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身の危険を感じるレベルの寒さだった〜UTMF2019〜

今年のUTMFは4/27 15:00 時点で競技中止が発表された。


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そのことを知ったのは7A山中湖で応援し、9A富士吉田に行く前に、日帰り温泉で仮眠を取っていた時だった。その後9Aで全てのランナーを応援しようと思っていた。

中止という言葉を聞いた時に、脳裏を過ぎったのは、重大事故だった。

慌てて、大会ページを確認すると、「杓子岳付近の降雪・凍結・低温によるリスク増大によりレースを短縮します。次のエイドの指示に従ってください。とあり、事故予防のための中止と知り胸を撫で下ろした。

重大事故は気象コンディションに関わらず発生するが、レース中の吹雪・積雪はそのリスクを恐ろしく引き上げたのだから中止判断は適切だと感じた。

ただ、このレースに向けて準備をし、厳しいコンディションの中、懸命に100マイル先にあるゴールゲートを目指したランナーのことを思うと、この気象変化を恨まずにはいられない。そして、瞬く間にコースを真っ白にしてしまう山の恐ろしさを再認識した。

山岳区間ではない舗装区間に設定された7A山中湖のあるキララで応援している時でさえ、天気はころころ変わった。

メリノウールロングスリーブやダウンジャケットなど5枚重ね着していても身体がブルブル震えを感じたのだから、24時間以上この過酷な状況に耐えギリギリの状態でゴールを目指しているランナーが、その冷えきった身体で、さらに気温が下がる夜間に標高を上げていくのは雪が降らなくても危険だと感じたが、今回はさらに短時間で雪が積もったのだ。

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ウルプロメンバーの一人は、山中湖で身体と気候の回復を待っている間に中止の知らせを聞いたが、「身の危険を感じるレベルの寒さだった。」とレース後のメッセージに書かれていた。

自分だったらどう走るか?どう判断するか?など様々な視点から考える習慣があるが、その判断のためには多くの正確な情報が必要になる。今回適切な中止判断が出来たのは、コースやエイドに配置されたスタッフと本部との連携がしっかり出来ていたのは当然として、様々な悪天候時などリスクが増大した際の様々なシュミレーションがされていたのだろう。

また、必携装備に関して、そこまで必要なのか?それは選手の判断に任せたら良いのではないか?という声をよく聞くが、今回のようなコンディションではさらに+αを準備できたかどうかで明暗が分かれたと思う。

中止理由に上がっていた杓子山の状況に関しては、多くのランナーが欲していたが、急遽スイーパーを務めた石川弘樹さんがランナー目線・主催者目線から詳細なレポートをfacebookページに投稿した。

ぜひ石川さんの投稿を読んでみてください。

15時までに富士吉田エイドを出た選手のみゴールすることを許されたが、その最終ランナーがゴールした頃には青空が広がっていた。

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優勝は前評判通り、グザビエ・テベナールが圧倒的な強さを示して優勝した。

上位選手

男子

  1. グザビエ・テベナール(フランス)19:36:26
  2. リャン・ジン(中国)20:39:38
  3. ローレン・デイビッド・ニューマン(アメリカ) 20:40:14
  4. 小原 将寿 20:59:24
  5. アレクセイ・トルチェンコ(ロシア)21:03:43
  6. カール・ヨハン・ソルマン(スエーデン)22:04:28
  7. 鬼塚 智徳 22:27:44
  8. 土井 陵 22:51:39
  9. 伊藤 健太 22:51:39
  10. 木幡 帝珠 23:08:34

女子

  1. シャン・フージャオ(中国)24:20:00
  2. ルー・クリフトン(オーストラリア)25:50:48
  3. 浅原 かおり 25:55:53
  4. シルベーヌ・キュソ(フランス)26:10:16
  5. マンニ―・チュン(香港)27:14:46

年代別入賞など詳細はこちらをご参照ください。

また、A5勝山(95km)を通過した選手は、自らリタイア申告した選手も含めて、通過したエイドまでのコースの完走者とされた。フィニッシャーズベストと、ITRAポイントが得られるよう申請すると発表されたがその主催者発表はこちらです。

