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楠瀬祐子 ついに日本代表内定を掴む

2018年サロマ湖ウルトラマラソン代表選考有力選手 女子

サロマ湖ウルトラマラソンの大会前にこのような記事をアップしました。

そして結果はこちらです。

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私が注目していた選手が期待通りの走りで上位に入りました。タイムも私が予想していたのとほぼ同じで女子トップ選手の安定感に驚きました。

私自身が予定ペースより遅れ、男子の上位選手の走りをワッカで見ることは出来ませんでしたが、女子選手に関しては見ることが出来ました。

藤澤選手がきて、太田選手がきて、とそこまではイメージ通りでしたが、3番目に一般部門の安曇選手がきて、兼松選手が来ました。安曇選手が一般の部とは知らず、応援している楠瀬選手が兼松選手から数100m遅れて5番目にきた時には、大きな声で前との差を伝えました。

楠瀬選手が必死に頑張ってきたのは分かっているから、5番目に来た時には結構残念な気持ちでした。ちょっと追いつける感じではなかったです。

私がゴール後、着替えて建物を出た時に、お椀を手に持った楠瀬選手とバッタリ会いましたが、日本代表を逃した彼女にどう言葉をかけようかと思ったら4位だったと知り凄く嬉しかったです。

その時の楠瀬選手です。

近所のコンビニでおでんを買って帰る途中に道端であったような写真ですが、日本代表内定を勝ち取った安堵の表情です。

楠瀬選手の談話を掲載する前に、大会パンフレット掲載の『第30回IAU100kmワールドチャンピオンシップ(2018)代表選手選考要項』の選考基準にはこのように書かれています。転載します。

1.選考競技会及び選考対象大会

第32回サロマ湖100kmウルトラマラソン(2018年)を選考対象大会
第33回サロマ湖100kmウルトラマラソン(2018年)を選考競技会

2.派遣記録

男子 7時間10分00秒 女子 8時間40分00秒

3.派遣記録対象競技会

(1)第32回サロマ湖100kmウルトラマラソン(2017年)(陸連登録者の部)
(2)第29回IAU100km世界選手権大会(2016年)
(3)第33回サロマ湖100kmウルトラマラソン(2018年)(陸連登録者の部)

4.選考基準

日本代表チームは男女各4名以内で構成される。

内定条件と、選考条件は下記の通り。

(1)内定条件

選考競技会にて男女日本人上位4名以内の、派遣記録対象競技会に置いて、派遣記録を満たした競技者

(2)選考条件

選考競技会にて上位の、派遣記録対象競技会に置いて派遣記録を満たした競技者。

5.選考方法

(1)選考基準(1)による選考は、即時内定とする。

(2)男女代表内定者が各4名に満たない場合や辞退者が発生した場合は、派遣の有無も含めて検討し、選考基準(2)により本連盟にて決定する。

6.その他

(1)代表選手は選考基準に則って選考されるが、その派遣人数が国際ウルトラランナーズ協会(IAU)が定めるエントリー数の上限を保証するものではない。
(2)天災、その他の理由で選考競技会が中止になった場合は、本連盟強化委員会にて派遣記録対象競技会出場者から選考する。
(3)本大会までに故障等により、競技力を発揮できない事態が生じた場合は代表を取り消すことがあり。

 

昨年のサロマの扱いなど含めて、私自身少し分かりにくかったので、要項を一行一行読んでアンダーラインを引いてみました。

下から読むと分かりやすいかもしれません。

・選考方法には、選考基準(1)による選考は、即時内定とあります。

・選考基準(1)とは『選考競技会にて男女日本人上位4名以内の、派遣記録対象競技会に置いて、派遣記録を満たした競技者。』です

・選考競技会は第33回サロマ湖100kmウルトラマラソン(2018年)です。

上記のより、女子の場合は、今年のサロマ湖100kmウルトラマラソンで8時間40分00秒以内のタイムで、登録の部日本人4位以内であれば即時内定となります。

したがって、今回の結果に基づき藤澤選手、太田選手、兼松選手、楠瀬選手が即時内定選手となります。

また、6.その他 (3)に記載の通り、即時内定選手であっても故障などした場合は代表を取り消されることがあります。

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上記代表選手選考要項に則り、即時内定選手となった楠瀬選手に、いくつか質問をして教えてもらいました。

レース前の気持ち

レース約1ヶ月前の故障で、練習不足や痛みの再発の不安はありました。

でも、この1年間で身に付いた走力への自信と、故障に関して今やれることはこれ以上ないというくらいやった(お金もいっぱいかけた)という思い、たくさんの方が私を支えてきてくれたという誇りがあり、「きっと大丈夫」というドッシリ構える落ち着きが不思議とありました。(去年の方が気持ちが不安定でした)

絶対に世界選手権への切符を手に入れられる。

そんなワクワクする思いでスタートしました。

4位でゴールした時の気持ち

世界選手権への切符ギリギリの4位。

ラストは必死で逃げたので、逃げ切れた安堵感が強かったです。

大好きな兼松藍子さんがゴールで待っていてくれたので、ゴールの勢いそのままに彼女の胸に飛び込みました(笑)

