8時間以内にしたのです。

7時間30分を切っている日本人女子選手はもう10年いません。

逆に男子に関しては6時間40分台、6時間50分台まで広げると相当な人数になります。

その理由は簡単です。

エリートランナーの100kmタイムはサロマ湖の場合はだいたいフルマラソンの2.7倍から2.8倍に集まります。なかには2.6倍程度のランナーもいますが、2.7倍で考えると7時間20分で走るには、フルマラソンが2時間43分くらいの力が必要になります。近年上位入賞している選手の大半は2時間50分台ですから、7時間30分を切るのは大変なのです。

逆に男子の参加者にはフルマラソンを2時間30分で走るランナーはたくさんいます。2時間30分のランナーなら2.8倍で走れば7時間です。

ここで思ったのは、私のFacebookの友人には2時間20分台で走る男子市民ランナーはかなりいますが、2時間40分台で走る女子市民ランナーは数えるほどです。さらに2時間50分前半のランナーも少ないです。

そこでマラソンのエリートレースの記録で比較しました。

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直近の福岡国際マラソンと、大阪国際女子マラソンのタイムを分析しました。

出走者の上位25%のランナーは男子は2時間25分から30分までにいます。女子は2時間55分から3時間までにいます。トップがゴールしてから男子は20分ほどで25%のランナーがゴールするけど、女子は35分かかるのです。

また男子は25分ほどで半分のランナーがゴールするけど、女子は45分ほどかるのです。

何を言いたいかというと、優勝や入賞を狙う日本代表クラスのランナーから10分、20分後にゴールする市民ランナーは男子にはたくさんいるけど、女子はその層が薄いのです。言い方を変えると日本代表クラスのランナーが失速してゴールするくらいのタイムで走る市民ランナーは非常に少ないのです。

何故か?

ここでタイトルの話に近づきます。

フルマラソンを2時間25分くらいで走るランナーはだいたいハーフを68-9分で走ると思います。市民レベルでこのタイムはかなり速いです。

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次に、この表を見てください。

日本学生ハーフと、日本学生女子ハーフのタイム分布です。

男子トップは61分台で、女子トップは71分台。どちらも実業団含めてもかなり上位に入る素晴らしいタイムです。

着目して欲しい一つ目は完走者数です。

男子は1000人を超えているのに、女子は73人です。

次にトップから5分以内の区分人数は男子268人に対して、女子は29人です。

また、男子で70分切った選手が541人もいるのです。

何を言いたいか分かると思いますが、上位選手はフルマラソン2時間10分程度で走るレベルだとすると、2時間20分台で走る能力を持った選手が大学生には500人も600人もいるということです。(実際に走れるかどうかは別にしてダニエルズ係数などから考察しました。)

大学を卒業して実業団選手としてランニングを続ける選手は一握りで、卒業してランニングは辞める選手も多いでしょうが、市民ランナーとして趣味で走り続ける選手も少なからずいます。この層は練習量が落ちてもハーフ70分前後で走るのです。



箱根駅伝はホントに日本の陸上を弱くしているのか?前編

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オリンピックや世界陸上で日本代表選手が入賞できないと、箱根駅伝が日本のマラソンを弱くしているという論調が繰り返しされています。

その理由は

箱根駅伝の存在が大き過ぎて燃え尽きてしまうとか、実力以上にスター選手にしてしまうとか、大学時代はもっとスピード強化する必要があるのに、20kmを走れる練習がメインになってしまうとか、様々な視点から書かれています。

そうだろうと思う内容もあれば、それは違うだろうという内容もありますが、今回は私の思うところを数値に基づいて書いてみます。

まず結論を書くと、箱根駅伝は日本の陸上を強くしています。

まず5000mや10000mなどトラック長距離種目や、マラソンでは世界との差がかなり開いています。

これは以前書いた男女のタイム差についての考察 〜男女差は1.1倍〜  で使った数値です。

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この時から男子100mとハーフマラソンの日本記録は更新されましたが、男女差約1.1倍は変わりません。

今回は、男子の世界記録と日本記録を比較してみると
100mは9.58と9.98ですから、104.2%

同様に、10000mは104.6%、ハーフマラソンは103.3%、マラソンは102.8%と長距離に関しては距離が伸びるほどに世界との差は詰まってきます。

ただ最近は諏訪選手の出した日本記録に遠く及ばないタイムなのも現実ですが、2時間8分で世界記録と比較すると104.1%ですから、10000mの差がそのままついていると考えたらシンプルです。

