「競走」ではなくて「共走」、それを強く感じた3回目のサロマ。(前編)

以前からの知り合いの通称ミカティと、大会前日にエキスポ会場で会いましたが、脚の状態が悪いと話していました。でも完走しちゃうんだろうな。と思ったらなんと38分もPB更新しました。

(画像提供 ミカティ)

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以前、サロマ湖の目標タイム別にペース設定の記事を書きましたが、それを初出場の時から参考にし、今回も同様に区間タイムを計算し、イメージして走ったところ自己ベストが出た。とメッセージが届きました。

今回、記事で紹介するのは、自己ベストを出したからではなく、自分の状態を把握し、その中でどう走ったら最も合理的かを考え実践できていると思ったからです。

いくつか質問に答えてもらいました。

レース前の状態とスタート前の気持ち

水曜日の朝、起きたら謎の痛みが右足のふくらはぎを襲っていました。リカバリーのために先週から走っておらず、前日もカーボローディングのためにビュッフェでたくさん食べただけだったので、原因が全く分からず、(足を攣ったことがないが)攣ったのかな?肉離れかな?シンスプリントかな?こむら返りかな?と、訳の分からない不安な1日を過ごしました。

木曜日の夜、神保町のあしラボを訪ね、右足を中心にほぐしてもらい、膝裏のシコリなどとってもらい、大丈夫かと思ったが帰宅してからも違和感がとれない。

金曜日に現地に移動し、会場でブース設営をし、土曜日はブースで接客をしているうちに、徐々に痛みが違和感へと軽くなってきたので、夕方に「明日走ってみよう」と決意しました。

大会当日の朝起きてテーピングを張り、ゲーターをつけると戦闘モードに入りました。

会場では Jaybird Familyと円陣を組み士気を高めてから、陸連登録のところに並び、レース中に自分を助けてくれるJaybird Tarah Pro(タラプロ 14時間バッテリー稼働するイヤフォン)、音源、garminなどギアの最終確認をしました。

スタートラインにたてたのだから、完走したい!仲間が待っているゴールへ帰りたい、という強い思いでスタートラインに立ちました。

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ペース設定について

計画は、以前教えていただいた数値をそのまま目標タイムの11時間59分に合わせてレースペースを定めイメージしました。とにかく前半は6分30秒を超えないペースでいけば良いとだけ記憶し、後半50kmは「次の10km」はこの1kmごとのペースを超えないように走ろう!と決めました。

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レース展開

前半は、やはりテンションがあがってしまい、ペースが速くなりました。出場3回目にして、やっと最初の5kmはぐるっと回ってまたスタート会場に戻っているんだ、ということに気が付きました。前回も、わー多くの人が応援してくれているんだなあとは思っていましたが・・・

仲間がトップ集団で折り返してくるので、だいぶ手前から名前を大声で叫んでいたら、前の人が数人振り返っていましたが、ここからがこのレースの一番楽しいところのはじまりです。多くの仲間を見つけ、名前を叫びあい、お互いを鼓舞しあう、この前半のスライドが本当に嬉しいのです。興奮して、やはりペースは上がってしまいました。

折り返してからも仲間とのハイタッチが続き、また皆でワッカで会いたい、と強く思いました。

そこからフルマラソンまでは、淡々と走りました。特に困ったこともなく、時計もあまりみていなかったような気がします。

42.195km通過タイムが4時間30分を切っていて、あれ?速いのかも?調子良いのかな、と思ったのもつかの間で、50kmを超えるとやっぱり脚が重くなってきました。

55km手前のレストステーションでは、手早く、おにぎりやフルーツを食べ、ジェル等をポケットに詰め替えて4分以内には出発したと思います。

エイドを出たところにある大きな坂は歩くことを決めていたので、もたもたしていられないという気持ちがありました。私は歩幅が広いのか、歩くスピードが割と速く、これも武器だと思い、坂はひたすら腕を振ってぐいぐい進み、坂の頂上が見えてきたら走り出す、を繰り返していました。

私にとって一番辛いところは60-80km地点。毎回ここで、歩く時間が長くなってしまいます。魔女の森は、今回は久しぶりに暑いサロマになったことから、涼しい中で「稼ごう」と皆走っていたように感じます。多くの私設エイドに助けられ、凍ったゼリーをいただいたり、ブルーベリーをがっさり取って手がすごい色になったり、お汁粉とそうめんで癒されたり、きついところでの応援のありがたみをしみじみと感じました。

昨年はこのあたりで睡魔に襲われ、眠りながら歩いてしまったことを考えると、ここで歩きつつも走れたことが良かったのだと思います。この20kmは昨年より15分速く走れました。

ワッカは、昨年よりも早く入れたからか、多くの仲間に会うことができました。そうすると、彼らから応援のパワーをもらうことができて、やっぱり「走らなきゃ」となりペースはそれまでより上がりました。途中で計算しだして、あれ、去年より30分ぐらい早くゴールできるのでは?と狙いながら、一歩一歩、脚を進めました。

折り返しの坂は、やっぱり巨大。昨年はウィンドブレーカーがムササビのようになるくらいの強風でしたが、今年は晴天。ただ無理はしたくなかったので、歩きで上り下りを繰り返しました。苦手な下りや急な坂などは無理せず、走れるところを走る。というのをただひたすら繰り返しました。

往復だから距離は同じはずなのに、帰りのワッカのほうがやっぱり長く感じました。

ワッカを出てから残り2kmの98k地点には応援団が待っていてくれて、もうそこがゴールかと思うほどで涙がでてしまいましたが、あと15分、と思って走り出しました。しかし、ここから向かい風が強くて、へこたれて歩いてしまいました。

ゴール直前で、今回現地に来てDNSを決めた友達が待っていてくれたので、彼女と手をつないでゴール。笑ってゴールしたかったのに、いろいろな思いがこみ上げてきて、やっぱり号泣してしまいました。

 

「競走」ではなくて「共走」、それを強く感じた3回目のサロマ。(後編) に続く

「競走」ではなくて「共走」、それを強く感じた3回目のサロマ。



記憶はリンクのようなモノ。

みちのく津軽ジャーニーランに参加するため新幹線にて移動中です。

2週間前に北海道にいき、先週は長崎にいき、今週は青森。

少し前にウルプロメンバーが移動距離が大きいと普段気づかないことに気づいたりする。と投稿してましたが、私もそう思います。

長崎でも色々気づきがありました。

長崎に初めて行ったのは1991年です。入社3年目に本店営業部に異動し担当していた会社の新規事業に関する出張でした。

今でも苦笑いしちゃうような出張になりましたが、その時、一人で歩いた長崎の街は坂道がいっぱいあり汗をかいていたのを記憶してます。

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それからもう1回出張で行った記憶があるのだけど、よく覚えていません。

とにかく久々の長崎でした。

ただ当時の記憶はセピア色で、また他の記憶と混ざってしまい、夢か現実か分からないことばかりで、長崎の街並みを見ても何も思い出しません。

長崎と言えば、橘湾岸スーパーマラニックなどありますが、現在フルマラソンは開催されていませんが、長崎市で2020年開催が検討・準備されているようです。

幾多の坂越え、長崎でフルマラソン五輪と同年開催へ

 

記事にもありますが、かなり坂が多く、タイムが出るようなコースを作るのは難いですが、自分の脚で市内の観光名所を回るようなマラソンにしたら楽しそうです。

さて、今回は2泊3日で長崎市、佐世保市、軍艦島の観光をしてきました。

長崎孔子廟・中国歴代博物館

入場券を買って入場してしばらくして、入って失敗した。なんて気になりましたが、資料館で孔子の言葉などを読むと、子どもの頃に習ったことなどを思い出すとともに、昔はなんとも思わなかった言葉が今は胸に染みることがいくつもありました。

改めて書籍を買って読もうと思いますが、孔子は2500年前の人で、大和朝廷ができる800年前です。

人間関係について書いた名言を読むと、人間って2500年前からホント変わってないんだな。って思いました。

グラバー園

グラバー邸は改修工事のため入ることは出来ませんでしたが、園内でのんびり過ごしました。日差しが強く蒸し暑く、肌にまとわりつくような汗で、走っていないのに股擦れのリスクを感じました。

昔の建物内に掲示された品々や、歴史を紹介する文章を読むと、いろいろと感じることがありました。

この門にフリーメーソンのマークが刻印されています。

九十九島水族館海きらら

イルカの動きを見ていて凄いなーと思ったのは、ずっとボールを遊びをしてるのですが、水面に浮くボールを器用に口で押して水中に持って行くのです。球体の軸から少しズレた場所を押したら口元から離れてしまいますが、水の流れなども計算した熟練技でした。繰り返し繰り返しやることで難しいこともできるようになるんだ。と思いながら見ていました。

