カテゴリー別アーカイブ: 神宮外苑24時間チャレンジ

2018神宮外苑24時間チャレンジの感想や気づき③〜足底や指周りを痛めないためにしたこと〜

2018神宮外苑24時間チャレンジの感想や気づき②〜最後なぜ走れたのか〜

前話で、一種のゾーンに入りそこまでの走りからは信じられない走りが出来たのは自分でも驚きでした。

今回は普段はしないことを結果的に試すことになりましたが、そのことを少し紹介します。

以前、この記事を書きました。

靴擦れする方、これらに心当たりありませんか?

<スポンサーリンク>


この記事にも書いていますが、靴擦れなど起こすとレース中に痛い思いをするだけではなく、レース後の回復を遅らせるという内容です。

今回は自己ワーストではあるけど170km以上走り、序盤は暑くかなり汗をかいていたので靴擦れリスクは結構ありました。

これはレース翌日ホテルで撮影した足です。

多少爪が黒くなっている部分がありますが、これはかなり前に痛めたものです。

身体がいつもより固くなってるので、足底の撮影は難しかったけど、左右とも撮影しました。

ケッズトレーナーの担当者も驚いていましたが、とても長い距離を走った足には見えないと話していました。

この足に血肉刺などできてしまうと、それを庇って身体のバランスを崩してしまいます。そうなるとさまざまな箇所が痛くなってきます。そうならないように私は早め早めに対策するようにしています。

靴擦れし始めたら悪化するだけで良くはなりません。我慢してたらドンドン痛くなります。

今回したことは、レース前の準備としてアールエル五本指メリノウールソックスを履く際に、擦れ防止クリームを全体にしっかり塗りこみました。ここまでは多くの方がしていることだと思います。

(レースで履いたのはこのタイプのアールエルソックスです。)

大事なのレース中も注意深くなることです。6時間経過ごとに脹脛や足底が張り始めたらマッサージをしつつ、ソックスをまくって擦れ防止クリームを塗り直しました。ソックスを替えても良いのですが、微妙な当たりが変わってくるので、濡れていない限りは私は替えません。もしソックスが濡れているなら長時間のレースだとほぼ靴擦れしますので、交換できる状態にあるなら交換することをオススメします。

一般のレースの場合は中々ソックスを持って走ることはないでしょうが、周回コースならこれも容易にできます。ジャーニーラン系レースの場合は下着やソックスをジップロックなどに圧縮していれて置くと擦れを感じたらすぐに対応できます。

今回は同じタイミングで、股ずれを起こさないように、太もも周辺にも塗り直しました。

これらにより今回は全身に擦れによる痛みは出ませんでした。

<スポンサーリンク>


火曜日はサロモン・スントを扱うアメアスポーツ主催のメディア関係者を集めた月一のランニングに参加し竹橋から東京タワーまでゆっくり走ってきましたが、ゆっくりなら痛みなく走れました。靴擦れがあったらまず走りたくありません。ゆっくりでも走れば筋肉はほぐれてきますからリカバリーもスムーズになります。

また水曜日はウルプロの午後練と定期練習会がありましたが、短い距離であれば無理なくキロ4で走れました。尻周りと太ももの張りは結構強いので刺激を入れつつ休養していきます。

<スポンサーリンク>


話は少し変わりますが、今回はレース1週間前から足底や脹脛など含めて全身の張りが酷く、スタートから何時間もつのか不安で仕方なかったです。

そのためシューズは迷いました。当初はナイキペガサスターボで走ろうと思っていたのですが、水曜日に履いたところ良いイメージが湧きません。そこで少しソールが固めのナイキズームフライSPでスタートすることにしました。

ナイキ ズームフライ SP(NIKE ZOOM FLY SP)の重量など

この選択は良かったと思いますが、6時間ほどで少し足首の前側が張ってきたので、足にクリームを塗るタイミングでシューズを履き替えました。

私は基本的にレース中にシューズは履き替えませんが、今回は実験的に家から履いて行ったシューズを合わせてレース中に4足使えるようにしました。

2016年は小指外側の血肉刺が気づかずうちに成長していて潰れ痛みから歩くのも困難になりましたが、その時は古いシューズをハサミで切って当たらないようにして走りました。

履き替えたシューズはアディゼロジャパンブースト3です。みちのく津軽ジャーニーランの後半とうつくしま、ふくしま。ジャーニーランで履くなどかなり消耗しているシューズですが、昔から履き慣れているシューズです。

アディゼロジャパンブースト3 を履いてみました。〜ブースト2と重量など比較〜

もともと匠シリーズに比べるとクッション性のあるシューズですが、ズームフライSPから履き替えて感じたことは、かなり固いということです。

ズームフライSPは接地感が固いと思っていましたが、やはりソールが厚いことで衝撃を吸収していることを改めて感じました。(もちろんアディゼロジャパンブースト3が新品に近い状態であれば感じ方も変わってくるかもしれません。)

また反発が落ちたからか前に進まないように感じ、履き替えた途端にペースが落ちました。

ただ、上体の位置を少し前気味に持っていくだけでペースは戻りましたし、固さも心地よく足底の張りが収まってきたように感じます。

短時間履いただけでは気づかないことが、同じコースを周回するレースでは気付かせてくれます。

そして12時間くらいでソールの柔らかいナイキペガサスターボに履き替えました。

ナイキ ズーム ペガサス ターボ購入〜800m×5本走ってみた〜

履き替えた理由は、内臓含めて調子が落ちてきたのと、少し硬さを感じてきたので、リセットするためでしたが、これは不発に終わりました。

ただラストの走りはこのシューズがもたらしてくれましたが、スピードが乗ると力を使わなくてもペースを保ってくれるように感じました。

もう1足持って行ったシューズはこちらです。

2年前の神宮外苑で血肉刺が出来たアディゼロボストンブーストです。右小指辺りに薄っすらと血が残っています。。

前日に足入れしたところ、結構良い感じだったのとソールなどもまだ良い状態なのが画像からも分かると思います。

このシューズはホテルからケッズトレーナー経由自宅まで履きましたが、ベーシックな良いシューズだと感じました。

一般のレースでは、途中でのシューズ履き替えはオススメしませんが、周回コースなら違和感あればいつでも戻せるのだから、単調になりがちなレースでのちょっとしたスパイスになるとも感じました。もちろん絶対的な信頼を置けるシューズを練習により作っていくことが結果を残すためには大事なことです。

私は以前は練習とレースも、距離に関係なく同じシューズを履くようにしていました。ブースト化される前のアディゼロジャパンや、初代アディゼロ匠ren、3代目のアディゼロジャパンブースト3などがそうでした。

最近は記事を書くためもあり、いろいろ購入していますが、自分にとってのベストな一足はなんなのか改めて考えてみたいと思います。

今回は二つのことを書きましたが、前段部分は特に大事なことですから、もしされていない方は試してみてください。



2018神宮外苑24時間チャレンジの感想や気づき②〜最後なぜ走れたのか〜

2018神宮外苑24時間チャレンジの感想や気づき①〜記録は悪いが記憶に残るレース〜

<スポンサーリンク>


この時は何キロ走りたいとか、誰に負けたくないとかそんな気持ちは全くなく、ただ気持ちよく走りたかったのです。走ることがこんなにも気持ち良いって久々に感じました。

と、前話で書きましたが、その直前まで全く走れなかったことを考えると、まさにスイッチが入った走りでした。

記憶が曖昧になってきていますが、その直前は逆にスイッチを切っていたのでしょう。スイッチを切っていた理由は内臓の調子を崩した時点で走り続けるデメリットやリスクを上回るメリット、精神的報酬が見つからなかったのです。前年はスイッチを切らずに走れたのは自己ベストを絶対に達成したいという強い気持ちがあったからです。そのため目標達成が見えた時点からは、自己ベスト超えれば良いとスイッチが切れ始めました。