もっと長い100kmマラソンなどウルトラマラソンになると日本人選手が数多くの世界記録を持っています。

100kmはずいぶん前の記録になりますが男女とも世界記録は日本人です。近年でも、100km男子の2016年世界チャンピオンで世界ランキング1位は山内選手で、2017年の現時点の世界ランキング1位は世界歴代2位の記録をサロマ湖ウルトラで出した板垣選手です。

また2017年の24時間走世界選手権で優勝し、2016年、そして2017年(現時点)の世界ランキング1位は石川選手です。さらに女子の24時間走(トラック)の世界記録は工藤選手です。

こちらも合わせてお読みください。

キロ4より速く100KM走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜

100KM8時間以内で走る女性ランナー 〜8時間以内の日本の女性ウルトラランナー一覧〜

24時間走 250KMオーバーの日本のウルトラランナー一覧

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少し箱根駅伝から話が逸れるようで、逸れていないのでお付き合いください。



ウルプロメンバー  平塚12時間走124.56km(大会記録)で優勝  〜効率的なフォームに変わってきた〜後編

 

朝方には流石に全身痛くなりキツそうでしたがペースは落ちません。

フォームも崩れていません。ラスト1時間はペースも上がってきました。
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後続を大きく引き離し優勝は決めても、自分に負けないように頑張っているのが伝わってきました。

これはラスト1周のフォームです。

腰は終始高い位置を保ちました。

11時間56分08秒で72周しそこで終了です。神宮外苑24時間チャレンジは最終周の1mまで距離計測を行いますがこの大会は12時間時点の周回数が記録になるので、計測地点1m前まで頑張っても記録に加算されません。

記録は124.56kmですが、残り4分あれば125kmはゆうに超えることは出来ましたが本人も私も驚きの記録です。私と年齢が近いご両親もびっくりだったようです。

さすがにグッタリでしたが、満足感に浸ってます。

いつもの笑顔です。

賞品のフライパンやパスタはかなり重たくて帰りは大変だったようです。自宅に帰るまでが大会です。
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青木さんのレース振り返りです。

・意識したこと

走行距離を見ない。速度アベレージを6分台にのせない。ランニングフォームが崩れたら直す。上り坂は腕振り。肩の力を抜く。マイナス思考になり始めたらカロリーを取る。

・時間の経過に伴う気持ちの変化

序盤はフォームを意識して気持ちのいいペースで、走ることを楽しむ!

中盤は中弛みしてスピードが落ちた所があったこと、要因はフォームへの意識が薄れていたことと、カロリー不足でマイナス思考になりかけていたのかなぁと思います。

終盤は太陽が出たあたりから元気になりました。きつすぎて甘えかけていたところを小野塚さんに引っ張ってもらって、半泣き状態だけどペースは戻せました。

アスリチューンオレンジ味の使用感

アスリチューンオレンジ味は、最初試した時甘いなぁという印象がありましたが、実際レースで使ってみると、ゼリー状なため、つるっと飲めて、本当に使いやすかったです。

*同日に白馬国際トレイルランで優勝した望月さんの使用感はこちらです。
望月千幸選手 白馬国際トレイルラン優勝  〜アスリチューン ポケットエナジー オレンジ味の使用感〜

オルガニックジェルの使用感

バツっといきなり効く感じではなくて、じんわりと、気がつくと眠くない!と気がついて、効果を実感する感じでした。味は美味しいです!

・今回の結果について


目標が110km程度でしたので、目標を大幅に上回ったこと。ついでにサブ10出来たことは嬉しかったです。あと走力がついてきたなぁと実感できました。

・ランニングについて

レースに出れば達成感とかもあると思います。走ることが習慣になると、仕事のストレスの発散にもなるし、気持ちを切り替えることができます。自分の限界を超えることもできるし、街ランのように楽しむこともできる最高の遊びだと思ってます!またウルプロに入ってフォームへの意識は大きく変わりました。フォームへの意識が変わって走りも変わってきました。

