で紹介しましたが、土曜日の夜から日曜日の朝にかけて新宿駅から茅ヶ崎海岸までの67kmを走ってきました。
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7/31-8/1には、山手線一周+αのオーバーナイトランをしました。
なぜ普段なら寝ているはずの夜中に走る必要があるかを紹介します。
提案と書いていますが、リスクもあるので、その2以降で注意すべきことなどを記事にしますので、自分の体調などを含めて総合的に判断しコースなど決めてください。
その1 昼間より涼しい
夜間でも走るのが辛い熱帯夜もありますが、直射日光に身体を焦がされながら走るよりは、夜間の気温は下がるし走りやすくなります。
その2 暗闇に慣れる
明るい時間帯に開催される大会だけ走るなら暗闇に走る練習は必要ないかもしれませんが、オーバーナイト区間のある大会に出る予定があるなら、ライトを使って走る練習も必要です。日中なら足元をさほど気にしないで走ることが出来ますが、暗闇により道路の凹凸など隠されてしまいます。様々なことに注意して走ると疲労度は増しますので、注意をしつつも無意識に近い状態で走るには暗闇に慣れるのが一番です。
その3 睡魔など経験する
普段なら寝ている時間を走るわけですから、多少なりとも睡魔に襲われます。その睡魔がランニングにどのような影響を与えるのか、どのような対処(事前、走行中、休憩中)で睡魔に勝てるか、などオーバーナイト区間のある大会に出るなら経験しておくことは大事です。
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その4 止めるか先に行くかの決断に迫られる
例えば、30km地点で止めれば終電で自宅に帰れるけど、それを超えたら先に行くしかありません。その時の心の葛藤なども経験になります。
その5 距離だけではなく時間との戦い
例えば今回のオーバーナイトランは67kmの距離ですから、100kmレースなら6時間もかからずに通過する距離です。今回は信号待ちや休憩などしながらゆっくり走ったので10時間くらいかけました。100kmの強いランナーが必ずしも24時間走で結果が出ないのは、長い時間動き続ける練習をしていないからです。例えば100kmなら7時間程度で走れてしまう方が24時間走るということは、3.5倍近い時間を走らねばならないのです。目的によりますが、今回も前回も速いペースを保つことを目的にすることではなく、とにかく歩いても良いから長時間動き続けることを目的にしました。
その6 アイテムの確認などが出来る
短い距離、短い時間では分からないシューズやウェアなどアイテムの擦れなど確認が出来ます。またどのような補給をすると調子が良くなるとか、お腹が痛くなるとか自分にあった補給などの気づきもあります。
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その7 仲間との一体感
長い時間一緒に走る仲間と普段は話すことがないような様々な話を延々とすることが出来ます。
その8 非日常体験を楽しめる
茅ヶ崎の海に飛び込むために、新宿から走っていくなんて、周りから見たら呆れるようなことですが、そんな非日常の体験もまた楽しいです。
その9 行き当たりばったりを楽しむ
大会は決まったコースを、決まった時間内に走りますが、オーバーナイトランは自由に走ったら良いです。まるっきりゴールを決めないとグダグダになりますが、ゴールだけ決めて後は時間があるなら多少遠回りするなど自由気ままに走るのも楽しいです。道を間違えてもたくさん走れてラッキーと思えるのも魅力です。
その10 必要なモノを厳選する力がつく
自分で荷物を担いで走るオーバーナイトランは、ザッグに着替えなど詰めて走りますが、持てば持つだけ荷物の重さが肩に食い込みます。絶対に必要なモノは何なのか?など見極める力になります。
持参して欲しいモノ、リスク管理、コース選びなど順次掲載していきます。
まずはこちらをお読みください。
また、今月の練習会日程にはもうオーバーナイトランの予定はありませんが、もう1回開催する予定です。
ウルトラプロジェクト練習日程など
体験参加も可能ですので、ご興味のある方はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。