また、口にくわえる場面もありましたが、子どものイルカも親イルカの真似をしますが、口がまだ小さいので入りません。ただ何度も何度も繰り返します。

成長していずれ口にくわえることが出来る日が来るのですが、その時、どんな感情を持つのだろうか?なんて思っていました。

出来なかったことが出来るようになるって本当に嬉しいことです。

子どもの頃は毎日がその連続ですが、大人になると中々自分の成長を実感することが出来ず、逆に今まで出来ていたことが出来なくなる寂しさを感じる場面が増えたと感じる方は少なくないと思いますが、成長しようとすれば、年齢に関係なく成長は実感できます。

年齢が一歳上がるごとに老いるのではなく、チャレンジしなくなるから老いるのだと私は思ってます。チャレンジする対象はなんでも良いと思います。

高台に登ると沢山の島が見える素晴らしい景色でしたが、画像だと、イマイチ伝わりません。

長崎市から佐世保市にはレンタカーで移動しましたが、途中はずっと山の中でした。凄いトレランコースたくさんあるのだろうな。と考えながら運転していました。

平和公園

長崎市に戻り、平和公園に行きました。

そもそも広島の次になんで長崎に原爆が落とされたのだろう?なんて疑問に対して、検索してみるといろいろ出てきました。その文章を読んで生まれた疑問をまた調べるなど繰り返しました。どれも真実かどうかは分からないけど、この地に来なければ調べることもなかったことです。

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軍艦島

軍艦島上陸ツアーは、悪天候だと上陸できずに周りから眺めるだけです。前日は上陸出来なかったようですが、運良く上陸しました。

この島についても観光ガイドの話だけではなく、検索して調べてみると、表面上のことだけですが、今まで考えたこともなかったことを知りました。

二泊三日の旅程でしたが、長崎と全く関係ないことも、いろいろ思い出しました。懐かしいことだけではなく、悲しいこと、残念なこと、など。さまざまな記憶はそれぞれ紐付いているので、すっかり忘れていることでも、ある記憶を呼び起こすことで、次から次へと思い出す。

あたかもリンクのようです。

さて、今回の旅は何を気づかせてくれるのか楽しみです。



サロマ湖100KMウルトラマラソン⑤〜ヴェイパーフライ4%と身体のダメージ〜

サロマ湖100KMウルトラマラソン④〜後半の振り返り〜

前回はレース展開について書きました。

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既にサロマ湖が終わって10日が経ち、数日後には昨年も走ったみちのく津軽ジャーニーラン(177km)の舞台に立ちます。

昨年は188kmでしたが、コース変更により少し短くなりましたが、ほぼ同じコースなので、昨年見た光景や自分自身の心の葛藤など思い出しながら、素晴らしいコースを楽しんできます。

第3回 みちのく津軽ジャーニーラン 記事一覧

今年のサロマではヴェイパーフライ4%を履きました。

フルマラソンでは、ヴェイパーフライ4%フライニットを履きましたが、フルマラソンを超える距離でヴェイパーフライ4%を履いたのは練習含めて初めてです。

以前は、短い距離から長い距離までアディゼロジャパンブーストを履いていたので、レースで何を履くか?という迷いはほとんどなかったのですが、最近は結構迷います。迷うことも楽しみの一つと思っていますが、最終的には身体の状態と、シューズに足を入れてピンときたモノを選んでいます。

昨年からはズームフライやズームフライSPを選ぶことが多かったのですが、今年はヴェイパーフライ4%を使ってみようと考えていました。

その理由としては、カーボンプレートによる反発ではなく、軽さとクッション性、そしてフィット感です。

カーボンプレートの反発に関しては、私の100kmを走るスピードだと、ほぼメリットはないように感じてます。

ヴェイパーフライ4%を履いてキロ5前後のイージーペースで走ることもないので、そのペースで走るだけではなく、打越さん・吉田香織さんの主催する30km走イベントをお手伝いした時に、ペースダウンした時の5’30/kmペースで走ってみました。その結果、遅いペースでは反発など期待出来ないが、ストレスはなく、これなら100kmでも十分使えると思いました。

ただ、ヴェイパーフライ4%か、ヴェイパーフライ4%フライニットかは迷い、両方とも現地に持参し、前日にヴェイパーフライ4%で軽く流しをしたら良い感じだったので、こちらに決めました。

ソックスはアールエルのメリノウール五本指を履きました。

中盤から暑くなり5kmごとに水かぶりをしましたが、気をつけてもシューズに水がかかることがあります。直撃した時は濡れたことで靴擦れしないかな?と心配になりましたが、100km走ってトラブルはありません。メリノウールソックスは汗や雨、水かぶりで多少濡れても擦れにくいので靴擦れリスクを軽減してくれます。もちろん足には丁寧に擦れ防止クリームを塗るのを忘れてはいけません。

今回のレースでは序盤も終盤も極力脚の筋肉を使わない走りを心掛けました。重心を前に持って行き、脚はその場に下ろすを繰り返しただけです。

上体より前に接地してしまうとブレーキがかかった走りになってしまうので、気温が上がりキツくなった後半も、ひたすら同じ動作を続け、少しペースが落ちたと感じたら上体の位置を修正することだけを意識しました。

1年半前に買って、今回100km走った直後に撮影したヴェイパーフライ4%のソールです。

レース前には、ヴェイパーフライ4%のアウトソールは柔らかいので、踵の外側を中心に相当削れるかもしれないと考えていましたが、全体的に磨耗は少なかったです。

それは擦るような動作がなく、同じようなフォームを保って最後まで走れたということです。

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フィニッシュ後に着替えてから、フィニッシュ地点に戻りマッサージをしていただきました。

177kmレースのスタートまで2週間を切っているので、出来るだけ早くリカバリーしたいという気持ちと、身体の状態を客観的に把握するためです。

走った直後のマッサージですから、もちろん痛いけど、自分では中々出来ないので有難いサービスでした。

状態としては、尻や太ももの張りは強いが、ふくらはぎの張りはほとんどなかったようで、脚の筋肉を極力使わないフォームを意識して走った主観と客観が一致したわけです。

また、靴擦れや股擦れなどを起こすと、そこを庇った走りになりバランスが悪くなり特定箇所に負担がかかりますが、今回はそのようなトラブルもなく走れました。

記憶から消えているだけかもしれませんが、レース中に感じた痛み・違和感は、ワッカに入ってペースアップしようとした時の右膝の違和感だけです。

大腿四頭筋の張りが強いと膝下に違和感が出ることがあり、その痛み・違和感を無視して走るとレース後の回復が遅れると聞きましたが、今回は即ペースを戻したので違和感はすぐに消えました。

もちろん、自己ベストが狙える展開なら、無理してでもペースアップしましたが、今回はsub9がギリギリの展開で、ペースアップしなくてもこのままいけばsub9で、ペースアップしても失速したらsub9出来ない状況だったので、迷わずリスクの芽を摘み取ることを選択しました。

大腿四頭筋など太もも周りの張りが強いということは、まだまだそこを鍛えて行けば良いということです。

今日、ケッズスポーツマッサージの担当トレーナーにそんなことを伝えたら、新澤さんの場合は鍛えるより、大腿二頭筋の柔軟性を高めた方がよいとアドバイスをいただいたので、ケアをしてもらいながら、自分が普段から感じていることとの擦り合わせの質問をしました。

少し話は逸れるけど、備忘録としても残しておきます。

私のハムストリングは以前と比べるとかなり発達してきましたが、特に右側が硬く仰向けに寝ている状態でも、左は膝裏がベッドに着くのに、右は浮いてしまっているとのこと。

この状態だと接地で力が伝わりにくく、膝裏が左のように伸ばすことが出来れば、もっと楽に力を伝えることができる。

その言葉を聞いて、浮かんだことは、懇意にさせて頂いている長江さんのアドバイスです。

柴又100K(登録の部)で長江隆行が総合2位〜アスリチューンの使用感〜

長江さんの動体視力は凄く、私が自分のページにアップしたトレッドミルで走るフォーム動画をみて、「接地後の足の上がりが左に比べて右が低い。」とメッセージでアドバイスしてくれました。足の上り方は意識して高く上げるものではなく動作の結果です。それは背中の使い方や骨盤の動きの左右差などにより発生しますが、だいぶ改善してきたと思って、先日ヴェイパーフライ ネクスト%を買った日にトレッドミルで走った動画を見ると、まだ右の方が低いことに気付きました。

サロマ湖4日後動画です。

その動きにも関係していると思い、担当トレーナーに、私の場合は接地後に後ろに流れた足は左右どちらが高くなりますか?と聞いたら少し考えてから、左が高くなります。そして右の大腿二頭筋の張りが抜ければ接地でしっかり地面を押せるようになるとアドバイスいただきました。

その後、どのようにセルフストレッチしたら良いかを教わりました。

これは普段からどう改善していこうか考えていなければ、その部位が硬いからストレッチした方が良いです。と言われても、そのストレッチをしたら、具体的に走りがどう変わるのか?イメージ出来ず、今回のような質問はしなかったでしょう。そしてそのストレッチのアドバイスはケアが終わり着替えて会計をする頃には忘れていたかもしれません。

