カテゴリー別アーカイブ: 神宮外苑24時間チャレンジ

12/7 5000m×2ロングインターバル 〜なんと私が日本ランキング・・・〜

今日は自分自身のトレーニングとして5000m×2本のロングインターバルをしました。繋ぎは600mで4分弱です。

19分で行こうと一瞬考えましたが、余裕度を確認することで身体の回復具合を把握することにしました。

またズームフライは4’00/kmだとどうな走り心地かも知りたかったです。

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1本目ラップ

1’33-1’37-1’37-1’36-1’36

1’36-1’34-1’33-1’36-1’35

1’36-1’36-0’48

19’59 平均心拍数169

今日は常時先頭を走りましたが、スタート直後が少し速かったのを除いたらほぼ200m通過が48秒前後で1周96秒で走れました。遅いグループを抜かす時に膨らんだり、またペースを速めたりと全く同じスピードでは走れませんが1000m単位でラップをみたらほぼ4分でした。

スタート直後は気温が低いことから呼吸がうまく出来ず4’00/kmなのに心拍数は上がりきつかったのですが、徐々に落ちついてきたら、楽に96秒前後で刻めました。

2本目ラップ

1’37-1’36-1’35-1’35-1’34

1’34-1’35-1’34-1’34-1’35

1’35-1’35-0’48

19’54 平均心拍数171

スタート直後は大きな集団を抜くために少しロスしましたが、2本目は1’36にならないように走りました。1秒未満は切り捨てになるので厳密に4’00/km以下で走るにはラップが1’35になっていないとダメです。1分未満のラップは1秒未満も出る設定なので、だいたい200m通過は47秒5とか6とかが多かったです。

5000mでさえトラックを12.5周もするわけですが、1周ごとにラップを揃えるように走るとゲーム感覚もありあっという間の20分でした。

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徐々に体力が戻っている感覚もあり、疲労具合も抜けてきてます。

とは言え、50歳を越えていてリカバリーには時間がかかるのは自覚しているので、徐々に上げていきます。

また先週土曜日に昨年痛めた左肩ではなく、右肩に痛みを感じ腕を上げると引っ掛かりがあり、ヤバイと思いましたが、ケッズスポーツマッサージのケアと、前回の経験から自分なりに考えたセルフケアを行ったところ危険水域からは外れました。

肩を痛めると走りが崩れるので瀬戸際でクリア出来て良かったです。原因は少し腕を抱え込むようになり、肩が耳の位置より前に出ていたのではないかと思い、今は修正してます。また普段重たい荷物を背負うのも良くないと思ってます。

50代になり体力が落ちたとは思わないけど、リカバリーが遅くなったり、このようなトラブルは増えてきてますが、そこは自覚して自分の身体と上手に付き合っていきます。

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話は変わって、まだ2017年の24時間走世界一は決まっていない!!〜井上真悟 中国・杭州ウルトラマラソンを走る〜、の中に書いていますが、まだ2017年の世界ランキングやアジア、日本ランキングは確定してませんが、神宮外苑の214.472kmの記録は、今のところ24時間走の50歳以上では、日本ランキング1位、アジアランキング3位です。ちなみに世界ランキング42位です。

日本の歴代記録を調べたら50歳以上で250kmを超えてる凄い方もいますが、意外だったのは50歳以上で200kmを超えてる日本の男子選手は歴代で22人しかいなかったのです。

私は石川さんや、楢木さん、高橋さんらにように260kmを超えるような走りや、日本代表選手として世界で戦うことは現実的ではないと思っていますが、今までの自分自身をライバルに頑張っていきます。今年の214.472kmは抜ける記録と思ってます。

もちろん今年手を抜いたわけではなく、その時の自分の100%は出しました。ただ自分の100%は体調次第でもっと上にあると思ってますし、トレーニングで100%をまだまだ高めていくことは出来ます。

伸びしろはどんどん小さくはなるのは分かっていますが、アプローチを変えながらいろいろ見つけていきます。それは凄く楽しいことだと思います。そしてそれは感覚的なものではなく、言語化、共有化できるようにして発信していきたいです。

また顔も知らない世界中の同年代のウルトラランナーと競い合うのは凄く楽しいと思います。

しかし、40歳になるまでフルマラソンも走ったこともなかった私が、世界ランキングとか日本ランキングとか語っているのは凄く不思議です。。

今日、練習後に打越さんと吉田さんら4人で、いろいろと話をしたけど、二人と私は全く違う本来交わることのない人生を生きてきましたが、縁あってその人生のラインが重なったのです。

サラリーマンをやめて失ったことはたくさんありますが、得たものもたくさんあります。

いま書いてて、4年前のちょうど今頃損保ジャパンを早期退職することを決めました。スーツを着て毎日決まった時間に電車に乗っていたことがなんだか凄く昔話に感じます。

明日は織田フィールドでウルプロ練習会を行いますが、さまざまな年代のメンバーが、私と同じように昨日までの自分に勝つために高いモチベーションで頑張ってます。そんなメンバーに触れてる時間は自分にとってとても大事な時間です。



2017年神宮外苑24時間チャレンジ 6時間ごと周回数一覧

日本ウルトラランナーズ協会(JUA)のウエブサイトに掲載された神宮外苑24時間チャレンジ途中結果速報の数値をベースに6時間ごとの周回数をまとめてみました。

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昨年は1時間ごとの一覧表を作成しましたが、本年は6時間ごとのみデータが公表されているので、この公表データのみで作成しました。(*手作業なので誤りがありましたら教えてください。)

ただ、6時間ごとでもある程度傾向は掴めます。

色が赤いほど周回数を重ね色がないと区間は歩きもしくは休憩の時間が長いというイメージです。

赤は54周以上(1時間あたり平均9周以上)

黄は30-35周(1時間あたり平均5周以上6周未満)