ITRAポイント申請に関しては後日発表されるが、現時点の情報から推測すると以下のようになると思われる。ITRAポイントに関してはDogsorCaravan.comのこちらの記事が分かりやすい。

6ポイント

ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)

MF_FUJIYOSHIDA154k(〜A9 富士吉田154km)

5ポイント

MF_NIJYUMAGARI140k(〜A8二十曲峠140km)

MF_YAMANAKAKO127k(〜A7山中湖127km)

MF_OSHINO114k(〜A6忍野114km)

4ポイント

MF_KATSUYAMA95k(〜A5勝山95km)



UTMFは今日抽選発表〜エントリー状況をみて感じたこと〜

2018年開催のUTMFとSTYの抽選発表が今日ありました。

ちなみにエントリー状況は大会ページに掲載されていました。

10/30の締め切り時点で募集定員を超えているので抽選になりました。

UTMF    2,413名(募集1,400名)   

STY:1,941名(募集1,000名)

抽選倍率に関して高い、低いなど書きませんが、UTMF、STYとも走りたいけど走れないランナーがそれぞれ1000人くらいいたということです。

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東京マラソンをはじめとした都市型マラソンが抽選になるのは分かりますが、この大会は参加資格があり走りたいと思っても資格を満たさねばエントリーできません。

ウルトラトレイル・マウントフジ2018-2020 参加資格に記載されていますが、UTMFはITRAポイントが3レースで12ポイント必要です。STYは2レースで5ポイントです。

特にUTMFに関しては70km程度のトレイルレースを期間内に3回完走してないと達しないポイントです。

そのため、今年のONTAKE100kのように、昨年とコース変更がないのに、5ポイントから4ポイントに減るという事態は、参加ランナーからしたら驚きです。ポイントは計画的に参加大会を選び、中にはクリック競争の大会もあり、そして完走して12ポイントに達したと思ったら11ポイントだった。ということも少なからずあったと思います。

私はUTMB参加資格の15ポイントに達していた気になっていましたが14ポイントになってしまいました。

詳しくはこちらを

OSJ ONTAKE100KM 2017年はITRAポイントは4に減少 累積標高激減

私が2016年、2017年に走った信越五岳110kmと100マイルは悪天候による距離短縮でポイント減。私は出ていませんが2016年UTMFも悪天候により6ポイントのはずが2ポイントになるなど、近年は悪天候によりポイントを獲得するのが難しくなっています。

その中で前回大会のエントリー数(UTMF2,349名、STY2,110人)とほぼ同じ人数がエントリーしたことはトレランの広がりを感じます。

私はUTMFのエントリー資格はありましたが、2010年からチャレンジ富士五湖を走るのが年中行事になっているので、UTMFを走りたい気持ちはありますが、エントリーしませんでした。

第一回レースに出て完走しましたが、同じコースもあるので昔の記憶とマッチングしたら楽しいだろうなんて気持ちもありましたが、さすがに富士五湖走って中4日は厳しいです。走れちゃう人はいると思いますが、私はその後の大会日程もあるので2回目のUTMFはまた考えます。

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そのUTMF・STYで当選した方はまずは入金してエントリーを確定ですね。

前回のUTMFでは、当選者が入金しないことで、先着順の二次募集を行いました。これは主催者にとって金銭面でも労力面でも大きな負担になります。

なぜ未入金者がいるのか?

多分、うっかり忘れの方もいるのでしょうが、とりあえず抽選に応募して当選してから考えよう。という方も多少はいるのかもしれませんし、抽選を待つ間に他の大会を入れてしまったという方もいるのかもしれません。

確かに抽選を待つ間に他の大会のエントリーが始まると困ることあります。

私は他の大会同様先着順が良いと思っていますが、これからずっと抽選方式をとるなら、例えば当選発表の一定日前まで、申込キャンセルのシステムもしくは連絡窓口(メール連絡)を設けたら良いと思います。エントリー時は走る気満々だったけど、怪我したり、予定が入った方もいます。既に当選者リストが出来上がっていたなら、その方々が外して、落選者から追加すれば良いでしょう。