今回もさまざまな原因によってスイッチが切れた、もしくは切った選手は私だけではないと思いますが、スイッチを切ることは決して悪いことではないと思っています。

なぜなら24時間走はやめ時の判断がとても難しいレースで体調を大きく崩すリスクがあるからです。

私が中盤以降スイッチを切った理由・切れた理由を振り返り一言で表現するなら、「何を目標に走れば良いのか分からなくなった。」からです。

日本代表になり世界の舞台で走りたい。優勝したいなど順位へのモチベーション、この人には負けたくないというライバルへの闘争心、自己ベスト更新したい、200km超えたいといった過去の自分への挑戦、会場内外で自分を応援してくれてる人の期待に応えたい。負けそうな自分にどれだけ打ち勝てるか試してみたい。など選手一人一人さまざまな理由があり、またそれは刻一刻と変わっていきます。

1周(1,325m)ごとのラップを取りましたがこのような感じでした。ラップを見ると埋もれていた記憶が少しづつ蘇ってきます。(*一部ラップ押し忘れによる推測あり)

スタート〜6時間

周回数 45周(7-8-8-8-7-7 )(59.6km)

7’53-7’11-7’26-8’10-7’34-7’34-7’30

7’36-7’36-7’31-7’37-7’44-8’27-7’58-7’37

7’34-7’33-7’31-8’13-7’53-7’39-6’57-7’33

8’36-7’44-8’06-7’57-8’12-7’26-6’58-6’50

8’13-7’59-7’56-8’14-9’03-7’47-8’35

8’01-7’56-8’24-8’02-9’00-8’11-9’37

6時間〜12時間

周回数 42周(6-8-7-7-7-7 )累計87周(115.2km)

8’48-8’59-8’34-9’03-8’25-8’18

7’29-7’40-7’47-7’46-8’26-9’08-7’05-6’57

8’19-8’47-7’07-8’45-8’38-8’50-7’58

9’16-11’15-9’01-8’30-8’09-6’52-7’10

7’05-8’48-9’01-8’07-7’41-7’40-8’09

8’17-8’49-7’58-8’56-9’30-9’30-10’30

12時間〜18時間

周回数 23周(5-7-5-1-0-5 )累計110周(145.7km)

15’30-9’11-10’31-9’14-10’07

11’07-10’19-9’32-8’26-6’57-8’40-8’40

14’10-11’49-12’05-13’40-10’07

119’37

なし

9’03-10’58-12’48-12’52-14’02

18時間〜23時間22分

周回数 13周(4-1-3-4-1-0)累計123周(162.9km)

9’56-13’52-15’55-15’03

94’09

13’40-12’02-07’47

9’24-11’55-14’36-14’11

47’24

44’50

ここまで23時間22分13秒

<スポンサーリンク>


ただ、最後くらいは、ゆっくりでも良いから走ってコース上で24時間を終えたい。という気持ちでスタートした時は終了まで3747秒でした。

この時の気持ちは前話で書きましたが、何キロ走りたいとか、誰に負けたくないとか、順位を1つでもあげたいとかは全くなく、とにかく最後くらいは走りたいというシンプルなものでした。

16時間から23時間22分までの8時間22分で19周(約25km)しか進まず、平均すると1時間に3kmの過去にないレースになりました。

この状態からのスタートでしたが、残り時間で3周(約4km)しようと決めて走り始めました。ここまでの状況を考えると決して簡単な距離ではないです。

走り始めた時に何を考えていたのか記憶は曖昧になっていますが、ほとんど「無」だったと思います。いつも走っているフォームで力むことなく、筋肉に大きな負担をかけることなく、淡々と走ると何だか気持ちよくスピードが乗ってくるのを感じました。

1周終わって時計を見ると、6’53(5’11/km)と今回の最速ラップで走っていたことに驚き、気持ちはさらに上がって行きました。頑張らなくても上体の位置を整えるだけで勝手に前に進む。接地で少し地面を押したら身体はグイッと前に出てさらにペースは上がる。

2周目もタイムは上がり6’50の最速ラップ。当初3周だけと考えていたのに24分残して2周してしまいました。たくさんの方の応援が前から私を引っ張り、そして背中を押してくれました。

最後だけ頑張るのはカッコ悪いと思っていましたが、出せる力があるのに、それを出さないのはもっとカッコ悪い。少しペースを上げればあと3周走れる。もう行くしかない。と考えペースを上げると苦しくなるどころか、どんどん集中力は高まっていきました。

3周目のラップはなんと6’00(4’31/km)まで上がりました。そして4周目は6’16と少し落ちるもあと2周行けるのではないかと思えてきました。その頃、優勝した高橋さんの激しい息遣いが背後から聞こえてきました。私より約100km余計に走っているのだから通常のレースでは高橋さんがどれほど自分を追い込んでいるのかは分からない。それも24時間走の魅力だと私は思ってます。

その時、感じたことは、最後だけ頑張ってる自分はカッコ悪いけど、それはそれで構わない。ってことでした。

途中頑張りが足りなかったかもしれないけど、頑張れる時に頑張ればいい。今は頑張れるのだから自分の走りをしよう。

残り12分ないので2周は厳しいと思うも、胸と腹で体の前の空気を押しつぶしていくイメージで走ると少し落ちたペースがまた戻り、6’06(4’36/km)で5周目を通過。もう何の競技だか自分でもよく分からなくなってきました。

残りは5分40秒しかないが、もう行くしかない。無理やり地面を蹴ったり腕をがむしゃらに振るのではなく、最良の接地のタイミングをはかり押していく。ウルプロメンバーの声が聞こえる。応援にきてくれたたくさんの友人の姿も見える。間に合うか間に合わないかは分からないけど、その時は絶対に間に合わせるという思いしかなかった。

その思いに身体は応えてくれて最後は5’18(4’00/km)の最速ラップで計測地点を駆け抜けました。まだこの状態で周回できる不思議な感覚がありました。

残り20秒ありましたが、残り数10m歩いて札を自分の後ろにそっと置きました。

その後、忘れていた気持ち悪さが一気に来たけど立ってられない程ではなく無事レースを終えることが出来ました。

最後6周のラップタイムは、6’53-6’50-6’00-6’16-6’06-5’18

<スポンサーリンク>


過去に復活したことはあるけど、ここまで走れるようになったことはありません。また、過去の復活は全て自己ベスト更新など精神的報酬に向かっての走りだったのに、今回は記録的には何もない中での復活だったのです。

なぜ走れるようになったのか考えるとシンプルで、それまで走れなくしていた阻害要因を潰したことで走れるようになった。そして色々考えずに、ただ気持ちよく走ろうという気持ちが身体を加速させたのだと思っています。

阻害要因はなんだったのか?といえば吐き気など気持ち悪さですが、これは休んだことと昼に近づき気温が上昇したことで身体が温まり和らいできたのです。

体の張りはもちろんありましたが、尻や太もも周りなど大きな筋肉が主体で、爪や指などの靴擦れや、足首、膝、股関節など関節部の痛みがほとんどなかったのも走れた理由です。

最後あれだけ走れるなら、もっと前から走れ!と恥ずかしい思いはありますが、100マイル以上走った後に、あれほど楽に身体が進むフォームを体現できたことは大きな収穫でした。

