なぜサプリメントは必要なのかを考える

なぜサプリメントを使うのだろうか?

アスリチューン

なぜサプリメントを使うのかと質問したら、周りが使っているからとか、周りからすすめられたからと答えるランナーは意外と多い。また使っているが効果を実感できないから本当に必要なのだろうかと考えている人も少なからずいると思います。

一般的なサプリメントの1回あたり単価は200〜300円だけどこれって缶ビールが買える値段です。高いサプリメントだと単価800円くらいするのだってある。これって一杯飲み屋で生ビールとつまみ2品くらい頼める値段です。つまみを食べながら生ビール飲んだら酔えるし、一定満足できるということでは効果を実感できるのです。普通お金を払って効果を実感できないことにはお金を使いませんが、サプリメントに関しては多分効果があるのだろうと使っているランナーは少なからずいると思います。

今では偉そうなことを書いている私も、数年前までは周りからすすめられたり、雑誌を見て効果があるのだろうと何となく使っていました。もちろん効果があることを期待して高いお金を払っていたのです。

でも今は欲しい効果が望めるサプリメントを適材適所で使い分けています。もちろん今でも知っている気になってる部分も多々あると思います。そんな私が書くことですから、参考にならない部分も多々あると思いますが、皆さんがサプリメントについて考えるきっかけになればと思います。

また今回の記事を書くにあたり私自身いろいろと疑問点があったのでサプリメント開発に携わっている方に教えてもらい整理をしました。

またサプリメントと言ってもスポーツをしない方も使う商品もあれば、スポーツをする際のパフォーマンスを高めるために使う商品もありますが、ここではもちろん後者について書きます。

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サプリメントは目標を達成のために使っているのではないか?

レースではスタートしてからゴールするまで、自分のパフォーマンスを維持するために様々な工夫が必要です。長丁場のレースであればあるほど、アップダウンなどのコースレイアウトや気温や風の強さなどのフィールドコンディションを把握しておくことやペース設定や補給計画などをたてます。

なぜそのような計画を立てるかというと「目標達成のためです。」目標を達成するためには効率よく走ることが求められるのです。そのために何ができるか?を考えることは非常に大事なことです。何も考えないで闇雲に走ってもうまくいくことはありますが恒常的に目標をクリアする上ではレース計画は必要不可欠だと考えます。

長時間・長距離のレースになればなるほど、レース計画の中で大きな比率を占めるのが補給計画です。レース中の補給は、今やフルマラソンでも「主催者が用意したエイド任せ」ではなく、自分の好みや体質に合ったものを選んで使用することが一般的になってきました。使用する補給食次第で、最後までパフォーマンスを維持しつつ競技に集中出来るのか? それともガス欠など体調面のトラブルでリタイアせざるを得なくなるか大きなポイントになります。

ランニングシューズやウェアは無ければ競技ができませんが、サプリメント(補給食)は、「無ければ無いで何とかなる」と考えるランナーが多いのも事実です。確かに短い距離のレース中であれば補給の必要はないかもしれませんが、その分レース前の補給の重要性が増してきます。記録を狙うランナーであれ、完走を狙うランナーであれ、サプリメント(補給食)を武器として利用するランナーは、目標を達成できる可能性が高くなります。自分に合ったサプリメントを見つけることは、ある意味フィジカルトレーニングをするのと同じくらい目標達成のために重要なことなのです。

またレース中だけではなく、練習にもサプリメントを効果的に使うことでパフォーマンスの向上や疲労回復に結びつきます。疲労を蓄積したままでは良い練習はできませんし、思うように走れないことで無理をして故障につながることもあります。トレーニング→リカバリー→トレーニングのサイクルをしっかり回すことでパフォーマンスは確実に変わってきます。

→【その2 納得できるサプリメントの選び方】

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