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ブラインドランナーからの学び〜唐澤剣也選手と星野和昭コーチの取組み〜後編

ブラインドランナーからの学び〜唐澤剣也選手と星野和昭コーチの取組み〜前編

前編から続く

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□腰の位置が低く、上下動が大きい

健常者は、自分のフォームの癖やぶれは、動画を撮影して見たり、自分の影を見たりして修正できます。しかし、私の場合は指摘してもらえないと気づくことができません。以前は、見えないから仕方がないと気づいても指摘してもらえないことがあったと思います。

(改善方法)

星野コーチは気付いた点をすべて指摘してくれます。そのため、私のフォームは他のブラインドランナーと比べると癖がなく、きれいなフォームをしているとよく言われます。もし星野コーチが指摘してくれなかったら、今でもスピードに乗り切れない効率の悪いフォームだったと思います。

□腕振りがうまくいかず肩がぶれる

私は、肩甲骨周りが固いため、肘がうまく引けず、肩がぶれていたので、腕ふりは上腕から先だけで振っていると指摘されました。そして肩甲骨で腕を引き、その反動を利用して力を使わず腕を振るとアドバイスをしてくれました。ただ、なかなかイメージすることが出来ませんでした。

(改善方法)

これも星野コーチが私の悪い腕ふりを再現し、私はそれを触って確認しました。そして肩甲骨で腕を引くという動きも再現してくれました。触ることで頭では理解はできたとしても、実際にやってみるとなかなかうまくは行きませんでした。そんな時、星野コーチが「引き出しが前にあるとしてそれを肩甲骨を意識して引いてごらん」とイメージしやすい事柄で教えてくださりました。それ以降、肩甲骨を使って腕ふりができるようになりました。

 

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フォーム改善の効果

昨年のベストは、1500m4分27秒、5000m16分51秒でしたが、1500m4分19秒、5000m16分18秒と大きく伸びました。

またタイムは安定し、5000mのシーズンベストから3番目のタイムはこのようになりました。

2017年 16分51秒-17分02秒-17分30秒

2018年 16分18秒-16分23秒-16分38秒

星野和昭コーチから

jogの時にしっかりとフォームの意識付けです。そこで固めた動きで速く動いた時にどうなるか。唐澤にはjogと1000m全力がイコールになるようにといつもいっています。

動きを作るにあたっては唐澤が述べたことがすべてで触らせてどういう筋肉の動きになっているかを常に確認。動いてみてまた確認と指導しています。

健常者で言えばビデオでフォームチェックをしているのと変わらないのかなと解説しながらで唐澤がやっている効率の悪いフォームを真似してここに力が入っているからとか視覚情報が無い分触らせてみたりで立体的な指導になっています。

上武大のときもポイント練習のあとにビデオチェックを夜集まってやっていたので感覚としては指導方針に変化はないように感じます。

作用と変化を共有といったところです。

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本ページより

星野和昭さんにはトレランテクニックセミナーの講師をお願いしたり、東京に来た際にウルプロ練習会に来ていただいたりしています。

ウルプロ練習会ではビデオチェックにより、本人の主観と客観を一致させることを意識してもらい、どこを意識して動くとどのような結果になるかを体感し、そのことをメンバー全員に言葉にしてもらってますが、すごく近いと感じました。

先日ある事に気付きました。みちのく津軽ジャーニーラン後の練習会で痛めた箇所があり、練習前のストレッチ指導を行なっている時のことです。

普段は私が同じ動きをしながら、言葉で説明しながら行いますが、私が出来ない動きは言葉だけで伝えましたが、メンバーはどんな動きをするか分かっているから何事もなくいつも通り動いていましたが、自分がいつも通り伝えた言葉だけでは動けない。とその時、私は気付いたのです。

動作を見てもらって、それを言葉で補うことは、フォーム作りにおいても同じですが、いかに視覚情報に頼っているかに気付き、極論すると言葉だけでも伝わるような表現法や伝え方を磨けば、もっと伝わりやすくなると思ったのです。

また身体を触ることですごく意識できることも多々あるので、ウルプロ練習会でもいくつか導入しています。そのことが多くのメンバーのフォーム改善に繋がっています。

そのようなタイミングだったので、今回の唐澤選手と、星野コーチにインタビューして記事が書けるというのは出来過ぎたタイミングだと感じました。

唐澤選手が改善をはかった5つのポイントは、多くの市民ランナーが抱えている問題点です。あえて目を瞑って実施する必要はありませんが、参考になるポイントは多々あると思います。

今回のインタビューを通して、視覚障害者から学ぶことは多々あると思いましたので、これからも定期的に記事にしていこうと思います。

唐澤選手は200m25秒、400m58秒で走るスピードの持ち主です。今後世界に羽ばたいていきますので皆さん応援してください。

アスリチューンも唐澤選手の活躍を応援してます。

唐澤剣也さんを応援する会のページも合わせてお読みください。

(画像提供:星野和昭さん)



ブラインドランナーからの学び〜唐澤剣也選手と星野和昭コーチの取組み〜前編

織田フィールドや神宮外苑では、日常的にブラインドランナーとガイドランナーが走っているのを見かけますが、目が見えないのにあんなスピードでよく走れるものだと驚くことは多々あります。