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当然ながら上位選手には黄色や白はありません。最低でも6時間の平均では1時間あたり6周は走っています。

1時間に6周は時速7.947km(7’33/kmペース)とかなり遅いペースに感じますが、このペースで走り続けでば24時間で190.735kmに到達します。

実際黄色や白がない選手は全員200kmを超えています。

来年以降200kmオーバーを狙うのであれば、前半12時間で110km以上は走るか、もしくは1時間に最低でも6周以上は走るような走りが必要になります。

私自身、12時間経過後に苦しい時間帯が続きましたが、1時間に6周をノルマに走り続けたところ後半12時間は75周で男子11位です。(女子1位はウルトラプロジェクトの青木さんで私と同じく75周です。)

ちなみに75周は99.342kmでありラストの距離加算を加えるとほぼ100kmになります。

また、白がある方は、その時間帯に走れなかった原因に対応できれば大きく記録を伸ばすことができます。これは伸びしろがあるということです。

全体の色をチェックすると、最初の6時間は色が濃いですが、6-12時間は少し薄くなり、12-18時間が最も白が多いです。明るくなり始めたら目が覚めて復活する方も多いようです。また内臓を壊した走れなくなったけど眠ったら治った方もいるのでしょう。このように色分けすると全体のイメージが分かります。

深夜走っていた方はコース上にランナーが少ないと感じたと思います。誰もが苦しいこの時間帯に走り続けることができるかが24時間走では大きなポイントです。

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また1時間に平均7周の6時間42周以上で走り通した選手は上位3選手と6位の選手の4名のみです。6位の竹入選手は前半12時間と後半12時間の差が2周しかありません。

161km(100 マイル)以上の走破者で、毎時間最低走行距離 6km 以上を維持した上で、前半 12 時間と後半 12 時間の周回差(15 周以内が条件)の最も少なかった者(男女区別なし)を“大会特別賞”は竹入さんですね。

ちなみに2010年に初出場した時に、私は前半68周、後半66周で大会特別賞をいただきました。この時は9月上旬開催で非常に暑くて序盤に潰れて夜に復活しました。懐かしいです。



2017年神宮外苑24時間チャレンジ記事一覧表

今回、神宮外苑24時間チャレンジを走ってから、結果だけではなく、どのような準備をし、どのように走り、どのようにトラブルを回避したかなど、『自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返り』にまとめました。

全てのランナーに当てはまるとは思いませんが、比較的ベーシックな内容だと思います。また周回コースの24時間走独自の内容もありますが、100kmレースやフルマラソンにも通じる内容も含まれています。

参考になると感じる部分のみ取り入れていただければと思います。

(画像は全てウルプロメンバーや友人などが撮影していただきました。)

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最終結果

JUA 日本ウルトラランナーズ協会ウエブサイト掲載の男子200km以上、女子180km以上の記録を抜粋しました。(敬称略)

男子

  1. 高橋 伸幸  252.658 ㎞
  2. 高橋 浩一  243.051 ㎞
  3. 安孫子 亮  240.359 ㎞
  4. 大河原 斉揚 238.272 ㎞
  5. 篠原 直秀  235.706 ㎞
  6. 竹入 英樹      235.274 ㎞
  7. 向江 司   228.379 ㎞
  8. 神宮 浩之  226.565 ㎞
  9. 星川 晶   224.651 ㎞
  10. 木曽 哲男  220.926 ㎞
  11. 吉清 一博  219.066 ㎞
  12. 白倉 嵩大  218.049 ㎞
  13. 小田 克矢  216.858 ㎞
  14. 後藤 大樹  216.701 ㎞
  15. 宝徳 忍   216.661 ㎞
  16. 岩立 幸一  214.716 ㎞
  17. 新澤 英典  214.472 ㎞
  18. 林 達雄   214.469 ㎞
  19. 谷水 強   214.303 ㎞
  20. 林 伸樹   208.124 ㎞
  21. 松井 聡   206.590 ㎞
  22. 山村 浩太郎 206.228 ㎞
  23. 西川 昌志  206.107 ㎞
  24. 大島 康寿  205.615 ㎞
  25. 堀 竜麿   204.794 ㎞
  26. 藤原 一清  203.725 ㎞
  27. 陶山 和彦  203.165 ㎞
  28. 米澤 治文  201.941 ㎞
  29. 高橋 健吾  200.008 ㎞

女子

  1. 兼松 藍子  225.792 ㎞
  2. 楠瀬 祐子  215.903 ㎞
  3. 青木 奈和子 207.610 ㎞
  4. 小川 久美子 205.161 ㎞
  5. 廣澤 志保  204.298 ㎞
  6. 田子 裕紀子 204.064 ㎞
  7. 土居 綾   199.185 ㎞
  8. 鈴木 琴美  192.999 ㎞
  9. 後藤 玲奈  191.506 ㎞
  10. 田中 さゆり 186.377 ㎞
  11. 藤原 定子  185.348 ㎞
  12. 大塚 恭子  185.333 ㎞
最終結果と神宮外苑歴代ランキング

・2017年 神宮外苑24時間チャレンジ 参加ランナー紹介ページ (男子の部)
・2017年 神宮外苑24時間チャレンジ 参加ランナー紹介ページ (女子の部)
・2017年神宮外苑24時間チャレンジ レース展望 男子
2017年神宮外苑24時間チャレンジ レース展望 女子
・神宮外苑24時間チャレンジ応援の方への注意事項
・2019 IAU 24時間走世界選手権代表選考要項

以下は前年大会前に作成した記事です。

・2016神宮外苑24時間チャレンジ参加ランナー紹介
・2010年から2015年までの上位選手一覧など

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大会前に書いた私の目標など

以下レース後に書いた振り返り記事です。

その1 暫定結果など
その2 1時間ごと周回数について 
その3 レース展開とトラブル対応① 
その4  レース展開とトラブル対応② 
その5  靴擦れは起きなかった 前編 
その6  靴擦れは起きなかった 後編 
その7  上体の真下で接地する 
その8 失速を防いだレース中の補給 前編 
その9 失速を防いだレース中の補給 後編 
その10  GPS時計のセッティング 無駄な情報は要らない 
その11 できる準備はすべてやる  アスリート用リップクリーム

