日本陸連から、IAU100キロ世界選手権に派遣された8人の日本選手の活躍に関しては下記2つの記事で紹介しております。
(高田選手から提供いただきました。)
(速報)IAU100キロ世界選手権(男子)山内選手優勝 団体女子金メダル!!
100キロはフルマラソンの何倍まで可能か?
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2014年大会では望月選手が個人銀メダルをとりました。
今回は女子選手の個人メダルはありませんが、5位から8位でゴールしました。
5位 太田美紀子 7時間47分38秒
6位 兼松 藍子 7時間47分41秒
7位 望月 千幸 7時間47分55秒
8位 藤澤 舞 7時間48分27秒
団体戦は上位3人の合計タイムで競われますので、仮に1位、2位を独占した国でも3人目のランナーがいなければ団体のメダルはとれません。
今回、途中経過をIAUのウェブサイトで見ていましたが、4人の選手は近い場所を走っていましたし、ゴールタイムは49秒間に4人が入っているのです。
(高田選手から提供いただきました。)
これを見て、代表メンバーが自主的に日本代表合宿を開催し、そこで一緒に練習し、一緒に食事をし、
チームJAPAN
として団体金メダルを目指していたから、その作戦として、箱根駅伝予選会で、よく見るような集団走をしたのかと、望月さんに聞いたところ
自然的にこうなりました 笑
と回答がありました。
文法的には、的 は要らないと思いましたが、よく分かりました。。
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おそらく、レース前から一緒に走ろうと決めていたのではなく、それぞれの選手のペースが近かったので、一人より二人、二人より三人、三人より四人で走った方が走りやすいから自然に集団走になったのでしょう。
四人の100キロのタイムは比較的近く、同じようなタイムを狙うとしても、序盤速めに入った方が走りやすい選手もいれば、ゆっくり入った方が走りやすい選手もいます。
だから、最初から集団走をすると決めて走るとストレスになりかねませんが、結果的に集団走になったのから走りやすいでしょう。
そんな走りが出来るのも、合宿からずっと、団体金メダルをとろうと語り合っていたから、目指すところが一緒だったのでしょう。
集団走のメリットはいろいろありますが、一番はペースメイクをしやすいことでしょう。マラソンでもちょうど良いペースメーカーがいれば非常に走りやすいです。
今回、交代で引きあったかどうかは分かりませんが、お互いの信頼感がなければ出来ません。
また、自分が苦しくなった時に、周りに仲間がいることは心強いし、自分だけ落ちるわけにはいかない。という気持ちになったでしょう。
100キロマラソンは駅伝やリレーとは違い個人競技ですが、団体金メダルを絶対に取りたいという気持ちが凄く強かったのでしょう。
高田選手から提供いただきました。
チームJAPAN 優勝おめでとう!!
高田選手から提供いただきました。
団体銀メダルの男子も素晴らしい活躍でした!!
また日本代表選手からいろいろ聞きますので、別にアップします。
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