Suunto  Spartanシリーズのバッテリーが大幅改善〜140時間稼働も〜

Suunto  のFacebookページに気になる情報を発見しました。

新商品も気になりますがもっと気になることです。

(画像はSuuntoのページより)
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Spartanシリーズの全モデルを対象に、睡眠分析機能、ルートナビゲーションの改善、日の出/日の入り時刻表示、スキー向け機能を導入するためのソフトウェアアップデートが提供されます。

 

睡眠分析機能は今月発売したトレーナーについていますがまだ使っていないし、ルートナビゲーション自体もほとんど使っていない。スキーなんて20年以上やってない。

たいしたアップデートではないな。と文章を流し読みしていくと、サラっと大変なことが書いてありました。

バッテリーが改善され、長時間のバッテリー駆動が可能なSpartanウオッチはアウトドアアドベンチャーに最適なアウトドアウォッチです。主力モデルであるSuunto Spartan Ultraでは、最大35時間というバッテリー持続により正確なGPSトラッキング(GPS補正レート1秒、パワーセーブオプション)を提供。また、GPS補正レートを1分に調整してGPSトラッキングを使用する場合、省電力オプションでバッテリーは最大140時間の持続し、長時間のハイキングを楽しむことができます。

 

左がウルトラで、右がトレーナーです。

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従来ウルトラのバッテリー稼働時間はこんな感じでした。ただ設定を意識してもここまでは持ちません。

BEST(GPS補正レート1秒)

18時間

GOOD(GPS補正レート1秒パワーセーブ)

26時間

OK(GPS補正レートを1分)

65時間

 

ちなみにガーミン ForAthlete 935は

スントでいうBESTかGOODのGPS補正レート1秒だと最大21時間で、OK相当のUltraTrakモードは最大44時間ですから、1秒補正なら同じくらいで1分補正ならスパルタンウルトラが1.5倍長く使えるけど、ほぼ同程度でした。

それがスパルタンウルトラ比較でこう変わるのです。

BEST    18時間→変わらずか?

GOOD    26時間→35時間

OK    65時間→140時間

GOODモードは毎秒補正ですから、かなり精度が高いのでBESTにする必要性をさほど感じませんが、これで35時間も魅力ですが、OKモードなら140時間と驚愕の長時間稼働です。精度は落ちますが川の道や萩往還、津軽など走るランナー、そして山を縦走するような登山者にも最適です。

しかし、ハードを変えずにこんなに変わるのはおどろきですが、費用が発生しないで素晴らしい機器に変わるのはユーザーにとって歓迎すべきことでしょう。

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また、Spartan Ultraと同様に、Spartanファミリーの全ウオッチでバッテリー持続時間が延びています:

• Spartan Sport

GPS補正レート1秒、パワーセーブ  25時間

GPS補正レート1分    80時間
• Spartan Sport Wrist HR

GPS補正レート1秒、パワーセーブ 20時間

GPS補正レート1分 40時間
• Spartan Trainer Wrist HR

GPS補正レート1秒、パワーセーブ 16時間

GPS補正レート1分 30時間

 

Spartan Ultraは少し金額が高いので、躊躇する方が多いと思いますが、Trainerはその1/3の3万円台です。毎秒補正で16時間持つので100kmレースでも使えるのは魅力です。

以前、スントスパルタンシリーズのレース中のバッテリー切れを防ぐ簡単な方法  という記事を書きましたが、Spartan Ultraを使う限りはその対策も不要かもしれません。

また私は10年近くガーミンユーザーで、スントを使い始めてまだ半年足らずですが、ウルトラプロジェクトメンバーにどちらが良いのですかと聞かれると、操作性など慣れの問題もあるけど、フルマラソンの練習などでランニングダイナミクスなどを活用したいのであれば、ガーミン・フォーアスリート935が良い。トレイルなどアップダウンのある場所も走る方であればスント・スパルタン・ウルトラが良いとしつつも、デザインを含めて愛着のモテる方を選んだら良いと話していました。

しかし今回のアップデート通りのバッテリー稼働時間を保てるのであれば、ウルトラマラソンを走るランナーならスント・スパルタン・ウルトラを薦めます。設定により稼働時間は大きく変わりますが、私の過去の経験からメーカー公表数値の半分くらいしか持たずレース中にバッテリー切れを起こしたこと度々ですが、仮に半分だとしても、スパルタン・ウルトラのGOODモード(毎秒計測パワーセーブ)は17.5時間使えるのです。実際スパルタンシリーズを使っていて、バックライト常時オンにしていても半分くらいは使えているので、ボタンを押した時のみバックライトを明るくするなら7-8割は安心して使えるでしょう。そうすると24時間以上です。

アップデートは10月17日予定です。



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