【第3回ウルトラセミナー】チャレンジ富士五湖対策の詳細

ウルトラプロジェクト

現在"【第3回ウルトラセミナー】チャレンジ富士五湖対策"を募集中ですが、なぜ大会2ヶ月前のこの時期にこのテーマを選んだのかをご紹介します。

なぜこの時期なのか?

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チャレンジ富士五湖の開催日は4月24日でセミナー開催は2月20日です。ちなみに3月開催のウルトラセミナーでは野辺山ウルトラを題材にし、4月開催のウルトラセミナーでは奥武蔵ウルトラや東京柴又、サロマ湖ウルトラは4月に入れるか5月早々にするかは現在検討中です。

元々の予定ではチャレンジ富士五湖対策は3月にする予定でした。それを1ヶ月早めた理由は初めて100キロにチャレンジする方もいるので、その準備としては3月中旬開催では遅いと思ったからです。

もちろん、100キロを走るためのロング走などをフルマラソン真っ盛りの2月からしましょうという訳ではありません。

"ウルトラプロジェクト"メンバーにも話していますが、目標とするレースに向けての練習計画などは可能な限り早い方が良いです。

現実的な話ですが、3月中旬のフルマラソンにエントリーしているなら、その直前に50キロ走や60キロ走をいれるのは難しいと思います。またそもそもなぜ60キロ走とかをするのか目的がはっきりしない中で走るのはもったいないです。

もちろん脚作りの意味や距離を踏むという意味はありますが、それ以外にも多くの意味があります。それを知らないで練習をするのと、目的意識をもって練習するのではまったく効果が違ってきます。

そのようなことを考慮しての2月20日開催です。

その頃、気持ちは東京マラソンなどに行っているかもしれませんが、セミナーの内容は100キロマラソンだけに有効な話ではなく、フルマラソンや、トレイルなどにも有効な話です。

チャレンジ富士五湖に出ないが参加する意味はあるか?

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参加する意味はあります。

極端な話、今年ウルトラマラソンを走る気のない方にも参考になるセミナーにします。

具体的な大会やコースをセミナーの題材に設定したほうが、架空のコースを題材にするより、実践的なセミナーにすることができます。

例えば、野辺山や東京柴又、サロマ湖に出る方にとっても、100キロマラソンを走るにあたってどのような練習をするか、どのようなアイテムを使ったらよいか、走ったことがないコースに参加するときにコース図や高低図、過去の大会結果などを見てどのような難易度のコースであるかを把握し、目標設定をして、どのようなペース配分、補給計画を立てるか、100キロ走るとどのようなトラブルに見舞われる可能性があり、そのトラブルを未然防止もしくはレース中に対処するにはどうすればよいか、などは必要な内容です。

チャレンジ富士五湖に参加されるかどうかは別にして、セミナーが終わった段階で、すべての参加者がチャレンジ富士五湖を走るイメージが持てるようなセミナーにしていきます。

他の大会に出る方は、復習を兼ねてその大会の目標設定やペース設定などをすることでレースマネジメントの力はついていきます。

チャレンジ富士五湖参加者がセミナーに参加すると何が分かるか?変わるか?

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上記で書いたウルトラマラソン全般に必要なこと以外に、下記のことを理解することができます。

コースの特性

チャレンジ富士五湖は長い信号待ちの対処法や、地図や高低図では分からないコース概要などを掴むことができます。

スタート直前まで雪が降るような悪天候であったり、日差しが痛いくらい暑くなったりするコースですが、その対処のヒントを掴むことができます。


目標設定や区間タイム設定

自分の力にあった目標タイムの設定は非常に重要なことです。力以上のタイムを狙うと完走も危なくなり、また低すぎる目標は達成感が薄いばかりかリズムを崩して必要以上に疲弊してゴールなんてこともあります。また、地図や高低図だけでは測りきれない要因を組み込んだ目標設定をすることで、自己ベスト達成や初めての完走に近づくことができます。


リタイアを思い止まれるかもしれない

過去リタイア続きで完走できていない方は、リタイアした原因が分からないまま走れば、またリタイアを繰り返すかもしれません。

リタイアした方の多くは、リタイアの原因を悪天候だったからとか、内臓を壊したからとか、自分には根性がなかったとか、練習不足だったと思っていると思います。

もちろんそれはそうだと思います。でもそれは表面上の原因であって、それぞれにさらなる原因があるはずです。例えば悪天候でも自分より走力のないランナーがたくさん完走しているでしょう。それはなぜか?

