4/26 19:00開催【ウルトラセミナー】〜野辺山ウルトラ対策編〜

ウルトラプロジェクト

野辺山ウルトラマラソン対策に関しては、3月21日および4月7日に開催しましたが、再開催の要望が多い為、ゴールデンウイークに入る前に開催し、どのような練習をするかを含めて掴んでいただければと思います。前回開催報告に、参加者の感想などを書いておりますが、みなさん、野辺山ウルトラマラソンをどのように走るかのイメージは掴んでいただけたようです。

開催報告 平日開催ウルトラセミナー〜野辺山ウルトラ対策編〜

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開催概要

開催概要は以下の通りです。

開催日

2016年4月26日(火)19:00〜21:00

開催場所

ちよだプラットフォームスクウェア R005
東京都千代田区神田錦町3-21

メインテーマ【野辺山ウルトラ対策】

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*野辺山ウルトラマラソンを例に出しますが、ウルトラマラソンを走るために練習や、アイテム、補給などについても説明しますので、野辺山ウルトラマラソンに参加しない方にも参考になる話をさせていただきます。

・100キロマラソンを走るための練習や、アイテム等の準備

・野辺山ウルトラマラソンのコース概要と、目標タイム設定、ペース設定について

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・初参加の昨年のレース前に考えたレース計画と結果について

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セミナーの進め方は、実際に現在の走力に応じて目標タイムを考えていただき、スタートラインからゴールまで、コースを走るイメージを持ってもらえるようワークショップ形式で開催します。

参加費

セミナー:3,000円
ウルトラプロジェクト レギュラー会員は1,500円)
ウルトラプロジェクト ビジター会員は2,000円)

アスリチューンポケットエナジーを1個プレゼントします。また当日ご参加の方にアスリチューンを少しお得にご購入できる特典をご準備いたします。

募集人数

先着 10名程度

*それ以降は、若干名、イスのみになりますが入場できます。

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野辺山ウルトラマラソンに出ないが参加する意味はあるか?

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参加する意味はあります。

極端な話、今年ウルトラマラソンを走る気のない方にも参考になるセミナーにします。

具体的な大会やコースをセミナーの題材に設定したほうが、架空のコースを題材にするより、実践的なセミナーにすることができます。

例えば、チャレンジ富士五湖や東京柴又、サロマ湖に出る方にとっても、100キロマラソンを走るにあたってどのような練習をするか、どのようなアイテムを使ったらよいか、走ったことがないコースに参加するときにコース図や高低図、過去の大会結果などを見てどのような難易度のコースであるかを把握し、目標設定をして、どのようなペース配分、補給計画を立てるか、100キロ走るとどのようなトラブルに見舞われる可能性があり、そのトラブルを未然防止もしくはレース中に対処するにはどうすればよいか、などは必要な内容です。

野辺山ウルトラマラソンに参加されるかどうかは別にして、セミナーが終わった段階で、すべての参加者が野辺山ウルトラマラソンを走るイメージが持てるようなセミナーにしていきます。

他の大会に出る方は、復習を兼ねてその大会の目標設定やペース設定などをすることでレースマネジメントの力はついていきます。

セミナーに参加すると何が分かるか?変わるか?

上記で書いたウルトラマラソン全般に必要なこと以外に、下記のことを理解することができます。

初めて走るコースのイメージの仕方

私は昨年コースを見ることなく参加しましたが、事前にどのような準備をしたかをお伝えします。そして実際走ってどの部分が想像と違ったかをお伝えします。


目標設定や区間タイム設定

自分の力にあった目標タイムの設定は非常に重要なことです。力以上のタイムを狙うと完走も危なくなり、また低すぎる目標は達成感が薄いばかりかリズムを崩して必要以上に疲弊してゴールなんてこともあります。また、地図や高低図だけでは測りきれない要因を組み込んだ目標設定をすることで、自己ベスト達成や初めての完走に近づくことができます。


リタイアを思い止まれるかもしれない

過去リタイア続きで完走できていない方は、リタイアした原因が分からないまま走れば、またリタイアを繰り返すかもしれません。

リタイアした方の多くは、リタイアの原因を悪天候だったからとか、内臓を壊したからとか、自分には根性がなかったとか、練習不足だったと思っていると思います。

もちろんそれはそうだと思います。でもそれは表面上の原因であって、それぞれにさらなる原因があるはずです。例えば悪天候でも自分より走力のないランナーがたくさん完走しているでしょう。それはなぜか?