抱き合って喜び合って、あぁー本当に日本代表になれるんだなぁと涙が出てきました。

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アスリチューン

25㎞くらいから飲もうと思っていたのに、序盤からお腹が空き始めてしまい、13㎞で1回目摂取。

最近、レース中は断然おいしいオレンジ味のみです。おいしくてウキウキします。

今回は13㎞、25㎞、40㎞、50㎞、70㎞、93㎞で摂取。

(後半はスペシャルドリンクを飲んだので、少し間が空いています。ただ今回初めて、足りない!もっと持っていれば良かった!と思いました。)

アグレッシブデザイン

いつものように、肌が出ているところ以外にも、背中など隠れた部分にもしっかり塗って参戦しました。

暑さ、日差しの強い時間帯もあり、周りには水をかぶる人が多くいましたが、そこまでの暑さは感じずに走れました。

アグレッシブデザインを使うようになり、日差しの強いレースを何回も経験してきましたが、どのレースでも周りの人が暑い暑いと水をかぶっている中、そこまでの暑さを感じずに走れています。

世界選手権の目標

7時間45分を切ること。

団体戦で金メダルを取ること。

4人の中では持ちタイムが10分以上遅い私。

でも、フルも100㎞もこの中で1番タイムが縮んでいて、まだまだ成長できると信じています。

あと2ヶ月ちょっとしかありませんが、今できることをしっかりやって、世界選手権で最大の力を発揮できたらと思います。

他3人に刺激を与えられる選手にもなりたいです。

以前から大好きで憧れだった3人と世界に行けることが本当に嬉しいです。

たくさんの方々に応援していただけたら嬉しいです。

 

上記に転載した代表選手選考要綱にもありますが、故障等により、競技力を発揮できない事態が生じた場合は代表を取り消されることがあるので、9月に開催される第30回IAU100kmワールドチャンピオンシップのスタート地点につく時に最高の状態にすべく調整して欲しい。そして男女8人全員が最高の走りをすることを期待します。

また、冒頭でも紹介している、『2018年サロマ湖ウルトラマラソン代表選考有力選手 女子』で楠瀬選手についてこう書いています。

 

日本代表になると公言していた楠瀬選手が努力して、ついて日本代表内定を掴みました。おめでとうございます。

*画像は楠瀬選手から提供いただきました。



ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100KMウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その3

ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100KMウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その2

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その2では世界記録で優勝した風見選手のフルマラソンのタイムなどとの比較を書きましたが、今回は上位選手のラップタイムからレースを読み取っていきたいと思います。

個別の上位選手から話も聞きましたが、全員からは聞けていないので正確な状況は分かりませんが数値からだけでも分かることはあります。

こちらの表の数値は、今回6時間台で走った13人の選手の通過タイムをランネットランナーズアップデートから調べました。全て敬称略です。

またフルマラソンのタイムは全日本マラソンランキングの数値や本人から聞いた数値など掲載しています。2017年4月から2018年3月のタイムをベースにしていますが、その前年のタイムなどを使用している選手もいます。

10kmごとの通過タイムが黄色で塗られている箇所は、優勝した風見選手と1分以内にいたということです。途中まで先頭集団で走るも、失速したりリタイアした選手もいますが、その1で書いた通り、4つの日本代表のイスを獲得するためには先頭集団に入っていないとダメだったことが分かります。

また風見選手がずっと先頭を走った訳ではなく、50km通過、時点では2位の早坂選手や3位の行場選手が10km36分を切って風見選手に25秒差をつける場面もありました。これは、上位選手もトイレには行っているので、その影響があったのかもしれませんし、戦略かもしれません。ただ25秒は100mを少し超える程度の差なので視界にはずっと入っていたでしょう。

風見選手が2人に追いついたのは70kmを少し超えたあたりで、80km手前からのワッカに入ると強い向かい風の中をビルドアップし2位以下をグングン突き放していき最終的に10分以上の差を付けてフィニッシュしました。

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参考までに掲載したフルマラソンのタイムは、選手によっては数年前のタイムですが、上位選手は2時間20分を切っている選手が占めています。6位の小田選手はまだ学生のようですから、今後が楽しみです。

ゼッケン番号は582ですからエントリー時の目標タイムは8時間と思われます。最初の10kmこそ先頭集団で走っていますが、その後は上手にペースメイクし終盤も大きくタイムを崩さず6時間40分台でゴールしたのは素晴らしいです。このような若い選手が、今後次から次への100km日本代表を目指してチャレンジし、切磋琢磨していくことを考えるとすごく楽しみです。

また駒澤大学出身のM高史さんのブログを読むと、優勝した風見選手はM高史さんの一つ上の先輩で、箱根駅伝で4年連続エントリーメンバーに入る実力がありながら一度も箱根駅伝を走れず、その後実業団に入り競技を引退。そこから市民ランナーとして入り続けて1500mもフルマラソンも自己ベストを出し、IAU50km世界選手権で4位入賞し、再び元の実業団チームに復帰したとあります。

