ウルトラセミナー 〜チャレンジ富士五湖セミナー〜 その1
から続く
本来キロ7’21ペースで走れば第2関門は通過できますが、第1関門をギリギリ通過するくらいゆっくり走ってしますと、そこからキツイ登りがある区間をキロ7’06ペースに上げねばならないのです。
これはチャレンジ富士五湖に限らず、制限時間や、関門が気になるタイムのランナーは必ず確認すべきことです。
スポンサーリンク
また、これらのパートに入る前に、30分くらいかけて大型モニターにコース画像を映し出して、手元資料の高低図などと合わせてコースイメージや注意点などを話しています。
画像枚数は数えていませんが100枚以上です。
スポンサーリンク
この段階で、参加者はコースイメージができて、そのコースを自分はどのくらいで走れるのかを理解することができます。
その上で、レース中の注意点に限らず、レース前からの準備などを時間をかけてお伝えしています。そこには補給計画があり、トラブル対応があり、レース中の走り方や注意点があります。その他、さまざまなことをお伝えし、一緒に考えてもらっていますが、一番基本になる考え方は、
どうしたら、一番楽にストレスなく目標達成できるだろう。
です。
私自身、苦しいことや、痛いことは嫌いなので、常にどうすればそれらを緩和することができるだろうかと考えています。
そのための走り方や、レース展開、アイテム選び、エネルギー補給、塩分補給などお伝えしたいことはたくさんあります。
今回の8人の参加者には8時間切りして入賞を狙っている方、女子でサブ10狙って入賞を狙っている方、12時間切って自己ベストを狙う方、100キロ完走を目指している方まで、さまざまなレベルのランナーがいます。
これほど様々なレベルのランナーが同じセミナーを受けて納得してくれるには理由があります。
それは、参加者が私の話を一方的に聞きにきているのではなく、自分ごととして考えているからです。
今年のウルトラマラソンでは多くのセミナー参加者が目標達成しました。
それは、セミナーで聞いた話を自分ごとにして、自分なりにアレンジして走ったからでしょう。
12月は27日ともう1日くらい開催する予定です。27日も会場の都合がつけばです。
ご希望の日程があればFacebookページのメッセージにてご連絡ください。多くの人を集めての講演会ではなく、参加者全員が理解していただけるワークショップ形式が私の理想なので、ある程度の人数が集まりそうであれば開催します。
スポンサーリンク