・人類の限界値水準から24時間走の距離を考える

こちらにこの表に関する記事をまとめました。

余談的な記事ですが、このように考えると記録を伸ばすのは、最初は比較的簡単でも、徐々に難しくなるのが分かると思います。フルマラソンだって4時間くらいの時は一気に30分くらい短縮することはありますが、3時間切ってくると3分短縮するのも難しいように24時間走で数キロ伸ばすのも難しくなって来ます。

・100キロタイムから24時間走の距離を探る

最大距離目安は以下の数値から概ねですが算出できます。
男子 1920÷100キロタイム(h) 女子 2040÷100キロタイム(h)

私が今年の神宮外苑の日に100kmを走ればPBの8時間26分では走れずサブ9ギリギリの体調でした。今年のサロマ湖が8時間54分ですから、これを計算式に当てはめると1920÷8.9時間≒215.7kmです。今回の走りはその時の自分の体調などを考えると限界値に近いくらい頑張れたのだと思います。

来年走るのであれば、少なくとも100kmでPBを出した時くらいの体調で挑みたいと思います。すると1920÷8.43時間≒227.7kmになります。それでも入賞に絡むような選手ではありませんが、自分自身の限界を少しづつ探る旅を続けていきたいと思います。

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・ウルトラプロジェクト

今回は画像に写っていないメンバーも含めて神宮外苑を走りましたが、今年入会した青木さんが昨年の175.147kmから207.610kmへと30km以上伸ばして3位入賞した他、初参加のメンバーも楽しかった。また来年チャレンジしたいと話しています。来年は走力のあるメンバーも複数エントリーしたいと話しているのでウルプロメンバーが今年の青木さんのように上位に絡めるよう神宮向けの練習もしていく予定です。

ウルトラプロジェクトメンバーは、先週の大田原、つくば、大阪マラソンなどレースでは20人近いメンバーが自己ベストを出しました。ウルトラマラソンを走ることを目標としたメンバーしかいないと勘違いされることはありますが、そんなことはありません。フルマラソンでサブ3したい、サブ4したいと入会するメンバーもいるし、トレランをもっと気持ちよく走るために走力をつけたいと入会するメンバーもいます。トライアスロンのランパートを頑張れる走りを身に付けたいと入会するメンバーもいます。

過去の自分自身を越えるために頑張っているメンバーを素晴らしいとお互いに応援しあえるような温かいランニングクラブを目指しています。そして私はメンバー一人一人が目標達成できるように一生懸命頑張ります。

ウルトラプロジェクト練習会日程についてはこちらです。

・主なウルトラプロジェクト協賛ブランド(順不動)(*私の個人サポート含む)

ATHLETUNE(アスリチューン)
ケッズトレーナー
Aggressive-Design(アグレッシブデザイン)
RxL(アーエル)
凌駕スマッシュウオーター
SALOMON(サロモン)
Suunto(スント)
ランプラスウオーター
Champion System(チャンピオンシステム)
キャタピラン
Kernel(カーネル)

・ウルトラセミナー

これらのノウハウを多くの100kmマラソンにチャレンジするランナーへお伝えするウルトラセミナーも順次開催しています。

次回開催は2017年12月12日と14日の、チャレンジ富士五湖対策です。12日は定員により締め切りです。

ウルトラプロジェクト入会やウルトラセミナー参加申込はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。



自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその11 〜 できる準備はすべてやる  アスリート用リップクリーム  〜

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその10 〜GPS時計のセッティング 無駄な情報は要らない〜  から続く

疲労が徐々に抜けるとともに、レース中に感じた苦しさも徐々に風化していきます。

もう24時間走はやりたくない。。とレース中や、レース後に何度も思った方も、なんだかそう感じたことも懐かしい記憶に変わってきていませんか?

私自身、まだ来年の24時間走については考えたくありませんが、24時間走世界ランキングの50歳以上の記録など最近眺めています  笑

ちなみに現時点の1位はフランスの選手でなんと260.077 km(世界選手権5位)で、2位もフランスの選手で250.247 km。240km以上が7人です。ただ私も現時点で30番以内には入ってます。現実的にトップ10は難しくてもトップ20は狙えるのではないか?なんて思ってます。

さらにDUVウルトラマラソン統計の面白いのは、アジアとか、日本とかカテゴリーを狭めていくこともできるのです。

40歳で初めてフルマラソンを走った私のような平凡なランナーでも、世界ランキングを意識することが出来るのもウルトラマラソンの魅力だと私は思います。

もちろん組織から表彰されるわけではないけど、自分自身の成長の目安になり、やり甲斐にも繋がります。

さて、そのように神宮外苑から時間は経ちましたが、来年以降の神宮外苑24時間チャレンジに参加しようと考えている方や100kmなどウルトラマラソンにチャレンジする方の参考になりそうなことは、この機会にまとめておきます。

今回書くのは、リップクリームについてです。

女性には欠かせないアイテムですが、男性で使っている方は少ないと思います。

私自身、リップクリームを使うのは真冬に唇が荒れてしまってから対処療法的に使っていました。

今回の神宮外苑では、アグレッシブデザインから10月に販売したHemere(エメレ)を使いました。

試作品段階から使っていますが、香りやグロス感がないから男性でも違和感なく使えるアスリート用リップクリームです。

レース中に塗り直しはしませんでしたが、ドリンクを飲んで濡れた唇に冷たい風が吹き付けましたが、最後まで荒れることはありませんでした。

メーカーのページにはこのように書かれています。

過酷なスポーツシーンで、くちびるは大きなダメージを受けるくちびるをケアすることでより集中できるのではないか?
ひび割れる・痛い・皮がむける・血がにじむ……
その根本的な原因は紫外線・乾燥・物理的接触
これらの原因からくちびるを守る為のベール