時間ごと周回数


大会ページより

大会速報結果を見ると最後まで安定感抜群だったのがよく分かります。1周は1.73kmです。

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過去の大会記録について

今回表彰式でも大会記録のアナウンスはありませんでしたが、平塚やゆめのしまの12時間走で120kmを超えた女性ランナーの記憶がないので調べてみました。遡るほどデータ検索が面倒でしたが優勝者の記録を距離順に並べてみました。全て大会ページの公開データを使用しています。

24時間ゆめリレーin湘南ひらつか

24時間グリーンチャリティリレーマラソン in 東京ゆめのしま

平塚12時間走 優勝者記録 (敬称略)

2017 青木奈和子 124.56km

2014  大舘はるか 119.37km

2012  大舘はるか 117.64km

2016 長瀬 陽子  108.99km

2011 中野典子  107.26km

2008  石井靖子  104.188km

2009 原田佳代子 100.34km

2010 中野典子   96.9km

2013  田子裕紀子  86.5km(9時間5分で打ち切り)

2015 高津 久美  76.12km

*2007年大会までは24時間と6時間の開催でした。

また、本大会と姉妹大会のゆめのしま12時間走についても調べてみました。2007年以前は調べることはできませんでした。平塚同様12時間走がなかったのかどうかは分かりません。

ゆめのしま12時間走優勝者記録 (敬称略)

2011 鈴木 琴美  118.068km

2017 大舘はるか 115.276km

2014 田中順子  109.02km

2009 石井 靖子  108.87km

2013 竹尾 富美子 107.8km

2012 小川久美子 106.96km

2016 長瀬 陽子  105.252km

2010 小林史恵  102.46km

2008 飯塚 直美  102.08km

2015 遠藤 美樹   101.4km

気象コンディションやレース展開より記録は左右されますが、過去両大会で120kmを超えた女性ランナーがいないことを考えれば素晴らしい記録です。

さらに本人が驚いたことがあります。フォームが変わったことでいつも痛くなる腸頚靭帯が平気だったようです。週明けにケッズスポーツマッサージにいきケアをして元気に水曜日の練習会に参加しました。

水曜日の練習会についてはこちらです。

 

ウルトラプロジェクトでは、女性ランナーがsab3.5を目指すための応援企画である、チャレンジsub3.5 を10月(今月はプレ実施)から本格的にスタートします。既にメーカーから提供をしていただくことになっているウエア枚数には到達しましたが、メーカーと相談して、あと数人に提供できるようにいたします。

現在、20代から50代までの幅広い年齢の女性がエントリーしています。男性にはウエア無償提供はありませんが、sub3.5を目指す方の練習会参加お待ちしております。お問い合わせはFacebookページのメッセージにてお願いします。



ウルプロメンバー  平塚12時間走124.56km(大会記録)で優勝  〜効率的なフォームに変わってきた〜前編

平塚市総合公園で開催された第20回24時間ゆめリレーin湘南ひらつかの12時間個人の部(以下 平塚12時間走)に出場した、ウルプロメンバーの青木奈和子さんが大会記録で優勝しました。

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青木さんがウルトラプロジェクトに入会したのは6月ですが、最初にフォームを見た時に上に跳ねてロスの大きなフォームだなーと感じました。その当日から早速フォーム改善に向けて動き始めましたが、フォームが馴染んでくると急激にスピードもついてきました。元々身体能力は高く、自他ともに認める負けず嫌いなので、練習会で男性メンバーに負けると悔しがり、力をつけていきました。

今回のレースは入会後に走る初めての長いレースなので、本人もどれだけ走れるようになっているか楽しみにしていました。あれやこれや課題を伝えるより、今回は客観的に自分の成長を図るモノサシになると思ったので、特に序盤はフォームを崩さない。ペースを上げすぎない。補給をしていく。の3つを伝えました。

都合が付いたので急遽会場に向かいました。当初は数時間応援して帰るつもりでいました。

発売前日のポケットエナジーオレンジ味を使いました。

眠くなった時のためにオルガニックジェルも渡しました。

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スタートして1周目のタイムと走りに注目していましたが、気負いなくスムーズなフォームで走っていたので安心しました。

