今回、神宮外苑24時間チャレンジを走ってから、結果だけではなく、どのような準備をし、どのように走り、どのようにトラブルを回避したかなど、『自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返り』にまとめました。
全てのランナーに当てはまるとは思いませんが、比較的ベーシックな内容だと思います。また周回コースの24時間走独自の内容もありますが、100kmレースやフルマラソンにも通じる内容も含まれています。
参考になると感じる部分のみ取り入れていただければと思います。
(画像は全てウルプロメンバーや友人などが撮影していただきました。)
<スポンサーリンク>
最終結果
JUA 日本ウルトラランナーズ協会ウエブサイト掲載の男子200km以上、女子180km以上の記録を抜粋しました。(敬称略)
男子
- 高橋 伸幸 252.658 ㎞
- 高橋 浩一 243.051 ㎞
- 安孫子 亮 240.359 ㎞
- 大河原 斉揚 238.272 ㎞
- 篠原 直秀 235.706 ㎞
- 竹入 英樹 235.274 ㎞
- 向江 司 228.379 ㎞
- 神宮 浩之 226.565 ㎞
- 星川 晶 224.651 ㎞
- 木曽 哲男 220.926 ㎞
- 吉清 一博 219.066 ㎞
- 白倉 嵩大 218.049 ㎞
- 小田 克矢 216.858 ㎞
- 後藤 大樹 216.701 ㎞
- 宝徳 忍 216.661 ㎞
- 岩立 幸一 214.716 ㎞
- 新澤 英典 214.472 ㎞
- 林 達雄 214.469 ㎞
- 谷水 強 214.303 ㎞
- 林 伸樹 208.124 ㎞
- 松井 聡 206.590 ㎞
- 山村 浩太郎 206.228 ㎞
- 西川 昌志 206.107 ㎞
- 大島 康寿 205.615 ㎞
- 堀 竜麿 204.794 ㎞
- 藤原 一清 203.725 ㎞
- 陶山 和彦 203.165 ㎞
- 米澤 治文 201.941 ㎞
- 高橋 健吾 200.008 ㎞
女子
- 兼松 藍子 225.792 ㎞
- 楠瀬 祐子 215.903 ㎞
- 青木 奈和子 207.610 ㎞
- 小川 久美子 205.161 ㎞
- 廣澤 志保 204.298 ㎞
- 田子 裕紀子 204.064 ㎞
- 土居 綾 199.185 ㎞
- 鈴木 琴美 192.999 ㎞
- 後藤 玲奈 191.506 ㎞
- 田中 さゆり 186.377 ㎞
- 藤原 定子 185.348 ㎞
- 大塚 恭子 185.333 ㎞
最終結果と神宮外苑歴代ランキング
・2017年 神宮外苑24時間チャレンジ 参加ランナー紹介ページ (男子の部)
・2017年 神宮外苑24時間チャレンジ 参加ランナー紹介ページ (女子の部)
・2017年神宮外苑24時間チャレンジ レース展望 男子
・2017年神宮外苑24時間チャレンジ レース展望 女子
・神宮外苑24時間チャレンジ応援の方への注意事項
・2019 IAU 24時間走世界選手権代表選考要項
以下は前年大会前に作成した記事です。
・2016神宮外苑24時間チャレンジ参加ランナー紹介
・2010年から2015年までの上位選手一覧など
<スポンサーリンク>
大会前に書いた私の目標など
以下レース後に書いた振り返り記事です。
その1 暫定結果など
その2 1時間ごと周回数について
その3 レース展開とトラブル対応①
その4 レース展開とトラブル対応②
その5 靴擦れは起きなかった 前編
その6 靴擦れは起きなかった 後編
その7 上体の真下で接地する
その8 失速を防いだレース中の補給 前編
その9 失速を防いだレース中の補給 後編
その10 GPS時計のセッティング 無駄な情報は要らない
その11 できる準備はすべてやる アスリート用リップクリーム
こちらにこの表に関する記事をまとめました。
余談的な記事ですが、このように考えると記録を伸ばすのは、最初は比較的簡単でも、徐々に難しくなるのが分かると思います。フルマラソンだって4時間くらいの時は一気に30分くらい短縮することはありますが、3時間切ってくると3分短縮するのも難しいように24時間走で数キロ伸ばすのも難しくなって来ます。
最大距離目安は以下の数値から概ねですが算出できます。
男子 1920÷100キロタイム(h) 女子 2040÷100キロタイム(h)
私が今年の神宮外苑の日に100kmを走ればPBの8時間26分では走れずサブ9ギリギリの体調でした。今年のサロマ湖が8時間54分ですから、これを計算式に当てはめると1920÷8.9時間≒215.7kmです。今回の走りはその時の自分の体調などを考えると限界値に近いくらい頑張れたのだと思います。
来年走るのであれば、少なくとも100kmでPBを出した時くらいの体調で挑みたいと思います。すると1920÷8.43時間≒227.7kmになります。それでも入賞に絡むような選手ではありませんが、自分自身の限界を少しづつ探る旅を続けていきたいと思います。
<スポンサーリンク>
・ウルトラプロジェクト
今回は画像に写っていないメンバーも含めて神宮外苑を走りましたが、今年入会した青木さんが昨年の175.147kmから207.610kmへと30km以上伸ばして3位入賞した他、初参加のメンバーも楽しかった。また来年チャレンジしたいと話しています。来年は走力のあるメンバーも複数エントリーしたいと話しているのでウルプロメンバーが今年の青木さんのように上位に絡めるよう神宮向けの練習もしていく予定です。
ウルトラプロジェクトメンバーは、先週の大田原、つくば、大阪マラソンなどレースでは20人近いメンバーが自己ベストを出しました。ウルトラマラソンを走ることを目標としたメンバーしかいないと勘違いされることはありますが、そんなことはありません。フルマラソンでサブ3したい、サブ4したいと入会するメンバーもいるし、トレランをもっと気持ちよく走るために走力をつけたいと入会するメンバーもいます。トライアスロンのランパートを頑張れる走りを身に付けたいと入会するメンバーもいます。
過去の自分自身を越えるために頑張っているメンバーを素晴らしいとお互いに応援しあえるような温かいランニングクラブを目指しています。そして私はメンバー一人一人が目標達成できるように一生懸命頑張ります。
ウルトラプロジェクト練習会日程についてはこちらです。
・主なウルトラプロジェクト協賛ブランド(順不動)(*私の個人サポート含む)
・ATHLETUNE(アスリチューン)
・ケッズトレーナー
・Aggressive-Design(アグレッシブデザイン)
・RxL(アーエル)
・凌駕スマッシュウオーター
・Champion System(チャンピオンシステム)
・キャタピラン
・Kernel(カーネル)
・ウルトラセミナー
これらのノウハウを多くの100kmマラソンにチャレンジするランナーへお伝えするウルトラセミナーも順次開催しています。
次回開催は2017年12月12日と14日の、チャレンジ富士五湖対策です。12日は定員により締め切りです。
ウルトラプロジェクト入会やウルトラセミナー参加申込はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。