私が風見選手に注目するようになったのは、神宮外苑周回路で、神宮外苑24時間チャレンジが開催された時に、50km世界選手権の選考会も合わせて開催されました。その時、50kmの選手とはスピードが全く違うので何回も抜かれるのですが、風見選手のフォームが素晴らしかったのです。ズームフライかヴェイパーフライ4%を履いていたのですが、ソールが厚いことからか他の選手が接地で左右にぶれている中で風見選手はほぼぶれることなく最後まで安定して走っていました。

今回、川内鮮輝選手とレース後に話をした際にも、風見選手のフォームは素晴らしかった。と話していました。

駅伝の強豪大学で箱根駅伝を目指しスター選手になり、その後実業団に入り、10000mやマラソンでオリンピックや世界陸上を目指す注目を浴び続けた選手が素晴らしいのは当然ですが、100kmや24時間走、トレラン、スカイレース、トライアスロンなど、自分の適正に応じた新たなフィールドで世界を目指すのも同じくらい素晴らしいことだと思います。

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日曜日に風見選手が世界記録を出しましたが、そのことを知っている日本人は極めて少ないです。今日ケッズに行ってきましたが、ランナーが多く通うスポーツマッサージのトレーナーの耳にも入っていないのです。新宿・渋谷の駅前で大新聞の号外が配られることもなく、テレビニュースで流れることもなく、翌日の全国紙のスポーツ欄に画像が乗ることもなく、現時点、Google検索で、『100km世界記録』と入力しても上位で出てきません。

オリンピック種目ではありませんが世界記録を出したのだからもう少し取り上げられても良いと思いますが、ほぼ予想通りでした。

私の発信力は微々たるものですが、このような発信をすることで、少しでも多くの方に「風見半端ないって」伝われば良いと思っています。

1000mを3分41秒5で走り続けないと今回のタイムは出ません。これって400mトラック1周88秒6です。凄いと思いませんか?

キロ4より速く100km走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜2018年6月26日現在



ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100KMウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その2

ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100kmウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その1

その1ではこのような文章で終わりました。

また、今回、一気に4分19秒世界記録を更新したことで夢の5時間台を意識する選手も出てきたでしょう。逆に今後は自分が世界記録を出してやるという強い意識を持たないとサロマ湖で優勝出来ないような時代の幕が開いたと言えるかもしれません。

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今回は大会前に紹介した注目選手のフルマラソンのタイムとの関連性など合わせて紹介します。

2018年サロマ湖ウルトラマラソン代表選考有力選手 男子

今回優勝した風見選手の過去1年のタイムは2時間17分10秒です。そして今回のタイムは6時間09分14秒ですから、フルマラソンの約2.69倍です。

過去のタイムを見ても男子の場合はこの辺りがほぼ下限になっています。もちろん自分は2.6倍だったよ!というランナーもいるにはいますが、その多くは伸び盛りの時期で、サロマ湖ウルトラのフルマラソン通過が自己ベストだったりします。この日にフルマラソンを走ったらもっと良いタイムを出すのでしょう。

過去、男女上位選手のタイムを調べたことがありますが、2.7倍で走れている選手はごく僅かで、昨年の男女上位10人を調べた平均値は2.78倍(男子2.79倍、女子2.77倍)でした。

ただ、上位選手は上手に走ったから上位に入っているわけです。そのことから、一般ランナーで2.8倍弱で走れるランナーはごく僅かです。

あえて書いておきますが、これはサロマ湖ウルトラの場合で、他のコースだと全く変わってきます。

今回書きたいのは、100kmのタイムはフルマラソンのタイムに連動するということです。

もちろんフルマラソンが速いから、100kmも速いとは言えません。ただフルマラソン3時間ジャストのランナーは6時間台では走れないのは感覚的に理解できると思います。

6時間59分59秒で走るための平均ペースは4’12/kmでフルマラソン3時間の4’15/kmより速いペースになるからです。距離が長くなると加速するなんてことはありえません。

前置きが長くなりましたが、来年以降サロマ湖の優勝タイムが6時間10分前後になったとしたなら、最低でもフルマラソンを2時間17分くらいで走るスピードが必要になります。6時間切となると2時間13分台は最低必要になります。

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もちろん猛暑などにより優勝争いが6時間40分前後に落ちれば暑さに耐性のある2時間25分前後のランナーにもチャンスは巡ってきます。

今回自己ベストを出すも5位で日本代表を逃した川内鮮輝選手は、フルマラソン2時間17分25秒の記録をもちますが、来シーズンは2時間15分を切れるよう練習を考えていくと、レース後に話していました。

また、今回の世界記録を受けて、今後はフルマラソンを2時間15分前後で走る選手も相次いで100kmにチャレンジしてくるように感じます。

フルマラソン2時間25分前後で走る100km元日本代表選手は、「こんな時代になる前に日本代表として世界選手権を走れて良かった。」と話しています。

また、「日本代表はダメでも自己ベストは狙い続けます。」とも話していました。

自己ベスト更新を狙うためにフルマラソンのタイムアップなどはかっていくことで、再び100km日本代表に返り咲く日もくると思います。

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大半のランナーは日本代表を狙うことはできません。しかし自分史上最高の走りを狙うことはできます。

私自身、今年は自己ベスト更新を狙うような走りが序盤から出来ませんでしたが、まだまだ狙い続けます。また自己ベストを狙うウルプロメンバーや、ウルトラセミナー参加者の後押しをしっかりやって行きたいです。