問題意識を持っていれば、その問題を解決するためのヒントに気付きやすくなります。

ケッズに行く前に大腿四頭筋を鍛えねば・・と、この記事に書いていたからこそ、そんな質問が出て、今回の気づきになったのです。

また、担当トレーナーに身体の状態を確認する時には、いつも10段階評価で答えてもらいます。PBなど狙えるような最高の状態を10にし故障を0として、今はいくつくらいかと。

また、故障するようなリスクがある部位はないか?も聞くようにしてます。

スポーツマッサージでは自覚していない部位の張りが強いことを教えてもらうこともあります。

自分自身の身体の状態を注視することはもちろん大事ですが、客観的にその状態を伝えてくれる存在は大事です。

それはランニングフォームも一緒です。コーチでも友人でも家族でも良いので自分の調子が良かった時のフォームを知ってる身近な人を作ってください。

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昨日は、ウルプロ午後練、定期練習会がありました。

午後練はほとんど走らずにアドバイスや動画撮影をしましたが、定期練習会は7つのグループにペーサーをつけて走りましたが、私は5’20-5’30/kmペースでアップダウンのあるコースを10km走りました。まだ疲れてると感じましたが、身体の動きは良くなってきました。

練習後にはアスリチューンを飲んで素早いリカバリーを目指します。

週末の弘前は最高気温25℃、最低気温15℃ですから、昨年苦しんだような暑いレースにはならなそうです。

とにかく楽しんできます。



100km8時間以内で走る女性ランナー 〜8時間以内の日本の女性ウルトラランナー一覧〜 2019年6月30日現在

(2019年7月11日)2017年、2018年にアップした下記記事に2019年のサロマ湖ウルトラマラソンの結果を追加しました。

img_9896-1.jpg

先ほど、男女問わず6時間40分以内で走るランナーについて以下のように投稿しました。

キロ4より速く100km走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜2019年6月30日現在

続いて、女性ランナーについて100kmの日本歴代ランキングをまとめてみました。

2016年の作成時、男子同様20人程度にしようと調べたところ、8時間以内で走ったランナーが22人いたのと、男子同様、世界選手権の日本代表に選出されるタイムの目安が近年は8時間のためこの基準で一覧表を作成しました。(現時点では24人)

8時間以内というタイムはかなり速く、平均4’48/km(5km24分)で走り続けることで達成できるペースです。参考までに女性でサブ8を達成するランナーのフルマラソンのタイムは2時間55分前後です。

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今回の集計も前回までと同様、100kmマラソンの公認記録についてDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)の歴代ランキングと年度別ランキングに掲載されている公認大会のタイムのみ掲載させていただきました。

ウルトラマラソンをしている方は、DUVサイトで自分の記録を調べてみてください。サロマ湖など走った方であれば、自分は世界ランキング何位なのか分かりモチベーションが高まります。

ちなみに私は2015年の100kmは386位で、2017年の24時間走では184位でした。

*以下出典はDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)やサロマ湖100kmウルトラマラソン公式ページです。

歴代順位-記録-名前-開催年-(8時間以内の回数)敬称略

  1. 6:33:11 安部 友恵 2000
  2. 7:00:28 櫻井 教美 2007(5)
  3. 7:11:42 川口 紀子 1996
  4. 7:23:56 翔 ひろ子 2007(7)
  5. 7:30:23 堀田 麻樹子 2002(3)
  6. 7:32:50 藤澤 舞 2019(11)
  7. 7:33:36 片山 志保 2012(4)
  8. 7:36:39 望月 千幸 2015(4)
  9. 7:37:21 加納 由理 2017
  10. 7:38:03 関谷 彰子  2002(3)
  11. 7:38:52 太田 美紀子 2019(8)
  12. 7:39:51 松本 久昌 2016(2)
  13. 7:44:58 兼松 藍子 2017(5)
  14. 7:47:07 安曇 樹香 2018(2)
  15. 7:48:05 工藤 真美  2012(2)
  16. 7:48:08 松下 栄美 2006(3)
  17. 7:49:33 楠瀬 祐子 2018(2)
  18. 7:49:53 井筒 一穂 2004(3)
  19. 7:54:08 落合 尚美 2011
  20. 7:54:24 小田 有希子 2012
  21. 7:55:02 野口 寛子  2000
  22. 7:57:19 伊藤 夕子 2012(2)
  23. 7:58:08 山澤 洋子 2008
  24. 7:59:14 太田 尚子 2008

*赤の下線を引いた選手は2018年6月30日以降、8時間以内のタイムを出した選手

男子を含めても上位にランクされた安部友恵選手の6:33:11は世界最高記録で群を抜いていますが、櫻井教美選手の7:00:28も世界歴代2位の素晴らしい記録です。

また7時間30分以内の記録を持つランナーは過去4人しかおらず、2007年を最後に12年間現れていません。

ただ男子も一昨年から急激にタイムが伸びたように、女子もきっかけ一つでタイムはまた伸びて行くでしょう。

昨年の100km世界選手権日本代表の藤澤選手、太田選手、兼松選手、楠瀬選手に加えて、サロマ湖で2年連続して8時間を切った安曇、そして新たにウルトラマラソンにチャレンジするランナーが切磋琢磨する中で一気にサブ7.5を切るレベルで競い合う時代がくるでしょう。

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6番目にランクされている藤澤選手は私が調べた公認大会だけでも8時間以内を11回達成していますが、現在も自己ベスト更新を続けています。

また、15位にランクされている工藤選手は日本で唯一24時間走で250kmを超えている女子ランナーで、2018年12月にアメリカのHerron,Camille選手に破られるまでは世界最高記録(24時間走トラック)保持者でした。

24時間走 250KMオーバーの日本のウルトラランナー一覧

近年は、ウルトラマラソンを走るランナーが増えてきました。また2017年のサロマ湖で板垣選手が世界記録に迫る走りをして、2018年のサロマ湖では風見選手がついに世界記録更新しました。

また24時間走世界選手権で石川選手が優勝した際は、マスメディアに取り上げられました。そのような時だからこそ、その礎を作ったランナーのことをもっと知って欲しいと思います。

ちょうど2017年にこの記事を書いていたところ、某主要メディアからある選手のことを紹介してほしいとの連絡が入りました。本人に連絡をとり繋ぎましたが、ウルトラマラソンが徐々に認知されているのを感じます。

世界で戦いたい。日本代表になりたい。という夢はオリンピック種目を目指すアスリートだけのものではなく、ウルトラマラソンやトレイルランニングで頂点を目指すアスリートにとっても同じです。

そのような夢に向かって一生懸命頑張っているアスリートのことを多くの方々に知ってもらうことも、一つの応援の方法だと思っています。

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話は変わって、2017年に投稿したキロ4より速く100KM走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜をFacebookページに掲載したところ、ベストタイムが6:36:34の小島成久選手からこのようなコメントをいただきました。

「ウルトラやってフルが遅くなるは間違い。遅くなる練習しかしなくなるから(遅くなる)ボクらは100kmの直前のトラックレースでもガンガン走ってましたし、短い距離でも自己ベスト出せるくらいの練習をしていた。要はウルトラに対する考え方と練習のやり方次第。」

小島成久選手は1991年から2000年にかけて8回100kmを完走し全て6時間台という伝説のランナーですから嬉しかったです。

そして小島選手も、ウルトラマラソン走るとフルマラソンが遅くなる??は間違っていると話しているのです。

小島選手が最後に6時間台で走った2000年のサロマ湖は男子3位総合4位でしたが、その時は女子の安部選手が男性含めて総合2位に入りました。そしてその時に初めて100kmにチャレンジし7時間15分で6位に入ったのが能城選手で、能城選手はその翌年2001年に初めて6時間台で走り、今年2017年にも6時間台で走ったのです。小島選手も能城選手も長い間、第一線での活躍は凄いことだと思います。



キロ4より速く100km走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜2019年6月30日現在

(2019年7月10日)2017年、2018年にアップした下記記事に2019年のサロマ湖ウルトラマラソンの結果を追加しました。

キロ4より速く100km走るランナー 〜6時間40分以内の日本のウルトラランナー一覧〜

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サロマ湖100kmウルトラマラソンの参加定員は3,550人と決して少なくはありませんが、それがエントリー開始とともに30分も経たずに定員になるほど100kmを中心としたウルトラマラソンの人気は高まっています。

ウルトラマラソンはゆっくり長く走るイメージが定着しています。実際、制限時間内の完走を目指すランナーの大半は歩きを交えてゆっくり走りますが、トップランナーは驚くようなスピードで100kmを駆け抜けます。

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日本のウルトラマラソンは世界的にもレベルが高く、今回紹介する100kmマラソンの世界記録は男女とも日本人が保持しています。2017年のサロマ湖ウルトラでは板垣選手が歴代2位の好タイムを出し優勝(2017年世界ランキング1位)し、2016年のIAU世界選手権では山内選手が優勝(2016年世界ランキング1位)しました。