フォームだけ意識して走ってます。


周りのランナーと比べても腰の位置が高くキロ6を切るペースで楽に周回を重ねていきました。

無駄な上下動はなくなり、前へ前へと進みます。

深夜になってもまだ余裕あります。

スタート直後からアスリチューン・ポケットエナジーなど補給をするよう声をかけました。


知らない方ですが、シンクロしていました。

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安定したペースを刻みフルマラソン通過はサブ4。

どこまでこのペースをキープ出来るかと思いましたが、そのまま9時間40分ほどで100km突破。100kmベストタイムは11時間35分ですから2時間ほど更新しました。

朝方には流石に全身痛くなりキツそうでしたがペースは落ちません。

フォームも崩れていません。ラスト1時間はペースも上がってきました。



望月千幸選手 白馬国際トレイルラン優勝  〜アスリチューン ポケットエナジー オレンジ味の使用感〜


アスリチューン・サポートランナーの望月選手が、白馬国際トレイルラン  ロングコース(51km)を 5時間29分31秒で走り優勝しました。

2位は林絵里選手の5時間40分でした。

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望月選手は実業団を実業団選手として活動していた時から、ウルトラマラソンにチャレンジし、サロマ湖100キロウルトラマラソン2年連続優勝経験し、IAU 100km世界選手権にも2回参加し活躍しました。また別府大分毎日マラソンでも4回優勝しているアスリートです。昨年4月から市民ランナーとして活躍しています。

今年はトレイルランニングに力をいれ、4月のハセツネ30Kでは、吉田香織選手に続き2位でゴールしました。

その望月選手のレース後のコメントです。


初めての51㎞トレイルレースでしたが、緊張も不安もなくスタートできました。今回のこのレースは10月に行われるハセツネCUPに向けた最後のロングトレイルレースだったので気負わずいつも通り、自分らしい走りをする事にしました。コースは林道やロード区間も多く走りやすいコースであったので、今回は運よく優勝する事ができました。

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オレンジ味について


これは望月選手のファーストインプレッションです。

オレンジの味が少し濃いように感じましたが、私は濃い味が好きなので美味しかったです。走ってる最中にも口の中を柑橘系にしたいと思うときもあるので使って良かったです。

今回の使用タイミング

アスリチューン(オレンジ味)×3つ

スタートして1時間後に1本

その後は、30㎞手前で1本、40㎞くらいで1本の計3本で足りました。

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今後について


51㎞があっという間に終わっちゃた感じで走り終わった後もまだ走れる余力はまだ残ってました。
次はハセツネなので、ここでも良いレースができるように頑張ります!

 

アスリチューン・ポケットエナジー・オレンジ味は本日から発送を開始したようですが、隼の三上さんに聞いたところ、過去ないくらい忙しかったと話していました。秋のレースで使いたいと考えている方は早めに手に入れた方が良いかもしれませんね。

購入はこちらの公式販売ページからできます。



2017 VWC第6戦北京大会でアスリチューンサポートランナーの渡辺良治選手が3位入賞

8/26(土)に開催されました2017 VWC第6戦北京大会「China World Summit Wing Beijing Vertical Run」において、アスリチューンサポートランナーの渡辺良治選手が3位入賞を果たしました。

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渡辺選手は昨年のハルカススカイランで3位入賞し、今年のバーティカル・ワールド・サーキット(VWC)参戦を決めました。

そして世界の舞台で勝つためにアスリチューンを使いたいとサポートランナーになりました。

バーティカル・ワールド・サーキット(VWC)とは何?という方が多いと思いますが、簡単に書くなら世界の高層ビルの階段を速く登るレースです。

階段は普段の生活でも馴染み深いものであり、ランナーなら遅刻しそうなのにエレベーターがこない時にビルの階段を駆け上がったことある方いると思います。

その階数や高さが尋常ではないのです。今回の舞台は、あべのハルカスよりさらに高い83階、330mを登るのです。タイムは想像つかないと思いますが、10分少々で83階まで登ってしまうのです。

リザルト
1. Lobodzinski Piotr 0:10:06
2. Manzi Emanuele 0:10:52
3. 渡辺 良治 0:10:59

10分59秒と書いても分かりにくいので、少し伝わるように書きます。平均すると1階あたり7.94秒であり、1分間で7階と8階の真ん中まで行くのです。みなさんが仕事をしているオフィスをイメージすると伝わると思います。8階まで1分なら、遅刻しそうになり、1階にエレベーターが到着するまでに登り切ってしまうし、仮に同時にスタートしても、各階止まりなら渡辺選手の方が早くオフィスの席に座っています。

