東京マラソンスタートで転倒するランナー続出という記事を昨年書き多くのアクセスをいただきました。
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今年もランナーへの注意喚起の意味でFacebookページで当時の記事を再度アップしました。
10000リーチには届いていませんが、ランナーにとって、安全に走りたいという要求は非常に高いことが分かった投稿でした。
記事を読まれていない方は、是非一行目のリンク先の記事も合わせてお読みください。
この将棋倒し記事に関しては、死亡事故など重大な事故になり兼ねない内容であり、大会後に関係者の間で再発防止の対策が検討されていたようです。
私の記事が関係者に読まれたのどうかは分かりませんが、少しでも届き、“ランナーが安全に快適に走れる環境づくり”に貢献できたら良いと思ってます。
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今年のスタートブロックなどを、参加ランナーに確認したところ、以下のことが分かりました。
・Aブロックは昨年同様準エリートだけであるが、記事で提案した男女を左右に分ける対策がなされた。
・エリート、準エリート以外の、2時間30分を切ってる男子ランナーは昨年に続き、Bブロックであることは変わらない。
昨日、EXPOで女性の準エリートランナーは、“Bブロックが男女別になってないと、昨年の二の舞になりそうで怖い。”と話していました。
主催者目線に立つと、準エリート選手だけの表彰があるので、Aブロックは準エリートのみとしたのでしょう。またBブロックは人数が多いので、男女を左右に分けるのは物理的に手順が増えるだけではなく、夫婦や、恋人同士など、男女で一緒に走りたいランナーがいることへの配慮でしょう。
Bブロックには、2時間30分を切ってるランナーもいれば、サブ3.5程度の走力は持っているが、東京マラソンは気持ちよく走りたい。仮装して走りたい。など様々なランナーがいるので難しいと思います。
そこで、大会直前のこの時期に、少しでも参加ランナーが安全に快適に走れるよう願いを込めて発信させていただきます。
1秒を削り出したいBブロック選手は右側整列がオススメです。
(前年のスタート 出典:東京マラソンEXPO会場内画像より)
スタートロスを可能な限り削りたいなら、自分の前に整列したランナーがスムーズに速く走ってくれたら良いわけです。
Aブロック男子は少なくとも2時間55分以内のランナーですから、かなりスムーズにスタートすると思います。
対してAブロック女子にはサブ3.5レベルのランナーもいます。
そこで、Bブロック前列に陣取れるくらい早く整列するなら女子の後ろでなく、男子の後ろに並びましょう。
準エリート女子も、凄い勢いで後ろから煽るように走る男性に恐怖心を抱いていると話してます。
また、ゆっくり安全にスタートしたいBブロックランナーは、Aブロックの女子選手が整列する左側に整列すれば、良いと思います。
スムーズにスタートすることは、タイムロス軽減だけではなく、安全面でも非常に大事なことです。
また、昨年の事故は、スタート直前に、Aブロックと、Bブロックのランナーを詰めてしまったことが事故の一因になっているので、今年は詰めさせないで、間隔を保ったままスタートして欲しいです。
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もし詰めることになったら、お願いがあります。
Bブロックのランナーは、Aブロックの選手の間に入り込んで前に出て行こうとしないでください。昨年は身動き出来ないような状態になり転倒の原因になりました。
また、Aブロックのランナーは、割り込んでくるBブロックのランナーがいたら、注意してください。ズルい行為というだけではなく、事故に繋がる行為ですから面倒臭がらずに毅然とした対応お願いします。
ウルトラプロジェクトメンバーも、ランニング仲間もたくさん走る東京マラソン。
事故なく安全に快適に新コースを楽しんで欲しいと思います。
追記)
実際のブロックの整列などを予測してみました。
東京マラソン 安全でスムーズなスタートに向けての考察