来年も24時間走に出るかと言えば、今は考える気にもなりません。

ただ、出るならしっかりと準備をして出ます。今回は中国の100kmレースに出ることで、神宮外苑のことは一旦は頭から消し去ったこともあり、心身共に準備不足のままスタートラインにつきました。

そんな準備で自己ベスト更新できるわけがありません。

今回の自己ワーストは当然の結果というより、むしろ出来過ぎだと思ってます。また脚は100km走ったことで強くなったようにも感じているので、悔しさはありません。何よりレース翌日に普通に歩けている自分には驚いています。

その3に続く

2018神宮外苑24時間チャレンジの感想や気づき③〜足底や指周りを痛めないためにしたこと〜



2018神宮外苑24時間チャレンジの感想や気づき①〜記録は悪いが記憶に残るレース〜

土曜日11時にスタートし、日曜日11時に終わった神宮外苑24時間チャレンジから、今年は新宿のホテルに宿泊しました。

昨年ゴール後、精根尽き果て立っているのも厳しい状態になったことから予約したのですが、今年はその必要がないレース展開になりました。

ただ、ホテル滞在した19時間のうち18時間くらいはベットに横たわり、16時間寝ました。そのくらい疲れていたのです。疲労回復には栄養と睡眠が大事なことをあらためて実感しました。

<スポンサーリンク>


レースについてはFacebookページに投稿しましたが、2010年から実質6回目の神宮外苑24時間チャレンジでワースト記録になる170.868km+αでした。

PBは昨年の214kmですからフルマラソン以上短い距離に終わったわけです。

ただ悔しさよりも満足感の方が圧倒的に大きいレースになりました。これは強がりではありません。

その理由はシンプルで、『スタートラインに着くことができ、故障なくレースを終えることが出来たからです。

簡単にレースを振り返ると、スタートからしばらくは身体が重くペースが上がらず結構頑張ってキロ6でしたが、フォームが崩れないことだけ意識して走ると徐々に走れるようになってきました。

前日まで背中や足底、右側の腸頸靭帯辺りがかなり張っていましたが、左右バランスに気をつけて走ったことで筋肉の状態は徐々にニュートラルな状態になっていったのです。

スタートからしばらくは気温や日差しは高いが、アグレッシブデザイン日焼けなど日差し対策をしていたのでほとんど気にはなりませんでした。ただ2時間経過後に首回りに大量の塩が吹き出しているのに気づき慌てて塩分の多いスープを飲みました。これに気づかないともっと早い段階でレースは終わっていたと思います。

また、淡々と走ると飽きてしまうのと、同じ筋肉を使うと張りが強くなるので、ときおり私を抜いていった上位ランナーについて走り刺激入れをする余裕もあり、徐々に順位は上がっていきました。

そのような走りを続け、12時間経過は115km超と昨年とほぼ同じ距離を走れたのは自分でも驚きでした。

もちろん身体はキツくはなっていましたし、残り時間を考えると途方もない時間だとずっと感じていましたが、靴擦れ防止対策もレース中にする余裕もあり、これは昨年の自分を超えることができるかもしれないとその頃思い始めていました。

12時間経過時点で濡れたウエアを着替え、気を取り直して再スタートした頃から内臓の調子が急激に悪くなってきました。

昨年もラスト2、3時間で気持ち悪くなりましたが、今年はかなり早くきてしまったのです。

序盤の暑さと、夕方からの急激な冷え込みに身体が驚いたのが直接の原因ですが、2週間前に海外で100km走ってから内臓の疲労が大きく中々回復しない中での24時間走ですから必然だったと思ってます。

しばらくは復活を信じて歩きを入れながら走りましたが、歩いていると単調だからか睡魔に襲われるのです。夕方集中力が落ちはじめた頃はCNCがよく効きましたが、内臓がおかしくなった状態でカフェインをとりたくないので困りました。

そんな時は、優勝した高橋さんや、井上さん、小谷さんらが私を抜いていった時に追いかけ付いて行き、場合によっては前に出て走ることで睡魔を追い払おうとしました。

不思議なことにその時は呼吸も乱れずいくらでもペースを上げられるプチランナーズハイ現象になるのだけど、しばらくすると気持ち悪さから走れなくなるのです。

コース脇に蹲ることが多くなってきたので、思い切って横になり胃を休ませることにしました。

胃腸さえよくなれば脚は元気なのでいくらでも挽回できると考えていましたが、気温が下がったことから、寝ようとしても寒さからすぐに目が覚めてしまう状態で身体がさらに冷え切ってしまい、たまにコースに出ても歩く気力しかないという厳しいレースになりました。

時間が経過し200kmに乗せるのも事実上無理になると、何を目標に頑張れば良いのか分からなくなってきました。

通常のレースなら制限時間内完走を最後のモチベーションに出来ますが、そのような状態になると時間走は難しくなってきます。

そこからも何とか走ろうと思いましたが、無理してはいけないという、休むこと、走らないことを正当化する気持ちばかりが強くなっていきました。

ただ、回復が決して早くない私が、100km走って2週間で24時間走に出ることは厳しいと自覚していたので、この内臓疲労を慢性化してはいけないという判断は間違っていないと思っています。

<スポンサーリンク>


最後はコース上でレースを終わりたかったので、終了45分前からゼッケン番号の書かれた札がテーブルに置かれたというアナウンスを聞き、固まった体をストレッチをしてから走ることにしました。

止まる時間が長かったことから、急に動かすと内臓ばかりか筋肉も痛めてしまうので無理なダッシュはしたくない。そして最後頑張れるなら、なんでそこまでもっと頑張らないのかという気持ちを持っているので、最後は淡々と走ることにしていました。

そんな気持ちでスタートしたのは23時間22分13秒のことで終了37分47秒前でした。3周は走りたいと思っていました。

<スポンサーリンク>


そこからのことは別に書きますが、予定周回の2倍の6周少し(8km)走ってしまったのです。

走りながらも最後だけ走ってカッコ悪いな。。と思いながらも身体が前にグイグイ進むのは気持ち良かったです。

この時は何キロ走りたいとか、誰に負けたくないとかそんな気持ちは全くなく、ただ気持ちよく走りたかったのです。走ることがこんなにも気持ち良いって久々に感じました。

筋肉に負担かけずに無理なくペースが上がっていく。私の理想の走りがそこにありました。

ずっと不調だった内臓もしばらく休んだこと、そして気温が上がってきたことで回復していたのでしょうが、それを後押ししてくれたのは応援の力です。

②では、最後なぜ走れたのかを自分なりに考えてみました。

2018神宮外苑24時間チャレンジの感想や気づき②〜最後なぜ走れたのか〜



2018年神宮外苑24時間チャレンジ②〜気になる有力選手(女子)〜

2018年神宮外苑24時間チャレンジ①〜気になる有力選手(男子)〜

今年の神宮外苑24時間チャレンジは男子以上に女子の戦いも熱くなりそうです。

 
<スポンサーリンク>


12月のIAU24時間走アジア選手権に日本代表として出場する3選手ともエントリーリストに掲載されています。

来年の世界選手権日本代表の座は4(最大6)で現時点でアジア選手権日本代表の、青谷 瑞紀29 pt、兼松 藍子27 pt、松本 ゆり24 ptがリードしています。(全て敬称略 以下同様)

この3人に続くのが、楠瀬 祐子15 pt、青木 奈和子9 pt、小川 久美子6 ptですが、小川選手は欠場です。

この上位5人のうち、青谷選手、松本選手は2017年IAU24時間走世界選手権日本代表選手で、兼松選手と楠瀬選手は2018年IAU100km世界選手権日本代表です。5番手の青木選手は最年少の24歳でグングン力を付けている有望株です。