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そして疑問だったのは、かなり綺麗なフォームのランナーもいて、「彼ら彼女らはどうやってフォームを身に付けているのだろう?」ということです。

健常者であれば、綺麗なフォームのランナーを見たり、自分のフォームを動画撮影し見ることで、主観と客観を一致させ自分にとって効率よく走れるフォームを身につけていきます。

もちろん視覚だけに頼っているわけではなく、聴覚や触覚なども使います。しかしイメージする過程でのインプットの多くは視覚によるものでしょう。

コーチが模範的な動きを伝える際も、動きを見せずに言葉だけで伝えるのは、かなり以心伝心できる関係がないと困難です。

そのようなことは以前から感じていましたが、今回アスリチューン・サポートランナーの星野和昭さんが、コーチをしているブラインドランナーの唐澤剣也選手に質問する機会をいただけたので、その辺りを聞くことが出来ました。

唐澤選手の答えには健常者の参考になる要素がたくさん含まれています。星野さんと話す中で、見えることでマイナスに働くことも多々ある。という話も出ました。

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まず、唐澤剣也選手のことを知らない方のために少し紹介します。

略歴

平成6年7月3日生まれの24歳で群馬県渋川市の出身。小学校4年生の時に失明し、地元の小学校から盲学校へ転校。盲学校で様々な障がい者スポーツに出会い、盲学校卒業後の2016年10月から本格的に陸上競技を始める。

主な成績

・2018年ジャパンパラ陸上競技大会1500m優勝
・2018年ジャパンパラ陸上競技大会5000m優勝

自己ベスト

1500m    4:19.76(2018年)
5000m    16:18.59(2018年)
10km    34分08秒
マラソン 2時間53分(2017年)

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どのようにランニングフォームを作り上げたか?

私の場合、小さいころは見えていたので、基本的なランニングフォームはその時に習得しました。しかし、競技として本格的に取り組み始めた時にランニングフォームを1から見直しました。

ランニングフォームを見直す際に指摘された点は以下の5つです。

(1) 上体が後ろに反ってしまっている(後傾)

(2) つま先が上がってしまい、かかと接地になっている

(3) 地面をける時間(接地時間)が長い

(4) 腰の位置が低く、上下動が大きい

(5) 肩甲骨周りが固いため、肘がうまく引けず、肩がぶれる

 

□後傾の原因

見えない中で走るというのは多少慣れていても怖いと思うことがあります。特に人ごみの中、車道のそば、アップダウンが激しい場所、段差が多い場所を走ると怖いと思う場面は多々あります。躓いて(前のめりに)転びたくないと、無意識に後傾したり、つま先が上がったフォームになったのだと思います。

(改善方法)

上体がどのくらい反ってしまっているかを星野コーチが再現し、それを触って確認しました。自分の実感として反っている感覚がない時に指摘され驚きました。星野コーチのアドバイスは、「お尻を後に突き出すと上体は反りたくても反れない上体になるので、お尻を意識すると良い。」と教えていただきました。そのアドバイスの際も、星野コーチのお尻の位置、骨盤の角度、そして背中を触って確認しました。

□かかと接地の原因

上記と同じ

(改善方法)

接地については、意識するポイントを教えていただき、股関節や膝、足首のストレッチと動き作りを行い改善しました。意識するポイントは脚の切り替えを早くすることです。早く切り替えようとすることで自然とフォアフット気味に接地できるようになりました。

□接地時間が長い原因

今、自分はどのくらいのスピードで走っているのかという情報は、健常者の場合は景色の変化などの視覚情報を頼りに判断することができますが、見えないとそれはできません。

自分の走っている感覚(地面をける感覚、空気抵抗、周囲の音、疲労度)が頼りになり、その自分の感覚という曖昧なものを頼りに走ることで、私は勘違いをして走っていました。何を勘違いしていたかというと、地面を強く蹴ればその分進み、スピードに乗れると思っていたのです。

(改善方法)

星野コーチからそのような思い込み・感覚は違うと教えていただきました。具体的には、腰を入れて走ることによってスピードに乗れ、そのスピードに対して足は地面に置くだけで、意識するポイントは脚の切り替えを早くして接地時間を短くすることだと教えていただきました。初めて腰を入れて走れた時、こんな脱力した状態でスピードが出るんだ、地面を強く蹴らなくてもこんなにスピードが出るんだと驚きました。

□腰の位置が低く、上下動が大きい

健常者は、自分のフォームの癖やぶれは、動画を撮影して見たり、自分の影を見たりして修正できます。しかし、私の場合は指摘してもらえないと気づくことができません。・・・

 

後編に続く

ブラインドランナーからの学び〜唐澤剣也選手と星野和昭コーチの取組み〜後編

(画像提供:星野和昭さん)



OSJ ONTAKE100 開催審議中!

