サロマ湖100kmウルトラマラソン攻略法 その7(ウオーターローディング)

サロマ湖

日本最高峰の100キロマラソンであるサロマ湖100kmウルトラマラソンについて、いろいろな情報をまとめていこうと思います。サロマ湖100kmウルトラマラソンの大会ホームページを見れば簡単に見つかるようなデータもありますが、それだけでは作る意味がないので過去走った経験等も含めて紹介します。


攻略法その1はこちら(気温と完走率等)

攻略法その2はこちら(ペース設定)

攻略法その3はこちら(目標タイム設定)

攻略法その4はこちら(補給計画)

攻略法その5はこちら(コース画像)

攻略法その6(暑さ対策・日差し対策)

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天気予報

2015年サロマ湖ウルトラマラソン当日は現在の天気予報によると走りやすそうですが、変わりやすいので前日まで判断に迷うことになりそうです。

現時点の天気予報では最高気温は17℃ですから関東や関西の方の感覚だと6月下旬にしては涼しいと思われるかもしれませんが、このままくもりであれば涼しいと思いますが、日差しが出たら体感気温は10℃は高まり喉が渇くほどになると思います。実際12時間前の天気予報では最高気温は15℃でしたから予報しにくい地域なのかもしれませんね。ホントどうなるかは分かりませんが、これからレース当日までにできることを何点か紹介します。

地点天気
降水確率
最高気温最低気温
2015年6月25日 12:45現在
スタート地点

湧別町
くもり

20%
16℃ 10℃
ゴール地点

佐呂間町
くもり

20%
17℃ 10℃

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ウオーターローディング

メダリスト

私は火曜日・水曜日とサロマ湖ウルトラマラソンで走るペースより少し速いペースで短めの距離を走り刺激を入れました。残すはレース当日に身体を最高の状態にもっていくべく頑張るだけです。

今日以降も多少走るかもしれませんが、もう疲れる練習はしません。野辺山ウルトラマラソン以降疲労が抜けずに密度の濃い練習はできませんでした。また実施予定であった50〜60キロ走もできませんでした。

でも出来なかったことは仕方がないです。今考えることは今日からレースまでに出来ることをするだけです。走る前から出来なかった時のための言い訳を考える時間があるなら少しでも良い結果になるように考えて行動すればいろいろ見つかるかもしれません。

その一つにカーボローディングがあります。サロマ湖を走る方にランニング初心者はいないと思うのでここでは説明しません。ちなみに私は極端なカーボローディングはしません。いつもより少し多めに炭水化物を食べるようにするだけです。通常茶碗一杯なら一杯半くらい食べるようにするくらいです。無理に詰め込もうとすると体調がおかしくなりレース前に下痢になったり便秘になったりすることもあるので極端なことは止めましょう。ただこればかりは皆さんが日頃気をつけている内容でされたら良いと思います。

今回紹介するのはウオーターローディングです。言葉のとおり体内に水分を溜め込むことです。暑い時期であれば暑いほどウオーターローディング効果は高いですが、涼しい時期であってもウルトラマラソンにおいては効果は大きいです。

私の方法がベストかと言えば他にもあろうかと思いますが間違ってはいないと思います。

方法は簡単でレース3日前から開始します。サロマ湖は日曜日ですから今日からスタートしました。朝起きてから寝るまでの間、常に手の届く範囲にペットボトルを置いて小まめに水分補給をするのです。一度にゴクゴク飲んではダメです。レース中の水分補給の記事で書きましたが、吸収しきれない水分は体外に排出されてしまうだけです。またいつもより多めに水分を飲むわけですからトイレが近くなると思いますが我慢しないで出るものは出してください。

少し話は逸れますが、同じタイミングで極力コーヒーや紅茶、お茶は止めてください。カフェインが強いので利尿作用によりせっかく貯めた水分が体外に排出されてしまいます。お酒に関しても、飲まなくてもストレスにならない方はもう飲まないほうが良いでしょう。ストレスになる方は量を控えましょう。そしてせめて前日は飲むのを止めましょう。