ただこの5人で上位争いをするかと言えば、そんなことはなく、今年は強い選手が集まりました。

(こちらは男子の紹介記事に書いた文章ですが、そのまま掲載します。)

まず、強い選手かどうかはゼッケン番号を見ればある程度分かります。基本強い選手から番号を割り振られていると思ってください。

ただし、遅いゼッケン番号であっても、24時間走以外のウルトラマラソンで実績を残している選手は少なくありません。

今回掲載する記録はDUVウルトラマラソン統計(以下 DUVサイト)に掲載された数値などをもとにそれぞれの大会ページを確認しながら手作業で作成しているので、漏れている記録や誤っている記録などもあるかもしれません。

まず、今回のゼッケン番号がどのような順で割り振られたのか私なりの解釈をしてみました。

こちらはゼッケン151から166までの15選手とDUVサイトに掲載された24時間走の自己記録を掲載します。(全て敬称略 欠場者は除く)

*リンク先は以前紹介した記事です。

151 兼松藍子 225.792km(前年1位)
152 楠瀬祐子 215.903km(前年2位)
153 松本 ゆり 234.618km
154 青谷 瑞紀 230.609km
155 岡 さゆり 228.907km
156 藤原 定子 215.248km
157 青木 奈和子 207.610km(前年3位)
159 廣澤 志保 204.298km(前年5位)です
160 田子 裕紀子 204.064km(前年6位)
161 長瀬 陽子 202.961km
162 柿崎 美惠子 200.293km
163 土居 綾 199.185km(前年7位)
164 後藤 玲奈 191.506km(前年9位)
165 田中 さゆり 189.085km(前年10位)
166 和地 朋子 203.044km

上位2選手は優待選手で、そこからは公認大会でのほぼ記録順にゼッケン番号が振られています。

 
<スポンサーリンク>


今回の上位争いという観点では、昨年の上位選手と、ここ数年間に220km以上の成績を残している選手を軸に進むでしょう。(全て敬称略です。また選手の故障や体調不良などの状態は勘案していません。)

名前をあげると、151兼松藍子、152楠瀬祐子、153松本 ゆり、154青谷 瑞紀、155岡 さゆりです。

兼松選手は前年優勝者であるとともに、100km世界4位のスピードランナー(PBは7時間44分58秒)です。楠瀬選手は前年2位で、100km世界6位(PBは7時間49分33秒)、そしてチャレンジ富士五湖118km三連覇(2016-2018)とここ数年でトップウルトラランナーの一人に上げられる選手になりました。松本選手は今回参加者中最高記録の234.618kmで前回の世界選手権11位、そして今年の川の道フットレース514km2位と調子を取り戻してきたようです。青谷選手は2014年、2016年の本大会優勝者で、本年はフィンランドで開催された24時間走で221.413kmの記録を残しました。岡選手は2016年の本大会3位で、2017年の世界選手権日本代表です。また2017年川の道254kmそして2018年川の道514km優勝者でもあります。

この5選手に200km以上の記録をもつ、藤原選手(2017みちのく津軽ジャーニーラン250km3位、2017川の道フットレース254km 2位、2014神宮外苑2位)、青木選手(2018チャレンジ富士五湖100km4位、2018OSJ安達太良トレイル50km優勝、2018ハセツネカップ9位、2017平塚12時間走優勝 124.56km)、廣澤選手(2018みちのく津軽ジャーニーラン263km3位、小江戸大江戸200k2位、台北24時間優勝、2017みちのく津軽ジャーニーラン250km優勝、さくら道2位、小江戸大江戸200k優勝)、田子選手(2017平塚12時間走2位)、長瀬選手(2018平塚12時間走優勝、ゆめのしま12時間走優勝、長崎橘湾岸スーパーマラニック173km2位、2017平塚24時間走優勝)、柿崎選手(2017年IAU24時間走世界選手権日本代表、2017年小江戸大江戸200k2位、スパルタスロン4回完走)らが続きます。

また、2018に入ってからも、小江戸大江戸230kとみちのく津軽ジャーニーラン188kmで優勝し、チャレンジ富士五湖118km3位、川の道フットレース254km2位と好調な土居選手や、小江戸大江戸230kで2位の後藤選手、2015年神宮外苑24時間チャレンジ優勝の和地選手、そして200km超えはしていませんが、167飯塚 直美(大江戸ナイトラン4連覇、小江戸川越12時間走3連覇中)、172甲斐 愛子(2016、2017川の道フットレース514km優勝)、178關 利絵子(2017OSJ ONTAKE100マイル優勝、2017ゆめのしま24時間走優勝)、179大塚 恭子(2014OSJおんたけ100km優勝、2016平塚24時間走2位、2017ゆめのしま24時間2位)も注目の選手です。

これらの選手に続くのが、2017年、2018年のゆめのしま24時間走で2年続けて187km走っている180廣瀬 亮子や、2018年台北24時間走、2018年大江戸ナイトラン3位の遠藤 美樹、昨年10位の田中選手らです。

このように凄いパフォーマンスを持った選手が集まり紹介しきれませんが、今回、220km以上の実績のある5人とともに、レースを作っていく選手の一人になると、私が注目するのは184中村 麻季子です。

中村選手は、2018年に入ってからもチャレンジ富士五湖118km2位、野辺山ウルトラ100km2位、飛騨高山100km優勝(5連覇中)、白山白川郷100km優勝、2017年はさくら道ネイチャーラン優勝、OSJ ONTAKE100km優勝などロードもトレイルも100kmも250kmも強いランナーなのです。累積高低差の大きい飛騨高山100kmで出した8時間21分24秒は素晴らしいタイムです。

 
<スポンサーリンク>


現時点ポイントのない選手も、今回の神宮外苑24時間チャレンジのポイントは大きいので1位、2位に入れば一気に上位4人に浮上する可能性はあります。

現在ポイント4番目は楠瀬選手の15 ptですが、今回優勝すると順位ポイントだけで24pt(2位は16pt)です。そこに距離ポイントが230kmで25pt、220kmで15pt加算されますので、230km走って優勝なら49ptとなり上位4位以内は間違いないでしょうし、220kmで2位であれば31ptですから現在の上位選手がポイントを獲得できないとしたら一気に浮上します。

誰が勝つのかは分かりませんが、ハイレベルな争いをすることで、2018年世界ランキングTOP10に多くの日本人選手がランクインします。

また、DUVウルトラマラソン統計の本日時点反映の世界ランキングを見ても、ヨーロッパの選手は非常に強いです。来年の世界選手権はこれらの選手の主戦場であるヨーロッパで開催されるのです。

  1. 243.355km Bereznowska, Patrycja(POL)
  2. 241.921km Rex, Stine (DEN)
  3. 240.697km Pazda-Pozorska, Malgorzata(POL)
  4. 236.401km Biegasiewicz, Monika(POL)
  5. 236.364km Alvarado, Megan(USA)
  6. 232.702km Libuda, Anke(GER)
  7. 228.643km Grundahl, Anna(SWE)
  8. 228.399km Rajda, Aneta(POL)
  9. 225.428km Zetenyi, Szvetlana(HUN)
  10. 224.619km Dean, Tracy Michelle(GBR)



2018年神宮外苑24時間チャレンジ①〜気になる有力選手(男子)〜

2019年24時間走世界選手権開催決定と代表選考について①

2019年24時間走世界選手権の開催地が決まったことと代表選考について書きましたが、今回は私が注目する選手について紹介します。

昨年はこのように可能な限り個別紹介をしましたが、今年は別の紹介形式をとります。

2017年 神宮外苑24時間チャレンジ 参加ランナー紹介ページ (男子の部)