それが「Hemereエメレ」

実際のところ、今回リップクリームを塗らなくても荒れなかったかもしれません。

でも、くちびるがひび割れて痛みを感じながら走る状況になれば補給時に大きなストレスになったと思います。

レース前に10秒ほどの時間を使い塗るか塗らないかで、ストレスに繋がるリスクを回避できるなら塗った方が良いと私は思います。

できる準備は全部やる

そんな積み重ね。気持ちが、長時間走るウルトラマラソンでは大事だと思います。

 

今回はリップクリームを例に出しましたが、予期せぬトラブルであれば対処するしかありませんが、準備しておこうと思いながらしなかったことがトラブルに繋がったら精神的なダメージも大きいです。

また予期せぬトラブルとは、自分が知らないだけで、経験の長い方であれば予期できるトラブルであることが大半です。

トラブルに見舞われ対処していくことで経験となっていきますが、そもそもどのようなトラブルが発生するかを知っておけば準備も対処も変わってきます。

来年4月以降に開催されるチャレンジ富士五湖や野辺山ウルトラ、サロマ湖ウルトラなどウルトラマラソンにチャレンジするランナーのためのウルトラセミナーを過去数10回開催していますが、ますが12月12日 19時から2時間少々都内でチャレンジ富士五湖対策編を開催する予定です。

詳細は近日アップしますが、参加者全員に理解して欲しいので毎回10人程度の少人数で開催しています。参加費は従来同様3500円を予定しています。ご希望の方はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。

フルマラソンシーズン直後に開催されるウルトラマラソンのためにどう練習していくかや、そもそもどのような目標設定をしていけば良いのかなど幅広い内容をお伝えします。

チャレンジ富士五湖以外のウルトラマラソンにチャレンジする方にとっても参考になる内容です。

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその10 〜GPS時計のセッティング 無駄な情報は要らない〜

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその9 〜失速を防いだレース中の補給 後編〜 から続く

神宮外苑24時間走ではスントスパルタンウルトラの画面設定をこのようにしました。

GPSウォッチは様々な情報を入手できます。このスパルタンウルトラにしても非常に多くの情報を前もって選択し画面に表示させることができます。

ただ、私はそのレース中に必要な情報のみ選択するようにしています。その数値を見て何ら活用することができない情報はプラスどころかマイナスに働きかねません。

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今回のメイン画面はこれです。

最高7つの数値を表示できるけど3つの数値を表示しています。

上から、ラップ数、ラップタイム、時刻です。これだけあれば24時間走は十分です。

また、設定はオートラップは外します。というより練習時からオートラップは外した設定を使うのが大半です。(特にインターバル走でオートラップ設定をしているとぐちゃぐちゃになることがあります。)

フルマラソン走る方なら、タイムやペース、距離、心拍数を表示することが多いですが、以下の理由から私は表示してません。

タイム・・・表示しても良いけど時刻の方が分かりやすい。

ペース・・・周回の距離が分かっているからラップタイムが分かればペースは分かる。そもそも1周8分ならキロ6弱で、6分37秒ならキロ5です。ということは7分20秒くらいならキロ5分半前後です。正確なペースを刻む必要もありません。

距離・・・ラップ数が分かれば距離は分かります。これが正式な距離です。またトイレやエイドに入れば距離はずれますのでGPS計測の曖昧な距離は不要です。

心拍数・・・そもそも序盤から心拍数が上がるようなペースでは走りません。

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もう一つ設定しておいたページはこちらです。

先程のページの3項目にプラスして、気温と距離を入れました。

気温に関しては体感ではなく数値の推移で気温が下がってきているなど把握して、ウェアリングなどの参考にしようと思いましたが実際は体感で調整したのであまり見ませんでした。距離は不要でますが、どれほど誤差が出るかのチェックで使いました。

スントスパルタンシリーズのGPS精度は3種類あり毎秒計測のBESTとGOOD、そして60秒ごと計測のOKです。通常はGOODで十分です。今回も1周1324.56mを走ってほぼ同じ数値を示しました。ただ、エイドやトイレに行けば距離はずれるのでどれほど正確であっても24時間走では要りません。またOKモードにすると60秒ごとですから、カーブの多い周回コースだと距離がかなり短くでます。

そのような理由から、最初の3つがあれば十分です。ピッチくらいはあっても良いかもしれませんが、ピッチが落ちてるのを見て戻すことが出来ることが前提です。把握しても変えられないなら数値をみてガッカリしてネガティヴになるだけです。

今回私は序盤の強い風でサングラスの隙間から埃が目に入ったり、コンタクトレンズの長時間装着で目が疲れ、コンタクトが曇るのではなく、眼球自体が曇ってしまい上の大きな文字のラップタイムも読むのがギリギリで、下の文字は全然見えなくなりました。

その意味からも文字が小さくなる多項目表示はやめた方がよいです。

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少し基本的な話ですが、スントスパルタンシリーズはムーブスカウントというページにログインしていろいろトレーニング内容を把握したり、アップデートしたりします。

そのムーブスカウントで、画面に表示したい項目など設定できますが、それを知らずにデフォルトのスポーツモード設定をそのまま使っている方もいますが、トラック練習をする方なら少なくともオートラップは外した方がよいです。

これは簡単にカスタマイズできるので色々試してみてください。

ちなみに私がフルマラソンで使う設定はこのような感じです。

心拍数(もしくは距離)

ラップタイム(この設定項目ではラップ継続時間)

ラップペース(ラップボタンを押してからの平均ペース)

タイム(この設定項目では合計という名称です。なぜ合計かは知りません。)