話しをウオーターローディングに戻しますが重要なのは何を飲むかです。先ほど書いたカフェインが多量に入っているコーヒーなどの飲み物はストレスがない範囲で控えるのはもちろんですが、水だけ飲んでも体液が薄まって体外に排出されてしまいますから体液に近いOS-1等の経口補水液の摂取は有効だと思います。ただ経口補水液は独特の味のため私は多く飲むのは苦手です。1日1本で良いでしょう。今回はOS-1ではなく少し値段が安く味が少し違うものを使ってみます。

アクア

ウオーターローディングの目的は体内に水分を溜め込むことですが、溜め込むだけなら極力体外にす分を出さないで溜め込んでいけばよいのですが、私は少し違う考えを持っています。レース前のこの時期は極力蓄積した疲労を抜いて良いコンディションに持っていきたい。その過程で体に水分を貯め込みたいと考えているのです。そうすると単に溜め込むのは体内の疲労物質も含めて溜め込むわけですから疲労回復には繋がりませんし、その状態っていわゆる【体の浮腫んでる】状態です。それで良いパフォーマンスを発揮することはできません。

その理由からこの期間中のウオーターローディングの主体となるのはメダリストです。メダリストのことは私より詳しい方は多いでしょうが、疲労回復効果のあるクエン酸飲料です。クエン酸以外にもクレアチンやBCAA、無臭にんにくなど効果のある原材料が配合されています。そして何より美味しいので多少多めに飲むにもストレスはありません。また私がメダリストを飲み始めたのは2008年頃ですから飲むとどのような体調変化が起こるかが分かっているから安心です。

私はレースや練習中に使うジェルはアスリチューンを使っていますが、ドリンク系や粉系サプリメントは現在でもいろいろ試していますが、結局はメダリストを使う頻度が高いです。

メダリスト メダリスト

今回も明日からレース前日までメダリスト入りのペットボトルは手で持って移動したり、すぐに取り出せるバッグのポケットに入れて少しづつ飲んでいます。

メダリストに含まれるクエン酸は代謝向上に役立つことから利尿作用があります。

利尿作用があるとウオーターローディングにならないのに、なぜメダリストなのかというと、代謝が良くなるということは体内の疲労物質などを排出してくれるのです。体に溜まった疲労物質など不要なものを捨てつつ水分を徐々に貯めていけばよいのです。

さすがにレース当日の朝に飲むのは止めたほうが良いもしれませんが、前日までは多少の利尿作用は不純物を体外に排出して、必要な物質を蓄える場所を作ってくれると思って使ったら良いと思います。

またメダリストから発売したスーパーメダリストはパッケージをみて余りにも全部入りで驚きましたが、レースまでのウオーターローディングをする時期にはメダリストの方が良いと思います。

その理由は成分表を見たところ500ccあたりにカフェインが100mg入っているのです。カフェイン量に限らないけど100mgが多いのか少ないのか判断できない方が多いと思いますので少し調べたことを紹介します。

種類1杯あたりカフェイン量100ml中カフェイン量
スーパーメダリスト(500ml) 100mg 20mg
玉露(150ml) 150mg 120mg
コーヒー(エスプレッソ)(50ml) 140mg 280mg
コーヒー(ドリップ)(150ml) 135mg 90mg
コーラ(500ml) 50mg 10mg
紅茶(150ml) 30mg 20mh

なんとコーラの2倍入っているのです。またコーヒー1杯とさほど変わらないのです。これはレースでは役立ちますがウオーターローディングの時期にコーヒーを断とうとしている私はちょっと使いにくいです。今回スペシャルドリンクなどドリンクが置ける箇所では活用する予定ですが、レース前にはいつものメダリストで行こうと思います。ただまだスーパーメダリストは飲んでいないので今日飲んでみます。それはレースで使うには事前に味などを確認しておくことでストレスなく使えるからです。

今日から1日にメダリストを1リットル、経口補水液を500ccを食事の際の、水分補給以外に飲む予定です。また寝起きと寝る前にアスリチューン・スピードキュアを1個づつ飲んで疲労回復を一気に進めます。

スピードキュア

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