<スポンサーリンク>


フルマラソンや100kmレースであれば、一番前を走る選手がトップ選手で後続との差も明確に分かります。また表情や走りを見れば、その後トップが変わるかもしれないと想像することもできます。

そのようなレースをイメージして神宮外苑に来て応援すると驚くでしょう。

1周1325mの周回レースなのでそもそも誰がトップなのか分からないでしょうし、後半になれば倒れてしまいそうな選手を元気な選手が抜かしていく光景をみるでしょうが、必ずしも抜いていった選手の順位が上とは限りません。

私自身、後半になり元気になった時には、上位入賞し日本代表に選出された選手を何度も抜くことはあります。

1時間ごとに順位や周回数がウエブサイトに掲載されるので、それを見ながら観戦すれば24時間走がより楽しめると思います。

また、どのような選手が走っているかを知って観戦するのと、知らないで観戦するのでは楽しみ方はまるで違うでしょう。

まず、強い選手かどうかはゼッケン番号を見ればある程度分かります。基本強い選手から番号を割り振られていると思ってください。

ただし、遅いゼッケン番号であっても、24時間走以外のウルトラマラソンで実績を残している選手は少なくありません。

今回掲載する記録はDUVウルトラマラソン統計(以下 DUVサイト)に掲載された数値などをもとにそれぞれの大会ページを確認しながら手作業で作成しているので、漏れている記録や誤っている記録などもあるかもしれません。

まず、今回のゼッケン番号がどのような順で割り振られたのか私なりの解釈をしてみました。

こちらはゼッケン1から25までの選手とDUVサイトに掲載された24時間走の自己記録を掲載します。(全て敬称略 欠場者は除く)

*リンク先は以前紹介した記事です。

1 高橋 伸幸 264.506km(前年1位)
2 高橋 浩一 243.051km(前年2位)
3 安孫子 亮 255.487km(前年3位)
4 井上 真悟 273.708km
5 小谷 修平 256.861km
6 古北 隆久 252.177km
7 大河原 斉揚 245.929km(前年4位)
8 篠原 直秀 235.706km(前年5位)
9 新井 義治 233.387km
10 木曽 哲男 259.708km(前年10位)
11 大島 康寿 252.237km(前年24位)
12 黒田 宗治 250.873km
13 鈴木 誠 244.465km
14 新井 雄一 235.675km
15 堀 竜麿 230.961km(室内247.002km)(前年25位)
16 竹内 剛博 226.756 km
17 星川 晶 224.651km(前年9位)
18 渋谷 一秀 228.755km
19 白倉 嵩大 228.068km
20 野本 浩礼 222.508km
21 神宮 浩之 226.565km(前年8位)
22 吉清 一博 219.066km(前年11位)
24 小田 克矢 216.858km(前年13位)
25 岩立 幸一  214.716km(前年16位)

まず、NO.1からNO3は昨年の1位から3位の優待選手です。NO.4からNO.9はおそらく2016年以降に公認大会で230km以上の記録を残している選手です。NO.10以降は公認大会での生涯ベスト順と思われますが、少し前後しているゼッケンもあるので正確なところは主催者でないと分かりませんが、だいたいそのような順になっていると思ってください。ちなみに私はNO.26(214.472km 前年17位)です。

今回の参加者で250kmオーバーの記録を持つ選手は8人です。歴代で日本に20人しかいない選手のうち8人も揃うのです。合わせてお読みください。

24時間走 250kmオーバーの日本のウルトラランナー一覧

今回の上位争いという観点では、昨年の上位選手と、ここ数年間に250km以上の成績を残している選手を軸に進むでしょう。(全て敬称略です。また選手の故障や体調不良などの状態は勘案していません。)

名前をあげると、昨年TOP3の高橋 伸幸、高橋 浩一、安孫子 亮、そこに過去世界選手権優勝し、今回参加者中最上位記録を持つ井上 真悟、そこに過去250km以上走り日本代表経験のある小谷 修平古北 隆久、木曽 哲男、大島 康寿や、昨年4位、5位の大河原 斉揚篠原 直秀です。

<スポンサーリンク>


そこにウルトラマラソンで実績を残している数多くの選手が加わります。

私がもっとも注目しているのは、NO.87の赤松 亮です。赤松選手は今年の小江戸大江戸230k(232.7km) を23時間17分55秒で優勝(大会新)しましたが、同時スタートの200k(204.2km)を大会記録で優勝した高橋選手(20時間09分07秒)より、7分速く204.2kmを通過しているのです。

その小江戸大江戸230kで2位に入ったのが、NO.34 高橋 健吾(24時間49分50秒)で、3位はNO.86 森下 輝宝です。森下選手は2016、2017年と川の道フットレース(520km)で3位に入るなど超ウルトラで実績のある選手です。そして200kで高橋選手に続き2番目にゴールしたのがNO.19 白倉 嵩大、3位はNO.22 吉清 一博です。

また、今年の川の道フットレース(520km)で優勝したNO.16 竹内 剛博も注目の選手の一人で、今年台北で開催された24時間走でも優勝しています。

さらにNO.96 間宮 秀幸は、2018年野辺山ウルトラ3位、飛騨高山2位、白山白川郷2位と累積高低の大きな100kmマラソンで安定した成績を残しただけではなく、2018スパルタスロンを28時間台の好タイムで完走しています。

NO.21 神宮 浩之は昨年226.565kmの8位ですが、2005年から2013年までチャレンジ富士五湖112kmで9連覇した選手です。今年は秋田内陸リゾートカップ100kmで8時間01分30秒と調子を上げています。

スピードランナーでは、いつ24時間走を走るか注目していた2016IAU100km世界選手権 8位のNO.94 外池 快太郎がついに登場します。100kmPBは6時間40分で、100kmでも後半の落ち込みが少ない選手なので期待が高まります。また弟のNO.95 外池 翔太郎は1月開催の箱根100km×2DAYで優勝しています。

NO.45 市坪 和也は2017村岡ダブルフル120km で2位、NO.88 加藤 康男は2018北オホーツク100kmを7:54:22で走り2位、NO.93 堀越 英樹 は強豪が集まる2018チャレンジ富士五湖118k7位とスピードを持った選手です。

他にも48時間走で活躍するNO.15 堀 竜麿、川の道フットレースや小江戸大江戸などで安定した成績を出し続けているNO.18 渋谷 一秀、NO.36 梅澤 功、NO.39 長谷川 大吾、小江戸川越24時間走二連覇中のNO.25 岩立 幸一、本州縦断・青森~下関1521kmフットレース2017完走のNo.24 小田 克矢らも上位争いに絡むでしょう。

優勝争いとは別に注目する選手は、NO.12 黒田 宗治です。 黒田選手は現在69才の最年長選手ですが、55才の2005年に250.873km走り日本歴代20位です。また65才の2014年の神宮外苑で207.485km走った驚愕のウルトラランナーです。

他にも気になる選手は数多く紹介しきれません。

<スポンサーリンク>


今回の順位とともに注目して欲しいのは、世界ランキングです。

2016、2017年と二年連続して石川佳彦が世界ランキング1位ですが、2018年は現時点で以下のような順位になっています。(DUVウルトラマラソン統計 24時間走男子 2018.11.8時点反映)