文字が小さくならないように4つも項目にしています。

オートラップにはしないで手動ラップにしてます。5kmごとに計測するか1kmごとに計測するかは本人次第です。

心拍数は序盤飛ばしすぎないようにあった方が良いと思いますが、普段あまり使ってないなら不要でしょう。距離は通常1kmごと表示なので不要かもしれませんが、レース経験の短い方ならあった方が良いと思います。

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその11 〜 できる準備はすべてやる  アスリート用リップクリーム  〜 に続く



自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその9 〜失速を防いだレース中の補給 後編〜

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその8 〜失速を防いだレース中の補給 前編〜 から続く

 

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今回、固形物やジェルが飲めなくなった場合の備えとして、メイバランスやウイダーinゼリーを結構持って行きましたが、メイバランスは序盤に2個使いましたが、ウイダーinゼリーは出番がなくそのまま待ち帰りました。黄色いパックのレモン味のビタミンゼリーは終盤酸っぱいモノが飲みたくなるかと持参して、終盤使いましたが、一口しか飲めませんでした。胃腸が疲れてくると酸っぱさはダメになるようです。

ポケットエナジーオレンジ味の味を調整していく中で、私はもっとオレンジの酸っぱさが欲しいと開発者に伝えましたが、既存のグレープ味と味以外の成分は変えない方針から可能な範囲で味を調整しましたが、もう少し酸味が欲しいと感じていましたが、今回24時間で使ってベストバランスだと感じました。

また、エイドでお湯はもらえるので、普段家でも飲むことがあるクラムチャウダーと海老のビスタも飲みました。塩分をしっかり感じます。

ドリンクは冷たく胃腸を冷やすので、胃腸が疲れていると感じたら温かいモノが有効です。ふと信越五岳にこれ持っていったら状況が少し変わったと感じました。軽いしエイドにお湯があれば作れます。今後ロングトレイルなど出る時は持参します。

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また、今年はレース中に、マルチビタミン&マルチミネラルを取ることにしました。製品はこちらです。【コンディショニングサプリ】Catalyst Conditioning  レース中に3回ほど5粒づつくらい使いました。

普段の生活なら食事から身体に必要な栄養素をとれば良いと思いますが、レース中にそれは望めません。より過酷なことをして身体に負担をかけている状況だからこそ、身体のコンディションを整えることは大事です。

このマルチビタミンは毎日継続して摂取しています。

またオルガニックジェルも使いましたが、オルガニックドリンクが使える状況なので、オルガニックドリンクを優先しました。ドリンク2.5本、ジェル2個です。昨年もオルガニックドリンク使いましたが、睡魔はあったので、睡魔に関してはカフェインがかなり効いたというよりもっと総合的なことだと思います。何か気付きがあれば書きます。

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また普段からウルトラマラソンでは特に気をつけていることを書きます。

それは補給したら胃を落ち着かせる努力をすることです。ただ食べてすぐに走ると胃が驚くとしつかり休んでいたら距離は伸びません。

そこで私は一回に食べ過ぎないようにするだけではなく、食べたらエイドを出て200mくらいは歩きます。キロ6で走れば1分少しの時間ですが、その2倍のスピードで歩いても2分少々です。調子が悪いと思えばもっと歩きます。例えばエイドで4分休めば距離は伸びません。4分歩けば400mくらい進みます。1回ではないのでかなり大きな差になります。

100kmマラソンでも同様のことはよくします。一歩も歩かずに完走したい。という言葉をよく聞きます。否定はしませんが、エイドのたびにたっぷり休んでから走り出すのと、胃腸の調子をチェックしながらも歩いて先に進む。選択するならどちらが良いでしょう。私は歩きます。

また【一歩も歩かないで完走】は【自分に負けたくない。】という意味で使う方が多いと私は感じます。それなら、【自分に負けて歩かないで完走。】の方が良いと思います。

物理的に歩く選択肢をなくすのではなく、走れるけど、より速くゴールするため、目標達成のために歩く場面は結構あると思います。

以前書いたウルトラマラソンの攻略法に少し書いてますので読んでみてください。

今回書いたことは私の感覚であり誰にも当てはまるものではないと思います。

また今回は荷物が置けていつでもとりだせる特殊なレースです。フルマラソンやウルトラマラソン、トレイルレースだとスペシャルドリンクやドロップバッグはあったとしても基本自分で持たねばなりません。

そうなると、今回書いたものの中には使いにくいモノが出てきます。携行性が重要になってくるのです。

そしてフルマラソンでも、ウルトラマラソンでも、製品を選ぶ際に意識して欲しいのは、飲みやすさです。

フルマラソンではレース中にマルチビタミンまで取る必要はないと思いますが、大半の方はエナジージェルを取ると思います。市販されているエナジージェルはそれぞれ様々な工夫がされており、エネルギー補給だけではなくオマケの機能を追加しているものもあります。アスリチューン・ポケットエナジーにもマグネシウムが入っています。

ただ一番重要なのは確実にエネルギー補給ができる製品かどうかです。飲みやすくてもカロリー数が100kcalを大幅に下回っているものではたくさん飲まねばなりませんし、苦しい場面で飲めない味や食感ではそもそもエネルギーは取れません。

飲むのがストレスになるようなエナジージェルでは補給のタイミングが遅れがちになります。

その点でアスリチューン・ポケットエナジーは多くのランナーに活用されています。グレープ味とオレンジ味どちらが飲みやすいか?と聞かれると新しいこともありますが、オレンジ味が飲みやすいと感じる方が私の周りには多いです。

近々フルマラソンを走る方であれば、下記のアスリチューン特別企画開催中です。

フルマラソン参加ランナー応援企画 〜アスリチューン購入特典スタートします〜

初めて使うなら最低でも味見をしておく。可能であれば練習で使って欲しいのですが、この週末に注文すれば関東近県の方であれば火曜日には届きますので、大田原マラソンやつくばマラソン・大阪マラソンに間に合います。