こちらは昨年のサロマ湖前に書いた記事です。合わせてお読みください。

100KMはフルの何倍か? 〜今年のサロマ湖は雨模様〜

100kmはフルの何倍か? 〜今年のサロマ湖は雨模様〜

ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100KMウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その3 に続く

ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100KMウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その3



ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100kmウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その1

昨日のFacebook投稿で、風見選手が砂田氏が1998年に樹立した100km世界記録を破ったことをお知らせしましたが、自分やウルプロメンバーの走りについて書く前に少し掘り下げて紹介します。

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今年のサロマ湖100kmウルトラマラソンは9月にクロアチアで開催されるIAU100km世界選手権の日本代表選考会であり男女とも上位4選手が日本代表に内定します。そのため昨年の板垣選手が見せた攻めの走りではなく、確実に4位以内に入るような走りをする選手が多く平凡な記録になるのではないか、という話をよく聞きましたし、有力選手の間にもそのような空気が漂っていたように感じます。

ただ大会前に私がアップした有力選手紹介の作成のために、この1年のフルマラソンのタイムを調べたところ2時間20分を切る選手も多く、100kmの実績がない選手を含めて何人かが飛び出したら速いレース展開となり世界記録に届かないまでも6時間20分前後の争いになると考えていました。

2018年サロマ湖ウルトラマラソン代表選考有力選手 男子

そしてレースは序盤から10km36分台のハイペースで走る集団が出来上がり、フルマラソン通過は2時間33分台。そのハイペースをほとんど落とさないまま風見選手が世界記録でフィニッシュしました。

今回6時間台を出しながらも13位に終わった外池快太郎選手と、レース後に話をすると、「結果的にこの先頭集団にで走らないと日本代表にはなれなかった。」と答えました。

フルマラソン2時間17-18分の選手であれば、これはフルマラソンのペースの1.1倍程度ですが、福岡国際マラソンAグループの資格タイムである2時間27分の平均ペースと比べると1.04倍とほとんど余裕がなくなります。このペースの先頭集団についていくにはこのスピードに対する余裕度と自信があるか、絶対に付いていくという強い気持ちが必要になるのでしょう。

上位選手のラップを見ると、日本代表を勝ち取るための激しいサバイバル、根比べが続いていたことが分かります。

サロマ湖ウルトラマラソンは2回折り返しがありますが、79-98km区間のワッカで優勝した風見選手や、2位の早坂選手の走りを見るためには、6時間で79km地点に到着する必要があります。これは7時間30分前後でゴールするペースで走っていた選手だけが、リアルに世界記録ペースで走る風見選手の快走を同じ土俵で見ることができたということです。

8時間56分22秒でゴールした私は6時間経過時点ではまだ70km手前であり、75km付近で50kmの部で優勝した吉田香織選手に帯同していた打越コーチから、「駒沢大OBの風見が世界記録出した!」と大きな声で伝えていただき、その快挙を知りました。

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ちなみに吉田香織選手の3時間18分34秒は、男子優勝者よりかなり速いタイムで、私を抜いていくスピード感は、その後抜いた男子上位者とはまるで違いました。その頃私は5’30/kmくらいを保つのに苦戦していましたが、少し付いて速い動きでフォームを立て直そう、なんて一瞬頭を過ぎりましたがやめました。この時は確実にsub9をすることを考えていました。もし自己ベストがギリギリ狙える状況なら付けるとこまで付いていき効率悪いフォームを、前に進むフォームに強制的に変えるようペースアップしたように思います。

話を戻します。

今回、5位で日本代表に選出されなかった川内鮮輝選手のタイムは6時間28分35秒の自己ベストで、今回の大会前の日本歴代ランキングに当てはめると8位にあたる素晴らしいタイムです。

キロ4より速く100km走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜

そのタイムより上位の記録はこちらです。カッコ内は6時間40分以内を出した回数です。

  1. 6:13:33 砂田 貴裕 1998(3)
  2. 6:14:18 板垣 辰夫 2017(2)
  3. 6:18:22 山内  英昭 2016(2)
  4. 6:22:08 三上 靖文 1999(6)
  5. 6:23:00 佐々 勤  2004
  6. 6:23:21 渡邊 真一 2007(2)
  7. 6:26:23 近藤 公成 1995(2)

また、2000年以降このタイムで優勝できなったのは3回しかない素晴らしいタイムです。

その川内選手は「今回は力不足だった。当面はフルマラソンのタイムを上げることに注力する。」と話していました。

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昨年の当時の世界記録であった6時間13分33秒にあと45秒と迫るタイムで、二連覇したアスリチューンサポートランナーの板垣選手とはゴール会場で会えませんでしたが、自身のFacebookに「6時間20分くらいで勝てるだろうと思い臨んでしまい、どうせ先頭はペースが落ちるだろうからと守りに入って、徐々に焦りが出て大崩れしてしまった。」と投稿しています。

そして、今回塗り替えられた世界記録を目指し、2年後の代表復帰を目標に頑張るとも投稿しています。今回の悔しさをバネにさらなる飛躍を遂げて欲しい選手です。

また、今回は5位までが6時間20分台のレースは世界でも例がないと有力選手も話していました。

「時代が動き始めた大会になった」と多くの方がつぶやいていますが、それは半分正解で半分誤りだと私は思っています。

その理由は、時代が動き始めたのは2016年に開催された前回のIAU100kmワールドチャンピオンシップで、山内選手(今回4位)が6時間18分台の好タイムで金メダルを獲得した時だと思っているからです。

(速報)IAU100キロ世界選手権(男子)山内選手優勝 団体女子金メダル!!

