この画像は2016年富士登山競走5合目の男女優勝者のフィニッシュ地点です。
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今回注目して欲しいのはランナーではなく、その先に3枚見える計測マットです。
みなさん経験ありませんか?
フィニッシュ地点の電光掲示板のタイムより記録証のタイムが2秒くらい遅かったこと。
みなさんフィニッシュゲートをくぐったところで必ず計測されると思っていませんか?
フィニッシュゲートを通過した途端に歩いたり止まったりしてませんか?
なぜ計測マットが3枚あるか?(枚数は大会により異なっています。)
それはマットの上を通過しても計測されないことがあるからです。
そんな事態を想定して2枚目、3枚目でも計測できるようにしているのです。
何をお伝えしたいか分かりますよね。
3時間00分03秒も3時間00分02秒も大した差は感じないかもしれませんが、3時間00分00秒と2時間59分59秒は大きな違いがあると感じる方が大半でしょう。
同じ1秒なのに
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2014年11月23日の大田原マラソンで私は3時間00分03秒でした。
これは途中キツくなり3時間は絶望的に感じましたが粘って走り最後スパートしたけど無情にも私の目前で時計は3時間00分00秒に変わりました。詰めが甘いと言えば甘いのですが。。
ただこの時も3時間00分01秒と思っていました。
もしこの時、2時間59分58秒もしくは59秒でゴールしたと思っていて3時間00分00秒だったら悔しいですよね。
実際悔しかったけど、既にサブスリーしていた時なので、まだ良いけど、これが初めてサブスリーできた!って時だったらどうでしょう。それも1秒くらいはスパートでどうにでもなるくらいの余裕があったとしたなら。。
画像は貴重な3時間00分00秒の記録証です。
過去にサブスリーしている友人ですが、3時間は切ったと確信していたようです。
3時間30分や4時間切りなど区切りのタイムでも同様でしょうし、資格タイムのあるレースの参加標準記録でも同様でしょう。
1枚目の計測マットで計測されていれば目標達成した不運な方も実際いるでしょう。
ただ、スピードを緩めずに3枚目まで駆け抜ければコンマ何秒の違いですから達成出来たかもしれません。
何より全力を出し尽くして目標に1秒足りなかったのなら納得するしかありません。
もう一つ大事なことがあります。間違って理解している方も結構います。
フィニッシュゲートを通過してマットも踏んでいます。時計は8時間26分44秒を指しています。
しかし記録は8時間26分45秒です。
別に1枚目のマットで計測されなかったわけではありません。
この瞬間は
8時間26分44秒1から8時間26分44秒9だったのでしょう。
タイムは切り上げです。
したがって、2時間59分59秒でゴールしたかったのなら、3時間00分00秒に変わった瞬間にガッカリするのではなく、2時間59分59秒に変わった瞬間にガッカリするべきなのです。
ちなみに名古屋ウィメンズエリートの参加資格は3時間以内ですから、3時間00分00秒ですが、2017年別大マラソンのカテゴリー3(2016年大会ではカテゴリー2)は2時間59分59秒です。
多少の運不運はあるけど、自分に出来るのはフィニッシュ地点はスピードを緩めずに駆け抜けることです。
だからフィニッシュしてすぐに立ち止まる行為は他のランナーにとって迷惑なことだし、衝突事故に繋がります。
後ほど少し記事を追加するかもしれませんがいったん終わります。
追記しました。
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