現在のエナジージェルに全く不満のない方は別にして、レース中にジェルを取らねばガス欠になるけど、飲むのがストレスと感じている方は試してみてください。

10本で送料込2400円が、11本2400円になりますから単価218円程度です。コストパフォーマンスも非常に高いです。

今回大きな落ち込みなく走り自己ベストを更新できたのは、これまで書いてきたランニングフォームやトラブル対応だけではなく、胃腸の調子を整えたことが大きいと思います。走力のあるランナーが大失速する理由の多くは胃腸トラブルです。

 

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその10 〜GPS時計のセッティング 無駄な情報は要らない〜 に続く



自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその8 〜失速を防いだレース中の補給 前編〜

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその7 〜上体の真下で接地する〜  から続く


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今回は、神宮外苑24時間チャレンジの補給について紹介します。

今回は会場に持参して使ったジェルなどのパッケージは自宅に持ち帰ったので記録に残しておきました。

まず、この大会は1周1324.56mの周回コースで、計測地点先にゼネラルエイドがあり、その裏に選手の荷物スペースがあるのでいろいろ置いておくことができます。

私は食べたくなるであろうものをカートに詰めて会場に向かいました。使わなければ余ったモノが詰まった重たいカートを疲れた身体で家に持ち帰るのは大変ですが、持っていかなくて失敗したと大会中に後悔するよりはずっと良いです。

今回は二週間前から体調を崩していましたが、胃腸の不調はありませんでした。

レース中も胃腸の調子を崩すことなく最後まで何かしら補給ができました。最後の1-2時間は何も出ない嗚咽を繰り返しましたが、それでも液体のモノは受け付けたしラスト2時間で17kmくらい走れているからトラブルと言えるものではありません。

ONTAKEや信越五岳100マイルでは胃腸トラブルに見舞われましたが、もっと長い時間を走る24時間走では過去あまり胃腸をやられた記憶がありません。

アップダウンがあることによる揺れの問題だと思っていましたが、最近はトレランの場合はエネルギー消費に補給の量が追いついていないのではないか?と考えています。そのことはまた別に書きます。

また、過去の神宮外苑で胃腸をやられた記憶がないのは、やられたことがないのではなく、忘れたのかもしれません  笑

今回の補給について細かく書こうとすると中々アップできないので、要点のみ紹介していきます。

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基本的な流れ

水分補給は30分に1回目安で、エネルギー補給は1時間に1回以上をルーティンとして繰り返しました。

ドリンク

ドリンクに関しては、レース前日とスタート前にスマッシュウォーターで、ウォーターローディングしましたが、レース中は基本エイドにある様々な種類のドリンクを飲みました。

冷たいドリンクは、スポーツドリンク、オレンジジュース、りんごジュース、メロンソーダ、コーラ、スプライト、ファンタグレープ、コーヒー牛乳、カフェオーレ、牛乳、他にもありましたが、こんな種類を記憶してます。

温かいドリンクは、コーヒー、お茶などいただきました。

24時間走に限らず耐久系スポーツは、動くことで消費するエネルギーをいかに補給するかの勝負でもあります。

そこでポイントになるのは、ドリンクもエネルギー源として活用することです。水を飲んだらエネルギーは貯まりません。

今回はさほど暑くないけど、1時間に400-500cc飲んだと思います。コーヒー牛乳など合わせればこれでも200kcalくらいになります。

また豆乳を12パックほど持参して10パックくらい飲みました。バナナとコーヒー味はこれ1パックで135kcalとれます。これはハンドリングゾーンで受け取り歩きながら飲みました。

その他飲んだドリンクは、カフェインの入ったオルガニックドリンクです。夜間はこれを少しづつ飲みました。

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ジェル、固形物などドリンク以外

エイドで出していただいたドリンク以外で補給したのは、カレーや、ラーメン、うどん、シチュー丼、なめこ汁、スープなどですが、一度にたくさん食べないようにしました。理由は消化に時間がかかるからです。

またパンや、おにぎり、たらこパスタなど水分のないものは序盤から食べる気がしませんでした。

エイドで出されるモノは食べなければ走れないと義務的に食べるのではなく、美味しそうに感じたり、食べたいと感じたモノを食べるようにしました。

それでも少しづつとればかなりの摂取カロリーになります。また汁はしっかり飲み干します。塩分補給もエネルギー補給同様大事です。

私にはアスリチューン・ポケットエナジーのオレンジ味があるので、極端な話、エイドの固形物が取れなくてもポケットエナジーと、エイドのドリンク、豆乳があれば24時間なら何とかなる。エイドの食事は中盤以降も食べれたらラッキーくらいに考えていました。

アスリチューンのオレンジ味は私が飲みたい味をメーカーに伝え、開発者と一緒に味を調整して製品化したのですから飲みやすくて当たり前です。

ただ、どんなに飲みやすいジェルでも、ずっと取り続けたらあきてきますから、固形物が取れた時間帯のルーティンでは飲んでいません。

また、赤いパッケージのアスリチューン・エナゲインには持久力を増すと言われるイミダペプチドやBCAAなど入っていますが、生姜エキスの効果からか、気温の下がった深夜の時間帯も身体の冷えはさほど感じず、手袋は付けませんでした。

青のパッケージのスピードキュアは本来練習後、レース後のリカバリー用ですが、昨年同様今回も使いました。こちらもイミダペプチドが入っています。

今回、固形物やジェルが飲めなくなった場合の備えとして、メイバランスやウイダーinゼリーを結構持って行きましたが、メイバランスは序盤に2個使いましたが、ウイダーinゼリーは出番がなくそのまま待ち帰りました。黄色いパックのレモン味のビタミンゼリーは終盤酸っぱいモノが飲みたくなるかと持参して、終盤使いましたが、一口しか飲めませんでした。胃腸が疲れてくると酸っぱさはダメになるようです。