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話を戻して、現在渡辺選手は世界サーキット戦のVWCランキング8位でこれからの結果によりさらに上位にランクしていきます。

渡辺選手は大会をこう振り返りました。


「photo by Sho Fujimaki 」VWC第6戦 北京大会は自分にとっては今季第2戦となる海外レースでした。

あべのハルカスよりさらに高い83階、330mの遥かなる高さへ駆け上る北京大会は暑さや、途中4度ある曲がりくねった踊り場ゾーンなどが難しく世界屈指の難コースと言われています。また、日本語が通じるスタッフが誰もいないということが、緊張に拍車をかけました。

今回は最前列からスタート出来たこともあり、当初の作戦通りにレースを進め、最後までペースを崩すことなくエリート部門3位でゴールすることができました。日本人男性としては史上初ということで大変嬉しかったのですが、優勝したピーター選手をはじめとする世界トップとの差はまだ大きいと痛感しました。

次の上海、そしてハルカススカイランに向けてさらに心・技・体を鍛えてトップ選手に挑みます。

 

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今回はレースが午後3時という微妙な時間だったので昼食はとらず、アスリチューン・ポケットエナジーをとり、レース1時間前と10分前にアスリチューン・エナゲインを飲み、レース後にリカバリーのアスリチューン・スピードキュアを使用させていただきました。おかげさまで最後までエネルギー切れを起こすことなく、また、今も元気に過ごせています。 試作品のオレンジ味のポケットエナジーは大変気に入っています。

アスリチューンと一緒に強くなります。



日本の競歩はなぜ強いのか?の裏返しに感じたマラソン

日本の競歩はなぜ強いのか?
とキーワード検索したらこの記事が出てきました。
Wメダル&トリプル入賞 日本の男子50km競歩はなぜ強いのか

スポーツライターの酒井政人さんがコーチや選手にインタビューした内容をもとに組み立てられた記事です。

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今回の男女マラソンに関しては、多くの視聴者がガッカリしたと思います。もちろん川内選手の懸命なスパートに目頭が熱くなった人も多いでしょう。私もその一人です。

ただ、その場面以外は非常に退屈なレース展開で、映像に引き込まれるようなことはありませんでした。日本人選手の出ていなかった男子5000mや10000mとは対照的でした。

多くの視聴者がガッカリしたということは、それだけ期待していたからです。期待をしなければガッカリしません。

選手は一生懸命頑張ったけど、結果に結びつかなかったのはもちろん分かりますが、マラソン選手が語ったインタビュー記事と、今回3人全員入賞した50km競歩のインタビュー記事の内容を読み比べると余りにも差があり過ぎて驚きでした。

私が今まで何回もなぜ◯◯ができないのかな。。と書いたことはマラソンでは出来ていませんが、競歩では出来ているのです。

同じエンデューロ系の陸上競技であり、同じ日本人が世界の舞台で活躍している競歩の取り組みを分析し、陸上界で共有をすることで、その先にマラソンの復活はあると思います。

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記事に書かれたことを一部要約すると

明確な目標タイム設定

・目標タイムを定めた中で試合の流れに応じてレースを進めた。
→周りに流されずに自分の力を出すことに注力

組織力、チーム力

・キャリアのある荒井が引っ張るなどジャパンのチーム力で後続を寄せ付けなかった。
→先輩が後輩の力を引き出し、後輩は先輩の背中を追いかける。このようなことで伝統は出来ていくのだと思う。

共通言語化、伝える技術

・長期合宿を経て、今大会に臨んでいるので、簡単な言葉で、本人のなかで動きが修正できた。合宿を通して、言語の共通理解ができていた。
→レース中にコーチはどう伝えれば本人は理解できるか相互理解ができている。

科学サポート

・2020年東京五輪に向けた暑さ対策のなかで、個別の発汗量、体重の減少に応じた給水量に対応するなど、最先端の科学サポートもしっかり取り入れた。
→根性論も大事だが、科学的根拠があってのこと。

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女子マラソンについて考えると、なぜ後半のスピードに絶対の自信をもつアフリカ勢が仕掛けた序盤の遅いレース展開についていく必要があるのか?