OSJ ONTAKE100の大会Facebookページに、今週開催予定の大会について審議中との投稿がありました。

(昨年のレース中に撮影したコース)

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引用します。

梅雨前線の影響により、

開催地の王滝村が災害に見舞われております。

現在、OSJ ONTAKE100が開催可能かどうか、

王滝村の役場にて、審議中です。

近日中に、開催有無を大会サイトFacebookにてお知らせいたします。

誠に恐れ入ります。

今しばらくお待ちくださいませ。

OSJ ONTAEKE 100 大会事務局

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今回、中国地方を中心にした豪雨被害は西日本に甚大な傷跡を残していますが、長野県でも被害が出ています。

長野県 豪雨 で検索すると朝日新聞デジタルのニュースが目にとまりました。引用します。

長野・王滝村で村道が崩落 孤立した住民らをヘリで搬送

2018年7月8日18時28分

「8日午前8時10分ごろ、長野県王滝村で王滝川が増水し、村道(幅約5メートル)が長さ約60メートルにわたって崩落した。村によると、この影響で、村道が通じる同村滝越地区が孤立。村の要請を受けた県消防防災ヘリコプターが午後2時ごろから、同地区住民16人、外国人観光客2人、発電所の従業員1人の計19人を村の中心部に搬送した。」

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まさしく大会が開催される王滝村です。

どのような判断になるかは分かりませんが、エントリーをしている方は注視してください。

私は、2016年、2017年と走りましたが、コースの大半は山を切り開いて作った林道ですから、大会中にコースや、コース横の岩肌が大量の水を吸ったことで崩落するリスクはかなり高まっているでしょうし、そもそも大会を支える地元の方々にとってはそれどころではないかもしれません。

この大会にエントリーした参加者の中には、UTMFやUTMB参加に必要なITRAポイント獲得予定が、中止により狂ってしまう方もいるでしょうが、自然の中を走るトレイルランニングにおいては仕方がないことです。

今回複数のウルプロメンバーが上位入賞を狙えると思っていたので、中止になれば本人も残念でしょうが、私も残念です。

実際、エントリーしているランナーも、応援している家族や友人も、主催者も、地元の方々もみんな残念な気持ちで一杯でしょう。

ただ、仮に中止になっても、この大会に向けて頑張ってきたことは次に繋がります。

王滝村の早い復旧を願います。

◻︎関連記事

OSJ ONTAKE100km  2017年はITRAポイントは4に減少  累積標高激減



つくばマラソンまだエントリーできる! 〜7/9 AM9:30現在〜

昨日の20時にエントリー開始したつくばマラソンは、2017年は数10分で締め切られたため20時にはエントリー画面に入れるように準備していた方が多数だと思います。

たくさんのウルトラプロジェクトメンバーにもエントリーできた!とほっとしています。

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Facebookを見ると、エントリーできなかったという方もいますが、9時時点でスポーツエントリーはまだエントリー出来ますのでチェックしてみてください。

スポーツエントリー つくばマラソンエントリーページ

また、陸連登録枠でエントリーした方は、記録証の提出は面倒くさがらずにすぐにしましょう。毎年提出忘れたというFacebookへの投稿を見かけます。

記録証提出について・・・8月6日(月)まで

 



楠瀬祐子 ついに日本代表内定を掴む

2018年サロマ湖ウルトラマラソン代表選考有力選手 女子

サロマ湖ウルトラマラソンの大会前にこのような記事をアップしました。

そして結果はこちらです。

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私が注目していた選手が期待通りの走りで上位に入りました。タイムも私が予想していたのとほぼ同じで女子トップ選手の安定感に驚きました。

私自身が予定ペースより遅れ、男子の上位選手の走りをワッカで見ることは出来ませんでしたが、女子選手に関しては見ることが出来ました。

藤澤選手がきて、太田選手がきて、とそこまではイメージ通りでしたが、3番目に一般部門の安曇選手がきて、兼松選手が来ました。安曇選手が一般の部とは知らず、応援している楠瀬選手が兼松選手から数100m遅れて5番目にきた時には、大きな声で前との差を伝えました。

楠瀬選手が必死に頑張ってきたのは分かっているから、5番目に来た時には結構残念な気持ちでした。ちょっと追いつける感じではなかったです。

私がゴール後、着替えて建物を出た時に、お椀を手に持った楠瀬選手とバッタリ会いましたが、日本代表を逃した彼女にどう言葉をかけようかと思ったら4位だったと知り凄く嬉しかったです。

その時の楠瀬選手です。

近所のコンビニでおでんを買って帰る途中に道端であったような写真ですが、日本代表内定を勝ち取った安堵の表情です。

楠瀬選手の談話を掲載する前に、大会パンフレット掲載の『第30回IAU100kmワールドチャンピオンシップ(2018)代表選手選考要項』の選考基準にはこのように書かれています。転載します。

1.選考競技会及び選考対象大会

第32回サロマ湖100kmウルトラマラソン(2018年)を選考対象大会
第33回サロマ湖100kmウルトラマラソン(2018年)を選考競技会

2.派遣記録

男子 7時間10分00秒 女子 8時間40分00秒

3.派遣記録対象競技会

(1)第32回サロマ湖100kmウルトラマラソン(2017年)(陸連登録者の部)
(2)第29回IAU100km世界選手権大会(2016年)
(3)第33回サロマ湖100kmウルトラマラソン(2018年)(陸連登録者の部)