悪天候は走ったすべてのランナーに平等に襲いかかりますが、装備次第でそれは軽減されたでしょう。例えばランパン・ランシャツのようなウエアで悪天候の中を走れば、走れているうちは良くてもスピードが落ちたと同時に一気に体は冷えきります。その結果、低体温症になってリタイアという結果は容易に想像できます。この場合のリタイアの原因は悪天候に耐えることができる装備を身に付けなかったことです。

また根性がなかったのがリタイアの原因だと思っている方もいますが、根性だけでは100キロは走れません。耐えきれなくなるような状況に早い段階でなれば誰だって諦めの気持ちになります。それがラスト10キロ、20キロなら頑張れるかもしれない。と言うことは早い段階で耐えきれないような状況に追い込んだことがリタイアした原因なのでしょう。

エネルギー補給が上手に出来なかったからガス欠になり、それが原因で動きが悪くなり、気持ちがネガティブになり、諦めの気持ちになり、リタイアしたのであれば、根性がないのではなく、原因はガス欠です。


関門時間、制限時間など時間的余裕はまだあるのにリタイアをしてしまう方は結構います。すぐに救護が必要な状況であれば仕方がありませんが、まだ時間はあるのに諦めてしまうのは勿体ないことです。そのようなときに何をすれば良いのか、何を考えたら良いのかもお話しします。

そのような場面はこない方が良いわけですが、来てしまったら思い出して欲しいです。


30分速く走れるようになります。

30分は控えめに書きましたが、セミナーでお伝えしたことを正しく理解していなかった方が、それを知って走れば1時間以上タイムを短縮できると思います。昨年関門時間や制限時間に間に合わなかった方も30分時間を短縮できると間に合うのではないでしょうか?

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参加者から嬉しいメッセージをいただきました。

ご参加いただいた方のコメントなど紹介させていただきます。また資料は33ページですが、一部を紹介させていただきます。

経験論だけではなく客観的な指標に基づいたevidence based medicineという考え方のセミナーであった。

『本日は大変勉強になるセミナーを聴講させて頂き、ありがとうございました。医学においては、いわゆる経験論だけではなく客観的な指標に基づいたevidence based medicineという考え方が大事だと言われています。新澤様の講義はまさにevidence basedで、大変納得できるものでした。これから奥武蔵やその他のセミナーにも都合が許す限り参加させて頂きたく存じます。・・・』

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良い点も悪い点も自分が無意識にやってる事を改めて知ることができた。

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『本日は為になるセミナーありがとうございました!良い点も悪い点も自分が無意識にやってる事を改めて知って、以降の大会に活かせそうです。・・・』

データ解析が緻密で、経験に基づく話もしていただいた。

『データ解析が緻密で、24時間走の際のお話もしていただいておやさしい語り口に かぶりつきで座っていて何度もうなづいてしまいました。アスリチュン購入特典もあったり、アスリチューン「隼」の三上さんもおいででした。充実の一日でした。・・・』

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基本的に、客観的指標に基づいた内容で進めましたが、一部私の経験による話を盛り込んでお話しました。

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アスリチューン・ポケットエナジーを全員にサンプルとして配布させていただきました。

フルマラソンの底上げをしたくなった。

フル4時間40分の私は、野辺山の具体的な数字にはとても追いつきませんが、レースへの心構えやペース設定などとても参考になりました。また講習会に出てなおいっそう、タイムの底上げをしたくなりました。

新しい発見や気づきがあった

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仕事で途中から参加になってしまったのが悔いが残りましたが、ウルトラマラソンについての知識、なるほど!と思う事や発見が多くて楽しかったです。

レース展開をイメージできるきっかけになった

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コースの様子が全く分からずにいましたが、タイムと合わせて考える事でイメージ出来そうな気がします。馬越峠を全歩きにしない工夫もためになりました。