この画像はサロマ湖ウルトラのポスターではなく、サロマ湖ウルトラの計測チップです。
これだけ見てタイトルの意味が分かった方は、後は読む必要もないかもしれません。
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レース中にシューズを履き替えることは、フルマラソン以下ではまずないでしょうが、ウルトラマラソンやトレイルレースではあり得ることです。
つくば天空ロード&トレイルのように、最初30キロ以上トレイルで、そこにドロップバッグが置けて、トレイル区間に入るレースなどは大半のランナーが履き替えます。
この大会は画像を見る限りシューズにはチップは付いていないから胸についているのでしょう。
このようにロードとトレイルが混在したレースでなくても履き替える方はいるし、私も履き替えを考えるシチュエーションはあります。
私は基本シューズは履き替えませんが、以下のような場面が想定される時には用意しておきます。
・スタート時は激しい雨だけど、途中から晴れる予報の時⇒ドロップバッグでシューズを履き替えれば乾いた軽いシューズで走れる。この場合は同じシューズを置く。
・24時間走などで足が浮腫んで普段のサイズのシューズだとキツく感じるだろうと感じるとき。この場合は0.5cm上か、ワイドモデルなどを置くと思われる。
・何種類かのシューズのフィッティングをレースで試したいとき。
・ランナーによっては、後半衝撃吸収の良いシューズに履き替える方もいますが、それなら最初から衝撃吸収の良いシューズで走った方が良い気がします。今回の主題は違うので深いりしません。
レース中にシューズを履き替えのは、結構リスクがあるのでつくば天空のようなレース以外は基本しませんが、今回は履き替えをしているという方に向けて書きます。
また、履き替えをしたいのだけど、シューズに計測チップを付ける場合は取り外しのタイムロスが嫌でしないという方もいるでしょう。
レース中の取り外しと取り付けは結構面倒くさいです。
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私は練習もレースもキャタピランを使うことが多いです。
そして多くの方は、このように上下の紐は余るでしょう。
キャタピランで走りは変わるで書きましたが、この紐の通し方は、私が感じるキャタピランの弱点をいろいろカバーしてくれます。キャタピランを使ったけど、甲の締め付けが痛いとか、グリップが悪いとか不具合を感じて使わなくなった方は試してください。
まず、つま先側の余った紐を計測タグの穴2つにこのよう通します。
同様に、足首側の余った紐をつま先側に向かった通します。
そうするとこのような形になります。
残った紐は下のキャタピランに絡ませてください。またタグとシューズに隙間があると音がしたり揺れたり気になるので、ぴったり付くように穴の位置を調整してみてください。
外れないか心配な方もいるでしょうが、キャタピランは計測タグの穴より大きな団子が穴の左右で挟むようにしているので、普通に走れば抜けることはないでしょう。実際4つの穴を8個の団子で挟んでいるのです。
この付け方だと、計測チップを通常より早く付けることができるだけではなく、他にも効果があります。
通常の靴紐の使って、計測タグに紐を通してセッティングする際に気になるのは、このような板型の計測タグだと、その下の部分の紐の微調整ができず、継続タグの部分だけきつくなったり、ゆるくなったりして全体を均等に締めることが難しくなります。
その点、この方法だと一旦シューズをしっかりセッティングした上で余った紐に通すのですから、自分の気に入った締め具合が可能です。
この点はシューズの履き替えをしない方も、活用できます。
くれぐれも本番レースで試す前に、自宅にあるチップを付けて走って試してくださいね。本件に限らず新たにすることは本番前に必ず試しましょう。
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