また、落選者に対して補欠番号とか割り振って、未入金者が100人いたら、補欠番号100番までの方に割り振るなどしたら、二次募集の必要はなくなると思います。二次募集を先着順にすると資格確認をまたしないといけませんからね。

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そういえば東京マラソンの二次抽選は11月22日です。

こちらに東京マラソンの参加料が安い数字的根拠や、真の当選倍率の考え方など以前まとめました。合わせてお読みください。

東京マラソンの当選確率を高める方法

日曜日から今日まで、倉敷や尾道でゆっくりしています。

記事とは関係ありませんが。



ウルトラトレイル・マウントフジ2018のコースが変わります。

2018年UTMF開催概要発表されました。
次回から富士山をぐるりと一周するという大会の特徴はなくなりますが、悪天候時には舗装路など迂回コースを使い2016年のようなコース短縮や中止リスクを減らせるようなコースレイアウトにしたようです。

2016年大会は、参加者などの安全を確保するためにUTMFが169km予定が44kmに短縮し、STYは途中で中止となりました。

当時から悪天候時の代替コースの必要性が語られていましたが、2018年開催はその対応が行われました。
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今回発表された大会概要は以下の通りです。

開催日:2018年4月27日(金)〜29日(日) 予定

STY 距離:約95km

富士山こどもの国→富士宮→本栖湖→河口湖

UTMF 距離:約170km

富士山こどもの国→富士宮→本栖湖→河口湖→山中湖→河口湖

正式なルートはまだ発表されていませんが、UTMFのルートはざっくりこのようになるのでしょう。

UTMF2018

赤いラインで書いた山中湖〜富士山こどもの国がなくなり、その分の距離を河口湖〜山中湖を別ルートを使いカバーするコースになるようです。

このコースにすれば、悪天候時には国道139号線を使えば、参加者などの安全を確保しつつ大会の継続が可能になります。

ウルトラマラソンをしているランナーに説明するなら、富士山こどもの国から本栖湖まで行ってしまえば、そこからはチャレンジ富士五湖のコースが迂回ルートとして使えるということです。

参加者としては、悪天候時には、ロード区間が増えたとしても、大幅に距離が短縮することなく、可能であれば160km以上は確保した上で、大会を継続してほしいと考えているでしょう。
ただ、スタートとフィニッシュ地点が異なることで、主催者、参加者双方に、従来なかった負担がかかりますが、そこをしっかり対応出来れば同じコースを走るわけではないので魅力が損なわれることはないでしょう。もともとSTYはワンウエイコースであったのですから運営上の問題はないでしょう。

スケジュールやコースの詳細発表はエントリー開始前の10月上旬を予定されていますので、本来のコースとともに、迂回ルートも発表されることでしょう。

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個人的な悩みになっているのは、コース変更ではなく、4月末開催になったことから、2010年から連続出場しているチャレンジ富士五湖と日程が近くなることです。コースが1部重なるので同じ週の開催はないと思うので、おそらくチャレンジ富士五湖は4月22日の開催になる気がしますが、そうなると中4日で170km走ることになります。私はこの日程では難しいので、どちらかを諦めるしかありません。

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参加資格

大会エントリー開始日(10月16日予定)の3年前から前日までの間に、国際トレイルランニング協会(ITRA)がポイントを認定しているレースに出場・完走し、下記の規定ポイントを獲得すること。
ただし最低1レースはエントリー開始日の1年前から前日までに開催されるレ―スとする。

UTMF 最大3レースで12ポイント以上

STY  最大2レースで5ポイント以上

 

私は、以下の3レースで参加資格ありです。

2016年7月 OSJおんたけ100k(100km) 5ポイント

2016年9月 信越五岳トレイルランニングレース  4ポイント(コース短縮)

2017年7月 OSJ ONTAKE100(100km) 5ポイント

抽選結果発表がいつ頃になるか分かりませんが、チャレンジ富士五湖のエントリーが年末からなので、UTMFの当落結果次第で、考えても良いと今は考えています。