その2の後半でトレッドミルを活用したトレーニングなど少し書きましたが、その3で、私がトレッドミルをする際に行っているトレーニングを紹介します。
スポンサーリンク
まず私がトレッドミルを使う時は、まず傾斜を付けます。
3%でも付ければ、その2で書いた悪い例の上に跳ねるような走りにはなりずらいと思います。傾斜がついてるわけですから、マットに対して垂直に跳ねたら後ろに行ってしまいます。そのため重力に対して真下にマットを押すような動きになってきます。
練習会などで、地面を押す感覚が中々分かりにくい。と相談されることがありますが、意識できるまでは平地だと分かりにくいかもしれません。そんな時は上り坂を使えば体感できるでしょう。
キツくて走り続けられないような傾斜ではなく、走り続けられる傾斜の坂道なんて近所にある方は少ないでしょう。でもトレッドミルを使えば、自分にとって理想の傾斜を作ることができるのです。
そこで地面を押す走りを練習したら良いと思います。
特に後傾しやすい方は取り入れてみてください。そしてどのようなフォームで走れば楽になるか模索してみてください。
その感覚を覚えてロードを走れば、今までより楽に走れると感じることができるかもしれません。
また、スピードを上げる方の多くが、スピードを上げる理由は強度を上げたいのだと思います。
私は強度を上げたい時は傾斜をキツくしていきます。
これは8月に大阪の針中野フィジカルケア鍼灸接骨院に行き、低酸素状態にしてあり得ない傾斜でトレーニングした時の画像ですが、こんな傾斜を付けることが出来るトレッドミルがあるスポーツクラブはほぼないでしょう。
でも15%までは大半のトレッドミルで上げられます。
15%もかなりキツイです。
私は時速12キロ、傾斜15%で90秒走って、リカバリー90秒とかのインターバルにしてますがかなり負荷は高いです。
この設定が軽いと思えば、時間を伸ばしたら良いと思います。また跳ねるような走りにはなりませんから、スピードを上げても良いでしょう。
負荷を落とすには、スピード、傾斜、時間で調整してください。
傾斜がつくことで、接地でマットをしっかり押して尻や太ももを使わないと走れません。またキツいなかで動くので腕もしっかり振れてきます。
インターバルではなくもう少しじっくり走りたいときは、呼吸が乱れない程度に傾斜とスピードを調整して、同じペースで走れるトレッドミルの特性を生かして左右差と接地など意識しながらリズムよく走っています。
スポンサーリンク
また、ウルトラマラソン後など、疲労が溜まっている時には、エアロバイクの負荷を軽くして回したあと、傾斜を付けて時速5キロくらいでじっくり歩きます。それを何度か繰り返してからストレッチや風呂で身体をほぐしています。
基本はトレッドミルではなく、実際に走るべきだと思いますが、天気の悪い時や体幹トレーニングをしたい時にスポーツクラブにいきますが、その時はトレッドミルでしか出来ない練習をしてます。
また、トレッドミルをする際に気をつけて欲しいことがあります。
普通の感覚では、トレッドミルに人が乗っていなければ動いているわけはないのですが、乗ったら動いていて転倒しそうになったことがあります。
あり得ない話だと思うでしょうが実際にあります。私が通うスポーツクラブのトレッドミルには、スピードなど調整するボタンの近くに、「終了する際には必ず止めましょう。」と注意書きが貼られているのですから、私だけではなく迷惑を受けた方が少なからずいるのでしょう。
もちろん止めない人が悪いし、身勝手さに呆れますが、ケガをして痛い思いをするのは自分です。トレッドミルに乗る時に動いてるかもしれないと一瞬気をつけるだけで事故は防げます。
スポンサーリンク