2016年神宮外苑24時間チャレンジ 1時間ごと周回数一覧ページ で男子版は先にアップしてましたが、女子版をアップします。
こちらも、JUA(日本ウルトラランナーズ協会)が発表した速報と確定記録をもとに1時間ごとの周回数をまとめました。1時間ごとの周回数は速報なので、その後修正された可能性があるのと、私の入力ミスがあるかもしれないので参考程度にしてください。
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色分けをしたことで、個別選手の周回数を追わなくても全体感は掴めます。
やはり上位選手は安定感抜群です。
逆に、安定感抜群でないと上位には入れないということでしょう。
優勝した青谷瑞紀選手は前半は心に秘めた記録を狙い距離を伸ばしましたが、日付が変わる辺りからペースは落ちましたが、1時間に確実に6〜7周走りトップを譲り渡すことなく24時間走り抜きました。
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また、二位の松本ゆり選手は、終盤、青谷瑞紀選手を猛追しているのも表を見るとよく分かります。
三位の岡さゆり選手は9時間を過ぎた辺りでトラブルがあったようですが、夜中に復活し、ラスト2時間で3位と日本代表内定はほぼ確定しました。それもあって22-23時間は落ちましたが、ラスト1時間は220キロ超に向けて頑張ったのだと思います。
4位以下に関しては、1時間に4周以下の潰れている時間をどれだけ回避したかにより決まってきたようです。
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後日、男女を一緒にした表をアップしますが、男子の一覧表もアップしておきます。
これらの表を見て気付いたことがあります。
上位選手の比較をすれば、男子選手の記録は女子選手の記録を大きく上回っていますが、出走者に対して160キロ以上走った選手の割合を調べたら、女子選手の方が高いのです。
男子 116人中59人 50.8%
女子 33人中21人 63.6%
諦めずに最後まで頑張ったランナーが女子の方が多かったということです。
特に厳しい深夜の時間帯に諦めずに、最後の3−4時間に160キロを超えようと必死に走り、超えた三人の女性ランナーは素晴らしいと思います。
上位選手だけではなく、参加した149人全員にドラマがあったのです。
大会前に25人のランナーにウルトラマラソンを始めたきっかけなど答えていただいております。合わせてお読みください。
2016神宮外苑24時間チャレンジ参加ランナー紹介