を考えた時に、ふと、そもそも今回の3選手の目標は何だったのだろうか?設定タイムはあったのだろうか?などいろいろ聞きたいことが次から次へと浮かんできました。

序盤遅いペースで入りつつ、小刻みな揺さぶりをかけて、中盤以降ペースアップをして振り落とすのはアフリカ勢の得意な展開なのになぜ乗るのか?現役時代の野口選手や高橋選手ならそのような横綱相撲でも勝てたかもしれないけど、格上の相手の土俵では戦えません。

一人で先頭を引っ張るのが難しければ、チームJAPAN3人で交替で引っ張れば良いのになぜ出来なかったのか?

今回は思うような走りが出来なかった重友選手は経験豊富な実力あるランナーです。仮に彼女が、若手二人に自分の背中を見せて引っ張るような走りをしたら、彼女自身ももっと良い走りになったように私は思います。3人とも力があるのですから。。

科学トレーニングはマラソンも当然ながらしているでしょうが、競歩はレース中に本人がどう修正すれば良いか簡単な共通言語で伝わったとありますが、マラソンはどうだったのでしょうか?

そもそも、マラソンは所属チーム任せなのか、チームJAPANとして強化合宿をしていたのか知りませんが、この辺も鍵のように思えます。

競歩はまさにしっかり準備をして、本番は相手に惑わされることなく自分にできることを最後まで愚直に行うことで結果に結びついた。マラソンだって同じでしょう。



バーチカルキロメーターに出てフルマラソンを速くなる 〜スカイランナー星野和昭選手に聞く〜

8月5日にスカイランニング世界選手権日本代表にもなった星野和昭さんと、打ち合わせを兼ねて、片品村の武尊牧場スキー場のクロカンコースとトレイルを走ってきました。

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星野さんは、国学院大学時代は全日本駅伝に出たり、関東インカレで入賞した競技者で、現在では箱根駅伝常連校の上武大学を初出場させた時にコーチを務めていたなどランニング理論も確立しています。また、スカイランニングのユース世代育成にも力をいれています。

武尊牧場スキー場は今年の冬をもってスキー場は休止したようですが、400mトラックがあり、クロスカントリースキーのコースでクロカンが出来るので来年合宿をしようと計画しています。

クロカンコースの整備は今ひとつですが、トレイルランナーなら特に支障ない凸凹です。

しかしスタート地点が標高1400mあるので、心拍数が一気に上がってゆっくり走る星野さんについていけません。

ちょっとトレイルに入ってみました。

日差しが遮られただけで涼しくて気持ちよく走れました。

時間が限られていたので、少し走って下りましたが、せっかくなので、星野さんの下り方を動画で撮りました。

下り方のレクチャーもしてもらいましたが、膝の高さを変えないこと、上体に力を入れないことなどいろいろ参考になりました。

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その辺りは別に書くとして、今回はバーチカルレースをすることで、フルマラソンのタイムアップに繋がるかなど教えてもらったことを紹介します。

まずバーチカルレースについての詳しい説明は省きますが、3-5kmの距離で800-1000m登るレースと思ってください。かなりの急坂になるので、強いランナーでも走れない箇所はあります。

私も昨年10月に開催された尾瀬岩鞍バーチカルキロメーターを走りましたが、前の週に100km走っていたこともありますが、キツくてキツくて大変でした。

そのバーチカルをすればフルマラソンが速くなるのか?という私の質問に対して星野さんの考えを説明してもらい、それに私の考えを伝えて、また説明してもらうなど会話のキャッチボールをしながら私なりにも効果を言葉にしていきました。

・そもそもきつい登りを登るわけですから心拍数は一気に上がる高負荷な運動ですからVO2max向上に繋がります。呼吸に関してはきつい時は吐く動作を意識するのも平地でも一緒です。

・長い坂を動き続けるための筋持久力向上に繋がる。

肩甲骨と骨盤が連動しないと坂は登れませんから効率よく走れるランニングフォームに繋がります。

・不整地を走ったり歩くことで、身体のバランスが戻る。

大きくこの4つが私の頭に残りました。私がいつも記事に書いていることと同じことも多いので、すーっと腑に落ちました。

 