これら最近の活躍は様々なウェブページやSNSに掲載されているので、活躍した選手の知名度は高まっていますが、富士登山競走の佐々木和子選手のように、SNSなどがまだ普及していない時代に活躍したレジェンドがウルトラマラソンの世界にも多数存在しています。

ウルトラマラソンと言っても様々な距離がありますが、まず最初に24時間走について調べてみました。

24時間走 250KMオーバーの日本のウルトラランナー一覧

今回は、100kmマラソンの公認記録についてDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)の歴代ランキングと年度別ランキングに掲載されている公認大会の記録のみ掲載させていただきました。

ウルトラマラソンをしている方は、DUVサイトで自分の記録を調べてみてください。サロマ湖など走った方であれば、自分は世界ランキング何位なのか分かりモチベーションが高まります。

今回は、6時間40分以内にしたのは、近年の日本代表選考レースであるサロマ湖ウルトラで4位以内に入り、代表に選出される目安が6時間40分以内であるからです。また6時間40分で走るためには平均4’00/kmペースです。

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*以下出典はDUVウルトラマラソン統計(通称 DUVサイト)やサロマ湖100kmウルトラマラソン公式ページです。

歴代順位-記録-名前-開催年-(6時間40分以内の回数)敬称略

  1. 6:09:14 風見 尚 2018(2)
  2. 6:13:33 砂田 貴裕 1998(3)
  3. 6:14:18 板垣 辰夫 2017(3)
  4. 6:18:22 山内  英昭 2016(6)
  5. 6:20:49 早坂 光司 2018(2)
  6. 6:22:08 三上 靖文 1999(6)
  7. 6:22:55 行場 竹彦 2018(2)
  8. 6:23:00 佐々 勤 2004
  9. 6:23:21 渡邊 真一 2007(2)
  10. 6:26:23 近藤 公成 1995(2)
  11. 6:26:29 中村 泰之 2019(2)
  12. 6:28:35 川内 鮮輝 2018
  13. 6:30:21 中西 健二 2007(2)
  14. 6:31:06 長谷川 清勝 2011
  15. 6:33:11 安部 友恵 2000
  16. 6:33:30 原 良和 2012(2)
  17. 6:33:38 仲川 栄二 1994
  18. 6:35:49 能城 秀雄 2012(6)
  19. 6:36:34 小島 成久 1992(3)
  20. 6:36:39 永田 務 2015
  21. 6:37:15 内芝 修司 2000(2)
  22. 6:38:06 小林 義明 2003
  23. 6:39:13 吉原 稔 2017
  24. 6:39:32 豊永 哲央 2019

*赤の下線を引いた選手は2018年6月30日以降、8時間以内のタイムを出した選手

DUVサイトによると、6時間40分以内で走った日本の選手は20人(内 女子選手1人)です。最近活躍中の選手とともにウルトラマラソンのレジェンドというべきウルトラランナーが名を連なっています。まさしく歴史を作ってきた選手です。(2019.7時点では24人 女性選手1人含む)

(2018.6月追記)

トップの風見選手の6時間09分14秒は1998年に砂田選手が出したロード世界記録を抜くとともに、あまり知られていませんが、トラック競技の100km世界記録である6時間10分20秒(1978年イギリス Don Ritchie選手)も抜きました。

また15位にランクされている安部選手は女子の世界記録ですが、女子選手で6時間台で走った選手は世界で安部選手ただ一人です。また女子の世界歴代2位は櫻井教美選手の7時間00分28秒です。

また砂田選手や、近年素晴らしい結果を出している選手のことはウルトラマラソンをしているランナーであれば名前は聞いたことがあると思いますが、6番目にランクされている三上選手の記録を見ると驚きです。タイムも速いけど、6回も6時間40分以内で走り、サロマ湖ウルトラマラソンでも5回優勝しています。

そして15番目にランクされている能城選手も6回 6時間40分以内で走り、サロマ湖ウルトラマラソンでも3回優勝しています。

近年は、ウルトラマラソンを走るランナーが増えてきました。また今年のサロマ湖で板垣選手が世界記録に迫る走りをしたことや、24時間走世界選手権で石川選手が優勝したことからマスメディアに取り上げられる機会も増えてきました。そのような時だからこそ、その礎を作ったランナーのことをもっと知って欲しいと思います。

能城選手は、2017年のサロマ湖ウルトラマラソンは6時間52分08秒で走り8位でしたが、2001年に初めて6時間台を出してからこれほど長期に渡って6時間台で出しているランナーは世界でもほとんどいないと思われます。日本を代表するウルトラマラソンのレジェンドの一人です。

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また能城選手はウルトラマラソンを始めてから十数年経った2014年に2時間24分46秒と初めてフルマラソンで2時間25分を切りました。よくウルトラを走るとフルが遅くなるという方はいますが、私が知る限りでも、能城選手以外に、上記一覧表掲載の砂田選手、板垣選手、山内選手、永田選手は、ウルトラを走ってからフルマラソンの自己ベストを出しています。

ウルトラマラソン走るとフルマラソンが遅くなる??

マラソン走ると5000mや10000mが遅くなる・・・という話も聞きますが、このように何かをすると何かが遅くなるとネガティブに捉えるのではなく、どうすれば相乗効果が出せるかと、考えて練習を組み立てるならいろいろ気づきはあると思います。

もちろん、記録が順調に伸びている時にあえてアプローチを変える必要はないと思いますが、記録が停滞している時に同じようなアプローチで練習しても結果は変わらないことが多いでしょう。

マラソンを速くなるためにバーチカルレースにチャレンジする効果を元上武大学コーチでスカイランナーの星野さんから教えていただきましたが、ウルトラマラソンを走ることも、フルマラソンを速くなるためのアプローチの一つです。

2018年のサロマ湖ウルトラマラソンの結果についてはこちらをご参照ください。

ついに時代は動き始めた〜サロマ湖100kmウルトラマラソンで風見選手が世界記録〜 その1

2019年のサロマ湖ウルトラマラソンの結果についてはこちらをご参照ください。

板垣辰矢フルマラソン通過2時間29分の高速レースを制す!〜サロマ湖100kmウルトラマラソン〜

 

女性で8時間以内を記録した歴代選手はこちらです。

100km8時間以内で走る女性ランナー 〜8時間以内の日本の女性ウルトラランナー一覧〜 2019年6月30日現在



自己ベスト出た!嬉しい!!で終わらない〜ウルプロ®️メンバー サロマ湖で自己ベスト続出〜⑤

自己ベスト出た!嬉しい!!で終わらない〜ウルプロ®️メンバー サロマ湖で自己ベスト続出〜④

自己ベスト出た!嬉しい!!で終わらない〜ウルプロ®️メンバー サロマ湖で自己ベスト続出〜④  から続く

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今年のサロマ湖100kmウルトラマラソンにチャレンジした10人のウルプロ®️メンバーのうち、9人は初100km含めて自己ベスト更新。もう1人は60代後半のメンバーが故障を乗り越えてPBにあと僅かなタイムで完走と素晴らしい走りをしました。

ウルプロ®️メンバーには練習後にも振り返りをする習慣をつけるようアドバイスしてますが、今回いくつか質問して答えてもらいました。

前回紹介した麻里さんに続き、今回は井上さんの気づきを紹介します。

井上さんは昨年7月入会時のフルマラソンベストは3時間43分51秒、100kmは12時間46分18秒でしたが、今年は難易度の高いチャレンジ富士五湖118kmも完走するなど力を付けてきました。

井上さん

タイム 11時間55分57秒(従来 12時間47分02秒)

ラップタイム(ロスタイム2:01 – 58:11 – 61:20 – 58:22 – 65:41 – 71:40 – 81:04 – 79:55 – 78:16 – 83:09 – 76:08)

【自己ベストでゴールした時の気持ち】

サロマ湖ウルトラはアップダウンが少なくタイムが出やすいコースなので、故障しない限り自己ベストは出ると思っていました。

11時間半目標に走っていましたが、予報よりも暑く日差しも出てきたことから途中ペースを乱して、12時間も危ういという状況になり、残り時間を確認しながら走っていました。 12時間切りは一つ目標とした切りたいタイムだったので、嬉しいよりもホッとしたという気持ちのほうが大きかったです。

【自分を褒めたいと思うこと】

ウルトラマラソンは5回目ですが、距離が長くアップダウンもあるためペース配分が難しく、目標タイムから遅れてくるといつも守りに入ることが多かったです。 今回は前半はほぼ予定のペースで走れて、後半も恐れずペースアップを試したり自分なりに攻めた走りが出来たので、ある程度今の力を出し切れた感があり、そこは褒めたいと思います。

【こうしたら良かったと思うこと】

今回はエイドを効率良く通過していくことを考えていて、前半はほとんど想定のタイムロスでエイドを通過出来たのですが、後半日差しが強くなり、水被りの時間を増やしてから、被るたびにどこに被るか迷いや躊躇があり、タイムロスが大きくなっていました。被る場所を決めて機械的にやれば良かったと思います。 新澤さんが”エイドはルーティーンを決めて効率的に”とアドバイス頂いた意味が良く分かったので、次回以降活かしていきます。

