まだ完走率など発表されていませんが、5/19に書いた今年の野辺山ウルトラは過酷なレースになりそうです。〜対策その1〜 で、天気予報が変わらないなら100kmは43.7%と予測しましたが、近い数字になりそうです。
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今回、100kmには男子2185人、女子365人の合計 2550人がエントリーしたと友人が投稿しました。
また、大会公式Facebookに全種目の出走者は2827人だったと書かれています。
そこで、このように100kmの出走者を仮定しました。
今年の全種目出走者数 2827人 ÷ 昨年の全種目出走者数2976人 =95%
→出走者数は5%減少しています。
昨年の100km出走者数 2452人 × 95% =2329人
また、昨年の出走率は約90%です。
今年も同様とすると、2550人×90%=2295人
だいたい2300人程度になりそうですが、低い方の2295人で計算してみます。これが出走者数と仮定します。
私は大会関係者ではないので完走者数については、このように調べました。
ランナーズアップデートの検索ページに応援naviを見つけてこれでウルプロメンバーなどを登録して、確認していましたが、この機能を活用しました。
制限時間14時間ギリギリにゴールしたランナーのゼッケン番号をこの応援naviに入力すると順位が出るのです。
最後にゴールした方の順位は男女合わせて914位でした。
今回は2ウェーブでセカンドウェーブの制限時間は20分後でしたが、寒くなってきたのと予定があり、こちらは確認できませんでしたが、ラスト20分で100人程度だと思います。100人とすると完走者数は1014人となります。
1014人÷2295人=44.2%
となります。
実際は非常に暑くなるので走るのを辞めようという方も少なからずいるので、100kmの出走者数はもっと少ないかもしれませんが、50%には届かないでしょう。
今回は予測であり、どの程度過酷なレースだったかのイメージをお伝えしたいだけなので、正確な数字や分析は、大会ページにアップされたら行います。
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ウルプロメンバーのゴールを待つ間にも20回完走者の表彰などされていましたが、みな口々に過去一番厳しいレースだったと話していますし、過去リタイアなく20回以上完走している方が初のリタイアになったことを考えたら間違いなく一番過酷なレースだったのでしょう。
男子は、昨年のIAU100km世界選手権を6時間18分台で走り優勝した山内英昭選手が8時間04分18秒で優勝しました。しかしその山内選手の力を持ってしても、近年の優勝タイムの中では遅い部類に入るになったことからも過酷さが分かるでしょう。
そのような過酷なレースであっても、しっかり目標タイムで走ったり、初100kmで完走したランナーはいます。その辺りについてどのような準備をして大会に臨んだかや、どのようなことが有効だったかを紹介していきます。
ちなみに、私はタイムこそ昨年より遅いけど、周りのランナーほど暑いとは感じませんでした。
それは準備をしたからです。どのような準備をしたかと言えば、今年の野辺山ウルトラは過酷なレースになりそうです。〜対策その2〜 スタート前に出来ることで書いたウォータローディングと、アグレッシブデザインの日焼け止めを顔や首だけではなくシャツの下にも塗り、またボトルに入れた水を首筋にかけながら常に冷やし続けたからです。
その辺りについても別に書きます。
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今回、完走出来なかった方に、厳しい気象条件だったから仕方がないと言っても悔しさは晴れないでしょう。また仕方がないで終わらせたなら勿体ないです。記憶が鮮明なうちにリタイアした原因を分析してみてください。
暑かった。とか、根性がなかった。で終わらせないで、暑かったのが理由だとしたら、そもそも天気予報で暑いのは分かっていたけど、どのような準備をしたのか?足りなかったのか?などを考えたり、同じ条件でまた走るならどのような準備や走り方をしたら良いのか?など考えることで、貴重な経験になります。
でも、参加した全てのランナーに言えるのは、そもそも過酷な野辺山ウルトラマラソンが、さらに過酷な状況になったレースを経験できたこと、またそのレースにチャレンジしたことは素晴らしいことだと思います。
お疲れさまでした。