4.選考基準

日本代表チームは男女各4名以内で構成される。

内定条件と、選考条件は下記の通り。

(1)内定条件

選考競技会にて男女日本人上位4名以内の、派遣記録対象競技会に置いて、派遣記録を満たした競技者

(2)選考条件

選考競技会にて上位の、派遣記録対象競技会に置いて派遣記録を満たした競技者。

5.選考方法

(1)選考基準(1)による選考は、即時内定とする。

(2)男女代表内定者が各4名に満たない場合や辞退者が発生した場合は、派遣の有無も含めて検討し、選考基準(2)により本連盟にて決定する。

6.その他

(1)代表選手は選考基準に則って選考されるが、その派遣人数が国際ウルトラランナーズ協会(IAU)が定めるエントリー数の上限を保証するものではない。
(2)天災、その他の理由で選考競技会が中止になった場合は、本連盟強化委員会にて派遣記録対象競技会出場者から選考する。
(3)本大会までに故障等により、競技力を発揮できない事態が生じた場合は代表を取り消すことがあり。

 

昨年のサロマの扱いなど含めて、私自身少し分かりにくかったので、要項を一行一行読んでアンダーラインを引いてみました。

下から読むと分かりやすいかもしれません。

・選考方法には、選考基準(1)による選考は、即時内定とあります。

・選考基準(1)とは『選考競技会にて男女日本人上位4名以内の、派遣記録対象競技会に置いて、派遣記録を満たした競技者。』です

・選考競技会は第33回サロマ湖100kmウルトラマラソン(2018年)です。

上記のより、女子の場合は、今年のサロマ湖100kmウルトラマラソンで8時間40分00秒以内のタイムで、登録の部日本人4位以内であれば即時内定となります。

したがって、今回の結果に基づき藤澤選手、太田選手、兼松選手、楠瀬選手が即時内定選手となります。

また、6.その他 (3)に記載の通り、即時内定選手であっても故障などした場合は代表を取り消されることがあります。

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上記代表選手選考要項に則り、即時内定選手となった楠瀬選手に、いくつか質問をして教えてもらいました。

レース前の気持ち

レース約1ヶ月前の故障で、練習不足や痛みの再発の不安はありました。

でも、この1年間で身に付いた走力への自信と、故障に関して今やれることはこれ以上ないというくらいやった(お金もいっぱいかけた)という思い、たくさんの方が私を支えてきてくれたという誇りがあり、「きっと大丈夫」というドッシリ構える落ち着きが不思議とありました。(去年の方が気持ちが不安定でした)

絶対に世界選手権への切符を手に入れられる。

そんなワクワクする思いでスタートしました。

4位でゴールした時の気持ち

世界選手権への切符ギリギリの4位。

ラストは必死で逃げたので、逃げ切れた安堵感が強かったです。

大好きな兼松藍子さんがゴールで待っていてくれたので、ゴールの勢いそのままに彼女の胸に飛び込みました(笑)

抱き合って喜び合って、あぁー本当に日本代表になれるんだなぁと涙が出てきました。

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アスリチューン

25㎞くらいから飲もうと思っていたのに、序盤からお腹が空き始めてしまい、13㎞で1回目摂取。

最近、レース中は断然おいしいオレンジ味のみです。おいしくてウキウキします。

今回は13㎞、25㎞、40㎞、50㎞、70㎞、93㎞で摂取。

(後半はスペシャルドリンクを飲んだので、少し間が空いています。ただ今回初めて、足りない!もっと持っていれば良かった!と思いました。)

アグレッシブデザイン

いつものように、肌が出ているところ以外にも、背中など隠れた部分にもしっかり塗って参戦しました。

暑さ、日差しの強い時間帯もあり、周りには水をかぶる人が多くいましたが、そこまでの暑さは感じずに走れました。

アグレッシブデザインを使うようになり、日差しの強いレースを何回も経験してきましたが、どのレースでも周りの人が暑い暑いと水をかぶっている中、そこまでの暑さを感じずに走れています。

世界選手権の目標

7時間45分を切ること。

団体戦で金メダルを取ること。

4人の中では持ちタイムが10分以上遅い私。

でも、フルも100㎞もこの中で1番タイムが縮んでいて、まだまだ成長できると信じています。

あと2ヶ月ちょっとしかありませんが、今できることをしっかりやって、世界選手権で最大の力を発揮できたらと思います。

他3人に刺激を与えられる選手にもなりたいです。

以前から大好きで憧れだった3人と世界に行けることが本当に嬉しいです。

たくさんの方々に応援していただけたら嬉しいです。

 

上記に転載した代表選手選考要綱にもありますが、故障等により、競技力を発揮できない事態が生じた場合は代表を取り消されることがあるので、9月に開催される第30回IAU100kmワールドチャンピオンシップのスタート地点につく時に最高の状態にすべく調整して欲しい。そして男女8人全員が最高の走りをすることを期待します。

また、冒頭でも紹介している、『2018年サロマ湖ウルトラマラソン代表選考有力選手 女子』で楠瀬選手についてこう書いています。

 

日本代表になると公言していた楠瀬選手が努力して、ついて日本代表内定を掴みました。おめでとうございます。

*画像は楠瀬選手から提供いただきました。



ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100KMウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その3

ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100KMウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その2

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その2では世界記録で優勝した風見選手のフルマラソンのタイムなどとの比較を書きましたが、今回は上位選手のラップタイムからレースを読み取っていきたいと思います。

個別の上位選手から話も聞きましたが、全員からは聞けていないので正確な状況は分かりませんが数値からだけでも分かることはあります。

こちらの表の数値は、今回6時間台で走った13人の選手の通過タイムをランネットランナーズアップデートから調べました。全て敬称略です。

またフルマラソンのタイムは全日本マラソンランキングの数値や本人から聞いた数値など掲載しています。2017年4月から2018年3月のタイムをベースにしていますが、その前年のタイムなどを使用している選手もいます。