【ウルトラセミナーや練習会で掴んだこと】

□ウルトラセミナー

ウルトラセミナーで私が重要だと思ったことは的確に目標タイムの見積もりができるということです。 フルマラソンと比べ、アップダウンや時間の長さから気候の変化が多いウルトラマラソンは完走予想タイムの見積もりが難しいと考えていましたが、気候やアップダウン、ランナー上位の平均ゴールタイムなどからある程度見積もりも可能で、結果を出すためには、ゴール目標やペース配分を決めてしっかりペースを刻むことが大事だと感じました。

□練習会

練習会ではフォームのチェック、走力アップだけでなく、ウルトラマラソンへの準備や他のメンバーなどの取り組みも間近に見ることが出来て刺激になりました。

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私からのアドバイス

今回のように日差しや気温が高くなると体温も上がりますので、水かぶりなどして下げる試みをしないと脱水や熱中症リスクが高まります。その水かぶりをする際に注意しないといけないことはシューズ・ソックスを可能な限り濡らさないようにすることです。これらが濡れると靴擦れリスクが高まります。靴擦れを起こすと、擦れないように庇ってフォームやリズムがおかしくなるばかりではなく痛みとの戦いになり大きなストレスになります。

井上さんは、そうならないよう水をかける場所を考えてしまったのでしょうが、私は足を広げて上体を前に倒して頭と首筋にかけるようにしてます。もちろん多少ソックスは濡れますが直接かかるのと濡れ方は全く変わってきます。もし膝や股関節などにかけたい場面であれば柄杓ではなく手でかけるなどしたら良いでしょう。

今回、井上さんは自己ベストですが、私から見た井上さんの走力はもっと高いので、なぜペースを乱したのかを、もっと深掘りすると来年以降の課題が明確になってきます。

その辺りが気になりメッセージでやりとりしていくと、井上さんは当初の目標設定自体が遅すぎたことに気づいてもらいました。

最終的にまとめてもらった一部を抜粋して紹介します。

レース後に、新澤さんから30km以降ペースが落ちた理由で何か思い当たることはありますかと聞かれました。 ウルトラでは毎回30km過ぎたあたりから脚に疲れがたまりペースダウンすることが多かったので、あまり違和感を感じていませんでしたが、新澤さんは私の走力を把握していて、30km以降のペースダウンに違和感を感じていたようです。

振り返って考えてみて気になったのが前半のペース配分です。 新澤さんや目標タイムを達成した他のメンバーに聞いたところ、フル42.195kmの通過タイムがフルマラソンの大体1.1倍でした。 それで計算すると私の場合、フル通過が4時間ジャストになります。 しかし私の事前の見積もり表を見返すとフル通過が4時間12分になっていて、何が間違っていたのかメッセージでやり取りする中で目標タイムの設定が遅すぎたことに気づきました。

私は今回の目標タイムをフルの3倍強(サブ11)に設定していましたが、 サロマ湖対策セミナーの資料によると2.85倍が目安とありました。この目安に気象条件など勘案して計算すると、フル通過が4時間ジャストになり、数字がピッタリ合いました。 このやり取りを経た後「(井上さんがサロマを走るなら)サブ10を狙ってもよいぐらいです。それで目標タイムを計算して、後半を緩めに設定してサブ10.5にしたら楽なレースになりますよ。」とメッセージを頂き、”速く走ったほうが楽なレースになる”という意見に目から鱗が落ちました。 目標設定を緩くして、前半ペースを落としてゆっくり走ることが必ずしも前半の疲労の軽減や後半のペースアップに繋がらない、むしろ私の場合、ゆっくり走ると後傾しやすいフォームで余計に疲れてしまいます。 適切な目標タイムやペース配分を設定していく事が、楽に早く走るために大切になってくるのだと学びました。

 

今回、井上さんは数字に囚われすぎていると感じました。囚われすぎと言うより硬直的に考えすぎでした。セミナーで使った数値は過去のデータなどによる目安であり、一人一人タイプは違うし、レース当日の気象コンディションや体調によっても計算通りには行きません。ただ目安がないと自分なりのアレンジもできないし、イメージもしにくいので、相場観を感じてもらうために紹介しています。

その辺りに気づいてもらうために、こんな質問をしました。「今回フル通過は4時間12分でしたが、4時間で通過したとして疲労度は増しますか?4時間で走っていたら、今回より後半失速しましたか?」井上さんの走力を考えると4時間で走っても呼吸が乱れることもないと思います。今までウルトラマラソンを走ると30kmで脚に疲れが溜まるのはペースが遅すぎることがそもそもの原因でしょう。

2016年にウルプロ入会後サロマでsub10したメンバーが、入会前のウルトラセミナーでした質問に答えたこと記事を合わせてお読みください。このようなランナーは少なくありません。

ゆっくり走れば必ずしも後半まで脚がもつ訳ではないのです。

フルマラソンでは痛くならないのに、ウルトラだと30キロで痛くなる理由
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表面化している課題だけではなく、本人も気づいていないことをいかに引き出すかがコーチの大きな役割だと思っています。

これらの課題は一人一人違うし、同じことを伝えても受け取り方は様々です。そのためウルプロ®︎では練習会の振り返りなどメンバー間で共有しています。練習会で実際のメンバーの動きをみている私が、その振り返りを読めば、そのメンバーの上達を促進している意識、逆に阻害している意識や動きが分かります。阻害している原因が分かれば、いかに本人に気づいてもらうかを考えアドバイスしています。

課題解決のためにこのようなサイクルを回していけば上達を実感できるでしょう。

井上さんは今回PBを出しましたが、今回の気づきで次回は大幅にタイムを更新できるしょう。

ウルプロ®︎練習会日程はこちらです。

参加ご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。

自己ベスト出た!嬉しい!!で終わらない〜ウルプロ®️メンバー サロマ湖で自己ベスト続出〜⑥ に続く

自己ベスト出た!嬉しい!!で終わらない〜ウルプロ®️メンバー サロマ湖で自己ベスト続出〜⑥



安曇樹香 サロマ湖100kmウルトラマラソン3位入賞〜できなかったことは伸びしろ〜

今年のサロマ湖100kmウルトラマラソン登録の部の男子優勝はアスリチューンサポートランナーの板垣選手でした。

板垣辰矢フルマラソン通過2時間29分の高速レースを制す!〜サロマ湖100kmウルトラマラソン〜

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女子は藤澤舞選手が自己ベストで優勝、太田 美紀子選手も自己ベストで2位に入りました。そしてアスリチューン&アグレッシブデザイン・サポートランナーの安曇樹香選手が3位に入りました。

実はこの順番は昨年のゴール順と同じなのです。

昨年、安曇選手は登録の部にエントリーするつもりが手違いで一般の部にエントリーしてしまいました。しかし、日本代表(登録の部4位まで)選考外ながら太田選手に続き3番目にゴール(一般の部優勝)したのです。

今年は第1回茨城100Kでは強烈な向かい風に負けない走りで優勝(タイム7時間49分24秒)するなど調子を上げていました。

安曇樹香 茨城100K優勝〜不安の波に怯むことなく前を向き走り切った〜

そのため、今年はどのような走りをするか注目を集めていましたが、いくつかミスが重なり非常に苦しいレースになるも、失速を最小限に抑えて7時間53分48秒で3位入賞を果たしました。

(中央 大林選手 右 外池選手)

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レースの振り返り

今回のレースをこのように振り返っています。

悔しい結果です。中盤失速してしまいました。スタートから身体のバランスがあまりよくありませんでしたが、崩れたまま走り続けたことで、いつもとは違う場所に負荷をかけてしまいました。

 

そのバランスがよくなかった理由を聞くと

レース数日前から右の膝が何となくぐらつく感じの違和感がありました。それで右足にあまり衝撃がかからないよう走ったことで、重心がズレてしまいました。そのため上半身も力んでしまい、アウターの筋肉を使った走りになってしまいました。

 

『言い訳がましくありませんか?』とメッセージにありましたが、安曇さんには、これからさらに強くなるために悪かったことは、なぜそのような状態になったのかを、さらに深掘りした方がよいと伝えました。

するとこのような返信が返ってきました。

おそらく要因は首、肩、背中です。上半身が力んだことで腸腰筋が上手く使えず、ハムにロックがかかってしまった。それが膝のぐらつきやヒラメ筋の突っ張りにつながったのだと考えています。 何だかなーという感じですが、バランスを崩したことで自分のバランスのベストポジションがよく分かりました。一つ一つの積み重ねが大きな怪我につながるということも。故障しなくて本当によかったです。

 

また、フィニッシュ地点で会って話した時に、30kmあたりから脱水気味になってしまったと話していたので経口補水パウダーなどで塩分補給などしたか?と聞くと全くしてなかったというので、私が使っているアイテムや摂取方法など伝えたところ、早速購入したようです。