その大会で世界記録ペースで走りながら失速した板垣選手が、自分にも出せるはずと、2017年4月のチャレンジ富士五湖71kmを世界記録ペースで走るテストをし、6月のサロマ湖で世界記録に肉薄する走りをしたのです。

2016年の山内選手のタイムが出るまでは、強豪選手も、サロマ湖ウルトラマラソンで6時間40分を切ることが優勝争いに加わり日本代表に選出される目安になっていましたが、その意識の壁を叩き壊したのです。

また、今回、一気に4分19秒世界記録を更新したことで夢の5時間台を意識する選手も出てきたでしょう。逆に今後は自分が世界記録を出してやるという強い意識を持たないとサロマ湖で優勝出来ないような時代の幕が開いたと言えるかもしれません。

多くの方に知られていないことですが、従来の砂田氏の6時間13分33秒は100kmロードレースの世界記録であり、100kmトラックの世界記録はDonald Ritchie 選手が出した6時間10分20秒でした。今回の風見選手のタイムはこの記録も更新しました。

少し長くなったので、その2に続きます。

ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100KMウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その2

 



MGCファイナリストは現在 男子12名 〜ワイルドカードの有力者も多数〜

2018年マラソン世界ランキング上位20位に日本人が6人(2018年2月25日現在)

設楽悠太 東京マラソンで日本記録更新!! 2時間06分11秒 〜MGC出場権6人獲得 日本マラソンが再び動き始めた〜 前編

東京マラソンでの日本人選手の躍進により、東京オリンピックのマラソン代表選考レースであるMGCについても一気に選出メンバーが増えてきました。

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JAAF日本陸連の公式ページは陸上ファンにとっては情報の宝庫ですが、意外と見ていない方が多いので、時間がある時に色々見てください。知っておかないといけない情報も掲載されています。

そのJAAFのページに東京オリンピックのマラソン日本代表を決めるためのMGC出場権を獲得した選手が掲載されていますので、こちらでも紹介します。

MGCファイナリスト

  • 設楽悠太(Honda)東京マラソン2018 日本人1位(2:06:11)
  • 井上大仁(MHPS)東京マラソン2018 日本人2位(2:06:54)
  • 大迫傑(Nike ORPJT)第71回福岡国際マラソン 日本人1位(2:07:19)
  • 木滑良(MHPS)東京マラソン2018 日本人3位(2:08:08)
  • 宮脇千博(トヨタ自動車) 東京マラソン2018 日本人4位(2:08:45)
  • 山本憲二(マツダ)東京マラソン2018 日本人5位(2:08:48)
  • 佐藤悠基(日清食品G)東京マラソン2018 日本人6位(2:08:58)
  • 上門大祐(大塚製薬) 第71回福岡国際マラソン 日本人2位(2:09:27)
  • 園田隼(黒崎播磨)第67回別府大分毎日マラソン 日本人1位(2:09:34)
  • 竹ノ内佳樹(NTT西日本)第71回福岡国際マラソン 日本人3位(2:10:01)
  • 村澤明伸(日清食品G)北海道マラソン2017 1位(2:14:48)
  • 川内優輝(埼玉県庁)2大会の平均タイムが2時間11分以内
    ①第48回防府読売マラソン1位(2:10:03)
    ②第71回福岡国際マラソン 日本人4位(2:10:53)

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ワイルドカード獲得有力候補者(ⅱ)

2017年8月1日〜2019年4月30日までの「国際陸上競技連盟が世界記録を公認する競技会」で上位2つの記録の平均が、男子2時間11分00秒以内、女子2時間28分00秒以内

2時間12分以内の選手は期間内に2レース平均して2時間11分00秒以内になるタイムを出したらMGCファイナリストに選出されるのです。

例えば東京マラソンで2時間09分36秒の好タイムで日本人7人目でゴールした荻野選手は、2019年4月30日までに世界陸連公認大会で2時間12分24秒以内のタイムを出せば平均2時間11分00秒以内となるのです。

  • 荻野 皓平 東京マラソン2018(2:09:36)
    →期間内1レース 2:12:24以内
  • 一色 恭志 東京マラソン2018(2:09:43)
    →期間内1レース  2:12:17以内
  • 大塚 祥平 第67回別府大分毎日マラソン (2:10:12)
    →期間内1レース  2:11:48以内
  • 田中 飛鳥 東京マラソン2018(2:10:13)
    →期間内1レース  2:11:47以内
  • 山岸 宏貴 東京マラソン2018(2:10:14)
    →期間内1レース  2:11:46以内
  • 神野 大地 東京マラソン2018(2:10:18)
    →期間内1レース  2:11:42以内
  • 鈴木 健吾 東京マラソン2018(2:10:21)
    →期間内1レース  2:11:39以内
  • 小山 司 第67回別府大分毎日マラソン(2:11:20)
    →期間内1レース  2:10:40以内
  • 佐野広明 ベルリンマラソン2017(2:11:24)
    →期間内1レース  2:10:36以内
  • 濱崎 達規 第48回防府読売マラソン(2:11:26)
    →期間内1レース  2:10:34以内
  • 松村 康平 シカゴマラソン2017(2:11:46)
    →期間内1レース  2:10:14以内
  • 藤川 拓也 第67回別府大分毎日マラソン(2:11:59)
    →期間内1レース  2:10:01以内