10kmごとの通過タイムが黄色で塗られている箇所は、優勝した風見選手と1分以内にいたということです。途中まで先頭集団で走るも、失速したりリタイアした選手もいますが、その1で書いた通り、4つの日本代表のイスを獲得するためには先頭集団に入っていないとダメだったことが分かります。

また風見選手がずっと先頭を走った訳ではなく、50km通過、時点では2位の早坂選手や3位の行場選手が10km36分を切って風見選手に25秒差をつける場面もありました。これは、上位選手もトイレには行っているので、その影響があったのかもしれませんし、戦略かもしれません。ただ25秒は100mを少し超える程度の差なので視界にはずっと入っていたでしょう。

風見選手が2人に追いついたのは70kmを少し超えたあたりで、80km手前からのワッカに入ると強い向かい風の中をビルドアップし2位以下をグングン突き放していき最終的に10分以上の差を付けてフィニッシュしました。

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参考までに掲載したフルマラソンのタイムは、選手によっては数年前のタイムですが、上位選手は2時間20分を切っている選手が占めています。6位の小田選手はまだ学生のようですから、今後が楽しみです。

ゼッケン番号は582ですからエントリー時の目標タイムは8時間と思われます。最初の10kmこそ先頭集団で走っていますが、その後は上手にペースメイクし終盤も大きくタイムを崩さず6時間40分台でゴールしたのは素晴らしいです。このような若い選手が、今後次から次への100km日本代表を目指してチャレンジし、切磋琢磨していくことを考えるとすごく楽しみです。

また駒澤大学出身のM高史さんのブログを読むと、優勝した風見選手はM高史さんの一つ上の先輩で、箱根駅伝で4年連続エントリーメンバーに入る実力がありながら一度も箱根駅伝を走れず、その後実業団に入り競技を引退。そこから市民ランナーとして入り続けて1500mもフルマラソンも自己ベストを出し、IAU50km世界選手権で4位入賞し、再び元の実業団チームに復帰したとあります。

私が風見選手に注目するようになったのは、神宮外苑周回路で、神宮外苑24時間チャレンジが開催された時に、50km世界選手権の選考会も合わせて開催されました。その時、50kmの選手とはスピードが全く違うので何回も抜かれるのですが、風見選手のフォームが素晴らしかったのです。ズームフライかヴェイパーフライ4%を履いていたのですが、ソールが厚いことからか他の選手が接地で左右にぶれている中で風見選手はほぼぶれることなく最後まで安定して走っていました。

今回、川内鮮輝選手とレース後に話をした際にも、風見選手のフォームは素晴らしかった。と話していました。

駅伝の強豪大学で箱根駅伝を目指しスター選手になり、その後実業団に入り、10000mやマラソンでオリンピックや世界陸上を目指す注目を浴び続けた選手が素晴らしいのは当然ですが、100kmや24時間走、トレラン、スカイレース、トライアスロンなど、自分の適正に応じた新たなフィールドで世界を目指すのも同じくらい素晴らしいことだと思います。

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日曜日に風見選手が世界記録を出しましたが、そのことを知っている日本人は極めて少ないです。今日ケッズに行ってきましたが、ランナーが多く通うスポーツマッサージのトレーナーの耳にも入っていないのです。新宿・渋谷の駅前で大新聞の号外が配られることもなく、テレビニュースで流れることもなく、翌日の全国紙のスポーツ欄に画像が乗ることもなく、現時点、Google検索で、『100km世界記録』と入力しても上位で出てきません。

オリンピック種目ではありませんが世界記録を出したのだからもう少し取り上げられても良いと思いますが、ほぼ予想通りでした。

私の発信力は微々たるものですが、このような発信をすることで、少しでも多くの方に「風見半端ないって」伝われば良いと思っています。

1000mを3分41秒5で走り続けないと今回のタイムは出ません。これって400mトラック1周88秒6です。凄いと思いませんか?

キロ4より速く100km走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜2018年6月26日現在



ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100KMウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その2

ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100kmウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その1

その1ではこのような文章で終わりました。

また、今回、一気に4分19秒世界記録を更新したことで夢の5時間台を意識する選手も出てきたでしょう。逆に今後は自分が世界記録を出してやるという強い意識を持たないとサロマ湖で優勝出来ないような時代の幕が開いたと言えるかもしれません。

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今回は大会前に紹介した注目選手のフルマラソンのタイムとの関連性など合わせて紹介します。

2018年サロマ湖ウルトラマラソン代表選考有力選手 男子

今回優勝した風見選手の過去1年のタイムは2時間17分10秒です。そして今回のタイムは6時間09分14秒ですから、フルマラソンの約2.69倍です。

過去のタイムを見ても男子の場合はこの辺りがほぼ下限になっています。もちろん自分は2.6倍だったよ!というランナーもいるにはいますが、その多くは伸び盛りの時期で、サロマ湖ウルトラのフルマラソン通過が自己ベストだったりします。この日にフルマラソンを走ったらもっと良いタイムを出すのでしょう。