今回足りなかったこと

そして今回足りなかった点について聞くと

レースに向けてしっかり調整すること。しっかり整えられていれば、もう少し中盤の落ち込みを抑えられたかなと思います。

それと、暑さ対策をすること。30~80kmは給水で毎回立ち止まってしまいました。このタイムロスはもったいないです。

でも、苦しくてもこのペースでならいけると分かったのはよかったです。まだまだ強くなれると信じています。

 

アスリチューンを使って感じたこと

脱水気味で、なかなか胃に食べ物を入れられないときでもスムーズに補給できると思いました。吸収もよかったです。

読者限定〜アスリチューン ランナー応援企画〜

 

アグレッシブデザイン日焼け止めについて

首や肩回りを塗っていたおかげで日焼けしませんでした。今回、曇りかと思っていたら日中とてもよい天気になりました。天候が変わることもあるので顔や腕にもしっかり塗っておいた方がよいと感じました。

 

顔や腕の塗り方は不十分だったようですが、あの強い日差しの中で、首や肩周りが日焼けしなかったことで、効果を体感できたでしょう。

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しかし、脱水気味で失速しても10kmごとラップで50分を越えたのは70-80kmの50’15のたった1回なのだから本当に強いランナーです。

また、私に伝えてくれた言葉は、言い訳になんて全く聞こえませんでした。言葉一つ一つに、飽くなき向上心を感じました。

出来なかったことは伸びしろです。

来年の世界選考レースになるサロマまでに、さらに強くなってきてください。



サロマ湖100KMウルトラマラソン④〜後半の振り返り〜

サロマ湖100KMウルトラマラソン③〜前半の振り返り〜

サロマ湖100KMウルトラマラソン③〜前半の振り返り〜 から続く

40-50kmは51’55(25:32-26:23)で、50km通過は4時間7分19秒とPB出した時より10分以上の遅れとなった。

50km通過 4時間07分19秒

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2015年は後半も走りやすい気象条件だったが、今回は日差しが強く気温が上がり、この辺りでPBは厳しいと思いはじめたが、気持ちを切らさずにその時々において、できる走りをするしかない。

54km過ぎのエイドでは、まずトイレを済ませ、ドロップバッグを受け取り、手早く後半用のアスリチューンなどをnakedランニングバンドにしまい、すぐに出ようと思ったが、脚の張りが強くなっていたので、マッサージクリームで脚を手早くマッサージした。補給は最初の登り坂を歩きながら行った。エイド滞在はトイレに入ったこともあり3~4分かかったが仕方がない。

エイドに入る前から上り坂でペースは落ちていたので、50-60kmは60’22かかった。

日差し・気温は厳しくなってきたが、約5kmごとのエイドの中間にある水かぶり用のサブエイドが必要なほどには体温は上がっていなかった。2014年はもっと厳しく、水かぶりをしてもすぐに被りたくなるほどだった。

60km通過 5時間07分42秒

60km以降はペースが多少落ちるのは仕方がないが、抜いていくランナーについて走ったり、フォームを微調整したりしながら、ペースダウンを最小限に押さた。

63kmのスペシャルドリンクは例年日差しが強く中身が温まってしまうので、今回はボトルにモルテン320の粉を250cc分いれておき、エイドの冷たい水を入れようとしたが、思った以上のタイムロスになった。容器の間口を広げるなど改善の余地があった。

今回はアスリチューンによるエネルギー補給や、経口補水パウダーによる塩分補給とともに、中盤から集中力が切れそうになったら早めにナチュラルカフェインのCNC(Catalyst Natural Caffeine)を2粒ないしは3粒飲んだ。

また、63km以降は、カフェイン入りのアスリチューン・ポケットエナジー・ブーストを使い始めた。エネルギー補給が足りない、いわゆるガス欠症状になると気持ちもネガティブになっていくが、今回はそうならないように早め早めにアスリチューンを飲んだ。

60-70kmは57’25かかったが、走行中のペースは5’25/km程度でこらえた。

70km通過 6時間05分07秒

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sub9を死守するにはこれ以上のペースダウンは出来ない。

80kmを7時間以内で通過すれば、残り20kmをキロ6まで落ちてもsub9できる。もちろんそこまで落とすつもりはないが精神的に楽になる。80km手前のスペシャルにもドリンク状にしていないモルテン320の粉を置いていたが、63kmのようなタイムロスをしたくないので、ボトルに巻いたエナジードリンクとアスリチューンだけ使った。

70-80kmは57’49(29’14-28’35)とペースを維持していれば、落ちてくるランナーを抜くことが出来た。80km通過は7時間02分58秒と7時間をこえてしまったが、大きなトラブルもない。もちろん脚には疲労感や張り感はあるが痛みはほぼない。

80km通過 7時間02分58秒

残り20kmであればペースを上げることが出来そうだと思った。エイドのロスを入れて10km53分ではいけば8時間50分を切れる。ここ2年間8時間50分台だったから、そこが切れるなら切りたい。と思い、ワッカの青い海が広がる下りに入るとペースを上げたが、直後膝に痛みが出てしまった。

慌てずペースを落として状態を確認すると、痛みは落ちついた。まだ20kmあるので、ここで痛みが出るとsub9に黄信号がともるので、しばらく痛みが出ないかチェックしながら走ると、ワッカに入る前のペースなら痛みは出ない。PBでもない8時間50分切りを狙いに行ってsub9を逃したくないので、ここから折り返しまでは様子を見ながら走った。

折り返しまでは向かい風だったが、気にならないレベルだった。気温は上がってきたので、気を抜かずに塩分補給などは適宜行った。

折り返しの橋の上り下りは、世界記録を狙うコースには不要だと毎回思う。橋の前を折り返しにして、その分の距離はスタート地点を下げてもいいし、第1折り返しを先にしてもいい。そんなことを考えながら淡々と上り、淡々と下りを2回繰り返したが、ここでも何人か抜いた。

この先に90km地点があり、80-90kmは57’05(27’54-29’11)とそれまでと同じようなペースで走り、90km通過はほぼ8時間だった。残りキロ6を少し切ればsub9だが、その時点で走行中はキロ5分半前後で走っていたのでトラブルがなければ大丈夫と思った。ただ、トラブルが1回あれば間に合わないギリギリのところにいる。

90km通過 8時間00分04秒

ここからは、自分のことだけではなく、ウルプロメンバーを見つけながら走った。sub10でゴールするには、私が94kmに着く前にすれ違わないと厳しいと計算したが、そこまでに3人のメンバーとすれ違い、それ以降のメンバーもPB更新しはそうだ。

私自身は、とにかくトラブルの芽を摘み、またペースが落ちないようフォームを修正しながら走った。

ワッカを抜けた辺りで、残り距離と時間からsub9を確信したが、最後まで気を抜かず、不用意にペースを上げずにとにかく淡々と走り、ラスト200mだけ気持ちよくペースアップし、サロマ湖8回中、6回目のsub9となる8時間57分27秒でゴールした。

フィニッシュ 8時間57分27秒

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ラスト10kmは57’24(29’22-28’02)と、60km以降はほぼ同じペースだった。

今回は、ほぼトラブルなく走れたので、もう少し途中で無理しても良かったのではないか?とレース後に思うこともあったが、それは結果論で、レース中はフィニッシュ地点までの残り距離を考えながら、その時できる走りをしていた。

奥武蔵ウルトラマラソン前後のどん底状態から、sub9できるレベルまで引き上げることができたのだから、PBにはカスリもしなかったが、よく頑張ったと思う。

ただ、この1年少々で1500mからフルマラソンまで5つの距離でPBを出し、250kmを超えるウルトラマラソンも完走したが、100kmに関しては2015年からタイムが止まっているのは内心悔しい。

私の場合は、100kmはフルマラソンの走力にかなりリンクする。2015年も今年もフルマラソンのタイムはほとんど変わらないので、今の走力のままだと、2015年のような気象コンディションでないとPBは厳しい。ただ今年くらいのコンディションであればPBを出せるよう、フルマラソンのタイムをこの秋冬にさらに高めていきたい。

今回、ウルプロメンバーは10人走り、9人がPB(うち初sub10は3人)と、1人は60代後半で故障を乗り越えてPBに迫る走りをした。

ウルプロメンバー全員完走〜サロマ湖100kmウルトラマラソン〜

ゴールしてくるメンバーの喜びに満ちた、安堵したような表情を見ると、ランニングコーチとしての喜びを感じることができた。



サロマ湖100KMウルトラマラソン③〜前半の振り返り〜

サロマ湖100KMウルトラマラソン②〜レース前の調整や準備で明暗が分かれる〜

サロマ湖100KMウルトラマラソン②〜レース前の調整や準備で明暗が分かれる〜 から続く

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スタート時は寒くも暑くもなく走るには最適な気温だった。

スタートして左折するまでは、周りのランナーと接触・転倒しないように流れに乗って走ったので少し速めだったが、すぐにバラけてきたので、興奮状態を落ち着け心拍数を落とし楽に走れる身体の位置など確認しながら走った。