また、星野さんがこんなことも言っていました。

例えばマラソンで3時間が中々切れない方は、同じような練習をしていても切れない。アプローチを変えないとダメです。

確かにフルマラソン1ヶ月前や3週間前に30km走を毎回する方はいますが、それが成果につながらないなら違うアプローチとして、バーチカルを試したらまた違った結果になるかもしれません。

大事なことはなぜその練習をするのか?考えて行うことです。

また、大事なことは、平地ではどう動いているから進んでいるか?を考えることです。と星野さんは話しましたが、

ウルプロ午後練でも最近坂道練習を取り入れていますが、同じ効果を狙っていること、私がメンバーに伝えていることと重なっています。


バーチカルと傾斜は違いますが大事なことは一緒です。

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フルマラソンの記録が停滞している方は、11月中下旬のフルマラソンで結果を出すために、1ヶ月前にバーチカルレースをマラソン練習の一環として取り入れたらいかがでしょう。

トレイルの下りで転倒したり、捻挫したら大変と心配される方は、登りだけのレースならスピードも出ないので、そのような心配は小さくなります。

第三回尾瀬岩鞍バーチカルキロメーター

このレースの面白さは、一人づつスタートし、速いランナーほど後ろからスタートになります。その結果速いランナーが凄い勢いで自分を抜いていくのを体感できるのです。

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下りも楽しみたい方、世界トップランナーの走りを真横で体感したい方はエキスパートコース、登りだけしたい方は、チャレンジコースを選んだら間違いないと思います。

エントリーは9月24日までですが、定員になり次第〆切です。お早めにエントリーください。



箱根駅伝5区ランナーだった五郎谷選手が富士登山競走を目指した理由  〜コモディイイダ会沢監督談〜 その2

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一年目の挫折と決意


順風満帆にスタートをきったように思えますが、チームとしての一番の目標であった11月3日の東日本実業団駅伝では、ニューイヤー駅伝出場に遠く及ばない結果となりました。この結果、実業団チームとしては当たり前ですが会社から厳しい話も受けました。選手たちには仕事と競技を両立しながら、自己実現をしてほしい、それが可能な部でありたいと思って活動してきました。好きなこと(種目)をするには、会社が求めるニューイヤー駅伝出場が必須であることを選手たちと再確認しました。マラソンをやりたい、3000障害をやりたい、1500をやりたいなど様々ありますが、ニューイヤー駅伝にでれば、その後の道が開けると何度も話し、五郎谷選手も2年目を迎えました。

ニューイヤー駅伝出場のための山頂の部挑戦


今回の山頂の部への挑戦は、ただ単に五郎谷選手の夢を達成するためだけのものではありませんでした。今年に入り、チームとしてもニューイヤー駅伝出場に向かい取り組んできましたが、現状の力では届かない。駅伝は流れとよく言われますが、流れにのるという相手任せではなく流れをつくる選手を育成できなけばならないと考えていました。その選手として五郎谷選手の富士登山競走で優勝し、日本代表になるというのは、チームに勢いをつける意味でも必達項目でした。これから先、様々なプレッシャーの中でも力を発揮するためには、あえてプレッシャーをかける。これも一つの指導方法と腹をくくり、ミーティングでも五郎谷選手には自分のためでなく、優勝してチームに勢いを!と繰り返しました。特殊種目だけが強いと思われないため、練習もチーム内で先頭きって積むように指示し、他のメンバーが20000ペース走なら、そのあとに1000のインターバルをいれるなど、粘り強さをつけるトレーニングを繰り返しました。

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大会記録保持者 宮原徹選手との試走


そんな中、富士登山競走大会記録保持者の宮原徹さん(滝ケ原自衛隊)と連絡をとり、私では指導できない山の走りを教えて頂きました。その試走で、高地の適応力があることを確認することができ、五郎谷も自信を付けました。宮原徹選手は五郎谷選手との試走後にこう話していました。

『2時間35分切は充分に狙える。へばっても2時間40分は間違いなく切れるでしょう。何れにせよ、日本人選手で五郎谷君を超える登坂力のあるランナーはいないと思います。』