過去、男女上位選手のタイムを調べたことがありますが、2.7倍で走れている選手はごく僅かで、昨年の男女上位10人を調べた平均値は2.78倍(男子2.79倍、女子2.77倍)でした。

ただ、上位選手は上手に走ったから上位に入っているわけです。そのことから、一般ランナーで2.8倍弱で走れるランナーはごく僅かです。

あえて書いておきますが、これはサロマ湖ウルトラの場合で、他のコースだと全く変わってきます。

今回書きたいのは、100kmのタイムはフルマラソンのタイムに連動するということです。

もちろんフルマラソンが速いから、100kmも速いとは言えません。ただフルマラソン3時間ジャストのランナーは6時間台では走れないのは感覚的に理解できると思います。

6時間59分59秒で走るための平均ペースは4’12/kmでフルマラソン3時間の4’15/kmより速いペースになるからです。距離が長くなると加速するなんてことはありえません。

前置きが長くなりましたが、来年以降サロマ湖の優勝タイムが6時間10分前後になったとしたなら、最低でもフルマラソンを2時間17分くらいで走るスピードが必要になります。6時間切となると2時間13分台は最低必要になります。

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もちろん猛暑などにより優勝争いが6時間40分前後に落ちれば暑さに耐性のある2時間25分前後のランナーにもチャンスは巡ってきます。

今回自己ベストを出すも5位で日本代表を逃した川内鮮輝選手は、フルマラソン2時間17分25秒の記録をもちますが、来シーズンは2時間15分を切れるよう練習を考えていくと、レース後に話していました。

また、今回の世界記録を受けて、今後はフルマラソンを2時間15分前後で走る選手も相次いで100kmにチャレンジしてくるように感じます。

フルマラソン2時間25分前後で走る100km元日本代表選手は、「こんな時代になる前に日本代表として世界選手権を走れて良かった。」と話しています。

また、「日本代表はダメでも自己ベストは狙い続けます。」とも話していました。

自己ベスト更新を狙うためにフルマラソンのタイムアップなどはかっていくことで、再び100km日本代表に返り咲く日もくると思います。

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大半のランナーは日本代表を狙うことはできません。しかし自分史上最高の走りを狙うことはできます。

私自身、今年は自己ベスト更新を狙うような走りが序盤から出来ませんでしたが、まだまだ狙い続けます。また自己ベストを狙うウルプロメンバーや、ウルトラセミナー参加者の後押しをしっかりやって行きたいです。

こちらは昨年のサロマ湖前に書いた記事です。合わせてお読みください。

100KMはフルの何倍か? 〜今年のサロマ湖は雨模様〜

100kmはフルの何倍か? 〜今年のサロマ湖は雨模様〜

ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100KMウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その3 に続く

ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100KMウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その3



ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100kmウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その1

昨日のFacebook投稿で、風見選手が砂田氏が1998年に樹立した100km世界記録を破ったことをお知らせしましたが、自分やウルプロメンバーの走りについて書く前に少し掘り下げて紹介します。

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今年のサロマ湖100kmウルトラマラソンは9月にクロアチアで開催されるIAU100km世界選手権の日本代表選考会であり男女とも上位4選手が日本代表に内定します。そのため昨年の板垣選手が見せた攻めの走りではなく、確実に4位以内に入るような走りをする選手が多く平凡な記録になるのではないか、という話をよく聞きましたし、有力選手の間にもそのような空気が漂っていたように感じます。

ただ大会前に私がアップした有力選手紹介の作成のために、この1年のフルマラソンのタイムを調べたところ2時間20分を切る選手も多く、100kmの実績がない選手を含めて何人かが飛び出したら速いレース展開となり世界記録に届かないまでも6時間20分前後の争いになると考えていました。

2018年サロマ湖ウルトラマラソン代表選考有力選手 男子

そしてレースは序盤から10km36分台のハイペースで走る集団が出来上がり、フルマラソン通過は2時間33分台。そのハイペースをほとんど落とさないまま風見選手が世界記録でフィニッシュしました。

今回6時間台を出しながらも13位に終わった外池快太郎選手と、レース後に話をすると、「結果的にこの先頭集団にで走らないと日本代表にはなれなかった。」と答えました。

フルマラソン2時間17-18分の選手であれば、これはフルマラソンのペースの1.1倍程度ですが、福岡国際マラソンAグループの資格タイムである2時間27分の平均ペースと比べると1.04倍とほとんど余裕がなくなります。このペースの先頭集団についていくにはこのスピードに対する余裕度と自信があるか、絶対に付いていくという強い気持ちが必要になるのでしょう。

上位選手のラップを見ると、日本代表を勝ち取るための激しいサバイバル、根比べが続いていたことが分かります。

サロマ湖ウルトラマラソンは2回折り返しがありますが、79-98km区間のワッカで優勝した風見選手や、2位の早坂選手の走りを見るためには、6時間で79km地点に到着する必要があります。これは7時間30分前後でゴールするペースで走っていた選手だけが、リアルに世界記録ペースで走る風見選手の快走を同じ土俵で見ることができたということです。

8時間56分22秒でゴールした私は6時間経過時点ではまだ70km手前であり、75km付近で50kmの部で優勝した吉田香織選手に帯同していた打越コーチから、「駒沢大OBの風見が世界記録出した!」と大きな声で伝えていただき、その快挙を知りました。