ペースの目安は考えていたが、既に7回走っているので、このペースで走ればフィニッシュタイムはどのくらいに落ち着くかは分かっている。

今回は5km23分半前後(4’40/km程度)のペース感覚で序盤走った。2kmくらいでSUUNTO9を確認するとほぼそのくらいのペースだった。

5km通過は23’20。スタート直後速かったことを考えると体感通り。

今回、スタート前に何度もトイレにいき、出し切ったはずなのに、スタート直後からトイレに行きたくなった。仲間の何人かも同じようなことを話していたので湿度の関係など影響していたのかもしれない。

経験上、トイレに入っても大して出ないこともあるので、しばらくはそのまま走ったが、おさまらないので5-10km間のコースすぐ側にあるトイレから何人かが出てきたのを見て入った。思いの外たくさん出たので入っておいて良かった。多少の尿意なら消えることはあるが、ここまで出る状態なのに我慢して走るとよいことはない。

コースアウトからコースインまで1分少々のロスタイムがあり、それまで同じ位置を走っていたランナーはかなり先まで行ってしまった。キロ5を切ったペースで1分止まれば200m以上置いていかれるが、ここで無理に追いつこうとするとオーバーペースに陥る。

5-10kmは24’26で、最初の10kmは47’46だったので、トイレに入った時間だけ遅れたが、ほぼ予定通りにレースは進んだ。

10km通過 4746

トイレに行き、スッキリしたのでペースが上がると思いきや、そこから思うようにはペースが上がらなかった。もちろん上げようとすれば上がるが、それでは脚やエネルギーを過度に使ってしまう。

楽に走れるペースなのに、時計を見ると思ったより速いペースの時は調子が良い時で、遅い時は調子が悪い時だ。

8時間26分のPBを出した2015年は、楽に走って時計を見ると4’20/kmペースだったが、調子が悪い時は、序盤なのに気付くとキロ5になってしまう。今回は調子が良くも悪くもない。

最初の折り返しで、4人の先頭集団に板垣選手と、今回一緒に行動した大塚選手、そして川内選手を確認。五郎谷選手がいないと思ったら少し遅れて5番目に横を通過したが、かなりキツそうな表情だった。レース後に優勝した板垣選手に聞いたら五郎谷選手はトイレに入って集団から外れたようだ。トイレロスは少なくとも40秒はあるはずなのに先頭集団からさほど差がないのはペースアップしたのだろう。ちなみに先頭集団はこの辺りでは3’35/kmで走っていた。

折り返して1kmほどで20km地点になるが、10kmから20kmのラップタイムは47’43(23’57-23’46)と、トイレに入った最初の10kmとほぼ同じタイムだった。

20km通過 1時間35分30秒

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この辺りでは、キツさ(心拍数)を上げずにペースを上げるために上体の位置など微調整していた。

20kmを過ぎるとペースが数秒落ち4’50/km付近になったが無理に戻すことなくそのまま走った。そして先程トイレでかなり出たはずなのに、また尿意に襲われたので、25kmのエイド地点のトイレに入ったが、ここでもしっかり出た。これが続くと厳しいと感じたが、これ以降は発汗が増えたからかおさまった。

20-30kmはトイレによるロスタイムがあり、49’46(24:27-25:19)とほぼキロ5になってしまったがレース2週間前の酷い状態を考えると無難な走りが出来た。トラブルの予兆もなく及第点の前半戦だった。

30km通過 2時間25分17秒

今回は、前話で書いた胃腸トラブル防止の対策が功を奏し、胃腸の状態はよく、序盤からアスリチューン・ポケットエナジーのオレンジ味と、アスリチューン・エナゲインを早め早めに摂取した。また30kmのスペシャルドリンクのボトルにはモルテン320を250ccを入れて補給するとともに、ボトルにアスリチューンを巻きつけて補充した。

昨年は30kmくらいから気温がぐんぐん上がり熱中症リスクを感じたが、今年はまだそれほどでもない。ただスタート直後のような爽やかさはもはやない。

脱水を防止するための経口補水パウダーを暑いと感じる前に飲みはじめた。

この辺りではペースを意識しないとキロ5より遅くなってしまったので、腰が落ちず上体が起きてしまわないようにお腹を伸ばし胸を前に出し、感覚的には身体より後ろに接地するようにした。そうするとペースが上がっていくのをSUUNTO9で確認できた。

何キロくらいから水かぶりを始めたか記憶は曖昧だが、多分35kmあたりだろう。出来るだけシューズに水がかからないよう気をつけて頭や首筋に水をかけ水分補給をしたらすぐにスタートした。それでも30秒くらいのロスになる。

30-40kmは50’05(24:51-25:14)だったが、エイドに2回寄ったことを考えれば、走行時のペースは4’50/km程度。

40km通過 3時間15分24秒

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スタートから30kmくらいまでは交通規制された走りやすい道路を走れるが、それ以降のコースは段差のある歩道や路肩となり、また細かいアップダウンが続くので、それまでと同じような体感で走るとペースは落ちる。

PB出した時の42.195km通過は3時間18分だったので、少なくとも3時間20分以内で通過したいと考えていたが、今回は3時間26分台とそこまでペースは上がらなかった。もちろん意識的に上げれば上がるが、それだと後半の落ち込みが大きくなる。

この時点で8分遅れているが、後半の落ち込みを抑えればまだPBの可能性は残るので、これ以上落とさないで50kmまで走ろうと思ったが、走行中のペースでさえキロ5が保てなくなってきた。

気温は上がり、日差しは強くなってきたが、それらの対策をしているので、まだトラブルになる予兆はない。

40-50kmは51’55(25:32-26:23)で、50km通過は4時間7分19秒とPB出した時より10分以上の遅れとなった。

50km通過 4時間07分19秒

2015年は後半も走りやすい気象条件だったが、今回は日差しが強く気温が上がり、この辺りでPBは厳しいと思いはじめたが、気持ちを切らさずにその時々において、できる走りをするしかない。

サロマ湖100KMウルトラマラソン④〜後半の振り返り〜 に続く

サロマ湖100KMウルトラマラソン④〜後半の振り返り〜



話題のシューズのスペックや感想〜ヴェイパーフライ ネクスト%やHOKA OneOneカーボンXなど〜

最近話題のシューズから、その当時話題になったシューズなど購入時にスペックなど書いた記事をまとめてみました。

ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%

価格  29,700円

重量  174g(25.5cm)

サイズ感

ヴェイパーフライ4%フライニットよりタイトに感じました。

感じたこと

使用後に記載します。

HOKA ONEONE カーボンX(CARBON X)

価格  25,920円

重量  224g(25.5cm)

サイズ感

カーボンプレート入りのモデルは大きいサイズを選んでしまうと、前方への推進力が阻害されてしまうことがあるので、実際に履くことをオススメします。

感じたこと

カーボンロケットは非常に硬いと感じたが、同じカーボンプレート入りのモデルながら、ソールが厚いため硬さを感じない仕上がりになりました。

アシックス メタライド(ASICS METARIDE)

価格  29,160円

重量  267g(ウイメンズ25.0cm)

サイズ感

メンズは25.5cmからの展開だが、私には少し緩く感じた。ズームフライやアディゼロシリーズを履いている方であれば0.5cm下を選んだら良いと感じました。

感じたこと

前方への推進力が大きいモデル。ズームフライより重心は後ろにある。

ナイキ ズームヴェイパーフライエリート フライプリント

価格  81,000円

重量  147g(25.0cm)

サイズ感

購入者から指先がかなりタイトという感想をいただきました。

感じたこと

発売数31足で速いランナーから購入権を付与するという販売方法をとった。

HOKA ONEONE EVOカーボンロケット

価格  19,440円

重量  200g(25.0cm)

サイズ感

ズームフライやアディゼロジャパンブーストより半サイズ大きく感じました。

感じたこと

ヴェイパーフライ4%同様、カーボンプレート内臓のシューズですが、ヴェイパーフライ4%フライニットより1万円ほど安く、また現時点では購入しやすいシューズです。またフルマラソンを数本走ったらダメになると言われているヴェイパーフライ4%よりは丈夫な作りになっています。

ワークマンFIND-OUT 980円シューズ

価格  980円

重量  129g(24.5cm)

サイズ感

普段履いているシューズと同じサイズを履いたらかなり緩いと感じるでしょう。特に相当幅広です。今後ウイメンズモデルなどバリエーションが増えてくれば改善されるでしょう。

感じたこと

とにかく安く、とにかく軽いシューズです。反発力などありませんが、とにかく安くて軽いシューズが欲しい方には良いでしょう。またフィット感に関してはインソールを変えるとか、靴ひもをキャタピランに変えるなどカスタマイズして行くのも楽しいと思います。

ナイキ ズームフライ フライニット

価格  17,280円

重量  221g(25.5cm)

サイズ感

私は従来のズームフライと同じサイズを選びました。

感じたこと

ズームフライよりフィット感が良く、かなり良い仕上がりになったと感じます。ヴェイパーフライ4%フライニットと同じカフルレングスのカーボンファイバープレートを使っていますが、ヴェイパーフライ4%ほどの反発力はなく、自然な仕上がりになっていると感じました。