*以下の対象選手は2時間10分以内のタイムを要します。

 
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男子は既に12人が決定し、ワイルドカードでの選出が濃厚な選手も多数います。

対して女子に関しては現在ファナリスト決定選手は3人で、ワイルドカードでの獲得が濃厚な選手も少ないので、名古屋ウイメンズマラソンで多くの選手が良い走りをすることを期待します。

 



設楽悠太 東京マラソンで日本記録更新!! 2時間06分11秒 〜MGC出場権6人獲得 日本マラソンが再び動き始めた〜 後編

設楽悠太 東京マラソンで日本記録更新!! 2時間06分11秒 〜MGC出場権6人獲得 日本マラソンが再び動き始めた〜

設楽悠太 東京マラソンで日本記録更新!! 2時間06分11秒 〜MGC出場権6人獲得 日本マラソンが再び動き始めた〜   から続く

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今回、日本記録を出した設楽選手に続いて、日本人の2番目にゴールした井上選手も日本歴代4位となる2時間6分台。そして木滑選手、宮脇選手、山本選手、佐藤選手が2時間8分台でゴールするなど素晴らしいレースになりました。

これらの選手は日本歴代50位に入りました。

日本歴代ランキング50傑 ( 2018年2月25日現在)

  1. 設楽悠太  2:06:11 2018年
  2. 高岡寿成  2:06:16 2002年
  3. 藤田敦史  2:06:51 2000年
  4. 井上大仁  2:06:54 2018年
  5. 犬伏孝行  2:06:57 1999年
  6. 佐藤敦之  2:07:13 2007年
  7. 大迫 傑  2:07:19 2017年
  8. 児玉泰介  2:07:35 1986年
  9. 今井正人  2:07:39 2015年
  10. 谷口浩美  2:07:40 1988年
  11. 藤原 新  2:07:48 2012年
  12. 油谷 繁  2:07:52 2001年
  13. 国近友昭  2:07:52 2003年
  14. 諏訪利成  2:07:55 2003年
  15. 伊藤国光  2:07:57 1986年
  16. 森下由輝  2:07:59 2001年
  17. 前田和浩  2:08:00 2013年
  18. 三木 弘  2:08:05 1999年
  19. 早田俊幸  2:08:07 1997年
  20. 木滑 良  2:08:08 2018年
  21. 松村康平  2:08:09 2014年
  22. 藤原正和  2:08:12 2003年
  23. 川内優輝  2:08:14 2013年
  24. 中山竹通  2:08:15 1985年
  25. 小島忠幸  2:08:18 2004年
  26. 堀端宏行  2:08:24 2012年
  27. 瀬古利彦  2:08:27 1986年
  28. 清水康次  2:08:28 2003年
  29. 武井隆次  2:08:35 2002年
  30. 中本健太郎 2:08:35 2013年
  31. 大崎悟史  2:08:36 2008年
  32. 尾方 剛  2:08:37 2003年
  33. 小島宗幸  2:08:43 1998年
  34. 山本 亮  2:08:44 2012年
  35. 西田隆維  2:08:45 2001年
  36. 宮脇千博  2:08:45 2018年
  37. 佐保 希  2:08:47 1997年
  38. 佐藤信之  2:08:48 1998年
  39. 山本憲二  2:08:48 2018年
  40. 奥谷 亘  2:08:49 2006年
  41. 実井謙二郎 2:08:50 1996年
  42. 小林光二  2:08:51 2014年
  43. 帯刀秀幸  2:08:52 2001年
  44. 森下広一  2:08:53 1991年
  45. 大西雄三  2:08:54 2008年
  46. 宗  猛  2:08:55 1983年
  47. 高塚和利  2:08:56 2004年
  48. 佐々木悟  2:08:56 2015年
  49. 佐藤悠基  2:08:58 2018年
  50. 野口拓也  2:08:59 2017年

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設楽悠太選手の5kmごとラップタイム

14:52-14:53-14:52-14:51-14:57-14:56-14:59-15:12-06:40

2:06:11
2017年のラップタイム

14:31-14:41-14:32-14:50-15:15-15:34-15:46-16:41-7:37

2:09:27

 

昨年は思い切り序盤突っ込んだのに比べて今回は余裕を持ったペースで走ったことがラップをみて分かります。35kmまではキロ3分を切り35km以降もほとんど落とさないでそのまま日本記録更新ペースを保ってゴールしました。