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその9 〜失速を防いだレース中の補給 後編〜 に続く



自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返り〜正式結果〜

2017年神宮外苑24時間チャレンジの最終結果が日本ウルトラランナー協会のページに発表されました。

第12回 神宮外苑24時間チャレンジ最終結果

上記結果を元に200kmオーバーした選手を抜粋しました。

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最終結果

男子

  1. 高橋 伸幸  252.658 ㎞
  2. 高橋 浩一  243.051 ㎞
  3. 安孫子 亮  240.359 ㎞
  4. 大河原 斉揚 238.272 ㎞
  5. 篠原 直秀  235.706 ㎞
  6. 竹入 英樹  235.274 ㎞
  7. 向江 司   228.379 ㎞
  8. 神宮 浩之  226.565 ㎞
  9. 星川 晶   224.651 ㎞
  10. 木曽 哲男  220.926 ㎞
  11. 吉清 一博  219.066 ㎞
  12. 白倉 嵩大  218.049 ㎞
  13. 小田 克矢  216.858 ㎞
  14. 後藤 大樹  216.701 ㎞
  15. 宝徳 忍   216.661 ㎞
  16. 岩立 幸一  214.716 ㎞
  17. 新澤 英典  214.472 ㎞
  18. 林 達雄   214.469 ㎞
  19. 谷水 強   214.303 ㎞
  20. 林 伸樹   208.124 ㎞
  21. 松井 聡   206.590 ㎞
  22. 山村 浩太郎 206.228 ㎞
  23. 西川 昌志  206.107 ㎞
  24. 大島 康寿  205.615 ㎞
  25. 堀 竜麿   204.794 ㎞
  26. 藤原 一清  203.725 ㎞
  27. 陶山 和彦  203.165 ㎞
  28. 米澤 治文  201.941 ㎞
  29. 高橋 健吾  200.008 ㎞

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女子

  1. 兼松 藍子  225.792 ㎞
  2. 楠瀬 祐子  215.903 ㎞
  3. 青木 奈和子 207.610 ㎞
  4. 小川 久美子 205.161 ㎞
  5. 廣澤 志保  204.298 ㎞
  6. 田子 裕紀子 204.064 ㎞

今回は男女とも200km到達者が過去最高となりました。参加人数は2015年頃から上限値に達しており増えてはいませんし、昨年より気象条件は必ずしも良いわけではなく、また大会開催中に2000人規模のランニングイベントが開催されるなど決して走りやすい環境ではありませんでしたが、参加者レベルが上がってきました。初参加者がいきなり良い結果を出すケースも増えてきており、どのように走れば良いか?どのような準備をしていけばなど、ノウハウが共有されてきたのも影響していると思います。

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歴代ランキング

DUVウルトラマラソン統計に掲載されているデータから必要な数値を調べて、神宮外苑24時間チャレンジの歴代ランキングを作成してみました。そこに今年の結果を組み入れました。男子は250km以上、女子は210km以上で複数回上位にランクされている選手は最上位記録のみ掲載しました。

過去の大会結果概要

過去12回の大会結果を数値化しました。こちらに掲載している完走者数は参加者数ではなく、42.195km以上走った選手のみです。近年特に女子選手の人数が増えてきましたが、今年はレベルも上がり、今年の世界大会を走った日本代表選手が上位に誰もいない中で、6人の選手が200kmを超えました。


(拡大してみてください。)

また、優勝者の年齢区分を掲載しておりますが、幅広い年代の選手が優勝していることが分かります。今でも50才以上に強い選手は男女ともたくさんいますが、世界に目を向けると、私と同じ年の1966年生まれのRuel, Stephane選手(FRA)は、世界選手権5位で260.077 km走り、現時点世界ランキング5位です。私もまだまだ頑張らねばと思いました。

 



人類の限界値水準から24時間走の距離を考える

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神宮外苑の自分の記事を書いていますが、自分のことを書くのは結構疲れるので、コーヒーブレイク的にこんなことを考えてみました。

以前から書きたいと思っていたことなのでグングン書けます。

まず断っておきますが、上記数値は、例えばフルマラソンを2時間29分で走るランナーであれば24時間走で250km走れる。というものではありません。

ただ作っていてかなり意外と近いかも?なんて思いはありましたが。

上記数値はどのようなものかというと、現在の世界記録が人類の限界水準と仮定します。

もちろんフルマラソンは近い将来2時間を切るかもしれませんが、10分も20分も短縮はしないでしょう。

その観点から伝説のウルトラランナーであるYiannis Kouros 選手の303.306kmという24時間走の記録もとんでもない記録です。この記録を破る人類はいるのか?という記録です。

フルマラソンで世界記録を狙うケニア・エチオピア勢が入ったら破れます。というものではないと思います。もちろんもっと走るかもしれませんが、303kmというのは、東京から国道1号線などを西に向かい名古屋近くまでの距離です。それを自分の脚で24時間で走ってしまうのです。

これ以上走れるランナーが現れないとは言いません。それはフルマラソンで2時間を切るランナーが現れるかどうかも同じことです。

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今回はそれぞれの世界記録より10%、20%・・と遅い数値を計算しました。

例えば世界記録より2倍遅いペースで走れば、24時間走は151.653kmだし、フルマラソンは4時間05分54秒になります。

もちろん、一方を出す力があるから、もう一方の記録を出す力があるわけでもなく、逆にもっと走れる人もいるはずです。

どれだけ意味のある数値か分かりませんが、例えば180kmの方が200kmに乗せるには、フルマラソンで3時間25分の方が3時間6分に上げるくらい頑張らねばならない。さらに210kmに乗せるのは2時間57分くらいに上げねばならない。というイメージはあながち間違ってはいないと思います。