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ちなみに吉田香織選手の3時間18分34秒は、男子優勝者よりかなり速いタイムで、私を抜いていくスピード感は、その後抜いた男子上位者とはまるで違いました。その頃私は5’30/kmくらいを保つのに苦戦していましたが、少し付いて速い動きでフォームを立て直そう、なんて一瞬頭を過ぎりましたがやめました。この時は確実にsub9をすることを考えていました。もし自己ベストがギリギリ狙える状況なら付けるとこまで付いていき効率悪いフォームを、前に進むフォームに強制的に変えるようペースアップしたように思います。

話を戻します。

今回、5位で日本代表に選出されなかった川内鮮輝選手のタイムは6時間28分35秒の自己ベストで、今回の大会前の日本歴代ランキングに当てはめると8位にあたる素晴らしいタイムです。

キロ4より速く100km走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜

そのタイムより上位の記録はこちらです。カッコ内は6時間40分以内を出した回数です。

  1. 6:13:33 砂田 貴裕 1998(3)
  2. 6:14:18 板垣 辰夫 2017(2)
  3. 6:18:22 山内  英昭 2016(2)
  4. 6:22:08 三上 靖文 1999(6)
  5. 6:23:00 佐々 勤  2004
  6. 6:23:21 渡邊 真一 2007(2)
  7. 6:26:23 近藤 公成 1995(2)

また、2000年以降このタイムで優勝できなったのは3回しかない素晴らしいタイムです。

その川内選手は「今回は力不足だった。当面はフルマラソンのタイムを上げることに注力する。」と話していました。

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昨年の当時の世界記録であった6時間13分33秒にあと45秒と迫るタイムで、二連覇したアスリチューンサポートランナーの板垣選手とはゴール会場で会えませんでしたが、自身のFacebookに「6時間20分くらいで勝てるだろうと思い臨んでしまい、どうせ先頭はペースが落ちるだろうからと守りに入って、徐々に焦りが出て大崩れしてしまった。」と投稿しています。

そして、今回塗り替えられた世界記録を目指し、2年後の代表復帰を目標に頑張るとも投稿しています。今回の悔しさをバネにさらなる飛躍を遂げて欲しい選手です。

また、今回は5位までが6時間20分台のレースは世界でも例がないと有力選手も話していました。

「時代が動き始めた大会になった」と多くの方がつぶやいていますが、それは半分正解で半分誤りだと私は思っています。

その理由は、時代が動き始めたのは2016年に開催された前回のIAU100kmワールドチャンピオンシップで、山内選手(今回4位)が6時間18分台の好タイムで金メダルを獲得した時だと思っているからです。

(速報)IAU100キロ世界選手権(男子)山内選手優勝 団体女子金メダル!!

その大会で世界記録ペースで走りながら失速した板垣選手が、自分にも出せるはずと、2017年4月のチャレンジ富士五湖71kmを世界記録ペースで走るテストをし、6月のサロマ湖で世界記録に肉薄する走りをしたのです。

2016年の山内選手のタイムが出るまでは、強豪選手も、サロマ湖ウルトラマラソンで6時間40分を切ることが優勝争いに加わり日本代表に選出される目安になっていましたが、その意識の壁を叩き壊したのです。

また、今回、一気に4分19秒世界記録を更新したことで夢の5時間台を意識する選手も出てきたでしょう。逆に今後は自分が世界記録を出してやるという強い意識を持たないとサロマ湖で優勝出来ないような時代の幕が開いたと言えるかもしれません。

多くの方に知られていないことですが、従来の砂田氏の6時間13分33秒は100kmロードレースの世界記録であり、100kmトラックの世界記録はDonald Ritchie 選手が出した6時間10分20秒でした。今回の風見選手のタイムはこの記録も更新しました。

少し長くなったので、その2に続きます。

ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100KMウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その2

 



デジャブかと思った!?〜アスリチューンサポートランナーの活躍 二週間で8大会で優勝〜

昨日、Facebookの過去のこの日を見たら昨年このような投稿をしていました。

記事はこちらです。

アスリチューンサポートランナー大活躍   〜飛騨高山ウルトラマラソン、ゆめのしま、スカイスピード日本選手権、菅平スカイライントレイルランレース42k&21km

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昨年はこのような結果でした。

□飛騨高山ウルトラマラソン100km

優勝 石川佳彦

□ゆめのしま4時間走

2位 後藤大樹(ウルプロメンバー)

□2017日本選手権(スカイスピード)

優勝 渡辺良治
3位 吉野大和

□菅平スカイライントレイルランレース42k

2位 牛田美樹
年代別2位 福山寛乃(ウルプロメンバー)

□菅平スカイライントレイルランレース21k

3位    吉野大和
5位    藤  飛翔

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昨年と少し日程が少しずれている大会もありますが、今年はこのような結果となりました。優勝のみ掲載します。

2018年

□飛騨高山ウルトラマラソン100km

優勝 石川佳彦

□夢の島4時間走(個人の部)

優勝 後藤大樹(ウルトラプロジェクトメンバー

□2017日本選手権(スカイスピード)

優勝 渡辺良治

□スリーピークス八ヶ岳トレイル38K

優勝 牛田美樹

□八重山トレイルレース ショート20.86km

優勝 原 智美(ウルトラプロジェクトメンバー

さらに一週間前の優勝者を加えるとこのようになります。

□夢の島6時間走(個人の部)