私が応援していた35km手前では、トップ選手より遅れていましたが走りには余裕がありました。ラップを見ても30-35kmはほとんど落ちていないので、ペースアップした先頭グループにあえて付いて行かずにイーブンペースで走り抜けたのでしょう。35-40kmが少し落ちていますが、35km過ぎに折り返しがあることでペースは多少落ちるので本人的にはほとんどイーブンペースで走っていたのだと思います。

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シューズはNIKE ヴェイパーフライ4%です。設楽悠太選手は接地は母指球辺りからついていました。

ヴェイパーフライ4%についてはこちらに書いています。

ナイキ ヴェイパーフライ 4%(NIKE ZOOM VAPORFLY 4% )の重量など

選手によっては4%ではなくエリートを履いていました。NIKE ヴェイパーフライエリートについてはこちらです。

ナイキ ヴェイパーフライ エリート(NIKE ZOOM VAPORFLY ELITE )の重量など 〜ヴェイパーフライ4%との比較〜

設楽悠太選手の自己ベスト

5000m     13分34秒68    2015年
10000m  27分41秒97    2017年
ハーフ  1時間00分17秒 2017年(日本記録)
マラソン 2時間06分11秒 2018年(日本記録)

設楽悠太選手おめでとうございます!!



設楽悠太 東京マラソンで日本記録更新!! 2時間06分11秒 〜MGC出場権6人獲得 日本マラソンが再び動き始めた〜 前編

本日開催の東京マラソンで、設楽悠太選手(HONDA)が2時間06分11秒の日本記録でケニアのD.チュンバ選手に続き2位に入りました。また井上選手も2時間06分台でゴールし、さらに2時間08分台で日本人選手が4人ゴールするなど、日本のマラソン界が再び動き始めたレースになりました。

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大会結果

  1. D.チュンバ   2:05:30
  2. 設楽 悠太  2:06:11【MGC出場権】
  3. A・キプルト   2:06:33
  4. G・キプケテル  2:06:47
  5. 井上 大仁  2:06:54【MGC出場権】
  6. F・リレサ    2:07:30
  7. 木滑  良  2:08:08【MGC出場権】
  8. 宮脇 千博  2:08:45【MGC出場権】
  9. 山本 憲二  2:08:48【MGC出場権】
  10. 佐藤 悠基  2:08:58【MGC出場権】

*詳細は東京マラソン結果をご参照ください。

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昨年の東京マラソン後にこんな記事を書きましたが、ついに破りました。

東京マラソン速報 〜日本の長距離復活にはネガティブスプリットではなく、設楽悠太選手のような果敢な走りが必要〜

東京マラソン速報 〜日本の長距離復活にはネガティブスプリットではなく、設楽悠太選手のような果敢な走りが必要〜

 

また、『マラソン日本記録にボーナス1億円から2年経過・・・。』という記事も書きましたが、1億円ゲットおめでとうございます。

マラソン日本記録にボーナス1億円から2年経過・・・。

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設楽悠太 東京マラソンで日本記録更新!! 2時間06分11秒 〜MGC出場権6人獲得 日本マラソンが再び動き始めた〜 後編に続く

 

設楽悠太 東京マラソンで日本記録更新!! 2時間06分11秒 〜MGC出場権6人獲得 日本マラソンが再び動き始めた〜 後編



東京マラソン エリートのとんでもなく難しい参加資格 続編 〜理由はIAAFゴールドラベルレースの要件?〜

この記事は2017年12月16日に書きました。

東京マラソン エリートのとんでもなく難しい参加資格

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その中で、東京マラソン エリートの部にマラソンの資格タイムで出るためには、男子 2時間21分以内 女子 2時間52分以内も市民ランナーにはかなり厳しいタイムです。

しかし、ハーフマラソンの男子 1時間01分以内、女子 1時間11分以内。10000mの男子28分以内、女子32分以内は日本のトップランナーでも難しいタイムであり、実際、男子のハーフマラソンの資格タイムは大迫傑選手も、神野大地選手も、マラソン日本記録保持者の高岡寿成選手もクリアしてないとんでもなく難しいタイムなのです。

そのため何のために設けた資格タイムか分からない。と書きました。

今日書いた 2017年にマラソンでサブ10は149人 〜日本はケニア・エチオピアに続き3位〜  を書くために海外サイトを含めていろいろ調べてる中でその数値の意味が分かってきました。関係者から聞いてないので絶対にそうだ。とは言えませんが、多分あっていると思います。

それは、東京マラソンがIAAF公認ロードレースのゴールドラベルレースであり、その要件の中に以下の条件が決められています。

過去3年間に以下の記録を出した海外選手を、男女最低5人ずつ、出身国は5か国以上から招待が必要です。

マラソン

男子 2時間10分以内
女子 2時間28分以内

ハーフマラソン

男子 1時間01分以内
女子 1時間11分以内

10km/10,000m

男子 28分00秒以内
女子 32分00秒以内

マラソン以外はまさしく東京マラソンエリート参加資格と一致してます。
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おそらく、東京マラソンのエリート資格はハーフマラソンや10000mのタイムで参加してもらおうと考えてはいなく、あくまでもマラソンのタイムで参加してもらおうと考えているのでしょう。