  1. 273.674km Penalba Lopez, Ivan(ESP)
  2. 265.419km Radzikowski, Andrzej(POL)
  3. 263.540km Ruel, Stephane(FRA)
  4. 260.991km Sorokin, Aleksandr(LTU)
  5. 260.016km Weber, Felix(GER)
  6. 257.745km de las Heras Monforte, Nicolas(ESP)
  7. 254.264km Clavery, Erik(FRA )
  8. 253.432km Lawson, Daniel Alan(GBR)
  9. 251.720km Gerardin, Raphael(FRA )
  10. 251.199km Brunner, Radek(CZE)

昨年はTOP10に日本人が3人入りましたが、今年は本大会およびアジア選手権で何人の選手が上記に記載した10人の記録を超えるのか楽しみです。

2017年24時間走男子世界ランキング〜TOP10に日本人選手が3人〜



2019年24時間走世界選手権開催決定と代表選考について①

2019年7月にオーストリアで開催予定であったIAU 24時間走世界選手権中止発表は、その大会を目指し頑張ってきた選手を少なからず落胆させたが、その中止発表から3ヶ月近く経った昨日IAU(世界ウルトラランナーズ協会)の公式Facebookページにフランスで開催すると掲載された。

開催日 2019年10月26-27日

開催場所 フランス アルビ(Albi)

<スポンサーリンク>


前回大会は2017年に開催されたが、アスリチューン・サポートランナーの石川佳彦選手が優勝し、男子は団体も優勝した。

IAU24時間走世界選手権で石川佳彦選手が優勝  さらに男子団体金メダル獲得   〜世界一の意味〜

男子上位選手

1位 石川佳彦(JPN)267.566km
2位 JOHAN STEENE(SWE)266.515km
3位 SEBASTIAN BIALOBRZESKI(POL)265.535km
4位 高橋 伸幸(JPN)264.506km

14位 楢木 十士郎(JPN)249.785km

石川佳彦選手は2016年に続き、2017年も年間世界ランキング1位となり、世界選手権の優勝と合わせて世界の強豪選手の目標になった。

来年の世界選手権日本代表選考に関しては2017年と2018年の2年間の成績をポイント化し競うシステムが2017年10月にJUA(日本ウルトラランナーズ協会)から発表された。しかし、オーストリアでの大会が中止になり、2018年12月の2018IAU24時間走アジア選手権への日本代表選出を合わせてポイントが変更された。

ちょっと煩雑なので大事な部分のみ要約

・男女各4名を選考する(3~6名の可能性あり)
・2017年および2018年の神宮外苑24時間チャレンジの成績(順位および記録)と、その他のIAU・公認大会の成績(記録)を各年ごとにポイント化し、その総合ポイントで決定
・世界選手権直前年(2018年)の成績をより重視したポイント設定

2年間の成績により決定されるが、2017年のポイント実績がなくても2018年神宮外苑24時間チャレンジで抜群の成績を出せば十分代表は狙える仕組みになっている。

現在のポイントはJUAの公式ページに掲載されている。

2019 IAU 24時間走世界選手権代表選考獲得ポイント状況(2018.3.11現在)

男子は、高橋 伸幸36 pt、石川 佳彦30 pt、 楢木 十士郎21 pt、井上 真悟16 ptまでが現時点でポイント上位4位以内であり、昨年神宮外苑2位の高橋 浩一11 pt、3位の安孫子 亮7 ptが続く。

女子は青谷 瑞紀29 pt、兼松 藍子27 pt、松本 ゆり24 pt、楠瀬 祐子15 ptが現時点でポイント上位4位以内であり、昨年神宮外苑3位の青木 奈和子9 pt、小川 久美子6 ptが続く。(全て敬称略)

<スポンサーリンク>


以下の表は、昨年発表された選考要綱の数値を一覧にしたもので、12月のアジア選手権のポイント取り扱いが変わったが、神宮外苑を走り日本代表を目指す選手は、その後に開催されるアジア選手権のことは視野から外して、優勝を目指すしかない。

というのも、アジア選手権日本代表の男女3選手は現在のポイント上位3人であり、アジア選手権でも抜群の記録を出すと思って欲しい。

そうなると日本代表の枠が男女各4名であるなら、残り1枠を自力で勝ち取りにいくしかない。

(アジア選手権を加味した修正ポイント表はこちら)

また、結果として現在のポイント上位3選手が、アジア選手権で結果を残せない場合もあるが、その場合でも今回の神宮外苑で男子は22pt以上、女子は25pt以上獲得が代表選考の最低ラインになりそうだ。

この場合、2018年の神宮外苑2位の順位ポイントが16ptであることから男子は241km以上、女子は208km以上が最低ラインになる。しかし気象条件にもよるが、今年の参加メンバーを見るとこの記録で2位になることはまずないだろう。

そのくらい今年は男女とも凄いメンバーが集まった。場合によっては現時点でポイント上位の日本代表選手が、距離へのプレッシャーを感じながらアジア選手権を走ることになる可能性も高い。

<スポンサーリンク>


参加選手の調子は分からないが実績のある選手から私が注目している選手を次回紹介する。

2016年、2017年は以下のリンクの通り、注目選手紹介をしたが、今回は多くは紹介できそうもないが何人かは紹介したい。

2017年神宮外苑24時間チャレンジ参加ランナー紹介

2016神宮外苑24時間チャレンジ参加ランナー紹介



100kmレースから2週間後の24時間走①〜レース対策はレース後対策でもある〜

1027日に中国湖南省で開催されるIAU世界ウルトラマラソン協会公認大会のChangan Ford Ultra-Challenge 2018100km)を走ってきます。と10月21日に投稿しました。

Changan Ford Ultra-Challenge 2018(中国)走ってきます。

その中で、「神宮外苑のことは、このレースが終わるまでいったん忘れようと招待をお受けすることを決めました。」と書きました。

そしてレース当日は PBを狙う気満々でしたが、予想外の日差しの強さ・暑さとアップダウン、そして路面の硬さに思うような走りは出来ず中盤以降はただゴールを目指して走るだけのレースになりました。

CHANGAN FORD ULTRA-CHALLENGE 2018①〜歩道を走らないウルトラマラソン〜

神宮外苑のことは忘れてスタートしましたが、現実的にsub9もキツくなった中盤以降は、ダメージが長期間残らないよう無理せず走りました。

足攣り寸前になったため、膝下はほとんど使わずに上体主導で尻回りを中心に使ったので、その辺りの張りはかなりあります。

<スポンサーリンク>


レース翌日の土曜日に帰国しましたが、中国に向かう時には頭から消し去っていた神宮外苑のことをあれこれ考え始めました。

ウルトラマラソンを連続して走れる人は私の周りには結構いますが、それらの方は内臓が強く、また長距離に向いた筋肉を持っているのでしょう。

私はウルトラマラソンを走っていますが、筋肉の質は短距離向きで、回復は早くはありません。そのような特性があるからこそ、中国のレースに出るか迷ったのです。

しかし、レース翌日は筋肉の張り感は強いけど、故障に繋がるような痛みはありません。また、中国の脂っこい食事が続いたことと、暑さのなか走ったことで内臓疲労がありますが、出国前に覚悟していたDNSは回避でき、ある程度の状態まで戻るのではないか?と思い始めました。

疲労を抜くにはただ休めば良いかというとそんなことはなく、適度な刺激を挟むことで張りは緩んでいきます。

その時ネックになるのは、肉刺などできていると身体を動かすこと自体が厳しく疲労抜きが中々出来なくなってしまうことです。

そのため、日差し・日焼け対策や、靴擦れや股擦れなどの擦れ防止対策は、レース中にストレスなく走るためだけではなく、レース後の素早いリカバリーのためにも絶対に必要です。