ナイキ ヴェイパーフライ4% フライニット

価格  28,080円

重量  165g(25.0cm)

サイズ感

ヴェイパーフライ4%より少しキツ目ですが、私は同じサイズにしました。0.5cm上を選んでも良いでしょう。

感じたこと

ヴェイパーフライ4%よりフィット感が良く、かなり良い仕上がりになったと感じます。反発力が他のシューズと同じような感覚で走っていると思ったよりペースが上がっていることもあります。少し高いですが、今回は出荷量も多く以前のように入手困難な状態は緩和されてきました。

ナイキ ズームペガサスターボ

価格  19,440円

重量  206g(25.0cm)

サイズ感

ズームフライと同じサイズの25.5cmを履いたところ緩く感じたため25cmを購入しましたが、同じサイズでも良いと感じる方もいるため大半の方は同じサイズか半サイズ下を選ぶことになると思います。

感じたこと

ズームフライのようにグイグイ身体を前に運んでくれるような感じではなく、反発力で身体を前に運ぶように感じました。

また、ズームフライやヴェイパーフライ4%は、凄く気に入ったといる方がいる反面、自分には合わないという方も少なくいます。その点ペガサスターボは合わない。と感じる人は少ないと思います。

言葉を変えると「癖がないシューズ」です。

アディゼロsub2

価格  19,440円

重量  142g(25.0cm)

サイズ感

アッパー素材が薄く柔らかいので他のアディゼロシリーズより0.5cm小さいサイズがちょうど良い方が多いと思います。少し幅は狭めですがアッパー素材が柔らかいので気にならないと思います。

感じたこと

多くのランナーが求めているような条件を形にしたようなシューズです。比較的幅広いレベルのランナーが使えるシューズに感じていますが、少なくとも4’15/kmより速いペースでないと反発力を感じにくいと思います。数km走っただけでフルマラソンに使いましたが、足に痛みなど出ない素晴らしいフィット感があるシューズです。

ナイキ ヴェイパーフライ エリート

価格  59,400円

重量  146g(26.0cm)

サイズ感

このシューズが店頭に並ぶことはほぼないと思いますが、サイズ感はヴェイパーフライ4%と同じで良いと思います。幅は相当狭いと感じました。

感じたこと

このシューズはイベントで足を入れただけで、走っていないので多くは分かりませんが、フィット感は素晴らしいです。しかし踵にアウトソールの黒いゴム部分ががない独特の形状は、「レース中に踵を付くランナーは履くな。」と話しかけてくるようなシューズです。

ズーム ヴェイパーフライ4%

価格  25,920円

重量  168g(25.0cm)

サイズ感

アッパー素材が薄いことから同じメーカーであればズームフライより0.5cm小さいサイズを選んだ方がちょうど良い方が多いと感じます。私が履いてまず感じたのは、足底の土踏まず辺りの形状が狭いということです。

感じたこと

ズームフライと比べてもソールは柔らかいので、立ち止まっている時や、低速域では安定感が悪く感じました。またカーボンプレートの反発は今まで履いたシューズにはない特異な感覚であり人によっては違和感に感じると思います。アディゼロsub2は比較的幅広いランナーが履けるシューズですが、こちらは走力含めて履きこなせるランナーは少ないと感じています。

ナイキ ズーム フライ

価格  16,200円

重量  218g(25.5cm)

サイズ感

他のメーカーのシューズと比べると、ターサージール6やアディゼロジャパンブーストなどと同じようなサイズ感です。

感じたこと

ヴェイパーフライ4%のようなソールの反発力は感じません。プレートの反発力で推進力を生むシューズではなく、船の底のような独特のソール形状が前方への推進力を生みます。オーバーストライドで踵から接地するランナーより、上体の真下で母指球あたりで接地できるランナーに向いているシューズに感じています。

ナイキ ズーム フライSP

価格  17,280円

重量  195g(25.5cm)

サイズ感

ズームフライと同じサイズだとキツイです。アッパー素材は薄いのでヴェイパーフライ4%と同じようなサイズ感と思いましたが、ズームフライより0.5cm上のサイズ購入をオススメします。同じサイズを購入した私は入っているインソールを外し、他のシューズに入っていた極薄のインソールを入れて使用しています。

感じたこと

好みはありますが、ヴェイパーフライ4%の接地感に違和感を感じる私もズームフライには違和感を感じません。しかしもう少し軽くならないかな。と考えていた時にSPの存在を知りました。耐久性はズームフライより弱いと思いますが、練習で使いフルマラソンを2回走りましたが、まだまだ使えます。

アシックス ターサージール6

価格  15,120円

重量  153g(25.5cm)

サイズ感

私の基準になりますが、アディゼロ匠やジャパンブーストと同じようなサイズ感になります。

感じたこと

非常に軽量なシューズですが、同じタイミングでズームフライを購入したためほとんど履いていません。私には接地感が硬く感じています。硬いダイレクトな接地感が好きな方にとっては良いシューズでしょう。量販店などで値引購入ができるのでランナーにはありがたいシューズです。

アンダーアーマー UAホバー ファントム

価格  16,200円

重量  276g(25.5cm)

サイズ感

アッパー素材が柔らかくフィット感が良いので、ランニングで使うなら少し小さめを選んだ方が良いと思います。

感じたこと

バスケットシューズのような風貌で非常に目立つシューズです。包み込むようなフィット感とソールのクッション性を感じます。少し重いので、私の記事を読んでいる方々がランニングシューズとして使うならUAホバーソニックをオススメします。

アンダーアーマーUAホバーソニック

価格  12,960円

重量  257g(25.5cm)

サイズ感

アッパー素材が柔らかくフィット感が良いので、サイズに迷ったなら小さい方を選んだ方が良いかもしれません。

感じたこと

私自身、非常に好感度を持っているシューズです。大会で使うには少し重たいのでこのバージョンをフルマラソンや100kmレースで使うことはありませんが、それ以上の距離のレースでは使うかもしれません。デザイン的にも練習会に履いて行き、シューズを履き替えずにそのまま練習し、終わったらそのまま帰宅する。というランニングスタイルの方にオススメです。アッパー素材やソールの耐久性を落としたレースバージョンの追加を望みます。

アディゼロジャパンブースト3

価格  15,660円

重量  204g(25.5cm)

サイズ感

ターサージール6やズームフライなど人気シューズと同じようなサイズ感です。TAKUMI senやrenと比べると少し幅が広めだと思います。

感じたこと

私がシューズを選ぶ際の基準になっているシューズです。現在でも新品のストックを所有しています。かなり幅広い層のランナーに会うシューズです。ただソールの磨耗が結構激しいのでウルトラマラソンなどで使うと、短期間でも購入を余儀なくされます。ただ旧カラーが常に割引購入できるのがランナーにとってありがたいシューズです。

HOKA ONE ONE TRACER

価格  18,360円

重量  217g(27.0g)

*私が所有する25.5cmは未計測

サイズ感

サイズ的にはズームフライやアディゼロジャパンブーストなどと同じような感じですが、私には踵が浅く感じました。踵のホールド感を大事にしている方は普段履いているソックスを履いた上でフィッティングしてみてください。

感じたこと

私が合わない理由は上記の踵が浅い点ですが、これが問題ない方ならHOKAの中では自然な走行感のあるシューズだと思います。また比較的軽量なシューズです。

HOKA ONEONE CLIFTON 2/クリフトン2

価格  17,280円

重量  224g(25.5cm)

*現在販売中のモデルはクリフトン4

サロモン S/LAB SONIC 2

価格  21,600円

重量  195g(25.0cm)

SALOMON SONIC PRO2

ビブラムファイブフィンガーズ

クリールシューズトライアル シューズ


クリールシューズトライアル シューズ20足試し履きして感じたこと まとめ(価格は税抜き)

  • O n クラウドフラッシュ 18,800円
  • On クラウドフライヤー 16,800円
  • On クラウドフロー 15,300円
  • On クラウド 12,800円
  • HOKA ONE ONE クリフトン4 17,000円
  • HOKA ONE ONE トレーサー2 17,000円
  • HOKA ONE ONE チャレンジャーATR3 18,000円
  • HOKA ONE ONE アラヒ 18,000円
  • Reebook フロートライド 19,000円
  • MERRELL ベア アクセス フレックス 10,000円
  • MERRELL ベイパー グローブ3 9,000円
  • MBT SPEED16 16,000円
  • UNDER ARMOUR スレッドボーン フォーティス 15,000円
  • UNDER ARMOUR チャージドバンディット3 13,500円
  • Altra Torin3.0 15,500円
  • Altra One V3 13,500円
  • Altra Escalante 16,500円
  • KARHU FLUID(フロイド) 14,800円
  • KARHU FLOW(フロウ) 13,800円
  • SALOMON SENSE RIDE 15,000円

昨日までの自分を超えるために。