しかしIAAF(国際陸連)ゴールドラベルレースであることから、海外招待選手の基準をクリアしやすいようにこれらの基準を設定したのでしょう。

フルマラソンの2時間21分以内はエリート選手の参加資格タイムですが、ハーフと10000mは招待選手の基準になるタイムですから厳しくて当然です。

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話は少し変わりますが、マラソン2017年世界ランキングで、2時間10分以内で走ったランナーは149人ですが、そのうちケニア、エチオピアは123人ですから、それ以外の国の選手は26名しかいません。海外のゴールドラベルレース主催者としては、5カ国の海外国籍の選手を招待する必要があるので、日本人選手は引く手数多な状態だと言えます。ですからどんどんチャレンジして欲しいです。

女子選手でも日本には過去3年以内に2時間28分以内で走った選手は結構います。それらの選手のうちで海外レースにチャレンジしている選手は少ないように感じます。所属チーム事情から難しいのかもしれませんが、ここ数回の世界選手権で自分の力をほとんど出せずに終わってしまった一つの理由はここにあるように思えます。入賞は逃しましたが川内選手が9位に入ったのは様々なレースを経験していることからくる力強さが備わっているのでしょう。

 



2017年にマラソンでサブ10は149人 〜日本はケニア・エチオピアに続き3位〜

2017年のマラソンランキングを国際陸連 IAAFのwebサイトで調べました。

世界ランキング1位はE.キプチョゲ(ケニア)の2時間03分32秒で、予想通り上位はケニア、エチオピアが独占しています。

なんと2時間10分を切った選手149人のうち123人はケニアとエチオピアの選手なのです。内訳はケニア88人、エチオピア35人です。

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ランキング表はこちらです。

 

日本人選手を黄色のマークを付けましたが、日本ランキング1位の大迫選手は世界ランキングは40位です。ただケニア・エチオピアを除くと3番目のタイムなのです。

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ケニア・エチオピアの選手がどのくらい台頭しているかを把握するために外してランキングを作ってみました。実際は世界陸上やオリンピック、ワールドマラソンメジャーズにはケニア・エチオピアからも出るので外す意味はありませんが目安と思ってください。

黄色が目立ちますよ。なんと26人中9人が日本人です。

国別人数は以下の通りです。

KEN ケニア 88
ETH エチオピア 35
JPN 日本 9
ERI エリトリア 4
NOR ノルウエー 1
UGA ウガンダ 2
MAR モロッコ 2
NED オランダ 1
RSA 南アフリカ 1
TAN タンザニア 1
USA アメリカ 1
SUD スーダン 1
LES レソト 1
GBR イギリス 1
GER ドイツ 1

日本が弱くなったのではなくて、以前は本格的に参入していなかったケニア・エチオピアが2006年にシリーズ化されたワールドマラソンメジャーズ以降、本格的に参入してきたから勝てなくなったのです。

そうは言っても2002年に高岡選手が出した日本記録を15年間も破っていないのだから、まずはそこを破って欲しいと思います。

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ウルトラランナーへの道読者限定 『世界ランキング1位獲得おめでとうキャンペーン』

2017年 24時間走男子 世界ランキング1位 石川佳彦選手 270.870km

2017年 100km男子 世界ランキング1位 板垣辰矢選手 6時間14分18秒(世界歴代2位)

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上記記事で現時点の世界ランキング1位が、アスリチューンそしてアグレッシブデザインのサポートランナーであることをまとめました。

そして、記事の中でこう紹介しました。

両製品に共通するのは、アスリートのストレスを可能な限り軽減しようと開発された製品だということです。極限の状況でも飲みやすさを追求したアスリチューンと、日焼けによる疲労をレース前に塗るだけで大きく軽減することができるアグレッシブデザイン。これらはトップアスリートだけではなく、一般ランナーにも重要なことです。

 

であれば、私の記事を読んでいただいている読者の方に体験してほしいとメーカーと相談して、読者限定の『世界ランキング1位獲得おめでとうキャンペーン』をすることになりました。

この機会にぜひ世界一のランナーが使用するアイテムを試してください。

*世界ランキング1位は2017年12月20日時点のDUVウルトラマラソン統計の数値を使用しています。年内にランキング順位変動があったとしても、本キャンペーンの内容は変更しません。

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以下キャンペーン概要です。

【期 間】

2017年12月29日午前11時注文まで

【対象者】

期間内に下記ネットショップよりアスリチューンを30本以上注文した方

【特 典】

①アスリチューンプレゼント(もれなく)

30本購入→ポケットエナジー5本プレゼント

50本購入→ポケットエナジー10本プレゼント

*継続利用サポートなど他の特典との併用はできません。

②抽選でアグレッシブデザイン トップアスリートリッププロテクトクリーム“エメレ” を15名にプレゼント

*使用後にエメレの使用感をレポートで送っていただける方のみ対象になります。

(重要)特典を得るために

注文時の自由記載欄に以下の文言を入れてください。

①のみ希望する方→世界ランキング1位企画

①②両方希望する方→世界ランキング1位企画 エメレレポートOK

アスリチューンプレゼントは商品発送時に同梱します。またエメレに関しては応募期間が終了してから抽選を行い、当選者にはHAYATOネットショップから発送します。

ご注文はこちらです。

HAYATOネットショップ

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