チャレンジ富士五湖の100キロを完走したウルトラプロジェクトメンバーのK.Iさんからこんなメッセージが来ました。
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今日、改めて自分のタイムを見てビックリです!新澤さんのセミナーで計算したタイムと自分のタイムです。
K.Iさんは、Facebookにこんな風に書いていました。抜粋します。
『スタート直後、いきなり転び右腰を強打、更にGPSが故障して動かなくなるというアクシデント発生・・。結局、コース上の距離表示と時計時刻だけで走りました。』
そうGPSが動かずに時計しかない状態でした。
そのK.Iさんの実際の10kmごとラップと、ウルトラセミナー参加時に計算してもらったラップを並べて驚いた。というメッセージでした。
その数値はこちら。
km - セミナータイム - 計測タイムの順です。
- 10 - 1:02 - 1:00
- 20 - 2:07 - 2:06
- 30 - 3:08 - 3:10
- 40 - 4:18 - 4:23
- 50 - 5:26 - 5:31
- 60 - 6:47 - 6:46
- 70 - 8:03 - 7:59
- 80 - 9:18 - 9:12
- 90 - 10:36 - 10:32
- 100 - 11:59 - 11:51
区間タイムに置き換えて見ます。
- 10 - 1:02 - 1:00
- 20 - 1:05 - 1:06
- 30 - 1:01 - 1:04
- 40 - 1:10 - 1:13
- 50 - 1:08 - 1:08
- 60 - 1:21 - 1:15
- 70 - 1:16 - 1:13
- 80 - 1:15 - 1:13
- 90 - 1:18 - 1:20
- 100 - 1:23 - 1:19
かなり近いですよね。
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そして、『あまりにドンピシャな数字に感動してしまいました。』とコメントを締め括っています。
GPSを使い設定ペースを決めて走れば、余力があれば設定ペースに近いラップで走れます。
ただK.IさんはGPSがなく、自分の体感ペースで12時間切りを狙って走ったのです。
その体感で気持ちよく走ったペースがほぼウルトラセミナーで計算したペースと一致したわけです。
100キロを効率よく走るためには、速すぎても遅すぎてもダメです。自分のチカラ以上のペースで走れば潰れるし、自分のチカラより遅すぎるとリズムやフォームが崩れます。
K.Iさんは、ウルトラセミナーや練習会で学んだ、この事をしっかり学んで走りきったのです。
ちなみにK.Iさんが計算した数値は、私はウルトラセミナー用に作った、前年以前のチャレンジ富士五湖の全出走者データをもとに分析した数値を使用しています。
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またK.Iさんは初めての100キロの完走ですが、1年前に入会した時のフルマラソンの自己ベストは2年前に出した4時間37分で、4時間15分を切りたいと入会しました。その後少しづつ成長する自分を楽しみながら練習をすることで、4時間15分どころか、グロスでサブ4を達成するレベルになりました。
またウルトラセミナーで12時間という目標タイムが出ても、14時間以内の完走ができるかどうか際どいと本人は考えていたので、ピンと来ていませんでした。でも達成したのです。K.Iさんにとって頑張れば達成できる目標だったのです。その算出法はこちらに紹介しています。
キロ5分15秒の一番遅い設定のペースについてこれなくて、距離を短縮したり本数を削って必死になって練習についてくるうちに、徐々に走れるようになり練習後に『今はすごく楽しい!!』と話した時のK.Iさんの笑顔は今でも覚えています。
そのようなランナーが一人でも増えることを目指して、ウルトラプロジェクトメンバーやウルトラセミナーに参加した方だけではなく、この記事を読んでいただいている方々にも情報発信をしていきます。
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