ハセツネ区間タイム設定

トレイルレース

10月31日から11月1日にかけて開催される、日本山岳耐久レース(通称 ハセツネ)に、久々にエントリーしました。

9月末にスパルタスロンを走るので、身体がどのようになっているのか想像つかないのですが、楽しみにしています。

まずは未知の距離を走るスパルタスロンの対策を立てるので、後回しになりますが、ハセツネに関しても徐々にレース対策を考えていきます。

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大会ホームページは こちら です。

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区間タイムを調べて驚いた

トレイルレース

ハセツネは予備関門を除くと関門が3箇所あります。

一般にハセツネのゴールタイムは、スタートから第1関門まで、そこから第2関門まで、そしてゴールまでを3つに分けて、3:3:4の比率になっていると言われています。

例えば10時間を目標にするなら、第1関門までを3時間、そこから第2関門を3時間、そしてそこからゴールまでを4時間で走れば良いのです。

私がどのくらいのタイムを目標にするかはまだ分かりませんが、当日中にゴールするサブ11をするためには3時間18分、3時間18分、4時間24分です。

ただ、その3:3:4が本当に正しいのか検証してみました。

最初は上位選手の区間タイムを使って検証しようと思いましたが、せっかくなので2014年大会 男子完走者1,706人の全データを使って検証しました。

結構面倒くさかったです。

その結果、驚くことに、29.1% 29.8% 41.1%(第3関門まで27.4%  ゴールまで13.7%)という数値が出ました。

ちなみに優勝した上田瑠偉選手は 31.8% 29.7% 24.8% 13.8%です。

最終完走ランナーは 28.7% 32.2% 24.5% 14.6%です。

上田選手はほぼ7時間で走り、最終ランナーはほぼ24時間と3.4倍もの差がありながらも、この程度の誤差といっても良い数値となっているのです。

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ゴールタイム別で算出してみた

トレイルレース

せっかくなので、ゴールタイム別に細かく分けて計算してみました。

その結果、想定通りではありますが、制限時間に近づくほど、第1関門までにかける時間の比率は短く、第3関門からゴールまでにかける時間の比率は長くなります。

しかし非常に緩やかで、ほぼ3:3:4と言っても良い程度です。

制限時間に近づくほど第一関門までにかける時間の比率が短いのは、レース途中で潰れた選手のタイムは遅くなるので当然の結果ではありますが、もっと大きな差がつくと思って計算をしていましたので驚いたのです。

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目標タイム別通過時間を算出

トレイルレース

続いて、目標タイム別の区間タイムを計算してみました。

計算式は、7時間であれば、7時間台の比率を使って7時間を配分し、同様に23時間まで計算し、24時間は23時間台と同じ比率を使って計算しました。

すべて分単位で計算してます。

11時間を目指すなら、194分 199分 174分 93分です。

全区間を試走する時間的余裕はないと思うので、第1関門までを余裕を持って走ってみて、そのタイムをベースに目標タイムを決めようと思います。

もちろんレースになれば序盤の渋滞などにより、思うように走れないかもしれませんが目安にはなるでしょう。

また第1関門までで、どれだけ水を使うかもチェックしようと思います。


今回、男子全完走者のデータベースを作ったので、いろんな分析をしていこうと思います。

例えば、どのあたりから失速するランナーが多いのかも分かるでしょう。


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