またサブ3(3時間)は世界記録の68.4%のペースですが、これを24時間走にすると207.461kmです。

たった3時間しか走らないサブ3と、その8倍走る24時間走の比較は出来ないけど、男性でマラソンを3時間で走り、24時間走で207.461kmなら違和感は全くありません。

また240kmという数字は、上記の表で見るとフルマラソンは2時間35分くらいです。ちょうど福岡国際マラソンに参加できるレベルということです。これも違和感は全くありません。

今年の世界チャンピオンの石川さんは270.870kmは世界記録の比較でいうと90%を下回り、フルマラソンとの比較に合わせると2時間17分くらい。ただ石川さんはこれからグイグイ伸びていくから90%を越え、まずは95%を目指して欲しい。本人もそこまではイメージできてると思います。

そのくらいとんでもない世界記録なのです。

なんの意味もない数字ですが、こんな感じでふと思ったことを考えること好きです。

余談ですが、2017年神宮外苑24時間の記録が確定し、私は214.472kmで17位でした。おそらく50歳以上では1位です。(そんな表彰区分はありません。)

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自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその7 〜上体の真下で接地する〜

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその6 〜靴擦れは起きなかった 後編〜  から続く


(記事内の画像はウルプロメンバーや、ランニング仲間が撮影していただきました。ありがとうございます。)

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今回、大きく凹む時間帯がなく、最低でも1時間に6周(約8km)することができました。

1時間に8kmってキロ7.5分だからかなり遅い。って思う方もいると思います。

でも今回スタートした147人のうちで、毎時間6周以上で走りきった選手は10人いるかいないかだと思います。

ちなみに全ての1時間に6周走ると24時間で144周できますので距離はこうなります。

1.32456km×144=190.736km

この距離に到達した選手は男子は34人前後で、女子は10人前後ですから、スタートした選手の3割程度です。

その6までにも書いていますが、大きく凹まないためには、可能な限りトラブルを回避することも重要ですが、当然ながら走り続ける走力は必要になります。

神宮外苑24時間チャレンジにも様々なレベルの選手がエントリーしていますが、少なくとも180kmを超える選手は普段ならキロ6は楽なスピードだと思います。それがレース中盤にキロ6を保てる選手はほんのひと握りになってしまうのです。

私自身中盤は1周8分で走ることを意識しました。キロ6で走れば7’57なのです。このペースを保てばエイドやトイレで多少ロスしても1時間に7周できるのです。

その2で書きましたが、私はスタートから9時間までは7周を保ちましたが、9-10時間の1時間は6周に落ちてしまいました。キロ6も保てなくなってきたのです。

普段走っている時はキロ6を越える方が難しいのですが、越えてしまうのです。

スピードやペースはピッチ×ストライドで決まります。それは短距離も長距離も一緒です。

私はピッチは保っているので、ペースが落ちたのはストライドが短くなったのです。

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ではストライドが短くなる原因は何か?

いろいろありますが、だいたいこんな感じです。

・後傾する

・腰を落とす

・地面を押せない

・目線が上がる

次の1時間からまた7周に盛り返しましたが、その時にこれを意識したのです。

(これは朝方の画像です。)

腰の位置を高くして上体を少し前に持って行き、接地は上体の真下にする。

足が地面につくタイミングで、地面を押すと接地している脚と逆の脚(骨盤)がグイッと前にでる感覚を思い出しました。

その動きを続ける中で、腕振りの角度や振り方も整えていきました。

その結果、同じような負荷で走っても明らかにペースが上がり、ランナーをパスする際のスピード感が変わり気持ちよく走れました。

そのフォームを保ち一定のペースで走りつつ、前のランナーをパスする時に、車のアクセルペダルを踏むがごとく、接地時に地面を少し強く押せば、一気に身体は進みました。

今回もランニングネックレス Kernelを付けていましたが、自分の身体にあるセンサーの感度がよくなったかのように感じ、接地のタイミングが分かりやすいこのアイテムは私の走りをサポートしてくれました。

正確な時間は分かりませんが、朝6時とすれば19時間経過時点のランニングフォームです。脚のバネを使って走ることも、膝をグイッと前に押し出すような走りはできません。

意識し続けたのは、上体の真下で接地することと、付いたら押し出すことだけです。

この画像は分かりやすいと思いますが。接地直前ですがそのような走りになっていることが分かると思います。

24時間経過後には精根尽き果てましたが、翌日から普通に歩行し、水曜日にはジョギングできるようになったのは、身体に極力負荷のかからないフォームで走れたからです。

この接地時の意識はフルマラソンだって大事なことで、ウルトラプロジェクトの午後練ではこの動作を繰り返しています。

また走行中のピッチは最後まで大きく変わっていませんが、これはリズムを腕振りで行なっているからです。接地でピッチのリズムを取るより腕振りでリズムを取る方が楽だと思います。

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また、上体の真下で接地する大事さが分かる方ならランニングネックレス Kernelを私が付けている意味が分かると思います。

(これは私ではなく楠瀬さんです。)

練習会で希望者には貸し出していますが、使った多くのメンバーが購入しています。今回女子2位の楠瀬さんも使用していますし、今回は出ていませんが、世界選手権優勝の石川さんなど多くのウルトラランナーが使用しています。トップを目指す選手は余計なものなど付けたくないでしょう。

これはウルプロメンバーが20時間経過時点で撮影していただいた画像ですが、神宮外苑らしい画像で気に入っています。足は見えませんが上体の真下で付いているのは分かりますし、肩に力が入っていないし、腰も落ちていない。自分でみてもリラックスしたフォームで走れていると思います。

終盤は目標である210kmを超えることだけを考えていましたが、もしこの人に勝ちたいとか負けたくないとかあれば、もっとキツかったでしょうが頑張れたと思います。ただ今回は眼球が曇ってしまったために速報ボードの小さい数値なんて全く見えませんでした。。この画像は私がメガネをしている貴重な?画像です。

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその8 〜失速を防いだレース中の補給①〜 に続く