皇居ランナーへの調査結果② 〜転倒した場所〜

の中で、皇居を走らなくなったり、走る頻度が減った理由として実質7割が走りにくい、危険と感じるようになったことがあげられます。
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走りにくい、危険と感じる理由はいろいろありますが、皇居ランで転倒したことがあるかという質問をしてみました。

私がはっきり覚えている転倒は2回あります。2回とも6年ほど前のことですがその光景は脳裏に焼き付いています。

まずありがちな例ですが、半蔵門から桜田門にかけて緩い下り坂になりますが、その途中には木の根が歩道を持ち上げることで生じる膨らみがたくさんあります。最近は少し対処しているようですがまだあります。

凹凸

気をつけていれば、光の加減で凹凸は見えますが、その時は集団の中で走っていたので、全く足元が見えず、いきなり前につんのめり転倒しました。衝撃でサングラスが落ちて破損しましたが、手のひらを擦りむいた程度だったと思います。しばらく走れなくなるような怪我をした知り合いも何人かいます。

集団で走る時は、前のランナーと近づかないようにしても見えないケースが多いので、最前列を走る方が、注意喚起をすることが大事です。

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もう1回の転倒はさらに嫌な記憶です。

竹橋

これも当時参加していたランニングクラブの練習会での出来事です。週末の昼間開催された練習会で速いグループに入って走っていましたが、途中からグループのペースアップについていけず、遅れて竹橋に差し掛かりました。

この画像のあとに竹橋の坂に入ると正面から孫を連れた老紳士が歩道の真ん中を歩いてきました。橋と老人の間は1.5mくらいあったのでそのまま走り抜けようとしたら、その瞬間に、老人は手に持っていた傘を橋に引っ掛けて私を引っ掛けたのです。もちろん不意打ちなので避けることなく転倒しました。不意の攻撃に何をすると老人を見上げると、老人だけではなく小さな孫が激しい憎悪を伴った顔でこちらを睨んでいるのです。

悪意をもち故意にランナーを転倒・怪我(擦り傷程度)をさせたのだから、傷害罪にあたるので近くの警察に任せる案件かもしれませんが、私はそれをしませんでした。なぜこの老人と児童はこんな激しい憎悪に満ちた顔をしているのだろう。と考えた時に、前をペースアップして走っていったグループが浮かびました。きっとこの老人はその走りに自分だけではなく孫の身にも危険を感じたのだと思ったのです。

橋を駆け上がっていったグループがどのような走りをしたのかは、画像のようにブラインドになっているので私には知る由もありませんが、これだけ怒りに満ちた顔にさせるのだから、歩行者との狭い間隔を10人ほどがスピードを緩めることなく通過したのでしょう。そのことに対して怒りが高まったところに、私が通りがかったのだと思いました。私と前を走っていたグループが仲間かどうかは分からないでしょうが、老人と児童にとってランナーは非常に危険な存在だったのでしょう。もちろん老人の行動は絶対許せません。

ただ、幼い児童の憎悪に満ちた顔を見るとなんだか悲しくなりました。お祖父さんと孫は手を繋いでのんびりと皇居の散歩を楽しんでいたのだと思います。きっと楽しいひと時で笑顔だったのでしょう。もしかしたらその時だけではなく、それ以前に当人たちや家族がランナーとぶつかるなどトラブルがあったのかもしれません。

このブラインドコーナーは非常に危ないので、私はペースダウンして大回りして走っていきますが、ペースダウンせず橋ギリギリを走っていくランナーもいます。その時もそうだったのかもしれません。

相手が悪い。自分は悪くない。と言っても怪我して走れなくなったり日常生活に支障が出たら辛いのは自分です。

そんなこともあったので、皇居外周コースマップ 〜安全に走ろう〜を作らねばならないと思ったのです。

話をアンケートに戻します。

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10-10

回答者のうち転倒なしと答えた方が24人。また未回答の36人の方はないとしても多くの方が転倒を経験しています。

その原因の大半は路面の浮き上がりにつまづいたのです。その人数64人。他のランナーとの接触も多いですが、歩行者や自転車と接触する例を少ないようです。

次に『コース上で危険と思う箇所』についての回答はこちらです。



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