日差し・日焼け対策は帽子・サングラス、そしてアグレッシブデザイン日焼け止めの二度塗りでバッチリでした。

靴擦れに関しては、昔はフルマラソンでも指の間に肉刺が出来たり爪が死んだりして、歩くだけで激痛が走っていましたが、最近はそんな酷い状態になりません。

いつもはこのタイプのアールエル・メリノウール五本指ソックスを履いています。

今回はゲイターが一体になったこちらのソークスを履きました。

メリノウール素材ではありませんが、指先などしっかり保護してくれました。

今回は暑さから水をかぶりながら走ったので、ソックスも濡れましたが擦れなどのトラブルはありません。

もちろん、ソックスの性能に頼るだけではなく、擦れ防止クリームを指周りだけではなく踵周り含めて全体に塗って擦れにくい状態にしています。

レース対策はレース後対策でもあるのです。

<スポンサーリンク>


火曜日に数キロジョグして体調確認し、水曜日夜のウルプロ練習会は赤坂御所を5’30-40/kmくらいで3周走りました。思った以上に身体は動いて坂道ダッシュも気持ちよく走れました。

昨夜はケアの予約を入れていたので、その前に織田フィールドで1000mインターバルを4’10/kmで5本、リカバリー2分で走りました。

4’10-4’09-4’09-4’09-4’09

この設定に無理はないだろうか?と走る前に思いましたが、走り始めたら呼吸も乱れず、このままフルマラソンシーズンにしてしまいたい。と思うくらいリズムよく楽に走れました。

なぜ24時間走前にインターバルを入れたかというと、フォームを整えるためです。長い距離を走るとフォームは崩れます。そしてフォームが崩れていたら楽には走れませんし、特定箇所に負荷がかかります。負荷が集中すれば走れなくなるし故障します。

それを修正したいと考え、走りながら自分の身体の動きを注意深くチェックしました。

<スポンサーリンク>


スタートまであと8日間になりましたが、当然ながらまだまだ疲れています。

ただ、出ることは決めたのだから、リカバリー間に合うか?なんて考えることはやめて、間に合うよう出来ることをしていきます。

24時間走は体調の良い時だって、何度も気持ちが折れます。ダメージが抜けてない。なんて自分自身が思ってしまったら、弱い自分につけ込まれて最後まで走れません。スタート前から疲労が溜まっているから仕方がない。と思ったら走る前から負けなんです。

私はハイレベルな神宮外苑で入賞するようなレベルには到底届かないランナーです。私のライバルは周りのランナーではなく昨年の私です。

一昨年にPB更新した私に、昨年の私は勝負を挑んで勝ったのだから強敵です。

その強敵に勝つために残された時間で身体を整えていきます。



神宮外苑24時間チャレンジ専属ハンドラーについて

昨年の神宮外苑24時間チャレンジ前後に書いた記事を一覧にまとめたページはこちらです。

2017年神宮外苑24時間チャレンジ記事一覧表

<スポンサーリンク>


その中で専属ハンドラーについては書いていなかったので、今年の基準含めて簡単に紹介します。

ゆめのしまや平塚の24時間走などは、レース中に応援者から差し入れなど受けることはルール上禁止されていません。

暑くてアイスが食べたくなれば買ってきてもらって食べることも、眠くなってきたらコーヒーやエナジードリンクを買ってきてもらうこともできます。

その感覚から、神宮外苑24時間前には友人から「差し入れもって応援行くから頑張って!」と言われることありますが、神宮外苑24時間チャレンジでそれをすると失格になります。

神宮外苑24時間チャレンジは日本で唯一の24時間走公認大会のためいろいろルールが厳格に決められています。

差し入れだけではなく、併走など援助行為は禁止です。

大会中に選手に対してサポートができるのは、ゼネラルエイドのスタッフと、これから書く専属ハンドラーに限定されています。

専属ハンドラー補給物を渡したり、買い物に行ったり、選手の補助活動をすることができます。

<スポンサーリンク>


1周1325mの周回路から10mほど内側に設置されたゼネラルエイドでドリンクを注いでもらい飲んで周回路に戻るには急いでも30秒はかかります。専属ハンドラーがいればハンドラーがゼネラルエイドでドリンクをもらいハンドリングゾーンで選手に渡せるので選手はロスタイムなく補給物を入手できます。

仮に1時間に3回エイドに立ち寄るなら24時間で72回になり1回30秒でも36分になります。

36分ですから計算上は5-6km走れる時間になります。

優勝争いをするレベルになると専属ハンドラーがいないと明らかに不利になります。例えば同時にゼネラルエイド前に到着したとして水分補給をする場合、専属ハンドラーがいればほぼロスタイムなく次の周回に入れますが、いないとゼネラルエイドまで5秒、マイカップをとってドリンクを注いでもらうのに早くて10秒、飲むのに10秒、カップを戻して周回に戻るにに早くて5秒としても30秒です。専属ハンドラーからドリンクを受け取った選手がキロ5で走っているなら100m先に行っています。実際には30秒では復帰できないからもう少し差がつきます。それが補給のたびに発生するので結構大きなビハインドになります。さらに自分で用意した補給物や体温調整のためのウインドブレーカーなどを選手テントに取りに行くならさらにロスタイムになります。

私は過去1回だけ付けずに走った以外はハンドラーを付けていますが、経験上付けられるなら付けた方が良いです。

しかし、選手とハンドラーの性格などのマッチングも重要で、キツくなると休みたくなるタイプの選手に優しいハンドラーだと休みが多くなります。そのような選手には多少厳しめのハンドラーの方が記録は伸びますが、場合により険悪な雰囲気になります。。

また、選手がハンドラーに気を使い過ぎると、それも記録という観点からはマイナスに働きます。また自分の好きなよう周りに気を使わずに走りたいとハンドラーなしを選択する選手もいます。

私はハンドラーを付けていますが、ゆるく活用しています。ハンドラーも疲れますから、休憩してもらったり、ハンドラーがドリンクを用意していても、少し止まりたいと感じたら自分でゼネラルエイドゾーンに入って飲みたいドリンクを飲むことで気分転換を図ります。

<スポンサーリンク>


その専属ハンドラーを付けるには条件があります。

人数は35人程度となり、希望を提出した方の実績を男女①、②、③の順で判定し、上位からハンドラー登録権を付与されることになりました。(①②③の合計は60人)

自己最高記録(公認のみ)が男子230km、女子200km以上の選手

100kmの自己最高記録(非公認含む)が男子7:30以内、女子9時間以内の選手

2016年1月1日以降の最高記録(非公認含む)が男子200km、女子180km以上の選手

例えば①②で35人に達してしまったら③の選手は専属ハンドラーを付けられません。

そして、主催者は対象者に希望を確認し最終的に38人の選手が専属ハンドラーを付けることができるようになりました。

①②の実績のある選手と、③に関しては男子が210km以上、女子は190km以上がボーダーラインになったようです。

私の記録は昨年の214km少しなので、何とかハンドラーを付けることができることになりました。

毎年参加レベルは上がっているので、来年は男子が220km以上、女子は200km以上くらいになるような気がします。来年初めて神宮外苑に参加を考えている方でハンドラーを付けたいなら、7月くらいまでの非公認大会含めて男子なら220km以上を狙ってください。