そしてレース後にはこう話しました。

『五郎谷くんは走る能力は抜群なので7合目〜8合目の岩場区間を克服すれば僕の記録も更新できると思います。』

宮原徹選手(滝ケ原自衛隊)の富士登山競走の凄さについてはこちらをご参照ください。

富士登山競走に向けた最終トレーニングとレース前日の心強い援軍

7月からホクレンディスタンスで5000m  10000mを走り、いよいよ富士登山競走への最終トレーニングに入りました。
といっても、7月中旬からのチーム合宿を利用し、大会6日前までひたすらに追い込み3日で170キロ走りこみました。2日目には、富士山駅から山頂に登り、そして五号目まで下り、バスなど乗り継ぎ宿舎に戻り、着替えてから、山中湖一周ジョグ。翌日は坂ダッシュしてから、東京農業大学の30キロ走に合流させていただくなど、疲労困憊になるまで追い込みました。五郎谷は、この疲労は正直不安ですと口にしましたが、彼なら5日間で充分疲労がとれるという確信がありました。また、本当に体が動かなくなってからが勝負となるのが富士登山競走だと私なりに感じていましたので実施しました。結果、なんとか疲労を抜こうと積極的に休養、治療に専念し、当日をむかえました。一番大切なのは、自身でなんとか疲労を抜こうとする気持ちと行動が自己治癒能力を高めるということです。大会にむけて、五郎谷は前日入りしましたが私は仕事のため、大会当日、早朝に現地入りしました。

五郎谷の表情をみたとき、これは優勝は絶対できると思いました。なぜなら、あった瞬間、『会沢さん、体調完璧です!』と言ってきたからです。彼が調子がいいといって、崩れたことが今までありません。

自分の体がしっかり分かっているのも、強さだと思います。

そして、レース前日に五郎谷選手に最高の援軍が訪れました。

五郎谷選手が、高校時代、そして社会人になってからも石川県に帰ったときには、お世話になっている治療院の平木先生が、五郎谷選手の直前合宿の走りの動画をみて、バランスが気になったということで、石川県から急遽、車で五郎谷選手の前泊する旅館を訪れて治療してくれたのです。

そして今回の目標は2時間40分を切って優勝。あわよくば2時間35分切りたい!と話をしましたが、記録を狙うのは来年で、今年は優勝して日本代表になることだけ考えて走ろうと伝え、スタート地点にならびました。

そして歴代2位の記録で優勝したのです。

五郎谷俊選手(コモディイイダ) 富士登山競走 2時間31分34秒で初優勝 その1〜歴代2位走り〜

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最後に〜会沢監督から五郎谷選手へ〜

箱根から世界へ!これはオリンピックに対しての言葉だと思います。ですが、今の世の中、ライフワークバランスが推奨され、それは仕事の責任を果たすとともに、人生の各段階で多様な生き方が選択実現できることが定義されています。

箱根駅伝には山登りや山下りなどの特殊区間があります。以前は走力があれば山は登れるというのが一般的でしたが、五郎谷選手のように登りの耐久力に富んだ選手もいます。

以前にくらべ、スカイランニングやウルトラマラソンなどが、かなりメジャーになってきた今、箱根から世界へ!は、こうした競技生活のあり方にもつながるのではないかと思います。

五郎谷選手は、スカイランニングで世界で勝ちたいという大きな目標のあとには、100キロマラソンへも挑戦したいと話しています。

さらに、チームとしてニューイヤー駅伝出場も!

欲張りにみえるかもしれませんが、気持ちがあれば、成せると思います。

富士登山競走については、私は無知なところからのスタートでしたが、100キロマラソンは学生時代に出場した経験もあります。

これについては、世界大会への取り組みも実体験から指導できます。

100キロマラソンに出場をきめて練習を開始した大学四年時に、わたしは、トラック種目も全て自己記録を更新しました。

何かをなそうとするとき、物事はうまくまわると私は思っています。目の前の困難はたくさんあるかもしれませんが、少し離れた未来には必ずうまく回ると思います。それは本気で目標をたてた時、かならず知恵がうまれるからです。そして、本気で何かをなそうとした時、気づけば周りが支え、応援してくれているものです。

 

会沢監督が話しているように、今回は宮原徹選手がコース対策のアドバイスをしてくれたり、サロモンシューズなどのアイテムの提供を受けることになったり、高校時代からお世話になっている治療院の先生が訪れてバランスを整えていただいたり、周りが支え、応援してくれました。

また100kmマラソンへの挑戦は、ぜひ実現して欲しいと思います。