観測史上最高気温のNAHAマラソンで役立ったもの その3
から続く
前話はこんな終わり方をしました。
そしてレース中は、暑くて堪らないと思う前の、熱を持ち始めたと感じた段階から、水を頭や首すぎにかけて冷却しました。体に熱を持つと、条件反射的に必要以上の水を飲みたくなるので、身体を冷やすことは大事です。
今回はかなり水をかぶりソックスやシューズはグチャグチャになりましたが、靴擦れなどおきなかったので、最後まで脚の痛みを庇うような走りにはなっていません。ウェアも水を被り続けているから肌にぴったり貼り付いていますが、擦れは生じていません。
観測史上最高気温のNAHAマラソンで役立ったもの その4 ではウオーターローディングなどによる保水などによる対策について書いていきます。
<スポンサーリンク>
かなり前に記事を書いていたのですが、アップしていないことに気付いたので公開します。
今回はレース前にしたウォーターローディングについて紹介します。
トレイルランナーや、トライアスリートには馴染みのスマッシュウォーターは、まだロードランナーにはさほど馴染みがないと思います。
私がスマッシュウォーターの名前を聞いたり、Facebookなどで見かけるようになったのは、スカイランナーの星野和昭さんや岩楯志帆さんが使っていると聞いたことからです。ただその頃はあまり興味はありませんでした。
私が興味を持ったのは、群馬県片品村で開催された尾瀬岩鞍バーチカルを利用してトレランセミナーを行い、そして翌日初めてバーチカルを走りましたが、その会場内のアスリチューンブースの近くに、スマッシュウオーターのブースがあり購入したのがきっかけです。
ただ、私は気になるサプリメントはいろいろ購入して試してみるのですが、スマッシュウオーターはどのような場面で試したらよいかを考えているうちに時間は経過していました。
<スポンサーリンク>
初めて使ってみたのは11月20日開催のつくばマラソン前のウオーターローディングです。
疲労が抜けずフルマラソンを走るような体調には全くならないレース前でしたが、前日にスマッシュウオーターのスティック1袋を500ccペットボトル2本にざっくり分けて少し薄めのドリンクを作りました。それを1日かけて飲みました。
味は砂糖や人工甘味料を使用せず、天然由来の甘味料を使用しているとWEBページに記載がありますが、甘すぎずスッパすぎず子どもの頃に飲んだアメリカ製のスポーツドリンクの味を思い出しました。
また、ペットボトルの水に粉を溶かすタイプの場合は、製品により溶けにくい場合がありますのでしっかり振るようにしています。色付きの場合は溶けているのか分かりにくい場合がありますが、この商品は溶け具合がよく分かります。
通常私はレース前日はスポーツドリンクや、OS-1でウオーターローディングをしていますが、翌日のレースで効果を感じました。
つくばマラソンは途中気温が上がるなどさほど良いコンディションではありませんでしたが、その時の自分にできる走りをしてゴールしました。
レース中に脚が痙攣しているランナーはたくさんいましたし、ゴール後にウエアが塩塗れのランナーや、脱水で倒れたランナーなど多く、結構厳しいレースだったようですが、私はレース中もレース後も体調は全く問題ありませんでした。
タイム自体も大したことなく、最後の力を振り絞ってのスパートをしていないのも理由ですが、ウオーターローディングの効果だと私は感じました。
朝起きた時は体重がいつもより多いと感じましたが、それは本来であれば尿として体外に排出されてしまう水分が体内に溜め込まれた状態を作り上げたのです。いわゆる保水です。
今回のつくばマラソン前はそもそも体重が重たい状態で行いましたが、ベスト体重の58キロくらいに戻した上で保水して走ればかなり良いと感じました。
また、今回感じたのは暑い時には汗が一気に出ますが、一気に出ないでじわりじわりと出る感じでした。したがって塩を吹くような状態にはなりません。汗により体内のナトリウムやマグネシウムなどのミネラル分を過剰に排出されることがないから体調もよかったのでしょう。
私はその3日後に大田原マラソンを走りましたが、つくばマラソンのダメージが小さかったことから思ったより楽に走ることができました。
<スポンサーリンク>
ここまで前置きです。
そうは言っても、つくばマラソンはそれほど暑いレースではなかったので、スマッシュウオーターの効果を体感し、記事にかけるようになるのは来年の春以降と思っていましたが、都合よくNAHAマラソンが12月の観測史上最高気温という暑いレースになったのです。
ここでようやく、観測史上最高気温のNAHAマラソンで役立ったもの その4の内容に繋がります。
暑いことは分かっていますので、その1〜その3までに書いた対処はしました。そして今回も前日につくばマラソン前同様、500ccペットボトル2本にスマッシュウオータースティック1本を入れて少しづつ飲みました。
飲みきれなかったので冷蔵庫に入れておき、レース当日朝に残り300ccほど飲みました。
そして、今回追加で試したのは、スマッシュウォーターの携行版ともいうべき凌駕SHOT ONEです。
まだ販売はしてないと思います。
これは、かなり小さな携行性の高いスティックで、水と一緒に飲むことで熱中症、脱水症、足攣りなどの予防になるのです。
その理由はスマッシュウォーター同様の保水力です。
その3までに書きましたが、序盤は水しかないエイドが多く、私はスポーツドリンクを探しましたが、ほとんどありませんでした。その時、凌駕SHOT ONEを水と一緒にとり続けたのです。
前日のウォーターローディングによる保水と、レース中の保水により脱水や低ナトリウム血症を防止して元気に?ゴールすることが出来ました。
まあまあ元気そうですよね。
神宮外苑24時間走は寒いけど体内の保水力を高めることは大事ですから前日のウオーターローディングではスマッシュウォーターを使いました。凌駕SHOT ONEは持参しましたが、スポーツドリンクなどエイドステーションにあるので使う場面はありませんでした。
まだ使い始めた期間が短いので、どのようなタイミングが良いのか?濃度はどのくらいがよいか?など試行錯誤していきますが、暑い時期に開催されることが多いウルトラマラソンを走る上で、強い見方を手に入れた気分です。
また、スマッシュウオーターにはほとんどエネルギー成分が入っていないので、エネルギー補給はアスリチューンなど現在使用しているエナジージェルなどをそのまま使用ください。
今回使用した凌駕スマッシュウオーターについてはこちらをご参照ください。
凌駕公式ホームページ
また、メーカーの販売ページはこちらです。
商品購入ページ