悪天候は走ったすべてのランナーに平等に襲いかかりますが、装備次第でそれは軽減されたでしょう。例えばランパン・ランシャツのようなウエアで悪天候の中を走れば、走れているうちは良くてもスピードが落ちたと同時に一気に体は冷えきります。その結果、低体温症になってリタイアという結果は容易に想像できます。この場合のリタイアの原因は悪天候に耐えることができる装備を身に付けなかったことです。

また根性がなかったのがリタイアの原因だと思っている方もいますが、根性だけでは100キロは走れません。耐えきれなくなるような状況に早い段階でなれば誰だって諦めの気持ちになります。それがラスト10キロ、20キロなら頑張れるかもしれない。と言うことは早い段階で耐えきれないような状況に追い込んだことがリタイアした原因なのでしょう。

エネルギー補給が上手に出来なかったからガス欠になり、それが原因で動きが悪くなり、気持ちがネガティブになり、諦めの気持ちになり、リタイアしたのであれば、根性がないのではなく、原因はガス欠です。


関門時間、制限時間など時間的余裕はまだあるのにリタイアをしてしまう方は結構います。すぐに救護が必要な状況であれば仕方がありませんが、まだ時間はあるのに諦めてしまうのは勿体ないことです。そのようなときに何をすれば良いのか、何を考えたら良いのかもお話しします。

そのような場面はこない方が良いわけですが、来てしまったら思い出して欲しいです。


30分速く走れるようになります。

30分は控えめに書きましたが、セミナーでお伝えしたことを正しく理解していなかった方が、それを知って走れば1時間以上タイムを短縮できると思います。昨年関門時間や制限時間に間に合わなかった方も30分時間を短縮できると間に合うのではないでしょうか?

またサブスリーランナーはサブ10ではなく、サブ9を狙うための走り方をお伝えします。

チャレンジ富士五湖グループエントリー

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ウルトラプロジェクトメンバーは100キロのグループエントリーしますが、71キロや118キロも3人以上集まればグループエントリーします。せっかくセミナーに集まっていただいた方もご希望があれば一緒にグループエントリーしましょう。

100キロマラソンは基本個人レースです。速く走るもゆっくり走るもリタイアするも自分の気持ち次第です。ただ、苦しくなったときに気持ちを切らさないでゴールするには心の拠り所が必要になります。仮に自己ベストがでない状況になっても、自分が1秒でも速くゴールすればチームのためになると思えば頑張れるものです。

100キロで目標達成するために大事なこと

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”走力の底上げ”(フルマラソンのタイムなど) × ”レースマネジメント”(セミナーで行う内容です。)× ”諦めない気持ち”

3つ揃えば自己ベスト達成です。

1つかけても完走はできるでしょう。

2つかけたら完走は難しいでしょう。

3つかけたら・・・なぜエントリーしたのでしょうか?


諦めない気持ちは誰にも負けないと自負していても、これだけでは完走は難しいということです。

開催概要

ウルトラプロジェクト

開催概要は以下の通りです。

開催日

2016年2月20日(土)
セミナー 14:00〜16:00
懇親会  16:00〜18:00

開催場所

場所:千駄ヶ谷駅徒歩5分圏内のレストラン

メインテーマ【チャレンジ富士五湖100キロ対策】

*チャレンジ富士五湖を例に出しますが、ウルトラマラソンを走るために練習や、アイテム、補給などについても説明しますので、チャレンジ富士五湖に参加しない方にも参考になる話をさせていただきます。

・100キロマラソンを走るための練習や、アイテム等の準備

・チャレンジ富士五湖のコース説明と、目標タイム設定、ペース設定について

・大会当日の天候や気温別のおすすめ装備について

セミナーの進め方は、実際に現在の走力に応じて目標タイムを考えていただき、スタートラインからゴールまで、コースを走るイメージを持ってもらえるようワークショップ形式で開催します。

参加費

セミナー:3,000円
ウルトラプロジェクト レギュラー会員は1,500円)
ウルトラプロジェクト ビジター会員は2,000円)

懇親会:4,800円


アスリチューン差し上げます。

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この1年半で多くのウルトラランナー、トレイルランナーに支持されるようになったアスリチューンのサンプルをセミナー参加者全員に差し上げます。また、参加者特典としてお得に購入できる方法を当日お伝えいたします。

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その他、ケッズトレーナー招待券や、キャタピランなど協賛企業からの商品を抽選等でプレゼントさせていただきます。

募集人数

ウルトラプロジェクトメンバー以外に10名程度

当日に持参いただきたいもの

事前に当日使う資料をメールでご送付するので、パソコンやタブレットを持ち込まない方は、印刷して持参ください。

また、電卓もしくは電卓機能のある電子機器をご持参ください。

ウルトラプロジェクト練習会 〜体験参加〜

    

ウルトラセミナー

当日、ウルトラプロジェクトメンバーの練習会に、セミナー参加者でご希望の方は参加いただけます。

実際にアスリチューンを使ってみることで使いやすさを知ることができると思います。

また、100キロを走るためには効率良く走れるフォームが必要です。効率良いフォームというとすり足のようなフォームをイメージされる方もおられると思いますが、そんなことはありません。頑張らなくても前に前にと進むフォームが理想です。また自分がどう走っているかを知ることが効率良く走れるフォームを手に入れる第一歩だと思います。教えてもらうのではなく自分で見つけるのです。手取り足取り教えてもらったことはその場ではできても、しばらくすると再現できません。自分で気づいてできるようになったことは再現性があります。

   

開催時間

10:30〜12:30

集合場所

東京体育館

体験参加費

2,000円 アスリチューン3種類つき

練習テーマ

フォーム撮影や、効率的に走るための動き作り、10キロ走など


練習会のイメージはこちら


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