優勝 楠瀬祐子選手

□びわ湖バレイスカイレース

優勝 星野和昭選手

□上州八王子丘陵ファントレイル(24㎞)

優勝 牛田美樹選手

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しかし二週間でアスリチューンサポートメンバーと、アスリチューンを使用しているウルトラプロジェクトメンバーが8大会で優勝しているのは凄いことだと思います。

優勝以外にも奥武蔵ウルトラで女子総合6位入賞したあけみさんもいますし、私も夢の島6時間走で3位入賞しています。

なぜ、アスリチューンユーザーがこれほど活躍しているかと言えば、過酷な状況でストレスなく飲めるということです。

特に優勝争いともなれば自分との戦い以外に、ライバルとの戦いに勝たねばなりません。力の差がほとんどないトップ争いにおいてストレスなく補給できるということは大きなアドバンテージなのです。

来週開催のサロマ湖ウルトラマラソンにもアスリチューン・サポートランナーが出場します。昨年優勝の板垣選手、世界選手権日本代表の外池選手、チャレンジ富士五湖4連覇中の楠瀬選手、それ以外にもアスリチューンを手に取り上位入賞を狙う選手が何人もいます。

また、サロマ湖ウルトラマラソン出場者限定で、アスリチューンを少しお得に購入できるよう期間限定の応援企画を開催します。

こちらは明日おしらせします。

 



手賀沼エコマラソンエントリー締切日延長〜ランナーは減ったのか?〜

ランナー仲間が今年の手賀沼エコマラソンはまだエントリーできるよ。という投稿を見て、大会ページをみたところ、手賀沼エコマラソンエントリー変更というニュースリリースがあり、6/8の締め切りを6/15まで延長したと掲載していました。(先着順なので定員になり次第終了です。)

私も2回走ったことのある大会ですが、以前はエントリー開始早々に定員になってしまう、いわゆるクリック競争の大会でした。

四万十川ウルトラマラソン翌週に友人と走った時の画像

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2013年には湘南国際マラソンと手賀沼エコマラソンのランネットでのエントリー開始時間が被ったため、システムトラブルが発生したことなどもありました。

RUNNETのシステム障害に関するお詫びと今後の対策について

その頃の手賀沼エコマラソンの人気を知ってるランナーからすると、ランニング人気は低下したのか?と思うかもしれませんし、そのようなタイトルの記事も見かけます。

ただ、手賀沼エコマラソン人気の低下=ランニング人気の低下 ではありません。

それは調べたら簡単に分かります。

手賀沼エコマラソンのエントリー開始後すぐに定員になっていた当時は10月末開催のフルマラソンは少なく、11月開催の大田原マラソンやつくばマラソンの調整レースとして走るランナーが多かったと思います。

ちなみに手賀沼エコマラソン(ハーフマラソン)の定員は10,000人です。参加費は5,000円と良心的な価格設定の大会です。

参加費も安く良心的な大会の人気が落ちてきたのは、同日開催のフルマラソン大会が増えたからです。

2015年から金沢マラソン(マラソン定員12,000人)、富山マラソン(マラソン定員12,000人)、2016年から水戸黄門漫遊マラソン(マラソン定員10,000人)、2017年から横浜マラソン(マラソン定員28,000人)、さらに今年で10回目の開催の、しまだ大井川リバティーマラソン(マラソン定員8,000人)など魅力的な大会が相次いで開催されています。

さらに1週間前に隔年開催の人気レースであるアクアラインマラソン(マラソン定員12,000人、ハーフマラソン定員5,000人)が開催されます。

特に首都圏のランナーが参加しやすい、水戸黄門漫遊マラソン、横浜マラソン開催の影響が大きいでしょう。

以前は手賀沼エコマラソン走っていて、今年エントリーしていないランナーの多くは上記大会にエントリーしているように思います。

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しかし、10月28日開催の上記大会だけで、70,000人前後のランナーがフルマラソンを走るのは凄いと思います。

私が初めて完走した2007年当時から考えると大会数も相当増えてきましたし、大会規模も拡大してきました。

当時はフルマラソンにエントリーすることは、かなりの勇気が必要な時代でしたが、最近では随分ハードルが下がったと思います。

ランナーズの統計数値によると、毎年フルマラソンを完走したランナー数は増加していますが、それでもまだ私の同世代の男性だとこの1年に完走したランナーは日本の人口比で100人に1人程度、女性だと350人に1人程度とまだまだ増加するポテンシャルはありそうです。

あなたの年齢でフルマラソン完走した人は1000人中何人いると思いますか? その1

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また、先週のゆめのしまの参加者数も、以前参加した頃に比べて減ったように感じましたが、それも同日に東京・柴又100K(60K)や奥武蔵ウルトラマラソンなど同じ生活圏に住むランナーが参加しやすい大会が開催されたことで、参加者は流れているのでしょう。

フルマラソンに限らず、このように大会数が増えてくると、ランナーによる大会の選別は強くなってきます。魅力度の低い大会は年々、開催し続けることが難しくなってくるでしょう。

金沢マラソン、横浜マラソンなどの抽選に落ちた方は、手賀沼エコマラソンや水戸黄門漫遊マラソンはまだエントリー出来ます。

この2大会は私も走ったことがありますが、オススメの大会です。