12/7 5000m×2ロングインターバル 〜なんと私が日本ランキング・・・〜

今日は自分自身のトレーニングとして5000m×2本のロングインターバルをしました。繋ぎは600mで4分弱です。

19分で行こうと一瞬考えましたが、余裕度を確認することで身体の回復具合を把握することにしました。

またズームフライは4’00/kmだとどうな走り心地かも知りたかったです。

<スポンサーリンク>


1本目ラップ

1’33-1’37-1’37-1’36-1’36

1’36-1’34-1’33-1’36-1’35

1’36-1’36-0’48

19’59 平均心拍数169

今日は常時先頭を走りましたが、スタート直後が少し速かったのを除いたらほぼ200m通過が48秒前後で1周96秒で走れました。遅いグループを抜かす時に膨らんだり、またペースを速めたりと全く同じスピードでは走れませんが1000m単位でラップをみたらほぼ4分でした。

スタート直後は気温が低いことから呼吸がうまく出来ず4’00/kmなのに心拍数は上がりきつかったのですが、徐々に落ちついてきたら、楽に96秒前後で刻めました。

2本目ラップ

1’37-1’36-1’35-1’35-1’34

1’34-1’35-1’34-1’34-1’35

1’35-1’35-0’48

19’54 平均心拍数171

スタート直後は大きな集団を抜くために少しロスしましたが、2本目は1’36にならないように走りました。1秒未満は切り捨てになるので厳密に4’00/km以下で走るにはラップが1’35になっていないとダメです。1分未満のラップは1秒未満も出る設定なので、だいたい200m通過は47秒5とか6とかが多かったです。

5000mでさえトラックを12.5周もするわけですが、1周ごとにラップを揃えるように走るとゲーム感覚もありあっという間の20分でした。

<スポンサーリンク>


徐々に体力が戻っている感覚もあり、疲労具合も抜けてきてます。

とは言え、50歳を越えていてリカバリーには時間がかかるのは自覚しているので、徐々に上げていきます。

また先週土曜日に昨年痛めた左肩ではなく、右肩に痛みを感じ腕を上げると引っ掛かりがあり、ヤバイと思いましたが、ケッズスポーツマッサージのケアと、前回の経験から自分なりに考えたセルフケアを行ったところ危険水域からは外れました。

肩を痛めると走りが崩れるので瀬戸際でクリア出来て良かったです。原因は少し腕を抱え込むようになり、肩が耳の位置より前に出ていたのではないかと思い、今は修正してます。また普段重たい荷物を背負うのも良くないと思ってます。

50代になり体力が落ちたとは思わないけど、リカバリーが遅くなったり、このようなトラブルは増えてきてますが、そこは自覚して自分の身体と上手に付き合っていきます。

<スポンサーリンク>


話は変わって、まだ2017年の24時間走世界一は決まっていない!!〜井上真悟 中国・杭州ウルトラマラソンを走る〜、の中に書いていますが、まだ2017年の世界ランキングやアジア、日本ランキングは確定してませんが、神宮外苑の214.472kmの記録は、今のところ24時間走の50歳以上では、日本ランキング1位、アジアランキング3位です。ちなみに世界ランキング42位です。

日本の歴代記録を調べたら50歳以上で250kmを超えてる凄い方もいますが、意外だったのは50歳以上で200kmを超えてる日本の男子選手は歴代で22人しかいなかったのです。

私は石川さんや、楢木さん、高橋さんらにように260kmを超えるような走りや、日本代表選手として世界で戦うことは現実的ではないと思っていますが、今までの自分自身をライバルに頑張っていきます。今年の214.472kmは抜ける記録と思ってます。

もちろん今年手を抜いたわけではなく、その時の自分の100%は出しました。ただ自分の100%は体調次第でもっと上にあると思ってますし、トレーニングで100%をまだまだ高めていくことは出来ます。

伸びしろはどんどん小さくはなるのは分かっていますが、アプローチを変えながらいろいろ見つけていきます。それは凄く楽しいことだと思います。そしてそれは感覚的なものではなく、言語化、共有化できるようにして発信していきたいです。

また顔も知らない世界中の同年代のウルトラランナーと競い合うのは凄く楽しいと思います。

しかし、40歳になるまでフルマラソンも走ったこともなかった私が、世界ランキングとか日本ランキングとか語っているのは凄く不思議です。。

今日、練習後に打越さんと吉田さんら4人で、いろいろと話をしたけど、二人と私は全く違う本来交わることのない人生を生きてきましたが、縁あってその人生のラインが重なったのです。

サラリーマンをやめて失ったことはたくさんありますが、得たものもたくさんあります。

いま書いてて、4年前のちょうど今頃損保ジャパンを早期退職することを決めました。スーツを着て毎日決まった時間に電車に乗っていたことがなんだか凄く昔話に感じます。

明日は織田フィールドでウルプロ練習会を行いますが、さまざまな年代のメンバーが、私と同じように昨日までの自分に勝つために高いモチベーションで頑張ってます。そんなメンバーに触れてる時間は自分にとってとても大事な時間です。



2017年神宮外苑24時間チャレンジ 6時間ごと周回数一覧

日本ウルトラランナーズ協会(JUA)のウエブサイトに掲載された神宮外苑24時間チャレンジ途中結果速報の数値をベースに6時間ごとの周回数をまとめてみました。

<スポンサーリンク>


昨年は1時間ごとの一覧表を作成しましたが、本年は6時間ごとのみデータが公表されているので、この公表データのみで作成しました。(*手作業なので誤りがありましたら教えてください。)

ただ、6時間ごとでもある程度傾向は掴めます。

色が赤いほど周回数を重ね色がないと区間は歩きもしくは休憩の時間が長いというイメージです。

赤は54周以上(1時間あたり平均9周以上)

黄は30-35周(1時間あたり平均5周以上6周未満)

<スポンサーリンク>


当然ながら上位選手には黄色や白はありません。最低でも6時間の平均では1時間あたり6周は走っています。

1時間に6周は時速7.947km(7’33/kmペース)とかなり遅いペースに感じますが、このペースで走り続けでば24時間で190.735kmに到達します。

実際黄色や白がない選手は全員200kmを超えています。

来年以降200kmオーバーを狙うのであれば、前半12時間で110km以上は走るか、もしくは1時間に最低でも6周以上は走るような走りが必要になります。

私自身、12時間経過後に苦しい時間帯が続きましたが、1時間に6周をノルマに走り続けたところ後半12時間は75周で男子11位です。(女子1位はウルトラプロジェクトの青木さんで私と同じく75周です。)

ちなみに75周は99.342kmでありラストの距離加算を加えるとほぼ100kmになります。

また、白がある方は、その時間帯に走れなかった原因に対応できれば大きく記録を伸ばすことができます。これは伸びしろがあるということです。

全体の色をチェックすると、最初の6時間は色が濃いですが、6-12時間は少し薄くなり、12-18時間が最も白が多いです。明るくなり始めたら目が覚めて復活する方も多いようです。また内臓を壊した走れなくなったけど眠ったら治った方もいるのでしょう。このように色分けすると全体のイメージが分かります。

深夜走っていた方はコース上にランナーが少ないと感じたと思います。誰もが苦しいこの時間帯に走り続けることができるかが24時間走では大きなポイントです。

<スポンサーリンク>


また1時間に平均7周の6時間42周以上で走り通した選手は上位3選手と6位の選手の4名のみです。6位の竹入選手は前半12時間と後半12時間の差が2周しかありません。

161km(100 マイル)以上の走破者で、毎時間最低走行距離 6km 以上を維持した上で、前半 12 時間と後半 12 時間の周回差(15 周以内が条件)の最も少なかった者(男女区別なし)を“大会特別賞”は竹入さんですね。

ちなみに2010年に初出場した時に、私は前半68周、後半66周で大会特別賞をいただきました。この時は9月上旬開催で非常に暑くて序盤に潰れて夜に復活しました。懐かしいです。